JPH07229203A - プレキャスト鉄筋コンクリートの接合部 - Google Patents
プレキャスト鉄筋コンクリートの接合部Info
- Publication number
- JPH07229203A JPH07229203A JP6194094A JP6194094A JPH07229203A JP H07229203 A JPH07229203 A JP H07229203A JP 6194094 A JP6194094 A JP 6194094A JP 6194094 A JP6194094 A JP 6194094A JP H07229203 A JPH07229203 A JP H07229203A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precast
- column
- concrete
- girder
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 この発明は、プレキャスト鉄筋コンク
リートの接合部に関するものである 【構 成】 図１のごとく、柱頭に凹み（９）をと
ったプレキャスト柱（１）に（２）のプレキャスト大梁
を掛け渡し、大梁の主筋を柱の凹み（９）に落し込む。
次に大梁に合成スラブ（３）を掛け渡し、必要鉄筋を配
筋し、コンクリートを打設して一体化させるプレキャス
ト鉄筋コンクリートの接合方法。
リートの接合部に関するものである 【構 成】 図１のごとく、柱頭に凹み（９）をと
ったプレキャスト柱（１）に（２）のプレキャスト大梁
を掛け渡し、大梁の主筋を柱の凹み（９）に落し込む。
次に大梁に合成スラブ（３）を掛け渡し、必要鉄筋を配
筋し、コンクリートを打設して一体化させるプレキャス
ト鉄筋コンクリートの接合方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工法のうち、プレ
キャスト鉄筋コンクリート造の接合部に関するものであ
る
キャスト鉄筋コンクリート造の接合部に関するものであ
る
【０００２】
【従来の技術】従来のプレキャスト鉄筋コンクリートは
図３の様に、プレキャスト柱全体を中空柱として、現場
で柱を型枠替りとして利用したり、図４のごとく柱の頭
部に凹みを設けず、大梁主筋を上側に定着していた。
又、図５のごとく、柱位置を打ち残したプレキャスト通
し梁をパネルゾーンにて定着する方法がとられていた。
図３の様に、プレキャスト柱全体を中空柱として、現場
で柱を型枠替りとして利用したり、図４のごとく柱の頭
部に凹みを設けず、大梁主筋を上側に定着していた。
又、図５のごとく、柱位置を打ち残したプレキャスト通
し梁をパネルゾーンにて定着する方法がとられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のプレキャスト鉄
筋コンクリートの柱・梁接合部のうち、図３の場合は、
柱全体が中空の為、現場でのコンクリート打設量が多
く、在来とあまり作業量が変わらなかった。図４の場合
は、プレキャスト面が平滑な為、せん断力の伝達が十分
でなかった。図５の場合は大梁と大梁が主筋でつながっ
ている為、現場での運搬、組立てが非常に大がかりで困
難であった。又、全ての工法の場合、組立て時に大梁が
柱にのる部分は、せん断力の伝達ができず断面の欠損と
いう欠点もあった。この発明が解決しようとする課題は
パネルゾーン内の梁主筋の納りを良くすること、パネル
ゾーン内のせん断力を十分伝達させること、現場での作
業量の軽滅化である。
筋コンクリートの柱・梁接合部のうち、図３の場合は、
柱全体が中空の為、現場でのコンクリート打設量が多
く、在来とあまり作業量が変わらなかった。図４の場合
は、プレキャスト面が平滑な為、せん断力の伝達が十分
でなかった。図５の場合は大梁と大梁が主筋でつながっ
ている為、現場での運搬、組立てが非常に大がかりで困
難であった。又、全ての工法の場合、組立て時に大梁が
柱にのる部分は、せん断力の伝達ができず断面の欠損と
いう欠点もあった。この発明が解決しようとする課題は
パネルゾーン内の梁主筋の納りを良くすること、パネル
ゾーン内のせん断力を十分伝達させること、現場での作
業量の軽滅化である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成する
為、各部材の構成は図１、図２のごとく、柱の頭部に梁
主筋を定着させる為と、せん断力を伝達させる為に凹み
（９）を設けておき、上階の柱の底にスプライススリー
ブなどのスリーブ（１２）に定着できるだけの主筋
（７）を突出し、柱の周面に大梁をのせる為に約２０ｍ
／ｍの増打（１０）を設けておく。又、耐震壁が取付く
面にはアンカーを埋込んでおく。大梁は、図１のごと
く、主筋（７）を柱内に定着できるだけの長さを突出さ
せておき、梁の側面には、合成スラブ（３）をのせる為
の増打（１０）を設けておく。更に、スラブと一体化さ
せる為に床スラブ厚さ分は、コンクリートと鉄筋を未施
工としておく。次に耐震壁は図１のことく、主筋を定着
分だけ突出させた大梁と一体化し、柱よりでているアン
カーと重ね継手できるだけの長さの鉄筋と、上階の壁の
底面にあるスプライススリーブなどのスリーブ（１２）
に定着できるだけの鉄筋を突出させておく。
為、各部材の構成は図１、図２のごとく、柱の頭部に梁
主筋を定着させる為と、せん断力を伝達させる為に凹み
（９）を設けておき、上階の柱の底にスプライススリー
ブなどのスリーブ（１２）に定着できるだけの主筋
（７）を突出し、柱の周面に大梁をのせる為に約２０ｍ
／ｍの増打（１０）を設けておく。又、耐震壁が取付く
面にはアンカーを埋込んでおく。大梁は、図１のごと
く、主筋（７）を柱内に定着できるだけの長さを突出さ
せておき、梁の側面には、合成スラブ（３）をのせる為
の増打（１０）を設けておく。更に、スラブと一体化さ
せる為に床スラブ厚さ分は、コンクリートと鉄筋を未施
工としておく。次に耐震壁は図１のことく、主筋を定着
分だけ突出させた大梁と一体化し、柱よりでているアン
カーと重ね継手できるだけの長さの鉄筋と、上階の壁の
底面にあるスプライススリーブなどのスリーブ（１２）
に定着できるだけの鉄筋を突出させておく。
【０００５】
【実施例】 図１のごとく、凹み（９）と周面に増打を
設けた柱の増打部分（１０）に、プレキャスト大梁
（２）を掛け渡し、大梁の主筋（７）を柱の凹み（９）
内へ落し込む、次に、耐震壁がある場合も図１のごとく
耐震壁を所定の位置に配置し、耐震壁と一体となってい
る大梁の主筋（７）を柱の凹み（９）内へ落し込む 次に梁の上筋、柱のフープ、スラブ筋を配筋し、パネル
ゾーン内とスラブにコンクリートを打設して一体化さ
せ、建築物を構成していく。
設けた柱の増打部分（１０）に、プレキャスト大梁
（２）を掛け渡し、大梁の主筋（７）を柱の凹み（９）
内へ落し込む、次に、耐震壁がある場合も図１のごとく
耐震壁を所定の位置に配置し、耐震壁と一体となってい
る大梁の主筋（７）を柱の凹み（９）内へ落し込む 次に梁の上筋、柱のフープ、スラブ筋を配筋し、パネル
ゾーン内とスラブにコンクリートを打設して一体化さ
せ、建築物を構成していく。
【０００６】
【発明の効果】本発明の柱の頭部には凹部が設けられて
いる為、凹みがコッターの役割をし、せん断力の伝達が
十分可能となった。又、凹みに大梁の主筋を落し込み、
定着させる為、在来の方法と変わらず施工できる為、梁
主筋の納まりも良くなった。又、耐震壁構造も可能な
為、広い用途の建築物に使用できる。更に、現場で打つ
コンクリート部分がパネルゾーンと合成スラブの上側、
壁のジョイント部のみの為、現場での作業が大幅に簡略
化した。
いる為、凹みがコッターの役割をし、せん断力の伝達が
十分可能となった。又、凹みに大梁の主筋を落し込み、
定着させる為、在来の方法と変わらず施工できる為、梁
主筋の納まりも良くなった。又、耐震壁構造も可能な
為、広い用途の建築物に使用できる。更に、現場で打つ
コンクリート部分がパネルゾーンと合成スラブの上側、
壁のジョイント部のみの為、現場での作業が大幅に簡略
化した。
図１は本発明を示す組立途中の斜視図、図２は完成した
時の斜視図、図３〜図５は従来の工法図。
時の斜視図、図３〜図５は従来の工法図。
（１）柱 （２）大梁 （３）合成スラブ （４）耐震壁 （５）差筋 （６）横筋 （７）主筋 （８）コンクリート （９）凹み （１０）増打 （１１）中空 （１２）スプライススリーブなどのスリーブ （１３）スターラップ （１４）スラブ筋 （１５）壁筋（タテ筋）
Claims (2)
- 【請求項１】 図１、図２のごとく柱の頭部に凹み
（９）を設け所定の長さの主筋（７）を突出させてお
き、周面に増打（１０）をしたプレキャスト柱（１）
に、側面に増打（１０）をし、虎口より主筋を定着分だ
け突出させ、床スラブ部分の鉄筋とコンクリートが未施
工のプレキャスト大梁（２）をプレキャスト柱（１）の
増打（１０）部分に掛け渡し、次にプレキャスト大梁
（２）の増打（１０）部分に合成スラブ（３）をのせ主
筋（７）などの必要鉄筋を配筋しパネルゾーンとスラブ
部分にコンクリートを流し込むプレキャスト鉄筋コンク
リートの接合部。 - 【請求項２】 図１、図２のごとく虎口に主筋を定着分
だけ突出させ、側面に増打をし、床スラブ部分の鉄筋と
コンクリートが未施工の大梁と、柱との接合面が壁筋の
定着分だけ未施工の耐震壁が一体となった大梁付耐震壁
（４）を配置し、柱よりあらかじめ出しておいた差筋
（５）と耐震壁の横筋（６）とを重ね継手とし、コンク
リート（８）を打設して、床スラブは請求項１と同じ様
に施工し一体化するプレキャスト鉄筋コンクリートの接
合部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194094A JPH07229203A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | プレキャスト鉄筋コンクリートの接合部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194094A JPH07229203A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | プレキャスト鉄筋コンクリートの接合部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07229203A true JPH07229203A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=13185696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6194094A Pending JPH07229203A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | プレキャスト鉄筋コンクリートの接合部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07229203A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6223480B1 (en) * | 1995-09-08 | 2001-05-01 | O-Stable Panel Sdn Bhd | Pre-cast concrete panels for construction of a building |
| KR101135881B1 (ko) * | 2011-10-19 | 2012-04-13 | 홍은정 | 건축물용 와플형 무량판 슬래브 및 상기 와플형 무량판 슬래브를 이용한 건축물의 무량판 접합구조 |
| KR101139058B1 (ko) * | 2009-07-07 | 2012-05-14 | 경희대학교 산학협력단 | 프리캐스트 세그먼트 및 프리캐스트 콘크리트 구조물 |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP6194094A patent/JPH07229203A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6223480B1 (en) * | 1995-09-08 | 2001-05-01 | O-Stable Panel Sdn Bhd | Pre-cast concrete panels for construction of a building |
| KR101139058B1 (ko) * | 2009-07-07 | 2012-05-14 | 경희대학교 산학협력단 | 프리캐스트 세그먼트 및 프리캐스트 콘크리트 구조물 |
| KR101135881B1 (ko) * | 2011-10-19 | 2012-04-13 | 홍은정 | 건축물용 와플형 무량판 슬래브 및 상기 와플형 무량판 슬래브를 이용한 건축물의 무량판 접합구조 |
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