JPH07222299A - 音像移動処理編集装置 - Google Patents

音像移動処理編集装置

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JPH07222299A
JPH07222299A JP6028843A JP2884394A JPH07222299A JP H07222299 A JPH07222299 A JP H07222299A JP 6028843 A JP6028843 A JP 6028843A JP 2884394 A JP2884394 A JP 2884394A JP H07222299 A JPH07222299 A JP H07222299A
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JP
Japan
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sound image
data
processing
signal
input
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Application number
JP6028843A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Date
俊彦 伊達
Akihisa Kawamura
明久 川村
Masaharu Matsumoto
正治 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はオーディオ編集スタジオ等に使用さ
れ、時間の経過に伴う音像の空間的位置変化を定義し、
モノラルオーディオ信号から立体音響信号を作成するこ
と。 【構成】 音像を定位させるべき一連の位置を移動軌跡
入力手段4により順次設定して音像が移動する軌跡を設
定する。そして移動速度入力手段2によりその設定され
た位置を再生する音の時間軸上に設定することによっ
て、音像が移動する速度を設定する。そして各時間の経
過に伴う音像の定位位置を音像移動データ作成手段5に
よって作成して記憶手段6に記憶させる。こうして入力
音像信号を各時間毎の音像移動データから音像定位処理
手段3によって定位させて再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ編集スタジ
オ等で使用され、時間の経過に伴う音像の空間的位置変
化を定義し、モノラルオーディオ信号から立体音響信号
を作成する音像移動処理編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ編集スタジオ等におい
て、音像の移動を伴う様な音響信号の編集加工は、2チ
ャンネルステレオの場合左右チャンネルのパンポットに
より行われていた。又マルチスピーカシステムの場合に
は、各々のチャンネルのレベルコントロールによって音
像移動が実現されてきた。又近年2チャンネルスピーカ
やヘッドホンによっても、ディジタルフィルタの畳み込
み処理を用い、任意の方向に虚音像を実現するような立
体音響システムが実現されている。更にこれらのシステ
ムはディジタル信号処理の高速化につれて任意の方向か
ら別の任意の方向への音像の移動もリアルタイムで実現
できるようになった。この場合音像の定位方向や移動方
向の指定はジョイステックやジョグダイヤル等を用いて
行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、時間の
経過に伴う音像の連続的な位置の変化に対してジョイス
テックやジョグダイヤル等を用いて音像の定位方向を指
定したり、あるいは音像の動きの定義するには、編集加
工作業の精度や自由度において限界があった。又映像と
同期した音声信号の場合には映像と同期させて音像の移
動を正確に設定することは難しいという欠点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、編集スタジオ等において時間の
経過に伴う音像の空間的位置変化を定義し、モノラル信
号から立体音響信号を作成できる音像移動処理編集装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、モノラルオーディオ信号を入力するオーディオ信号
入力手段と、音像を定位させるべき一連の位置を順次設
定することにより音像が移動する軌跡を設定する移動軌
跡入力手段と、移動軌跡入力手段により入力された一連
の位置におけるオーディオ入力信号の時間軸上の再生位
置を設定することにより音像が移動する速度を設定する
移動速度入力手段と、移動軌跡入力手段と移動速度入力
手段に入力されたデータより、時間の経過に伴う音像の
定位位置を示す音像移動データを作成する音像移動デー
タ作成手段と、音像移動データ作成手段の出力データに
基づきオーディオ信号入力手段によって入力されたオー
ディオ信号に対して音像定位処理を実行する音像定位処
理手段と、音像定位処理手段の出力を再生するオーディ
オ信号再生手段と、音像移動データ作成手段の出力デー
タを記憶する記憶手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0006】本願の請求項5の発明は、ビデオ信号を再
生するビデオ信号再生手段と、ビデオ信号再生手段によ
って再生されたビデオ信号を表示するビデオ信号表示手
段と、ビデオ信号再生手段より再生された映像のタイム
コードデータを取込むタイムコード取込手段と、モノラ
ルオーディオ信号を入力するオーディオ信号入力手段
と、音像を定位させるべき一連の位置を順次設定するこ
とにより音像が移動する軌跡を設定する移動軌跡入力手
段と、移動軌跡入力手段により入力された一連の位置に
おけるオーディオ入力信号の時間軸上の再生位置をタイ
ムコードと共に設定することにより、音像が移動する速
度を設定する移動速度入力手段と、移動軌跡入力手段と
移動速度入力手段に入力されたデータより、時間の経過
に伴う音像の定位位置を示す音像移動データを作成する
音像移動データ作成手段と、音像移動データ作成手段の
出力データに基づく音像定位処理を実行する音像定位処
理手段と、音像定位処理手段の出力を再生するオーディ
オ信号再生手段と、音像移動データ作成手段の出力デー
タを記憶する第1の記憶手段と、音像定位処理手段より
出力される音響データを記憶する第2の記憶手段と、ビ
デオ信号作成手段よりビデオ信号を再生した後にその再
生時にタイムコード取込手段より取込まれたタイムコー
ドに基づいて第2の記憶手段の音響信号を再生し、オー
ディオ信号再生手段に出力する制御手段と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0007】本願の請求項9の発明は、ビデオ信号を再
生するビデオ信号再生手段と、ビデオ信号再生手段によ
って再生されたビデオ信号を表示するビデオ信号表示手
段と、ビデオ信号再生手段より再生された映像のタイム
コードデータを取込むタイムコード取込手段と、ビデオ
信号再生手段により再生される任意の映像フレームのビ
デオ信号を取込むビデオ信号取込手段と、モノラルオー
ディオ信号を入力するオーディオ信号入力手段と、音像
を定位させるべき一連の位置を順次設定することによ
り、音像が移動する軌跡を設定する移動軌跡入力手段
と、オーディオ入力信号の時間軸上の再生位置データと
音像を移動させる発音体を含む映像フレームのビデオ信
号とタイムコードデータからなる映像データファイルを
移動軌跡入力手段により設定された一連の位置において
順次作成する移動映像ファイル作成手段と、移動軌跡入
力手段と移動映像ファイル作成手段に入力されたデータ
より、時間の経過に伴う音像の定位位置を示す音像移動
データを作成する音像移動データ作成手段と、音像移動
データ作成手段の出力データに基づきオーディオ信号入
力手段によって入力されたオーディオ信号に対して音像
定位処理を実行する音像定位処理手段と、音像定位処理
手段の出力を再生するオーディオ信号再生手段と、音像
移動データ作成手段の出力データを記憶する第1の記憶
手段と、音像定位処理手段より出力される音響データを
記憶する第2の記憶手段と、ビデオ信号作成手段よりビ
デオ信号を再生した後にその再生時にタイムコード取込
手段より取込まれたタイムコードに基づいて第2の記憶
手段の音響信号を再生し、オーディオ信号再生手段に出
力する制御手段と、を具備することを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】本願の請求項1〜4の発明では、音像の動きの
編集作業は、移動軌跡入力手段によって再生音場におけ
る音像の空間的定位位置を一連に指定する。そして移動
速度入力手段によって入力オーディオ信号を再生する時
間軸上で夫々の位置を指定する。そしてその2つの指定
データを共通のマーカにより対応付けることによって、
音像の動きが定義されることとなる。音像定位処理手段
ではその定義に従った音像移動を実現するように立体音
響信号を作成するものである。
【0009】又本願の請求項5〜8の発明は、映像を伴
う音響信号を再生編集する場合の音像移動処理編集装置
であって、移動速度入力手段による移動速度の時間軸上
での表示においてタイムコードを同時に表示することに
よって、映像と関連付けを行っている。そして音像定位
処理手段によって音像データを第2の記憶手段に一旦保
持しておき、再生時にはビデオ信号のタイムコードに同
期して音響信号を再生するようにしている。更に請求項
9〜12の発明では、このタイムコードの表示に加えて
指定されたタイムコードにおける映像フレームの映像信
号を映像ファイルとして作成し、設定を容易に行うよう
にしている。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1実施例による音像移動処
理編集装置の構成を示すブロック図である。本図におい
てオーディオ信号入力手段1はモノラルオーディオ信号
を入力する入力手段であって、その出力は移動速度入力
手段2及び音像定位処理手段3に入力される。移動速度
入力手段2,移動軌跡入力手段4,音像移動データ作成
手段5及び記憶手段6は、例えばマイクロコンピュータ
と入出力手段,記憶手段によって構成されている。移動
速度入力手段2はマイクロコンピュータのマンマシンイ
ンターフェースであるディスプレイやマウス等のポイン
ティングディバイスを用いて、後述するように音像の移
動速度を入力するものであり、移動軌跡入力手段4は同
様にディスプレイやポインティングディバイスを用いて
音像の移動する軌跡を入力するものである。音像移動デ
ータ作成手段5はこれらの入力信号に基づいて各時間毎
の音像の移動データを生成するものである。記憶手段6
ではこうして作成された音像移動データを記憶保存して
おり、必要に応じて移動軌跡入力手段4,移動速度入力
手段2に読出すことによって過去の編集データの再利用
や再編集ができるように構成される。音像定位処理手段
3はオーディオ信号入力手段に入力されたオーディオ信
号を複数のチャンネルに分割し、音像移動データに基づ
いた位置に音像が定位するように処理するものであっ
て、その出力はオーディオ信号再生手段7に出力され
る。オーディオ信号再生手段7は少なくとも2チャンネ
ルのオーディオ信号の増幅器及びヘッドホン又はスピー
カシステムを含んで構成されており、オーディオシステ
ムによって指定された音像を再生するものである。
【0011】次に図2及び図3を参照しつつ移動軌跡及
び移動速度の入力処理について説明する。図2は移動軌
跡入力手段4における入力画面を示す。図2において3
1は移動軌跡入力手段2と移動速度入力手段3の入力デ
ータを対応づけるための共通のマーカであり、31-1〜
31-5が設定した順に応じて画面上に表示される。又図
2の入力画面では受聴者の頭部位置を原点とし、受聴者
の頭上の真上方向からみた入力座標が表示されている。
【0012】移動軌跡の入力は、1点以上の座標位置を
入力座標上で指定して行う。1つの座標位置の指定は、
例えば図2右下にあるマーカ31をマウスでドラッグし
て音像を定位させたい位置で離すことによってなされ
る。この座標位置の指定を繰り返すたびに通し番号がつ
けられたマーカ31-1〜31-5が指定位置に表示され、
これらを番号順に結んだものが移動音像の軌跡となる。
【0013】尚、移動軌跡入力手段4において、図2で
示す入力画面以外でも任意の方向の2次元平面座標系や
3次元空間座標系においても同様の方法により移動音像
の軌跡を入力するようにしてもよい。
【0014】図3は移動速度入力手段2における入力画
面を示す。図3においては横軸は時間を示しており、移
動軌跡入力手段4において入力された通し番号がつけら
れたマーカ31-1〜31-5とオーディオ信号入力手段1
より取込まれた入力オーディオ信号の波形が表示されて
いる。
【0015】図3におけるマーカ31-1〜31-5の夫々
の位置は、移動軌跡入力手段4において指定された座標
位置に定位させるべき時間軸上の再生ポイントを指定す
るものである。例えば、図3においてマーカ31-2で指
定されたポイントを再生する瞬間の音像の定位位置は、
図2のマーカ31-2の指定位置、即ち受聴者の正面方向
となる。
【0016】従って、受聴者の正面方向に定位させたい
オーディオ入力信号の再生ポイントは図3におけるマー
カ31-2の位置によって指定することができ、逆に図3
におけるマーカ31-2の位置の再生音を定位させたい空
間上の定位位置は図2のマーカ31-2の位置によって指
定することができる。
【0017】更に図2において、マーカ31-1とマーカ
31-2間の様に空間的移動量が小さく、且つ図3のよう
にマーカ31-1とマーカ31-2間の時間間隔を長く設定
すると、結果として音像は図2におけるマーカ31-1の
位置からマーカ31-2の位置へゆっくり移動することに
なり、逆に図2におけるマーカ31-2とマーカ31-3間
のように空間的移動量が大きく、且つ図3において時間
間隔を短く設定すると音像の移動速度は速くなる。この
ようにして図3において隣合うマーカの間隔を調整する
ことにより音像の移動する速度を設定することができ
る。
【0018】以上のようにして移動速度入力手段2及び
移動軌跡入力手段4で設定された音像の移動に関する編
集データは、2つの編集データを対応づけるマーカの位
置データを用い、音像移動データ作成手段5において時
間の経過に伴う各時刻での音像の定位位置が決定され
る。こうして得られた編集データは、記憶手段7におい
て保存され、必要に応じて移動速度入力手段2及び移動
軌跡入力手段4に呼び出すことによって過去の編集デー
タの再利用あるいは再編集を可能とする。
【0019】次に音像定位処理手段3において、音像移
動データ作成手段5の出力データに基づく音像定位処理
が行われる。以下音像定位処理手段3の具体例について
説明する。
【0020】図4は本発明の第1実施例における第1の
音像定位処理手段3Aの構成を示すブロック図である。
本図においてオーディオ信号入力手段1の出力は演算手
段8を介してオーディオ信号再生手段7に出力される。
この演算手段8は例えばオーディオ信号再生手段7のチ
ャンネル数に応じたFIRフィルタから構成されてい
る。そしてそのFIRフィルタの係数は係数記憶手段9
より読出され、係数設定手段10によって設定されるも
のとする。係数記憶手段9は図2に示すように視聴者を
中心として例えば15°おきに、視聴者からの複数の距
離に対応して図2に破線で示す座標の破線の交点の位置
に音像を定位させる場合の各FIRフィルタの係数値が
記憶されているものとする。そして係数設定手段10は
音像移動データ作成手段5によって入力される音像の位
置に応じて、係数記憶手段9から必要な係数群を読出し
て演算手段8に設定するものとする。ここで音像の定位
位置の制御は、任意の位置におかれた音源と受聴位置間
の伝達関数を実用するような伝達関数を入力信号に畳み
込むことによって実現するものである。
【0021】音像移動データ作成手段5の出力データに
基づいて係数設定手段10は、係数記憶手段9から必要
な畳み込みの係数を時間の経過に従って各時刻毎に読出
し、演算手段8に設定する。演算手段8は、オーディオ
信号入力手段1の出力と係数設定手段10に設定された
係数データとの畳み込み演算を行い、音像移動を伴う立
体音響信号を作成する。この様にして計算された演算手
段8の出力、即ち音像定位処理手段3の出力は、オーデ
ィオ信号再生手段7よって再生され、受聴者に提示され
る。
【0022】図5は本発明の第1実施例における第2の
音像定位処理手段3Bの構成を示すブロック図である。
この音像定位処理手段3Bはある有限の大きさを持つ架
空の音響空間を想定し、その音響空間において受聴位置
に対して様々な方向におかれた音源からの反射音構造及
び残響応答をシミュレートすることにより実現するもの
である。ここで加工データ記憶手段12はこの加工デー
タ、即ち図2に示す受聴者から音源までの角度と距離を
変化させた場合の設定可能な全ての点について、加工デ
ータを保持している。そして音像移動データ作成手段5
からの移動データに基づいて加工データ設定手段13に
より信号加工手段11に加工データを設定する。信号加
工手段11は入力されたモノラルオーディオ信号を複数
のチャンネルに分離し、各チャンネルについて加工デー
タに基づいて信号を遅延させる遅延器及びそのレベルを
調整するレベル調整器によって構成される。このように
音像移動データ作成手段5の出力データに基づいて加工
データ設定手段13は、加工データ記憶手段12から必
要な反射音や残響音の加工データを時間の経過に従って
各時刻ごとに読出し、信号加工手段11に設定する。信
号加工手段11は、加工データ設定手段13に設定され
た加工データに基づきオーディオ信号入力手段1の出力
に反射音や残響音を付加し、音像移動を伴う立体音響信
号を作成する。このようにして計算された信号加工手段
11の出力、即ち音像定位処理手段3Bの出力は、オー
ディオ信号再生手段7によって再生され、受聴者に提示
される。
【0023】図6は本発明の第1実施例における第3の
音像定位処理手段3Cの構成を示すブロック図である。
本図において音像定位処理手段3Cはオーディオ信号入
力手段1より入力されるオーディオ信号を複数のチャン
ネルに分割し、そのレベルを外部からの制御信号に基づ
いて変更する信号分割手段14と、信号分割手段14の
出力を調整するレベル調整手段15を有している。信号
分割手段14の出力はオーディオ信号再生手段16に入
力され、図示しない増幅器、及び受聴者を取り囲むよう
に構成された複数のスピーカから成るマルチスピーカシ
ステムによって再生される。
【0024】次にこの音像定位処理手段の動作について
説明する。オーディオ信号入力手段1に入力されたオー
ディオ信号は、信号分割手段14によって少なくとも2
チャンネル以上の複数のチャンネルに分割される。そし
て分割された夫々のチャンネルは図6に示すように受聴
者の周囲に設置されたマルチスピーカシステム16に入
力される。音像移動データ作成手段5の出力データに基
づいてレベル調整手段15は、所望の定位位置に設置さ
れたスピーカに接続されたチャンネルに対して音量レベ
ルを時間の経過に従って各時刻ごとに上昇させる。その
結果、音像移動を伴う立体音響再生信号が受聴者に提示
されることになる。尚このマルチスピーカシステムが音
像移動データの設定可能な角度毎に配置されているとき
は、その位置に応じたスピーカを受聴者から音像定位位
置までの距離に対応したレベルで駆動すればよい。スピ
ーカ部が少なく設置されているスピーカの間の角度が設
定可能となっている場合は、音像の位置によっては複数
のスピーカを同時に駆動する必要があるので、この場合
音像位置に対応して駆動するスピーカを定めるためのメ
モリを用いるものとする。
【0025】次に本発明の第2実施例における音像移動
処理編集装置について説明する。図7は第2実施例によ
る音像移動処理編集装置の構成を示すブロック図であ
る。本図において前述した第1実施例と同一部分は同一
符号を付して詳細な説明を省略する。本実施例において
はVTR等のビデオ信号再生手段を用いてそのビデオ信
号とオーディオ信号とを同期させ、音響信号の音像移動
処理を行うものとする。従って本実施例ではビデオテー
プレコーダ等のビデオ信号再生手段21を有しており、
ビデオ信号はモニタ等のビデオ信号表示手段22によっ
て表示される。そしてビデオ信号の再生時には再生され
るビデオ信号のタイムコードがタイムコード取込手段2
3を介して取込まれ、移動速度入力手段24に入力され
る。移動速度入力手段24には第1実施例と同様に、オ
ーディオ信号入力手段1からのオーディオ信号も入力さ
れている。移動速度入力手段24は後述するようにオー
ディオ信号とタイムコードとを対応付けることによって
移動速度を入力するものである。さて本実施例では音像
移動データ作成手段5からの移動データに基づいて前述
したように音像定位処理手段3A〜3Cによって処理さ
れた音響信号を記憶する第2の記憶手段25が設けられ
る。又制御手段26は一旦音像移動データ作成手段5に
よって作成された音像移動データを第1の記憶手段6に
保持させると共に、ビデオ信号及びオーディオ信号の再
生時にはビデオ信号に同期させて記憶手段25から立体
音響信号を再生してオーディオ信号再生手段7に出力す
るものである。その他の構成は第1実施例と同様であ
る。
【0026】次に本実施例の移動速度入力時の動作につ
いて説明する。まずVTR等のビデオ信号再生手段21
によって音像移動を行うターゲットとなる発音体の映像
信号を再生し、映像モニタ等のビデオ信号表示手段22
によって発音体の映像の出現時間や位置等を確認する。
そして、任意の映像フレームを編集ポイントとしてその
タイムコードデータをタイムコード取込手段23によっ
て取込移動速度入力手段24に出力する。
【0027】図8は移動速度入力手段24による入力時
の表示画面の例である。本図に示すように、移動速度入
力手段24の入力画面には第一の実施例における図3の
入力画面と比べて、映像同期のためのタイムコードデー
タ32-1〜32-5が追加されている。そしてマーカ31
-1〜31-5を時間軸上で動かすと、その移動量に応じて
タイムコードデータ32-1〜32-5も変化する。
【0028】又本実施例においては第一の実施例におけ
る構成に加えて、音像定位処理手段3の出力データであ
る立体音響信号データを一旦第2の記憶手段25へ保存
する。多数の発音体がある映像信号については各発音体
毎にそのタイムコードと音像定位が音像定位処理された
後の立体音響信号を記憶手段25に保存しておく。そう
すれば再生時には、発音体の映像信号がビデオ信号再生
手段21により再生され、ビデオ信号表示手段22によ
って表示される。同時にタイムコード取込手段23から
出力されるタイムコードデータが読出される。このとき
制御手段26は立体音響信号データを再び記憶手段25
から読出して映像信号と同期してオーディオ信号再生手
段7へ出力する。そうすれば発音体の映像信号と同期し
た立体音響信号の再生を行うことができる。
【0029】次に本発明の第3実施例について説明す
る。図9は本発明の第3実施例における音像移動処理編
集装置の構成を示すブロック図であり、前述した第1,
第2実施例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を
省略する。本実施例ではビデオ信号再生手段21にはタ
イムコード取込手段23に加えて、ビデオ信号取込手段
27が接続される。ビデオ信号取込手段27は編集ポイ
ントの映像フレームの映像信号を取込んで必要に応じて
データ圧縮を施して移動映像ファイル作成手段28に出
力するものである。移動映像ファイル作成手段28の入
力は図10に示すようにビデオ信号を静止画として縮小
した複数の小画面の映像信号データ33-1〜33-5と
し、前述したタイムコードの位置に取込んだものであ
る。その他の構成は第2実施例と同様である。
【0030】次に本実施例の動作について説明する。図
10は移動映像ファイル作成手段28の入力画面であ
る。第2実施例における図8の入力画面と比べて、ビデ
オ信号取込手段27によって取込まれた音像移動の編集
を行う発音体を含んだ映像信号データ33-1〜33-5が
追加されている。図10において音像移動の編集を行う
発音体は、受聴者の正面遠方より接近して、右耳近傍を
通過して後方へ去っていく飛行機とする。この実施例で
は発音体を含んだ映像信号データ33-1〜33-5を用い
ることによってより視覚的にわかりやすい情報を利用し
て、音像移動の編集作業が可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、任意
のオーディオ信号の音像移動の編集作業を再生音場にお
ける音像の空間的定位ポイントの指定とオーディオ信号
の時間的再生ポイントの指定に分けて行っている。更に
映像を伴うオーディオ信号の場合は、ビデオ信号のタイ
ムコードデータや音像移動のターゲットとなる発音体の
映像信号等を利用して、映像と同期した音像の動きの編
集作業を行っている。これによって任意のオーディオ信
号の音像の動きを自由に設計し、編集作業者のイメージ
通りの移動音源データが作成され、そのデータに基づい
た音像移動を実現する立体音響信号が作成できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における音像移動処理編集装置の第1実
施例を示す構成図である。
【図2】移動軌跡入力手段における入力画面を示す図で
ある。
【図3】移動速度入力手段における入力画面を示す図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例における音像定位処理手段
の第1の構成を示す構成図である。
【図5】本発明の第1実施例における音像定位処理手段
の第2の構成を示す構成図である。
【図6】本発明の第1実施例における音像定位処理手段
の第3の構成を示す構成図である。
【図7】本発明における音像移動処理編集装置の第2の
実施例を示す構成図である。
【図8】本発明の第2実施例におけるは移動軌跡入力手
段における入力画面を示す図である。
【図9】本発明における音像移動処理編集装置の第3実
施例を示す構成図である。
【図10】本発明の第3実施例におけるは移動映像ファ
イル作成手段における入力画面を示す図である。
【符号の説明】
1 オーディオ信号入力手段 2 移動速度入力手段 3A,3B,3C 音像定位処理手段 4 移動軌跡入力手段 5 音像移動データ作成手段 6 記憶手段 7 オーディオ信号再生手段 8 演算手段 9 係数記憶手段 10 係数設定手段 11 信号加工手段 12 加工データ記憶手段 13 加工データ設定手段 14 信号分割手段 15 レベル調整手段 16 マルチスピーカシステム 21 ビデオ信号再生手段 22 ビデオ信号表示手段 23 タイムコード取込手段 24 移動速度入力手段 25 記憶手段 26 制御手段 27 ビデオ信号取込手段 28 移動映像ファイル作成手段 31-1,31-5 マーカ 32-1,32-5 タイムコードデータ 33-1,33-5 発音体の映像信号データ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノラルオーディオ信号を入力するオー
    ディオ信号入力手段と、 音像を定位させるべき一連の位置を順次設定することに
    より音像が移動する軌跡を設定する移動軌跡入力手段
    と、 前記移動軌跡入力手段により入力された一連の位置にお
    けるオーディオ入力信号の時間軸上の再生位置を設定す
    ることにより音像が移動する速度を設定する移動速度入
    力手段と、 前記移動軌跡入力手段と前記移動速度入力手段に入力さ
    れたデータより、時間の経過に伴う音像の定位位置を示
    す音像移動データを作成する音像移動データ作成手段
    と、 前記音像移動データ作成手段の出力データに基づき前記
    オーディオ信号入力手段によって入力されたオーディオ
    信号に対して音像定位処理を実行する音像定位処理手段
    と、 前記音像定位処理手段の出力を再生するオーディオ信号
    再生手段と、 前記音像移動データ作成手段の出力データを記憶する記
    憶手段と、を具備することを特徴とする音像移動処理編
    集装置。
  2. 【請求項2】 前記音像定位処理手段は、 所定の位置に音像を定位させるための畳み込み演算を行
    う演算手段と、 設定可能な音像の各位置における前記演算手段の畳み込
    み係数を記憶する係数記憶手段と、 前記係数記憶手段から畳み込みの係数を前記音像定位処
    理手段からの音像移動データに基づいて選択して読出
    し、前記演算手段に設定する係数設定手段と、を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の音像移動処理編集装
    置。
  3. 【請求項3】 前記音像定位処理手段は、 所定の位置に音像を定位させるための入力信号に反射音
    を付加する信号加工手段と、 設定可能な音像の各位置における前記信号加工手段にお
    ける反射音の加工データを記憶する加工データ記憶手段
    と、 前記加工データ記憶手段から前記音像定位処理手段から
    の音像移動データに基づいて選択して加工データを読出
    し、前記信号加工手段に設定する加工データ設定手段
    と、を具備することを特徴とする請求項1記載の音像移
    動処理編集装置。
  4. 【請求項4】 前記音像定位処理手段は、 入力信号を少なくとも2チャンネル以上の複数のチャン
    ネルに分割し、外部からの入力によってその出力レベル
    を制御する信号分割手段と、 前記信号分割手段の各々のチャンネルの出力レベルを前
    記音像移動データ処理手段の出力データに基づいて調整
    するレベル調整手段によって構成し、 前記オーディオ信号再生手段は、前記音像定位処理手段
    の出力チャンネル数と等しいチャンネル数をもつマルチ
    スピーカシステムとしたことを特徴とする請求項1記載
    の音像移動処理編集装置。
  5. 【請求項5】 ビデオ信号を再生するビデオ信号再生手
    段と、 前記ビデオ信号再生手段によって再生されたビデオ信号
    を表示するビデオ信号表示手段と、 前記ビデオ信号再生手段より再生された映像のタイムコ
    ードデータを取込むタイムコード取込手段と、 モノラルオーディオ信号を入力するオーディオ信号入力
    手段と、 音像を定位させるべき一連の位置を順次設定することに
    より音像が移動する軌跡を設定する移動軌跡入力手段
    と、 前記移動軌跡入力手段により入力された一連の位置にお
    けるオーディオ入力信号の時間軸上の再生位置をタイム
    コードと共に設定することにより、音像が移動する速度
    を設定する移動速度入力手段と、 前記移動軌跡入力手段と前記移動速度入力手段に入力さ
    れたデータより、時間の経過に伴う音像の定位位置を示
    す音像移動データを作成する音像移動データ作成手段
    と、 前記音像移動データ作成手段の出力データに基づく音像
    定位処理を実行する音像定位処理手段と、 前記音像定位処理手段の出力を再生するオーディオ信号
    再生手段と、 前記音像移動データ作成手段の出力データを記憶する第
    1の記憶手段と、 前記音像定位処理手段より出力される音響データを記憶
    する第2の記憶手段と、 前記ビデオ信号作成手段よりビデオ信号を再生した後に
    その再生時に前記タイムコード取込手段より取込まれた
    タイムコードに基づいて前記第2の記憶手段の音響信号
    を再生し、前記オーディオ信号再生手段に出力する制御
    手段と、を具備することを特徴とする音像移動処理編集
    装置。
  6. 【請求項6】 前記音像定位処理手段は、 所定の位置に音像を定位させるための畳み込み演算を行
    う演算手段と、 設定可能な音像の各位置における前記演算手段の畳み込
    み係数を記憶する係数記憶手段と、 前記係数記憶手段から畳み込みの係数を前記音像定位処
    理手段からの音像移動データに基づいて選択して読出
    し、前記演算手段に設定する係数設定手段と、を具備す
    ることを特徴とする請求項5記載の音像移動処理編集装
    置。
  7. 【請求項7】 前記音像定位処理手段は、 所定の位置に音像を定位させるための入力信号に反射音
    を付加する信号加工手段と、 設定可能な音像の各位置における前記信号加工手段にお
    ける反射音の加工データを記憶する加工データ記憶手段
    と、 前記加工データ記憶手段から前記音像定位処理手段から
    の音像移動データに基づいて選択して加工データを読出
    し、前記信号加工手段に設定する加工データ設定手段
    と、を具備することを特徴とする請求項5記載の音像移
    動処理編集装置。
  8. 【請求項8】 前記音像定位処理手段は、 入力信号を少なくとも2チャンネル以上の複数のチャン
    ネルに分割し、外部からの入力によってその出力レベル
    を制御する信号分割手段と、 前記信号分割手段の各々のチャンネルの出力レベルを前
    記音像移動データ処理手段の出力データに基づいて調整
    するレベル調整手段によって構成し、 前記オーディオ信号再生手段は、前記音像定位処理手段
    の出力チャンネル数と等しいチャンネル数をもつマルチ
    スピーカシステムとしたことを特徴とする請求項5記載
    の音像移動処理編集装置。
  9. 【請求項9】 ビデオ信号を再生するビデオ信号再生手
    段と、 前記ビデオ信号再生手段によって再生されたビデオ信号
    を表示するビデオ信号表示手段と、 前記ビデオ信号再生手段より再生された映像のタイムコ
    ードデータを取込むタイムコード取込手段と、 前記ビデオ信号再生手段により再生される任意の映像フ
    レームのビデオ信号を取込むビデオ信号取込手段と、 モノラルオーディオ信号を入力するオーディオ信号入力
    手段と、 音像を定位させるべき一連の位置を順次設定することに
    より、音像が移動する軌跡を設定する移動軌跡入力手段
    と、 オーディオ入力信号の時間軸上の再生位置データと音像
    を移動させる発音体を含む映像フレームのビデオ信号と
    タイムコードデータからなる映像データファイルを前記
    移動軌跡入力手段により設定された一連の位置において
    順次作成する移動映像ファイル作成手段と、 前記移動軌跡入力手段と前記移動映像ファイル作成手段
    に入力されたデータより、時間の経過に伴う音像の定位
    位置を示す音像移動データを作成する音像移動データ作
    成手段と、 前記音像移動データ作成手段の出力データに基づき前記
    オーディオ信号入力手段によって入力されたオーディオ
    信号に対して音像定位処理を実行する音像定位処理手段
    と、 前記音像定位処理手段の出力を再生するオーディオ信号
    再生手段と、 前記音像移動データ作成手段の出力データを記憶する第
    1の記憶手段と、 前記音像定位処理手段より出力される音響データを記憶
    する第2の記憶手段と、 前記ビデオ信号作成手段よりビデオ信号を再生した後に
    その再生時に前記タイムコード取込手段より取込まれた
    タイムコードに基づいて前記第2の記憶手段の音響信号
    を再生し、前記オーディオ信号再生手段に出力する制御
    手段と、を具備することを特徴とする音像移動処理編集
    装置。
  10. 【請求項10】 前記音像定位処理手段は、 所定の位置に音像を定位させるための畳み込み演算を行
    う演算手段と、 設定可能な音像の各位置における前記演算手段の畳み込
    み係数を記憶する係数記憶手段と、 前記係数記憶手段から畳み込みの係数を前記音像定位処
    理手段からの音像移動データに基づいて選択して読出
    し、前記演算手段に設定する係数設定手段と、を具備す
    ることを特徴とする請求項9記載の音像移動処理編集装
    置。
  11. 【請求項11】 前記音像定位処理手段は、 所定の位置に音像を定位させるための入力信号に反射音
    を付加する信号加工手段と、 設定可能な音像の各位置における前記信号加工手段にお
    ける反射音の加工データを記憶する加工データ記憶手段
    と、 前記加工データ記憶手段から前記音像定位処理手段から
    の音像移動データに基づいて選択して加工データを読出
    し、前記信号加工手段に設定する加工データ設定手段
    と、を具備することを特徴とする請求項9記載の音像移
    動処理編集装置。
  12. 【請求項12】 前記音像定位処理手段は、 入力信号を少なくとも2チャンネル以上の複数のチャン
    ネルに分割し、外部からの入力によってその出力レベル
    を制御する信号分割手段と、 前記信号分割手段の各々のチャンネルの出力レベルを前
    記音像移動データ処理手段の出力データに基づいて調整
    するレベル調整手段によって構成し、 前記オーディオ信号再生手段は、前記音像定位処理手段
    の出力チャンネル数と等しいチャンネル数をもつマルチ
    スピーカシステムとしたことを特徴とする請求項9記載
    の音像移動処理編集装置。
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