JPH07211103A - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JPH07211103A JPH07211103A JP1776494A JP1776494A JPH07211103A JP H07211103 A JPH07211103 A JP H07211103A JP 1776494 A JP1776494 A JP 1776494A JP 1776494 A JP1776494 A JP 1776494A JP H07211103 A JPH07211103 A JP H07211103A
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- Japan
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- reflector
- lamp
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の照明器具の性能を落とさずに小型軽量
で、熱や風の影響を受けにくく配光性に優れ焦点位置に
誤差が生じない照明器具を提供すること。 【構成】前部６と後部７に分割可能に構成された剛性の
支持体２と、反射率の高い金属材料からなる前方と後方
が開口した椀形の主反射体３と、主反射体の後方開口付
近に配置されて主反射体と協動して一つの反射体を構成
する前面が開口し後方に湾曲した湾曲部を有する補助反
射体１１と、主反射体の前方の開口を閉塞するガラス板
４とを具備し、主反射体は支持体の前部の前方に伸びた
伸延部６ｂ間に直接外気に触れるように支持固定され、
一方、補助反射体は支持体の後部内に配置され、この補
助反射体内にショートアークのＨＩＤランプ１２が横置
きに配置されている。
で、熱や風の影響を受けにくく配光性に優れ焦点位置に
誤差が生じない照明器具を提供すること。 【構成】前部６と後部７に分割可能に構成された剛性の
支持体２と、反射率の高い金属材料からなる前方と後方
が開口した椀形の主反射体３と、主反射体の後方開口付
近に配置されて主反射体と協動して一つの反射体を構成
する前面が開口し後方に湾曲した湾曲部を有する補助反
射体１１と、主反射体の前方の開口を閉塞するガラス板
４とを具備し、主反射体は支持体の前部の前方に伸びた
伸延部６ｂ間に直接外気に触れるように支持固定され、
一方、補助反射体は支持体の後部内に配置され、この補
助反射体内にショートアークのＨＩＤランプ１２が横置
きに配置されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は照明器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】年々スポーツに対する関心が高まり、ス
ポーツ施設における照明に求められる要求も変化し、殊
に最近ではハイビジョン放送に対応した、高い演色性と
高照度、均斉度のアップ等、従来の照明器具より一層レ
ベルアップしたものが望まれている。
ポーツ施設における照明に求められる要求も変化し、殊
に最近ではハイビジョン放送に対応した、高い演色性と
高照度、均斉度のアップ等、従来の照明器具より一層レ
ベルアップしたものが望まれている。
【０００３】スポーツ施設の照明用として使用される照
明器具としては、従来は例えば２０００Ｗ程度のＨＩＤ
ランプを光源とした図１６のような投光器が使用されて
いる。この投光器はランプ３１が収納された椀形の反射
体３０と、ランプ３１用のランプソケットが収納された
ソケット保持部３２とを有している。ランプ３１は反射
体３０の中心軸線上に縦方向に配置されている。３３は
支持具である。
明器具としては、従来は例えば２０００Ｗ程度のＨＩＤ
ランプを光源とした図１６のような投光器が使用されて
いる。この投光器はランプ３１が収納された椀形の反射
体３０と、ランプ３１用のランプソケットが収納された
ソケット保持部３２とを有している。ランプ３１は反射
体３０の中心軸線上に縦方向に配置されている。３３は
支持具である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな投光器では、２０００Ｗのランプ用の器具の場合前
面開口部の直径が７５ｃｍと大きく、投光器の重量はか
なり重い（例えば１５．６Ｋｇ）。そのため投光器を支
える支柱（ポール）や基礎等も大型で頑強なものが要求
され、設備コストの上昇につながっていた。
うな投光器では、２０００Ｗのランプ用の器具の場合前
面開口部の直径が７５ｃｍと大きく、投光器の重量はか
なり重い（例えば１５．６Ｋｇ）。そのため投光器を支
える支柱（ポール）や基礎等も大型で頑強なものが要求
され、設備コストの上昇につながっていた。
【０００５】また、このような大型の投光器では、風の
影響を受け易く、風圧荷重が大きくなり上記７５ｃｍ径
では１１８Ｋｇにもなり、支柱が大型で頑強なものが必
要となる。そのためより小型でしっかりした投光器が望
まれていた。
影響を受け易く、風圧荷重が大きくなり上記７５ｃｍ径
では１１８Ｋｇにもなり、支柱が大型で頑強なものが必
要となる。そのためより小型でしっかりした投光器が望
まれていた。
【０００６】一方、小型化すると、ランプと反射体との
距離が近くなり、ランプの熱により反射体が加熱され
（例えば３３０℃）、ヘタって変形してしまうようなこ
とが起こる。また反射体とランプとの位置関係が正確で
ないと配光性や焦点位置に誤差が生ずるが、照明器具を
小型化すると反射体とランプとの位置関係により正確性
が要求される。
距離が近くなり、ランプの熱により反射体が加熱され
（例えば３３０℃）、ヘタって変形してしまうようなこ
とが起こる。また反射体とランプとの位置関係が正確で
ないと配光性や焦点位置に誤差が生ずるが、照明器具を
小型化すると反射体とランプとの位置関係により正確性
が要求される。
【０００７】本発明は、従来の照明器具の性能を落とさ
ずに小型軽量で、熱や風の影響を受けにくく配光性に優
れ焦点位置に誤差が生じない照明器具を提供することを
目的としている。
ずに小型軽量で、熱や風の影響を受けにくく配光性に優
れ焦点位置に誤差が生じない照明器具を提供することを
目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、次の
ように構成されている。即ち請求項１に記載の発明の照
明器具では、前部と後部に分割可能に構成された剛性の
支持体と、反射率の高い金属材料からなる前方と後方が
開口した椀形の主反射体と、主反射体の後方開口付近に
配置されて主反射体と協動して一つの反射体を構成する
前面が開口し後方に湾曲した湾曲部を有する補助反射体
と、主反射体の前方の開口を閉塞するガラス板とを具備
し、主反射体は支持体の前部の前方に伸びた伸延部間に
直接外気に触れるように支持固定され、一方、補助反射
体は支持体の後部内に配置され、この補助反射体内にシ
ョートアークのＨＩＤランプが横置きに配置されている
ように構成されている。
ように構成されている。即ち請求項１に記載の発明の照
明器具では、前部と後部に分割可能に構成された剛性の
支持体と、反射率の高い金属材料からなる前方と後方が
開口した椀形の主反射体と、主反射体の後方開口付近に
配置されて主反射体と協動して一つの反射体を構成する
前面が開口し後方に湾曲した湾曲部を有する補助反射体
と、主反射体の前方の開口を閉塞するガラス板とを具備
し、主反射体は支持体の前部の前方に伸びた伸延部間に
直接外気に触れるように支持固定され、一方、補助反射
体は支持体の後部内に配置され、この補助反射体内にシ
ョートアークのＨＩＤランプが横置きに配置されている
ように構成されている。
【０００９】請求項２に記載の発明では、請求項１に記
載の照明器具において、主反射体の前方の開口の周縁部
に枠体が取り付けられ、この枠体を支持体の前部の伸延
部の先端に固定するように構成されている。
載の照明器具において、主反射体の前方の開口の周縁部
に枠体が取り付けられ、この枠体を支持体の前部の伸延
部の先端に固定するように構成されている。
【００１０】請求項３に記載の発明では、請求項１又は
２に記載の照明器具において、補助反射体が湾曲部の中
央部に平面部を有し、また湾曲部の前方周縁にスカート
部を有し、このスカート部に、スリットと、ランプ用の
切欠とが設けられ、平面部の中心で補助反射体が支持体
の後部に固定されると共に、スリットに支持体の後部内
壁から突出している位置決め部材が入り込むことにより
補助反射体が位置決めされるように構成されている。
２に記載の照明器具において、補助反射体が湾曲部の中
央部に平面部を有し、また湾曲部の前方周縁にスカート
部を有し、このスカート部に、スリットと、ランプ用の
切欠とが設けられ、平面部の中心で補助反射体が支持体
の後部に固定されると共に、スリットに支持体の後部内
壁から突出している位置決め部材が入り込むことにより
補助反射体が位置決めされるように構成されている。
【００１１】
【作用】請求項１に記載の発明では、反射体が小型であ
るので照明器具全体の重量が軽く、しかも支持体は剛性
でしっかりと反射体を保持し風の影響を受けにくい。支
持体は前部と後部に分割可能に構成され、また反射体も
主反射体と補助反射体からなり、これらは支持体の前部
と後部に分割して保持されているが、支持体は剛性であ
るのでランプと反射体との位置が正確に固定され焦点の
誤差がでない。さらに主反射体は反射率の高い金属材料
からなり、また支持体の前部の前方に伸びた伸延部間に
直接外気に触れるように支持固定されていることにより
効率よく放熱されるので、反射体での蓄熱作用が低く、
従ってヘタりにくい。またショートアークのＨＩＤラン
プが横置きに配置され、点光源に近い光源が得られ優れ
た配光性が得られる。
るので照明器具全体の重量が軽く、しかも支持体は剛性
でしっかりと反射体を保持し風の影響を受けにくい。支
持体は前部と後部に分割可能に構成され、また反射体も
主反射体と補助反射体からなり、これらは支持体の前部
と後部に分割して保持されているが、支持体は剛性であ
るのでランプと反射体との位置が正確に固定され焦点の
誤差がでない。さらに主反射体は反射率の高い金属材料
からなり、また支持体の前部の前方に伸びた伸延部間に
直接外気に触れるように支持固定されていることにより
効率よく放熱されるので、反射体での蓄熱作用が低く、
従ってヘタりにくい。またショートアークのＨＩＤラン
プが横置きに配置され、点光源に近い光源が得られ優れ
た配光性が得られる。
【００１２】請求項２に記載の発明では主反射体の前方
開口の周縁部に枠体を取り付け、これを支持体の前部の
伸延部の先端に固定するので、主反射体の前方開口の周
縁部は枠体と支持体の前部の伸延部の先端に挾まれた状
態で固定される。
開口の周縁部に枠体を取り付け、これを支持体の前部の
伸延部の先端に固定するので、主反射体の前方開口の周
縁部は枠体と支持体の前部の伸延部の先端に挾まれた状
態で固定される。
【００１３】請求項３に記載の発明では補助反射体が平
らな平面部の中心で支持体の後部に固定され、ガタつき
が生ぜず、ランプの焦点のずれも生じない。またスカー
ト部に設けられたスリットに支持体の後部の内壁から突
出している位置決め部材が入り込むことにより補助反射
体が位置決めされ、ランプ用の切欠に、横置きにされた
ランプの両端部が配置されるようにしてランプがセット
される。
らな平面部の中心で支持体の後部に固定され、ガタつき
が生ぜず、ランプの焦点のずれも生じない。またスカー
ト部に設けられたスリットに支持体の後部の内壁から突
出している位置決め部材が入り込むことにより補助反射
体が位置決めされ、ランプ用の切欠に、横置きにされた
ランプの両端部が配置されるようにしてランプがセット
される。
【００１４】
【実施例】図１〜図５において本発明の照明器具１は、
支持体２、主反射体３、ガラス板４及び枠体５を具備し
ている。主反射体３は椀形で、前方の円形の開口にはこ
の開口を閉塞するように円形のガラス板４が配置され、
枠体５はガラス板４の周縁で主反射体３の前方の開口の
周縁部３ｂに固定されている。主反射体３は、反射率の
高い金属材料、例えばアルミニウムＡ１０８５からな
る。主反射体３の内面は鏡面で、外面には耐熱性の高い
塗料、例えばシリコン系の塗料が塗布されている。主反
射体３の前方の開口の直径は例えば４５ｃｍである。ま
たガラス板４には透明な耐熱強化ガラスが使用されてい
る。なお１ａは保持具である。照明器具１の重量は例え
ば１２．７Ｋｇである。
支持体２、主反射体３、ガラス板４及び枠体５を具備し
ている。主反射体３は椀形で、前方の円形の開口にはこ
の開口を閉塞するように円形のガラス板４が配置され、
枠体５はガラス板４の周縁で主反射体３の前方の開口の
周縁部３ｂに固定されている。主反射体３は、反射率の
高い金属材料、例えばアルミニウムＡ１０８５からな
る。主反射体３の内面は鏡面で、外面には耐熱性の高い
塗料、例えばシリコン系の塗料が塗布されている。主反
射体３の前方の開口の直径は例えば４５ｃｍである。ま
たガラス板４には透明な耐熱強化ガラスが使用されてい
る。なお１ａは保持具である。照明器具１の重量は例え
ば１２．７Ｋｇである。
【００１５】支持体２は、前部６と後部７からなり、共
に軽金属製で剛性を有した材料即ちアルミダイカストか
ら作られている。前部６は図５〜図７のように、基部６
ａと、この基部６ａの前面の両側から前方に伸びている
伸延部６ｂとを有し、この両方の伸延部６ｂ間に主反射
体３が収容される。伸延部６ｂは主反射体３の前方の開
口まで伸び、先端の取付部６ｃで枠体５の固定部５ａに
連結される。前部６の基部６ａの後方の円形の開口の縁
部６ｄには主反射体３の後方縁部３ａがカシメられて固
定されている（図１３）。後部７の後面には図２及び図
４のように横方向に複数の放熱フィン７ａが設けられて
いる。
に軽金属製で剛性を有した材料即ちアルミダイカストか
ら作られている。前部６は図５〜図７のように、基部６
ａと、この基部６ａの前面の両側から前方に伸びている
伸延部６ｂとを有し、この両方の伸延部６ｂ間に主反射
体３が収容される。伸延部６ｂは主反射体３の前方の開
口まで伸び、先端の取付部６ｃで枠体５の固定部５ａに
連結される。前部６の基部６ａの後方の円形の開口の縁
部６ｄには主反射体３の後方縁部３ａがカシメられて固
定されている（図１３）。後部７の後面には図２及び図
４のように横方向に複数の放熱フィン７ａが設けられて
いる。
【００１６】支持体２の前部６と後部７は、図７のよう
に蝶番８（図９）により開閉可能に連結され、パチン錠
のような固定部材９により閉じた状態に固定される。固
定部材９は後部７に設けられ、前部６に固定部材９と係
合する係合部９ａ（図５）が設けられている。
に蝶番８（図９）により開閉可能に連結され、パチン錠
のような固定部材９により閉じた状態に固定される。固
定部材９は後部７に設けられ、前部６に固定部材９と係
合する係合部９ａ（図５）が設けられている。
【００１７】前部６の後部７との接合面には環状に溝が
設けられこの溝に図８のようにゴム製のパッキン１０が
配置され、一方、後部７の前部６との接合面には図９及
び図１３のように突出部７ｂが設けられ、前部６と後部
７が接合したときは、突出部７ｂがパッキン１０を押圧
して、接合箇所から支持体２内に雨水が入らないように
なされている。
設けられこの溝に図８のようにゴム製のパッキン１０が
配置され、一方、後部７の前部６との接合面には図９及
び図１３のように突出部７ｂが設けられ、前部６と後部
７が接合したときは、突出部７ｂがパッキン１０を押圧
して、接合箇所から支持体２内に雨水が入らないように
なされている。
【００１８】支持体２の後部７内には図９及び図１０で
示す補助反射体１１が収納され、この補助反射体１１内
にランプ１２が横置きに配置されている。ランプ１２と
しては両口タイプのＨＩＤランプ、例えば２０００Ｗの
両口タイプの高演色性（例えばＲａ＝９２）のショート
アークのメタルハライドランプが使用される。このラン
プは従来の２０００ＷのＨＩＤランプにくらべて、小型
であり高演色性で、より点光源に近い。それだけに反射
体とのより正確な位置関係が要求される。
示す補助反射体１１が収納され、この補助反射体１１内
にランプ１２が横置きに配置されている。ランプ１２と
しては両口タイプのＨＩＤランプ、例えば２０００Ｗの
両口タイプの高演色性（例えばＲａ＝９２）のショート
アークのメタルハライドランプが使用される。このラン
プは従来の２０００ＷのＨＩＤランプにくらべて、小型
であり高演色性で、より点光源に近い。それだけに反射
体とのより正確な位置関係が要求される。
【００１９】支持体２の後部７に配置されている補助反
射体１１は金属製で、内面が鏡面をしている。補助反射
体１１は図１０及び図１２のように後方に湾曲した湾曲
部１１ａと、その前方周縁のスカート部１１ｂとを有
し、湾曲部１１ａの中央には平らな平面部１１ｃが設け
られ、この平面部１１ｃの中心で補助反射体１１は後部
７にねじ１３により固定されている。平面部１１ｃで補
助反射体１１を固定するようにすることにより、補助反
射体１１はねじ１つで安定よく固定できる。
射体１１は金属製で、内面が鏡面をしている。補助反射
体１１は図１０及び図１２のように後方に湾曲した湾曲
部１１ａと、その前方周縁のスカート部１１ｂとを有
し、湾曲部１１ａの中央には平らな平面部１１ｃが設け
られ、この平面部１１ｃの中心で補助反射体１１は後部
７にねじ１３により固定されている。平面部１１ｃで補
助反射体１１を固定するようにすることにより、補助反
射体１１はねじ１つで安定よく固定できる。
【００２０】支持体２の前部６と後部７が接合されたと
き、図１２のように主反射体３の後方縁部３ａが、後部
７の補助反射体１１に少し入り込むようになされてい
る。主反射体３と補助反射体１１は両方で協動して１つ
の反射体を構成することを考慮して補助反射体１１の湾
曲部１１ａの曲線が決められている。
き、図１２のように主反射体３の後方縁部３ａが、後部
７の補助反射体１１に少し入り込むようになされてい
る。主反射体３と補助反射体１１は両方で協動して１つ
の反射体を構成することを考慮して補助反射体１１の湾
曲部１１ａの曲線が決められている。
【００２１】図１０、図１１及び図１３のようにスカー
ト部１１ｂの左右にはランプ用の切欠１１ｄが設けられ
ている。この切欠１１ｄをランプ１２の両端部が貫通し
ている（図９）。ランプ１２の両端部の先端には磁器製
の保持部１２ａ設けられ、この保持部１２ａは、後部７
に固定されている磁器製の固定台１４に着脱可能に固定
される。
ト部１１ｂの左右にはランプ用の切欠１１ｄが設けられ
ている。この切欠１１ｄをランプ１２の両端部が貫通し
ている（図９）。ランプ１２の両端部の先端には磁器製
の保持部１２ａ設けられ、この保持部１２ａは、後部７
に固定されている磁器製の固定台１４に着脱可能に固定
される。
【００２２】図１０及び図１１のように補助反射体１１
のスカート部１１ｂの真下の箇所にはスリット１１ｅが
設けられ、ここに後部７の内壁から突出している位置決
め部材１５が入り込んでいる。補助反射体１１の取り付
けの際に、補助反射体１１のスリット１１ｅに位置決め
部材１５が入り込むようにすることにより、後部７への
補助反射体１１の取り付けの際の位置決めが簡単且つ確
実になる。
のスカート部１１ｂの真下の箇所にはスリット１１ｅが
設けられ、ここに後部７の内壁から突出している位置決
め部材１５が入り込んでいる。補助反射体１１の取り付
けの際に、補助反射体１１のスリット１１ｅに位置決め
部材１５が入り込むようにすることにより、後部７への
補助反射体１１の取り付けの際の位置決めが簡単且つ確
実になる。
【００２３】図３のように枠体５は左右に固定部５ａ、
斜め上下に固定部５ｂを有し、固定部５ａに支持体２の
前部６の伸延部６ｂの先端の取付部６ｃが固定される。
即ち、図１４のように、ガラス板４の周囲に水が入らな
いようにパッキン１６を配置し、これを枠体５と主反射
体３の前方の開口の折曲げられた周縁部３ｂとの間に挟
み、さらにねじ１７により固定部５ａを支持体２の前部
６の伸延部６ｂの先端の取付部６ｃに固定する。
斜め上下に固定部５ｂを有し、固定部５ａに支持体２の
前部６の伸延部６ｂの先端の取付部６ｃが固定される。
即ち、図１４のように、ガラス板４の周囲に水が入らな
いようにパッキン１６を配置し、これを枠体５と主反射
体３の前方の開口の折曲げられた周縁部３ｂとの間に挟
み、さらにねじ１７により固定部５ａを支持体２の前部
６の伸延部６ｂの先端の取付部６ｃに固定する。
【００２４】一方、固定部５ｂでは、図１５のように内
側に取付部材１８を配置してねじ１９により内側から固
定する。なお、図１４のように外側からねじ止めしても
よい。また固定部５ｂの箇所では、パチン錠等の固定部
材を使用して固定するようにしてもよい。
側に取付部材１８を配置してねじ１９により内側から固
定する。なお、図１４のように外側からねじ止めしても
よい。また固定部５ｂの箇所では、パチン錠等の固定部
材を使用して固定するようにしてもよい。
【００２５】なお、枠体５はなくてもよく。この場合、
主反射体３の前方の開口の周縁部３ｂは支持部２の前部
６の伸延部６ｂの先端の取付部６ｃに直接取り付けら
れ、また開口の周縁部３ｂがガラス板４の周縁でカシメ
られてガラス板を保持する。
主反射体３の前方の開口の周縁部３ｂは支持部２の前部
６の伸延部６ｂの先端の取付部６ｃに直接取り付けら
れ、また開口の周縁部３ｂがガラス板４の周縁でカシメ
られてガラス板を保持する。
【００２６】
【発明の効果】請求項１に記載の発明では、主反射体は
反射率の高い金属からなるので蓄熱作用が低く、また蓄
熱作用をさらに低下させるために主反射体が直接外気に
触れるように剛性の支持体の前部の伸延部の間に収容支
持されているので主反射体がランプに近接していても熱
によるヘタリが起こりにくい。
反射率の高い金属からなるので蓄熱作用が低く、また蓄
熱作用をさらに低下させるために主反射体が直接外気に
触れるように剛性の支持体の前部の伸延部の間に収容支
持されているので主反射体がランプに近接していても熱
によるヘタリが起こりにくい。
【００２７】また反射体を主反射体と補助反射体に分割
し、また剛性の支持体を前部と後部に分けてそれぞれに
主反射体と補助反射体を分担して配置したので、照明器
具が小型の割りに大きな反射効率が得られる。また支持
体が剛性でがっちりし、前部と後部が一体になるようし
っかり接合されるので主反射体と補助反射体の位置のず
れが生じない。
し、また剛性の支持体を前部と後部に分けてそれぞれに
主反射体と補助反射体を分担して配置したので、照明器
具が小型の割りに大きな反射効率が得られる。また支持
体が剛性でがっちりし、前部と後部が一体になるようし
っかり接合されるので主反射体と補助反射体の位置のず
れが生じない。
【００２８】主反射体が小型であるので照明器具の重量
が軽く、支柱や基礎に要するコストを低減できる。また
小型の主反射体を剛性の支持体でしっかり保持している
ので、反射体が風により向きを変えるなどの風の影響を
受けにくい。
が軽く、支柱や基礎に要するコストを低減できる。また
小型の主反射体を剛性の支持体でしっかり保持している
ので、反射体が風により向きを変えるなどの風の影響を
受けにくい。
【００２９】さらにショートアークのＨＩＤランプを横
置きに配置したことにより、より点光源に近い光源にす
ることができ、シャープな配光が得られる。また、ラン
プは支持体の後部の補助反射体内に配置されているの
で、ランプ交換の際には支持体の後部と前部とを分離す
るだけで、反射体前面のガラス板を外したりすることな
く直ちに交換作業を行え、メンテナンスが楽である。
置きに配置したことにより、より点光源に近い光源にす
ることができ、シャープな配光が得られる。また、ラン
プは支持体の後部の補助反射体内に配置されているの
で、ランプ交換の際には支持体の後部と前部とを分離す
るだけで、反射体前面のガラス板を外したりすることな
く直ちに交換作業を行え、メンテナンスが楽である。
【００３０】このように本発明の照明器具は従来より小
型軽量であるにもかかわらず従来より性能の優れた、ス
ポーツ施設用の照明器具が得られる。
型軽量であるにもかかわらず従来より性能の優れた、ス
ポーツ施設用の照明器具が得られる。
【００３１】請求項２に記載の発明では、主反射体は、
その前方開口の周縁部に取り付けられた枠体を支持体の
前部の伸延部の先端に固定することにより、支持体の前
部に保持固定されているので、主反射体はより強固に支
持体の前部に保持固定される。また主反射体の前方開口
の周縁部で、ガラス板の周縁に沿ってカシメる等の加工
が不要となる。
その前方開口の周縁部に取り付けられた枠体を支持体の
前部の伸延部の先端に固定することにより、支持体の前
部に保持固定されているので、主反射体はより強固に支
持体の前部に保持固定される。また主反射体の前方開口
の周縁部で、ガラス板の周縁に沿ってカシメる等の加工
が不要となる。
【００３２】請求項３に記載の発明では、補助反射体は
湾曲部の中央の平面部の中心で、支持体の後部に固定さ
れるため、ガタつきが生ぜず、ランプの焦点のずれも生
じない。また、平面部の中心でねじ１つで固定できるの
で、補助反射体の固定も簡単で、しかもランプの背後で
固定するので配光には影響を与えない。
湾曲部の中央の平面部の中心で、支持体の後部に固定さ
れるため、ガタつきが生ぜず、ランプの焦点のずれも生
じない。また、平面部の中心でねじ１つで固定できるの
で、補助反射体の固定も簡単で、しかもランプの背後で
固定するので配光には影響を与えない。
【００３３】また、補助反射体の湾曲部の周辺のスカー
ト部に設けられたスリットに、支持体の後部の内壁から
突出して設けられた位置決め部材が入り込んで、補助反
射体を取り付ける際の位置決めを行えるので、ランプ用
の切欠の位置決め及びランプに対する位置決めが簡単且
つ確実に行える。
ト部に設けられたスリットに、支持体の後部の内壁から
突出して設けられた位置決め部材が入り込んで、補助反
射体を取り付ける際の位置決めを行えるので、ランプ用
の切欠の位置決め及びランプに対する位置決めが簡単且
つ確実に行える。
【図１】本発明の照明器具の一例を示す斜視図。
【図２】側面図。
【図３】正面図。
【図４】背面図。
【図５】分解平面図。
【図６】支持体の前部の斜視図。
【図７】後部を開いた状態の側面図。
【図８】図７のＡーＡ方向に見た図。
【図９】図７のＢーＢ方向に見た図。
【図１０】補助反射体の正面図。
【図１１】補助反射体のスリット付近を示す拡大図。
【図１２】支持体の前部と後部を接合した状態にある主
反射体と補助反射体の位置関係を示す断面図。
反射体と補助反射体の位置関係を示す断面図。
【図１３】支持体の前部と後部を接合した状態の接合部
の部分断面図。
の部分断面図。
【図１４】枠体と支持体の前部と主反射体との取付状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図１５】枠体の他の箇所での主反射体との取付状態を
示す断面図。
示す断面図。
【図１６】従来の投光器を示す図。 １ 照明器具 １ａ 保持具 ２ 支持体 ３ 主反射体 ３ａ 後方縁部 ３ｂ 周縁部 ４ ガラス板 ５ 枠体 ５ａ 固定部 ５ｂ 固定部 ６ 前部 ６ａ 基部 ６ｂ 伸延部 ６ｃ 取付部 ６ｄ 縁部 ７ 後部 ７ａ 放熱フィン ７ｂ 突出部 ８ 蝶番 ９ 固定部材（パチン錠） ９ａ 係合部 １０ パッキン １１ 補助反射体 １１ａ 湾曲部 １１ｂ スカート部 １１ｃ 平面部 １１ｄ 切欠 １１ｅ スリット １２ ランプ １２ａ 保持部 １３ ねじ １４ 固定台 １５ 位置決め部材 １６ パッキン １７ ねじ １８ 取付部材 １９ ねじ
Claims (3)
- 【請求項１】前部と後部に分割可能に構成された剛性の
支持体と、反射率の高い金属材料からなる前方と後方が
開口した椀形の主反射体と、主反射体の後方開口付近に
配置されて主反射体と協動して一つの反射体を構成する
前面が開口し後方に湾曲した湾曲部を有する補助反射体
と、主反射体の前方の開口を閉塞するガラス板とを具備
し、主反射体は支持体の前部の前方に伸びた伸延部間に
直接外気に触れるように支持固定され、一方、補助反射
体は支持体の後部内に配置され、この補助反射体内にシ
ョートアークのＨＩＤランプが横置きに配置されている
ことを特徴とする照明器具。 - 【請求項２】主反射体の前方の開口の周縁部に枠体が取
り付けられ、この枠体を支持体の前部の伸延部の先端に
固定するようになされている請求項１に記載の照明器具 - 【請求項３】補助反射体が湾曲部の中央に平面部を有
し、また湾曲部の前方周縁にスカート部を有し、このス
カート部に、スリットと、ランプ用の切欠とが設けら
れ、平面部の中心で補助反射体が支持体の後部に固定さ
れると共に、スリットに支持体の後部内壁から突出して
いる位置決め部材が入り込むことにより補助反射体が位
置決めされることを特徴とする請求項１又は２に記載の
照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1776494A JPH07211103A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1776494A JPH07211103A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07211103A true JPH07211103A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11952782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1776494A Pending JPH07211103A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07211103A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030038334A (ko) * | 2001-11-06 | 2003-05-16 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 투영 장치용 광원 및 그를 이용한 투사형 화상 디스플레이장치 |
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| JP2017139242A (ja) * | 2017-05-18 | 2017-08-10 | 岩崎電気株式会社 | 照明器具 |
| US9995475B2 (en) | 2013-05-31 | 2018-06-12 | Iwasaki Electric Co., Ltd. | Illumination device |
-
1994
- 1994-01-19 JP JP1776494A patent/JPH07211103A/ja active Pending
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