JPH0722967Y2 - 車両用パンタグラフ - Google Patents

車両用パンタグラフ

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JPH0722967Y2
JPH0722967Y2 JP12483389U JP12483389U JPH0722967Y2 JP H0722967 Y2 JPH0722967 Y2 JP H0722967Y2 JP 12483389 U JP12483389 U JP 12483389U JP 12483389 U JP12483389 U JP 12483389U JP H0722967 Y2 JPH0722967 Y2 JP H0722967Y2
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JP
Japan
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pantograph
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electromagnetic
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博之 新井
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用パンタグラフを折り畳む状態に保持す
るためのパンタグラフに関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来パンタグラフ外形側面図、第5図に該パン
タグラフのかぎ装置の一例を示す。第4図、第5図にお
いて、1は枠、2は天井管、3はかぎ、4は台枠、5は
ピン、6は引張コイルバネ、7は電磁かぎ外し装置、8
はかぎの衝撃受け座を表わす。
パンタグラフ本体の詳細な説明は省略するが、稼動時は
第4図の実線のように、一般のパンタグラフは側面は菱
形となし、上部の摺動部より電力を受け枠1を通り台枠
4から車内へ給電している。車両休止時は給電を休止す
るため菱形の本体を第4図点線の如く押し潰し、かぎ3
で天井管2を押えて保持しており、始動時にはかぎをは
ずす事によりパンタグラフは別に設けてあるスプリング
ばねの力で立上り、元の菱形に戻り給電を可能にする。
パンタグラフ降昇時におけるかぎの動作について更に検
討を加えると、下がって来た天井管2がかぎ3の上部の
傾斜した部分に突当たり、かぎ3を押開いてフックにか
かる様になっており、上昇時には電磁かぎ外し装置7が
かぎ下部の衝撃受け座8を叩いてかぎ3を開き、パンタ
グラフが上昇する構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の前記かぎ装置はかぎ外し動作時に電磁か
ぎ外し装置7でかぎの下部にある衝撃受け座8を叩く時
大きな衝撃音を発生する。これは電磁かぎ外し装置7の
動きが特性上急激であることや、電気的絶縁の必要性お
よび、作用力を有効ならしめるために、電磁かぎ外し装
置とかぎの衝撃受け座の間に数mmの空隙が必要であり、
またパンタグラフを閉じる際にも、コイルバネ6でかぎ
3と台枠4が衝突する時衝撃音を発生している。
この衝撃音が特に早期や深夜に多いため、住民から安眠
妨害の苦情が絶えない。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述したような点に鑑みなされたもので、か
ぎ回転の中心となる部位に金属性の枠と角形芯金の間に
円柱形ゴムを圧入して構成された特定のばね(通称ナイ
トハルトゴムばね)を装着し、同時にかぎの電磁かぎ外
し装置に叩れる衝撃受け座と、かぎがストッパとぶつか
る部分にゴム等の緩衝材を装着する構成にしてなる。
〔作用〕
かかる構成により、電磁かぎ外し装置がかぎの衝撃受け
座を叩いた時は衝撃が緩衝材およびナイトハルトゴムば
ねにより緩和され、かつナイトハルトゴムばねがかぎと
台枠の間に介在するのでかぎの振動が台枠に伝わる事を
防ぎ、またかぎの復帰に際し、ストッパに再衝突する時
も同様に音の発生が押えられる。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示すかぎ装置、第2図は前記
かぎ装置のナイトハルトゴムばね部分の拡大図、第3図
は同じくナイトハルトゴムばねのA−A断面の拡大図を
表わす。
第1図,第2図,第3図において、8′は緩衝材を具備
した衝撃受け座、はナイトハルトゴムばねで9aの枠と
9bの芯金及び9cのゴムよりなる、10はストッパ、11は緩
衝材である。
かぎの回転の中心となる部位にナイトハルトゴムばね
を装着し、その芯金9bは台枠4に固定されている。かぎ
3はストッパ10により垂直になるよう調整するととも
に、ナイトハルトゴムばねの回転復元力が作用するよ
うナイトハルトばねの芯金9bはあらかじめ若干ねじられ
て台枠4に固定されている。かぎが電磁かぎ外し装置7
に叩かれる衝撃受け金8′の部分とストッパ10のあたる
部分に緩衝材11を装着しておく。
かかる構成において、電磁かぎ外し装置7が動作し8′
の衝撃受け座を叩きかぎを外してパンタグラフを立ち上
げた場合でも、衝撃受け座8′には緩衝材が付いている
うえ、ナイトハルトゴムばねのゴム9cがかぎ3と台枠
4の間に介在するため、かぎの振動は台枠4へ伝いにく
い。またパンタグラフを畳む際、かぎがストッパ10に当
って再衝突した時も同様に音の発生は押えられる。
なお、かぎの衝撃受け座8′に装着した緩衝材は電磁か
ぎ外し装置7側に、またかぎ側に装着した緩衝材11をス
トッパ10側に装着しても本考案と同様な効果であること
は容易に想像される。
また本考案にかぎ外し装置が前述の電磁力による方法以
外でも、かぎとかぎ外し装置の間に空隙を有する様構成
された場合は、本考案と同様な効果を生じることは明白
である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によればパンタグラフのか
ぎ外し動作時に発生する衝撃音を殆んどなくする事がで
きる。
さらに従来のかぎ外し装置に比べ、引張コイルバネやこ
れに付随する部分が不要となり装置全体がコンパクトに
なるほか、引張コイルバネ断線に帰因する故障や衝撃に
よる天井管の破損等の危惧もなくなり、信頼性の高い格
別な装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すかぎ外し装置の説明
図、第2図はナイトハルトゴムばねの拡大図、第3図は
第1図のA−A′断面の拡大図、第4図はパンタグラフ
の外形側面図、第5図は従来のかぎ外し装置の説明図で
ある。 1……枠、2……天井管、3……かぎ、4……台枠、5
……ピン、6……引張コイルバネ、7……電磁かぎ外し
装置、8……衝撃受け座、8′……緩衝材付き衝撃受け
座、……ナイトハルトゴムばね、10……ストッパ、11
……緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井管(2)と、かぎ(3)と、台枠
    (4)と、電磁かぎ外し装置(7)と、ナイトハルトゴ
    ムばね(9)とを有する車両用パンタグラフであって、 天井管(2)は、パンタグラフの前後の上枠(13)の上
    端に軸支され、 かぎ(3)は、一方が天井管(2)を掛止し、他方がナ
    イトハルトゴムばね(9)に固定され、かつ緩衝材(1
    1)と緩衝受け座(8′)とが設けられ、 台枠(4)は、ナイトハルトゴムばね(9)を固定し、
    かつストッパ(10)を有し、 ナイトハルトゴムばね(9)は、角柱の芯金(9b)とこ
    の角柱の芯金(9b)の外部に有する角筒の金属枠(9a)
    の間に円柱形のゴム(9c)が圧入され、かぎ(3)が芯
    金(9b)を中心として弾性作用をもって回動可能であ
    り、 かぎ(3)は、電磁かぎ外し装置(7)の軸がかぎ
    (3)の緩衝受け座(8′)を押圧することにより、天
    井管(2)から外されてパンタグラフを立ち上げ、かつ
    緩衝材(11)がストッパ(10)に当接される 鉄道車両用パンタグラフ。
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WO2013124995A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 株式会社日立エンジニアリング・アンド・サービス トロリー式トラックのパンタグラフ制御装置
US9393874B2 (en) 2012-02-22 2016-07-19 Hitachi Power Solutions Co., Ltd. Trolley-type truck

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