JPH0723341A - 信号同期装置 - Google Patents

信号同期装置

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JPH0723341A
JPH0723341A JP5148950A JP14895093A JPH0723341A JP H0723341 A JPH0723341 A JP H0723341A JP 5148950 A JP5148950 A JP 5148950A JP 14895093 A JP14895093 A JP 14895093A JP H0723341 A JPH0723341 A JP H0723341A
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JP
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signal
slave
synchronization
address
data
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JP5148950A
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Motoaki Sano
元明 佐野
Eiji Urasato
英治 浦郷
Hiroshi Yamazaki
洋 山崎
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FUOSUTEKUSU KK
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FUOSUTEKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ安価な構成で、かつ装置メカニズム
と切り離しても構成でき、さらに、調相,同期制御精度
の高い、信号同期装置を提供することである。 【構成】 画像信号とオーディオ信号の同期の場合、バ
ッファメモリ(RAMバッファ)33にオーディオ信号
を一時的に蓄積し、コード比較による同期判定の結果に
応じて、メモリアクセス回路32がRAMバッファ33
をアドレッシングしてデータ読出しタイミングを調整
し、遅延量をコントロールする。これにより映像信号と
オーディオ信号との同期が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号同期装置に関し、特
に、映像と音声あるいは、第1の音声と第2の音声とが
別々に記録され、映像あるいは一方の音声を基準とし
て、これに同期して音声を出力する業務用のシステム
(例えば、放送局で使用されるVTRとDATを組み合
わせた番組編集システム)に使用される信号同期装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、日本語吹替え版の洋画の編集に
あたっては、映像と吹替え音声の同期をとりながら(す
なわち、映像,音声を記録した2台のレコーダから同期
した再生出力を得てディスプレイやスピーカーで映像や
音声を再現しながら)作業を行う必要がある。
【0003】このような場合、映像再生機(VTR等)
をマスター機とし、DAT(デジタルオーディオテー
プ)等のオーディオ再生機をスレーブ機として、マスタ
ー機に記録されたタイムコードを基準としてスレーブ機
を速度制御することにより、調相,同期させる。
【0004】タイムコードとは、ビデオ信号の1コマの
単位であるフレーム(インターレース表示の場合、偶数
フィールドおよび奇数フィールドで構成される1枚の絵
であり、1秒間に30フレームが形成される)の一つ一
つに付加された、それぞれを区別するための固有の識別
子である。
【0005】特に、放送業界では、「何時何分何秒」と
いった時間(タイム)で一枚一枚の絵を区別することが
多く、したがって80ビット〜90ビット程の「時,
分,秒」を表す「1」,「0」の組をタイムコードとし
て、映像/音声のテープの専用トラックに記録しておい
たり、あるいは映像信号の垂直ブランキング期間に重畳
したりしておき、映像/音声の再生時にこのタイムコー
ドも同時に再生して、同期信号として用いるようになっ
ている。
【0006】図6は、映像と音声を同期して再生するシ
ステムの従来例の構成を示す図である。本従来例では、
映像は,マスター機であるVTR10により再生され、
ディスプレイ20上に表示される。また、音声は,スレ
ーブ機であるDAT120により再生され、スピーカ4
0により音として出力される。
【0007】そして、VTR10とDAT120の再生
信号の同期制御は、VTR10からDAT120に供給
されるタイムコード(種々の種類があるが、本例では、
LTCと呼ばれる、テープの長手方向に記録された計8
0ビットのコードを使用しているとする)を基にして行
われる。
【0008】すなわち、DAT120は、動作クロック
周波数変化機構130(図中、太い点線で囲って示され
ている)を備えており、動作クロックの周波数を変化さ
せることにより、ドラム制御回路139のテープ駆動速
度およびデジタル信号処理再生系143のオーディオサ
ンプル基準クロックを変化させ、音声再生速度を調整し
て、スピーカー40による音声出力をディスプレイ20
の映像再生と同期させる。
【0009】動作クロック周波数変化機構130は、水
晶発振器131を用いた発振回路132と、この発振回
路132から出力されるマスタークロック(M−CL
K)をn/m分周(n,mは任意の自然数)して基準の
ワードクロック(W−CLK)を生成する分周回路13
3と、分周出力をL倍して得られるクロックをドラム制
御回路139に供給するPLL回路134と、同じく、
分周出力をK倍して得られるクロックをデジタル信号処
理再生系143に供給するPLL回路151と、VTR
から供給されるタイムコードを解読するタイムコードリ
ーダ135と、デジタル信号処理再生系143,サブコ
ード分離回路136を経てサブコードデータから分離さ
れたタイムコードを解読するタイムコードリーダ137
と、タイムコードを比較してオフセットを求め、そのオ
フセットを解消して調相,同期を実現するために、n/
m分周回路138に分周比の制御信号を与える比較回路
138と、音声データをアナログ信号に変換するD/A
変換器153と、を有している。
【0010】なお、DAT120において、音声が記録
されたテープはドラム140やキャプスタン141によ
り順次に巻き取られる。また、ヘッド142により磁気
記録信号を電気信号に変換して、音声情報を読み取るよ
うになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、動
作クロックの周波数を変化させることによりスレーブ機
の再生出力を変化させ、マスター機の再生出力に追従さ
せるため、スレーブ機は、安定かつ追従性のよい可変速
再生機能を備えている必要がある。
【0012】そして、その機能の実現のためには、複雑
な可変速駆動サーボ機構および信号処理クロック制御
(図6に見られるような負帰還制御のための閉じたルー
プを有する)を備えている必要がある。
【0013】この場合、駆動サーボ機構は、そのスレー
ブ機のメカニズムと分離できないため、必然的に同期機
構はスレーブ機の内部に備えられることとなり、したが
って、マスター機と同期させることができるのは、可変
速機能をもつ高価な装置に限られることになる。このこ
とは、再生システム全体のコスト高につながり、また、
同期機能を独立した外部オプション装置して構築できな
いために、システム構築のための柔軟性が失われること
にもなる。
【0014】また、可変速再生機構は、水晶発振器の発
振クロックを分周比可変の分周回路を介して利用するた
め、そのような可変速機能をもたず、水晶発振器の発振
出力を直接に利用する固定速の装置に比べ、その分周回
路の変動に起因して安定性が劣ることになる。
【0015】したがって、マスター機との同期を必要と
しない場合(すなわち、スレーブ機の単独使用の場
合)、速度固定動作のための機構も合わせて設けておい
て、これを切り替えて使用しなくてはならないような場
合もある。
【0016】以上要すれば、マスター機との調相,同期
のためには、スレーブ機における可変速機構が不可欠で
あるが、その可変速機構は装置の複雑化やコストアップ
の原因となり、また、可変速機能が不要な場合には、か
えって安定性を低下させる一因ともなるということであ
る。
【0017】本発明は、上述のような考察に基づいてな
されたものであり、その目的は、簡単かつ安価な構成
で、かつ、装置のメカニズムと切り離しても構成でき、
さらに、調相,同期制御精度の高い、同期装置を実現す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の代表例の構成
は、以下のとおりである。すなわち、可変速駆動機構に
よる装置メカニズムと直結した速度制御を用いず、バッ
ファメモリ(以下、RAMバッファともいう)を使用し
て、信号の遅延量を調節することにより、純電気的な信
号制御のみで、マスター機との調相,同期を実現する。
【0019】すなわち、スレーブ機による再生データを
一時的に蓄えることのできるRAMを設け、再生データ
をまず、所定の番地に一時的に蓄積する。そして、スレ
ーブ機自身が再生したタイムコードを、基準となるマス
ター機から入力された基準タイムコードと比較し、その
時間差に相当するオフセット量を求める。
【0020】次に、このオフセット量に相当する時間遅
延を与えるように、RAMバッファをアドレッシングす
る。これにより、スレーブ機の再生データを、マスター
機の再生データに同期させる。
【0021】
【作用】例えば、RAMバッファの最大遅延量を5秒と
する。データの遅延制御量を±2.5 秒にとる場合、スレ
ーブ機の再生データはマスター機の再生データよりも2.
5 秒早く出力させ、RAMバッファに書き込む。
【0022】タイムコードの比較やオフセット演算,あ
るいはアドレス演算の時間は無視できると考えると、こ
れらの演算は、そのRAMバッファへのスレーブ機の再
生データ(すなわち、スレーブデータ)の書き込みタイ
ミングと同時に終了することになる。
【0023】仮に、図2(a)のように、タイムコード
の比較による判定の結果、マスターデータとスレーブデ
ータとが同期していれば、スレーブデータを2.5 秒遅延
させて、RAMバッファ33から出力させる。この出力
時点でマスターデータも出力されるので、同期がとれて
いることになる。
【0024】もし、図2(b)のように、スレーブデー
タの方が1秒早いならば、RAMバッファ33における
遅延量を3.5 秒とする。これにより、1秒(3.5 秒−2.
5 秒=1秒)だけ、スレーブデータがマスターデータよ
り遅く出力されることになり、これによりオフセットが
解消されて同期関係が実現される。
【0025】もし、図2(c)のように、スレーブデー
タの方が1秒遅れているならば、RAMバッファ33に
おける遅延量を1.5 秒とする。これにより、1秒(2.5
秒−1.5 秒)=1秒だけ、スレーブデータがマスターデ
ータより早く出力されることになり、これによりオフセ
ットが解消されて同期関係が実現される。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の信号同期装置(以下、単に
同期装置という)の一実施例の構成を示す図である。
【0027】本実施例の同期装置30は、ピッチコント
ロール機能(すなわち、前述した再生速度の可変機能)
をもたないDAT11に付加されて使用される、独立し
たオプション装置として形成されている。
【0028】図1のシステム全体の構成は、図6の従来
例と同じであり、VTR10の再生画像とDAT11の
再生音声を同期させて出力するシステムである。DAT
11は、周波数固定の水晶振動子12を使用した固定発
振回路13により動作クロックを生成する構造しかもた
ず、したがって、可変速機能を備えていない。
【0029】そこで、本実施例では、DAT11の後段
に同期装置30を接続し、DAT11から出力されたデ
ータの遅延量を制御してVTR10により再生された画
像データとの同期を実現するものである。
【0030】同期装置30は、コード比較回路34,オ
フセット演算回路35からなる同期判定回路31と、メ
モリアクセス回路32と、RAMバッファ33とを有し
ている。
【0031】この同期装置30を使用した同期制御の具
体例は、例えば、図2(a)〜(c)に示され、その具
体的な動作は、作用の欄で説明したとおりである。次
に、メモリアクセス回路32と、RAMバッファ33の
具体的な構成と動作を、図3を用いて説明する。
【0032】RAMバッファ33は、「a」〜「j」ま
でのアドレス(番地)を有し、j番地の次は、最初の番
地であるa番地に戻るリングバッファである。そして、
各番地に任意に、読出しポインタ(リードポインタ)P
1と、書込みポインタ(ライトポインタ)P2とを設定
できるようになっている。
【0033】スレーブ機から出力されたスレーブデータ
(図3ではデータ(ア))は、書込みポインタP2のポ
イントする番地に書き込まれる。また、読出しポインタ
P1は、メモリアクセス回路32により指定される番地
に設定され、この読出しポインタP1のポイントする番
地からデータが読み出される。そして、一旦設定された
その読出しポインタP1は、その後、例えば、0.5 秒間
隔で時計回りと反対の方向に移動していく。
【0034】なお、書込みポインタP2の設定は、メモ
リアクセス回路32が行ってもよいし、また、RAMバ
ッファ33自体の入出力制御機能中に、書込みポインタ
P2の設定機能を含ませることもできる。
【0035】したがって、図2(c)のように、1.5 秒
の遅延をRAMバッファ33で与える場合には、図3の
ように、書込みポインタP2を「a」番地にセットし、
読出しポインタP1を「d」番地にセットすればよい。
【0036】この場合、スレーブデータ(DAT11か
ら出力されるオーディオデータ(ア))は、マスターデ
ータ(VTR10から出力されるビデオデータ)より2.
5 秒早く出力されて「a」番地に書き込まれる。この書
込みと同時に、同期判定回路31による同期判定とメモ
リアクセス回路32によるアドレッシンが行われ、読出
しポインタP1が設定される。この読出しポインタP1
は、1.5 秒後に番地「a」に達し、その時点でデータ
(ア)が読み出される。すなわち、この場合には、デー
タ(ア)に1.5 秒の遅延を与えたことになる。
【0037】(実施例2)図4は、第2の実施例(実施
例1の内容をより具体化したもの)である同期装置30
を使用した再生システムの全体構成を示す図である。本
質的な内容は、実施例1と同じである。
【0038】マスター機であるVTR10には、制御回
路50が設けられ、スレーブ機であるDAT11に設け
られた制御回路51と相互に情報のやりとりを行いなが
ら、データ出力タイミング等を相互に制御する。
【0039】同期装置30は、データ/コード分離回路
71,コードリーダ70,72,比較回路73,オフセ
ット演算回路74,アドレス演算回路75,RAMバッ
ファ33を有する。RAMバッファ33における読出し
ポインタPIの移動は、t1間隔で行われる。また、オ
ーディオ出力は、2チャンネルのスピーカ40a,40
bによって得られる。
【0040】信号処理タイミングとしては、図示される
ように、大きく分けてタイミング,,の3つの段
階がある。すなわち、タイミングはオーディオデータ
の出力タイミング,はオーディオデータのRAM33
への書込み,およびコード比較等の同期判定,RAM3
3のアドレッシングのタイミング,はVTR10およ
び同期装置30から同期したデータが出力されるタイミ
ングである。
【0041】(実施例3)図5(a)〜(c)はそれぞ
れ、本発明の同期装置の設置形態の例を示す図である。
【0042】図5(a)はデジタルオーディオ再生機8
0内に内蔵させた形態であり、同期装置の基本的な構成
は、図4の装置と同様である。RAMバッファ88から
のデータはD/A変換器89によってアナログのオーデ
ィオ信号に変換されて出力される。
【0043】図5(b)は、デジタルレコーダー100
の外部装置として構成した例であり、この例では、入力
部に、デジタルレコーダー100からの入力データを受
けるデジタルインタフェース90が設けられている。
【0044】図5(c)は、アナログレコーダー110
の外部装置として構成した例であり、この例では、入力
部に、アナログレコーダー110からの入力アナログ信
号をデジタルデータに変換するA/D変換器120が設
けられている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を得ることができる。 (1) スレーブ機の出力信号をマスター機の出力信号に
同期させる場合、RAMバッファによる遅延制御の手法
を用いているため、同期判定,オフセット演算,メモリ
のアドレッシングによるRAMバッファからのデータ読
出しタイミングの制御という、極めてオーソドックスな
デジタル回路技術のみで、調相,同期を達成できる。し
たがって、従来のような、PLL等の位相負帰還制御系
を利用して動作クロックの周波数をマスター機の信号と
の位相差に応じて可変していくという複雑な負帰還制御
が不要であり、構成の簡素化や、ローコスト化を実現で
きる。
【0046】(2) また、負帰還ループを回し続けてロ
ックインレンジに引き込みながら位相制御を行うという
従来の手法と異なり、本発明はRAMバッファを用いた
方法を採用するため、ループを回す制御が必要なくな
り、時間の遅延量は自由に、しかも純電気的な手法によ
り正確,かつ極めて高速に設定可能である。
【0047】(3) また、上述の従来技術は装置全体の
メカニズムと密接不可分の関係にあるために、同期装置
を独立したオプション装置として構成することはできな
かったのに対し、本発明では、純電気的な遅延技術を用
いるために、オプション化も可能である。すなわち、同
期機能部分を再生装置本体から独立,分離して構成する
ことができるのであり、したがって、同調、調相機能部
分を持たない既存の再生装置を用いても、マスター機と
の同期動作をさせることができるようになり、システム
構築の際の利便性や柔軟性が向上する。
【0048】(4) また、本発明の場合、駆動機構にお
いて可変速機能(ピッチコントロール機能)を持たなく
てよく、通常の水晶制御による固定速再生機能がそのま
ま使用できる。したがって、可変速機能部分の回路の精
度によって安定性が低下するといった心配がなく、安
定,かつ高精度の動作を保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号同期装置の一実施例の構成を示す
図である。
【図2】(a)〜(c)はそれぞれ、図1の実施例にお
いて、スレーブ機のデータをマスター機のデータに同期
させる際の具体的な動作を説明するための図である。
【図3】図1の実施例におけるRAMバッファ33,同
期判定回路31,メモリアクセス回路32の構成や具体
的動作を説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施例(図1の実施例の内容を
より具体化したもの)を使用した再生システムの全体構
成を示す図である。
【図5】(a)〜(c)はそれぞれ、本発明の同期装置
の、設置形態の例を示す図である。
【図6】従来例の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 VTR 11 DAT 14 ドラム 15 ヘッド 16 データ再生,およびデータ/コード分離回路 20 ディスプレイ 30 同期装置 31 同期判定回路 32 メモリアクセス回路 33 RAMバッファ 34 タイムコード比較回路 35 オフセット演算回路 40 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7734−5C H04N 5/91 C 7734−5C N

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スレーブ機により処理された信号(すな
    わち、スレーブ信号)を、マスター機により処理された
    信号(すなわち、マスター信号)に同期させる信号同期
    装置であって、 前記マスター信号とスレーブ信号のそれぞれには、相互
    の同期をとるために利用される同期信号(すなわち、そ
    れぞれ、マスター同期信号とスレーブ同期信号)が、同
    期をとることが要求される所定の信号単位毎に付加され
    ていて、この同期信号を利用して信号の同期を実現し、
    その実現手段として、 前記マスター信号およびスレーブ信号のそれぞれから分
    離された、前記マスター同期信号とスレーブ同期信号と
    を比較して、対応するマスター信号とスレーブ信号との
    オフセットを求める同期判定回路と、 前記スレーブ信号を一時的に蓄積するバッファメモリ
    と、 前記同期判定回路により求められたオフセットを解消す
    るために必要な遅延を与えるように前記バッファメモリ
    をアドレッシングするメモリアクセス回路と、を有して
    いることを特徴とする信号同期装置。
  2. 【請求項2】 スレーブ機内に設けられていることを特
    徴とする、請求項1記載の信号同期装置。
  3. 【請求項3】 スレーブ機とは別の独立した装置として
    形成されていることを特徴とする、請求項1記載の信号
    同期装置。
  4. 【請求項4】 バッファメモリ、およびメモリアクセス
    回路は以下の構成を備え、また、データ処理タイミング
    として、以下のようなタイミングが使用される、請求項
    1記載の信号同期装置。 〔バッファメモリの構成〕メモリの番地はリング形式
    となっていて、番地が一巡すると、再び元の番地に戻っ
    てくるようになっている。 データを書込むべき番地を指定するライトポインタ
    と、データを読み出すべき番地を指定するリードポイン
    タとを、それぞれ独立に自由に設定できるようになって
    いる。 ライトポインタがポイントする番地に、前記スレーブ
    信号のデータが書き込まれ、リードポインタが指定する
    番地からデータが読み出されるようになっている。 リードポインタは、前記メモリアクセス回路によりア
    ドレッシングされて指定される番地に設定され、かつ、
    一旦、リードポインタが設定されると、そのリードポイ
    ンタは、所定の方向に、所定の時間間隔で自動的に移動
    し、異なる番地を順次にポイントしていくようになって
    いる。 〔メモリアクセス回路の構成〕前記同期判定回路により
    オフセットが求められると、そのオフセット時間に相当
    する前記リードポインタの移動回数分だけ、前記ライト
    ポインタの位置(番地)からリードポインタの前記所定
    の移動方向とは逆の方向にさかのぼった位置(番地)に
    アドレッシングし、その位置(番地)にリードポインタ
    を設定させるようになっている。 〔データ処理タイミング〕前記スレーブ信号のデータが
    ライトポインタがポイントするメモリバッファの番地に
    書き込まれると同じタイミングで、前記同期判定回路に
    よる同期判定,オフセット演算,およびメモリアクセス
    回路によるバッファメモリのアドレッシングが行われ
    る。
  5. 【請求項5】 マスター機は、映像信号の記録/再生を
    行えるビデオ機器であり、スレーブ機はオーディオ信号
    の記録/再生を行えるオーディオ機器であり、マスター
    同期信号およびスレーブ同期信号は共に、ビデオ信号の
    1フレーム単位で固有に付加されるタイムコードであ
    る、請求項2または請求項3記載の信号同期装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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