JPH07218762A - Ｓｃ２コネクタを着脱可能なｓｃ形スライダー - Google Patents
Ｓｃ２コネクタを着脱可能なｓｃ形スライダーInfo
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- JPH07218762A JPH07218762A JP2749294A JP2749294A JPH07218762A JP H07218762 A JPH07218762 A JP H07218762A JP 2749294 A JP2749294 A JP 2749294A JP 2749294 A JP2749294 A JP 2749294A JP H07218762 A JPH07218762 A JP H07218762A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別な工具が無くともＳＣ２コネクタをＳＣ
形スライダーから抜き取ることができるＳＣ形スライダ
ーを提供する。 【構成】 請求項１ではＳＣアダプタ１に着脱可能なＳ
Ｃ２コネクタ２を装着可能であり且つＳＣ２コネクタ２
の係止突子３が係止可能な係止爪４が形成され且つＳＣ
アダプタ１に着脱可能なＳＣ形スライダー５において、
係止爪４を係止突子３と離脱可能な弧状に形成した。請
求項２では係止爪４を除去した。 【効果】 特殊な工具がなくともＳＣ２コネクタの挿
入、抜き出しが容易にできる。ＳＣ２コネクタの挿入、
抜き出しの作業性が良く、ＳＣ２コネクタの挿入、抜き
出しを頻繁に行う光ファイバ測定等の作業の効率化が図
られる。ＳＣ２コネクタをＳＣ形スライダーに挿入嵌合
してＳＣアダプタに挿入すれば、ＳＣ２コネクタの機能
が損なわれない。
形スライダーから抜き取ることができるＳＣ形スライダ
ーを提供する。 【構成】 請求項１ではＳＣアダプタ１に着脱可能なＳ
Ｃ２コネクタ２を装着可能であり且つＳＣ２コネクタ２
の係止突子３が係止可能な係止爪４が形成され且つＳＣ
アダプタ１に着脱可能なＳＣ形スライダー５において、
係止爪４を係止突子３と離脱可能な弧状に形成した。請
求項２では係止爪４を除去した。 【効果】 特殊な工具がなくともＳＣ２コネクタの挿
入、抜き出しが容易にできる。ＳＣ２コネクタの挿入、
抜き出しの作業性が良く、ＳＣ２コネクタの挿入、抜き
出しを頻繁に行う光ファイバ測定等の作業の効率化が図
られる。ＳＣ２コネクタをＳＣ形スライダーに挿入嵌合
してＳＣアダプタに挿入すれば、ＳＣ２コネクタの機能
が損なわれない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＳＣ２コネクタを着脱可
能であり又ＳＣアダプタに挿入可能なＳＣ形スライダー
に関するものであり、例えば光ファイバの特性測定時に
同光ファイバの端部に接続されたＳＣ２コネクタを特殊
な工具が無くとも着脱可能としたＳＣ形スライダーに関
するものである。
能であり又ＳＣアダプタに挿入可能なＳＣ形スライダー
に関するものであり、例えば光ファイバの特性測定時に
同光ファイバの端部に接続されたＳＣ２コネクタを特殊
な工具が無くとも着脱可能としたＳＣ形スライダーに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図８の様にＳＣ２コネクタ２が接続され
た光ファイバ６の特性、例えば伝送損失を測定すること
は従来から行われている。この場合、光ファイバ６の一
端に接続されたＳＣ２コネクタ２をＳＣ形スライダー５
に差込み、このＳＣ形スライダー５をＳＣアダプタ１の
一端に差込み、このＳＣアダプタ１の他端にＯＴＤＲに
接続されたＳＣ２コネクタ７を差込み、ＯＴＤＲからの
光をＳＣ２コネクタ７−ＳＣアダプタ１−ＳＣ形スライ
ダー５−ＳＣ２コネクタ２を介して光ファイバ６に伝送
し、光ファイバ６からの反射光をＯＴＤＲで測定して光
ファイバ６の特性を測定する。
た光ファイバ６の特性、例えば伝送損失を測定すること
は従来から行われている。この場合、光ファイバ６の一
端に接続されたＳＣ２コネクタ２をＳＣ形スライダー５
に差込み、このＳＣ形スライダー５をＳＣアダプタ１の
一端に差込み、このＳＣアダプタ１の他端にＯＴＤＲに
接続されたＳＣ２コネクタ７を差込み、ＯＴＤＲからの
光をＳＣ２コネクタ７−ＳＣアダプタ１−ＳＣ形スライ
ダー５−ＳＣ２コネクタ２を介して光ファイバ６に伝送
し、光ファイバ６からの反射光をＯＴＤＲで測定して光
ファイバ６の特性を測定する。
【０００３】前記のＳＣアダプタ１は図６に示すよう
に、金属製のケース１１の左右両側にＳＣ２コネクタ２
又はＳＣ形スライダー５を差込み可能な差込み口１２、
１３が形成されており、内部にアライメントスリーブ１
４をはじめとして他の必要部品が装着されてなる。
に、金属製のケース１１の左右両側にＳＣ２コネクタ２
又はＳＣ形スライダー５を差込み可能な差込み口１２、
１３が形成されており、内部にアライメントスリーブ１
４をはじめとして他の必要部品が装着されてなる。
【０００４】前記のＳＣ２コネクタ２は図５に示す様に
プラスチックにより成形されたケース１５の上下両面に
係止突子３が形成され、ケース１５の内部に光ファイバ
６を挿入固定したフェルール１６が装着固定されてな
る。
プラスチックにより成形されたケース１５の上下両面に
係止突子３が形成され、ケース１５の内部に光ファイバ
６を挿入固定したフェルール１６が装着固定されてな
る。
【０００５】前記のＳＣスリーブ５は図３に示す様にプ
ラスチックにより角型筒状に成形されたケース１９の内
部に、図５のＳＣ２コネクタ２を挿入可能な収容部１７
が形成され、ケース１９の内壁１８から内側に係止爪４
が突設されてなる。
ラスチックにより角型筒状に成形されたケース１９の内
部に、図５のＳＣ２コネクタ２を挿入可能な収容部１７
が形成され、ケース１９の内壁１８から内側に係止爪４
が突設されてなる。
【０００６】そして、図８の測定系により光ファイバ６
の特性を測定する場合は、図５に示すＳＣコネクタ２を
図３に示すＳＣ形スライダー５に図４のように挿入し、
そのＳＣ形スライダー５を図６のＳＣアダプタ１に挿入
する。
の特性を測定する場合は、図５に示すＳＣコネクタ２を
図３に示すＳＣ形スライダー５に図４のように挿入し、
そのＳＣ形スライダー５を図６のＳＣアダプタ１に挿入
する。
【０００７】この場合、多数本の光ファイバ６を測定す
るには、測定が終えた光ファイバ６に接続されているＳ
Ｃ２コネクタ２をＳＣアダプタ１に挿入固定されている
ＳＣ形スライダー５から取外し、そのＳＣ形スライダー
５に新たに測定する光ファイバが接続されているＳＣ２
コネクタ２を差込む（付け替える）必要がある。
るには、測定が終えた光ファイバ６に接続されているＳ
Ｃ２コネクタ２をＳＣアダプタ１に挿入固定されている
ＳＣ形スライダー５から取外し、そのＳＣ形スライダー
５に新たに測定する光ファイバが接続されているＳＣ２
コネクタ２を差込む（付け替える）必要がある。
【０００８】従来のＳＣ形スライダー５には図３に示す
様に係止爪４があり、ＳＣ２コネクタ２には図５に示す
様に係止突子３があるため、図４に示す様にＳＣ２コネ
クタ２をＳＣ形スライダー５内に差込むと、係止突子３
がＳＣ形スライダー２の係止爪４の内側を通過してその
先まで差込まれ、図７に示す様に係止突子３が係止爪４
に係止してＳＣ２コネクタ２がＳＣ形スライダー５から
図７の矢印Ｂ方向に抜けなくなる。
様に係止爪４があり、ＳＣ２コネクタ２には図５に示す
様に係止突子３があるため、図４に示す様にＳＣ２コネ
クタ２をＳＣ形スライダー５内に差込むと、係止突子３
がＳＣ形スライダー２の係止爪４の内側を通過してその
先まで差込まれ、図７に示す様に係止突子３が係止爪４
に係止してＳＣ２コネクタ２がＳＣ形スライダー５から
図７の矢印Ｂ方向に抜けなくなる。
【０００９】しかし、ＳＣ２コネクタ２は測定が終了し
たらＳＣ形スライダー５から抜く必要があるため、従来
は着脱が頻繁に行われる測定作業のときは特別な工具を
使用してＳＣ２コネクタ２をＳＣ形スライダー５から抜
いていた。
たらＳＣ形スライダー５から抜く必要があるため、従来
は着脱が頻繁に行われる測定作業のときは特別な工具を
使用してＳＣ２コネクタ２をＳＣ形スライダー５から抜
いていた。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来のＳＣ形スライダ
ー５は特別な工具が無ければＳＣ２コネクタ２を抜くこ
とができないので不便であり、又その工具を使っての抜
き出し作業も面倒であった。
ー５は特別な工具が無ければＳＣ２コネクタ２を抜くこ
とができないので不便であり、又その工具を使っての抜
き出し作業も面倒であった。
【００１１】前記工具を使わずに抜き出しできるように
するためには、互いに係止するＳＣ２コネクタ２の係止
突子３とＳＣ形スライダー５の係止爪４の双方又はいず
れかを改良すればよいが、ＳＣ２コネクタ２はＳＣ形ス
ライダー５に差込まずに直接ＳＣアダプタ１に差込まれ
る場合があり、しかもこのときＳＣ２コネクタ２はＳＣ
アダプタ１から悪戯されて抜かれないように固定する必
要がある。このため、ＳＣ２コネクタ２の係止突子３を
改良する場合は、ＳＣ形スライダー５には着脱可能であ
るがＳＣアダプタ１からは抜けないようにする必要があ
り、ＳＣ２コネクタ２の係止突子３の改良は難しい。
するためには、互いに係止するＳＣ２コネクタ２の係止
突子３とＳＣ形スライダー５の係止爪４の双方又はいず
れかを改良すればよいが、ＳＣ２コネクタ２はＳＣ形ス
ライダー５に差込まずに直接ＳＣアダプタ１に差込まれ
る場合があり、しかもこのときＳＣ２コネクタ２はＳＣ
アダプタ１から悪戯されて抜かれないように固定する必
要がある。このため、ＳＣ２コネクタ２の係止突子３を
改良する場合は、ＳＣ形スライダー５には着脱可能であ
るがＳＣアダプタ１からは抜けないようにする必要があ
り、ＳＣ２コネクタ２の係止突子３の改良は難しい。
【００１２】そこで本発明はＳＣ形スライダー５の係止
爪４を改良することにより、特別な工具が無くともＳＣ
２コネクタ２をＳＣ形スライダー５から抜き出すことが
できるＳＣ形スライダーを提供することを目的とする。
爪４を改良することにより、特別な工具が無くともＳＣ
２コネクタ２をＳＣ形スライダー５から抜き出すことが
できるＳＣ形スライダーを提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項１の
ＳＣ形スライダーは、図１のＳＣアダプタ１に直接装着
可能なＳＣ２コネクタ２を装着可能であり且つ図３のよ
うにＳＣ２コネクタ２の係止突子３が係止可能な係止爪
４が図３の様に形成され且つ図６の様にＳＣアダプタ１
に着脱可能なＳＣ形スライダー５において、図１に示す
様に前記係止爪４を係止突子３と離脱可能な弧状に形成
してなるものである。
ＳＣ形スライダーは、図１のＳＣアダプタ１に直接装着
可能なＳＣ２コネクタ２を装着可能であり且つ図３のよ
うにＳＣ２コネクタ２の係止突子３が係止可能な係止爪
４が図３の様に形成され且つ図６の様にＳＣアダプタ１
に着脱可能なＳＣ形スライダー５において、図１に示す
様に前記係止爪４を係止突子３と離脱可能な弧状に形成
してなるものである。
【００１４】本発明のうち請求項２のＳＣ形スライダー
は、図１のＳＣアダプタ１に直接装着可能なＳＣ２コネ
クタ２を装着可能であり且つ図３のようにＳＣ２コネク
タ２の係止突子３が係止可能な係止爪４が図３の様に形
成され且つ図６の様にＳＣアダプタ１に着脱可能なＳＣ
形スライダー５において、図２に示す様に前記係止爪４
を除去してなるものである。
は、図１のＳＣアダプタ１に直接装着可能なＳＣ２コネ
クタ２を装着可能であり且つ図３のようにＳＣ２コネク
タ２の係止突子３が係止可能な係止爪４が図３の様に形
成され且つ図６の様にＳＣアダプタ１に着脱可能なＳＣ
形スライダー５において、図２に示す様に前記係止爪４
を除去してなるものである。
【００１５】
【作用】本発明のうち請求項１のＳＣ形スライダーで
は、ＳＣ形スライダー５の係止爪４をＳＣ２コネクタの
係止突子３と離脱可能な弧状に形成してなるので、ＳＣ
２コネクタ２をＳＣ形スライダー５内に差込むと、ＳＣ
２コネクタ２の係止突子３がＳＣ形スライダー５の係止
爪４の下を通過してその先方まで差込まれ、図１（ｃ）
のように係止突子３と係止爪４とが係止して図４の様に
嵌合する。この嵌合状態でＳＣ２コネクタ２をＳＣ形ス
ライダー５から差込み時と反対方向に強く引くと、ＳＣ
２コネクタ２の係止突子３が弧状であるため、係止突子
３が係止爪４から外れてＳＣ２コネクタ２がＳＣ形スラ
イダー５から抜き出される。
は、ＳＣ形スライダー５の係止爪４をＳＣ２コネクタの
係止突子３と離脱可能な弧状に形成してなるので、ＳＣ
２コネクタ２をＳＣ形スライダー５内に差込むと、ＳＣ
２コネクタ２の係止突子３がＳＣ形スライダー５の係止
爪４の下を通過してその先方まで差込まれ、図１（ｃ）
のように係止突子３と係止爪４とが係止して図４の様に
嵌合する。この嵌合状態でＳＣ２コネクタ２をＳＣ形ス
ライダー５から差込み時と反対方向に強く引くと、ＳＣ
２コネクタ２の係止突子３が弧状であるため、係止突子
３が係止爪４から外れてＳＣ２コネクタ２がＳＣ形スラ
イダー５から抜き出される。
【００１６】本発明のうち請求項２のＳＣ形スライダー
では、ＳＣ形スライダー５の係止爪４を除去してなるの
で、ＳＣ２コネクタ２をＳＣ形スライダー５内に差込む
と、ＳＣ２コネクタ２の係止突子３がそのままＳＣ形ス
ライダー５内に挿入されて図４の様に嵌合される。この
場合、係止突子３はＳＣ形スライダー５に係止しないが
特に引き抜かない限りＳＣ形スライダー５から不用意に
抜けることはない。この嵌合状態でＳＣ２コネクタ２を
ＳＣ形スライダー５から差込み時と反対方向に強く引く
と、ＳＣ２コネクタ２はＳＣ形スライダー５からスムー
スに抜き出される。
では、ＳＣ形スライダー５の係止爪４を除去してなるの
で、ＳＣ２コネクタ２をＳＣ形スライダー５内に差込む
と、ＳＣ２コネクタ２の係止突子３がそのままＳＣ形ス
ライダー５内に挿入されて図４の様に嵌合される。この
場合、係止突子３はＳＣ形スライダー５に係止しないが
特に引き抜かない限りＳＣ形スライダー５から不用意に
抜けることはない。この嵌合状態でＳＣ２コネクタ２を
ＳＣ形スライダー５から差込み時と反対方向に強く引く
と、ＳＣ２コネクタ２はＳＣ形スライダー５からスムー
スに抜き出される。
【００１７】
【実施例１】本発明のＳＣ形スライダーの第１の実施例
を図１に示す。これは請求項１の実施例である。このＳ
Ｃ形スライダーはプラスチックにより成形された筒状の
ケース１９の内部に、図５の様に光ファイバ６が装着さ
れたＳＣ２コネクタ２を挿入できる収容部１７が形成さ
れ、ケース１９の周壁１８より内側に係止爪４が突設さ
れてなる。この係止爪４は図１（ｃ）に示す様にＳＣ２
コネクタ２の係止突子３が通過し易くなる様に弧状に形
成されてなる。
を図１に示す。これは請求項１の実施例である。このＳ
Ｃ形スライダーはプラスチックにより成形された筒状の
ケース１９の内部に、図５の様に光ファイバ６が装着さ
れたＳＣ２コネクタ２を挿入できる収容部１７が形成さ
れ、ケース１９の周壁１８より内側に係止爪４が突設さ
れてなる。この係止爪４は図１（ｃ）に示す様にＳＣ２
コネクタ２の係止突子３が通過し易くなる様に弧状に形
成されてなる。
【００１８】
【実施例２】本発明のＳＣ形スライダーの第２の実施例
を図２に示す。これは請求項２の実施例である。このＳ
Ｃ形スライダーはプラスチックにより成形された筒状の
ケース１９内に、図５の様に光ファイバ６が装着された
ＳＣ２コネクタ２を挿入できる収容部１７が形成され、
図１の係止爪４が除去されてなる。
を図２に示す。これは請求項２の実施例である。このＳ
Ｃ形スライダーはプラスチックにより成形された筒状の
ケース１９内に、図５の様に光ファイバ６が装着された
ＳＣ２コネクタ２を挿入できる収容部１７が形成され、
図１の係止爪４が除去されてなる。
【００１９】
【使用例１】図１に示すＳＣ形スライダー５を使用する
には、図３のＳＣ形スライダー５の収容部１７内に図５
のＳＣ２コネクタ２を差込む。このときＳＣ２コネクタ
２の係止突子３がＳＣ形スライダー５の係止爪４の下を
通過してその先方まで差込まれ、図１（ｃ）のように係
止突子３と係止爪４とが係止して差込み状態に保持さ
れ、図４の様に嵌合する。この嵌合状態のＳＣ形スライ
ダー５をＳＣアダプタ１に差込んで、ＳＣ２コネクタ２
の先端のフェルール１６（図６）をＳＣアダプタ１内の
然る可き箇所に嵌合させ、この状態で光ファイバ６の特
性を測定する。
には、図３のＳＣ形スライダー５の収容部１７内に図５
のＳＣ２コネクタ２を差込む。このときＳＣ２コネクタ
２の係止突子３がＳＣ形スライダー５の係止爪４の下を
通過してその先方まで差込まれ、図１（ｃ）のように係
止突子３と係止爪４とが係止して差込み状態に保持さ
れ、図４の様に嵌合する。この嵌合状態のＳＣ形スライ
ダー５をＳＣアダプタ１に差込んで、ＳＣ２コネクタ２
の先端のフェルール１６（図６）をＳＣアダプタ１内の
然る可き箇所に嵌合させ、この状態で光ファイバ６の特
性を測定する。
【００２０】測定終了後にＳＣ２コネクタ２をＳＣ形ス
ライダー５から差込み時と反対方向に強く引くと、前記
の様にＳＣ２コネクタ２の係止突子３が弧状であるた
め、係止突子３がＳＣ形スライダー５の係止爪４から外
れて抜き出される。これにより空になったＳＣ形スライ
ダー５内に、次に特性測定する光ファイバ６が図５の様
に接続されたＳＣ２コネクタ２を差込んで次の測定を行
う。以下、この繰返しにより多数本の光ファイバを順次
測定することができる。また、ＳＣ２コネクタ２は従来
通りの形状であるため直接ＳＣアダプタ１に差込むこと
ができ、しかもＳＣ２コネクタ２の係止突子３は従来通
りＳＣアダプタ１に係止され、悪戯ら等で引かれてもＳ
Ｃアダプタ１から抜けることはない。
ライダー５から差込み時と反対方向に強く引くと、前記
の様にＳＣ２コネクタ２の係止突子３が弧状であるた
め、係止突子３がＳＣ形スライダー５の係止爪４から外
れて抜き出される。これにより空になったＳＣ形スライ
ダー５内に、次に特性測定する光ファイバ６が図５の様
に接続されたＳＣ２コネクタ２を差込んで次の測定を行
う。以下、この繰返しにより多数本の光ファイバを順次
測定することができる。また、ＳＣ２コネクタ２は従来
通りの形状であるため直接ＳＣアダプタ１に差込むこと
ができ、しかもＳＣ２コネクタ２の係止突子３は従来通
りＳＣアダプタ１に係止され、悪戯ら等で引かれてもＳ
Ｃアダプタ１から抜けることはない。
【００２１】
【使用例２】図２に示すＳＣ形スライダー５を使用する
には、図３のＳＣ形スライダー５の収容部１７内に図５
のＳＣ２コネクタ２を差込む。このとき図２のＳＣ形ス
ライダー５では係止爪４を除去してなるので、ＳＣ２コ
ネクタ２の係止突子３がそのままＳＣ形スライダー５内
に図４の様に嵌合される。この場合、係止突子３は特に
ＳＣ形スライダー５に係止しないが、測定時には図４の
嵌合状態のＳＣ形スライダー５が図６のＳＣアダプタ１
に差込まれ、ＳＣ２コネクタ２の先端のフェルール１６
（図６）がＳＣアダプタ１内の然る可き箇所に嵌合され
るので、ＳＣ２コネクタ２が光ファイバの特性測定時に
ＳＣ形スライダー５から不用意に抜けることはない。
には、図３のＳＣ形スライダー５の収容部１７内に図５
のＳＣ２コネクタ２を差込む。このとき図２のＳＣ形ス
ライダー５では係止爪４を除去してなるので、ＳＣ２コ
ネクタ２の係止突子３がそのままＳＣ形スライダー５内
に図４の様に嵌合される。この場合、係止突子３は特に
ＳＣ形スライダー５に係止しないが、測定時には図４の
嵌合状態のＳＣ形スライダー５が図６のＳＣアダプタ１
に差込まれ、ＳＣ２コネクタ２の先端のフェルール１６
（図６）がＳＣアダプタ１内の然る可き箇所に嵌合され
るので、ＳＣ２コネクタ２が光ファイバの特性測定時に
ＳＣ形スライダー５から不用意に抜けることはない。
【００２２】測定終了後にＳＣ２コネクタ２をＳＣ形ス
ライダー５から差込み時と反対方向に強く引くと、ＳＣ
２コネクタ２はＳＣ形スライダー５から抜き出される。
これにより空になったＳＣ形スライダー５内に、次に特
性測定する光ファイバ６が図５の様に接続されたＳＣ２
コネクタ２を差込んで次の測定を行う。以下、この繰返
しにより多数本の光ファイバを順次測定することができ
る。また、ＳＣ２コネクタ２は従来通りの形状であるた
め直接ＳＣアダプタ１に差込むことができ、しかもＳＣ
２コネクタ２の係止突子３は従来通りＳＣアダプタ１に
係止され、悪戯ら等で引かれてもＳＣアダプタ１から抜
けることはない。
ライダー５から差込み時と反対方向に強く引くと、ＳＣ
２コネクタ２はＳＣ形スライダー５から抜き出される。
これにより空になったＳＣ形スライダー５内に、次に特
性測定する光ファイバ６が図５の様に接続されたＳＣ２
コネクタ２を差込んで次の測定を行う。以下、この繰返
しにより多数本の光ファイバを順次測定することができ
る。また、ＳＣ２コネクタ２は従来通りの形状であるた
め直接ＳＣアダプタ１に差込むことができ、しかもＳＣ
２コネクタ２の係止突子３は従来通りＳＣアダプタ１に
係止され、悪戯ら等で引かれてもＳＣアダプタ１から抜
けることはない。
【００２３】
【発明の効果】本発明の請求項１及び請求項２のＳＣ形
スライダーは次の様な効果がある。 ．ＳＣ形スライダーへのＳＣ２コネクタの挿入、抜き
出しが容易になり、従来の様に特殊な工具が必要ない。 ．ＳＣ形スライダーへのＳＣ２コネクタの挿入、抜き
出しが容易になるので、作業性が良く、ＳＣ２コネクタ
の挿入、抜き出しを頻繁に行う光ファイバ測定等の作業
の効率化が図られる。 ．ＳＣ２コネクタを本発明のＳＣ形スライダーに挿入
嵌合してからＳＣアダプタに挿入すると、ＳＣ２コネク
タとしての機能が損なわれることがない。 ．構造が簡潔であるため製作が容易であり、製作上、
格別コスト高になることもない。
スライダーは次の様な効果がある。 ．ＳＣ形スライダーへのＳＣ２コネクタの挿入、抜き
出しが容易になり、従来の様に特殊な工具が必要ない。 ．ＳＣ形スライダーへのＳＣ２コネクタの挿入、抜き
出しが容易になるので、作業性が良く、ＳＣ２コネクタ
の挿入、抜き出しを頻繁に行う光ファイバ測定等の作業
の効率化が図られる。 ．ＳＣ２コネクタを本発明のＳＣ形スライダーに挿入
嵌合してからＳＣアダプタに挿入すると、ＳＣ２コネク
タとしての機能が損なわれることがない。 ．構造が簡潔であるため製作が容易であり、製作上、
格別コスト高になることもない。
【図１】（ａ）は本発明のＳＣ形スライダーの第１の実
施例を示す下半分断面の側面図、（ｂ）は同スライダー
の係止爪の一例を示す詳細断面図、（ｃ）は同スライダ
ーの係止爪とＳＣ２コネクタの係止突子との係止状態を
示す断面図。
施例を示す下半分断面の側面図、（ｂ）は同スライダー
の係止爪の一例を示す詳細断面図、（ｃ）は同スライダ
ーの係止爪とＳＣ２コネクタの係止突子との係止状態を
示す断面図。
【図２】本発明のＳＣ形スライダーの第２の実施例を示
す下半分断面の側面図。
す下半分断面の側面図。
【図３】従来のＳＣ形スライダーの下半分断面の側面
図。
図。
【図４】図３のＳＣ形スライダーに図５のＳＣ２コネク
タを挿入して嵌合した状態の斜視図。
タを挿入して嵌合した状態の斜視図。
【図５】光ファイバを装着したＳＣ２コネクタの斜視
図。
図。
【図６】ＳＣ２コネクタが挿入嵌合されたＳＣ形スライ
ダーとＳＣアダプタとの嵌合前の説明図。
ダーとＳＣアダプタとの嵌合前の説明図。
【図７】図４のようにＳＣ形スライダーにＳＣ２コネク
タを挿入嵌合した状態の断面図。
タを挿入嵌合した状態の断面図。
【図８】ＳＣ２コネクタ、ＳＣ形スライダー、アダプタ
を用いて光ファイバの測定を行う測定系の説明図。
を用いて光ファイバの測定を行う測定系の説明図。
１ ＳＣアダプタ ２ ＳＣ２コネクタ ３ 係止突子 ４ 係止爪 ５ ＳＣ形スライダー
Claims (2)
- 【請求項１】 ＳＣアダプタ（１）に装着可能なＳＣ２
コネクタ（２）を装着可能であり且つＳＣ２コネクタ
（２）の係止突子（３）が係止可能な係止爪（４）が形
成され且つＳＣアダプタ（１）に着脱可能なＳＣ形スラ
イダー（５）において、同スライダー（５）の係止爪
（４）を前記係止突子（３）と離脱可能な弧状に形成し
てなることを特徴とするＳＣ２コネクタを着脱可能なＳ
Ｃ形スライダー。 - 【請求項２】 ＳＣアダプタ（１）に装着可能なＳＣ２
コネクタ（２）を装着可能であり且つＳＣ２コネクタ
（２）を係止可能な係止爪（４）が形成され且つＳＣア
ダプタ（１）に着脱可能なＳＣ形スライダー（５）にお
いて、同スライダー（５）の係止爪（４）を除去してな
ることを特徴とするＳＣ２コネクタを着脱可能なＳＣ形
スライダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2749294A JPH07218762A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | Ｓｃ２コネクタを着脱可能なｓｃ形スライダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2749294A JPH07218762A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | Ｓｃ２コネクタを着脱可能なｓｃ形スライダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07218762A true JPH07218762A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12222640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2749294A Pending JPH07218762A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | Ｓｃ２コネクタを着脱可能なｓｃ形スライダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07218762A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020527252A (ja) * | 2017-07-14 | 2020-09-03 | センコー アドバンスド コンポーネンツ インコーポレイテッド | 超小型フォームファクタ光コネクタ |
| GB2589365A (en) * | 2019-11-28 | 2021-06-02 | Ridgemount Tech Limited | Fibre optic connector |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP2749294A patent/JPH07218762A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020527252A (ja) * | 2017-07-14 | 2020-09-03 | センコー アドバンスド コンポーネンツ インコーポレイテッド | 超小型フォームファクタ光コネクタ |
| GB2589365A (en) * | 2019-11-28 | 2021-06-02 | Ridgemount Tech Limited | Fibre optic connector |
| GB2589365B (en) * | 2019-11-28 | 2023-11-15 | Ridgemount Tech Limited | Fibre optic connector |
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