JPH07224075A - 純粋なフェニルプロピルアルキルシロキサン - Google Patents

純粋なフェニルプロピルアルキルシロキサン

Info

Publication number
JPH07224075A
JPH07224075A JP7013240A JP1324095A JPH07224075A JP H07224075 A JPH07224075 A JP H07224075A JP 7013240 A JP7013240 A JP 7013240A JP 1324095 A JP1324095 A JP 1324095A JP H07224075 A JPH07224075 A JP H07224075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
free
carbon atoms
pure
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7013240A
Other languages
English (en)
Inventor
Gary E Legrow
エドワード レッグロー ゲリー
Joan E Sudbury-Holtschlag
イー サドバリー−ホルトスクラッグ ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JPH07224075A publication Critical patent/JPH07224075A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0834Compounds having one or more O-Si linkage
    • C07F7/0838Compounds with one or more Si-O-Si sequences
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0834Compounds having one or more O-Si linkage
    • C07F7/0838Compounds with one or more Si-O-Si sequences
    • C07F7/0872Preparation and treatment thereof
    • C07F7/0874Reactions involving a bond of the Si-O-Si linkage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0834Compounds having one or more O-Si linkage
    • C07F7/0838Compounds with one or more Si-O-Si sequences
    • C07F7/0872Preparation and treatment thereof
    • C07F7/089Treatments not covered by a preceding group
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/21Cyclic compounds having at least one ring containing silicon, but no carbon in the ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/045Polysiloxanes containing less than 25 silicon atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出できる水素化ケイ素(−SiH)、遊離
有機物質(−C=C−)又は遊離無機物質を含まず、か
つ無色、無臭の純粋なフエニルプロピルアルキルシロキ
サンを提供することである。 【構成】 構造式 を有する線状および環状シロキサンの混合物からなる純
粋なフエニルプロピルアルキルシロキサンおよびその製
造法。本発明の純粋なフエニルプロピルアルキルシロキ
サンは検出できる水素化ケイ素(−SiH)、遊離有機
物質(−C=C−)又は遊離無機無質を含まず、かつ高
屈折率のオルガノシリコーン重合体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、純粋なフエニルプロピ
ルアルキルシロキサンおよびその製造法に関する。本発
明のフエニルプロピルアルキルシロキサンは検出できる
水素化ケイ素(−SiH)、遊離有機物質(−C=C
−)又は遊離無機物質を含有しない、そして高屈折率の
オルガノシリコーン重合体である。
【0002】
【従来の技術】高屈折率、ジメチルシリコーンのような
センソリー特性、有機物相容性および強酸媒体に対する
高耐性を有するシリコーン重合体が技術的に必要であ
る。ジメチルシリコーン流体は典型的にそれらの構造や
分子量に無関係に約1.4の屈折率を有する。いくつか
のアルキルメチルシリコーンは優れた有機相容性並びに
ジメチルシリコーンに似たセンソリー特性を有するが、
それらは一般に1.45以上の屈折率を有さない。さら
に、高屈折率をもったアルキルメチルシリコーンは一般
にワックスである。フエニルを含有するシリコーンは、
屈折率がメチル置換に対してフエニルの置換量に関係す
るので、必要な屈折率を提供できる。しかしながら、フ
エニルがシリコーンに直接結合するフエニル含有重合体
は酸媒体への耐性が低く製造コストが高い。これは、フ
エニルを含有する重合体を使用できる用途を限定する。
本発明の純粋(pristine)なフエニルプロピル
アルキルシロキサンは必要な性質を提供できることがわ
かった。
【0003】2−フエニルプロピルアルキルシロキサン
を、α−メチルスチレンと−SiH含有オルガノポリシ
ロキサンとを反応させる標準のヒドロシリル化法によっ
て製造するとき、低コストで純粋なフエニルプロピルア
ルキルシロキサンの製造を妨げる2、3の問題点があ
る。第1の問題点は、少し過剰のα−メチルスチレンお
よび150ppm以下の白金で反応を行なうとき、その
反応が完了しないで水素化ケイ素(−SiH)を含有す
るフエニルプロピルアルキルシロキサンを生成すること
である。さらに高濃度の白金でその反応は完了(検出可
能の−SiHが存在しない)するが、得られる生成物は
有害な色および臭気を有する。さらに、多量の白金使用
は製品の製造コストを高くする。
【0004】スパイアらの論文〔J.Speier a
nd J.Ryan,Journal of Orga
nic Chemistry,24,2052(195
9),“Addition of Silicon H
ydrides to Olefinic Doubl
e Bonds,IV.The Additionto
Styrene and α−Methylstyr
ene”〕には、フエニルプロピルアルキルシクロシロ
キサンの製造における中間体としてのフエニルプロピル
アルキル水解物の製造法が開示されている。その方法
は、蒸留したフエニルプロピルメチルジクロロシランを
製造することからなる。蒸留されたフエニルプロピルメ
チルジクロロシランは次に加水分解され、シクロシロキ
サンは蒸留によって回収される。しかしスパイアらは純
粋なフエニルプロピルアルキルシロキサンの製造法を開
示していない。
【0005】ライアン(Ryan)の米国特許第3,0
88,964号はフエニルプロピルメチルシロキサンを
製造する2、3の方法を開示している。その第1の方法
はフエニルプロピルチルジクロロシランの加水分解から
なる。その水解物は、次に塩基性触媒で分解させてフエ
ニルプロピルメチルシクロシロキサンを生成する。もう
1の方法は、α−メチルスチレンと、SiHを含有する
オルガノシロキサンとを反応させることからなる。しか
し、これらの方法は純粋なフエニルプロピルアルキルシ
ロキサンを製造することができない。
【0006】スパイアら(Kookootsedes
and Seirer)の米国特許第3,186,94
4号は、離型剤として2−フエニルプロピルメチルシロ
キサン、エチルメチルシロキサン又はプロピルメチルシ
ロキサン共重合体の使用を教示している。これらの共重
合体は過剰のメチル水素シロキサンでのα−メチルスチ
レンのヒドロシリル化、続いて過剰のプロピレン又はエ
チレンでのヒドロシリル化によって調製される。もう1
つの方法は、メチル水素シロキサンでのα−メチルスチ
レンのヒドロシリル化およびその後エチルメチルシロキ
サン又はプロピルメチルシロキサンとの共重合からな
る。第3の方法はフエニルプロピルおよびエチル又はプ
ロピルメチルジクロロシランの共加水分解からなる。し
かし、これらの方法はいずれも純粋なフエニルプロピル
アルキルシロキサンを生成しない。パター(Pate
r)の米国特許第3,221,040号は共重合体の有
機ケイ素潤滑剤の製造法をいくつか記載している。パタ
ーは、(1)酸性又は塩基性媒体におけるシクロシロキ
サン、ヘキサヒドロカルビルジシロキサンおよびテトラ
(フエニルエチル)テトラメチルシクロテトラシロキサ
ンの平衡化、又は(2)対応するクロロシランの共加水
分解おび共縮合によって潤滑剤を作ることを開示してい
る。しかし、パターは純粋なフエニルプロピルアルキル
シランの製造法を開示していない。
【0007】最後に、モアハウス(Morehous
e)の米国特許第3,839,384号は、微量のアラ
ルキル変性シロキサンを含有する高弾性ポリエーテルウ
レタンフオームを特許請求している。そのアラルキル変
性シロキサンは米国特許第3,221,040号に開示
された方法によって作ることができる。しかし、モアハ
ウスは純粋なフエニルプロピルアルキルシロキサン又は
その製造法を開示していない。
【0008】
【発明の解決しようとする課題】本発明の目的は、検出
できる水素化ケイ素(−SiH)、遊離有機物質(−C
=C−)又は遊離無機物質を含有せず、かつ無色および
無臭の純粋なフエニルプロピルアルキルシロキサンを提
供することである。
【0009】さらに本発明の目的は、種々の屈折率を有
する純粋なフエニルプロピル−アルキルシロキサンの製
造法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)本質的
に、
【0011】
【式1】 および
【0012】
【式2】 を有するフエニルプロピルアルキルシロキサンの混合
物、および(2)本質的に、
【0013】
【式3】 および
【0014】
【式4】 〔式中、Phはフエニル基を表し;各Rはそれぞれ炭素
原子数が1〜4のアルキル基であり;各R1 はそれぞれ
炭素原子数が1〜6のアルキル基又は2−フエニルプロ
ピルから選び;各R2 はそれぞれ炭素原子数が1〜4の
一価の炭化水素基および炭素原子数が1〜10の一価の
置換炭化水素基から選び;uは3〜6の値を有し;vは
1〜50の値を有し;xは1〜50の値を有し;yは1
〜99の値を有する、但しx+y=2〜100;wは1
〜5の値を有し;zは1〜5の値を有する、但しw+z
=3〜6である〕を有するフエニルプロピルアルキルシ
ロキサンの混合物、からなる群から選択され、水素化ケ
イ素(−SiH)、遊離有機物質(−C=C−)および
遊離無機物質を含有せず、無臭および無色であることを
特徴とする清浄なフエニルプロピルアルキルシロキサン
を導入する。
【0015】本発明による純粋なフエニルプロピルアル
キルシロキサンの製造法は、純粋なフエニルプロピルア
ルキルジクロロシランを加水分解し、続いてトリオルガ
ノシリル末端封鎖体および任意のジオルガノ環状シロキ
サンの存在下で酸触媒化平衡化からなる。
【0016】本発明は、検出できる水素化ケイ素(−S
iH)、遊離無機物質(−C=C−)、および遊離無機
物質を含有せず、かつ無色および無臭である純粋なフエ
ニルプロピルアルキルシロキサンの技術を提供する。こ
の純粋なフエニルプロピルアルキルシロキサンは、
【0017】
【式5】 [式中、Phはフエニル基を表し、各Rはそれぞれ炭素
原子数が1〜4のアキキル基である]で表わされる構造
を有するフエニルプロピルアルキルシロキサンから選択
した線状および/または環状シロキサンである。
【0018】前記式において、各Rはそれぞれ炭素原子
数が1〜4のアルキルであって、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピルおよびブチルを例示できるが、R基
の各々はメチルが望ましい。
【0019】R1 はそれぞれ炭素原子数が1〜6のアル
キル基又は2−フエニルプロピルから選ぶ。R1 はメチ
ル、エチル、プロピル、等であるが、各R1 はメチルが
望ましい。
【0020】R2 はそれぞれ炭素原子数が一価の炭化水
素基および炭素数が1〜10の一価の置換炭化水素基か
ら選ぶ。R2 はメチル、エチル、プロピル、等である
が、各R2 はメチルが望ましい。
【0021】さらに、uは3〜6の値を有し、3および
4が望ましい;Vは1〜50の値を有し、1〜10が望
ましい;xは1〜50の値を有し1〜10が望ましい;
yは1〜99の値を有し1〜10が望ましい、但しx+
y=2〜100;wは1〜5の値を有し;zは1〜5の
値を有し、3〜4が望ましい、但しv+w=3〜6であ
る。
【0022】本発明の純粋なフエニルプロピルアルキル
シロキサンは、検出できる水素化ケイ素(−SiH)、
遊離有機物質(−C=C−)又は有離無機物質を含ま
ず、かつ無色、無臭である。検出できない水素化ケイ素
とは、ナトリウムブチレート分析でマノメータ−圧力の
低下によって測定して1ppm以下の水素化ケイ素を意
味する。この分析方法は、密閉系でフエニルプロピルア
ルキルシロキサン試料とナトリウムブチレートの飽和溶
液との反応からなる。その反応は、−SiHが存在する
と水素ガスを生成する、次それをマノメーターで測定す
る。
【0023】検出できない遊離有機物質とは、一塩化ヨ
ウ素の分析によって測定して1ppm以下の不飽和を意
味する。この分析はASTM D460法およびAST
MD1959法に基いて、有機物質中のビニル又は他の
不飽和構造物質と一塩化ヨウ素との反応からなる。ヨウ
化カリウムをフエニルプロピルアルキルシロキサンの試
料と混合する。チオ硫酸ナトリウムで遊離I2 を適定す
ることによって過剰の試薬を測定する。
【0024】検出できない遊離無機物質とは、原子吸光
分析によって測定して1ppm以下の遊離無機物質を意
味する。この分析法は、酸化条件下で酸温浸をして金属
元素をイオン状態に転化させることからなる。全てのS
iO2 はHFでの処理によって除去される。水溶性金属
元素は原子吸光分析によって定量的に測定する。試料溶
液を火炎を通して吸引して吸光度を測定する。標準曲線
を使用してその吸光度と濃度との関係を調べる。
【0025】フエニルプロピルアルキルシロキサンの色
はAPHA法で測定する。この分析法は、ASTM12
09法に基づき、本質的に無色の液体における色の視覚
測定からなる。試料を一連の番号で区別した基準と比較
する。記録された数が最もよく合った基準の番号であ
る。無色はAPHAの目盛で0の色である。
【0026】ppmの範囲で測定できる技術的に既知の
他の分析法を使用してフエニルプロピルアルキルシロキ
サンが検出できる水素化ケイ素、有機物質および無機物
質を含有するか否かを測定することができる。さらに、
フエニルプロピルアルキルシロキサンの色を測定できる
既知の他の分析法を本発明に使用してフエニルプロピル
アルキルシロキサンが無色であるかどうかを測定でき
る。臭気は試料をかぐことによって、又は他の既知の分
析法で測定することができる。
【0027】本発明の純粋なフエニルプロピルアルキル
シロキサンは、純粋なフエニルプロピルアルキルジクロ
シランを加水分解し、続いてトリオルガノシリル末端封
鎖剤および任意にジオルガノ環状シロキサンの存在下で
酸触媒化平衡によって調製さる。
【0028】純粋なフエニルプロピルアルキルシロキサ
ンの製造法において、純粋なフエニルプロピルアルキル
ジクロロシランは既知の加水分解法によって加水分解さ
れる。純粋なフエニルプロピルアルキルジクロロシラン
とは、99.9%以上、望ましくは99.99%以上の
純度を有し、かつ検出できる水素化ケイ素、遊離有機物
質又は遊離無機物質を含有しないことを意味する。本発
明のフエニルプロピルアルキルジクロロシランは、技術
的に既知の方法、例えば、α−メチルスチレンとメチル
水素ジクロロシランのヒドロシリル化によって生成し、
そしてストリッピング又は任意に蒸留して必要な純度を
得る。無水の条件下で乾燥均質触媒の存在下でα−メチ
ルスチレンのヒドロシリル化によって本発明のフエニル
プロピルアルキルジクロロシランを生成することが望ま
しい。
【0029】我々のフエニルプロピルアルキルジクロロ
シランは次にフエニルプロピルアルキルジクロロシラン
を水と接触させることよって加水分解される。存在する
水の量は少なくとも理論量(ジクロロシランの1モル当
り2モルの水)にする必要があり、望ましくはジクロロ
シランの1モル当り少なくとも5モル〜100モル、最
適には10〜50モルにする必要がある。過剰の水は反
応中に生成する塩化水素副生物の分離および除去をさせ
る。
【0030】加水分解反応は大気圧下で0℃〜100
℃、望ましくは50℃〜100℃で行なう。その加水分
解反応は大気圧以上又は以下で行ってこの範囲外の反応
に備えることができる。
【0031】反応時間は装置および生成量によって変わ
るが、反応の完了は既知の分析法によって容易に確認で
きる。反応をバッチ法で行なうときには、典型的に、2
〜8時間で十分である。
【0032】溶媒の共在下で加水分解をさせるのが望ま
しい。その溶媒は非反応性の炭化水素液体にすべきであ
る。適当な溶媒はベンゼン、トルエン、キシレン、ヘプ
タン、等である。トルエンが望ましい溶媒である。
【0033】加水分解反応の次に、生成物層と水層を分
離させる。生成物層は、次に分離された水がほゞ中性又
は中性のpHになるまで追加量の水で洗浄する。加水分
解反応生成物および溶媒からなる生成物層は既知の方法
によって蒸留して余分の水の全ておよび溶媒を除去す
る。
【0034】我々のフエニルプロピルアルキルジクロロ
シランの加水分解は、次の式6と式7を有するものの混
合物からなる加水分解反応生成物を与える:
【0035】
【式6】 および
【0036】
【式7】 〔式中、各Rは前記のものであり、aは3〜6の値を有
し、bは1〜10の値を有する〕加水分解反応生成物に
おける環状体と線状体との比は、使用する溶媒の量、水
相の酸濃度および反応温度に依存して1:4〜4:1の
範囲内で変わる。例えば、溶媒量、水相の酸濃度および
/または反応温度の増加は全て環状フエニルプロピルア
ルキルシロキサンの量を増す。
【0037】加水分解の次に、加水分解反応生成物はト
リオルガノシリル末端封鎖剤および任意にジオルガノ環
状シロキサンの共存下で不均質酸触媒を使用して平衡化
される。本発明に有用なトリオルガノシリル末端封鎖剤
は式R1 3 Si−〔式中、各R1 はそれぞれ炭素原子数
が1〜6のアルキル基又は2−フエニルプロピルであ
る〕をもった基を含むものである。R1 はメチル、エチ
ル、プロピル等から選ぶ。トリオルガノシリル末端封鎖
基の供給源は、反応条件下で前記式のトリオルガノシリ
ル基を生成する物質である。トリオルガノシリル末端封
鎖剤を添加することによって、生成物のポリジオルガノ
シロキサン重合体の鎖長を制御することができる。
【0038】本発明に有用なトリオルガノシリル末端封
鎖剤の例はヘキサメチルジシロキサン、トリメチル末端
封鎖線状ポリジメチルシロキサン、等である。望ましい
トリオルガノシリル末端封鎖剤はヘキサメチルジシロキ
サンである。
【0039】有用なトリオルガノ末端封鎖剤の量は必要
な重合体鎖長に依存し、当業者によって日常的に決定す
ることができるが、反応混合物の0.1〜75重量%の
使用が望ましく、0.1〜50重量%がさらに望まし
い。ここでの用語「反応混合物は全てのシリコーン反応
物質の量を意味する。
【0040】加水分解反応生成物をトリオルガノシリル
末端封鎖剤のみで平衡化させるとき生成する生成物は、
【0041】
【式8】 および
【0042】
【式9】 〔式中、Phはフエニルを示し、R、R1 、uおよびv
は前に定義したものである〕で表わされるものの混合物
である。
【0043】本発明に有用なジオルガノ環状シロキサン
は、酸触媒の共存下で加水分解反応生成物と重合できる
ジオルガノ環状シロキサンである。本発明に有用なジオ
ルガノ環状シロキサンは、
【0044】
【式10】 を有する〔式中、各R2 はそれぞれ炭素原子数が1〜1
4の一価の炭化水素基および炭素原子数が1〜10の一
価の置換炭化水素基から選び;cは3〜6の値を有す
る〕。有用なジオルガノ環状シロキサンの例はジメチル
シクロシロキサン、プロピルメチルシロキサン、等であ
る。
【0045】ジオルガノ環状シロキサンの量は反応混合
物の0.1〜75重量%、望ましくは10〜60重量%
である。高量のジオルガノ環状シロキサンの使用程、低
屈折率のフエニルプロピルアルキルシロキサンを与え
る。
【0046】加水分解反応生成物をトリオルガノシリル
シリル末端封鎖剤およびジオルガノ環状シロキサンと平
衡させると、
【0047】
【式11】 および
【0048】
【式12】 〔式中、Phはフエニルを表し、各R、R1 、R2
x、y、w、zは前に定義した〕を有するものからなる
混合物が生成する。
【0049】その平衡化反応は不均質酸触媒の共存下で
行なう。本発明に有用な触媒は酸性白土(例えばSud
Chemie社の製造した商品名「Tonsil」
Optimum FF Course);および酸性イ
オン交換樹脂(例えば、Dow Chemical社の
製造した商品名「Dowex DR−2040」および
Rohm and Hass社の商品名「Amberl
yst」)である。
【0050】平衡化反応は室温〜130℃、望ましくは
50℃〜110℃の温度で大気圧下で実施する。大気圧
以上または以下の圧力を採用すると、この範囲外の温度
が可能になる。反応時間は装置およびバッチサイズによ
って変わる。反応時間は装置および生成物の量によって
変わる。そして既知分析法によって容易に確認すること
ができる。バッチ式反応においては、典型的に1時間が
完了に十分な時間である。反応を連続又は半連続式で行
なう場合の完了時間は典型的に3〜5分の接触である。
【0051】平衡反応は連続、半連続又はバッチ式反応
器で実施する。連続反応器は反応物質を導入して生成物
を同時に回収する手段からなる。連続反応器はタンク、
管状構造体、塔、等の構造物である。望ましい連続反応
器は固定床反応器である。半連続反応器は反応物質の若
干量を最初に装入し残部を反応の進行と共に連続的に供
給する。任意であるが、生成物は半連続反応器から同時
に回収する。バッチ式反応器は、最初に全ての反応物質
を添加して予め決めたコースの反応に従って処理を行な
い、その間に反応器に反応物質を供給しない又は反応器
から除去しない手段からなる。典型的に、バッチ式反応
器はかくはん手段を備えた又は備えないタンクである。
【0052】本発明の純粋なフエニルプロピルアルキル
シロキサンは液圧流体および潤活油として有用である。
それらは化粧用配合剤としても有用である。
【0053】
【実施例】実施例1 2−フエニルプロピルメチルジクロロシランの調製 40℃で500gのMeHSiCl2 中に炭素上に乾燥
5%白金1gをかくはんした懸濁液にα−メチルスチレ
ン500gを1時間かけて添加した。添加速度は発熱の
制御のために用いた。添加完了後、生成物を加水分解防
止のために窒素雰囲気下で濾過し、減圧下で蒸留して、
968g(理論値の98%)の2−フエニルプロピルメ
チルジクロロシランを得た、その沸点は40mmHg
(5.3kPa)で131℃、n25/D=1.508
5、d25/4=1.11であった。 実施例2 2−フエニルプロピルメチルシロキサン水解物の合成 トルエン356g中に実施例1で調製した466gの2
−フエニルプロピルメチルジクロロシラン溶液を、かく
はんしながら蒸留水822gを含有するフラスコに迅速
に添加した。添加中に発熱が見られ60℃となった。添
加完了後、混合物を100℃に加熱し、さらに2時間か
くはんして、完全な加水分解をさせた後、室温に冷却し
た。下部の水性酸層を分離し、トルエン層中の上部シロ
キサンを蒸留水の500mlアリコートで4回洗浄続い
て分離した。その最終分離によってpHが極めて中性に
近い水層が得られた。残りの有機層は少し濁っていたの
で、加熱してトラップで水を共沸的に除去した。1ml
以下の水を除去して、透明で無色の溶液が残った。次に
その溶液を100℃に加熱し、減圧下でストリップしト
ルエンを除去することによって、透明で無色、無臭の2
−フエニルプロピルメチルシロキサン水解物(n25/
D=1.529、粘度=350cp)が342g(理論
値の96%)が後に残った。この生成物のSi29NM
Rによる分析で、それは式(PhCHMeCH2 MeS
iO)3 のシクロトリシロキサン10%、式(PhCH
MeCH2 MeSiO)4 のシクロテトラシロキサン2
0重量%および平均式(PhCHMeCH2 MeSi
O)H〔yは平均値6を有する〕のOHを末端基とす
る線状シロキサン70重量%であることが確認された。
式中のPhはフエニル基を示しMeはメチル基を示す。
【0054】実施例3 トリメチル末端基封鎖フエニルプロピルメチルポリシロ
キサンの調製 実施例2で調製したフエニルプロピルメチルシロキサン
水解物22.67gおよびヘキサメチルジシロキサン1
7.37g(樹脂(商品名Dowex DR−204
0)0.40gを含有する)溶液を100℃で7時間加
熱、かくはんした。室温に冷却後、その混合物を濾過し
てDowex樹脂を除去し、透明生成物を110℃で減
圧下ストリップして揮発分を除去することによって、n
25/D=1.4811、粘度が16センチストーク
ス)mm2 /s)の透明で無色の生成物が後に残った。
この生成物をカーボンブラックを介して濾過することに
よって臭気を除去した。この生成物のSi29NMR分
析によって、それが6重量%の(PhCHMeCH2
eSiO)4 と94重量%のMe3 SiO(PhCHM
eCH2 MeSiO)2.5SiMe3 からなることが
同定された。
【0055】実施例4 トリメチル末端封鎖フエニルプロピルメチルポリシロキ
サンの調製 実施例2で調製したフエニルプロピルメチルシロキサン
水解物22.7gおよびヘキサメチルジシロキサン1
7.4g(樹脂(商品Dowex DR−2040)
0.41gを含有する)の溶液を80℃で6時間加熱お
よびかくはんした。室温に冷却後、その混合物を濾過し
てDowex樹脂を除去し、その透明な生成物を110
℃で減圧下ストリップして揮発分を除去することによっ
て、n25/D=1.4966および粘度が47センチ
ストークス(mm2 /s)の透明で無色の生成物が後に
残った。この生成物のSi29NMR分析は、それが1
0重量%の(PhCHMeCH2 MeSiO)4 と90
重量%のMe3 SiO(PhCHMeCH2 MeSi
O)3.4SiMe3 からなることを同定した。
【0056】実施例5 トリメチル末端封鎖フエニルプロピルメチルポリシロキ
サンの調製 実施例2で調製したフエニルプロピルメチルシロキサン
水解物38.3gおよびヘキサメチルジシロキサン1.
8g(樹脂(商品名Dowex DR−2040)0.
40gを含有する)の溶液を80℃で7時間加熱、かく
はんした。室温に冷却後、その混合物を濾過してDow
ex樹脂を除去し、透明な生成物を110℃で減圧下ス
トリップして揮発分を除去することによって、n25/
D=1.5214、粘度が212センチストークス(m
2 /s)の透明で無色の生成物が後に残った。この生
成物のSi29NMR分析によって、それが5.8重量
%の(PhCHMeCH2 MeSiO)3 、36.2重
量%の(PhCHMeCH2 MeSiO)4 および58
重量%のMe3 SiO(PhCHMeCH2 MeSi
O)7.1SiMe3 からなることを同定された。
【0057】実施例6 トリメチル末端封鎖ジメチル、フエニルプロピルメチル
ポリシロキサンの調製 実施例2で調製した2−フエニルプロピルメチルシロキ
サン水解物19.5g、4重量%のデカメチルシクロペ
ンタシロキサンを含有するオクタメチルシクロテトラシ
ロキサン16.2gおよび0.43gの樹脂(商品名D
R−2040)を含有するヘキサメチルジシロキサン
4.8gの溶液を80℃で6時間加熱およびかくはんし
た。室温に冷却後、その混合物を濾過してDowex樹
脂を除去し、その透明な生成物を110℃で減圧下スト
リップして揮発分を除去することによって、n25/D
=1.4966および粘度が47センチストークス(m
2/s)の透明で無色の生成物が後に残った。この生
成物のSi29NMR分析は、それが4重量%の(Ph
CHMeCH2 MeSiO)3 、32重量%の(PhC
HMeCH2 MeSiO)4 、0.8重量%の(Me2
SiO)4 および64重量%のMe3 SiO(MeSi
O)3.7(PhCHMeCH2 MeSiO)2.9
iMe3 からなることを同定した。
【0058】実施例7 トリメチル末端封鎖ジメチル、フエニルプロピルメチル
ポリシロキサンの調製 42重量%の環状シロキサンと平均重合度が6.2の5
8重量%の−OH末端封鎖線状体からなる2−フエニル
プロピルメチルシロキサン76.3g;約4重量%のデ
カメチルシクロペンタシロキサン4重量%を含有するオ
クタメチルシクロテトラシロキサン31.8gおよび樹
脂(商品名Dowex DR−2040)2.54gを
含有するヘキサメチルジシロキサン17.7gの溶液を
80℃で6時間加熱およびかくはんした。室温に冷却
後、その混合体を濾過してDowex樹脂を除去し、透
明の生成物を90℃で減圧下でストリップして揮発分を
除去することによってn25/Dが1.4813そして
粘度が48センチストークス(mm2 /s)の透明で無
色そして無臭の生成物が後に残った。この生成物のSi
29NMR分析は、それが25重量%の(PhCHMe
CH2 MeSiO)4、3重量%の(Me2 SiO)4
および72重量%のMe3 SiO(MeSiO)4.0
(PhCHMeCH2 MeSiO)4.5SiMe3
からなることを同定した。比較例1 ジメチルメチル水素ポリシロキサン25.8g(0.1
04当量のSiH)とドライカーボン支持白金触媒(5
重量%Pt)0.016gの分散液を加熱およびかくは
んした。
【0059】ポットの温度が70℃になったとき、その
ポットにα−メチルスチレン(99%)14.2g
(0.120当量)を滴状に添加した。その反応混合物
を120℃に加熱し、さらに20時間かくはんした。4
時間の反応時間後のSiH含量は773ppmそして2
0時間後は732ppmであった。その生成物を濾過し
てカーボン支持Pt触媒を除去した。その生成物は透明
で無色であったが、α−メチルスチレンの強い臭気を有
した。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)本質的に、式 および式 を有するフエニルプロピルアルキルシロキサンの混合
    物、および(2)本質的に、式 および式 を有するフエニルプロピルアルキルシロキサンの混合
    物、〔式中、Phはフエニル基を表し;各Rはそれぞれ
    炭素原子数が1〜4のアルキル基であり;各R1 はそれ
    ぞれ炭素原子数が1〜6のアルキル基又は2−フエニル
    プロピルから選び;各R2 はそれぞれ炭素原子数が1〜
    4の一価の炭化水素基および炭素原子数が1〜10の一
    価の置換炭化水素基から選び;uは3〜6の値を有し;
    vは1〜50の値を有し;xは1〜50の値を有し;y
    は1〜99の値を有する、但しx+y=2〜100;w
    は1〜5の値を有し;zは1〜5の値を有する、但しw
    +z=3〜6である〕からなる群から選択され、水素化
    ケイ素(−SiH)、遊離有機物質(−C=C−)およ
    び遊離無機物質を含有せず、無臭および無色であること
    を特徴とする純粋なフエニルプロピルアルキルシロキサ
    ン。
  2. 【請求項2】 本質的に、式 および式 〔式中、Phはフエニル基を表し;各Rはそれぞれ炭素
    原子数が1〜4のアルキル基であり;各R1 はそれぞれ
    炭素原子数が1〜6のアルキル基又は2−フエニルプロ
    ピルから選び;各R2 はそれぞれ炭素原子数が1〜4の
    一価の炭化水素基および炭素原子数が1〜10の一価の
    置換炭化水素基から選び;uは3〜6の値を有し;vは
    1〜50の値を有し;xは1〜50の値を有し;yは1
    〜99の値を有する、但しx+y=2〜100;wは1
    〜5の値を有し;zは1〜5の値を有する、但しw+z
    =3〜6である〕を有するフエニルプロピルアルキルシ
    ロキサンの混合物からなり;水素化ケイ素(−Si
    H)、遊離有機物質(−C=C−)および遊離無機物質
    を含有せず、無臭および無色であることを特徴とする清
    浄なフエニルプロピルアルキルシロキサン。
  3. 【請求項3】(1)本質的に、式 および式 〔式中、Phはフエニル基を表し;各Rはそれぞれ炭素
    原子数が1〜4のアルキル基であり;各R1 はそれぞれ
    炭素原子数が1〜6のアルキル基又は2−フエニルプロ
    ピルから選び;uは3〜6の値を有し;xは1〜50の
    値を有する〕を有するフエニルプロピルアルキルシロキ
    サンの混合物からなり;水素化ケイ素(−SiH)、遊
    離有機物質(−C=C−)および遊離無機物質を含有せ
    ず、無臭および無色であることを特徴とする純粋なフエ
    ニルプロピルアルキルシロキサン。
  4. 【請求項4】 R、R1 およびR2 が全てメチルである
    ことを特徴とする請求項1、2又は3のフエニルプロピ
    ルアルキルシロキサン。
  5. 【請求項5】 (i)99.9%以上の純度を有し、水
    素化ケイ素、遊離有機物質又は遊離無機物質を含有しな
    い純粋なフエニルプロピルアルキルジクロロシランを加
    水分解し、該加水分解反応生成物を回収する工程;およ
    び(ii)該加水分解反応生成物とトリオルガノシリル
    末端封鎖体とを不均質酸触媒の共存下で平衡させる工程
    からなることを特徴とする請求項1、2又は3の純粋な
    フエニルプロピルアルキルシロキサン製造法。
  6. 【請求項6】 平衡化中に、さらにジオルガノシクロシ
    ロキサンが存在することを特徴とする請求項5の純粋な
    フエニルプロピルアルキルシロキサンの製造法。
  7. 【請求項7】 不均質酸触媒が酸イオン交換樹脂である
    ことを特徴とする請求項5の純粋なフエニルプロピルア
    ルキルシロキサンの製造法。
JP7013240A 1994-01-31 1995-01-31 純粋なフェニルプロピルアルキルシロキサン Withdrawn JPH07224075A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/189,531 US5384383A (en) 1994-01-31 1994-01-31 Pristine phenylpropylalkylsiloxanes
US189531 1994-01-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07224075A true JPH07224075A (ja) 1995-08-22

Family

ID=22697735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7013240A Withdrawn JPH07224075A (ja) 1994-01-31 1995-01-31 純粋なフェニルプロピルアルキルシロキサン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5384383A (ja)
EP (1) EP0665256A3 (ja)
JP (1) JPH07224075A (ja)
CA (1) CA2141229A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001114895A (ja) * 1999-10-21 2001-04-24 Dow Corning Corp SiH含有量の低い高分子量アルキルメチル−アルキルアリールシロキサン三元重合体及びその製造方法
JP2010116419A (ja) * 1998-11-06 2010-05-27 Momentive Performance Materials Inc アラルキルシロキサンの使用方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5710301A (en) * 1993-02-23 1998-01-20 Nippon Telegraph & Telephone Organosilicon compounds
JP2000212186A (ja) * 1999-01-22 2000-08-02 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd 光学用高屈折率シリコ―ンオイルおよび光学用高屈折率シリコ―ンオイル混合物
FR2788969B1 (fr) * 1999-02-03 2001-04-20 Rhodia Chimie Sa Utilisation, dans les compositions cosmetiques, de polyorganosiloxane fonctionnalise comme agent mouillant et dispersant des particules solides hydrophobes en phase organique
FR2788970B1 (fr) * 1999-02-03 2002-09-13 Rhodia Chimie Sa Compositions demaquillantes et utilisation, dans les compositions cosmetiques demaquillantes et/ou nettoyantes, de polyorganosiloxane fonctionnalise comme agent d'elimination de maquillage
US6133370A (en) * 1999-02-22 2000-10-17 Dow Corning Corporation Silicone polyethers with arylalkyl groups
US6054548A (en) * 1999-08-26 2000-04-25 Dow Corning Limited Process for producing a silicone polymer
US6294634B1 (en) * 2000-03-28 2001-09-25 Dow Corning Corporation Organosilicon compositions from cyclosiloxanes
GB0118473D0 (en) * 2001-07-28 2001-09-19 Dow Corning High refractive index polysiloxanes and their preparation
EP1380588B1 (de) * 2002-09-26 2004-01-21 Goldschmidt AG Neue Siloxanverbindungen und deren Verwendung als Homogenisierungsmittel in Trennmitteln mit Mattierungseffekt zur Herstellung von Formkörpern aus Kunststoffen mit mattierten Oberflächen
AU2003300035A1 (en) * 2002-12-31 2004-07-29 Gelest, Inc. Continuous cationic polymerization of sil0xanes
WO2006127100A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Dow Corning Corporation Process and silicone encapsulant composition for molding small shapes
US20090146175A1 (en) * 2006-01-17 2009-06-11 Maneesh Bahadur Thermal stable transparent silicone resin compositions and methods for their preparation and use
CN101336383B (zh) * 2006-02-01 2012-05-09 陶氏康宁公司 抗冲击的光波导管及其制造方法
KR20080104279A (ko) * 2006-02-24 2008-12-02 다우 코닝 코포레이션 실리콘으로 캡슐화된 발광 장치 및 실리콘 제조용의 경화성실리콘 조성물
KR100783068B1 (ko) 2006-03-22 2007-12-07 제일모직주식회사 유기실란계 화합물 및 이를 포함하는 레지스트 하층막용하드마스크 조성물 및 이를 이용한 반도체 집적회로디바이스의 제조방법
KR100783064B1 (ko) 2006-03-13 2007-12-07 제일모직주식회사 유기실란계 화합물, 이를 포함하는 레지스트 하층막용하드마스크 조성물 및 이를 이용한 반도체 집적회로디바이스의 제조방법
KR100783070B1 (ko) 2006-03-22 2007-12-07 제일모직주식회사 유기실란계 중합체, 이를 포함하는 레지스트 하층막용하드마스크 조성물 및 이를 이용한 반도체 집적회로디바이스의 제조방법
WO2010074831A1 (en) 2008-12-16 2010-07-01 Dow Corning Corporation Preparation of siloxanes
US8524262B2 (en) 2011-02-23 2013-09-03 Wacker Chemical Corporation Amphiphilic high refractive index organopolysiloxanes
US9279031B2 (en) * 2013-04-01 2016-03-08 Milliken & Company Amine-terminated, substantially linear siloxane compound and epoxy products made with the same
KR20170051619A (ko) * 2015-10-29 2017-05-12 롯데첨단소재(주) 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 형성된 성형품
CN116159010B (zh) * 2023-03-20 2024-01-26 广州市柏凡生物科技有限公司 一种氨基酸保湿控油洗面奶及其制备方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3221040A (en) * 1958-06-30 1965-11-30 Union Carbide Corp Copolymeric organosilicon lubricants
US3088964A (en) * 1958-09-29 1963-05-07 Dow Corning 2-phenylpropyl organosiloxanes
NL283171A (ja) * 1961-12-01
US3839384A (en) * 1972-11-13 1974-10-01 Union Carbide Corp Polyether urethane foam
JPS5735198A (en) * 1980-08-08 1982-02-25 Hitachi Ltd Assembling of fan
US4618665A (en) * 1986-01-13 1986-10-21 Dow Corning Corporation Process to prepare 2-phenylpropyl containing polydiorganosiloxanes
JPH0246933A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Takehara Seikan Kk アルミカップ加工装置金型

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116419A (ja) * 1998-11-06 2010-05-27 Momentive Performance Materials Inc アラルキルシロキサンの使用方法
JP2001114895A (ja) * 1999-10-21 2001-04-24 Dow Corning Corp SiH含有量の低い高分子量アルキルメチル−アルキルアリールシロキサン三元重合体及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0665256A2 (en) 1995-08-02
EP0665256A3 (en) 1996-06-26
US5384383A (en) 1995-01-24
CA2141229A1 (en) 1995-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07224075A (ja) 純粋なフェニルプロピルアルキルシロキサン
EP0629648B1 (en) Method for preparation of carbinol-functional siloxanes
JP3297070B2 (ja) オルガノポリシロキサン類の製造方法
CN109627444A (zh) D/t型环状支链硅氧烷的混合物和其转化产物
EP1280848A1 (en) Process for the condensation of compounds having silicon bonded hydroxy or alkoxy groups
JP3355227B2 (ja) 有機官能シロキサンを製造するための縮合方法
US5391674A (en) Process for producing branched organopolysiloxane
JPS63313791A (ja) テトラメチルジシロキサンジオールの製造方法
CA2168393A1 (fr) Procede de preparation de resine polyorganosiloxane, eventuellement alcoxylee, par condensation non hydrolytique
US6284859B1 (en) Polymerization of siloxanes
US5110967A (en) Crosslinkers and chain extenders for room temperature vulcanization or crosslinking of polymers
US5075479A (en) Anhydrous hydrogen chloride evolving one-step process for producing siloxanes
JP4647766B2 (ja) SiH含有量の低い高分子量アルキルメチル−アルキルアリールシロキサン三元重合体及びその製造方法
EP1006988B1 (en) High purity branched alkylsilsesquioxane fluids
US6093841A (en) Method for preparing nonreactive aminosilicone oils
JP4188436B2 (ja) 高純度の枝分かれフェニルシロキサン液体
US10626221B2 (en) Method of preparing organosiloxane
US6448360B2 (en) Process for the production of cyclic siloxane
JPH0657000A (ja) 有機官能シロキサンの製造方法
JPS6352665B2 (ja)
EP1006117A2 (en) Method of making dialkali metal silanolates and siloxanolates
JPH0827272A (ja) 有機ケイ素樹脂の製造方法
JPH07149900A (ja) ポリジオルガノシロキサンの製造方法
JPH10182827A (ja) アミノ基含有オルガノポリシロキサンの製造方法
US5238988A (en) Rapid cure room temperature vulcanizable organosiloxane compositions

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402