JPH07221786A - メール装置 - Google Patents

メール装置

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JPH07221786A
JPH07221786A JP6011780A JP1178094A JPH07221786A JP H07221786 A JPH07221786 A JP H07221786A JP 6011780 A JP6011780 A JP 6011780A JP 1178094 A JP1178094 A JP 1178094A JP H07221786 A JPH07221786 A JP H07221786A
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JP
Japan
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instruction information
message input
terminal device
voice
mail
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Application number
JP6011780A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Kaneyama
良信 兼山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末による電文入力に係わる指示情報の送信
操作を簡略化し、これによりユーザに対する操作性の向
上を図る。 【構成】 本発明は、回線インタフェースユニット41
〜4nに音声認識手段414〜4n4が備えられ、この
音声認識手段414〜4n4により発信元の端末装置か
ら送られた音声信号からなる電文入力に係わる指示情報
を認識してその内容を解析し、この解析結果を基にメー
ル装置本体10,20において電文の受信制御、蓄積制
御、および宛先端末への送信制御をそれぞれ実行するよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LANなどの通信ネッ
トワークシステムに設けられるメール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやファク
シミリ端末等の各種データ端末やOA端末を通信網で接
続し、メッセージ(メール)をやりとりするメールサー
ビスが注目されている。この種のサービスは、通信網に
配備された電子交換機などの情報処理装置内もしくはこ
の情報処理装置の外部にメール装置を設け、このメール
装置の通信処理機能をおよび蓄積機能を用いて、メッセ
ージの転送、蓄積および処理に係わる各種メッセージ通
信処理サービスを総合的に提供するものである。
【0003】ところで、この種のシステムでは、端末装
置からメール装置に対しメッセージを送信する際に、端
末装置から自身の通信プロトコルなどを指示するための
電文入力に係わる指示情報をメール装置へ送り、メール
装置はこの電文入力に係わる指示情報により指示された
通信プロトコルに従って端末装置との間の通信を行なう
ように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムは、電文入力に係わる指示情報をOMRシート
やDTMF信号を使用して送信するように構成されてい
る。このため、端末装置のユーザは、メッセージの送信
に先立ちその都度OMRシートにコードを記入しなけれ
ばならなかったり、DTMF信号(PB信号)を送信す
るために予め決められた手順でダイヤルキーを操作しな
ければならず、その操作が非常に面倒だった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、端末装置における電文入
力に係わる指示情報の送信を常に簡単に行なえるように
し、これによりユーザの操作性向上を可能とするメール
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、端末装置との間でこの端末装置に対応した
通信プロトコルに従って通信を行なう通信プロトコル制
御部と、受信された電文情報を蓄積するための蓄積部
と、これらの通信プロトコル制御部および蓄積部を制御
して端末装置との間で電文情報の送受を行なうための主
制御部とを少なくとも備えたメール装置本体と、上記端
末装置が接続される通信回線に対する所定の回線制御を
行なうための回線制御手段とに加えて、音声認識手段
と、その認識結果に応じて動作する接続手段とを備えて
いる。そして、上記端末装置から上記通信回線を介して
到来した音声信号からなる電文入力に係わる指示情報の
内容を上記音声認識手段により認識し、この音声認識手
段により認識された電文入力に係わる指示情報の内容に
応じて、上記接続手段により上記回線制御手段と上記メ
ール装置本体との間を接続するようにしたものである。
【0007】また本発明は、以上の構成に加えて音声応
答手段を備え、この音声応答手段により、電文入力に係
わる指示情報の送信操作に関する音声案内情報を端末装
置へ送出すること、および音声認識手段において電文入
力に係わる指示情報の認識内容の良否を判定して、正し
くないと判定された場合に上記音声応答手段により端末
装置へ電文入力に係わる指示情報の再送信を促すための
音声案内情報を送出するようにしたことを特徴としてい
る。
【0008】さらに本発明は、音声認識手段に、電文入
力に係わる指示情報の内容に対応する単語を予め記憶し
た単語登録テーブルを持たせ、端末装置から単語が到来
した場合に上記単語登録テーブルを参照して上記単語に
対応する電文入力に係わる指示情報の内容を認識するこ
とや、さらには端末装置から電文入力に係わる指示情報
の内容に対応する単語を含む音声メッセージが到来した
場合に、この音声メッセージの中から上記単語を識別し
て、この単語に対応する電文入力に係わる指示情報の内
容を認識することを特徴としている。
【0009】また音声認識手段に、電文入力に係わる指
示情報を訂正するための語句を予め記憶した登録テーブ
ルを持たせ、電文入力に係わる指示情報の到来後にこの
電文入力に係わる指示情報の内容を訂正するための語句
が端末装置から到来した場合に、上記登録テーブルを参
照して上記語句を認識し、先に受信された電文入力に係
わる指示情報の内容をこの認識された語句に従って訂正
することを特徴としている。
【0010】さらに接続手段に、端末装置から回線を介
して到来した通信プロトコル上の制御信号からなる電文
入力に係わる指示情報および多周波信号からなる電文入
力に係わる指示情報の少なくとも一方を検出するための
信号検出手段を持たせ、この信号検出手段により検出さ
れた電文入力に係わる指示情報の内容と、音声認識手段
により認識された電文入力に係わる指示情報の内容との
うち選択された認識内容に応じて、回線制御手段とメー
ル装置本体とを接続することを特徴としている。
【0011】またメール装置本体に、通信プロトコルの
異なる複数の通信プロトコル制御部を設け、接続手段に
おいて、端末装置から到来した電文入力に係わる指示情
報の内容から端末装置の通信プロトコルを識別し、この
識別した通信プロトコルに対応する通信プロトコル制御
部を選択して回線制御手段に接続することも特徴として
いる。
【0012】さらに複数個のメール装置本体を設け、接
続手段において、これらのメール装置本体の動作状態の
良否を判定する判定手段を有し、この判定手段により正
常と判定されたメール装置本体を回線制御手段に接続す
ることも特徴としている。
【0013】
【作用】この結果本発明によれば、メール装置には音声
認識手段が設けられており、端末装置から到来した電文
入力に係わる指示情報の内容がこの音声認識手段におい
て音声認識される。このため、端末装置のユーザは電文
入力に係わる指示情報を自身の音声により送信すること
が可能となり、これによりOMRシートや多周波信号を
使用する場合に比べて、電文入力に係わる指示情報の送
信を簡単に行なうことができる。
【0014】また、音声応答手段により、電文入力に係
わる指示情報の送信操作に関する音声案内情報が端末装
置へ送られたり、また音声認識手段で電文入力に係わる
指示情報の認識内容が正しくないと判定された場合に、
端末装置へ電文入力に係わる指示情報の再送信を促すた
めの音声案内情報が送られることによって、端末装置の
ユーザはこれらの音声案内情報にしたがって簡単かつ適
切に電文入力に係わる指示情報の送信を行なうことがで
きる。
【0015】さらに、単語登録テーブルを有することに
より、端末装置から単語が到来するとこの単語に対応す
る電文入力に係わる指示情報の内容が上記単語登録テー
ブルにより認識され、また単語を含む音声メッセージが
到来すると、この音声メッセージの中から上記単語が識
別されてこの単語に対応する電文入力に係わる指示情報
の内容が認識される。すなわち、メール装置には、短縮
された単語による電文入力に係わる指示情報の認識機能
が備えられている。したがって、端末装置のユーザはそ
の都度電文入力に係わる指示情報の全文を入力する必要
がなく、短縮された単語を入力するだけで電文入力に係
わる指示情報を送出することができる。このため、電文
入力に係わる指示情報の送出をより一層簡単に行なうこ
とができる。
【0016】また、音声認識手段に、電文入力指示情報
を訂正するための語句を予め記憶した登録テーブルを持
たせ、電文入力指示情報の到来後にこの電文入力指示情
報の内容を訂正するための語句が端末装置から到来した
場合に、上記登録テーブルを参照して上記語句を認識
し、先に受信された電文入力指示情報の内容をこの認識
された語句に従って訂正するようにしたことによって、
端末装置のユーザは誤った電文入力指示情報を送信した
場合でもこれを訂正することが可能となる。
【0017】さらに、接続手段では通信プロトコル上の
制御信号からなる電文入力指示情報および多周波信号か
らなる電文入力指示情報が検出され、この検出された電
文入力指示情報の内容と、音声認識手段により認識され
た電文入力指示情報の内容とのうち選択された内容に応
じて回線制御手段とメール装置本体との接続が制御され
る。このため端末装置では、電文入力指示情報を音声ば
かりでなく、通信プロトコル上の制御信号や多周波信号
により送出することも可能となり、これによりユーザは
希望する信号形態で電文入力指示情報を送出することが
可能となる。
【0018】また、メール装置本体には通信プロトコル
の異なる複数の通信プロトコル制御部が設けられ、端末
装置から到来した電文入力指示情報の内容から通信プロ
トコルが識別されて、この通信プロトコルによる通信機
能を有する通信プロトコル制御部が選択されて回線制御
手段に接続される。このため、複数種の端末装置からの
電文情報を受け付けることが可能となる。また、受け付
けた電文情報を送信する際にも、送信先の端末装置の通
信プロトコルに対応する通信プロトコル制御部が選択的
に使用されて電文情報の送信が行なわれる。このため、
異なる通信プロトコルを有する異種間の端末装置間で電
文情報の伝送を行なうことができる。換言すると、本発
明のメール装置は自ずとプロトコル変換機能を有してい
ることになる。このため、プロトコル変換装置を別途設
ける必要がない。
【0019】さらに、複数個のメール装置本体が備えら
れ、これらのメール装置本体の動作状態の良否が判定さ
れて、正常と判定されたメール装置本体が回線制御手段
に接続される。このため、使用中のメール装置本体に動
作異常が発生した場合でも、他の待機中のメール装置本
体に切り換えて通信を継続することが可能となり、これ
により装置の信頼性を高めることができる。
【0020】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例に係わるメール装置の
構成を示す回路ブロック図である。
【0021】メール装置は、現用系のメール装置本体1
0と、予備系のメール装置本体20と、図示しない通信
網に収容された複数の通信回線31,32,…,3nの
各々に対応して設けられた複数の回線インタフェースユ
ニット41,42,…,4nとから構成される。
【0022】先ず現用系および予備系のメール装置本体
10,20は、それぞれ複数のプロトコル制御部111
〜11m,211〜21mと、これらのプロトコル制御
部111〜11m211〜21mを択一的にCPUバス
19,29に接続するマルチプレクサ12,22と、中
央制御部(CPU)13,23とを備え、さらにこのC
PU13,23にはCPUバス19,29を介して、主
記憶部(MEM)14,24と、補助記憶装置(DIS
K)15,25と、入出力装置16,26とがそれぞれ
接続されている。入出力装置16,26には、ディスプ
レイ付きのキー入力部17a,27aと、音声入力用の
マイクロホン17b,27bと、プリンタ18,28と
が設けられている。
【0023】プロトコル制御部111〜11m,211
〜21mは、それぞれ異なるプロトコルによる通信制御
機能を有したもので、プロトコルとしては例えばファク
シミリ用のプロトコル、メール用のプロトコル、および
パーソナルコンピュータ用のプロトコルがある。なお、
上記プロトコル制御部111〜11m,211〜21m
は、それぞれ1種類のプロトコルによる通信制御機能を
有しているが、一つのプロトコル制御部が複数種のプロ
トコルによる通信制御機能を有し、これらの通信制御機
能を選択的に実行するものであってもよい。
【0024】中央制御部13,23は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備えたもので、送信元の
端末装置から送られた電文ファイルの受信処理、蓄積処
理および送信先の端末装置への電文ファイルの送信処理
等の、メールサービスに係わる一連の制御処理を実行す
る。
【0025】一方、各回線インタフェースユニット41
〜4nは、それぞれ通信回線31〜3nに接続された回
線制御部411〜4n1と、信号検出部412〜4n2
と、接続部413〜4n3とを備え、さらには音声認識
部414〜4n4および音声応答部415〜4n5とを
備えている。なお、各回線インタフェースユニット41
〜4nは同一構成なので、図では回線インタフェースユ
ニット41,42の構成のみを示している。
【0026】回線制御部411〜4n1は、着信信号の
検出や着信応答動作、発信時の通信回線の捕捉動作など
の通信回線31〜3nに対する種々インタフェース動作
を行なうもので、通信回線31〜3nとの間に通信リン
クが形成されると、この通信回線31〜3nに対し信号
検出部412〜4n1を接続する。
【0027】信号検出部412〜4n2は、端末装置か
ら到来した電文入力指示情報が音声信号であるのか、D
TMF信号(PB信号)であるのか、さらには通信プロ
トコル上のディジタル制御信号等の他の信号であるのか
を判定する。そして、音声信号の場合には、通信回線3
1〜3nに対し音声認識部414〜4n4を接続すると
ともに、音声認識部414〜4n4に対し認識要求を与
える。一方、電文入力指示情報がDTMF信号またはそ
の他の信号だった場合には、これらの信号により表わさ
れる指示データを接続部413〜4n3に転送する。
【0028】音声認識部414〜4n4は、上記信号検
出部412〜4n2から転送された音声信号を音声認識
することにより電文入力指示情報の内容を識別し、この
識別された指示情報を信号検出部412〜4n2を介し
て接続部413〜4n3に転送する。上記電文入力指示
情報の内容を識別するための方式としては、電文入力指
示情報の内容を簡略化して表わす単語を音声認識するこ
とにより識別する方式と、上記単語が含まれる音声メッ
セージ文の中から上記単語を抽出し、この抽出した単語
から情報を識別する方式とが選択的に使用される。ま
た、音声認識部414〜4n4は、入力済みの電文入力
指示情報の訂正を要求するための単語、例えば「訂正」
を認識する機能も有する。図7は、上記単語の認識処理
に使用する単語登録テーブルの一例を示すものである。
【0029】音声応答部415〜4n5は、上記音声認
識部414〜4n4により正しい認識結果が得られなか
った場合等において、音声案内メッセージを発生して通
信回線31〜3nへ送出する。
【0030】接続部413〜4n3は、メール装置本体
の中央制御部13の指示に従って、現用系のプロトコル
制御部111〜11mの中から、発信元の端末装置に適
応するプロトコル制御部を選択して、通信回線31〜3
nに接続する。また上記接続に際し、現用系のメール装
置本体10の動作状態の良否を判定し、現用系に動作異
常が発生している場合には、予備系のメール装置本体2
0を選択してそのプロトコル制御部211〜21mを選
択的に通信回線31〜3nに接続する。
【0031】次に、以上のように構成されたメール装置
の動作を、ファクシミリ端末装置が同報を指示する場合
を例にとって説明する。ファクシミリ端末装置のオペレ
ータは、先ず通信網に対し発呼してメール装置に対する
接続を要求する。そうすると、通信網からメール装置に
対し空きの通信回線(例えば31)を介して着信信号が
送られる。回線制御部411は、この着信信号の到来を
検出すると通信回線31に対し着信応答したのち、この
通信回線31に信号検出部412を接続する。
【0032】この状態で、ファクシミリ端末装置のオペ
レータが、電文の送信に先立ち電文入力指示情報をハン
ドセットのマイクロホンから音声入力したとする。そう
すると、信号検出部412は図2に示す動作手順にした
がって信号検出処理を実行する。すなわち、ステップ2
aで上記電文入力指示情報の到来を検出すると、先ずス
テップ2bで到来した信号の種類を判定する。いま到来
した信号は音声信号であるため、信号検出部412はス
テップ2dに移行し、ここで通信回線31に音声認識部
414を接続するとともに、音声認識部414に対し受
信音声の認識要求を与える。
【0033】なお、到来した電文入力指示情報がDTM
F信号だった場合には、ステップ2cに移行してここで
DTMF信号により表わされる指示データを格納し、し
かるのちステップ2gにおいてプロトコル制御部の接続
処理を実行する。また、到来した電文入力指示情報が通
信プロトコル上のディジタル制御信号だった場合には、
そのままステップ2gによるプロトコル制御部の接続処
理に移行する。
【0034】さて、信号検出部412から受信音声の認
識要求が到来すると音声認識部414は、以後図4に示
す処理手順にしたがって次のように音声認識処理を実行
する。すなわち、ステップ4aで認識要求の到来を検出
すると、ステップ4bで信号検出部412から受信音声
データを取り込んで、ステップ4cにおいてこの音声デ
ータの認識処理を行なう。
【0035】いま仮にファクシミリ端末装置のオペレー
タが、例えば図8に示すごとく 「FAX」「同報」「A」「から」「B」「C」「D」
「へ」 のように単語の羅列によって表わされる電文入力指示情
報を音声入力したとする。
【0036】そうすると、音声認識部414は上記各単
語を到来順に順次認識し、一つの単語が認識されるごと
にステップ4dにおいて単語を正しく認識できたか否か
を判定する。そして、正しく認識できなかった場合に
は、ステップ4iに移行してここで音声応答部415に
対し応答メッセージの送出を指示する。この指示を受け
ると音声応答部415は動作状態となり、音声認識部4
14へ応答を返す。
【0037】音声認識部414は、上記応答メッセージ
の送出指示後にステップ4jにおいて音声応答部415
からのメッセージ送出終了応答の返送を監視し、この応
答が確認されるとステップ4kに移行して、ここで上記
正しく認識できなかった単語の格納データを廃棄する。
そして、この廃棄後にステップ4mで再入力カウンタの
カウント値をカウントアップする。この再入力カウンタ
は、端末装置へ一つの単語についての再入力要求回数を
カウントするものである。次に音声認識部414は、ス
テップ4nにおいて再入力回数が規定回数に達したか否
かを判定し、再入力回数が規定回数に達していなけれ
ば、ステップ4pに移行してここで音声応答部415か
ら電文入力指示情報の一つの単語の再入力を促す音声応
答メッセージを発生させる。
【0038】このため音声応答部415からは、電文入
力指示情報の単語の再入力を促す音声応答メッセージが
発生されて、送信元の端末装置へ向けて送出される。こ
の応答メッセージとしては、例えば 「単語を再度入力して下さい」 のようなメッセージが使用される。したがって、ファク
シミリ端末装置のオペレータは、この音声応答メッセー
ジにより、メール装置に単語が正しく認識されなかった
ことを知ることができ、この応答メッセージにしたがっ
て電文入力指示情報の単語の音声入力をやり直すことが
できる。
【0039】なお、上記単語の再入力を促す音声応答メ
ッセージの送出回数が規定回数に達した場合には、音声
認識部414はステップ4oでエラー処理を行なったの
ちステップ4hに移行し、ここで再入力カウンタのカウ
ント値をリセットして音声認識処理を終了する。このと
き、上記エラー処理において、音声応答部415から例
えば 「指示情報の入力を最初からやり直して下さい」 のような音声応答メッセージを発生させて、端末装置へ
向け送出するようにしてもよい。
【0040】一方、ステップ4dにおいて単語の認識が
正しく行なわれたとする。そうすると、音声認識部41
4はステップ4eに移行して、ここで上記認識した単語
を基にこの単語が表わす指示内容を次のように解析す
る。
【0041】すなわち、図5に示すごとくステップ5a
において認識単語を内蔵メモリに格納したのち、ステッ
プ5bで図7に示す単語登録テーブルをサーチする。単
語登録テーブルには、認識処理が正しく行なわれた場合
の認識コードパターンをキーとして、メール装置が動作
可能な簡易な出力コードが得られるように単語が予め登
録されている。音声認識部414は、上記単語登録テー
ブルのサーチの結果を基に、ステップ5cで単語登録テ
ーブルに上記格納した認識単語が存在するか否かを判定
する。この判定の結果、上記認識単語がテーブルに存在
した場合には、ステップ5dに移行してここで解析内容
としての上記出力コードを内蔵メモリに格納し、しかる
のちステップ5eで解析フラグに解析正常をセットす
る。これに対し、ステップ5cで単語登録テーブルに上
記認識単語が存在しないと判定された場合には、音声認
識部414はステップ5fに移行して解析フラグに解析
異常をセットする。
【0042】かくして、電文入力指示情報を構成する最
初の単語「FAX」の認識およびその解析がなされる。
以後、続いて受信された各単語、つまり「同報」、
「A」、「から」、「B」、「C」、「D」、「へ」に
ついても同様に音声認識され、かつその内容が解析され
る。
【0043】そうして電文入力指示情報が解析される
と、音声認識部414はステップ4fで上記解析結果か
ら入力音声データが正しいか否かを判定し、正しければ
ステップ4gに移行してここで上記電文入力指示情報の
解析結果を信号検出部412および接続部413をそれ
ぞれ介してプロトコル制御部へ転送する。そうすると、
上記電文入力指示情報の解析結果は、プロトコル制御部
からマルチプレクサ12を介して中央制御部13に取り
込まれる。
【0044】なお、上記ステップ4fにおいて、入力音
声データが正しくないと判定された場合には、音声認識
部414はステップ4iに移行して先に述べたステップ
4i〜4oによる音声応答制御を実行する。
【0045】次に、ファクシミリ端末装置のオペレータ
が、文章に構成された電文入力指示情報を音声入力した
場合について説明する。いまオペレータが、例えば図9
に示すごとく 「FAX AからB、C、Dへ同報して下さい」 を音声入力したとする。そうすると音声認識部414
は、先に述べた単語の羅列からなる電文入力指示情報
(図8)が到来した場合と同様に図4に示す手順にした
がって上記文章を音声認識したのち、この認識された文
章の内容を図6に示す手順にしたがって解析する。
【0046】すなわち、音声認識部414は認識された
文章データをステップ6aで内蔵メモリに格納したの
ち、ステップ6bにおいて単語登録テーブルをテーブル
ポインタ値にしたがって検索して、単語登録テーブルか
ら一つの単語の認識コードパターンを読み出す。そし
て、この読み出した認識コードパターンと同じパターン
が上記内蔵メモリに格納された認識データ中に存在する
か否かをステップ6cで判定する。そして、上記認識デ
ータ中に同じパターンが無いと判定されると、音声認識
部414はステップ6fに移行し、ここで単語登録テー
ブルに記憶中のすべての単語に対応する認識コードパタ
ーンの検索を終了したか否かを判定する。そして、まだ
未検索の単語の認識コードパターンがあれば、ステップ
6hでテーブルポインタの値をインクリメント(+1)
したのち、ステップ6bに戻って以上の検索処理を繰り
返す。
【0047】これに対し、上記検索処理により、上記内
蔵メモリに格納された認識データ中から単語登録テーブ
ルに登録されている単語の認識コードパターンが見付か
ったとする。そうすると音声認識部414はステップ6
cからステップ6dに移行して、ここで上記認識された
単語の認識コードパターンを内蔵メモリの解析内容格納
エリアに格納する。そして、ステップ6eで格納エリア
ポインタをインクリメント(+1)したのち、ステップ
6fに移行してここで単語登録テーブルに記憶中のすべ
ての単語に対応する認識コードパターンの検索を終了し
たか否かを判定し、終了するとステップ6gにおいてテ
ーブルポインタ値および格納エリアポインタ値をそれぞ
れ先頭値に初期化する。かくして、上記電文入力指示情
報を構成する各単語の解析がなされる。
【0048】そうして得られた電文入力指示情報を構成
する各単語の解析内容は、信号検出部412および接続
部413をそれぞれ介してプロトコル制御部111〜1
1mに転送され、さらにこのプロトコル制御部111〜
11mからマルチプレクサ12を介して中央制御部13
に取り込まれる。
【0049】中央制御部13は、上記電文入力指示情報
の解析結果に基づいて、以後送信端末からの電文の受信
制御、蓄積制御、および宛先端末に対する同報送信制御
を順次実行する。
【0050】なお、上記中央制御部13の制御の実行に
先立ち、接続部413ではプロトコル制御部111〜1
1mを選択的に通信回線31に接続するための処理が行
なわれる。
【0051】すなわち、接続部413は、図3に示すご
とくステップ3aで接続要求の到来を監視している。こ
の状態で、接続要求が到来するとステップ3b,3c,
…に移行し、これらのステップ3b,3c,…において
上記電文入力指示情報の解析結果を基に、発信元の端末
装置がファクシミリ装置であるか、メール装置である
か、さらにはパーソナルコンピュータなどのその他のデ
ータ端末装置であるかを識別する。そして、発信元の端
末装置が例えばファクシミリ装置だったとすれば、ステ
ップ3dに移行してここでファクシミリ通信用プロトコ
ルを有するプロトコル制御部を選択する。またメール装
置であれば、ステップ3eに移行してここでメール装置
用の通信プロトコル有するプロトコル制御部を選択す
る。
【0052】そうしてプロトコル制御部を選択すると接
続部413は、続いてステップ3fにおいて現用系のメ
ール装置本体10の動作状態は正常であるか否かを判定
する。そして、正常であれば、ステップ3gに移行して
ここで現用系のメール装置本体10を選択し、しかるの
ちステップ3iに移行してここで現用系のメール装置本
体10のプロトコル制御部111〜11mのうちから上
記選択したプロトコル制御部を選択し、通信回線31に
接続する。これに対し現用系のメール装置本体10に動
作異常が検出されたとする。そうすると、接続部413
はステップ3fからステップ3hに移行してここで予備
系のメール装置本体20を選択し、しかるのちステップ
3iに移行して、ここで上記予備系のメール装置本体2
0のプロトコル制御部111〜11mのうちから上記選
択したプロトコル制御部を選択し、通信回線31に接続
する。
【0053】以上のように本実施例では、回線インタフ
ェースユニット41〜4nに音声認識手段414〜4n
4が備えられ、この音声認識手段414〜4n4により
発信元の端末装置から送られた音声信号からなる電文入
力に係わる指示情報を認識してその内容を解析し、この
解析結果を基にメール装置本体10,20において電文
の受信制御、蓄積制御、および宛先端末への送信制御を
それぞれ実行するようにしている。
【0054】したがって本実施例よれば、発信元の端末
装置のオペレータは、電文入力に係わる指示情報を自身
の音声により送信することが可能となり、これにより例
えばDTMF信号やOMRシートを使用する場合に比べ
て、電文入力に係わる指示情報の送信操作を簡単に行な
うことができる。したがって、ユーザの操作性は高めら
れる。
【0055】また本実施例では、音声認識部414〜4
n4に付属して音声応答部415〜4n5が備えられ、
音声認識部414〜4n4において電文入力に係わる指
示情報が正しく認識されなかった場合にユーザに再入力
を促す音声応答メッセージを送出するようにしている。
このため、ユーザは上記音声応答メッセージにしたがっ
て電文入力に係わる指示情報の音声入力を正確に行なう
ことができる。
【0056】また本実施例では、音声認識部414〜4
n4に単語登録テーブルが備えられ、この単語登録テー
ブルを参照することにより電文入力に係わる指示情報を
単語単位で認識し、この認識した単語から指示内容を解
析するようにしている。このため、電文入力に係わる指
示情報を送信するに際し、ユーザは必要な単語をただ単
に羅列した状態で送信するだけでよく、この結果不慣れ
なユーザであっても比較的簡単にしかも正確に電文入力
に係わる指示情報を送信することができる。さらに本実
施例の音声認識部414では、文章化された電文入力に
係わる指示情報を認識してその指示内容を解析する機能
も有しているので、ユーザが電文入力に係わる指示情報
文章化して入力した場合でもその指示内容を解析してメ
ール制御を実行することができる。
【0057】また本実施例では、信号検出部412〜4
n2にDTMF信号および通信プロトコル上のディジタ
ル制御信号を受信する機能を持たせてあるので、ユーザ
が音声入力を使用せずに旧来通りDTMF信号またはO
MRシートなど使用して電文入力に係わる指示情報を送
信した場合でも、これらの電文入力に係わる指示情報を
受け付けることができる。
【0058】また、プロトコル制御部を異なる通信プロ
トコルごとに複数個設け、通信相手端末が使用する通信
プロトコルに対応したプロトコル制御部を選択して通信
回線31〜3nに接続するようにしている。このため、
通信プロトコルの異なる複数種の端末装置に対し接続で
きることは勿論のこと、複数の通信回線31〜3nに対
し各々異なるプロトコル制御部を同時に接続することが
できる。
【0059】さらに、メール装置本体を現用系と予備系
とで二重化し、現用系が動作異常を起こした場合には接
続部413により予備系に切り換えるようにしている。
このため、信頼性の高い装置を提供することができる。
【0060】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、音声認識部の単語登録テーブルに
「訂正」なる単語を登録しておく。そして、電文入力に
係わる指示情報音声の認識および解析期間中に、発信元
の端末装置から上記「訂正」なる単語が到来した場合
に、この単語を上記単語登録テーブルを参照して認識
し、かつこの「訂正」が認識された場合には、その直前
に受信し認識された電文入力に係わる指示情報の単語を
抹消するように音声認識処理手順および処理内容を構成
してもよい。また、その際上記単語の抹消処理後に、音
声応答部から単語の抹消が行なわれた旨、および単語の
再入力を促す旨の音声応答メッセージを発信元の端末装
置へ送出するように構成するとさらによい。
【0061】また、上記「訂正」なる単語が到来した場
合に行なう抹消処理は、その直前に認識された単語のみ
に限らず、受信済みの電文入力に係わる指示情報の単語
のすべてを一括して抹消するように構成してもよい。さ
らには、上記直前の単語のみを抹消する場合に使用する
指示単語と、受信済みのすべての単語を一括して抹消す
る場合に使用する指示単語とをそれぞれ設定してもよ
い。これらの指示単語としては、例えば「訂正」および
「全訂正」なる単語が考えられる。
【0062】さらに、前記実施例ではユーザが入力した
音声データが正しくない場合に、音声データの再入力を
促す旨の音声応答メッセージを発信元の端末装置へ送出
するようにしたが、ユーザが電文入力に係わる指示情報
を入力する前に、例えば 「入力端末はなんですか?」 「どこへ送りますか?」 のような入力を促すための音声ガイダンスメッセージを
発信元の端末装置へ送出するようにしてもよい。このよ
うにすると、不慣れなユーザであっても、ガイダンスメ
ッセージの内容にしたがって、電文入力に係わる指示情
報の入力を誤りなく行なうことができる。
【0063】さらに、メール装置本体に、ファクシミリ
装置やスキャナ等のような原稿を光学的に読取って入力
する光学読取装置を付属して設けたり、ワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータ等のようにフロッピディス
クやハードディスクに記憶されたテキストデータやイメ
ージデータを読み取って入力する情報端末装置を付属し
て設け、これらの付属入力装置から入力された電文情報
を蓄積し、指定された通信相手端末へ送信するように構
成してもよい。その際、上記各種付属入力装置ととも
に、例えば図1に示すように音声入力用のマイクロホン
17b,27bおよび音声認識回路等からなる音声入力
装置をメール装置本体10,20に接続し、上記付属入
力装置により行なわれる電文入力に係わる指示情報を、
この音声入力装置を用いてオペレータが音声入力するよ
うに構成してもよい。また、この音声入力装置には音声
応答回路を併せて設けてもよい。
【0064】すなわち、電文情報の入力および音声によ
る電文入力指示情報の入力は、通信回線を介して接続さ
れた端末装置から行なうだけでなく、メール装置本体に
付属して設けられた付属入力装置および音声入力装置か
らも行なえるように構成してもよい。なお、音声入力装
置はマイクロホンのみを設け、その入力音声の音声認識
は回線インタフェースユニット41〜4nに設けられて
いる音声認識部414〜4n2において行なうようにし
てもよい。このようにすると、音声認識回路の設置数を
減らすことができ、回路構成の簡単小型化に寄与する。
【0065】さらに、前記実施例では一つのプロトコル
制御部に一つの通信プロトコルを持たせるようにした
が、一つのプロトコル制御部に複数の通信プロトコルを
持たせ、これらの通信プロトコルの中から端末装置の通
信プロトコルを選択して使用するように構成してもよ
い。このように構成すると、同じ通信プロトコルを使用
する複数の端末装置から同時に接続要求が発生した場合
でも、上記構成のプロトコル制御部を複数個設けておく
ことにより、上記各端末装置をこれらのプロトコル制御
部にそれぞれ同時に接続することが可能となる。
【0066】さらに、前記実施例ではメール装置本体と
して現用系および予備系を設け、これらの系を択一的に
選択して使用するようにしたが、トラヒックが増加して
現用系だけでは対応できなくなった場合には、現用系と
予備系とを同時に使用するように構成してもよい。ただ
し、現用系と予備系とを同時に使用している状態で現用
系に動作異常が発生した場合には、予備系で実行中の通
信制御をすべて終了したのち、現用系から予備系に切り
換えるようにする。このようにすれば、装置を二重化し
た効果を損なわずにトラヒックの増加に対応することが
でき、これにより信頼性が高くしかも収容能力の高い装
置を提供することができる。
【0067】その他、メール装置本体および回線インタ
フェースユニットの設置数や構成、通信プロトコル制御
部の設置数や通信プロトコルの種類、音声認識手段にお
ける認識処理手順およびその処理内容、指示内容の解析
手順およびその内容、信号検出手段や接続手段の機能な
どについても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、端末装
置との間でこの端末装置に対応した通信プロトコルに従
って通信を行なう通信プロトコル制御部と、受信された
電文情報を蓄積するための蓄積部と、これらの通信プロ
トコル制御部および蓄積部を制御して端末装置との間で
電文情報の送受を行なうための主制御部とを少なくとも
備えたメール装置本体と、上記端末装置が接続される通
信回線に対する所定の回線制御を行なうための回線制御
手段とに加えて、音声認識手段と、その認識結果に応じ
て動作する接続手段とを備えている。そして、上記端末
装置から上記通信回線を介して到来した音声信号からな
る電文入力に係わる指示情報の内容を上記音声認識手段
により認識し、この音声認識手段により認識された電文
入力に係わる指示情報の内容に応じて、上記接続手段に
より上記回線制御手段と上記メール装置本体との間を接
続するようにしている。
【0069】したがって本発明によれば、端末装置にお
ける電文入力に係わる指示情報の送信を常に簡単に行な
え、これによりユーザの操作性向上を可能とするメール
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるメール装置の構成を
示す回路ブロック図。
【図2】図1に示したメール装置の信号検出部の処理手
順および処理内容を示すフローチャート。
【図3】図1に示したメール装置の接続部の処理手順お
よび処理内容を示すフローチャート。
【図4】図1に示したメール装置の音声認識部における
音声認識処理手順およびその処理内容を示すフローチャ
ート。
【図5】図1に示したメール装置の音声認識部における
指示内容解析処理手順およびその処理内容を示すフロー
チャート。
【図6】図1に示したメール装置の音声認識部における
文章解析処理手順およびその処理内容を示すフローチャ
ート。
【図7】図1に示したメール装置の音声認識部に設けら
れる単語登録テーブルの構成の一例を示す図。
【図8】電文入力に係わる指示情報の構成の一例を示す
図。
【図9】電文入力に係わる指示情報の構成の他の例を示
す図。
【符号の説明】
10…現用系のメール装置本体 20…予備系のメール装置本体 31〜3n…通信回線 41〜4n…回線インタフェースユニット 51,52…バス 111〜11m,211〜21m…プロトコル制御部 12,22…マルチプレクサ 13,23…中央制御部(CPU) 14,24…主記憶部(MEM) 15,25…補助記憶装置(DISK) 16,26…入出力装置 17,27…ディスプレイ付きキー入力部 18,28…プリンタ 19,29…CPUバス 411〜4n1…回線制御部 412〜4n2…信号検出部 413〜4n3…接続部 414〜4n4…音声認識部 415〜4n5…音声応答部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/10 8324−5K

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置との間でこの端末装置に対応し
    た通信プロトコルに従って通信を行なう通信プロトコル
    制御部と、受信された電文情報を蓄積するための蓄積部
    と、これらの通信プロトコル制御部および蓄積部を制御
    して端末装置との間で電文情報の送受を行なうための主
    制御部とを少なくとも備えたメール装置本体と、 前記端末装置が接続される通信回線に対する所定の回線
    制御を行なうための回線制御手段と、 前記端末装置から前記通信回線を介して到来した音声信
    号からなる電文入力に係わる指示情報の内容を認識する
    ための音声認識手段と、 この音声認識手段により認識された電文入力に係わる指
    示情報の内容に応じて、前記回線制御手段と前記メール
    装置本体との間を接続するための接続手段とを具備した
    ことを特徴とするメール装置。
  2. 【請求項2】 端末装置に対し、電文入力に係わる指示
    情報の送出操作を指示するための音声応答メッセージを
    送出するための音声応答手段を具備したことを特徴とす
    る請求項1に記載のメール装置。
  3. 【請求項3】 音声認識手段は電文入力に係わる指示情
    報の認識結果の有効性を判定する機能を有し、音声応答
    手段は、上記音声認識手段において認識結果が有効では
    ないと判定された場合に、端末装置に対し電文入力に係
    わる指示情報の再送信を促すための音声応答メッセージ
    を送出する機能を有することを特徴とする請求項2に記
    載のメール装置。
  4. 【請求項4】 音声認識手段は、電文入力に係わる指示
    情報の内容に対応する単語を予め記憶した単語登録テー
    ブルを有し、端末装置から単語が到来した場合に前記単
    語登録テーブルを参照して前記単語に対応する電文入力
    に係わる指示情報の内容を認識する機能を有することを
    特徴とする請求項1に記載のメール装置。
  5. 【請求項5】 音声認識手段は、端末装置から電文入力
    に係わる指示情報の内容に対応する単語を含む音声メッ
    セージが到来した場合に、この音声メッセージの中から
    前記単語を識別して、この単語に対応する電文入力に係
    わる指示情報の内容を認識する機能を有することを特徴
    とする請求項4に記載のメール装置。
  6. 【請求項6】 音声認識手段は、電文入力に係わる指示
    情報を訂正するための語句を予め記憶した登録テーブル
    を有し、電文入力に係わる指示情報の到来後にこの電文
    入力に係わる指示情報の内容を訂正するための語句が端
    末装置から到来した場合に、前記登録テーブルを参照し
    て前記語句を認識し、先に受信された電文入力に係わる
    指示情報の内容をこの認識された語句に従って訂正する
    ための機能を有することを特徴とする請求項1に記載の
    メール装置。
  7. 【請求項7】 接続手段は、端末装置から回線を介して
    到来した通信プロトコル上の制御信号からなる電文入力
    に係わる指示情報および多周波信号からなる電文入力に
    係わる指示情報の少なくとも一方を検出するための信号
    検出手段を備え、この信号検出手段により検出された電
    文入力に係わる指示情報の内容と、音声認識手段により
    認識された電文入力に係わる指示情報の内容とのうち選
    択された認識内容に応じて、回線制御手段とメール装置
    本体とを接続することを特徴とする請求項1に記載のメ
    ール装置。
  8. 【請求項8】 メール装置本体は、通信プロトコルの異
    なる複数の通信プロトコル制御部を備え、接続手段は、
    端末装置から到来した電文入力に係わる指示情報の内容
    から端末装置の通信プロトコルを識別し、この識別した
    通信プロトコルに対応する通信プロトコル制御部を選択
    して回線制御手段に接続することを特徴とする請求項1
    または請求項7に記載のメール装置。
  9. 【請求項9】 複数個のメール装置本体を備え、接続手
    段は、これらのメール装置本体の動作状態の良否を判定
    する判定手段を有し、この判定手段により正常と判定さ
    れたメール装置本体を回線制御手段に接続することを特
    徴とする請求項1に記載のメール装置。
  10. 【請求項10】 端末装置との間でこの端末装置に対応
    した通信プロトコルに従って通信を行なう通信プロトコ
    ル制御部と、入力された電文情報を蓄積するための蓄積
    部と、これらの通信プロトコル制御部および蓄積部を制
    御して端末装置との間で電文情報の送受を行なうための
    主制御部とを少なくとも備えたメール装置本体と、 前記端末装置が接続される通信回線に対する所定の回線
    制御を行なうための回線制御手段と、 前記端末装置から前記通信回線を介して到来した音声信
    号からなる電文入力に係わる指示情報の内容を認識する
    ための第1の音声認識手段と、 この第1の音声認識手段により認識された電文入力に係
    わる指示情報の内容に応じて、前記回線制御手段と前記
    メール装置本体との間を接続するための接続手段と、 前記メール装置本体に付属して設置され、メール装置本
    体に対し電文情報および音声信号からなる電文入力に係
    わる指示情報の入力を行なうための付属入力手段と、 この付属入力手段により入力された音声信号からなる電
    文入力に係わる指示情報の内容を認識するための第2の
    音声認識手段と、 この第2の音声認識手段により認識された電文入力に係
    わる指示情報の内容に応じて、前記付属入力手段から続
    いて入力される電文情報を前記メール装置本体に蓄積さ
    せる処理を少なくとも実行する手段とを具備したことを
    特徴とするメール装置。
JP6011780A 1994-02-03 1994-02-03 メール装置 Pending JPH07221786A (ja)

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JP6011780A JPH07221786A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 メール装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10190880A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Casio Comput Co Ltd 移動端末音声認識/電子メール・fax作成送信シ ステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10190880A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Casio Comput Co Ltd 移動端末音声認識/電子メール・fax作成送信シ ステム

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