JPH07215548A - ロール状記録紙の保持構造 - Google Patents

ロール状記録紙の保持構造

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JPH07215548A
JPH07215548A JP6014683A JP1468394A JPH07215548A JP H07215548 A JPH07215548 A JP H07215548A JP 6014683 A JP6014683 A JP 6014683A JP 1468394 A JP1468394 A JP 1468394A JP H07215548 A JPH07215548 A JP H07215548A
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克之 酒井
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淳 平岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性が向上され、かつスプールの装填後す
ぐにスプールの回転を阻止し、記録紙に対して適切な張
力を与えることができるロール状記録紙の保持構造を提
供する。 【構成】 保持装置21は、円筒状の基体24に巻回さ
れた記録紙26を保持する一対のスプール23と、一対
の収納凹所29が設けられる筺体27とを備えて構成さ
れる。スプール23は、互いに連通し、軸方向に対して
長さの異なる第1軸部28および第2軸部30と、所定
の配列ピッチで複数の凸起32が設けられるフランジ部
31とから成る。これに対応して筺体27には、各スプ
ール23の凸起32と噛合う複数の凹所33および35
が設けられており、スプール23が筺体27に装填され
ると、凸起32と凹所33または35とが速やかに噛合
い、スプール23の回転が阻止され、適切な張力を発生
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばファクシミリ
装置などの記録装置に用いられ、ロール状に巻回されて
いる記録紙を保持するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などにおいて、ロール
状の記録紙が記録紙として用いられる場合、記録紙の両
端部にそれぞれスプールが挿通され、各スプールが筺体
内に設けられる支持部材によって保持されて、記録紙
は、筺体内部に備えられる。このようにして構成される
ロール状の記録紙の保持構造では、巻回された記録紙を
プラテンローラなどで引出す際に、支持部材に取付けら
れたばねなどによって、一対のスプールを軸方向に相互
に近接するように押圧し、各スプールのフランジ部と記
録紙の各端面との摩擦による摩擦力から張力を得ること
によって、記録紙の巻き癖を取っている。したがって、
前記摩擦力を得るためには、スプールの回転を阻止する
必要がある。
【0003】スプールの回転を阻止するための典型的な
従来技術は、図11および図12に示される。本従来技
術では、ロール状の記録紙1に挿入される第1軸部2
と、記録紙1の端面に摺接するフランジ部3と、支持部
材4の溝5に嵌り込む第2軸部6とから成るスプール7
において、第2軸部6に軸方向に沿って互いに平行なカ
ット面8を形成し、図12に示されるように、第2軸部
6が溝5に嵌込まれた場合、第2軸部6のカット面8と
溝5に設けられるカット面9とが接合することによっ
て、スプール7の回転を阻止している。
【0004】図13および図14に示される他の従来技
術では、上述のように構成されるスプール7および支持
部材4において、スプール7の第2軸部6の外周面に
は、前記カット面8に代り単一の凹所10が設けられ、
これに対応して支持部材4の溝5には、前記カット面9
に代り、凹所10に嵌り込む単一の凸起11が設けられ
る。スプール7の第1軸部2が記録紙1に挿入され、ス
プール7の第2軸部6が溝5に嵌込まれ、記録紙1が引
出されると、スプール7は、図14(1)に示されるよ
うに、矢印12の方向へ記録紙1の回転に伴って回転す
る。図14(2)に示されるように、凹所10と凸起1
1とが嵌り合うまでスプール7は回転し、凹所10と凸
起11とが嵌り合うと、スプール7の回転は阻止され
る。
【0005】さらに他の従来技術として、実開平1−4
5639が提案されている。本従来技術では、図15で
示されるように、スプール12は、フランジ13の両面
から相互に離反するようにして形成され、先端部に支持
部材の溝に載置される載置部14a,15aが形成され
る第1および第2軸部14,15において、フランジ1
3と載置部14a,15aとの間には、それぞれ軸線方
向に沿って複数の平板状のストッパ16,17が周方向
に等間隔に形成される。ここで、第1軸部14に形成さ
れるストッパ16と第2軸部15に形成されるストッパ
17とは軸線方向の長さが相互に異なっており、紙幅の
異なる複数種類の記録紙に対応できるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図11および図1
2で示されるスプール7の第2軸部6にカット面8を設
ける従来技術では、記録紙1の装填の際に、第2軸部6
のカット面8と溝5のカット面9とを合わせて、第2軸
部6を溝5に嵌め込む必要があるために、記録紙1を装
填するための操作が煩雑になるという課題がある。
【0007】また、図13および図14で示されるスプ
ール7の第2軸部6に単一の凹所10を設ける従来技術
では、第2軸部6の凹所10と溝5の凸起11とを合わ
せる必要がないために、記録紙1のセットの際の操作性
は向上しているが、凹所10と凸起11とが嵌り合うま
でスプール7は回転するので、それまで記録紙1に適切
な張力が得られないという課題がある。さらに、第2軸
部6の凹所10は、記録紙1およびスプール7の重さに
よって凸起11と嵌り合うのであるが、消費されて径が
小さくなり重さの軽くなった記録紙1を再セットするな
どの場合、記録紙1の重さが軽いために、凹所10が凸
起11にうまく嵌まらず、記録紙1の張力が得られない
という課題がある。
【0008】図15に示される従来技術では、ストッパ
16,17によって円筒状の基体の内周面とスプール1
2との摩擦力は大きくなるけれども、このストッパ1
6,17は、スプール12の回転を阻止するためのもの
ではなく、さらには、支持部材の溝とスプール12の載
置部14a,15aとの当接部にも、スプール12の回
転を阻止するための手段が何ら講じられていない。
【0009】本発明の目的は、上述の課題を解決し、操
作性が向上され、かつスプールの装填後すぐにスプール
の回転を阻止し、記録紙に対して適切な張力を与えるこ
とができるロール状記録紙の保持構造を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状の基体
に巻回された記録紙を、前記基体の両端部にそれぞれ保
持部材を挿通し、該保持部材を支持部材で支持すること
によって保持するようにしたロール状記録紙の保持構造
において、前記保持部材の少なくともいずれか一方にお
いて、その外周面に周方向に沿って所定の配列ピッチで
凸起または凹所のいずれか一方を形成し、前記支持部材
の前記保持部材の外周面に当接する部分には、前記配列
ピッチに基づく配列ピッチで前記凸起または前記凹所に
係合する凹所または凸起のいずれか他方を形成すること
を特徴とするロール状記録紙の保持構造である。
【0011】また本発明の前記凹所は、複数の凸起間に
亘って形成され、かつ前記凸起の配列ピッチは凹所の配
列ピッチの整数倍であることを特徴とする。
【0012】また本発明の前記保持部材は、前記基体内
に挿入される第1軸部と、該第1軸部に連通し、前記支
持部材に当接する第2軸部と、第1軸部と第2軸部との
接続部から半径方向外方側に拡径されて形成され、前記
基体および記録紙の端面に当接するフランジ部とを備え
て形成され、前記凸起または凹所のいずれか一方を前記
フランジ部に形成することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に従えば、円筒状の基体の両端部に挿入
される一対の保持部材の少なくともいずれか一方には、
その外周面に周方向に沿って所定の配列ピッチで凸起ま
たは凹所のいずれか一方が形成され、保持部材および記
録紙を保持する支持部材の保持部材の外周面に当接する
部分には、前記配列ピッチに基づく配列ピッチで前記凸
起または凹所に係合する凹所または凸起のいずれか他方
が形成される。
【0014】したがって、記録紙が巻回された基体の両
端部に保持部材を挿入し、保持部材を支持部材に載置す
るだけで、記録紙がわずかに回転すると保持部材と支持
部材とに形成される凸起と凹所とがすぐさま噛合うため
に、保持部材の載置と同時に保持部材の回転を阻止し、
速やかに適切な張力を得ることができる。また、操作者
がわざわざ凸起と凹所との位置を合わせなくともよいた
めに、操作性を向上することができる。
【0015】好ましくは、凸起の配列ピッチは凹所の配
列ピッチの整数倍になるようにして形成され、かつ凹所
は複数の凸起間に亘って形成される。したがって、保持
部材と支持部材との当接部において、複数の凸起のう
ち、少なくともいずれか1つを速やかに凹所に嵌め込む
ことができる。
【0016】また好ましくは、前記保持部材は、基体内
に挿入される第1軸部と、第1軸部に連通し、支持部材
に当接する第2軸部と、第1軸部と第2軸部との接続部
から半径方向外方側に拡径されて形成され、基体および
記録紙の端面に摺接するフランジ部とを備えて形成さ
れ、前記凸起または凹所のいずれか一方がフランジ部に
形成される。したがって、第1および第2軸部よりも大
径のフランジ部に凸起または凹所が設けられるために、
凸起と凹所とを噛合いやすく、かつ外れにくくすること
ができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例の保持装置21の構
成を示す斜視図であり、図2はその保持装置21が用い
られるファクシミリ装置22の斜視図である。ファクシ
ミリ装置22においては、通話回線を介して伝送された
画像情報が記録紙26に記録される。記録紙26は、後
述するように、円筒状の基体24に巻回されて、スプー
ル23およびスプリング34などから成る保持装置21
によって保持されてファクシミリ装置22に装填されて
おり、ファクシミリ装置22本体内で画像情報が記録さ
れた後に排出口25から排出される。
【0018】保持装置21は、基体24の両端部に挿入
され、記録紙26を支持する一対のスプール23と、ス
プール23を保持するための一対の収納凹所29が設け
られる筺体27とを備えて構成される。
【0019】図3は保持装置21に備えられるスプール
23の斜視図であり、図4はスプール23の正面図であ
り、図5はスプール23の側面図である。スプール23
は、互いに連通する第1軸部28および第2軸部30
と、フランジ部31とから成る。フランジ部31は、第
1軸部28と第2軸部30との接続部から半径方向外方
側に拡径されて形成され、外周面には周方向に沿って所
定の配列ピッチで複数の凸起32が設けられる。図4に
示すように第1軸部28と第2軸部30との軸線方向に
沿った長さL1とL2とは互いに異なっており、第1軸
部28および第2軸部30のいずれを基体24に挿入す
るかを選択することによって異なる紙幅の記録紙26に
対応可能となっている。
【0020】これに対応して筺体27には、後述するよ
うに、各スプール23の第2軸部30がそれぞれ収納凹
所29に嵌め込まれたときに凸起32と噛合う複数の凹
所33と、第1軸部28が収納凹所29に嵌め込まれた
ときに凸起32と噛合う複数の凹所35とが、フランジ
部31の外周に沿って、円弧状に設けられる。また、一
対の収納凹所29のいずれか一方には、たとえば板ばね
などで実現される押圧部材34が備えられる。
【0021】図6は記録紙26が装填された状態での保
持装置21の構成を示す断面図であり、図7は図6にお
ける切断線A−Aから見た保持装置21の断面図であ
る。なお、図6および図7では各スプール23の第1軸
部28が基体24に挿入された状態を示す。各スプール
23が基体24に挿入されて、スプール23の第2軸部
30が筺体27の収納凹所29に嵌め込まれると、フラ
ンジ部31の凸起32と筺体27に設けられる凹所33
とが噛合い、スプール23の回転が阻止されるのと同時
に、一方の収納凹所29に備えられる押圧部材34によ
って第2軸部30の端面が軸線方向内方へ押圧されて各
フランジ部31が基体24および記録紙26の端面に押
圧される。図示しないプラテンローラなどによって記録
紙26が引出され、それに伴って基体24および記録紙
26が回転すると、基体24および記録紙26の端面と
フランジ部31との摺接部に摩擦力が発生し、記録紙2
6に対して適切な張力が与えられる。
【0022】ここで、筺体27に設けられる凹所33お
よび35は、スプール23に設けられる複数の凸起32
間に亘って、かつ凸起32間に整数個配列されるよう
に、凸起32の配列ピッチW2よりも短い配列ピッチW
1で設けられる。これによって、スプール23が筺体2
7に備えられる際、図7(1)または図7(2)に示さ
れるように、スプール23がその周方向に任意の回転位
置で筺体27に装填されても、少なくとも1つの凸起3
2が凹所33および35のいずれかに噛合うことができ
る。
【0023】したがって、操作者は、記録紙26の装填
にあたって、スプール23の回転を阻止するために、わ
ざわざ凸起32と凹所33または35とを合わせる必要
がないので、記録紙26の装填操作の操作性を向上する
ことができる。
【0024】また、凹所33および35は、凸起32よ
りも短い配列ピッチで設けられるために、凸起32が凹
所33および35に嵌りやすくなっている。また第1お
よび第2軸部28,30よりも大径のフランジ部31に
凸起32を設けることによって、消費されて重さの軽く
なった記録紙26を装填する際にも、凸起32が凹所3
3および35に嵌りやすく、かつ外れにくくし、確実に
スプール23の回転を阻止することができ、記録紙26
に適当な張力を与えることができる。
【0025】なお、本実施例では一対のスプール23の
両方に凸起32を設けるようにしているが、いずれか一
方にだけ凸起32を設けるようにしてもよい。
【0026】図8は、本発明の他の実施例の保持装置2
1aの構成を示す断面図であり、図1〜図7の保持装置
21と対応する部分には同一の参照符号を付す。保持装
置21aにおいて特徴とする点は、スプール23のフラ
ンジ部31の外周に、所定の配列ピッチW1aで複数の
凹所33aが設けられ、筺体27には凹所33aと噛合
う凸起32aが少なくとも1つ設けられる点である。図
8では凸起32aは配列ピッチW2aで3つ設けられて
いる。スプール23の第2軸部30が筺体27の収納凹
所29に嵌め込まれると、筺体27に設けられた凸起3
2aとスプール23の凹所33aとが噛合い、スプール
23の回転を阻止する。
【0027】なお、保持装置21および21aでは、ス
プール23のフランジ部31に凸起32または凹所33
aを設けたけれども、凸起32または凹所33aを第1
軸部28と第2軸部30とにそれぞれ設け、それらが嵌
め込まれる筺体27の収納凹所29に前記凸起32また
は凹所33aと噛合う凹所33または凸起32aを設け
て、スプール23の回転を阻止するようにしてもよい。
【0028】図9は本発明のさらに他の実施例の保持装
置21bの構成を示す斜視図であり、図10は記録紙2
6を装填した状態での保持装置21bの構成を示す断面
図である。図9および図10において図1〜図7に示さ
れる保持装置21と対応する部分には同一の参照符号を
付す。保持装置21bにおいて特徴とする点は、筺体2
7aにおいて記録紙26を収納する収納凹所27bの底
面27cが平板状に形成されている点である。
【0029】各スプール23の第1軸部28および第2
軸部30のいずれか一方が基体24に挿入され、第1軸
部28および第2軸部30のいずれか他方が筺体27a
の収納凹所29aに嵌め込まれると、少なくとも1つの
凸起32が凹所33bまたは35aと噛合い、スプール
23の回転が阻止される。図10では基体24に第1軸
部28が挿入されて凸起32と凹所33bとが噛合った
状態を示しているが、第2軸部30が基体24に挿入さ
れた場合には、凸起32には凹所35aが噛合う。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、保持部材
の外周に複数の凸起または凹所のいずれか一方が設けら
れ、保持部材を支持する支持部材には前記凸起または凹
所と係合する凹所または凸起のいずれか他方が設けられ
るために、操作者が記録紙の装填を行う際、わざわざ凸
起と凹所とを合わせなくとも、保持部材を支持部材の所
定の位置へ載置し、記録紙がわずかに回転するだけで、
凸起と凹所とが噛合い、保持部材の回転を阻止すること
ができ、操作性を向上することができる。
【0031】また本発明によれば、凹所は、複数の凸起
間に亘って、かつ該凹所の配列ピッチの整数倍が凸起の
配列ピッチとなるように設けられるので、複数の凸起の
うち、少なくともいずれか1つを速やかに凹所に嵌め込
むことができる。
【0032】また本発明によれば、保持部材のフランジ
部に凸起または凹所が設けられるために、さらに凸起と
凹所とが嵌まりやすく、かつ外れにくくなり、消費され
て重さが軽くなった記録紙を装填する際にも確実に保持
部材の回転を阻止し、記録紙に対して適切な張力を与え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の保持装置21の構成を示す
斜視図である。
【図2】保持装置21が用いられるファクシミリ装置2
2の斜視図である。
【図3】保持装置21に備えられるスプール23の斜視
図である。
【図4】スプール23の正面図である。
【図5】スプール23の側面図である。
【図6】記録紙26を装填した状態での保持装置21の
構成を示す断面図である。
【図7】図6における切断線A−Aから見た保持装置2
1の断面図である。
【図8】本発明の他の実施例の保持装置21aの構成を
示す断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例の保持装置21bの
構成を示す斜視図である。
【図10】記録紙26を装填した状態での保持装置21
bの構成を示す断面図である。
【図11】第1の従来技術の構成を示す斜視図である。
【図12】第1の従来技術の構成を示す断面図である。
【図13】第2の従来技術の構成を示す斜視図である。
【図14】第2の従来技術の構成を示す断面図である。
【図15】第3の従来技術の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
21,21a,21b 保持装置 22 ファクシミリ装置 23 スプール 24 基体 26 記録紙 27,27a 筺体 29,29a 収納凹所 32,32a 凸起 33,33a,33b 凹所 34 押圧部材 35,35a 凹所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の基体に巻回された記録紙を、前
    記基体の両端部にそれぞれ保持部材を挿通し、該保持部
    材を支持部材で支持することによって保持するようにし
    たロール状記録紙の保持構造において、 前記保持部材の少なくともいずれか一方において、その
    外周面に周方向に沿って所定の配列ピッチで凸起または
    凹所のいずれか一方を形成し、 前記支持部材の前記保持部材の外周面に当接する部分に
    は、前記配列ピッチに基づく配列ピッチで前記凸起また
    は前記凹所に係合する凹所または凸起のいずれか他方を
    形成することを特徴とするロール状記録紙の保持構造。
  2. 【請求項2】 前記凹所は、複数の凸起間に亘って形成
    され、かつ前記凸起の配列ピッチは凹所の配列ピッチの
    整数倍であることを特徴とする請求項1記載のロール状
    記録紙の保持構造。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、前記基体内に挿入され
    る第1軸部と、該第1軸部に連通し、前記支持部材に当
    接する第2軸部と、第1軸部と第2軸部との接続部から
    半径方向外方側に拡径されて形成され、前記基体および
    記録紙の端面に当接するフランジ部とを備えて形成さ
    れ、 前記凸起または凹所のいずれか一方を前記フランジ部に
    形成することを特徴とする請求項1または2のいずれか
    に記載のロール状記録紙の保持構造。
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