JPH0722476U - コンタクトピン - Google Patents

コンタクトピン

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Publication number
JPH0722476U
JPH0722476U JP5964293U JP5964293U JPH0722476U JP H0722476 U JPH0722476 U JP H0722476U JP 5964293 U JP5964293 U JP 5964293U JP 5964293 U JP5964293 U JP 5964293U JP H0722476 U JPH0722476 U JP H0722476U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact pin
wiring board
terminal portion
housing
connector
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5964293U
Other languages
English (en)
Inventor
河合  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP5964293U priority Critical patent/JPH0722476U/ja
Publication of JPH0722476U publication Critical patent/JPH0722476U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温環境で使用した場合でも半田付け部の振
動・衝撃などに対する機械的強度の劣化をおさえ、半田
付け部に熱疲労破壊を生じさせることなく、信頼性を増
して配線基板に接続できるコンタクトピンを提供するこ
とにある。 【構成】 コンタクトピン12は、ハウジング11から
突出し、配線基板2に半田付けされる端子部13を備
え、端子部13に複数の放熱フィン13c,13dを設
けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線基板に半田付けされる電気部品のコンタクトピンに関し、特に 、高温の環境条件下において使用して好適なコンタクトピンに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコンタクトピンが配設された電気部品として、図5に示すコネ クタが知られている。 コネクタ1はハウジング11と、ハウジング11に配設される複数のコンタク トピン12を備えている。
【0003】 ハウジング11は合成樹脂材によって略直方体形状に成形されたものであり、 その前面には相手側コネクタを受け入れる嵌合凹部(図示せず)を設けている。 コンタクトピン12は導電材料によって形成されたものであり、一端側にはハ ウジング11の嵌合凹部内に位置して相手側コネクタに接続される接触部(図示 せず)を有し、又、他端側には、ハウジング11の後面から延出して配線基板に 半田付けされる端子部13を備えている。端子部13はハウジング11の後面か ら水平方向に延出する水平部13aと、水平部13aの先端から下方へ直角に折 り曲げられ、ハウジング11の底面よりも下方へ突出する垂直部13bからなる 。
【0004】 図6は、上述のコネクタ1を配線基板2上に実装した状態を示す一部断面した 図である。コネクタ1を配線基板2に固定する際は、同図に示すようにコネクタ 1に配設されたコンタクトピン12の垂直部13bを配線基板2に形成されたス ルーホール2aに挿入した後、配線基板2の裏面側から突出する垂直部13bを 半田付けすることによって、配線基板2と垂直部13bとの間に半田付け部2b を形成し、配線基板2上にコネクタ1を電気的機械的に接続固定するものである 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述の如くコンタクトピン12を配設したコネクタ1では、環境温 度が上昇してコネクタの熱が十分に外方へ放出できないと、その熱がコンタクト ピン12を伝わって半田付け部2bに達し、半田付け部2bの温度を上昇させ、 半田付け部2bの機械的強度特性を劣化させる恐れがあった。この為、半田付け 部2bに機械的振動や衝撃が加わったり、或は、繰り返し温度変化のある環境で 使用した際、ハウジング11と配線基板2との熱膨張係数の差による繰り返しの ストレスが半田付け部2bに加わることによって、図7に示す如く半田付け部2 bに半田クラック2cを生じさせることがあった。この為、コネクタ1と配線基 板2との接続強度を低下させたり、最悪の場合には電気的導通不良をおこす恐れ があり、接続の信頼性に欠けるという欠点があった。 本考案は上述したような欠点を解決する為になされたものであり、高温の環境 下でコネクタを使用した際にも半田付け部の温度を上昇させず、配線基板との接 続に信頼性を増したコンタクトピンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
この考案によれば、配線基板へ半田付けされる端子部を有した電気部品のコン タクトピンにおいて、上記端子部に放熱フィンを設けたものである。 以上の如く構成した上記コンタクトピンでは、上記端子部に上記放熱フィンを 設けたことによって、従来例のコンタクトピンに比べ上記端子部の表面積を大き く取れる。 これにより、端子部から発散する熱を周囲の空気に伝える熱伝達率を大きく できるため、上記端子部と配線基板とを接続する半田付け部の温度上昇を抑え、 配線基板に信頼性を増して接続されるコンタクトピンが提供できる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図において従来例と同一形状、同一目的のものについては、同じ符号を用いて その詳細な説明を省略する。 本考案と従来例との相違点は、コンタクトピン12の垂直部13bに両側面か ら左右方向へ対称に突出する放熱フィン13c,13dを、プレス加工によって 一体に形成したことにある。
【0008】 以上の様に構成されたコンタクトピン12をハウジング11に組み込み、図2 に示す如く配線基板2に半田付けした際は、コンタクトピン12の端子部13を 通って半田付け部2bに流れ込もうとする熱が、垂直部13bに設けられた上記 放熱フィン13c,13dに伝わり、放熱フィン13c,13dの表面から空気 中に放熱される。
【0009】 この様に、本考案ではコンタクトピン12の端子部13の垂直部13bに放熱 フィン13c,13dを設けたことによって、端子部13の垂直部13bの全表 面積を従来例に比べ大きくすることができる。これにより、本考案のコンタクト ピン12では垂直部13bから発散する熱の量が多くなるので、半田付け部2b に伝わる熱が減少し、半田付け部2bの温度上昇を低く抑えることができる。そ の為、半田付け部2bの温度上昇による機械的性質の劣化を防止し、配線基板2 との信頼性を増した接続が行なえる。
【0010】 次に、図3(a),(b)は本考案の第2の実施例を示している。即ち、図3 (a)は放熱フィン13c,13dの位置が垂直部13bの上下方向で異なる二 種類のコンタクトピン12−1,12−2を、ハウジング11に交互に配列した ものである。又、図3(b)では垂直部13bの右側面から突出する放熱フィン 13cと左側面から突出する放熱フィン13dとを、垂直部13bの上下方向で 互いにずらして突出させたコンタクトピン12−3をハウジング11に配列した ものである。
【0011】 この様に構成されたコネクタでは、ハウジング11に配設された隣り合うコン タクトピンの放熱フィン13c,13d同士が、垂直部13bの上下方向におい てずれた位置に突出いるため互いに対向することはなく、この為、コンタクトピ ンの配列ピッチを狭めることができ、コネクタの小形化を図れる。又、図4(a ),(b)に示す第3の実施例には、放熱フィン13c,13dが垂直部13b の側面に対し傾けられて突設したものを示している。
【0012】 尚、上述した実施例では垂直部13b側に放熱フィン13c,13dを設けて いるが、水平部13a側に設けることも可能である。又、コンタクトピン12と 放熱フィン13c,13dとは必ずしも一体成形にする必要はなく、コンタクト ピン12とは別体に放熱フィン13c,13dを形成した後、コンタクトピン1 2と放熱フィン13c,13dとを接合してもよい。更に、上記実施例ではアン グルタイプのコンタクトピンに本考案を適用したものについて述べたが、これに 限定されず、ストレートタイプのコンタクトピンにも適用できる。その場合、コ ンタクトピンの垂直部の先端に放熱フィンを設けると共に、配線基板のスルーホ ールの周縁に放熱フィンを挿通させる切り欠きを形成し、配線基板の裏面側に放 熱フィンを位置させるように設計変更することも可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案はコンタクトピンの端子部の側面に放熱フィンを 設けたことによって、端子部を伝わる熱が効果的に大気中に放熱される。これに より、本考案では端子部から半田付け部に伝わる熱を減少できるため、高温環境 のもとで使用しても半田付け部の振動・衝撃などに対する機械的強度の劣化をお さえ、かつ半田付け部に熱疲労破壊を生じさせる恐れがなく、コネクタの配線基 板への信頼性の高い接続を可能にするコンタクトピンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図
【図2】本考案の実装状態を示す一部断面した側面図
【図3】(a),(b)は本考案の第2の実施例を示す
側面図
【図4】(a),(b)は本考案の第3の実施例を示す
平面図
【図5】従来例を示す斜視図
【図6】従来例の実装状態を示す一部断面した側面図
【図7】図6に示したコンタクトピンと配線基板との取
付状態を示す要部拡大図
【符号の説明】
11 ハウジング 12 コンタクトピン 13 端子部 13c,13d 放熱フィン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板へ半田付けされる端子部を有し
    た電気部品のコンタクトピンにおいて、上記端子部に放
    熱フィンを設けたことを特徴とするコンタクトピン。
JP5964293U 1993-09-30 1993-09-30 コンタクトピン Withdrawn JPH0722476U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5964293U JPH0722476U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 コンタクトピン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5964293U JPH0722476U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 コンタクトピン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0722476U true JPH0722476U (ja) 1995-04-21

Family

ID=13119084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5964293U Withdrawn JPH0722476U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 コンタクトピン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722476U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009133677A1 (ja) * 2008-04-30 2009-11-05 ダイキン工業株式会社 電気回路の接続部材
JP2011171252A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Jst Mfg Co Ltd 電気コネクタ
WO2023282139A1 (ja) * 2021-07-05 2023-01-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 基板モジュール及び電気接続箱

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305