JPH07226480A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH07226480A
JPH07226480A JP1661694A JP1661694A JPH07226480A JP H07226480 A JPH07226480 A JP H07226480A JP 1661694 A JP1661694 A JP 1661694A JP 1661694 A JP1661694 A JP 1661694A JP H07226480 A JPH07226480 A JP H07226480A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、三相インバータ回路をパッケージ内
に収納してなる半導体パワーモジュールにおいて、放熱
特性を改善し得、長寿命化、コンパクト化および低廉化
できるようにすることを最も主要な特徴とする。 【構成】たとえば、放熱性を有する金属基板11上の絶
縁層12上に、U,V,W各相の+側の半導体素子u,
v,wと−側の半導体素子x,y,zとを交互に搭載す
べく、電極回路パターンPu,Px,Pv,Py,P
w,Pzをほぼ同一のサイズで形成する。そして、一列
に配列された電極回路パターンPu,Px,Pv,P
y,Pw,Pz上に、それぞれヒートスプレッタ13を
介して、+側の各素子u,v,wと−側の各素子x,
y,zとを交互に配置する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば三相インバ
ータ回路をパッケージ内に収納してなる半導体パワーモ
ジュールなどの半導体装置に関するもので、特に電源制
御のためのコンバータ回路やインバータ回路などに用い
られるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば三相インバータ回路
を1つのパッケージ内に収納してなる半導体パワーモジ
ュールが各種実用化されている。図5は、三相電源のハ
イサイド側の半導体素子とローサイド側の半導体素子と
を正方形的に配置してなる半導体パワーモジュール(第
1の従来装置)の例を示すものである。
【0003】この第1の従来装置の場合、たとえば放熱
基板1上の絶縁層2の上面において、ハイサイド側、つ
まり三相電源の正極(+)側全相の半導体素子u,v,
wは、それぞれヒートスプレッタ(放熱ブロック)3を
介して、同一の電極回路パターンPa上に近接させて配
置されている。
【0004】また、ローサイド側、つまり負極(−)側
の各相の半導体素子x,y,zは、それぞれヒートスプ
レッタ3を介して、個々の電極回路パターンPb,P
c,Pd上に独立させて配置されている。
【0005】そして、それらU,V,W各相の半導体素
子u,x、v,y、w,zが対向するようにして放熱基
板1上のほぼ中央部に集約して設けられることにより、
正方形的に配置されるようになっている。
【0006】この場合、上記電極回路パターンPaは+
側の半導体素子u,v,wのコレクタが共通に接続され
るために一体化されており、上記電極回路パターンP
b,Pc,Pdは−側の半導体素子x,y,zのコレク
タが個々に接続されるために独立されている。
【0007】なお、図中のPeは、エミッタ接続用の電
極回路パターンである。このようなパターン配置による
半導体パワーモジュールにおいては、U,V,W各相
の、+側の半導体素子u,v,wおよび−側の半導体素
子x,y,zの各端子(図示していない)が、ボンディ
ング・ワイヤなどにより電極回路パターンPa,Pb,
Pc,Pd,Peと選択的に接続され、さらに配線を介
して外部端子(図示していない)と電気的に接続される
ことで、所望のブリッジ回路が構成されるようになって
いる。
【0008】しかしながら、上記した第1の従来装置の
場合、放熱基板1上の各電極回路パターンPa,Pb,
Pc,Pdのサイズが統一されていないため、素子発熱
(駆動)時の放熱特性が素子の位置によって異なった
り、他の素子が発する熱により受ける影響にばらつきが
あるなどの問題があった。
【0009】たとえば、+側の各素子u,v,wは、同
一の電極回路パターンPa上に近接させて配置されるよ
うになっているため、放熱特性についてはパターン面積
が大きい分だけ有利であるが、他の素子が発する熱の影
響を受けやすい。
【0010】一方、−側の各素子x,y,zは、電極回
路パターンPb,Pc,Pdが素子ごとに独立している
ために面積が小さく放熱特性については不利となるが、
他の素子が発する熱の影響を受けにくい。
【0011】このように、ハイサイド側の半導体素子と
ローサイド側の半導体素子とで熱的アンバランスが生じ
るため、たとえば熱疲労により破壊に至る素子が発生す
る可能性が高く、製品としての寿命を損なう原因となっ
ていた。
【0012】また、第1の従来装置の場合、コンパクト
化が困難であるという問題もあった。図6は、コンパク
ト化のために、ハイサイド側の半導体素子とローサイド
側の半導体素子とを長方形的(一列)に配置してなる半
導体パワーモジュール(第2の従来装置)の例を示すも
のである。
【0013】すなわち、この第2の従来装置の場合、た
とえばハイサイド側の全相の半導体素子u,v,wを同
一の電極回路パターンPa上に近接させて配置し、ロー
サイド側の各相の半導体素子x,y,zを個々の電極回
路パターンPb,Pc,Pd上に独立させて配置し、そ
れらを放熱基板1のほぼ中央部に一列に並べるように集
約して設けることにより、長方形的に配置するようにし
ている。
【0014】しかしながら、この第2の従来装置の場
合、上記した第1の従来装置よりも多少のコンパクト化
は図れるものの、第1の従来装置の場合と同様な問題点
があるととに、加えてU,V,W各相の半導体素子u,
x、v,y、w,zの位置が離されて直線的に配置され
るようになっているため、外部端子との接続のための配
線の引き回しが複雑になったり、外部端子の形状が異な
ったものになるなど、それにかかるコストが割高となっ
ていた。
【0015】これは、電源各相の+側の半導体素子と−
側の半導体素子との外部入出力用の端子が各々共通であ
るためである(たとえば、図6の、U相の+側の半導体
素子uと−側の半導体素子xとが外部端子(U)に、V
相の+側の半導体素子vと−側の半導体素子yとが外部
端子(V)に、W相の+側の半導体素子wと−側の半導
体素子zとが外部端子(W)に、それぞれ配線され
る)。この配線の複雑化などにより、成形性が悪く、そ
の分だけ大型化するなどの問題もあった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、ハイサイド側の半導体素子とローサイド側
の半導体素子とで熱的アンバランスが生じるため、製品
としての寿命を損なうのみならず、コンパクト化に不向
きであるなどの問題があった。
【0017】そこで、この発明は、放熱特性を改善で
き、製品の長寿命化が図れるとともに、コンパクト化お
よび低廉化が可能な半導体装置を提供することを目的と
している。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体装置にあっては、放熱基板上の
絶縁層上に、ブリッジ回路を構成する電源各相の正極側
制御用半導体素子と負極側制御用半導体素子とを交互に
一列に配置してなる構成とされている。
【0019】また、この発明の半導体装置にあっては、
絶縁層が形成された放熱基板と、この放熱基板上の前記
絶縁層上に、電源各相の正極側制御用半導体素子と負極
側制御用半導体素子とを交互に一列に配置することによ
り構成されてなるブリッジ回路とから構成されている。
【0020】また、この発明の半導体装置にあっては、
放熱性を有する放熱基板と、この放熱基板上に形成され
た絶縁層と、この絶縁層上に形成された電極回路パター
ンと、この電極回路パターン上に、電源各相の正極側制
御用半導体素子と負極側制御用半導体素子とを交互に一
列に配置することにより構成されてなるブリッジ回路と
から構成されている。
【0021】また、この発明の半導体装置にあっては、
放熱性を有する放熱基板と、この放熱基板上に形成され
た絶縁層と、この絶縁層上に略同一サイズで一列に形成
された複数の電極回路パターンと、この電極回路パター
ンのそれぞれに、電源各相の正極側制御用半導体素子と
負極側制御用半導体素子とを交互に配置することにより
構成されてなるブリッジ回路とから構成されている。
【0022】さらに、この発明の半導体装置にあって
は、放熱性を有する放熱基板と、この放熱基板上に形成
された絶縁層と、この絶縁層上に、ブリッジ回路を構成
する電源各相の正極側制御用半導体素子と負極側制御用
半導体素子とを交互に一列に配列させるべく略同一サイ
ズで形成された複数の電極回路パターンと、この電極回
路パターンのそれぞれに、電源各相の正極側制御用半導
体素子と負極側制御用半導体素子とを配置することによ
り構成されてなるブリッジ回路とから構成されている。
【0023】
【作用】この発明は、上記した手段により、それぞれの
半導体素子の発する熱の放散性を均等化できるようにな
るため、正極側の半導体素子と負極側の半導体素子との
間で生じる熱的アンバランスを緩和することが可能とな
るものである。しかも、外部端子との接続のための配線
の引き回しなどを簡素化できるようになるなど、成形性
などを向上することが可能となるものである。
【0024】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかる半導体パワー
モジュールの概略構成を示すものである。なお、同図
(a)はブリッジ回路を構成してなる三相インバータ回
路の構成を概略的に示す平面図であり、同図(b)は同
じくA−A´線に沿う断面図である。
【0025】たとえば、三相インバータ回路をパッケー
ジ内に収納してなる半導体パワーモジュールにおいて
は、放熱性を有するアルミニウム(Al)などにより形
成される金属基板11、この金属基板11上に設けられ
た絶縁層12、この絶縁層12上に設けられたカッパ
(Cu)などにより形成される複数の電極回路パターン
Pe,Pu,Pv,Pw,Px,Py,Pz、およびこ
の電極回路パターンPu,Pv,Pw,Px,Py,P
z上にそれぞれヒートスプレッタ(放熱ブロック)13
を介して搭載される電源各相のハイサイド側の半導体素
子u,v,wとローサイド側の半導体素子x,y,zと
からなる三相インバータ回路が、端子一体型成形の樹脂
からなるパッケージ(後述する)内に収納された構成と
されている。
【0026】この場合、ハイサイド側、つまり三相電源
の正極(+)側全相の半導体素子u,v,wは、金属基
板11上の絶縁層12上に一体化して設けられた電極回
路パターンPu,Pv,Pw上に、それぞれヒートスプ
レッタ13を介して搭載されるようになっている。
【0027】一方、ローサイド側、つまり負極(−)側
の各相の半導体素子x,y,zは、同じく金属基板11
上の絶縁層12上に個々に独立して設けられた電極回路
パターンPx,Py,Pz上に、それぞれヒートスプレ
ッタ13を介して搭載されるようになっている。
【0028】ここで、上記電極回路パターンPu,P
v,Pw,Px,Py,Pzのそれぞれはほぼ同一サイ
ズからなり、+側の各素子u,v,wが搭載される電極
回路パターンPu,Pv,Pwと−側の各素子x,y,
zが搭載される電極回路パターンPx,Py,Pzとが
交互に配置され、それらが金属基板11上のほぼ中央部
に一列(長方形的)に配列されるようにして設けられて
いる。
【0029】また、電極回路パターンPu,Pv,Pw
は、+側の各素子u,v,wのコレクタを共通に接続す
るために、その一部が接続されることにより一体化され
た構成となっている。
【0030】なお、電極回路パターンPeは、上記電極
回路パターンPv,Py,Pw,Pzの近傍に設けられ
たエミッタ接続用の電極回路パターンである。このよう
に、U相の各素子u,x、V相の各素子v,y、および
W相の各素子w,zが互いに隣り合うようにして配置さ
れるようにすることにより、+側の半導体素子u,v,
wと−側の半導体素子x,y,zとの間で生じる熱的ア
ンバランスを緩和することが可能となる。
【0031】すなわち、+側の半導体素子u,v,wと
−側の半導体素子x,y,zとを交互に、かつ一列に配
置することで、各素子の発する熱の集中を分散できるよ
うになるとともに、他の素子の発する熱の影響を受けに
くくできる。
【0032】また、各素子u,v,w,x,y,zが搭
載される電極パターンPu,Pv,Pw,Px,Py,
Pzをほぼ同一サイズとすることにより、各素子の発す
る熱の放散性を均等化できるようになるため、素子の位
置にかかわらず放熱特性が略一定となる。
【0033】しかも、外部端子(後述する)との接続の
ための配線の引き回しが簡素になるため、パッケージン
グの際の成形性を向上でき、よりコンパクトに形成でき
るようになるとともに、同一形状の外部端子を採用でき
るようになるなど、低廉化を図ることもできる。
【0034】このようなパターン配置による半導体パワ
ーモジュールにおいては、U,V,W各相の、+側の半
導体素子u,v,wおよび−側の半導体素子x,y,z
の各端子(図示していない)が、ボンディング・ワイヤ
などにより電極回路パターンPu,Pv,Pw,Px,
Py,Pz,Peと選択的に接続され、さらに配線を介
して外部端子と電気的に接続されることで、所望のブリ
ッジ回路が構成されるようになっている。
【0035】すなわち、三相インバータ回路をパッケー
ジ内に収納してなる半導体パワーモジュールにおいて
は、+側電源の外部端子PにU,V,W各相の+側の半
導体素子u,v,wのコレクタ(C)が共通に接続さ
れ、−側電源の外部端子NにU,V,W各相の−側の半
導体素子x,y,zのエミッタ(E)が共通に接続され
る。
【0036】また、U相の+側の半導体素子uのエミッ
タと−側の半導体素子xのコレクタとが外部端子Uに、
V相の+側の半導体素子vのエミッタと−側の半導体素
子yのコレクタとが外部端子Vに、W相の+側の半導体
素子wのエミッタと−側の半導体素子zのコレクタとが
外部端子Wにそれぞれ接続されることで、図2に示すよ
うなブリッジ回路が構成される。
【0037】なお、U,V,W各相のそれぞれの半導体
素子u,x、v,y、w,zとしては、通常、IGBT
(Insulated Gate Bipolar T
ransistor)などが用いられる。
【0038】そして、U,V,W各相の+側および−側
の半導体素子u,x、v,y、w,zが所定の位相差を
もって交互に駆動される、つまりU,V,W各相の+側
の半導体素子u,v,wとU,V,W各相の−側の半導
体素子x,y,zとが交互に、それぞれ所定の位相差を
もって駆動されることにより、たとえば外部端子U,
V,Wに接続されるモータ(図示していない)の回転の
制御が行われる。
【0039】図3は、上記した半導体パワーモジュール
のパッケージの外観を示すものである。このパッケージ
は、端子一体型成形の樹脂により形成されるもので、こ
の内部に上記ブリッジ回路により構成されてなる三相イ
ンバータ回路が収納されるようになっている。
【0040】そして、このパッケージの一端側には上記
外部端子P,U,V,W,Nが設けられ、他端側には
U,V,W各相の+側の半導体素子u,v,wのゲート
(G)にそれぞれ接続される駆動用のドライブIC(図
示していない)をコントロールするための制御端子u
´,v´,w´、およびU,V,W各相の−側の素子
x,y,zのゲートにそれぞれ接続される駆動用のドラ
イブICをコントロールするための制御端子x´,y
´,z´が設けられている。
【0041】この場合、U,V,W各相の+側の半導体
素子u,v,wと−側の半導体素子x,y,zとを交互
に、かつ一列に配置することで、各外部端子P,U,
V,W,Nとの接続のための配線の引き回しが簡素に行
えるようになるため、パッケージの成形性を向上できる
とともに、その分だけ小型に形成できる。
【0042】また、配線の簡素化により同一形状の外部
端子を採用できるようになるなど、低廉化も図れる。次
に、熱疲労テストを実施した際の結果について説明す
る。
【0043】図4は、縦軸にテスト温度ΔTcを、横軸
にテスト温度ΔTcに対しての素子破壊に至るまでのテ
スト回数(破壊サイクル)を取り、本発明装置と従来装
置(第2の従来装置)とを比較して示すものである。
【0044】ここで、テスト温度ΔTcは、各素子u,
v,w,x,y,zの駆動により実際に上昇した温度で
あり、金属基板11の裏面を測定した実測温度と金属基
板11の初期温度との温度差(たとえば、金属基板11
の初期温度が25℃のとき、テスト温度ΔTc100は
実測温度で125℃となる)である。
【0045】この図からも明らかなように、いずれのテ
スト温度ΔTcにおいても破壊サイクルは延長され、破
壊に至る熱的不利な素子がなくなることによって、製品
としての寿命を向上できることがわかる。
【0046】上記したように、それぞれの半導体素子の
発する熱の放散性を均等化できるようにしている。すな
わち、各相の+側の半導体素子と−側の半導体素子とを
交互に配置し、それらを基板上に一列に配列するように
している。これにより、各素子の発する熱の集中を分散
できるようになるため、+側の半導体素子と−側の半導
体素子との間で生じる熱的アンバランスを緩和すること
が可能となる。したがって、局部的な熱疲労による放熱
特性の低下にともなう素子破壊を防止することができる
ようになり、製品としての寿命を延長できるようになる
ものである。
【0047】また、電極回路パターンのサイズを、+側
の半導体素子と−側の半導体素子とでほぼ同一とするこ
とで、半導体素子の位置にかかわらず、各素子の放熱特
性を略一定にできるものである。
【0048】しかも、各相の+側の半導体素子と−側の
半導体素子とが隣り合って配置されるため、外部端子と
の接続のための配線の引き回しが簡素化できる、同一形
状の外部端子を採用できるようになるなど、パッケージ
の成形性を格段に向上することができ、よりコンパクト
で、安価な製品を実現できるものである。なお、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨
を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿
論である。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、放熱特性を改善でき、製品の長寿命化が図れるとと
もに、コンパクト化および低廉化が可能な半導体装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる半導体パワーモジ
ュールの要部を概略的に示す構成図。
【図2】同じく、半導体パワーモジュールの回路構成を
示す概略図。
【図3】同じく、半導体パワーモジュールのパッケージ
の外観を示す斜視図。
【図4】同じく、半導体パワーモジュールの熱特性につ
いて説明するために示す図。
【図5】従来技術とその問題点を説明するために示す半
導体パワーモジュール(第1の従来装置)の概略構成
図。
【図6】同じく、半導体パワーモジュール(第2の従来
装置)の概略構成図。
【符号の説明】
11…金属基板、12…絶縁層、13…ヒートスプレッ
タ、u,v,w…+側の半導体素子、x,y,z…−側
の半導体素子、Pu,Pv,Pw,Px,Py,Pz…
電極回路パターン、P,U,V,W,N…外部端子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱基板上の絶縁層上に、ブリッジ回路
    を構成する電源各相の正極側制御用半導体素子と負極側
    制御用半導体素子とを交互に一列に配置してなることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 絶縁層が形成された放熱基板と、 この放熱基板上の前記絶縁層上に、電源各相の正極側制
    御用半導体素子と負極側制御用半導体素子とを交互に一
    列に配置することにより構成されてなるブリッジ回路と
    を具備したことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 放熱性を有する放熱基板と、 この放熱基板上に形成された絶縁層と、 この絶縁層上に形成された電極回路パターンと、 この電極回路パターン上に、電源各相の正極側制御用半
    導体素子と負極側制御用半導体素子とを交互に一列に配
    置することにより構成されてなるブリッジ回路とを具備
    したことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 放熱性を有する放熱基板と、 この放熱基板上に形成された絶縁層と、 この絶縁層上に略同一サイズで一列に形成された複数の
    電極回路パターンと、 この電極回路パターンのそれぞれに、電源各相の正極側
    制御用半導体素子と負極側制御用半導体素子とを交互に
    配置することにより構成されてなるブリッジ回路とを具
    備したことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 放熱性を有する放熱基板と、 この放熱基板上に形成された絶縁層と、 この絶縁層上に、ブリッジ回路を構成する電源各相の正
    極側制御用半導体素子と負極側制御用半導体素子とを交
    互に一列に配列させるべく略同一サイズで形成された複
    数の電極回路パターンと、 この電極回路パターンのそれぞれに、電源各相の正極側
    制御用半導体素子と負極側制御用半導体素子とを配置す
    ることにより構成されてなるブリッジ回路とを具備した
    ことを特徴とする半導体装置。
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