JPH07229281A - 配線用床材 - Google Patents

配線用床材

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JPH07229281A
JPH07229281A JP6229758A JP22975894A JPH07229281A JP H07229281 A JPH07229281 A JP H07229281A JP 6229758 A JP6229758 A JP 6229758A JP 22975894 A JP22975894 A JP 22975894A JP H07229281 A JPH07229281 A JP H07229281A
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実 佐藤
Isao Nakajima
勲 中島
Kenji Abe
健司 安部
Hideo Maeyama
日出男 前山
Yoshihiko Ishiwatari
祐彦 石渡
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MAEYAMA TSUSHIN KOGYO KK
Mitsubishi Rayon Carpet Co Ltd
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MAEYAMA TSUSHIN KOGYO KK
Mitsubishi Rayon Carpet Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所望の幅と深さとを有する配線用溝を極めて容
易に且つ確実に形成することができるケーブル配線用床
材を提供する。 【構成】シート状基材(1) に形成される配線用溝(6,7)
の底部に対応する基材内部に、少なくとも上面を同基材
(1) から容易に剥離し得る程度に弱く接着したシート状
の中間層(2) を少なくとも1層介在させて床材を構成
し、同床材の溝形成線(4,5) に沿って前記中間層(2) に
達するまで所定の間隔をおいて複数の切り込みを入れ、
同切り込み線内の基材(1) の一部(1a,1b) を引き剥がし
て配線用溝(6,7) を形成し、同溝(6,7) に沿って配線す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーペット類と床面と
の間に介装されてケーブルを配線するために使用される
配線用床材の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床面に接着する一方の面に樹脂シ
ートを貼着し、他方の面に粘着剤層を介して離型紙を積
層した緩衝材を有する、ケーブルを配線するために使用
される床材が、例えば特開平4−281956号公報に
より提案されている。
【0003】この床材は、カーペットの敷設にあたって
離型紙面から所定の深さをもって緩衝材に所望の幅で平
行な2本の切断線を入れ、この切断線間の緩衝材を取り
去ってケーブル配線用の溝を形成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の配線用床材は、緩衝材全体が同一の材質(例えば
ポリウレタン)からなるため、平行な2本の切断線間の
緩衝材を取り去る際に、たとえ切断線に沿った切込み深
さが一定である場合にも、取り去る緩衝材の厚さを規制
することができず、長さ方向に均一な底面深さをもつ溝
を形成することは不可能であった。また、切断線間から
取り去る緩衝材が細く強力が低い場合には、同緩衝材を
取り去る際に簡単に切れてしまうため、溝形成の作業を
極めて面倒にしているという問題もあった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を解消し、
所望の幅と深さとを有する配線用溝を極めて容易に且つ
確実に形成することができるケーブル配線用床材の提供
を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を採用する。すなわち、本発明
はシート状基材に形成される配線用溝の底部に対応する
基材内部に、少なくとも上面を同基材から容易に剥離し
得る程度に弱く接着したシート状物からなる中間層を少
なくとも1層介在させ、好ましくは、基材上面から、中
間層の少なくとも上面に達する深さの切り込み線を、予
め適宜間隔をおいて縦方向及び/又は横方向に複数本設
けた配線用床材を第1番目の要旨とし、また、シート状
基材に形成される配線用溝の底部に対応する基材内部
に、下面が同基材から容易に剥離し得る程度に弱く接着
されると共に、上面が下面よりも基材に対し強く接着さ
れたシート状物からなる中間層を、少なくとも1層介在
させ、好ましくは、基材上面から、中間層の少なくとも
下面に達する深さの切り込み線を、予め適宜間隔を置い
て縦方向及び/又は横方向に複数本設けた配線用床材を
第2番目の要旨とし、更に、シート状基材に形成される
配線用溝の底部に対応する基材内部に、容易に層間剥離
し得る積層シート状物からなり、且つその上面及び下面
が積層シート状物の層間接着より強く基材に接着された
中間層を、少なくとも1層介在させ、好ましくは、基材
上面から、少なくとも中間層の層間に達する深さの切り
込み線を、予め適宜間隔を置いて縦方向及び/又は横方
向に複数本設けた配線用床材を第3番目の要旨とし、ま
た、シート状基材に形成される配線用溝の底部に対応す
る基材位置で、同基材が上下に分割され、上部基材と下
部基材とが相互に容易に剥離し得る程度に直接弱く接着
されてなり、好ましくは上部基材の上面から、下部基材
の少なくとも上面に達する深さの切り込み線を縦方向及
び/又は横方向に適宜間隔を置いて複数本設けた配線用
床材を第4番目の要旨とするものである。
【0007】
【作用】以下本発明を作用と共に図に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明の第1番目の要旨に係わる配線用
床材の一例を示す断面図、図2はその平面図であり、こ
れらの図において符号1はシート状の基材、符号2はシ
ート状物からなる中間層、符号3は基材1の形態を保持
するため基材1の一面に積層される中間層2と同様の材
質をもつ支持材(この支持材の使用は必須ではない)で
ある。
【0008】基材1の材質は、中間層の上部と下部とで
異なっていても同じでもよく、またその種類は中間層の
上部の基材は溝の切り込みが容易に形成できるものでな
ければならないが、中間層の下部の基材は溝の切り込み
を形成する必要がないので特に限定されず、樹脂、ゴ
ム、木材、金属及びその他の各種無機材料等何れも使用
可能である。なお、上部下部共ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
の合成樹脂及び各種廃棄物から分離再生したこれらの合
成樹脂の再生品並びにこれらの発泡体が好適に用いられ
る。
【0009】中間層を構成するシート状物としては、不
織布、織物、編物、紙、フィルム(離型剤又は接着剤を
塗布して形成される膜を含む)及び薄板等いずれも使用
可能であり、溝の切り込み形成時にその下部まで切り込
む必要のない場合はその材質も特に限定されない。
【0010】中間層2は、基材1の内部において、形成
される配線用溝の底部に対応する位置に配置されると共
に、その上面を基材1と容易に剥離し得る程度に弱く接
着しており、他方下面は、上面と同様に基材1に対して
弱く接着していても、或いは上面より強く接着していて
も差し支えない。
【0011】かかる中間層2としては、基材1と接着性
の小さいシート状物、例えば基材をポリ塩化ビニルで構
成した場合は、ガラス繊維、セルロース繊維、ポリエス
テル繊維、ポリオレフィン繊維、又はポリアミド繊維等
単独又はこれらを2種以上混合した繊維布帛(不織布、
織物、編物等)、及びポリエステル、ポリオレフィン、
ポリアミド等のフィルム、並びに公知の離型紙等が好適
に用いられる。また中間層として予め形成されたシート
状物を用いないで、下部基材の上面に離型剤又は基材に
対して接着力の弱い接着剤を塗布し、その上に上部基材
を積層して両者間に離型剤又は接着剤の薄膜からなる中
間層を形成する方法も好ましい方法である。
【0012】このように構成された床材を用いて配線用
溝を形成する方法について説明すると、図1及び図2の
例では、基材1の上面から中間層2の上面に達するまで
の4本一組の平行な切り込み線4、5が所定の間隔をも
って予めそれぞれ縦横に切り込まれている。縦方向に細
い配線用溝を形成する場合は、図3の左側に示すよう
に、4本の切り込み線4のうち、内側2本の切り込み線
4間に存在する基材1の一部1aを引き剥すと、中間層
2の上面は基材1から容易に剥離し得る程度に弱く接着
されているため、該基材1の引き剥される部分1aは中
間層2の上面から僅かな力で簡単に引き剥され、それに
よって所望の幅と深さとを有する配線用溝6を均整に形
成することができる。
【0013】なお、中間層2の下面も上面と同様に基材
1と弱く接着している場合は、切り込み線4を中間層2
の下面に達する切り込み深さとしておけば、基材の一部
1aを中間層2の下面から該中間層2の一部と共に引き
剥がすことが可能となり、また、基材の一部1aを中間
層2の上面から引き剥がす場合は、前記切り込み線4の
深さは中間層2の上面に達する深さとすることで対応で
きる。
【0014】また、太い配線用の溝を形成する場合は、
図3の右側に示すように、4本の切り込み線4に沿った
切り込みのうち、外側の2本の切り込み線4間に存在す
る基材1の一部1bを中間層2の上面(又は下面)から
引き剥すことによって、上述の場合と同様に、容易且つ
確実に所定の幅と深さとを有する配線用溝7を均整に形
成することができる。
【0015】なお、予め設ける切り込み線4の数を5本
以上とすることにより、溝幅の選定範囲を更に広げるこ
とが可能であり、また、図4に示す如く中間層2,2′
を2層とすれば、溝の深さも、中間層2までの浅い溝と
中間層2′までの深い溝との何れかを適宜選定して形成
することが可能であり、更に中間層の数を3層以上にし
て、溝深さの選定範囲を更に広げることも可能である。
この場合、複数の中間層2,2′の上下における基材1
の色を変えておけば、中間層の位置と数を容易に判断す
ることができる。
【0016】また、図5の右上に示す如く、縦横の配線
用溝を交差するように設ければ、ケーブル8を交差溝に
沿って屈曲して配線することも可能である。この場合
に、縦横の交差部における隅部9を斜めに切り込んで、
該隅部9の3角部分も引き剥がして取り除けば、ケーブ
ル8を容易に屈曲配線することができるようになる。
【0017】なお、上述の例では現場における作業をで
きるだけ簡易にするために、配線用の溝6,7を形成す
るための切り込み線4,5に沿って予め切り込みを設け
ているが、このように切り込みを予め設けておくことを
せず、現場において適当なカッターを用いて中間層2の
少なくとも上面に到るまでの深さをもつ切り込みを切り
込み線4,5に沿って適宜設けることにより、所定の幅
と深さの配線用溝を形成することも当然に可能である。
【0018】図6は、本発明の第2番目の要旨に係わる
配線用床材を用いて、配線用溝を形成する場合の一例を
示す配線用床材の断面図であり、同図の配線用床材にお
いては、切り込み線4を中間層2の下面に達する深さに
まで切り込むものであり、しかも中間層2の下面を基材
1と容易に剥離し得る程度に弱く接着すると共に、中間
層2の上面を下面よりも基材1に対して強く接着させて
いるため、基材1の一部1a、1bを引き剥がすと、こ
れら基材1の一部1a、1bはその下面に中間層2の一
部を付着させたまま引き剥がされることになる。こうし
て、引き剥がされる基材1の一部1a、1bは、中間層
2の一部によって補強された状態で中間層2の下面から
僅かの力で引き剥がされるため、たとえこれら基材1の
一部1a,1bが細くて強力の低いものであったとして
も、引き剥がす際に切断されることなく、配線用溝を迅
速且つ確実に形成することができるという利点をもつ。
【0019】なお、中間層2の下面を基材から容易に剥
離し得る程度に弱く接着させると共に、その上面を下面
より基材1に対して強く接着させる具体的な方法として
は、例えば基材1をポリ塩化ビニルで構成した場合に
は、ポリエステル、ポリオレフィン、若しくはポリアミ
ド等の繊維70%とポリビニルアルコールからなるバイ
ンダー繊維30%とからなる混合不織布を用いると共
に、その不織布構造をバインダー繊維が不織布の上面に
多量偏在するようにするか、或いは上記繊維100%か
らなる不織布を用いて片面エンボス加工を施し、下面を
平坦なフィルム状にすると共に上面に凹凸を施して、上
面における基材樹脂との接着面積及びアンカー効果を大
きくするとか、上記繊維100%からなる不織布や、ポ
リエステル、ポリオレフィン、若しくはポリアミド等の
フィルム又は薄板の下面に離型剤を塗布するとか、下面
にのみ離型剤を塗布した離型紙を用いる等の各種の方法
を挙げることができる。
【0020】図7は、本発明の第3番目の要旨に係わる
配線用床材を用いて、配線用溝を形成した場合の一例を
示す配線用床材の断面図であり、同図の配線用床材にお
いては、中間層2は、容易に層間剥離し得る上層2aと
下層2bとを積層したシート状物からなり、且つその上
面及び下面が積層シート状物の層間接着より強く基材1
に接着されていると共に、切り込み線4,5に沿って基
材1の上面から中間層2の層間に達する深さの切り込み
が形成されているので、基材の一部1a、1bを引き剥
がすと、これら1a、1bはその下面に中間層2の上層
2aの一部が付着したまま、この上層2aの一部により
補強された状態で上層と下層との積層面から僅かの力で
引き剥がされるから、この場合も図6の例と同様に、1
a及び1bが細くて強力の低いものであっても、引き剥
がす際に切断されることがなく、配線用溝を迅速且つ確
実に形成することができるという効果を奏する。
【0021】また、この場合の中間層2を構成する積層
シート状物としては、例えば基材1をポリ塩化ビニルで
構成した場合は、ガラス繊維、セルロース繊維、ポリエ
ステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリアミド繊維等単
独又はこれらを2種以上混合した繊維と、ポリビニルア
ルコールからなるバインダー繊維との混合不織布を2枚
軽度に積層接着した積層繊維不織布を使用すれば、該積
層繊維不織布の上面と下面は基材1を構成する樹脂と相
溶性の高いポリビニルアルコール樹脂からなるバインダ
ー繊維により基材1と強く接着するが、積層繊維不織布
の積層面は基材1を構成する樹脂とほとんど接触しない
ので、容易に層間剥離し得る状態に保持することができ
る。その他、軽度に融着させるか又は接着力の弱い接着
剤で軽度に接着させた2枚の不織布、織物、編物、紙、
フィルム、薄板等も好適に使用できる。
【0022】図8は、本件の第4番目の要旨に係わる配
線用床材の一例を示す断面図であり、同図の配線用床材
においては、第1番目〜第3番目の発明において用いら
れているような中間層2が存在せず、上部基材1Aと下
部基材1Bとが相互に容易に剥離し得る程度に直接接着
しており、且つ切り込み線4が上部基材の上面から下部
基材の上面に達する深さまで設けてあるので、基材の一
部1a及び1bを図3に示す場合と同様に引き剥がす
と、図9に示す如く1a及び1bは上部基材1Aと下部
基材1Bとの界面から弱い力で容易に引き剥がすことが
できる。
【0023】上部基材1Aと下部基材1Bとを容易に剥
離し得る程度に弱く直接接着させる具体的な方法として
は、例えば押出機から押し出された直後の樹脂製シート
状物又はカレンダーロールにて加熱圧延されている樹脂
製シート状物に他のシート状物を重ね合わせてプレスロ
ールにて両者を圧着させる方法が好適に利用できる。
【0024】なお、本発明の配線用床材は、50cm角
等のタイルカーペットと同じ大きさで使用することも、
或いは広幅、長尺のシート状物として使用することも可
能であり、更に本発明の配線用床材の上面に敷設するカ
ーペットとして、例えば特開昭61−273315号公
報に開示されている自己粘着性タイルカーペットを用い
れば、配線からタイルカーペットの敷設までの作業を極
めて簡単に行うことが可能となる。また形成された溝
に、ケーブルを配線した後、カーペット上から加わる外
力に充分耐え得る強度を有する樹脂製又は金属製等のケ
ーブル保護カバーを被せておけば、カーペット上から加
わる外力によるケーブルの損傷を防止することができ
る。この場合のカバーの形状は、床材全体を覆う板状カ
バーであってもよいし、或いは図8に示すようなケーブ
ル8だけを覆う断面がコ字形のカバー10であってもよ
く、また、配線用溝が交差する部分には、図11及び図
12に示す如き平面が八角形状で4本の脚部12を有す
るカバー11を用いることもできる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に具体的
に説明する。
【0026】「実施例1」表面をテフロンコーティング
したガラス繊維織物からなるコンベアベルト上に、目付
60g/m2 のポリエステル繊維不織布を支持材として
供給し、その上面に以下の組成からなる第1塩化ビニル
ゾルを2mmの厚さに塗布し、その上面に前記支持材と
同一構造のポリエステル繊維不織布を中間層として供給
し、更にその上面に以下の組成からなる第2塩化ビニル
ゾルを5mm厚さに塗布して、熱処理装置内において、
温度200℃、時間10分の条件で加熱ゲル化した。
【0027】 [第1塩化ビニルゾル] [第2塩化ビニルゾル] 塩化ビニル 100部 100部 可塑剤(DPO) 88部 90部 炭酸カルシュウム 400部 450部 安定剤 1部 1部 顔料(カーボンブラック) 2部 顔料(酸化鉄とDOPの 2部 混合物:レンガ色) このようにして形成された積層体を50cm角に打ち抜
き、更に図1及び図2に示す如く縦横の溝形成用の切り
込み線4,5に沿って各々4本(切り込み線の間隔:1
0mm,15mm,10mm、深さ:5mm)切込み、
本発明の第1番目の要旨に係わる配線用床材を製造し
た。
【0028】得られた配線用床材を、配線現場において
図3に示す如く基材の一部1a,1bを引き剥がしたと
ころ、各々が中間層2の上面から僅かの力で簡単に引き
剥がされ、幅15mm、深さ5mmと、幅35mm、深
さ5mmとの均一な幅と深さを有する配線用溝6、7が
形成された。
【0029】「実施例2」中間層として、クラフト紙の
上面にシリコン樹脂を塗布した離型紙を用いる他は実施
例1と同様にして配線用床材を製造し、配線現場におい
て図3に示す如く基材の一部1a,1bを引き剥したと
ころ、各々が中間層2の上面から実施例1の場合よりも
更に小さい力で簡単に引き剥がされ、幅15mm、深さ
5mmと、幅35mm、深さ5mmとの均一な幅と深さ
を有する配線用溝6、7が形成された。
【0030】「実施例3」表面をテフロンコーティング
したガラス繊維織物からなるコンベアベルト上に、目付
60g/m2 のポリエステル繊維不織布を支持材として
供給し、その上面に実施例1と同じ第1塩化ビニルゾル
を2mmの厚さに塗布し、プレヒーターでその表面を加
熱してべたつかない程度にゲル化した後、その上面にシ
リコン樹脂をスプレー処理してシリコン樹脂の薄膜を中
間層として形成し、更にその上面に実施例1と同じ第2
塩化ビニルゾルを5mm厚さに塗布して、熱処理装置内
において、温度200℃、時間10分の条件で加熱ゲル
化した。
【0031】このようにして形成された積層体を用いて
実施例1と同様に配線用床材を製造し、配線現場におい
て図3に示す如く基材の一部1a,1bを引き剥したと
ころ、各々が中間層2の上面から実施例2の場合と同様
に小さい力で簡単に引き剥がされ、幅15mm、深さ5
mmと、幅35mm、深さ5mmとの均一な幅と深さを
有する配線用溝6、7が形成された。
【0032】「実施例4」表面をテフロンコーティング
したガラス繊維織物からなるコンベアベルト上に、目付
60g/m2 のポリエステル繊維不織布を支持材として
供給し、その上に実施例1と同様の組成からなる上記第
1塩化ビニルゾルを2mmの厚さに塗布し、その上面に
ポリエステル繊維70%とポリビニルアルコール系繊維
30%からなる混合不織布であって、上面側にポリビニ
ルアルコール系繊維の約80%を偏在させた目付60g
/m2 の不織布を中間層として供給し、更にその上面に
実施例1と同様の組成からなる上記第2塩化ビニルゾル
を5mm厚さに塗布して、熱処理装置内において、温度
200℃、時間10分の条件で加熱ゲル化した。
【0033】このようにして形成された積層体を50c
m角に打ち抜き、更に実施例1と同様に溝形成用の切り
込み線4,5に沿って各々4本(切り込み線の間隔:1
0mm、15mm、10mm)の切り込みを形成して、
本発明の第2番目の要旨に係わる配線用床材を製造し
た。
【0034】得られた配線用床材を配線現場において、
図6に示す如く、基材の一部1a,1bを引き剥したと
ころ、各々中間層2の一部と一体となって途中で破断す
ることなく僅かな力で簡単に引き剥がされ、幅15m
m、深さ5mmと、幅35mm、深さ5mmとの均一な
幅と深さを有する配線用溝6,7が形成された。
【0035】「実施例5」中間層として、クラフト紙の
下面にシリコン樹脂を塗布した離型紙を用いる他は実施
例4と同様にして配線用床材を製造し、図6に示す如く
基材の一部1a,1bを引き剥がしたところ、各々中間
層2の一部と一体となって途中で破断することなく実施
例4の場合よりも更に小さな力で簡単に引き剥がされ、
幅15mm、深さ5mmと、幅35mm、深さ5mmと
の均一な幅と深さを有する配線用溝6,7が形成され
た。
【0036】「実施例6」表面をテフロンコーティング
したガラス繊維織物からなるコンベアベルト上に、目付
60g/m2 のポリエステル繊維不織布を支持材として
供給し、その上面に実施例1と同様の組成からなる上記
第1塩化ビニルゾルを2mmの厚さに塗布し、その上面
にポリエステル繊維70%とポリビニルアルコール系繊
維30%からなる目付60g/m2 の混合不織布を2枚
積層した積層不織布を中間層として供給し、更にその上
に実施例1と同様の組成からなる上記第2塩化ビニルゾ
ルを5mm厚さに塗布して、熱処理装置内で、温度20
0℃、時間10分の条件で加熱ゲル化した。
【0037】このようにして形成された積層体を50c
m角に打ち抜き、更に実施例1と同様に溝形成用の切り
込み線4,5に沿って各々4本(切り込み線の間隔:1
0mm、15mm、10mm)切り込みを形成して、本
発明の第3番目の要旨に係わる配線用床材を製造した。
【0038】得られた配線用床材を配線現場において、
図7の如く基材1の一部1a,1bを引き剥がしたとこ
ろ、各々中間層の上層2aの一部と一体となって途中で
破断することなく僅かな力で簡単に引き剥がされ、幅1
5mm、深さ5mmと、幅35mm、深さ5mmとの均
一な幅と深さを有する配線用溝6,7が形成された。
【0039】「実施例7」下記物質及び配合比からなる
組成物を加熱混練した後カレンダーロールにて加熱圧延
し冷却して厚さ2mmのシートを形成した。次いで同じ
組成物をカレンダーロールにて厚さ5mmに加熱圧延し
ながら、先に形成した厚さ2mmのシートと重ね合わせ
てプレスロールにて両者を圧着した。
【0040】このようにして形成された積層体を50c
m角に打ち抜き、更に実施例1と同様に溝形成用の切り
込み線4,5に沿って各々4本(切り込み線の間隔:1
0mm、15mm、10mm)下部基材1Bに達する切
り込みを形成して、本発明の第4番目の要旨に係わる配
線用床材を製造した。
【0041】得られた配線用床材を配線現場において、
図10の如く基材1の一部1a,1bを引き剥がしたと
ころ、各々上部基材1Aと下部基材1Bとの界面から僅
かな力で簡単に引き剥がされ、幅15mm、深さ5mm
と、幅35mm、深さ5mmとの均一な幅と深さを有す
る配線用溝6,7が形成された。
【0042】塩化ビニル 100部 可塑剤(DOP) 60部 炭酸カルシウム 200部 ステアリン酸バリウム 5部 カーボンブラック 1部 「実施例8」下記物質及び配合比からなる組成物を押出
機に供給し、厚さ5mmに押し出しながら実施例7で用
いたのと同じ厚さ2mmのシートと重ね合わせ、プレス
ロールにて両者を圧着した。
【0043】このようにして形成された積層体を用い
て、実施例7と同様にして配線用床材を製造し、配線現
場において、実施例7と同様に配線用溝を形成したとこ
ろ、実施例7と同様に均一な幅と深さを有する配線用溝
6,7が形成された。
【0044】アタクチックポリプロピレン 100部 炭酸カルシウム 200部 「実施例9」下記物質及び配合比からなる組成物を押出
機に供給し、厚さ5mmに押し出し、その表面を再加熱
しながら、厚さ2mmのケイ酸カルシウム板と重ね合わ
せてプレスロールにて両者を圧着した。
【0045】このようにして形成された積層体を用い
て、実施例7と同様にして配線用床材を製造し、配線現
場において、実施例7と同様に配線用溝を形成したとこ
ろ、実施例7と同様に均一な幅と深さを有する配線用溝
6,7が形成された。
【0046】エチレン−酢酸ビニル共重合体 100部 炭酸カルシウム 100部 パラフィン 20部
【0047】
【発明の効果】上述の如く構成された本発明によれば、
特定の中間層を基材内部に介在させるか又は中間層を介
在させずに上部基材と下部基材とを弱く接着させるだけ
で、均一な幅と深さを有する配線用溝を極めて容易且つ
確実に形成することができるという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1番目の要旨に係る配線用床材の代
表的な構成例を示す断面図である。
【図2】同配線用床材の平面図である。
【図3】同配線用床材を用いて配線用溝を形成した場合
の一例を示す断面図である。
【図4】本発明の第1番目の要旨に係る配線用床材の他
の構成例を示す断面図である。
【図5】図1の配線用床材を用いて、縦横交差部に屈曲
した配線用溝を形成した例を示す配線用床材の平面図で
ある。
【図6】本発明の第2番目の要旨に係る配線用床材を用
いて配線用溝を形成した場合の一例を示す配線用床材の
断面図である。
【図7】本発明の第3番目の要旨に係わる配線用床材を
用いて配線用溝を形成した場合の一例を示す配線用床材
の断面図である。
【図8】配線用溝におけるケーブルの保護状態の一例を
示す説明図である。
【図9】本発明の第4番目の要旨に係る配線用床材の代
表的な構成例を示す断面図である。
【図10】本発明の第4番目の要旨に係わる配線用床材
を用いて配線用溝を形成した場合の一例を示す配線用床
材の断面図である。
【図11】配線用溝同志の交差部におけるケーブルの保
護状態の一例を示す説明図である。
【図12】同保護カバーの斜視図である。
【符号の説明】
1 基材 1a 引き剥がされる基材の一部 1b 引き剥がされる基材の一部 1A 上部基材 1B 下部基材 2 中間層 2′ 中間層 2a 中間層の上層 2b 中間層の下層 3 支持材 4 切り込み線 5 切り込み線 6 配線用溝 7 配線用溝 8 ケーブル 9 配線用溝の交差部の隅部 10 ケーブル保護カバー 11 溝交差部におけるケーブル保護カバー 12 (保護カバー)脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 実 岐阜県養老郡養老町室原10番地 三菱バー リントン株式会社岐阜事業所内 (72)発明者 中島 勲 岐阜県養老郡養老町室原10番地 三菱バー リントン株式会社岐阜事業所内 (72)発明者 安部 健司 東京都中央区日本橋浜町二丁目62番6号 三菱バーリントン株式会社内 (72)発明者 前山 日出男 埼玉県和光市白子1−27−21 サンシャイ ンヒル内前山通信工業株式会社内 (72)発明者 石渡 祐彦 東京都北区赤羽3丁目6番25−302号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基材に形成される配線用溝の底
    部に対応する基材内部に、少なくとも上面を同基材から
    容易に剥離し得る程度に弱く接着したシート状物からな
    る中間層を少なくとも1層介在してなることを特徴とす
    る配線用床材。
  2. 【請求項2】 基材上面から、中間層の少なくとも上面
    に達する深さの切り込み線が、縦方向及び/又は横方向
    に適宜間隔を置いて複数本設けられている請求項1記載
    の配線用床材。
  3. 【請求項3】 シート状基材に形成される配線用溝の底
    部に対応する基材内部に、下面が同基材から容易に剥離
    し得る程度に弱く接着されると共に、上面が下面よりも
    基材に対し強く接着されたシート状物からなる中間層
    を、少なくとも1層介在してなることを特徴とする配線
    用床材。
  4. 【請求項4】 基材上面から、中間層の少なくとも下面
    に達する深さの切り込み線が、縦方向及び/又は横方向
    に適宜間隔を置いて複数本設けられている請求項3記載
    の配線用床材。
  5. 【請求項5】 シート状基材に形成される配線用溝の底
    部に対応する基材内部に、容易に層間剥離し得る積層シ
    ート状物からなり、且つその上面及び下面が積層シート
    状物の層間接着より強く基材に接着された中間層を、少
    なくとも1層介在してなることを特徴とする配線用床
    材。
  6. 【請求項6】 基材上面から、少なくとも中間層の層間
    に達する深さの切り込み線が、縦方向及び/又は横方向
    に適宜間隔を置いて複数本設けられている請求項5記載
    の配線用床材。
  7. 【請求項7】 シート状基材に形成される配線用溝の底
    部に対応する基材位置で、同基材が上下に分割され、上
    部基材と下部基材とが相互に容易に剥離し得る程度に直
    接弱く接着されてなることを特徴とする配線用床材。
  8. 【請求項8】 上部基材の上面から、下部基材の少なく
    とも上面に達する深さの切り込み線が、縦方向及び/又
    は横方向に適宜間隔を置いて複数本設けられている請求
    項7記載の配線用床材。
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