JPH07218071A - 冷蔵庫の自動製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫の自動製氷装置

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JPH07218071A
JPH07218071A JP1147994A JP1147994A JPH07218071A JP H07218071 A JPH07218071 A JP H07218071A JP 1147994 A JP1147994 A JP 1147994A JP 1147994 A JP1147994 A JP 1147994A JP H07218071 A JPH07218071 A JP H07218071A
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JP
Japan
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water
tray
ice
icemaking
ice tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP1147994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Nakamura
浩和 中村
Michiya Matsuda
美智也 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動ポンプによる製氷皿への給水量が基準値か
らばらついた場合でも、支障なく正常に機能する冷蔵庫
の自動製氷装置を提供すること。 【構成】電動ポンプの一回目の運転による製氷皿への給
水量が不充分であると制御装置が判断した場合には、電
動ポンプを再度一定時間運転させ製氷皿へ再給水を行な
う制御手段を設ける。また、電動ポンプによる製氷皿へ
の給水量のバラツキの上限値よりも、製氷皿の容積を大
きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客が自動的に氷を得
ることができる冷蔵庫の自動製氷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図3のフローチャートを用
いて説明する。まず、ステップS11で電動ポンプを一
定時間運転させ、給水タンク内の水を給水パイプを通し
て製氷皿へ供給する。次にステップS12で、製氷皿の
底部に設けられた温度センサが所定の時間内に、ある設
定温度よりも高温になったかを検出する。温度センサが
設定温度よりも高温になれば、製氷皿に充分な水量が給
水されたと制御装置が判断してステップS13に移行
し、製氷を行なう。その後、前記温度センサがある設定
温度以下になれば製氷完了と制御装置が判断してステッ
プS14に移行し、製氷皿を反転させ離氷を行なう。以
後はステップS11に戻り動作を繰り返す。
【0003】一方、ステップS12で温度センサが所定
の時間内に、ある設定温度よりも高温にならないとき
は、製氷皿への給水量が不充分であると制御装置が判断
してステップS15に移行し、給水タンク内の水無し
を、顧客に報知する。報知手段としては、冷蔵庫の扉表
面に設置された発光ダイオードを点灯させることによっ
て行なっている。
【0004】なお、この種の技術に関連するものとし
て、特開平2−85663号公報が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電動
ポンプを用いて製氷皿へ給水する際、一定時間電動ポン
プを運転させても、電動ポンプの性能のバラツキ、印加
電圧値のバラツキ、給水パイプの詰まり等の原因によ
り、製氷皿への給水量が基準値よりもいくらか少ないと
きに、製氷皿の底部に設けられた温度センサの検出温度
がある設定温度まで上がらず、給水不充分と制御装置が
判断し、給水タンク内に水が残っているにもかかわら
ず、顧客に給水タンク内が水無しであると誤報してしま
う、という問題があった。
【0006】また、製氷皿への給水量が逆に基準値より
もいくらか多くなったときは、必要以上の水量を製氷皿
に供給してしまい、製氷皿から水があふれて製氷皿下方
に位置する貯氷タンク内や冷凍室床面にこぼれ落ちたり
する、という欠点があり、これを解消するには、一定の
水量を保つ定量槽が水受皿内に必要であった。
【0007】本発明の目的は、電動ポンプによる製氷皿
への給水量が基準値からばらついた場合でも、支障なく
正常に機能する冷蔵庫の自動製氷装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、一回目の電
動ポンプ運転による製氷皿への給水量が不充分であると
制御装置が判断した場合には、電動ポンプを再度一定時
間運転させ製氷皿へ再給水を行なう制御手段を設け、さ
らに、電動ポンプによる製氷皿への給水量のバラツキの
上限値よりも、製氷皿の容積を大きくすることによって
達成される。
【0009】
【作用】製氷皿の底部に設けられた温度センサの検出温
度は、電動ポンプ作動後、製氷皿への給水量に応じて変
化する。そして、その検出温度がある設定温度よりも高
温になったら、製氷皿に充分な水量が給水されたと制御
装置が判断する。一方、所定の時間内に検出温度がある
設定温度よりも高温にならないときは、製氷皿への給水
量が不充分であると制御装置が判断して、電動ポンプを
再度一定時間運転させ製氷皿へ再給水を行なう。これに
より、一回目の給水量の不足分を補うことができ、自動
製氷装置は正常の製氷動作を継続する。但し、二回目の
給水後においても、製氷皿への給水量がまだ不充分であ
ると制御装置が判断した場合は、給水タンク内の水無し
とみなし、それを顧客に報知する。
【0010】また、製氷皿の容積は給水量のバラツキの
上限値に比べて大きくしてあるので、給水時に製氷皿か
ら水があふれて製氷皿下方に位置する貯氷タンク内や冷
凍室床面にこぼれ落ちたりするということはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2により
説明する。
【0012】まず図2において、1は冷蔵庫の自動製氷
装置の製氷皿であり、その底部には給水完了,製氷完了
の判断を行う温度センサ2が設けられている。3は氷を
作るための水を貯めておく給水タンクで、給水タンク3
には水の流出口3aが下向きに設けられている。給水タ
ンク3内の水は流出口3aを通り、一旦水受皿4に溜め
られる。その後、電動ポンプ5が一定時間運転される
と、水受皿4に溜められていた水は電動ポンプ5の給水
口5aから吸い込まれ、給水パイプ6を通り製氷皿1へ
供給される構造となっている。また、7は製氷皿1を離
氷のために反転させるためのモータである。なお、製氷
皿1の容積は、電動ポンプ5が一度に製氷皿1へ供給す
る水量のバラツキの上限値よりも大きくしてある。
【0013】斯かる自動製氷装置の制御動作を図1のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、ステップS1に
て電動ポンプ5を一定時間運転させ、給水タンク3内の
水を給水パイプ6を通して製氷皿1へ供給する。次にス
テップS2で、製氷皿1の底部に設けられた温度センサ
2が所定の時間内に、ある設定温度よりも高温になった
かを検出する。温度センサ2が設定温度よりも高温にな
れば、製氷皿1に充分な水量が給水されたと制御装置が
判断してステップS5に移行し、製氷を行なう。その
後、前記温度センサがある設定温度以下になれば製氷完
了と制御装置が判断してステップS6に移行し、製氷皿
1をモータ7によって反転させ離氷を行なう。以後はス
テップS1に戻り動作を繰り返す。
【0014】一方、ステップS2で温度センサ2が所定
の時間内に、ある設定温度よりも高温にならないとき
は、製氷皿1への給水量が不充分であると制御装置が判
断してステップS3に移行し、電動ポンプ5を再度一定
時間運転させ製氷皿1へ再給水を行なう。そしてステッ
プS4にて、温度センサ2が所定の時間内に、ある設定
温度よりも高温になったかを再び検出する。そこで、温
度センサ2が設定温度よりも高温になれば、計2回の給
水により製氷皿1に充分な水量が満たされたと制御装置
が判断してステップS5に移行し、製氷を行なう。その
後、前記温度センサがある設定温度以下になれば製氷完
了と制御装置が判断してステップS6に移行し、製氷皿
1をモータ7によって反転させ離氷を行なう。以後はス
テップS1に戻り動作を繰り返す。
【0015】計2回の給水にもかかわらず、なお温度セ
ンサ2が所定の時間内に、ある設定温度よりも高温にな
らないときは、製氷皿1への給水がされていないことに
なるので、給水タンク3内の水無しとみなし、それを顧
客に報知する(ステップS7)。報知手段としては例え
ば、冷蔵庫の扉表面に設置された発光ダイオードを点灯
させることによって行なう。
【0016】このように本実施例によれば、電動ポンプ
による製氷皿への給水量が基準値からばらついた場合で
も、冷蔵庫の自動製氷装置を誤動作することなく制御す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、電動ポン
プの一回目の運転による製氷皿への給水量が不充分であ
ると制御装置が判断した場合には、電動ポンプを再度一
定時間運転させ製氷皿へ再給水を行なうので、電動ポン
プの性能のバラツキ、印加電圧値のバラツキ、給水パイ
プの詰まり等の原因により、製氷皿への給水量が基準値
よりもいくらか少ないときでも、一回目の給水量の不足
分を補うことができる。よって、給水タンク内に水が残
っているにもかかわらず、給水タンク内が水無しである
と顧客に誤報してしまうことはない。したがって、電動
ポンプによる製氷皿への給水量が基準値からばらついた
場合でも、誤動作することのない冷蔵庫の自動製氷装置
を提供することができる。
【0018】また、従来、電動ポンプによる給水量のバ
ラツキの上限値を抑えるために、一定の水量を保つ定量
槽が水受皿内に必要であったが、製氷皿への給水量のバ
ラツキの上限値よりも、製氷皿の容積を大きくしてある
ことで給水量のバラツキの上限値を抑えているので、定
量槽を除去でき、従来よりも安価な自動製氷装置を提供
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明の自動製氷装置の概略構成を示す縦断側
面図である。
【図3】従来の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…製氷皿、2…温度センサ、3…給水タンク、3a…
流出口、4…水受皿、5…電動ポンプ、5a…給水口、
6…給水パイプ、7…モータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵室内に設置された給水タンク内の水
    を、冷凍室に配した製氷皿に電動ポンプを用いて自動的
    に給水をして、製氷,離氷を行なう冷蔵庫の自動製氷装
    置において、製氷皿への給水量が不足と制御装置が判断
    した場合には電動ポンプを再運転させ、製氷皿へ再給水
    を行なうことを特徴とする冷蔵庫の自動製氷装置。
  2. 【請求項2】電動ポンプによる製氷皿への給水量のバラ
    ツキの上限値よりも、製氷皿の容積が大きいことを特徴
    とする請求項1記載の冷蔵庫の自動製氷装置。
JP1147994A 1994-02-03 1994-02-03 冷蔵庫の自動製氷装置 Pending JPH07218071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1147994A JPH07218071A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 冷蔵庫の自動製氷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1147994A JPH07218071A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 冷蔵庫の自動製氷装置

Publications (1)

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JPH07218071A true JPH07218071A (ja) 1995-08-18

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ID=11779202

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JP1147994A Pending JPH07218071A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 冷蔵庫の自動製氷装置

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JP (1) JPH07218071A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112771327A (zh) * 2018-10-02 2021-05-07 Lg电子株式会社 冰箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112771327A (zh) * 2018-10-02 2021-05-07 Lg电子株式会社 冰箱
US12013167B2 (en) 2018-10-02 2024-06-18 Lg Electronics Inc. Refrigerator

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