JPH07223341A - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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Publication number
JPH07223341A
JPH07223341A JP6039335A JP3933594A JPH07223341A JP H07223341 A JPH07223341 A JP H07223341A JP 6039335 A JP6039335 A JP 6039335A JP 3933594 A JP3933594 A JP 3933594A JP H07223341 A JPH07223341 A JP H07223341A
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JP
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printing
print data
area
printing device
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Application number
JP6039335A
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English (en)
Inventor
Norio Iwamoto
範男 岩本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタがプリントデータが指定する印刷条
件に応えられない場合でも、プリンタの印刷条件を変更
してとりあえず印字し、ユーザに文書の概観を滞りなく
提供する。 【構成】 プリントデータに基づいてプリンタの印刷条
件を設定し、プリントデータに含まれる文書情報をプリ
ントアウトさせるプリンタ制御装置に、プリンタ2の状
態を獲得する印字装置状態獲得手段4と、プリントデー
タに含まれ印刷条件の指定情報に対してプリンタ2が許
容できる印刷条件の属性を変更候補として保持する変更
情報保持手段5と、前記変更候補で印刷条件を変更して
プリンタ2を制御する印字装置要求変更手段6と、を備
え、プリンタ2の状態がプリントデータにより指定され
る印刷条件を満たせない場合に、プリントデータが指定
する印刷条件を変更してプリンタに印刷処理を続行させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタがプリントア
ウトに指定されているサイズの用紙を持ち合わせていな
い等の事情がある場合にあっても、用紙サイズの変更等
をして文書の概観を滞りなくプリントアウトさせるプリ
ンタ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ等の文書作成装置では
ディスプレイ装置に表示される文書は文書全体の一部で
しかないので、例えば文書作成の途中で推敲等のため
に、あまり体裁にこだわらず今まで作成した文書全体の
概観をとにかくプリントアウトしてみたいことがよくあ
る。また、例えば、会議直前に会議資料をプリントアウ
トしている際に、印字装置(プリンタ)に備えられてい
る用紙の内でプリント要求に対応したサイズの用紙が切
れてしまった場合、別のザイズの用紙でもいいので、と
にかく滞りなく文書をプリントアウトしたいことがよく
ある。上記のような事情があるにも拘わらず、従来の一
般的なプリンタ制御装置では、プリント要求に応えられ
ない時は初めからプリント不可能としてプリント処理し
ない、或いは、プリント処理の途中のプリント要求に応
えられなくなった時点で処理を中断するようになってお
り、とにかく滞りなく文書をプリントアウトしたいとす
るユーザの要求を満足させることはできなかった。
【0003】そこで、従来においても、複数のプリンタ
を備えた環境下で所望の文書を滞りなくプリントアウト
させることができるプリンタ制御装置が知られている。
特開平2−259821号公報にはそれぞれプリンタを
有する端末装置をネットワークで接続し、印刷要求を処
理するプリンタを各端末装置が選択するプリンタ制御装
置が記載され、特開平3−122715号公報には複数
のプリンタを管理して、印刷出力時に現在使用可能な任
意の1つのプリンタを選択手段で選択するプリンタ制御
装置が記載されており、これらのプリンタ制御装置で
は、ユーザにプリンタを直接選択させず、プリンタの状
態或いは印刷要求により、複数のプリンタから印刷処理
に適合するプリンタを選択するようにしている。また、
実公平4−41390公報にはそれぞれプリンタを制御
するプリントサーバを複数設け、ユーザが指定したプリ
ントサーバが不動作の時には予め設定した優先順位に従
って制御手段が他のプリントサーバを指定するプリンタ
制御装置が記載されており、異常時には優先順位にした
がって別のプリンタを自動的に選び出すようにして、異
常時でもプリント処理がなされないという事態が生じな
いようにしている。また、特開平1−205320号公
報には複数のプリンタを制御手段で管理し、一のプリン
タに異常が生じたときには他のプリンタに切り替えるプ
リンタ制御装置が記載され、特開平2−16628号公
報には複数のプリンタの内の一つに異常が発生した場合
に切替手段で他のプリンタに切り替えるプリンタ制御装
置が記載されており、これらのプリンタ制御装置では、
一のプリンタでプリント処理を行っている最中に用紙切
れ等の障害が生じてしまった場合、この障害が生じた時
点で他のプリンタへプリントデータを転送し、その後の
プリント処理が滞らないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来のいずれのプリンタ制御装置にあっても、一の
プリンタでプリント要求に対応できないときには他のプ
リンタで対応するものであるため、複数のプリンタが必
要であり、システムが大型化してコスト高を招くばかり
か、その時の状況によって複数のプリンタの内のいずれ
かに文書がプリントアウトされるため、ユーザにとって
使い勝手が悪いものであった。本発明は上記従来の事情
に鑑みなされたもので、プリンタ(印字装置)が初めか
らプリント要求に応えられない、或いは、印字途中で応
えられなくなった場合にあっても、プリンタに対する印
刷条件の指定情報を変更して、プリンタの印刷条件をプ
リントデータをとりあえず印字できるように変更し、ユ
ーザに文書の概観を滞りなくプリントアウトして提供す
ることを目的とする。また、本発明はプリンタの印刷条
件を変更した際に、ユーザに変更したことの通知をする
ことにより、プリンタ制御装置のユーザに更なる利便性
を与えることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタ制御装
置は、後述する実施例の参照符号と対応させると、プリ
ントデータに含まれる印刷条件の指定情報に基づいてプ
リンタ(2)の印刷条件を設定し、当該プリントデータ
に含まれる文書情報をプリントアウトさせるプリンタ制
御装置において、プリンタ(2)の状態を獲得する印字
装置状態獲得手段(4)と、プリントデータに含まれる
印刷条件の指定情報に対してプリンタ(2)が許容でき
る印刷条件の属性を変更候補として保持する変更情報保
持手段(5)と、印字装置獲得手段(4)で得たプリン
タ(2)の状態がプリントデータにより指定される印刷
条件を満たせない場合に、変更情報保持手段(5)に保
持した変更候補で当該印刷条件を変更して当該プリンタ
(2)を制御する印字装置要求変更手段(6)とを備え
たことを特徴とする。
【0006】上記の印刷条件には、例えば、用紙のサイ
ズ、1枚の用紙に何ページ分の文書を印字するかの指
定、両面印刷の指定、印字の解像度の指定、プリントア
ウトするトレイの指定、印字のカラーの指定、印字のフ
ォントの指定、等の属性が含まれ、プリンタはこれら印
刷条件に従って文書情報をプリントアウトする。また、
印字装置状態獲得手段で獲得されるプリンタの状態に
は、障害が生じた場合のエラー(error)状態等と
いったプリンタの処理状態の他、プリンタに設定されて
いる印刷条件も含まれる。また、印字装置状態獲得手段
がプリンタの状態を獲得する態様は、プリンタを常時監
視してその状態を検知することにより行う他、プリンタ
に随時問い合わせてその状態の報告を得ることにより行
うものもあり、要は、プリンタの状態をなんらかの方法
で得られればよい。
【0007】また、本発明のプリンタ制御装置は、プリ
ンタと一体に構成してもよいが、プリンタとは別体とし
てプリンタを遠隔から制御するものでもよく、例えば、
ワークステーションネットワークに接続したプリントサ
ーバとして構成してもよい。また、本発明のプリンタ制
御装置は1台のプリンタを制御するだけではなく2台以
上のプリンタを制御するように構成してもよく、この場
合にあっても、或る特定のプリンタを本来対応できる印
刷条件を上回る多様な印刷条件に対応させて文書の概観
とプリントアウトさせることができる。
【0008】
【作用】本発明のプリンタシステムでは、印字装置状態
獲得手段で獲得したプリンタの状態から見て、プリント
データにより要求される印刷条件がプリンタに受け入れ
られないものであるときには、印字装置要求変更手段が
当該印刷条件を変更情報保持手段に保持されている変更
候補に基づいてプリンタが許容でき得るものに変更し
て、当該プリントデータの文書情報をとりあえずプリン
タにプリントアウトさせる。したがって、元々のプリン
トデータで指定されていた印刷条件と用紙サイズ等が異
なった書式で文書がプリントアウトされることとなる
が、文書の概観をとりあえず見る、或いは、書式をこだ
わらない資料の作成等の用途には十分である。
【0009】本発明は、プリンタに設定できる印刷条件
がプリント処理の開始当初からプリントデータで要求さ
れる印刷条件に適合していない場合のみならず、プリン
ト処理の途中で使用していた用紙が切れてしまう等して
プリンタがプリントデータで要求される印刷条件を満た
せなくなった場合にも適用できる。前者の場合にはプリ
ント処理開始前にプリントデータで要求する印刷条件を
プリンタが許容可能なものに変更し、後者の場合には印
字装置状態獲得手段で獲得される状態からプリンタが印
刷条件を満たせなくなったことがわかるので、その時点
で、例えば、使用する用紙の指定を現時点でプリンタが
有している他のサイズのものに切り替える等してプリン
トデータで要求する印刷条件を変更し、その後のプリン
ト処理を続行すれば文書の概観をプリントアウトするこ
とができる。
【0010】なお、プリンタ制御装置にプリントデータ
を送ったユーザと通信するためのユーザインタフェース
手段を設け、プリントデータの受信時に得た送信元のア
ドレスに基づいて上記のような印刷条件の変更を通知す
るようにすれば、ユーザにプリント処理の現状を迅速に
把握させることができる。
【0011】
【実施例】本発明の第1実施例に係るプリンタ制御装置
を図面を参照して説明する。本実施例のプリンタ制御装
置は、図1に示すように、例えばネットワークを介して
送られてくるプリントデータを受信するプリントデータ
受信手段1と、プリントデータを印字装置(プリンタ)
2へ送出するプリントデータ送出手段3と、印字装置2
の状態を随時獲得する印字装置状態獲得手段4と、印字
装置2が許容できる印刷条件の変更候補を保持する変更
情報保持手段5と、変更情報保持手段5に保持した変更
候補の内で印字装置2に指定する印刷条件を変更してプ
リントデータに含まれる文書情報をプリントアウトさせ
る印字装置要求変更手段6とを備えている。
【0012】印字装置2は上記の構成を有したプリンタ
制御装置と一体或いは別体に設けられ、プリンタ制御装
置による制御の下にプリントデータに含まれる文書情報
をプリントアウトする。印字装置2は、図2に示すよう
なプリントデータを一文字づつ受け取り、プリントデー
タに含まれている設定コマンド情報(%cmd)、文字
情報(%data)、終端情報(%end)に応じて動
作する。すなわち、印字装置2は、可能であれば設定コ
マンド情報(%cmd)に応じて印刷条件が設定され、
文字情報(%data)の内容をそのまま印字し、終端
情報(%end)に応じて当該プリントデータの処理動
作を終了する。
【0013】すなわち、プリントデータには印字装置2
の印刷条件を設定する要求としての設定コマンド情報
(%cmd)が、プリントアウトされる文書の内容とな
る文字情報(%data)及び印字装置2の処理動作を
終了させる終端情報(%end)とともに含まれてい
る。設定コマンド情報には「%cmd」という文字列
が、文字情報には「%data」という文字列が、終端
情報には「%end」という文字列が先頭に付き、いず
れもその後に各情報の内容が「”」に囲まれて記述され
ている。また、少なくとも設定コマンド情報と文字情報
は改行文字で区切られており、文字情報は適当な長さで
改行文字で区切られている。また、設定コマンド情報の
内容は、設定属性と設定値が「=」で対になっており、
その対を「,」でつなぐことにより印刷条件の属性を複
数個指定することができる。本実施例では簡単のため、
設定コマンド情報の内容としては、用紙のサイズの指定
「paper」と、1枚の用紙にnページの文書を縮小
して印刷するかの指定「nup」のみができるものと
し、必ずこの2つの属性が指定されているものとする。
【0014】上記した印字装置2の初期の処理状態はア
イドル(idle)状態であり、新しいプリントデータ
を受け取って処理可能な状態となっている。そして、印
字装置2がプリントデータを受け取ると処理状態がプロ
セッシング(processing)状態となり、文字
情報を受信して印字処理を行っている状態となる。そし
て、全ての文字情報の印字が終了して、印字装置2が終
端情報を受け取ると、印字装置2の処理状態はアイドル
状態に戻る。なお、印字装置2がウオーミングアップ中
などで印字処理できない状態の時は、ビジィー(bus
y)状態となる。
【0015】本実施例の印字装置2は、給紙トレイを2
段有し、プリントデータの設定コマンド情報に対応し
て、用紙サイズとしてA4、B4、A3が使用可能で、
更に、nup指定として1枚の用紙に1ページの文書を
そのまま印刷する1up指定と2ページの文書を縮小し
て印刷する2up指定が選択できるものとし、これら用
紙サイズとnupの2つの属性で印刷条件を変更可能な
ものとなっている。そして、これら印字装置2の印刷条
件(属性)や処理状態は印字装置2の状態として印字装
置状態獲得手段4で常時監視されている。
【0016】プリントデータ受信手段1は、ユーザがネ
ットワーク等を介して送出したプリントデータを受け取
って保持する内部的なバッファを有しており、他の手段
からの指示により、このバッファに保持したプリントデ
ータを1文字づつ取り出して印字装置要求変更手段6へ
送出する。
【0017】プリントデータ送出手段3は、印字装置状
態獲得手段4が獲得したその時点の印字装置2の処理状
態を見てプリント処理の受付が可能な状態であれば、印
字装置2にプリントデータを送り出す。すなわち、プリ
ントデータ送出手段3は、後述するように印字装置状態
獲得手段4が示す印字装置2の処理状態を見て、これが
busy状態でない時(つまり、idle状態またはp
rocessing状態のとき)に、プリントデータを
印字装置2へ逐次送出する。
【0018】印字装置状態獲得手段4は、その時点の印
字装置2の処理状態と、印字装置2がその時点で使用で
きる用紙のサイズ及び1枚の用紙に印刷するページ数の
印刷条件とを印字装置2から獲得し、これら得られた処
理状態と印刷条件(属性)とを印字装置2の状態として
それぞれ図3及び図4に示すような形式で保持する。図
3に示す状態では、印字装置2はidle状態であり、
プリントデータを受け取ってプリント処理を行うことが
できる状態となっている。また、図4に示す印刷条件に
おいては、印字装置2はA4とA3の用紙の入ったトレ
イが装着されている状態で、用紙への印刷ページ数は1
up又は2upが可能な状態となっている。なお、B4
サイズの用紙や4upは現時点では不可の状態となって
いる。印字状態獲得手段4は印字装置2の状態を常時監
視しているため、印字装置2の状態に変化が生じたとき
には、これら処理状態及び属性状態を随時変更する。
【0019】本実施例では受信したプリントデータに含
まれる設定コマンド情報(%cmd)を変更することに
より印字装置2に要求する印刷条件を変更するものであ
り、設定コマンド変更情報保持手段5には受信したプリ
ントデータに含まれている設定コマンド情報を別の設定
コマンド情報に変更するための変更候補が保持されてい
る。これら変更候補は印字装置2が許容できる範囲で予
め設定されるものであり、元々プリントデータの設定コ
マンド情報で要求されている印刷条件に対応させて、印
字装置2が許容できる印刷条件を変更候補として図5に
示すような変更情報テーブルにして設定コマンド変更情
報保持手段5に保持させてある。すなわち、変更情報テ
ーブルには、設定コマンド情報に含まれる印刷条件の属
性名及びその値の組合せと、変更候補となる属性名及び
その値の組合せが対応付けて記述されている。本実施例
では、属性名としては用紙のサイズの指定「pape
r」と、1枚の用紙への印刷ページ数の指定「nup」
のみ対象とし、図5において例えば、受信したプリント
データの要求する設定コマンド情報に、用紙サイズの属
性値がA4、印刷ページ数の属性値が1upという組合
せが含まれていた場合、変更候補として、用紙サイズの
属性値がA3、印刷ページ数の属性値が2upという組
合せが対応付けられている。
【0020】印字装置要求変更手段6は、プリントデー
タ受信手段1から渡されるプリントデータを受け取り、
これをスキャンしながら、文字情報(%data)或い
は終端情報(%end)であれば、これら情報をそのま
まプリントデータ送出手段3を介してにより印字装置2
へ送出する。一方、スキャンした結果、印字装置2に関
する設定コマンド情報(%cmd)であれば、印字装置
要求変更手段6は、印字装置状態獲得手段4の現在の印
字装置2の状態を見て、その設定コマンド情報が指定す
る印刷条件に印字装置2が応じられるかどうか判断し、
応じられると判断した時には、受信した設定コマンド情
報をそのままプリントデータ送出手段3を介して印字装
置2へ送出し、応じられないと判断した時には、設定コ
マンド変更情報保持手段5が保持する変更候補に基づい
て受信した設定コマンド情報を変更し、変更した設定コ
マンド情報をプリントデータ送出手段3を介して印字装
置2へに送出する。なお、印字装置要求変更手段6は、
設定コマンド変更情報テーブルを用いて設定コマンド情
報の変更を試みた場合にあって、その試みに失敗した時
には、その設定コマンド情報を無視してプリントデータ
に含まれるその他の情報を印字装置2へ送出する。
【0021】本実施例のプリンタ制御装置は上記した各
手段1、3乃至6とは別に、或いは、これらの手段の一
部として、これら全ての手段からアクセス可能なメモリ
領域を有している。具体的には、このメモリ領域とし
て、図9乃至図11に示すように、プリントデータを1
行づつ保持するための変数名lineBufの領域、プ
リントデータが設定コマンド情報か文字情報か終端情報
かの種別を保持する変数名typeの領域、プリントデ
ータの各情報の内容部分を保持する変数名dataの領
域、設定コマンド情報の変更が必要なときには「tru
e」必要でないときには「false」のフラグを立て
る変数名reqflagの領域、設定コマンド情報の変
更が成功したときには「true」失敗したときには
「false」のフラグを立てる変数名sucflag
の領域、上記data領域に設定コマンド情報が保持さ
れている場合にその属性名を保持する変数名attri
buteの領域及びその属性値を保持する変数名val
ueの領域、更に、図12に示すように、設定コマンド
情報を変更したときに変更されたその属性値を保持する
変数名newvalueの領域を有している。
【0022】上記構成のプリンタ制御装置の動作を、図
6乃至図8に示す印字装置要求変更手段6による処理に
沿って説明する。なお、本実施例の以下の説明では、図
2に示したプリントデータをプリントデータ受信手段1
が受信し、印字装置2は図4に示した印刷条件を許容で
き、設定コマンド変更情報保持手段5には図5に示した
変更情報テーブルが保持されているものとする。
【0023】まず、印字装置要求変更手段6において、
印字装置2へ送出する設定コマンド情報(%cmd)の
変更がなされない場合について説明する。処理の開始時
点においては印字装置要求変更手段6は、印字装置状態
獲得手段4で認知される印字装置2の処理状態が図3に
示すようにidle状態になり、プリントデータをプリ
ントデータ受信手段1が受信するのを待っている(ステ
ップS1)。そして、図2に示すプリントデータがプリ
ントデータ受信手段1に順次到着してプリントデータ受
信手段1の内部的なバッファに保持され、また、印字装
置要求変更手段6が印字装置2の処理状態がidle状
態となったことを印字装置状態獲得手段4から確認する
と、印字装置要求変更手段6はlineBuf領域を初
期化し(ステップS2)、受信したプリントデータを1
文字ずつプリントデータ受信手段1から受け取って、改
行文字が見つかるまでの1行分のプリントデータをli
neBuf領域に蓄積する(ステップS3)。この結
果、図9に示すように、lineBuf領域にはプリン
トデータの行番号1に含まれている設定コマンド情報が
保持されることとなる。
【0024】次いで、印字装置要求変更手段6はlin
eBuf領域をスキャンし、「%」と「”」で囲まれる
文字列と、「”」と「”」で囲まれる文字列とを、それ
ぞれtype領域とdata領域に代入する(ステップ
S4)。この結果、type領域には情報の種別が保持
され、data領域には情報の内容が保持されることと
なり、この時点では図9に示すように、type領域に
は設定コマンド情報であることを示す文字列「cmd」
が保持され、data領域には設定コマンド情報が用紙
サイズをA4、1枚に印刷するページ数を1とするもの
であることを示す属性名及び属性値「papare=A
4,nup=1」が保持されることとなる。
【0025】次いで、印字装置要求変更手段6は、ty
pe領域に保持した文字列が「data」であるか、
「cmd」であるか、「end」であるかを順次判断す
る(ステップS5、S6、S7)。この時点ではtyp
e領域には設定コマンド情報であることを示す「cm
d」が保持されているので、印字装置要求変更手段6は
この設定コマンド情報を印字装置2が許容できるものに
変更する必要があるか否かを判断して処理する。すなわ
ち、図9に示すように、とりあえずreqflag領域
を「false」とし、sucflag領域を「tru
e」とした後(ステップS8)、reqflag領域が
果たして「true」であるか「false」であるか
を判断する処理を行う(ステップS9)。
【0026】この処理は図7に示す手順で行われ、印字
装置要求変更手段6がdata領域をスキャンして、第
1の属性名であることを示すattribute{0}
領域に用紙サイズの指定であることを示す「pape
r」を、これに対応する属性値であることを示すval
ue{0}領域に用紙サイズの指定値「A4」を代入
し、更に、第2の属性名であることを示すattrib
ute{1}領域に1枚の用紙に印刷するページ数の指
定であることを示す「nup」を、これに対応する属性
値であることを示すvalue{1}領域にページ数の
指定値「1」を代入し(ステップS21)、それぞれの
領域を図9に示すようにする。
【0027】そして、印字装置要求変更手段6が図4に
示した印字装置2が受け入れることができる印刷条件を
参照して、attribute{0}領域の値とval
ue{0}領域の値が、属性名及び属性値のそれぞれで
マッチするエントリを見つけ、更に、そのエントリの属
性を現時点で印字装置2が受け入れ可能であるかを調べ
る(ステップS22)。この結果、図4中の1番目のエ
ントリが属性名「paper」、属性値「A4」である
のでマッチし、更に、その状態は「OK」で印字装置2
が現時点でその属性を受け入れ可能である。また、at
tibute{1}領域の値とvalue{1}領域の
値についても同様に、図4中でマッチするエントリを見
つけ、更に、現時点で印字装置2が受け入れ可能である
かを調べる(ステップS22)。この結果、図4中の4
番目のエントリが属性名「nup」、属性値「1」であ
るのでマッチし、更に、その状態は「OK」で印字装置
2が現時点でその属性を受け入れ可能である。
【0028】上記のように2つの属性についての判断結
果がいずれの肯定的であることは、設定コマンド情報で
要求されているA4サイズの用紙で1upの印刷を、現
時点で印字装置2が受け入れて実行できることを示して
おり、設定コマンド情報を変更する必要がないので、r
eqflag領域のフラグを「true」へ変更するこ
となく図7に示す処理を終了し(ステップS24)、図
6に示す手順を続行する。したがって、regflag
領域のフラグは「false」のままであるので、印字
装置要求変更手段6がこれを判断し(ステップS1
0)、lineBuf領域に保持しているデータを1文
字づつプリントデータ送出手段3へ送出する(ステップ
S11)。
【0029】データを受け取ったプリントデータ送出手
段3では、図3に示したように印字装置状態獲得手段4
が保持する印字装置2の処理状態がbusy状態でない
ことを確認し、このデータを印字装置2へ送る。そし
て、印字装置2は、データを一文字づつ受け取り、設定
コマンド情報であることを認識し、印字装置2の印刷条
件として、用紙サイズがA4で1up印刷が可能な状態
にする。なお、印字装置2がこのようにデータを受け取
って処理を行うと、印字装置2はprocessing
状態になり、この状態の変化を印字装置状態獲得手段4
が認知して図3に示す処理状態をprocessing
状態へ変化させる。
【0030】上記のようにしてプリントデータの1行目
に含まれていた設定コマンド情報の処理が終了すると、
印字装置要求変更手段6は、再びlineBuf領域を
初期化し直し(ステップS2)、プリントデータの次の
行にある文字情報(%data)をlineBuf領域
に読み込む(ステップS3)。この結果、lineBu
f領域には図10に示すようにプリントデータの内の1
行分の文字情報が保持され、この文字情報を前記と同様
にしてtype領域とdata領域へ代入すると図10
に示すようになる(ステップS4)。この場合には、t
ype領域に保持された文字列が「data」であるの
で(ステップS5)、lineBuf領域に保持したデ
ータを1文字づつプリントデータ送出手段3へ渡す(ス
テップS11)。前記と同様に、プリントデータ送出手
段3では、印字装置状態獲得手段4が保持する処理状態
がbusy状態でないことを確認し、受け取ったデータ
を印字装置2へ送る。現時点での印字装置2の処理状態
は、前記の処置で変更されたようにprocessin
g状態であるので、データは印字装置2へ送られ、印字
装置2はこれを一文字づつ受け取って文字情報であるこ
とを認識し、文書を前記の処理で設定したA4サイズの
用紙に1upで印刷する。
【0031】次に、印字装置要求変更手段6において、
印字装置2へ送出する設定コマンド情報(%cmd)の
変更が行われる場合について説明する。図2に示すプリ
ントデータの処理が進み、行番号Sから始まる2つめの
設定コマンド情報の処理が開始されることとなると、印
字装置要求変更手段6は、lineBuf領域を初期化
し直して(ステップS2)、プリントデータの当該行番
号Sのデータをを、図11に示すように、lineBu
f領域に読み込ませる(ステップS3)。そして、上記
した処理と同様に、印字装置要求変更手段6はこの設定
コマンド上の各部分を図11に示すようにtype領域
とdata領域に代入する。次いで、印字装置要求変更
手段6はlineBuf領域に保持した情報の種別をt
ype領域に保持された「cmd」の文字列から判断し
(ステップS5、S6、S7)、これが設定コマンド情
報であることを確認した後、前記処理と同様に、設定コ
マンド情報を変更することが必要か否かのフラグを立て
るreqflag領域と、この変更が成功したか否かの
フラグを立てるsucflag領域を、それぞれ図11
に示すように「false」と「true」にする(ス
テップS8)。
【0032】次いで、ステップS9において図7に示す
手順に沿った処理を開始し、印字装置要求変更手段6が
data領域をスキャンして、図11に示すように、第
1の属性名を示すattribute{0}領域に用紙
サイズの指定である「paper」を、これに対応する
属性値であることを示すvalue{0}領域に用紙サ
イズの指定値「B4」を代入し、更に、第2の属性名を
示すattribute{1}領域に1枚の用紙に印刷
するページ数の指定であることを示す「nup」を、こ
れに対応する属性の値であることを示す配列変数の第2
要素value{1}にページ数の指定値「1」を代入
する(ステップS21)。
【0033】そして、印字装置要求変更手段6が図4に
示した印字装置2が受け入れることができる印刷条件を
参照して、attribute{0}領域の値とval
ue{0}領域の値が、属性名及び属性値のそれぞれで
マッチするエントリを見つけ、更に、そのエントリの属
性を現時点で印字装置2が受け入れ可能な状態となって
いるかを調べる(ステップS22)。この結果、2番目
のエントリがマッチするが、その状態は「NG」であ
り、現時点では印字装置2がB4サイズの用紙での印刷
ができないことが判明する。また、attibute
{1}領域の値とvalue{1}領域の値についても
同様に、属性名及び属性のにそれぞれでマッチするエン
トリを見つけ、更に、現時点で印字装置2が受け入れ可
能であるかを調べる(ステップS22)。この結果、4
番目のエントリがマッチし、その状態は「OK」である
ので、現時点で印字装置2が1upでの印刷が可能であ
ることが判明する。
【0034】上記の判断の結果、現時点では、印字装置
2は1upの印刷は可能だが、B4サイズの用紙での印
刷は不可能であるので、図12に示すように、印字装置
要求変更手段6はreqflag領域に設定コマンド情
報の変更が必要なことを示すフラグ「true」を立て
る(ステップS23)。そして、「true」のフラグ
が立てられることによって(ステップS24)、ステッ
プS25から図8に示す手順に沿って処置が開始され
る。
【0035】すなわち、印字装置要求変更手段6は、図
5に示した設定コマンド情報を変更するための変更情報
テーブルを参照し、元々の設定コマンドの属性を示す要
求欄について、属性名がattribute{0}領域
に保持した「paper」で属性値がvalue{0}
領域の保持した「B4」であり、かつ、属性名がatt
ribute{1}領域に保持した「nup」で属性値
がvalue{1}領域に保持した「1」であるような
エントリを見つける(ステップS31)。この結果、変
更情報テーブル中の3番目のエントリが見つかったので
(ステップS32)、印字装置要求変更手段6は変更情
報テーブルに記述されている変更候補に従って、図12
に示すように、value{0}領域の属性値を変更す
るための値を保持するnewvalue{0}領域に
「A4」を代入し、value{1}領域の属性値を変
更するための値を保持するnewvalue{1}領域
に「1」を代入する(ステップS33)。
【0036】次いで、前記したステップS22での処理
と同様に、印字装置要求変更手段6が図4に示した印字
装置2が受け入れることができる印刷条件を参照して、
attribute{0}領域の値とnewvalue
{0}領域の値及びattribute{1}領域の値
とnewvalue{1}領域の値が、属性名及び属性
値のそれぞれでマッチするエントリを見つけ、更に、そ
れらエントリの属性を現時点で印字装置2が受け入れ可
能な状態となっているかを調べる(ステップS34)。
この結果、1番目のエントリ及び4番目のエントリがマ
ッチし、その状態はいずれも「OK」で、現時点で印字
装置2がA4サイズの用紙で1upの印刷ができること
が判明する。したがって、処置手順は図6に示すステッ
プS10へ戻り、印字装置要求変更手段6がreqfl
ag領域を調べるが、この時点では図12に示すように
reqflag領域には「true」のフラグが立って
いるので、lineBuf領域に保持された実際の設定
コマンド情報を変更する処理を行うこととなる。なお、
上記のステップS32の処理でエントリが見つからない
場合や、ステップS34の処理で印字装置2が現時点で
選定しようとする属性を受け入れできない場合には、属
性の変更が成功していないことをsucflag領域に
フラグ「false」を立てることにより示して図6に
示す処置へ戻る。
【0037】この変更を行うに際して、印字装置要求変
更手段6は、まずsucflag領域が「true」の
ままであるかを調べて上記した属性の変更が支障なく完
了しているかを確認し(ステップS12)、上記のよう
に属性の変更が成功して「true」のままであるとき
には、図12に示すように、lineBuf領域に保持
している設定コマンド情報をnewvalue領域に保
持した値で書き換え(ステップS13)、この設定コマ
ンド情報をプリントデータ送出手段3へ送出する(ステ
ップS11)。プリントデータ送出手段3では、印字装
置状態獲得手段4が保持する処理状態がbusy状態で
ないことを確認し、受け取った変更済みの設定コマンド
情報を印字装置2に送る。上記した一連の処理では、先
のプリントデータの処理によって印字装置2はproc
essing状態のままであるので、設定コマンド情報
は1文字づつ印字装置2へ送られ、この設定コマンド情
報に基づいて、印字装置2の印刷条件がA4サイズの用
紙での1up印刷ができる状態に設定される。
【0038】したがって、プリントデータに含まれてい
る設定コマンド情報で指定される印刷条件(B4サイズ
の用紙で1up印刷)が印字装置2で不可能である時に
は、印刷条件の指定情報である設定コマンド情報の属性
を印字装置2が許容できるもの(A4サイズの用紙で1
up印刷)に変更し、当該プリントデータに含まれてい
る文字情報をとりあえず印刷するため、ユーザに概観プ
リントを1台の印字装置で滞りなく与えることができ
る。
【0039】なお、上記の処理において、プリントデー
タの終端情報を受信した場合には、印字装置要求変更手
段6によって図13に示すように、lineBuf領域
には「%end”」、type領域には「end」の文
字列が代入され、type領域の文字列の判断によって
(ステップS7)、プリントデータ受信手段1に次のプ
リントデータが到着するのを待機することとなる(ステ
ップS1)。このようにプリントデータ送出手段1から
印字装置2に終端情報が送られ、印字装置2に送られた
全てのプリントデータが印字された場合には、印字装置
2の処理状態はidle状態となり、この状態の変化は
印字装置状態獲得手段4によって認知される。また、上
記の処理において、変更情報テーブルを用いて設定コマ
ンド情報の変更を試みたが失敗した時には(ステップS
12)、その設定コマンド情報及びそれに続く文字情報
を無視して終端情報を印字装置2へ送出し、このプリン
トデータの処理を終了する。
【0040】次に、本発明の第2実施例に係るプリンタ
制御装置を図面を参照して説明する。なお、前述した第
1実施例と同一部分には同一符号を付して重複する説明
は省略する。本実施例のプリンタ制御装置は、印字装置
が印刷処理を行っている途中で用紙切れ等の障害が生じ
た場合に、未だ印字していない残りの文字情報を滞りな
くプリントアウトさせるものであり、図14に示すよう
に、プリントデータ保持手段17が新たに第1実施例の
構成に加えられ、また、第1実施例で備えられていた印
字装置2、印字装置状態獲得手段4及び印字装置要求変
更手段6に対して更なる機能を有するものとしてそれぞ
れ印字装置12、印字装置状態獲得手段14及び印字装
置要求変更手段16が備えられている。
【0041】プリントデータ保持手段17は、印字装置
要求変更手段16からプリントデータ送出手段3に渡さ
れるプリントデータを保持領域に順次格納し、印字装置
状態獲得手段14からクリア要求が来ると保持領域に格
納したデータをクリアにする。
【0042】印字装置12は、印刷処理の途中で用紙切
れを起こすと処理状態がerror状態となり、用紙切
れであること及びその用紙のサイズが印字装置状態獲得
手段14で認知されるようになっている。また、印字装
置12はプリントデータ出力手段3から得たデータを保
持する入力バッファを有しており、バッファし、この入
力バッファからデータを順次取り出して印刷するように
なっている。そして、入力バッファはプリントデータ送
出手段3から送られたデータの何行目まで印刷処理した
かをプリント済行番号で示すようになっており、このプ
リント済行番号は印字装置状態獲得手段14で認知され
るようになっている。このプリント済行番号は、印字装
置12の処理状態がidle状態にある時に「0」に設
定され、processing状態になるとデータを1
行印刷する毎に1つづつカウントアップされるものであ
り、印字装置12が用紙切れ等の障害が生じてerro
r状態にある時もその値は維持され、idle状態にな
ると「0」に再設定される。更に、印字装置12は、障
害の発生に対応して印刷条件である用紙サイズの設定を
変更した場合に、クリアコマンド(%clear””)
を受け取って、入力バッファに保持したデータをクリア
にし、処理状態がprocessing状態に戻るよう
になっている。
【0043】印字装置状態獲得手段14は、印字装置1
2の処理状態が次のプリントデータを処理可能な状態に
なると、プリントデータ保持手段17に保持した前のプ
リントデータをクリアさせる要求をプリントデータ保持
手段17へ送るようになっている。すなわち、印字装置
状態獲得手段14は、印字装置12の処理状態がpro
cessing状態からidle状態に変化するタイミ
ングで、プリントデータ保持手段17のプリントデータ
保持領域に保持したデータをクリアさせる。また、印字
装置状態獲得手段14は、印字装置12に障害が起きた
ときに印字装置12の印刷条件中のどの属性に関する障
害であるかという情報と、プリントデータのどの行まで
印刷処理が終了しているかの情報「X」を印字装置12
から獲得するようになっている。すなわち、印字装置状
態獲得手段14は、印字装置12がerror状態にな
った時は、印字装置12からそれを得て、図3に示した
ような処理状態をerrorに設定し、また、図15に
示すようにエラー内容とパラメタ1、2を印字装置12
から得て設定する。このエラー内容としては用紙切れを
示す「paper」が表示され、パラメタ1としては用
紙サイズ、パラメタ2としてはプリント済行番号が表示
される。なお、障害が生じていない時には、図15に示
すようにエラー内容は「none」、パラメタ1及び2
は空となっている。
【0044】印字装置要求変更手段16は、プリントデ
ータ送出手段3より送出されたプリントデータをプリン
トデータ保持手段17に保持させる。また、印字装置要
求変更手段16は、印字装置状態獲得手段14により障
害の発生を知ると、プリントデータ保持手段17に保持
したプリントデータから既に設定された印字装置12の
印刷条件(属性)を調べ、それと障害の内容が示してい
る印字装置の印刷条件に応じて、設定コマンド変更情報
保持手段5が保持する設定コマンドを変更するための候
補から印字装置12への設定コマンド情報を変更して作
成し、それをプリントデータ送出手段3を介して印字装
置12に送出する。更に、印字装置要求変更手段16
は、プリントデータ保持手段17が保持しているプリン
トデータの内の障害の発生位置を示す「X」の行以降の
プリントデータをスキャンし、印字装置12に関する設
定コマンド情報でなければ、このデータをそのままプリ
ントデータ送出手段3を介して印字装置12に送出する
一方、印字装置12に関する設定コマンド情報であれ
ば、障害の内容を反映している印字装置状態獲得手段1
4が示す現時点での印字装置の状態を見て、印字装置1
2がその設定コマンド情報に応じられるかどうか判断
し、応じられると判断した時は、その設定コマンド情報
をそのままプリントデータ送出手段3を介して印字装置
12に送出し、応じられないと判断した時には、印字装
置12が応じられるように設定コマンド情報を変更して
印字装置12に送出する。
【0045】本実施例のプリンタ制御装置は上記した各
手段とは別に、或いは、これら手段の一部としてこれら
全ての手段からアクセス可能なメモリ領域を有してい
る。具体的には、このメモリ領域として、前述した第1
実施例で有していたものの他に、障害が発生した時点で
印刷処理が終わっているプリントデータの行番号を保持
するX領域、障害が発生したときには「true」のフ
ラグを立てるrecoverFlag領域、印刷処理中
に障害が発生したプリントデータの設定コマンド情報の
行番号を保持するlnum領域、その設定コマンド情報
全体を保持するrecentCmdLine領域、その
設定コマンド情報の属性を示すデータ部分を保持するr
ecentdata領域を有している。
【0046】上記構成のプリンタ制御装置の動作を、図
16乃至図18に示す印字装置要求変更手段16による
処理に沿って説明する。なお、図16中のステップS9
の処理は図7に示した処理と同一であるとともに図18
中のステップS61の処理は図8に示した処理と同一で
あり、以下の説明では、印字装置12で印刷処理中に用
紙切れの障害が発生した場合を中心に説明し、前述に第
1実施例で既に説明した処理動作については重複する説
明は省略する。また、本実施例の以下の説明では、図2
に示したプリントデータをプリントデータ受信手段1が
受信し、印字装置12は図22に示す印刷条件を許容で
き、設定コマンド変更情報保持手段5には図5に示した
変換情報テーブルが保持されているものとする。
【0047】印字装置要求変更手段16によって図16
に示す手順で処理が開始されて前述の第1実施例を同様
な処理が進行した時点で、lineBuf領域にプリン
トデータの文字情報が保持された場合或いは印字装置1
2が対応できるように変更された設定コマンド情報が保
持された場合には、lineBuf領域に保持したこれ
らのデータをデータ送出手段3へ送出するが(ステップ
S11)、これとは別に、lineBuf領域に保持し
たこれらのデータをプリントデータ保持手段17にも保
持させる(ステップS41)。次いで、印字装置要求変
更手段16は、図15に示す印字装置状態獲得手段14
による障害発生の情報を調べ(ステップS42)、この
エラー内容が「none」で印字装置12に障害が発生
していないときには、第1実施例で説明した処理を繰り
返して印字装置12に印刷処理を続行させる。一方、エ
ラー内容が「none」ではなくて印字装置12に障害
が発生しているときには、recoverFlag領域
にフラグ「true」を立てて(ステップS43)、設
定コマンド情報を変更する処理を行う(ステップS4
4)。
【0048】以下では、印字装置要求変更手段16で図
2に示したプリントデータの4行目の処理が行われてい
るときに、印字装置12の印刷に使用しているA4サイ
ズの用紙がなくなってしまった場合を例にとって説明す
る。この時点では、lineBuf領域、type領
域、data領域の各変数は図19に示すようになっ
て、type領域には文字列「data」が保持されて
いるとする。また、この時点では、プリントデータ保持
手段17には図20に示すようにプリントデータの4行
目までが保持されているが、実際には、印字装置12で
はA4サイズの用紙切れがプリントデータの2行目の印
刷処理の後で起き(つまり、3行目以降は印字できなか
った)、印字装置状態獲得手段14が示す状態が図21
に示すように、エラー内容が「peper]、パラメタ
1が「A4」、パラメタ2が「2」となったとする。な
お、この障害発生による変化は印字装置12の状態にも
反映され、印字装置状態獲得手段14が獲得する印字装
置12の状態が図28に示すようになる。
【0049】図23に示すようにrecoverFla
g領域にフラグ「true」が立てられると、X領域に
印字装置状態獲得手段14が示すパラメタ2の値「2」
を入れて実際に印刷がされたプリントデータの行位置を
示し(ステップS51)、プリントデータ保持手段17
に保持されているプリントデータの2行目から上をスキ
ャンして「%cmd」で始まる第1行目の設定コマンド
情報を見つけ、図23に示すように、その行番号「1」
をlnum領域に、その内容をrecentCmdLi
ne領域に、そのデータ部分をrecentdata領
域に代入する(ステップS52、S53、S54)。そ
して、recentdata領域の内容がエラー内容及
びパラメタ1に関連しているかを調べ(ステップS5
5)、エラー内容「peper」、パラメタ1[A4」
で関連していることを確認して、sucFlag領域に
フラグ「true」を立てておく(ステップS56)。
なお、上記ステップS55で行う確認処理は、設定コマ
ンド情報が1種類の本実施例ではあまり意味がないが、
設定コマンド情報の種類が多く、これら設定コマンド情
報の組合せが自由なプリントデータでは、エラー内容と
パラメタ1に関連しない設定コマンド情報も存在するの
で確認する意味があり、この関連性を確認できないとき
には、recentCmdLine領域の探索をステッ
プS52に戻ってやり直す必要がある。
【0050】次いで、前述した第1実施例のステップS
21及びステップS31乃至S35と同様の処理を行っ
て(ステップS57、S58、S61)、印字装置要求
変更手段16が図5に示した変更情報テーブルを参照し
ながら、設定コマンド情報の属性名[peper」の属
性値を「A4」から「A3」に変更し、属性名「nu
p」の属性値を「1」から「2」に変更する(ステップ
S58、S61)。次いで、印字装置要求変更手段16
が、上記の変更処理が成功してsucFlag領域のフ
ラグが「true」のままであることを確認し(ステッ
プS62)、図24に示すように、プリントデータ保持
手段17及びrecentCmdLine領域に保持さ
れている設定コマンド情報のデータ部分を上記の変更内
容を反映させて置き換える(ステップS63)。
【0051】そして、障害が生じた後に印字されなかっ
たがプリントデータ送出手段3を介して印字装置12へ
送られる或いは送られたプリントデータをクリアするた
めにコマンド「%clear””」をプリントデータ送
出手段3へ送る(ステップS64)。また、印字装置要
求変更手段16がこのrecentCmdLine領域
の内容を一文字づつプリントデータ送出手段3を介して
印字装置12に渡し、印字装置12の印刷条件を変更す
る(ステップS65)。なお、コマンド「%clea
r””」を受け取った印字装置12はerror状態か
らprocessing状態に戻り、図28に示した印
字装置状態獲得手段14が獲得する印字装置12の状態
はprocessing状態となる。次いで、印字装置
要求変更手段16が、プリントデータ保持手段17に保
持されている未だ印字されていない第X+1行目以降
(第3行目以降)のプリントデータを順次lineBu
f領域に蓄積させ、障害の内容が反映されている図22
に示す印字装置の状態を参照して前述した第1実施例の
ステップS8、S9、S11、S13と同様の処理を行
い、この未だ印字されていない部分のプリントデータを
プリントデータ送出手段3を介して印字装置12に渡す
(ステップS66)。
【0052】以上の処理で、印字装置12に発生した障
害の処理が済んだので、図15に示すように、印字装置
状態獲得手段14が表示する異常状態をクリアにし(ス
テップS67)、ステップS44の処理を終了する。な
お、上記したステップS53の処理で「%cmd」が見
つからない場合や、ステップS62の処理でsucfl
ag領域に「false」のフラグが立っている場合に
は、直ちにrecoverFlag領域にフラグ「fa
lse」を立ててステップS44の処理を終了する(ス
テップS59、S68)。
【0053】上記のように設定コマンド情報で印字装置
12の印刷条件を変更し、プリントデータの未だ印字さ
れていない部分印字装置12に送って印刷処理を続行さ
せる処理が終了すると、recoverFlag領域に
は図23に示すように「true」のフラグが立ったま
まであるので、ステップS3に処理に戻って、次のプリ
ントデータの処理に移る(ステップS45)。そして、
最後にプリントデータ送出手段3から印字装置12にプ
リントデータの終端情報が送られ、今までステップS1
1の処理によってlineBuf領域から印字装置12
に送られた全てのプリントデータが印字されてしまう
と、印字装置12の処理状態がidle状態にる。この
印字装置12の状態の変化を印字装置状態獲得手段14
が得て、その表示を図3に示したように「idle」に
設定するとともに、プリントデータ保持手段17の保持
するプリントデータ保持領域を再びクリアにする。一
方、上記の処理の中で変更が失敗して印字装置12の印
刷条件の変更が実行できなかった時には、recove
rFlag領域にはフラグ「false」が立てられて
いるので(ステップS45)、現在受信中のプリントデ
ータを最後まで読み飛ばし、プリントデータ送出手段3
にプリントデータの終端情報を渡して、このプリントデ
ータを無視する(ステップS46)。
【0054】上記のようにして、なんらかの障害が発生
した時、印字装置12がプリントデータの印刷処理中に
何らかの障害が発生してそのままの印刷条件では印刷処
理を続行できなくなった場合でも、まず現在の印字装置
の状態と障害の内容に応じて、変更した設定コマンド情
報を印字装置12へ送り、そして、保持しておいたプリ
ントデータのうち未印字の部分を印字装置12へ再送す
ることにより、ユーザに文書の概観を1台の印字装置で
滞りなくプリントアウトして提供することができる。な
お、上記の実施例で、プリントデータ保持手段17を別
途特別に設けずとも、印字装置12の入力バッファにプ
リントデータ受信手段1が受信したプリントデータを保
持する領域を設ける等して、プリントデータ保持手段1
7の機能を兼ね備えさせるようにすることも可能であ
る。
【0055】次に、本発明の第3実施例に係るプリンタ
制御装置を図面を参照して説明する。なお、前述した第
1実施例と同一部分には同一符号を付して重複する説明
は省略する。本実施例のプリンタ制御装置は、設定コマ
ンド情報を変更したことの通知をプリントデータの送り
手に行うことにより、プリンタ制御装置のユーザに更な
る利便性を与えるものであり、図25に示すように、ユ
ーザインタフェース手段28が新たに第1実施例の構成
に加えられ、第1実施例で備えられていたプリントデー
タ受信手段1及び印字装置要求変更手段6に対して更な
る機能を有するものとして、それぞれプリントデータ受
信手段21及び印字装置要求変更手段26が備えられて
いる。
【0056】ユーザインタフェース手段28は、ネット
ワーク上のノードへのデータの送受信機能を持つととも
に、データの送信に付属させる自らのアドレスを自アド
レス保持領域に保持するものである。すなわち、ユーザ
インタフェース手段28は、自アドレス保持領域に保持
した自らのアドレスとプリントデータ受信手段21のプ
リント要求保持領域に格納された送信元のユーザマシン
のアドレスを参照し、図26に示すような送信元アドレ
ス、受信先アドレス、旧データ、新データを含んだ通知
データを、ユーザのマシンへ送出する。なお、本実施例
の以下の説明では、図26に示すように、送信元アドレ
スをユーザマシンのアドレス「129.999.11
1.111」、受信先アドレスをユーザインタフェース
手段28のアドレス「129.999.999.99
9」、旧データを受信したプリントデータの設定コマン
ド情報の内容「paper=B4,nup=1」、新デ
ータを変更した設定コマンド情報の内容「paper=
A4,nup=1」とする。
【0057】プリントデータ受信手段21は、プリント
データを受信した時にデータの送信元の識別子(アドレ
ス等)を得てプリント要求保持領域に格納し、これを上
記した通知データに利用させるようになっている。すな
わち、プリントデータ受信手段21は、ネットワークを
経由して遠隔にあるユーザマシンからプリントデータが
送られてくると、プリントデータの受信に先立ってユー
ザマシンからプリント要求を受け取り、受け取ったプリ
ント要求のユーザマシンアドレスのみを送信元アドレス
としてプリント要求保持領域に保持する。なお、1つの
プリント要求受付中は、他のプリント要求は受け付けな
いものとし、プリント要求保持領域は印字装置2の処理
状態がildeでない状態からidle状態になるとク
リアされる。
【0058】印字装置要求変更手段26は、図5に示し
た変更情報テーブルに従って設定コマンド情報を変更す
ると、変更した設定コマンド情報をプリントデータ送出
手段3を介して印字装置2に送出するとともに、設定コ
マンド情報を変更したこと及びどのように変更したかを
ユーザインタフェース手段28を介してデータの送信元
に通知する。
【0059】上記構成のプリンタ制御装置の動作を、図
27に示すユーザインタフェース手段28による処理に
沿って説明する。このユーザインタフェース手段28に
よる処理は、図6において説明した印字装置要求変更手
段のステップS13からステップS11に至る間に行わ
れるものであり、設定コマンド情報が変更されてプリン
トデータ送出手段3から印字装置2へ送出される間に行
われる。なお、印字装置要求変更手段のその他の処理動
作は図16乃至図18を用いて説明したと同様である。
まず、ユーザインタフェース手段28による処理が開始
される前には、プリント要求が「129.999.99
9.999」というアドレスを持つマシンから出されて
おり、プリントデータ受信手段21のプリント要求保持
領域はにはこのアドレスが保持されているものとする。
【0060】そして、ユーザインタフェース手段28で
は、自アドレスを「送信元」に、プリント要求保持領域
にあるユーザマシンのアドレスを「受信元」に、前記実
施例で説明したdata領域の内容を「旧データ」に、
「attribute{0}領域=newvalue
{0}領域,attribute{1}領域=newv
alue{1}領域」という文字列を「新データ」に設
定し、図26に示した通知データを作成する(ステップ
S71)。次いで、この通知データをプリントデータ受
信手段21のプリント要求保持領域に保持している送信
元アドレスへプリントデータ受信手段21を介して送信
する(ステップS72)。したがって、設定コマンド情
報を変更した際、変更したこと及びどのように変更した
かの通知がプリントデータの送信元に送られ、送信元た
るプリンタ制御装置のユーザに更なる利便性を与えるこ
とができる。
【0061】なお、上記した実施例においては、印字装
置(プリンタ)2、12の印刷条件の変更は印字装置へ
送る設定コマンド情報を変更することにより行ったが、
変更したコマンド情報を送るのではなく、印字装置要求
変更手段6、16、26が変更を必要とすると判断した
ときには変更情報に基づいて印字装置を直接制御してそ
の印刷条件を変更するようにしてもよい。また、上記し
た実施例では、印字装置(プリンタ)の印刷条件を変更
するための変更情報保持手段として1組の変更候補を持
つものについて説明したが、変更候補が複数組持てる構
成とし、変更を試みたが失敗した時には次の変更候補で
変更を試みるといった構成とすることも可能である。
【0062】また、上記の第3実施例において、印字装
置要求変更手段26を、印字装置(プリンタ)の印刷条
件を変更する前にユーザインタフェース手段28を介し
てユーザに対して印刷条件を変更してよいか否かを確認
する確認データを送信でき、更に、ユーザからその返答
の返答データを受信できるように構成し、ユーザの都合
により印字装置の印刷条件の変更可否を指定できるよう
にして、ユーザの利便性を更に増すことも可能である。
また、その際の確認データに、プリンタ制御装置がどの
ように印刷条件を変更しようとしているかの変更方法を
示すデータを含め、また、返答データに変更してよいか
否かだけだなく、プリンタ制御装置の変更方法がユーザ
の気に入らない時には、ユーザの好む変更方法を含めら
れるように構成し、プリンタ制御装置がユーザに提示し
た変更方法をユーザがそれを変更できるようにして、さ
らに利便性を増すことも可能である。また、この際、ユ
ーザの望む印刷条件を変更情報保持手段に上書きして設
定し、次回からの変更の際に利用可能とする構成も可能
である。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のプ
リンタ制御装置によれば、プリンタの状態がプリントデ
ータで指定される印刷条件を満たせない時には、プリン
タが許容できる変更候補でプリンタの印刷条件を変更し
て印刷処理を続行させるようにしたため、プリンタが初
めからプリントデータに適合できない、或いは、印字途
中で適合できなくなった場合にあっても、そのプリンタ
でプリントデータをとりあえず印字して、ユーザに文書
の概観を滞りなくプリントアウトして提供することがで
き、システムを低コスト且つ小型に維持しつつユーザの
使い勝手向上を達成することができる。また、本発明
は、プリンタの印刷条件を変更した際にユーザに変更し
たことの通知をするようにすれば、ユーザに更なる利便
性を与えることをができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るプリンタ制御装置の
構成図である。
【図2】プリントデータを示す概念図である。
【図3】印字装置の処理状態を示す概念図である。
【図4】印字装置の印刷条件及び状態を示す概念図であ
る。
【図5】変更情報テーブルを示す概念図である。
【図6】印字装置要求変更手段の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】印字装置要求変更手段の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】印字装置要求変更手段の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図9】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図10】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図11】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図12】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図13】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図14】本発明の第2実施例に係るプリンタ制御装置
の構成図である。
【図15】障害発生時の状態を示す概念図である。
【図16】印字装置要求変更手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図17】印字装置要求変更手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図18】印字装置要求変更手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図20】プリントデータ保持手段の保持内容を示す概
念図である。
【図21】障害発生時の状態を示す概念図である。
【図22】印字装置の印刷条件及び状態を表す概念図で
ある。
【図23】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図24】メモリ領域の内容を示す概念図である。
【図25】本発明の第3実施例に係るプリンタ制御装置
の構成図である。
【図26】通知データの内容を示す概念図である。
【図27】ユーザインタフェース手段の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
2、12 印字装置(プリンタ) 4、14 印字装置状態獲得手段 5 変更情報保持手段 6、16、26 印字装置要求変更手段 17 プリントデータ保持手段 28 ユーザインタフェース手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図28
【補正方法】追加
【補正内容】
【図28】 印字装置の処理状態を示す概念図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントデータに含まれる印刷条件の指
    定情報に基づいてプリンタの印刷条件を設定し、当該プ
    リントデータに含まれる文書情報をプリントアウトさせ
    るプリンタ制御装置において、 プリンタの状態を獲得する印字装置状態獲得手段と、 プリントデータに含まれる印刷条件の指定情報に対して
    プリンタが許容できる印刷条件の属性を変更候補として
    保持する変更情報保持手段と、 印字装置獲得手段で得たプリンタの状態がプリントデー
    タにより指定される印刷条件を満たせない場合に、変更
    情報保持手段に保持した変更候補で当該印刷条件を変更
    して当該プリンタを制御する印字装置要求変更手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ制御装置。
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