JPH07230179A - 電子写真用トナー組成物 - Google Patents

電子写真用トナー組成物

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JPH07230179A
JPH07230179A JP6041808A JP4180894A JPH07230179A JP H07230179 A JPH07230179 A JP H07230179A JP 6041808 A JP6041808 A JP 6041808A JP 4180894 A JP4180894 A JP 4180894A JP H07230179 A JPH07230179 A JP H07230179A
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JP
Japan
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och
toner composition
toner
titanium oxide
additive
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JP6041808A
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English (en)
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Masanori Ichimura
正則 市村
Michio Take
道男 武
Susumu Saito
進 斉藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
    • G03G9/09708Inorganic compounds
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体上に外添剤凝集体の付着物が発生する
のを防止して、感光体に傷が発生するのを抑制し、高画
質の画像を得ることができる。 【構成】 結着剤と着色剤とを含有してなるトナー粒子
と添加剤よりなる電子写真トナー組成物であって、その
添加剤が、カップリング剤で処理してなる比表面積60
〜100m2 /g、カールフィッシャー水分量5重量%
以下である結晶性酸化チタン微粒子を含有してなること
を特徴とする。カップリング剤としては、式(I)〜
(III )で示される化合物が使用される。 R1 Si(X)3 (I) R1 2 Si(X)2 (II) R1 2 3 SiX (III ) (式中、R1 は、炭素数1〜20のアルキル基を表し、
2 およびR3 は、それぞれ水素原子、炭素数1〜20
のアルキル基またはアリール基を表し、Xは塩素原子、
アルコキシ基またはアセトキシ基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体流動性に優れ、感
光体に傷やフィルミングを発生しない電子写真用トナー
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真用のトナーにおいては、
高画質を得るために、小粒径トナーを用いることがしば
しば行われているが、小粒径トナーの場合には、クリー
ニング性、転写性および流動性の悪化、トナー飛散とい
う問題が発生する。これ等の問題を解決するために、外
添剤を添加することが行われているが、小粒径トナーに
は、添加剤の添加量を、大粒径トナーの場合と同一のカ
バレッジになるようにすると、トナー重量に対する外添
剤重量が著しく多くなるため、感光体表面にクリーニン
グブレードによるコメットやフィルミングが発生すると
いう問題が生じる。これ等の問題点を解決するため、例
えば、アルキルトリアルコキシシランで疎水化処理の施
された酸化チタン微粉末を外添することが提案されてお
り(例えば、特公平3−39307号公報)、それによ
り、コメットやフィルミングの発生が抑えられるが、未
だ十分なものではなかった。ところで、本発明者等は、
コメットやフィルミングの発生現象について詳細に分析
したところ、次のような事実が判明した。すなわち、添
加剤を添加したトナーを用いた場合、感光体表面上に
は、粒径が数μm〜10μmで高さが約1μmの外添剤
の凝集体付着物が、無数に存在することになる。この凝
集体付着物の存在により、ブレードクリーニングの際、
ブレードと感光体の間に隙間が生じ、異物が挟まり引き
つれを起こすことにより、数μm幅の傷が多数発生す
る。この傷は、ソリッド画像の多い高画質フルカラー画
像等の場合には問題となる。すなわち、ソリッド画像の
多い高画質フルカラー画像において、トナー量の少ない
ハーフトーン画像部では、その傷が画像欠陥となって表
れ、画質を著しく劣化させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来提
案されているトナーは、感光体上に外添剤凝集体の付着
物が点状に発生するという問題があり、この点を改善す
ることが求められていた。したがって、本発明の目的
は、感光体上に外添剤凝集体の付着物が発生するのを防
止して、感光体に傷が発生するのを抑制し、高画質の画
像を得ることができる電子写真用トナー組成物を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、添加剤に
ついて種々検討した結果、カップリング剤で表面処理し
た結晶性酸化チタン微粒子について、その一次平均粒子
径、BET比表面積及びカールフィッシャー水分量を特
定の範囲に設定すると、上記の目的が達成されることを
見出だし、本発明を完成するに至った。本発明の電子写
真用トナー組成物は、結着剤と着色剤とを含有してなる
トナー粒子と添加剤よりなる電子写真トナー組成物であ
って、その添加剤が、カップリング剤で処理してなる比
表面積60〜100m2 /g、カールフィッシャー水分
量5重量%以下である結晶性酸化チタン微粒子を含有し
てなることを特徴とする。
【0005】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明のトナー粒子を構成する結着剤としては、スチレ
ン、クロルスチレン等のスチレン類、エチレン、プロピ
レン、ブチレン、イソブチレン等のモノオレフィン類、
ブタジエン、イソプレン等のジエン類、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル
類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等
のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、ビニ
ルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチ
ルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケト
ン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケト
ン等のビニルケトン類等の単独重合体または共重合体、
ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリウレタン樹脂等をあげることができる。これ等の結
着剤の中でも、ポリエステル樹脂が好ましく使用でき
る。ポリエステル樹脂は、多価アルコールと多塩基性カ
ルボン酸またはその反応性誘導体との反応によって製造
することができる。
【0006】このポリエステル樹脂を構成する多価アル
コールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プ
ロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シ
クロヘキサンジメタノール等のジオール類、水素添加ビ
スフェノールA、ポリオキシエチレン化ビスフェノール
A、ポリオキシプロピレン化ビスフェノールA等のビス
フェノールAアルキレンオキサイド付加物、その他の2
価アルコールをあげることができる。また、多塩基性カ
ルボン酸としては、例えば、マロン酸、コハク酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、アルキルコハク酸、マレイン酸、
フマル酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グ
ルタコン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、その他の2塩基性カルボン酸、或い
はこれ等の酸無水物、アルキルエステル、酸ハライド等
の反応性誘導体等があげられる。
【0007】これ等のカルボン酸に加えて、ポリマーを
テトラヒドロフラン不溶分が生じない程度に非線状化す
るために、3価以上の多価アルコールおよび/または3
価以上の多塩基性カルボン酸を加えてもよい。3価以上
の多価アルコールとしては、例えば、ソルビトール、
1,2,3,6−ヘキサンテトラオール、1,4−ソル
ビタン、ペンタエリスリトール、1,2,4−ブタント
リオール、1,2,5−ペンタントリオール、グリセロ
ール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−
1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリメチロ
ールベンゼン等をあげることができる。3価以上の多塩
基性カルボン酸としては、例えば、1,2,4−ブタン
トリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカル
ボン酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,
2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタ
レントリカルボン酸等をあげることができる。
【0008】これ等のポリエステル樹脂の中でも、芳香
族多価カルボン酸とビスフェノールAとを主単量体成分
とする重縮合物、例えば、テレフタル酸−ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加物−シクロヘキサンジメ
タノールから得られる線状ポリエステルであって、軟化
点90〜150℃、ガラス転移点50〜70℃、数平均
分子量2000〜6000、重量平均分子量8000〜
150000、酸価5〜30、水酸基価25〜45を示
すものが特に好ましく用いられる。
【0009】また、トナー粒子を構成する着色剤として
は、カーボンブラック、ニグロシン、アニリンブルー、
カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブ
ルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチ
レンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラカイ
トグリーン・オキサレート、ランプブラック、ローズベ
ンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.
I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・
レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、
C.I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメン
ト・イエロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:
1、C.I.ピグメント・ブルー15:3、等の顔料が
代表的なものとして例示される。また、着色剤は、フラ
ッシング処理を行うことにより分散性を向上させた状態
で使用することもできる。着色剤の含有量は、結着剤1
00重量部に対して1〜8重量部の範囲にあるのが好ま
しい。着色剤の含有量が1重量部よりも少なくなると、
着色力が弱くなり、また、8重量部よりも多くなると、
トナーの透明性が悪化する。
【0010】本発明におけるトナー粒子の平均粒子径
は、9μm以下であることが好ましく、特に5〜9μm
の範囲が好ましい。平均粒子径が9μmよりも大きくな
ると、高画質の画像が得られなくなる。本発明における
トナー粒子には、必要に応じて、帯電制御剤、定着助
剤、流動性向上剤、離型剤、クリーニング助剤等を添加
することができ、例えば、ポリメチルメタクリレート樹
脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、高分子アルコール等が
使用できる。
【0011】次に、上記トナー粒子に外部添加される添
加剤について説明する。本発明においては、添加剤とし
て、結晶性酸化チタン微粒子が使用されるが、その結晶
性酸化チタン微粒子は、一次粒子径が10〜50nmで
あることが好ましい。一次粒子径が10nmよりも小さ
くなると、粉体の凝集性が高く、混合時の分散性が悪く
なりやすく、また帯電量を低下させる場合がある。ま
た、50nmよりも大きくなると、流動性が悪化して、
トナー搬送に際して詰まりが生じる場合がある。また、
比表面積は60〜100m2 /gの範囲であることが必
要であり、好ましくは70〜95m2 /gの範囲であ
り、特に75〜95m2 /gの範囲のものが流動性向上
の点で好ましい。比表面積が60m2 /gよりも小さく
なると、流動性が悪化する。また、100m2 /gより
も大きくなると、感光体に傷が発生するようになり、画
質が劣化する。さらに、カールフィッシャー水分量が5
重量%以下であることが必要であり、好ましくは4重量
%以下であり、特に3.5重量%以下であることが長期
安定性の点で好ましい。カールフィッシャー水分量が5
重量%よりも大きくなると、感光体に傷が発生するよう
になり、画質が劣化する。
【0012】なお、比表面積は、BET比表面積を意味
し、窒素吸着法によって測定された値である。例えば、
カンタソーブQS−16型(カンタクローム社製)によ
り、流通式窒素吸着BET1点法を用いて測定すること
ができる。すなわち、サンプルをN2 100%ガス流通
下に200℃で15分間脱気し、サンプルを液体窒素温
度に冷却し、He/N2 (N2 30%)混合ガスを流し
てN2 を吸着させた後、常温で吸着したN2 を脱離し、
脱離したN2 を熱伝導度検出機によって求め、それによ
って算出された全表面積をサンプルの乾燥質量1gに対
する割合として表したものである。また、カールフィッ
シャー水分量は、カールフィッシャー滴定装置を用い
て、定電圧分極電圧滴定法によって測定したものであ
る。例えば、三菱化成社製の容量滴定式水分測定装置K
F−06型によって測定することができる。すなわち、
マイクロシリンジで、純水を10μl精秤し、この水を
除去するのに必要な試薬滴定量より、カールフィッシャ
ー試薬1ml当りの水分(mg)を算出する。次に、測
定サンプルを100〜200mg精秤し、測定フラスコ
内で5分間マグネチックスターラーにより十分分散させ
る。分散後、測定を開始し、滴定に要したカールフィッ
シャー試薬の滴定量(ml)を積算して下記式により水
分量および水分率を算出し、その水分率でカールフィッ
シャー水分量を表したものである。 水分量(mg)=試薬消費量(ml)×試薬力価(mg
2 O/ml) 水分率(%)=〔水分量(mg)/サンプル量(m
g)〕×100
【0013】結晶性酸化チタン微粒子は、イルメナイト
鉱石を硫酸で溶解し、加水分解後、中和、焼成すること
による湿式法、およびチタンアルコキシドを加熱蒸発さ
せ、触媒および水分の存在下で250〜600℃の温度
で熱分解することによる湿式法によって製造することが
できるが、その場合、pHの制御、反応温度、反応時間
等の制御によって粒度を調整することによって比表面積
を制御することができる。また、粉砕によって不定形粒
子とすることにより比表面積を高めることもできる。ま
た、カールフィッシャー水分量は、300℃以上の高温
で30分以上処理することにより5重量%以下のものと
することができる。
【0014】本発明において、上記結晶性酸化チタン微
粒子は、カップリング剤で処理されることが必要であ
る。カップリング剤としては、下記式(I)〜(III )
で示される化合物が好ましく使用される。 R1 Si(X)3 (I) R1 2 Si(X)2 (II) R1 2 3 SiX (III ) (式中、R1 は、炭素数1〜20のアルキル基を表し、
2 およびR3 は、それぞれ水素原子、炭素数1〜20
のアルキル基またはアリール基を表し、Xは塩素原子、
アルコキシ基またはアセトキシ基を表す。)
【0015】具体的には、次の化合物を例示することが
できる。式(I)で示される化合物としては、CH3
i(Cl)3 、CH3 Si(OCH3 3 、CH3 Si
(OC2 5 3 、CH3 CH2 Si(OCH3 3
CH3 (CH2 2 Si(OCH3 3 、CH3 (CH
2 3 Si(OCH3 3 、CH3 (CH2 4 Si
(OCH3 3 、CH3 (CH2 5 Si(OCH 3
3 、CH3 (CH2 6 Si(OCH3 3 、CH
3 (CH2 7 Si(OCH3 3 、CH3 (CH2
8 Si(OCH3 3 、CH3 (CH2 9 Si(OC
3 3 、CH3 (CH2 10Si(OCH3 3 、C
3 (CH2 11Si(OCH3 3 、CH3 (C
2 12Si(OCH3 3 、CH3 (CH213Si
(OCH3 3 、CH3 (CH2 14Si(OCH3
3 、CH3 (CH2 15Si(OCH3 3 、CH
3 (CH2 16Si(OCH3 3 、CH3(CH2
17Si(OCH3 3 、CH3 (CH2 18Si(OC
3 3 、CH3 (CH2 19Si(OCH3 3 、C
3 (CH2 5 Si(OC2 5 3 、CH3 (CH
2 6 Si(OC2 5 3 、CH3 (CH2 7 Si
(OC2 5 3 、CH3 (CH2 8 Si(OC2
5 3 、CH3 (CH2 9 Si(OC2 5 3 、C
3 (CH2 10Si(OC2 5 3 、CH3 (CH
2 11Si(OC2 5 3 、CH3 (CH2 12Si
(OC2 5 3 、CH3 (CH2 13Si(OC2
5 3 、CH3 (CH2 14Si(OC2 5 3 、C
3 (CH2 15Si(OC2 5 3 、CH3 (CH
2 16Si(OC2 5 3 、CH3 (CH2 17Si
(OC2 5 3 、CH3 (CH2 18Si(OC2
5 3 、CH3 (CH2 19Si(OC2 5 3 等が
あげられる。
【0016】式(II)で示される化合物としては、(C
3 2 SiCl2 、(CH3 2Si(OC
3 2 、(CH3 2 Si(OC2 5 2 、(CH
3 )(CH3CH2 )Si(OCH3 2 、(CH3
〔CH3 (CH2 2 〕Si(OCH3 2 、(C
3 )〔CH3 (CH2 3 〕Si(OCH3 2
(CH3 )〔CH3 (CH2 4 〕Si(OC
3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 5 〕Si(O
CH3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 6 〕Si
(OCH3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 7 〕S
i(OCH3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 8
Si(OCH3 2 、(CH3 )〔CH3 (C
2 9 〕Si(OCH3 2 、(CH3 )〔CH
3 (CH2 10〕Si(OCH3 2 、(CH3)〔C
3 (CH2 11〕Si(OCH3 2 、(CH3
〔CH3 (CH2 12〕Si(OCH3 2 、(C
3 )〔CH3 (CH2 13〕Si(OCH3 2
(CH3 )〔CH3 (CH2 14〕Si(OC
3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 15〕Si(O
CH3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 16〕Si
(OCH3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 17〕S
i(OCH3 2 、(CH3 )〔CH3 (CH2 18
Si(OCH3 2 、(CH3 )〔CH3 (C
2 19〕Si(OCH3 2 等があげられる。
【0017】式(III )で示される化合物としては、
(CH3 3 SiCl、(CH3 3Si(OC
3 )、(CH3 3 Si(OC2 5 )、(CH3
2 (CH3 CH2 )Si(OCH3 )、(CH3
2 〔CH3 (CH2 2 〕Si(OCH3)、(C
3 2 〔CH3 (CH2 3 〕Si(OCH3 )、
(CH3 2 〔CH3 (CH2 4 〕Si(OC
3 )、(CH3 2 〔CH3 (CH2 5 〕Si(O
CH3 )、(CH3 2 〔CH3 (CH2 6 〕Si
(OCH3 )、(CH3 2 〔CH3 (CH2 7 〕S
i(OCH3 )、(CH3 2 〔CH3 (CH2 8
Si(OCH3 )、(CH3 2 〔CH3 (C
2 9 〕Si(OCH3 )、(CH3 2 〔CH
3 (CH2 10〕Si(OCH3 )、(CH3 2〔C
3 (CH2 11〕Si(OCH3 )、(CH3
2 〔CH3 (CH2 12〕Si(OCH3 )、(C
3 2 〔CH3 (CH2 13〕Si(OCH3 )、
(CH3 2 〔CH3 (CH2 14〕Si(OC
3 )、(CH3 2 〔CH3(CH2 15〕Si(O
CH3 )、(CH3 2 〔CH3 (CH2 16〕Si
(OCH3 )、(CH3 2 〔CH3 (CH2 17〕S
i(OCH3 )、(CH32 〔CH3 (CH2 18
Si(OCH3 )、(CH3 2 〔CH3 (C
219〕Si(OCH3 )等があげられる。これらの
中でも、特にCH3 (CH2 n Si(OCH3
3 (ただし、n=5〜19)が好ましい。
【0018】上記カップリング剤による処理は、例え
ば、カップリング剤を含有する溶液中に酸化チタン微粒
子を浸漬し、乾燥する方法、或いは酸化チタン微粒子に
カップリング剤を含有する溶液を噴霧し、乾燥する方法
等によって行うことができる。しかしながら、前者、す
なわち、カップリング剤を含有する溶液中に酸化チタン
微粒子を浸漬し、乾燥する方法の場合は、均一な被覆を
形成することができるので好ましい。上記カップリング
剤の付着量は、酸化チタン微粒子に対して0.1〜25
重量%であることが好ましい。
【0019】本発明の電子写真用トナー組成物は、上記
表面処理した結晶性酸化チタン微粒子と共に、他の添加
剤を含有させてもよい。含有させることができる他の添
加剤としては、例えば、SiO2 、Al2 3 、Mg
O、CuO、ZnO、SnO2、CeO2 、Fe
2 3 、BaO、CaO、K2 O、Na2 O、Zr
2 、CaO・SiO2 、K2 O(TiO2 、Al
2 3 ・2SiO2 、CaCO3 、MgCO3 、BaS
4 、MgSO4 、MoS2 、炭化ケイ素、窒化ほう
素、カーボンブラック、グラファイト、フッ化黒鉛等の
無機微粉末、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリメ
チルメタクリレート、ポリフッ化ビニリデン等のポリマ
ー微粉末等があげられ、これ等の1種または2種以上を
そのまま、または表面処理して用いることができる。こ
れらの微粒子を併用する場合には、上記酸化チタン粒子
に対して、1:99ないし99:1の割合で添加するこ
とができる。
【0020】本発明の電子写真用トナー組成物は、トナ
ー粒子に上記添加剤を添加し、例えば、高速混合機によ
って混合することによって製造することができる。具体
的には、ヘンシェルミキサーやV型ブレンダー等を用い
て、トナー粒子と上記添加剤を混合すればよい。
【0021】本発明の電子写真用トナー組成物は、一成
分現像剤または二成分現像剤として使用することができ
る。二成分現像剤として使用する場合のキャリアとして
は、鉄粉、ガラスビーズ、フェライト粉、ニッケル粉ま
たはそれ等の表面に樹脂コーティングを施したものが使
用される。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例1および比較例1 A)トナーの調製 線状ポリエステル樹脂 100重量部 (テレフタル酸−ビスフェノールAのエチレンオキサイド 付加物−シクロヘキサンジメタノールから得られた線状ポリ エステル、ガラス転移点:62℃、数平均分子量:4000、 重量平均分子量:9500、酸価:8、水酸価:25) マゼンタ顔料(C.I.ピグメント・レッド57:1 3重量部 上記混合物をエクストルーダーにより混練し、ジェット
ミルで粉砕した後、風力式分級機で分級して、平均粒径
が7μmのマゼンタトナー粒子を得た。 B)添加剤aの調製 後記表1に示す粒径の結晶性酸化チタン微粒子1kgに
対して、C1021Si(OCH3 3 100gのトルエ
ン溶液をニーダー中で混合し、表面処理を行った。乾燥
後、ピンミルで解砕し、種々の添加剤aを得た。それ等
の物性を表1に示す。 C)トナー組成物の調製 上記A)で得られた平均粒径7μmのトナー粒子に対し
て、表1に示す添加剤aを、トナー100部に対して1
部の重量比率で加え、ヘンシェルミキサーによって26
m/sの周速で5分間混合した。 D)現像剤の調製 メチルメタクリレート−スチレン共重合体で被覆した粒
径約50μmのフェライトキャリアおよび上記C)で得
られたトナー組成物をタンブラーシェーカーミキサーで
混合して、トナー含有量6重量%の現像剤を調製した。
【0023】E)評価方法および評価基準 (画質グレード・感光体傷)各現像剤650g、有機感
光体を装着した電子写真方式デジタル複写機Acolo
r630にて、連続30000枚の複写を行い、そのハ
ーフトーン部の画質を調べ、感光体傷の発生について評
価した。評価基準として、ハーフトーンソリッド部の感
光体傷による細かい筋の発生状態をG0(良好)〜G5
(不良)とした。○(G0〜G2)は許容レベルを意味
し、×(G3〜G5)は許容レベル以下であることを意
味する。) (粉体流動性)トナー供給ボックスから、現像機までの
トナー搬送経路での詰まりが発生するか否かを評価し
た。詰まりが発生しなかったものを○、発生したものを
×で示す。なお、△は許容レベルを意味する。 F)評価結果 評価結果を、下記表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】実施例2および比較例2 実施例1および比較例1において使用した添加剤aと共
に、下記の添加剤bおよびcを準備した。 添加剤b 添加剤aと同様の方法で、平均粒径40nmの乾式シリ
カ(OX50:日本アエロジル社製)100gをヘキサ
メチルジシラザン15gで処理した。 添加剤c CH3 (CH2 CH2 OH(x=約40) 実施例1の添加剤aのサンプルNo.1およびNo.1
0のものについて、上記添加剤bおよび上記添加剤cを
組合せて使用した。これ等添加剤をトナーに添加し、ヘ
ンシェルミキサーにて26m/sの条件下で5分間混合
した。混合比率は、トナー:添加剤a:添加剤b:添加
剤c=100:1:1:0および100:1:1:0.
3(重量比)とした。得られたトナー組成物を用い、実
施例1および比較例1の場合と同様にして現像剤を調製
し、同様にして評価を行った。その評価結果を表2に示
す。
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明の電子写真用トナー組成物は、上
記の構成を有するから、粉体流動性が優れており、感光
体上に外添剤凝集体の付着物が発生するのを防止して、
感光体に傷が発生するのを抑制し、高画質の画像を得る
ことができる。したがって、得られた画像は、画像欠陥
のない高画質のものとなる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着剤と着色剤とを含有してなるトナー
    粒子と添加剤よりなる電子写真トナー組成物において、
    該添加剤が、カップリング剤で処理してなる比表面積6
    0〜100m2 /g、カールフィッシャー水分量5重量
    %以下である結晶性酸化チタン微粒子を含有してなるこ
    とを特徴とする電子写真用トナー組成物。
  2. 【請求項2】 カップリング剤が下記式(I)〜(III
    )で示される化合物であることを特徴とする請求項1
    記載の電子写真用トナー組成物。 R1 Si(X)3 (I) R1 2 Si(X)2 (II) R1 2 3 SiX (III ) (式中、R1 は、炭素数1〜20のアルキル基を表し、
    2 およびR3 は、それぞれ水素原子、炭素数1〜20
    のアルキル基またはアリール基を表し、Xは塩素原子、
    アルコキシ基またはアセトキシ基を表す。)
  3. 【請求項3】 結晶性酸化チタン微粒子の一次粒子径が
    10〜50nmであることを特徴とする請求項1記載の
    電子写真用トナー組成物。
  4. 【請求項4】 トナー粒子の平均粒子径が5〜9μmで
    あることを特徴とする請求項1記載の電子写真用トナー
    組成物。
  5. 【請求項5】 カップリング剤の量が酸化チタン微粒子
    に対して0.1〜25重量%であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の電子写真用トナー組成物。
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