JPH0722365A - 半導体ウエハの洗浄方法 - Google Patents

半導体ウエハの洗浄方法

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Publication number
JPH0722365A
JPH0722365A JP16690293A JP16690293A JPH0722365A JP H0722365 A JPH0722365 A JP H0722365A JP 16690293 A JP16690293 A JP 16690293A JP 16690293 A JP16690293 A JP 16690293A JP H0722365 A JPH0722365 A JP H0722365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
bare wafer
bare
oxide film
particles
Prior art date
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Pending
Application number
JP16690293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Furukawa
智晴 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 長期放置したベアウエハの表面に付着したパ
ーティクルを高効率で除去すること。 【構成】 前工程で得た半導体ウエハ(ベアウエハ)1
を長期放置した後、次工程の処理装置に投入するに当た
って、その半導体ウエハ1の表面2を先ずライトエッチ
ングし、その表面2に生成された自然酸化膜4を除去
し、その後、そのその表面2をメガソニック洗浄してパ
ーティクル3を除去している。 【効果】 たとえ長期放置して、その表面に自然酸化膜
が成長したベアウエハであっても、その自然酸化膜を除
去できるので、その表面に付着したパーティクルを簡単
に、従って高効率で除去でき、清浄なベアウエハを得る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造工
程の前工程において加工された半導体ウエハ(この場合
はベアウエハである)の洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程の前工程で得られ
たベアウエハは、それ程時間を経過することなく次工程
の処理装置に投入される場合には、それらのベアウエハ
の表面にたとえパーティクルが付着したとしても、通常
のメガソニック洗浄処理で、それらのパーティクルを9
0%以上除去することができる。
【0003】しかし、前記ベアウエハの保管期間が長く
なるにつれ、それらの表面に付着したパーティクルの除
去率は低下する。またベアウエハを長期放置することに
よりそれらのベアウエハの表面にSiO2 の自然酸化膜
が成長することが認められている。これら両者の現象を
図3に示した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように長期放置
されたベアウエハの表面に付着したパーティクルの除去
は、通常のメガソニック洗浄を行っても、その除去能力
はかなり劣ることが図3から判る。
【0005】この原因は、図4に示したメカニズムによ
るものと思慮される。即ち、同図Aのように、ベアウエ
ハが直ちに次工程の処理装置に投入される場合とか、放
置されない「放置なし」状態の場合、そのベアウエハ1
の表面2にはSiO2 の自然酸化膜が成長せず、その表
面2に付着したパーティクル3は単に付着しているだけ
であるので、通常のメガソニック洗浄処理を行うこと
で、そのパーティクル3を容易に除去することができ
る。
【0006】しかし、長期放置した場合、同図Bに示し
たように、ベアウエハ1の表面2に自然酸化膜4が成長
し、パーティクル3の周囲を取り囲み、そのパーティク
ル3をベアウエハ1の表面2に接着したような状態に留
める。このメカニズムのため、通常のメガソニック洗浄
処理を施しても、そのパーティクル3を容易に剥離する
ことができない原因になっている。このように、ベアウ
エハ1の表面2にパーティクル3が残留したまま、次工
程の処理装置に投入すると、欠陥ウエハになることは言
うまでもない。
【0007】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明の半導
体ウエハの洗浄方法は、ベアウエハの表面を先ず軽くエ
ッチング(ライトエッチング「LE」、以下、この用語
を用いる。)し、その後、そのベアウエハの表面をメガ
ソニック洗浄により洗浄処理を行う方法をとって、前記
課題を解決した。
【0008】
【作用】従って、たとえ長期放置したベアウエハであっ
ても、即ち、その表面に自然酸化膜が成長していても、
その自然酸化膜を除去するので、その表面に付着したパ
ーティクルを簡単に、従って良好に洗浄し、清浄なベア
ウエハを得ることができる。
【0009】
【実施例】次に、この発明の半導体ウエハの洗浄方法の
実施例を図1を用いて説明する。図1はこの発明の半導
体ウエハの洗浄方法を説明するための工程図である。
【0010】図1において、工程1では、表面2にパー
ティクル3が付着し、自然酸化膜4が成長したベアウエ
ハ1を用意する。
【0011】次に、ライトエッチング液として、例え
ば、HF、HCl及びH2 Oを1:1:20の割合で希
釈した混合液を用意する。そして、このライトエッチン
グ液に工程1の長期放置したベアウエハ1を約10秒
間、浸漬する。そうすると、工程2に示したように、パ
ーティクル3の周囲を取り囲んだ前記自然酸化膜4はも
とよりベアウエハ1の表面2に生成した自然酸化膜4が
除去される。前記ライトエッチング液としては、前記実
施例の他、例えば、HFだけの希釈液であってもよく、
またHFとNH4 Fとの混合液を用いてもよい。
【0012】次に、メガソニック洗浄液として、例え
ば、NH4 OHとH2 2 との希釈液を用意し、これに
工程2で得たベアウエハ1を浸漬した状態でメガソニッ
クを掛け、メガソニック洗浄を行うと、工程3に示した
ように、ベアウエハ1の表面2に付着しているパーティ
クル3に振動が加わり、例えば、約10分で、工程4に
示したように、パーティクル3がベアウエハ1の表面2
から剥離し、容易に除去することができる。
【0013】この発明の、前記のような半導体ウエハの
洗浄方法を採ると、図2Aに示したような、ベアウエハ
1の表面2に付着した多数のパーティクル3も、図2C
に示したように、ベアウエハ1の表面2に付着したパー
ティクル3が、どのような大きさの粒径であっても、図
2Bに示したメガソニック洗浄のみの洗浄方法に比較し
て、格別大幅に除去されているこが理解されよう。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の半導体ウエハの洗浄方法は、たとえ長期放置したベ
アウエハであっても、即ち、その表面に自然酸化膜が成
長していても、その自然酸化膜を容易に除去できるの
で、その表面に付着したパーティクルを簡単に、従って
容易に洗浄でき、清浄なベアウエハを得ることができ
る。そして、歩留り向上に寄与できるなどという優れた
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の半導体ウエハの洗浄方法を説明す
るための工程図である。
【図2】 この発明の半導体ウエハの洗浄方法の効果を
従来技術のそれと比較して表した図である。
【図3】 ベアウエハの放置期間に対するパーティクル
の除去率と自然酸化膜の厚さの関係を示す関係図であ
る。
【図4】 従来技術の半導体ウエハの洗浄方法を説明す
るための工程図であって、同図Aはベアウエハを放置し
ない場合の工程図、同図Bはベアウエハを長期放置した
場合の工程図である。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ(ベアウエハ) 2 ベアウエハの表面 3 パーティクル 4 自然酸化膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程で得た半導体ウエハを長期放置し
    た後、次工程の処理装置に投入するに当たって、前記半
    導体ウエハの表面を先ず軽くエッチングし、その後、そ
    の半導体ウエハの表面をメガソニック洗浄により洗浄処
    理を行うことを特徴とする半導体ウエハの洗浄方法。
JP16690293A 1993-07-06 1993-07-06 半導体ウエハの洗浄方法 Pending JPH0722365A (ja)

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