JPH0721285B2 - アクチユエ−タ−案内軸固定機構 - Google Patents

アクチユエ−タ−案内軸固定機構

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JPH0721285B2
JPH0721285B2 JP9896284A JP9896284A JPH0721285B2 JP H0721285 B2 JPH0721285 B2 JP H0721285B2 JP 9896284 A JP9896284 A JP 9896284A JP 9896284 A JP9896284 A JP 9896284A JP H0721285 B2 JPH0721285 B2 JP H0721285B2
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JP
Japan
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guide shaft
screw
fixing mechanism
actuator
fixed
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JP9896284A
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兼雄 依田
直 杉山
友衛 有賀
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は磁気デイスク装置のヘツドアクチユエーター等
に用いる案内軸固定機構に関する。
〔従来技術〕
従来の案内軸固定機構の一例を第1図,第2図,第3図
に示す。
第1図及び第2図で、図示してはないが、フレーム1に
固定されたモーターにより駆動される磁気デイスク2上
に記録、再生を行う磁気ヘツド4は移動台3に固着され
ている。移動台3は摺動案内穴を有し、案内軸5と係合
して摺動する。また案内軸5はフレーム1の度当り面8
に止ネジ7により締め付けられた固定バネ6で押し付け
られて固定している。
第3図は従来の案内軸固定機構の別な一例である。案内
軸14は線材あるいは板材等より成る固定バネ15によりフ
レーム11の度当り面12に押し付けられて固定している。
この時固定バネ15はフレーム11の突起13に変形させて係
合する事で固定すると共に案内軸14の固定に必要なバネ
力を発生する。
以上に示した従来の案内軸固定機構では 1) 案内軸固定のために板バネ,線バネ等を使用する
ため大きな空間が必要である。
2) 案内軸の固定力はバネの変形による復元力から発
生するため、バネ材の形状、寸法の管理が非常にむづか
しい。
3) 2)のため案内軸の固定力のバラツキが大きく固
定機能を十分はたせない事がある。
4) 2)及び3)を改善するためにバネ長さを十分に
とる等の必要があり更に大きな空間を占有する。
という問題点があった。
〔目的〕
本発明はこのような問題点を解決するもので、その目的
とするところは、円錐面を有するネジ頭の円錐面で案内
軸を押え、ネジの締付力を直接固定に利用することによ
って安定した固定に要する十分な固定力を確保し、さら
に固定のための占有空間の小さいアクチユエーター案内
軸固定機構を提供することにある。
〔概要〕
本発明のアクチユエータ案内軸固定機構は 記録再生手段が固定される移動台と、前記移動台を摺動
可能に保持する剛体のアクチュエーター案内軸と、前記
アクチュエーター案内軸の径方向を位置決めする突起が
設けられているフレームと、前記アクチュエーター案内
軸を挟んで前記突起とは反対側に配置されるネジとから
なるアクチュエーター案内軸固定機構において、 前記ネジは頭部に前記アクチュエーター案内軸と当接す
る皿状の円錐面を有し、前記ネジの締め付け力により前
記アクチュエーター案内軸を前記フレームの前記突起に
押圧固定することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明について実施例に基づき詳細に説明する。
第4図,第5図は本発明のアクチユエーター案内軸固定
機構の概要と原理を示す説明図である。アクチュエータ
ー案内軸(以下、案内軸という)25は2面を有するフレ
ームの一面28にねじ込むネジのネジ頭を円錐面で形成し
たネジ26(サラネジ等)の円錐面により、フレームの他
の一面27と一面28との間に当接して固定している。第5
図において、ネジ26をトルクTにより締め付けると推力
Fを発生する。この推力Fは案内軸25との接触面で分力
F1,F2に分解され、分力F1が案内軸25の固定に関与す
る。
このように、本発明によると案内軸の固定力はバネの変
位で構成するのではなく、ネジの締め付けトルクから直
接発生する分力によるので、例えばトルクドライバー等
で、ネジを一定のトルクで締め付ける事により直接的に
かつ容易に案内軸固定力が管理でき、バラツキの少ない
信頼性の高い安定した固定が可能となった。さらに案内
軸押え部材が不要となり、部品点数、組立工数を減じ、
大幅なコスト・ダウンが可能となった。
第6図は本発明の案内軸固定機構を有する装置の配置を
示す説明図であり、図示してはないがフレーム21に固定
したモーターにより駆動する磁気デイスク22の面を移動
し記録、再生を行う磁気ヘツド24は移動台23に固着して
いて、前記移動台23はフレーム21の度当り面27とネジ26
により固定された案内軸25に案内されている。第6図に
示すように本発明は大きな空間を占有していた案内軸固
定部材が不要になり、非常に簡素で使用空間の小さな固
定構造である。そして前記した構造により生まれる余剰
空間に他の機構を配置する事が容易になり、装置の高密
度化と大幅な小型化が可能となった。
第7図は、本発明の他のアクチユエーター案内軸固定機
構の応用例を示す説明図である。案内軸31は二面を有す
るフレーム34の一面35にねじ込む円錐面を有するネジ32
の円錐面と前記フレーム34の一面35,他の一面33とによ
り位置決めされ固定している。そしてネジ32の円錐面の
他方はフレーム34の斜面36に当接している。前記する状
態において、締め付けトルクTによる推力Fは案内軸31
と斜面36に当接したネジ頭の円錐面で発生する のため案内軸31にはより一層の固定力が伝達される。
また第8図に示すように、ネジ42の頭部円錐面が偏心量
εで偏心していた場合でも、斜面46の作用でネジ42の円
錐面はフレーム44の一面43と他の一面45とで位置決めし
た案内軸41を確実に押し固定する。
このように本発明の案内軸固定機構はネジ頭部の形状が
ばらついている場合、特に顕著な締結効果を発揮する。
第9図,第10図は、本発明のさらに他の応用例を示す説
明図である。案内軸51はフレームの度当り面53と他の一
面55と円錐面を有するネジ52の円錐面で位置決めし固定
している。そしてネジ52の円錐面の他方は斜面54に当接
している。案内の斜面54はネジ52をねじ込む時、ネジと
安定して当接するためにネジ52の円錐面と同一形状の円
錐面の一部から形成している。従って前記する斜面54に
ネジ52をねじ締めする時、ネジ52は第9図の矢印に示す
方向にずれることなく自己調芯される。前記する効用か
ら組立性の向上はもちろんのこと、ネジ52と案内面54
は、大きな面積で当接することにより生ずるくさび効果
から強力で安定した案内軸締結力を発生する。さらに案
内面54の形状は分割された円錐面や、これと同等な効果
を生ずる突起形状でもよいことは言うまでもない。
第11図は、本発明のさらに他の応用例を示す説明図であ
る。ネジ62と案内軸61の当接点とフレーム63との距離l
の長さを締付けトルクTを増加すると弾性体であるネジ
62が図中の鎖線のように変形する長さにすると、前記す
るネジ62は復元モーメントMを発生し、案内軸61に固定
分力F3が作用する。即ち、ネジが変形する事により予圧
効果が生じるわけである。前記するように案内軸61には
トルクTによる分力とネジ変形に起因する予圧の分力が
作用し、一層の固定効果が生ずる。
〔効果〕
以上のように、本発明は 1.剛体からなるアクチュエーター案内軸をフレームに設
けられた突起に対して皿状の円錐面を有するネジによっ
て固定するので、アクチュエーター案内軸の径方向の位
置決めが極めて正確に行われ、ひいては高密度のデータ
記録再生を正確に達成しうるものである。
2.従来の板バネなどで固定する方法に比較して、大きな
スペースを必要とせず、装置が小型化できる。また、板
バネを使用した場合、バネ力のばらつき等を管理しなけ
ればならないが、本願の構成では部品の形状ばらつきを
管理する必要がないので量産性においても優れるもので
ある。
等、磁気デイスク装置にとって非常に有益な発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の案内軸固定機構の構成図。 第2図は第1図の要部斜視図。 第3図は従来の他の案内軸固定機構を示す要部の斜視
図。 第4図は本発明による案内軸固定機構の要部斜視図。 第5図は本発明による案内軸固定機構の説明図。 第6図は本発明の案内軸固定機構の構成図。 第7図は本発明による案内軸固定機構の応用例を示す断
面図。 第8図はネジの頭部円錐面の偏芯時の固定状態の説明
図。 第9図は本発明の案内軸固定機構の他の応用例を示す要
部平面図。 第10図は第9図の要部斜視図。 第11図は本発明の案内軸固定機構の更に他の応用例を示
す側面図、である。 1,11,13,21,34,44,63……フレーム 8,12,27,28,33,35,43,45,53,55……フレームの度当り面 36,46,54……フレームの斜面 5,14,25,31,41,51,61……案内軸 7……止ネジ 6,15……固定バネ 26,32,42,52,62……ネジ頭を円錐面で形成したネジ 2,22……磁気デイスク 8,23……移動台 4,24……磁気ヘツド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生手段が固定される移動台と、前記
    移動台を摺動可能に保持する剛体のアクチュエーター案
    内軸と、前記アクチュエーター案内軸の径方向を位置決
    めする突起が設けられているフレームと、前記アクチュ
    エーター案内軸を挟んで前記突起とは反対側に配置され
    るネジとからなるアクチュエーター案内軸固定機構にお
    いて、 前記ネジは頭部に前記アクチュエーター案内軸と当接す
    る皿状の円錐面を有し、前記ネジの締め付け力により前
    記アクチュエーター案内軸を前記フレームの前記突起に
    押圧固定することを特徴とするアクチュエーター案内軸
    固定機構。
JP9896284A 1984-05-17 1984-05-17 アクチユエ−タ−案内軸固定機構 Expired - Lifetime JPH0721285B2 (ja)

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JP9896284A JPH0721285B2 (ja) 1984-05-17 1984-05-17 アクチユエ−タ−案内軸固定機構

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JPS60245819A JPS60245819A (ja) 1985-12-05
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JPH03106567U (ja) * 1990-02-19 1991-11-05
JPH03268278A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Sharp Corp ピックアップ案内装置
JPH0619167U (ja) * 1991-10-30 1994-03-11 タナシン電機株式会社 ガイド軸保持装置

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JPS60245819A (ja) 1985-12-05

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