JPH07224230A - ピラゾールアゾ染料 - Google Patents

ピラゾールアゾ染料

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Publication number
JPH07224230A
JPH07224230A JP6332442A JP33244294A JPH07224230A JP H07224230 A JPH07224230 A JP H07224230A JP 6332442 A JP6332442 A JP 6332442A JP 33244294 A JP33244294 A JP 33244294A JP H07224230 A JPH07224230 A JP H07224230A
Authority
JP
Japan
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hydrogen
alkyl
group
chlorine
formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP6332442A
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English (en)
Inventor
Kerstin Pape
ケルステイン・パペ
Horst Berneth
ホルスト・ベルネト
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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Publication of JPH07224230A publication Critical patent/JPH07224230A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B29/00Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
    • C09B29/0025Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds
    • C09B29/0029Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing only nitrogen as heteroatom
    • C09B29/0037Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing only nitrogen as heteroatom containing a five-membered heterocyclic ring with two nitrogen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(I) 【化1】 式中、R1は水素またはアシル基であり、R2、R3
4、R5およびR6は例えばアルキルである、の新規な
ピラゾールアゾ染料が提供される。 【効果】 本発明のピラゾールアゾ染料を使用して得ら
れる染色物は、すぐれた堅牢性およびすぐれた親和性が
きわ立って特徴的である。湿式処理、光および熱に対す
るきわめてすぐれた堅牢性をもつ染色物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】アゾ成分として5−アミノ−4−シアノ−
ピラゾールを含有するアゾ染料は既知である(例えば、
ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)第25 39
653号、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)第2
7 27 268号、米国特許第5,079,213
号、DDR第231,785号)。それらは普通の方法
でジアゾ化およびカップリングにより製造される。3−
位置において、これらの染料は、例えば、水素、ハロゲ
ン、アルキル、アリール、アルコキシ、アルコキシカル
ボニルまたはアルキルチオを有する。アミノ−またはア
シルアミノ置換誘導体は既知ではない。
【0002】本発明は、式(I)
【0003】
【化2】
【0004】式中、R1は水素またはアシル基であり、
2は水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、
アラルキル、アリールまたはアルキレンを介して結合さ
れていてもよい複素環式基であり、R3は水素、ハロゲ
ン、アルキルまたはアルコキシであり、R4は水素、ハ
ロゲン、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、アル
キル、アルコキシ、アシルアミノ、アシルオキシまたは
アルコキシカルボニルであり、R5またはR6は各場合に
おいて互いに独立に水素、アルキル、アラルキルまたは
アリールであるか、あるいはNR56は一緒になって水
素化複素環式基であり、前記複素環式基は窒素を介して
結合しておりそして必要に応じてそれ以上の異種原子を
含有し、そして存在するすべてのアルキル、アルケニ
ル、シクロアルキル、アラルキル、アリール、アルコキ
シおよび複素環式基は非イオン性置換基により必要に応
じて置換されていてもよい、のピラゾールアゾ染料、そ
れらの新規な製造方法、および繊維、糸、フロック、織
布およびメリヤス生地を染色するための、およびアセチ
ルセルロース(例えば、2 1/2およびトリアセテー
ト)、ポリエステルまたはポリアミド、好ましくはポリ
エステルの織布またはメリヤス生地を捺染するためのそ
れらの使用に関する。
【0005】非イオン性置換基は、例えば、染料化学に
おいて普通の非解離性置換基、例えば、シアノ、ヒドロ
キシル、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、アルキル、アル
コキシ、フェニル、アシルオキシ、アシルアミノ、アル
コキシカルボニルおよびアルコキシカルボニルオキシで
あることができる。
【0006】R1〜R6の意味および非イオン性置換基の
範囲において、次の基は、例えば、与えた特定の意味を
有することができる:アシルは、アシルオキシおよびア
シルアミノ基の中のものを包含し、例えば、アルカノイ
ル基、ベンゾイル基、アルカンスルホニル基、ベンゼン
スルホニル基、アルコキシカルボニル基、モノ−または
ジアルキルアミノカルボニル基またはアリールアミノカ
ルボニル基であることができる。
【0007】アルキル基は、アルコキシ、アルカノイ
ル、アルカンスルホニル、アルコキシカルボニルおよび
アラルキル基の中のものを包含し、例えば、1〜8、好
ましくは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状および分枝
鎖状の基であることができる。アルケニル基は、例え
ば、2〜6、好ましくは2または3個の炭素原子を有す
るものであることができる。
【0008】シクロアルキル基は、例えば、4〜7、好
ましくは5または6個の炭素原子を有するものであるこ
とができる。
【0009】ハロゲンは、例えば、フッ素、塩素または
臭素であることができる。
【0010】アリール基は、アラルキル基の中のものを
包含し、例えば、1〜3個の前述の非イオン性置換基に
より置換されていてもよいフェニル基であることができ
る。複素環式基は、例えば、チエニル、フリルおよびピ
リジルおよびそれらの部分的または完全に水素化された
誘導体を包含する。それらは1〜3個の前述の非イオン
性置換基を含有することができる。
【0011】式(I)の好ましい化合物は、各記号が次
の意味を有するものである:R1は水素、C1−C8−ア
ルカノイル、C1−C8−アルカンスルホニル、ベンゾイ
ル、ベンゼンスルホニル、C1−C8−アルコキシカルボ
ニル、C1−C8−アルキルアミノカルボニルまたはフェ
ニルアミノカルボニルであり、すべてのこれらの基は、
水素を別として、シアノ、フッ素、塩素、ヒドロキシル
およびC1−C4−アルコキシから成る群からの3個まで
の同一であるか、あるいは異なる置換基により必要に応
じて置換されることができ、R2は水素、C1−C8−ア
ルキル、C2−C4−アルケニル、C4−C7−シクロアル
キル、ベンジル、フェネチル、フェニル、フリルメチ
ル、ピリジルメチルまたはピリジルエチルであり、アル
キル基は必要に応じて分枝鎖状であることおよび/また
はシアノ、フッ素、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−ア
ルコキシおよびC1−C4−アルコキシカルボニルから成
る群からの3個までの同一であるか、あるいは異なる置
換基により必要に応じて置換されることができ、そして
ベンジル、フェネチル、フェニル、フルフリルメチル、
ピリジルメチルまたはピリジルエチル基はシアノ、塩
素、ヒドロキシル、C1−C4−アルキル、C1−C4−ア
ルコキシ、ニトロおよびC1−C4−アルコキシカルボニ
ルから成る群からの3個までの同一であるか、あるいは
異なる置換基により必要に応じて置換されることがで
き、R3は水素、フッ素、塩素、C1−C4−アルキルま
たはC1−C4−アルコキシであり、アルキルおよびアル
コキシ基はフッ素、塩素およびメトキシから成る群から
の3個までの同一であるか、あるいは異なる置換基によ
り必要に応じて置換されることができ、R4は水素、フ
ッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、
1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4
−アルカノイルアミノ、C1−C4−アルカノイルオキ
シ、C1−C4−アルカンスルホニルアミノ、C1−C4
アルカンスルホニルオキシ、C1−C4−アルコキシカル
ボニルアミノ、C1−C4−アルコキシカルボニルオキ
シ、C1−C4−ジアルキルアミノカルボニルアミノ、C
1−C4−ジアルキルアミノカルボニルオキシまたはC1
−C4−アルコキシカルボニルであり、これらの基は、
水素、フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロお
よびシアノを別として、フッ素および塩素から成る群か
らの3個までの同一であるか、あるいは異なる置換基に
より必要に応じて置換されることができ、そしてR5
よびR6は各場合において互いに独立に水素、C1−C8
−アルキル、ベンジル、フェネチルまたはフェニルであ
り、アルキル基は必要に応じて分枝鎖状であることおよ
び/またはシアノ、フッ素、塩素、ヒドロキシル、C1
−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシカルボニ
ル、C1−C4−アルカノイルオキシおよびC1−C4−ア
ルコキシカルボニルオキシから成る群からの3個までの
同一であるか、あるいは異なる置換基により必要に応じ
て置換されることができ、そしてベンジル、フェネチル
およびフェニル基は塩素、C1−C4−アルキルおよびC
1−C4−アルコキシから成る群からの3個までの同一で
あるか、あるいは異なる置換基により必要に応じて置換
されることができるか、あるいは基NR56は一緒にな
ってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジ
ノ、N−C1−C4−アルキルピペラジノまたはトリメチ
ルピラゾリノである。
【0012】式(I)のとくに好ましい化合物は、各記
号が次の意味を有するものである:R1は水素、C1−C
4−アルカノイル、C1−C4−アルカンスルホニル、ベ
ンゾイル、ベンゼンスルホニル、C1−C4−アルコキシ
カルボニル、C1−C4−アルキルアミノカルボニルまた
はフェニルアミノカルボニルであり、すべてのこれらの
基は、水素を別として、シアノ、フッ素、塩素およびメ
トキシから成る群からの3個までの同一であるか、ある
いは異なる置換基により必要に応じて置換されることが
でき、R2は水素、C1−C4−アルキル、アリル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、フェネチルま
たはフェニルであり、アルキル基はシアノ、フッ素、塩
素、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、メトキシカル
ボニルおよびエトキシカルボニルから成る群からの3個
までの同一であるか、あるいは異なる置換基により必要
に応じて置換されることができ、そしてベンジル、フェ
ネチルおよびフェニル基はシアノ、塩素、ヒドロキシ
ル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ニトロ、メ
トキシカルボニルおよびエトキシカルボニルから成る群
からの3個までの同一であるか、あるいは異なる置換基
により必要に応じて置換されることができ、R3は水
素、フッ素、塩素、メチルまたはエチルであり、メチル
およびエチル基はフッ素、塩素およびメトキシから成る
群からの3個までの同一であるか、あるいは異なる置換
基により必要に応じて置換されることができ、R4は水
素、フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シ
アノ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ホルミル
アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、アセト
キシ、プロピオニルオキシ、メタンスルホニルアミノ、
エタンスルホニルアミノ、メトキシカルボニルアミノ、
エトキシカルボニルアミノ、メトキシカルボニルオキ
シ、エトキシカルボニルオキシ、メトキシカルボニルま
たはエトキシカルボニルであり、これらの基は、水素、
フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、ホルミ
ルアミノおよびシアノを別として、フッ素および塩素か
ら成る群からの3個までの同一であるか、あるいは異な
る置換基により必要に応じて置換されることができ、R
5およびR6は各場合において互いに独立に水素、C1
4−アルキル、ベンジル、フェネチルまたはフェニル
であり、アルキル基はシアノ、フッ素、塩素、ヒドロキ
シル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、アセトキシおよびプロピオニルオキシ
から成る群からの3個までの同一であるか、あるいは異
なる置換基により必要に応じて置換されることができ、
そしてベンジル、フェネチルおよびフェニル基は塩素、
メチルおよびメトキシから成る群からの3個までの同一
であるか、あるいは異なる置換基により必要に応じて置
換されることができるか、あるいは基NR56は一緒に
なってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジ
ノ、N−メチルピペラジノまたはトリメチルピラゾリノ
である。
【0013】式(I)のことに好ましい化合物は、各記
号が次の意味を有するものである:R1は水素、アセチ
ル、プロピオニル、メタンスルホニル、エタンスルホニ
ル、メタンスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニルまたはメチルアミノカルボニルであり、R2
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、シアノエチル、
クロロエチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピ
ル、メトキシエチル、エトキシエチル、メトキシカルボ
ニルエチル、アリル、シクロヘキシル、ベンジル、フェ
ネチル、フェニル、トリルまたはクロロフェニルであ
り、R3は水素、塩素またはメチルであり、R4は水素、
フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メチル、エチ
ル、トリフルオロメチル、ホルミルアミノ、アセチルア
ミノ、トリフルオロアセチルアミノ、プロピオニルアミ
ノ、アセトキシ、メタンスルホニルアミノ、メトキシカ
ルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、メトキシ
カルボニルまたはエトキシカルボニルであり、そしてR
5およびR6は各場合において互いに独立にメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、クロロエチル、ヒドロキシエチ
ル、シアノエチル、メトキシエチル、メトキシカルボニ
ルエチル、アセトキシエチル、プロピオニルオキシエチ
ル、メトキシカルボニルオキシエチル、エトキシカルボ
ニルオキシエチル、ベンジル、フェニル、トリルまたは
クロロフェニルである。
【0014】とくに選抜すべき式(I)の化合物は、各
記号が次の意味を有するものである:R1は水素、ホル
ミル、アセチル、トリフルオロアセチル、プロピオニ
ル、メタンスルホニル、エタンスルホニル、メトキシカ
ルボニルまたはエトキシカルボニルであり、R2はメチ
ル、エチル、プロピル、シアノエチルまたはベンジルで
あり、R3は水素またはメチルであり、R4はアセトアミ
ノ、プロピオニルアミノ、メタンスルホニルアミノまた
はメトキシカルボニルアミノであり、そしてR5はメチ
ル、エチル、プロピル、シアノエチル、メトキシエチ
ル、メトキシカルボニルエチルまたはアセトキシエチル
である。
【0015】本発明は、また、式(II)
【0016】
【化3】
【0017】式中、R2、R3、R4、R5およびR6は式
(I)の場合において与えた意味を有し、R7は水素、
アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ア
ルキレンを介して結合していてもよい複素環式基、OR
8、SR8またはNR89であり、R8およびR9各場合に
おいて互いに独立に水素、アルキル、アルケニル、アシ
ル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはアル
キレンを介して結合していてもよい複素環式基である
か、あるいはNR89は窒素を介して結合しかつそれ以
上の異種原子を含有していてもよい、完全に水素化され
た複素環式基であり、そしてX-はアニオンである、の
カチオン性1,3,4−チアジアゾール染料をマロニト
リルと反応させることを特徴とする、R1が水素であ
る、式(I)のピラゾールアゾ染料を製造する方法に関
する。
【0018】X-は有機または無機のアニオン、例え
ば、塩素、臭素、メチル硫酸、エチル硫酸、メタンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸、酢酸または硫酸のアニオ
ンであることができる。多価アニオン、例えば、硫酸イ
オンの場合において、式(II)中のX-は2当量のこ
のような多価アニオンを表す。
【0019】本発明は、また、R1が水素である式
(I)ピラゾールアゾ染料をアシル化剤と反応させるこ
とを特徴とする、R1がアシルである、式(I)のピラ
ゾールアゾ染料を製造する方法に関する。
【0020】出発物質として要求される式(II)のカ
チオン性1,3,4−チアジアゾール染料は、例えば、
フランス国特許第1,199,411号、ドイツ国特許
公開明細書(DE−OS)第2,811,258号およ
び欧州特許出願公開明細書第0,495,250号から
知られているか、あるいはそれらに類似する方法により
製造することができる。
【0021】R1が水素である本発明による式(I)ピ
ラゾールアゾ染料を生成する式(II)の染料とマロニ
トリルとの反応は、例えば、溶媒の存在下にかつ塩基の
存在下に0℃〜媒質の沸点との間の温度において実施す
ることができる。
【0022】好ましい反応温度は15〜40℃の温度で
ある。概して、この反応は短時間、例えば、5時間以内
の時間後に終わった。
【0023】可能な溶媒は、例えば、アルコール、例え
ば、メタノール、エタノールまたはイソプロパノール、
ケトン、例えば、アセトンまたはブタノン、エステル、
例えば、酢酸エチルまたは酢酸ブチル、塩素化炭化水
素、例えば、クロロホルムまたは1,2−ジクロロエタ
ン、芳香族炭化水素、例えば、トルエンまたはキシレ
ン、塩素化芳香族炭化水素、例えば、クロロベンゼン、
および二極性非プロトン性溶媒、例えば、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリド
ン、ブチロラクトンまたはアセトニトリル、またはそれ
らの混合物である。可能な塩基は、例えば、アルカリ金
属またはアルカリ土類金属の酸化物およびアルカリ金属
またはアルカリ土類金属の水酸化物、例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムおよび酸化カルシウム、およ
びまたアルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩、
例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸カル
シウム、ならびにアルカリ金属またはアルカリ土類金属
のアルコラート、例えば、ナトリウムメチラートまたは
カリウムt−ブチラート、およびアミン、例えば、トリ
エチルアミン、トリエタノールアミン、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジン、アザビシクロノネンおよびア
ザビシクロウンデセンである。
【0024】溶媒としてアルコールの使用および塩基と
してアルカリ金属またはアルカリ土類金属のアルコラー
トの使用は好ましい。メタノールおよびナトリウムメチ
ラートはとくに好ましい。
【0025】概して、ことにアルコールを溶媒として使
用するとき、R1が水素である式(I)のピラゾールア
ゾ染料は反応媒質の中から外に沈澱し、そして、例え
ば、濾過により単離することができる。また沈澱した副
生物は、例えば、再結晶化またはクロマトグラフィー法
の使用により除去することができる。
【0026】R1がアシルである式(I)のピラゾール
アゾ染料を生成するR1が水素である式(I)のピラゾ
ールアゾ染料の反応は、例えば、アシル化剤を使用して
溶媒のの存在下にかつ可能ならば塩基の存在下に室温と
媒質の沸点との間の温度において実施することができ
る。好ましい反応温度は30〜80℃の範囲である。
【0027】この反応のための可能な溶媒は、例えば、
アシル化剤が基づくカルボン酸、例えば、ギ酸、酢酸ま
たはプロピオン酸であるか、あるいは前述のケトン、エ
ステル、塩素化炭化水素、芳香族炭化水素、塩素化芳香
族炭化水素および極性非プロトン性溶媒である。ホルミ
ル化を意図するとき、ギ酸は溶媒として便利に使用され
る。
【0028】可能なアシル化剤は、例えば、カルボン
酸、ギ酸、カルボン酸無水物、例えば、酢酸無水物、プ
ロピオン酸無水物、トリフルオロ酢酸無水物またはベン
ズアルデヒド、カルボン酸ハライド、例えば、塩化アセ
チル、塩化プロピオニル、塩化ベンゾイル、メチルクロ
ロホルメートおよびエチルクロロホルメート、スルホン
酸ハライド、例えば、塩化メタンスルホニル、塩化ノナ
フルオロブタンスルホニルまたは塩化4−メチルベンゼ
ンスルホニル、およびイソシアネート、例えば、メチル
イソシアネート、エチルイソシアネート、ブチルイソシ
アネートまたはフェニルイソシアネートである。
【0029】ハライドをアシル化剤として使用する場
合、塩基の使用は一般に有利である。可能な塩基は、例
えば、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩、
例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カ
リウムおよび炭酸カルシウム、アミン、例えば、トリエ
チルアミン、トリイソプロピルアミンおよびピリジン、
およびジアザビシクロノネンおよびジアザビシクロウン
デセンである。
【0030】好ましい溶媒はカルボン酸および塩素化芳
香族炭化水素である。
【0031】好ましいアシル化剤はカルボン酸無水物お
よびクロロギ酸エステルである。
【0032】好ましい塩基は炭酸ナトリウムおよびトリ
イソプロピルアミンである。
【0033】アシル基を含有しかつこの方法において製
造される式(I)の染料は、反応媒質の中から外に沈澱
するか、あるいは反応が終了したとき、反応混合物を水
上に排出し、次いで沈澱する染料を単離するか、あるい
は溶媒を蒸留除去する。
【0034】本発明による式(I)のピラゾールアゾ染
料は、ことに微細な形態で、繊維、糸、フロック、織布
およびメリヤス生地を染色するためのに、およびアセチ
ルセルロース(例えば、2 1/2およびトリアセテー
ト)、ポリエステルまたはポリアミド、好ましくはポリ
エステルの織布またはメリヤス生地を捺染するために顕
著に適する。
【0035】生ずる染色物はすぐれた堅牢性およびすぐ
れた親和性がきわ立って特徴的である。多数の場合にお
ける湿式処理、光および熱に対するきわめてすぐれた堅
牢性をとくに挙げるべきである。
【0036】本発明による式(I)のピラゾールアゾ染
料、とくに基R1〜R6が3個以下、好ましくは2個以下
の炭素原子を含有する染料は、また、染料拡散および染
料昇華転写捺染における使用に適する。これらにおい
て、容易に拡散または昇華する染料を、まず、薄い担体
材料、例えば、ポリエステルの担体材料上に存在する層
の中に混入する。この色ドナー層を同様に担体材料上に
存在する受容層と接触させるとき、染料は電気信号によ
りコントロールされる熱的捺染ヘッドにより色ドナー層
から受容層に転移し、そして受容層上の電気信号に対応
するパターンを形成する。このような作業技術は、例え
ば、欧州特許出願公開明細書第03 84040号に記
載されている。
【0037】
【実施例】
実施例1 R2=メチル、R3=水素、R4=アセトアミノ、R5=R
6=エチル、R7=R8=イソプロピルかつX-=1/2
ZnCl4 --の式(II)の染料の5.36gを40m
lのメタノール中に溶解した。0.72gのマロノジニ
トリルおよび5.2mlの30%強度のメタノール性ナ
トリウムメチラート溶液を室温において添加した。この
混合物を室温において2時間撹拌し、そして沈澱を吸引
濾過し、メタノールおよび水で洗浄した。真空乾燥後、
1=水素かつR2〜R6が前述の意味を有する式(I)
の染料が得られた。
【0038】融点:225−227℃。
【0039】υCN=2211cm-1
【0040】λmax(DMF)=526.5nm。
【0041】この染料はポリエステルを鮮明な、光堅牢
性の、わずかに青みがかった赤色に染色した。
【0042】実施例2 1.77gの実施例1の染料を30mlの氷酢酸中に5
0℃において部分的に溶解した。0.76gの酢酸無水
物を添加し、そしてこの混合物をその温度において4時
間撹拌し、次いで冷却した。この染料を吸引濾過し、少
量の氷酢酸で洗浄しそして真空乾燥した。R1=アセチ
ルかつR2〜R6が実施例1に記載する意味を有する式
(I)の染料が得られた。
【0043】融点:238−240℃。
【0044】λmax(DMF)=530.5nm。
【0045】この染料はポリエステルを鮮明な、光堅牢
性の赤色に染色した。
【0046】実施例3 R2=メチル、R3=R7=水素、R4=アセトアミノ、R
5=R6=エチルかつX-=1/2 ZnCl3 -の式(I
I)の染料の5.04gを実施例1に記載するように反
応させた。また、実施例1に従い得られた染料の1.6
gが得られた。 実施例4〜実施例37 式(I)の次の染料を実施例1および2におけるように
製造した。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】実施例38(ポリエステルの染色) 0.4gの実施例1に従い製造した染料を微細に分散し
た形態で撹拌して2000mlの水に入れた。4gのナ
フタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物に基づく
商業的に入手可能な分散剤および2gのリン酸二水素ナ
トリウムを添加し、そして酢酸でpH4.5を確立し
た。100gのポリエチレングリコールテレフタレート
に基づくポリエステルの織布を、こうして得られた分散
液の中に導入した。次いで染色を130℃において45
分間実施し、そして織布をすすぎ洗いし、0.5%重量
強度の亜二チオン酸ナトリウム溶液で70〜80℃にお
いて15分間還元的後処理し、再びすすぎ洗いしそして
乾燥した。ポリエステルの織布は鮮明な、わずかに青み
がかった赤色に染色され、そしてすぐれた色彩に関する
堅牢性を有した。
【0052】実施例2〜37に従い製造した染料を使用
する染色作業において、オレンジ色〜青みがかった赤色
の色合いの同様な染色物が得られた。
【0053】実施例39(拡散転写捺染) 色ドナー要素を次のようにして製造した:実施例5に従
い製造した染料の0.5%重量強度の溶液およびテトラ
ヒドロフラン中のスチレン/アクリロニトリルコポリマ
ーに基づくバインダーの0.5%重量強度の溶液を、1
00μmの湿潤状態の層厚さで、最初に塩化ビニリデン
/アクリロニトリルコポリマーの層(乾燥状態で2.5
μmの厚さ)を与えた5μmの薄いポリエチレンテレフ
タレートのフィルムに適用した。形成した層を真空乾燥
した。5重量%のスチレン/アクリロニトリルコポリマ
ーおよび0.1重量%のポリシロキサン/ポリエーテル
コポリマー(Th.ゴールドシュミット(Goldsc
hmidt)からのTegoglideR410)の1
%強度の溶液を含有する溶液で、ポリエチレンテレフタ
レートのフィルムのリバース(reverse)をコー
ティングした。この溶液を100μmの厚さで適用し、
そして色ドナー要素が熱的捺染ヘッドに付着するのを防
止した。こうして得られた染料ドナー要素を日立カラー
プリンターにおいて使用して、商業的に入手可能な記録
材料(日立VY−A100Aペーパー・インキ・セッ
ト)上にプリントした。
【0054】強いオレンジ色の記録が得られた。
【0055】実施例1〜4および6〜37に従い製造し
た染料を含有する対応する色ドナー要素を使用したと
き、オレンジ色〜青みがかった赤色の記録を有する同様
な捺染の結果が得られた。
【0056】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0057】1.式(I)
【0058】
【化4】
【0059】式中、R1は水素またはアシル基であり、
2は水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、
アラルキル、アリールまたはアルキレンを介して結合さ
れていてもよい複素環式基であり、R3は水素、ハロゲ
ン、アルキルまたはアルコキシであり、R4は水素、ハ
ロゲン、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、アル
キル、アルコキシ、アシルアミノ、アシルオキシまたは
アルコキシカルボニルであり、R5またはR6は各場合に
おいて互いに独立に水素、アルキル、アラルキルまたは
アリールであるか、あるいはNR56は一緒になって水
素化複素環式基であり、前記複素環式基は窒素を介して
結合しておりそして必要に応じてそれ以上の異種原子を
含有する、のピラゾールアゾ染料。
【0060】2.式(I)において、R1は水素、C1
8−アルカノイル、C1−C8−アルカンスルホニル、
ベンゾイル、ベンゼンスルホニル、C1−C8−アルコキ
シカルボニル、C1−C8−アルキルアミノカルボニルま
たはフェニルアミノカルボニルであり、すべてのこれら
の基は、水素を別として、シアノ、フッ素、塩素、ヒド
ロキシルおよびC1−C4−アルコキシから成る群からの
3個までの同一であるか、あるいは異なる置換基により
必要に応じて置換されることができ、R2は水素、C1
8−アルキル、C2−C4−アルケニル、C4−C7−シ
クロアルキル、ベンジル、フェネチル、フェニル、フリ
ルメチル、ピリジルメチルまたはピリジルエチルであ
り、アルキル基は必要に応じて分枝鎖状であることおよ
び/またはシアノ、フッ素、塩素、ヒドロキシル、C1
−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルコキシカルボ
ニルから成る群からの3個までの同一であるか、あるい
は異なる置換基により必要に応じて置換されることがで
き、そしてベンジル、フェネチル、フェニル、フルフリ
ルメチル、ピリジルメチルまたはピリジルエチル基はシ
アノ、塩素、ヒドロキシル、C1−C4−アルキル、C1
−C4−アルコキシ、ニトロおよびC1−C4−アルコキ
シカルボニルから成る群からの3個までの同一である
か、あるいは異なる置換基により必要に応じて置換され
ることができ、R3は水素、フッ素、塩素、C1−C4
アルキルまたはC1−C4−アルコキシであり、アルキル
およびアルコキシ基はフッ素、塩素およびメトキシから
成る群からの3個までの同一であるか、あるいは異なる
置換基により必要に応じて置換されることができ、R4
は水素、フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニト
ロ、シアノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキ
シ、C1−C4−アルカノイルアミノ、C1−C4−アルカ
ノイルオキシ、C1−C4−アルカンスルホニルアミノ、
1−C4−アルカンスルホニルオキシ、C1−C4−アル
コキシカルボニルアミノ、C1−C4−アルコキシカルボ
ニルオキシ、C1−C4−ジアルキルアミノカルボニルア
ミノ、C1−C4−ジアルキルアミノカルボニルオキシま
たはC1−C4−アルコキシカルボニルであり、これらの
基は、水素、フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニ
トロおよびシアノを別として、フッ素および塩素から成
る群からの3個までの同一であるか、あるいは異なる置
換基により必要に応じて置換されることができ、そして
5およびR6は各場合において互いに独立に水素、C1
−C8−アルキル、ベンジル、フェネチルまたはフェニ
ルであり、アルキル基は必要に応じて分枝鎖状であるこ
とおよび/またはシアノ、フッ素、塩素、ヒドロキシ
ル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシカル
ボニル、C1−C4−アルカノイルオキシおよびC1−C4
−アルコキシカルボニルオキシから成る群からの3個ま
での同一であるか、あるいは異なる置換基により必要に
応じて置換されることができ、そしてベンジル、フェネ
チルおよびフェニル基は塩素、C1−C4−アルキルおよ
びC1−C4−アルコキシから成る群からの3個までの同
一であるか、あるいは異なる置換基により必要に応じて
置換されることができるか、あるいは基NR56は一緒
になってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラ
ジノ、N−C1−C4−アルキルピペラジノまたはトリメ
チルピラゾリノである、上記第1項記載のピラゾールア
ゾ染料。
【0061】3.式(I)において、R1は水素、C1
4−アルカノイル、C1−C4−アルカンスルホニル、
ベンゾイル、ベンゼンスルホニル、C1−C4−アルコキ
シカルボニル、C1−C4−アルキルアミノカルボニルま
たはフェニルアミノカルボニルであり、すべてのこれら
の基は、水素を別として、シアノ、フッ素、塩素および
メトキシから成る群からの3個までの同一であるか、あ
るいは異なる置換基により必要に応じて置換されること
ができ、R2は水素、C1−C4−アルキル、アリル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、ベンジル、フェネチル
またはフェニルであり、アルキル基はシアノ、フッ素、
塩素、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、メトキシカ
ルボニルおよびエトキシカルボニルから成る群からの3
個までの同一であるか、あるいは異なる置換基により必
要に応じて置換されることができ、そしてベンジル、フ
ェネチルおよびフェニル基はシアノ、塩素、ヒドロキシ
ル、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ニトロ、メ
トキシカルボニルおよびエトキシカルボニルから成る群
からの3個までの同一であるか、あるいは異なる置換基
により必要に応じて置換されることができ、R3は水
素、フッ素、塩素、メチルまたはエチルであり、メチル
およびエチル基はフッ素、塩素およびメトキシから成る
群からの3個までの同一であるか、あるいは異なる置換
基により必要に応じて置換されることができ、R4は水
素、フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シ
アノ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ホルミル
アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、アセト
キシ、プロピオニルオキシ、メタンスルホニルアミノ、
エタンスルホニルアミノ、メトキシカルボニルアミノ、
エトキシカルボニルアミノ、メトキシカルボニルオキ
シ、エトキシカルボニルオキシ、メトキシカルボニルま
たはエトキシカルボニルであり、これらの基は、水素、
フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、ホルミ
ルアミノおよびシアノを別として、フッ素および塩素か
ら成る群からの3個までの同一であるか、あるいは異な
る置換基により必要に応じて置換されることができ、R
5およびR6は各場合において互いに独立に水素、C1
4−アルキル、ベンジル、フェネチルまたはフェニル
であり、アルキル基はシアノ、フッ素、塩素、ヒドロキ
シル、メトキシ、エトキシ、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、アセトキシおよびプロピオニルオキシ
から成る群からの3個までの同一であるか、あるいは異
なる置換基により必要に応じて置換されることができ、
そしてベンジル、フェネチルおよびフェニル基は塩素、
メチルおよびメトキシから成る群からの3個までの同一
であるか、あるいは異なる置換基により必要に応じて置
換されることができるか、あるいは基NR56は一緒に
なってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジ
ノ、N−メチルピペラジノまたはトリメチルピラゾリノ
である、上記第1または2項記載のピラゾールアゾ染
料。
【0062】4.式(I)において、R1は水素、アセ
チル、プロピオニル、メタンスルホニル、エタンスルホ
ニル、メタンスルホニル、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニルまたはメチルアミノカルボニルであり、R
2はメチル、エチル、プロピル、ブチル、シアノエチ
ル、クロロエチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロ
ピル、メトキシエチル、エトキシエチル、メトキシカル
ボニルエチル、アリル、シクロヘキシル、ベンジル、フ
ェネチル、フェニル、トリルまたはクロロフェニルであ
り、R3は水素、塩素またはメチルであり、R4は水素、
フッ素、塩素、ヒドロキシル、アミノ、メチル、エチ
ル、トリフルオロメチル、ホルミルアミノ、アセチルア
ミノ、トリフルオロアセチルアミノ、プロピオニルアミ
ノ、アセトキシ、メタンスルホニルアミノ、メトキシカ
ルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、メトキシ
カルボニルまたはエトキシカルボニルであり、そしてR
5およびR6は各場合において互いに独立にメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、クロロエチル、ヒドロキシエチ
ル、シアノエチル、メトキシエチル、メトキシカルボニ
ルエチル、アセトキシエチル、プロピオニルオキシエチ
ル、メトキシカルボニルオキシエチル、エトキシカルボ
ニルオキシエチル、ベンジル、フェニル、トリルまたは
クロロフェニルである、上記第1〜3項のいずれかに記
載のピラゾールアゾ染料。
【0063】5.式(I)において、R1は水素、ホル
ミル、アセチル、トリフルオロアセチル、プロピオニ
ル、メタンスルホニル、エタンスルホニル、メトキシカ
ルボニルまたはエトキシカルボニルであり、R2はメチ
ル、エチル、プロピル、シアノエチルまたはベンジルで
あり、R3は水素またはメチルであり、R4はアセトアミ
ノ、プロピオニルアミノ、メタンスルホニルアミノまた
はメトキシカルボニルアミノであり、そしてR5はメチ
ル、エチル、プロピル、シアノエチル、メトキシエチ
ル、メトキシカルボニルエチルまたはアセトキシエチル
である、上記第1〜4項のいずれかに記載のピラゾール
アゾ染料。
【0064】6.式(II)
【0065】
【化5】
【0066】式中、R2、R3、R4、R5およびR6は上
記第1項記載の意味を有し、R7は水素、アルキル、シ
クロアルキル、アラルキル、アリール、アルキレンを介
して結合していてもよい複素環式基、OR8、SR8また
はNR89であり、R8およびR9各場合において互いに
独立に水素、アルキル、アルケニル、アシル、シクロア
ルキル、アラルキル、アリールまたはアルキレンを介し
て結合していてもよい複素環式基であるか、あるいはN
89は窒素を介して結合しかつそれ以上の異種原子を
含有していてもよい、完全に水素化された複素環式基で
あり、そしてX-はアニオンである、のカチオン性1,
3,4−チアジアゾール染料をマロニトリルと反応させ
ることを特徴とする、R1が水素である、上記第1項記
載のピラゾールアゾ染料を製造する方法。
【0067】7.R1が水素である、式(I)ピラゾー
ルアゾ染料をアシル化剤と反応させることを特徴とす
る、R1がアシルである、上記第1項記載のピラゾール
アゾ染料を製造する方法。
【0068】8.繊維、糸、フロック、織布およびメリ
ヤス生地を染色するための、およびアセチルセルロー
ス、ポリエステルまたはポリアミドの織布またはメリヤ
ス生地を捺染するための上記第1項記載のピラゾールア
ゾ染料の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/04 231 C08K 5/3445 KBJ C08L 67/00 KJZ // C07D 285/135

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 式中、 R1は水素またはアシル基であり、 R2は水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、
    アラルキル、アリールまたはアルキレンを介して結合さ
    れていてもよい複素環式基であり、 R3は水素、ハロゲン、アルキルまたはアルコキシであ
    り、 R4は水素、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、ニト
    ロ、シアノ、アルキル、アルコキシ、アシルアミノ、ア
    シルオキシまたはアルコキシカルボニルであり、 R5またはR6は各場合において互いに独立に水素、アル
    キル、アラルキルまたはアリールであるか、あるいはN
    56は一緒になって水素化複素環式基であり、前記複
    素環式基は窒素を介して結合しておりそして必要に応じ
    てそれ以上の異種原子を含有する、のピラゾールアゾ染
    料。
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