JPH072156Y2 - スクリュープレスにおける圧縮比の調節装置 - Google Patents
スクリュープレスにおける圧縮比の調節装置Info
- Publication number
- JPH072156Y2 JPH072156Y2 JP14813189U JP14813189U JPH072156Y2 JP H072156 Y2 JPH072156 Y2 JP H072156Y2 JP 14813189 U JP14813189 U JP 14813189U JP 14813189 U JP14813189 U JP 14813189U JP H072156 Y2 JPH072156 Y2 JP H072156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed shaft
- outer cylinder
- screw press
- compression ratio
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スクリュープレスにおける圧縮比の調節装
置に関する。
置に関する。
スクリュープレスは、メタルメッシュで構成した外筒内
に周部に螺旋状の送り羽根を有するコーン状の送り軸を
設けて外筒内に供給した汚泥等を送り軸の大径部に向っ
て移送し、圧搾するようにしたものである。従来のスク
リュープレスでは供給された汚泥等に対する圧縮比は、
供給部における外筒と送り軸との間の隙間と出口とおけ
る外筒と送り軸との間の隙間で決り、簡単に変えること
はできない。例えば、実公昭61-13196号の第２図および
第３図に示すものは、外筒に対してコーン状の送り軸を
その軸線方向に動かすようにしているが、このように動
かしても外筒と送り軸との間の隙間は変らず、圧縮比は
変らない。
に周部に螺旋状の送り羽根を有するコーン状の送り軸を
設けて外筒内に供給した汚泥等を送り軸の大径部に向っ
て移送し、圧搾するようにしたものである。従来のスク
リュープレスでは供給された汚泥等に対する圧縮比は、
供給部における外筒と送り軸との間の隙間と出口とおけ
る外筒と送り軸との間の隙間で決り、簡単に変えること
はできない。例えば、実公昭61-13196号の第２図および
第３図に示すものは、外筒に対してコーン状の送り軸を
その軸線方向に動かすようにしているが、このように動
かしても外筒と送り軸との間の隙間は変らず、圧縮比は
変らない。
上述のように、従来のものでは、汚泥等を圧搾するため
の圧縮比を調節することができず、従って、多種多様な
性質性状を有する汚泥等を圧搾脱水するに当って適切な
条件で使用することができない。
の圧縮比を調節することができず、従って、多種多様な
性質性状を有する汚泥等を圧搾脱水するに当って適切な
条件で使用することができない。
この考案は、上述のような問題点を解決したものであっ
て、その要旨とするところは、メタルメッシュを張設し
た円筒状の外筒内にコーン状の送り軸を設け、その送り
軸にその周面が外筒の内面に近接する螺旋翼を設けたス
クリュープレスにおいて、上記送り軸の大径側の端部
に、外筒の内面と送り軸の周面との間のクリアランスを
調整することができるスリーブを着脱自在に嵌挿したも
のである。
て、その要旨とするところは、メタルメッシュを張設し
た円筒状の外筒内にコーン状の送り軸を設け、その送り
軸にその周面が外筒の内面に近接する螺旋翼を設けたス
クリュープレスにおいて、上記送り軸の大径側の端部
に、外筒の内面と送り軸の周面との間のクリアランスを
調整することができるスリーブを着脱自在に嵌挿したも
のである。
この考案は、上述のように構成してあり、圧縮比（圧搾
力）を増加したい場合には、送り軸の大径部の末端に送
り軸のテーパーに接続して延長されるスリーブを取付け
ればよい。逆に、圧縮比を減ずる場合には、送り軸のテ
ーパー部分を若干カットとして、そのカットして小径と
なった部分に円筒状のスリーブを接続すればよい。尚、
上記調節の際に螺旋翼も接続するは勿論である。このよ
うにして接続解離できるスリーブを数種準備しておけ
ば、各種性状の原液に対応できる。
力）を増加したい場合には、送り軸の大径部の末端に送
り軸のテーパーに接続して延長されるスリーブを取付け
ればよい。逆に、圧縮比を減ずる場合には、送り軸のテ
ーパー部分を若干カットとして、そのカットして小径と
なった部分に円筒状のスリーブを接続すればよい。尚、
上記調節の際に螺旋翼も接続するは勿論である。このよ
うにして接続解離できるスリーブを数種準備しておけ
ば、各種性状の原液に対応できる。
以下、図面に基づいて、この考案を具体的に説明する。
図において、符号１は左右の支持台２に架設した送り
軸、３はその周面に巻きつけた螺旋状の送り羽根で、メ
タルメッシュを張設した外筒４の内面にその周面を近接
させてある。５は上記送り軸１の大径部の端部に嵌挿し
たスリーブであり、このスリーブ５には前述送り羽根３
に接続する送り羽根3aが設けられている。このスリーブ
５部分の構造を第３図に示し、スリーブ５は、送り軸１
に設けた段部1aに嵌入されており、符号６は沈みキーで
ある。次に、第１図において符号７は外筒４の支持ロー
ラー、８は外筒４の駆動歯車、９はケーキの押圧金具、
10は押しスプリング、11はカップリング、12は送り軸の
駆動歯車である。従来のスクリュープレスでは、汚泥等
に与える圧搾力（圧縮比）は、送り軸１の小径部と外筒
４の内径との間の隙間面積と送り軸１の大径部と外筒４
の内径との間の隙間面積比で決まる。
軸、３はその周面に巻きつけた螺旋状の送り羽根で、メ
タルメッシュを張設した外筒４の内面にその周面を近接
させてある。５は上記送り軸１の大径部の端部に嵌挿し
たスリーブであり、このスリーブ５には前述送り羽根３
に接続する送り羽根3aが設けられている。このスリーブ
５部分の構造を第３図に示し、スリーブ５は、送り軸１
に設けた段部1aに嵌入されており、符号６は沈みキーで
ある。次に、第１図において符号７は外筒４の支持ロー
ラー、８は外筒４の駆動歯車、９はケーキの押圧金具、
10は押しスプリング、11はカップリング、12は送り軸の
駆動歯車である。従来のスクリュープレスでは、汚泥等
に与える圧搾力（圧縮比）は、送り軸１の小径部と外筒
４の内径との間の隙間面積と送り軸１の大径部と外筒４
の内径との間の隙間面積比で決まる。
すなわち、第３図において外筒４の内径Ｄと送り軸１の
外径d1とがそれぞれなす面積と入口側の外筒４の内径Ｄ
と送り軸の外径d2とのなす面積との比を変えなければ、
圧搾比は変えることができない。この考案は、汚泥等の
性状によって圧搾比を変えたい場合には、スリーブ５を
差し換えればよいものであり、例えば、強圧すれば水切
りが良好なものに対しては、大径のスリーブを挿入すれ
ばよく、強圧すればメッシュの目から抜けやすいもの等
に対しては小径のスリーブを挿入すればよい。尚、取り
換え操作としては、第１図における駆動軸13を左方に移
動させてスリーブを抜き取り差し換えればよい。
外径d1とがそれぞれなす面積と入口側の外筒４の内径Ｄ
と送り軸の外径d2とのなす面積との比を変えなければ、
圧搾比は変えることができない。この考案は、汚泥等の
性状によって圧搾比を変えたい場合には、スリーブ５を
差し換えればよいものであり、例えば、強圧すれば水切
りが良好なものに対しては、大径のスリーブを挿入すれ
ばよく、強圧すればメッシュの目から抜けやすいもの等
に対しては小径のスリーブを挿入すればよい。尚、取り
換え操作としては、第１図における駆動軸13を左方に移
動させてスリーブを抜き取り差し換えればよい。
このように、この考案は、従来一定の圧縮力（圧搾力）
しか得られなかったスクリュープレスにおいて、汚泥の
性状等に応じてその圧縮比が簡単に変えられるもので、
スクリュープレスの汎用性を格段に高め得たものであ
る。
しか得られなかったスクリュープレスにおいて、汚泥の
性状等に応じてその圧縮比が簡単に変えられるもので、
スクリュープレスの汎用性を格段に高め得たものであ
る。
第１図は、この考案を施したスクリュープレスの要部を
縦断した側面図でその一部を破断している。第２図は、
第１図の（Ａ）‐（Ａ）線に沿っての断面図で、第３図
はこの考案の要部の拡大断面図である。 １……送り軸、３……送り羽根、４……外筒、５……ス
リーブ
縦断した側面図でその一部を破断している。第２図は、
第１図の（Ａ）‐（Ａ）線に沿っての断面図で、第３図
はこの考案の要部の拡大断面図である。 １……送り軸、３……送り羽根、４……外筒、５……ス
リーブ
Claims (1)
- 【請求項１】メタルメッシュを張設した円筒状の外筒４
内にコーン状の送り軸１を設け、その送り軸１にその周
面が外筒４の内面に近接する螺旋翼３を設けたスクリュ
ープレスにおいて、上記送り軸１の大径側の端部に、外
筒４の内面と送り軸１の周面との間のクリアランスを調
整することができるスリーブ５を着脱自在に嵌挿したこ
とを特長とするスクリュープレスにおける圧縮比の調節
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14813189U JPH072156Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | スクリュープレスにおける圧縮比の調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14813189U JPH072156Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | スクリュープレスにおける圧縮比の調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0385191U JPH0385191U (ja) | 1991-08-28 |
| JPH072156Y2 true JPH072156Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31694594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14813189U Expired - Fee Related JPH072156Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | スクリュープレスにおける圧縮比の調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072156Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP14813189U patent/JPH072156Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0385191U (ja) | 1991-08-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |