JPH07210893A - 半導体ビームスプリッタ及びその製造方法 - Google Patents

半導体ビームスプリッタ及びその製造方法

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JPH07210893A
JPH07210893A JP6022040A JP2204094A JPH07210893A JP H07210893 A JPH07210893 A JP H07210893A JP 6022040 A JP6022040 A JP 6022040A JP 2204094 A JP2204094 A JP 2204094A JP H07210893 A JPH07210893 A JP H07210893A
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semiconductor
beam splitter
crystal
mask
semiconductor substrate
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JP6022040A
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Yoshiyasu Yoshihara
由容 吉原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度でかつ小型に構成されるようにした、
半導体ビームスプリッタ及びその製造方法を提供するこ
と。 【構成】 半導体基板10上にて、一方向のマスク11
により選択結晶成長された、光源として使用される半導
体レーザー15の波長より大きいバンドギャップを有す
る材料から成る、上記マスク方向に延びる山形の半導体
結晶12と、この山形の半導体結晶の斜面にコーティン
グされた誘電多層膜13とから成るように、半導体ビー
ムスプリッタ14を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ピックアップ等で
使用される光路を分割するためのビームスプリッタ及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学ピックアップ等において、分
割光学系として、ビームスプリッタが多く使用されてい
る。このビームスプリッタは、二つの光学ガラスの平坦
な表面を、プラスチック等から成る薄膜を介して貼り合
わせることにより、構成されている。
【0003】このような構成のビームスプリッタによれ
ば、光学ガラスの間に介在する薄膜が、半透過面として
作用することにより、一方の光学ガラスに入射した光ビ
ームが、この薄膜に達したとき、入射光ビームは、その
一部が、この薄膜を透過すると共に、一部が、この薄膜
により反射される。かくして、透過光ビームと反射光ビ
ームの二つの光ビームに分割されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたビームスプリッタにおいては、ビームス
プリッタが組み込まれるべき光学ピックアップ等の小型
化に伴って、小型化が要請されるが、その構造上、小型
化にも限度がある。
【0005】従って、光学ピックアップ等の光路長が比
較的長くなってしまうので、途中での光量損失が比較的
大きくなってしまう。これに対して、光量損失を抑制す
るためには、透過光量を増大するために、各光学要素を
大きくする必要があるという、矛盾が生じてしまう。さ
らに、小型化に対応して、製造コストが高くなってしま
うという問題があった。
【0006】また、小型化されたビームスプリッタを光
学ピックアップ等にマウントする際には、所定の取付精
度が必要とされるために、取付作業に高度な技術が必要
とされ、組立コストが高くなってしまうという問題もあ
った。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、高精度でかつ
小型に構成されるようにした、半導体ビームスプリッタ
及びその製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、半導体基板上にて一方向にマスキングし、その上
から光源として使用される半導体レーザーの波長より大
きいバンドギャップを有する材料を結晶成長させること
により、上記マスク方向に延びる半導体結晶を形成し、
この半導体結晶の斜面に対して、誘電多層膜をコーティ
ングして、この斜面を半透過面としたことを特徴とす
る、半導体ビームスプリッタの製造方法により、達成さ
れる。
【0009】また、上記目的は、本発明によれば、半導
体基板上にて、一方向のマスクにより選択結晶成長され
た、光源として使用される半導体レーザーの波長より大
きいバンドギャップを有する材料から成る、上記マスク
方向に延びる山形の半導体結晶と、この山形の半導体結
晶の斜面にコーティングされた誘電多層膜とから構成さ
れていることを特徴とする、半導体ビームスプリッタに
より、達成される。
【0010】本発明による半導体ビームスプリッタは、
好ましくは、前記半導体基板上にて、上記山形の半導体
結晶に近接して、半導体レーザーが形成されている。
【0011】また、本発明による半導体ビームスプリッ
タは、好ましくは、前記半導体基板上に、光検出素子が
形成されており、その上から、上記山形の半導体結晶が
形成されている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、半導体ビームスプリッタ
は、半導体基板上にて、例えば[001]方向に延びる
マスクにより、選択結晶成長された、半導体結晶により
形成される。このため、例えばマスクの一側の縁部から
(110)の結晶面が生ずると、この(110)結晶面
上では、結晶成長速度が遅いことから、この基板に対し
て45度の角度を有する(110)結晶面が、正確に形
成される。マスクの他側の縁部に関しては、同様にし
て、(1−10)結晶面が形成される。かくして、両側
で基板に対して45度の角度をなす斜面を備えた山形の
半導体結晶が形成されることになる。
【0013】ここで、この山形の半導体結晶は、上述の
ように、光源として使用される半導体レーザーの波長よ
り大きいバンドギャップを有する材料から成る。例え
ば、半導体レーザーの発光波長が780nmの場合に
は、そのエネルギーは、約1.59eVであるので、こ
のエネルギー以上のバンドギャップを有する、Al0.35
Ga0.65As(Eg=1.83eV)が、半導体結晶の
材料として使用され、常圧MOCVD法または減圧MO
CVD法等によりエピタキシャル成長される。
【0014】このようにして形成された山形の半導体結
晶の斜面、即ち(110)結晶面は、光源である半導体
レーザーからの光ビームに対しては、透明であるので、
所望の分光比を得るために、誘電多層膜がコーティング
される。これにより、上記斜面は、半透過面として構成
されることとなる。
【0015】尚、半導体基板上にて、上記山形の半導体
結晶に近接して、半導体レーザーが形成されている場合
には、半導体レーザー及び半導体ビームスプリッタが、
半導体基板上にて一体的に形成されているので、組立の
際に、これら相互の位置合わせが不要である。従って、
組立が容易に行なわれ得ると共に、取付精度が向上され
ることになる。
【0016】また、半導体基板上に、光検出素子が形成
されており、その上から、上記山形の半導体結晶が形成
されている場合には、この半導体ビームスプリッタに入
射する光の強度が容易にモニタすることが可能であると
共に、モニタのための光検出素子は、取付スペースを特
に必要としない。
【0017】ここで、光検出素子としては、例えばフォ
トダイオードやフォトトランジスタが使用される。何れ
の場合も、半導体基板上に、薄膜を選択成長させること
により、容易に形成されるが、特にフォトダイオードの
場合には、構造が簡単であることから、低コストで形成
されることになる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
12を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0019】図1乃至図5は、本発明による半導体ビー
ムスプリッタの製造方法の第一の実施例を工程順に示し
ている。図1において、GaAs等から成る半導体基板
10の(100)面である表面に対して、一方向に延び
るSiO2 等から成るマスク11を形成する。このマス
ク11は、図示の場合、[001]方向(紙面手前の方
向)に延びている。
【0020】次に、図2に示すように、このマスク11
の上から、光源として使用される半導体レーザーの波長
より大きいバンドギャップを有する材料、例えば、半導
体レーザーの発光波長が780nmの場合には、このエ
ネルギー以上のバンドギャップを有する、Al0.35Ga
0.65As(Eg=1.83eV)を、常圧MOCVD法
または減圧MOCVD法等によりエピタキシャル成長さ
せる。
【0021】これにより、この半導体基板10上には、
マスク11の両側の縁部から45度の角度をなすように
延びる(110)及び(1−10)結晶面を有する半導
体結晶12が自然に形成されることになる。
【0022】続いて、図3に示すように、上記のように
形成された半導体結晶12の表面に対して、所望の分光
比を得るために、誘電多層膜13がコーティングされ
る。かくして、半導体ビームスプリッタ14が完成す
る。
【0023】この場合、半導体ビームスプリッタ14
は、その斜面が、(110)結晶面及び(1−10)結
晶面により形成されることになる。これにより、この斜
面は、半導体基板10の(100)である表面に対し
て、半導体の結晶レベルのオーダーの精度で、正確に4
5度に形成されると共に、分光角度は、結晶軸の方向、
即ち[001]方向(紙面手前の方向)で決定されるこ
とになる。従って、小型でかつ高精度のビームスプリッ
タが、容易にかつ低コストで得られることとなる。
【0024】ここで、図4に示すように、半導体基板1
0上からマスク11を除去した後、半導体ビームスプリ
ッタ14に近接して、半導体基板10上のレーザーマウ
ント部に電極を形成し、その上に半導体レーザーである
レーザーダイオード15がマウントされる。
【0025】または、図5に示すように、この半導体ビ
ームスプリッタ14に近接して、マスク11の上から、
半導体基板1上に、電極を形成したSi台座16上に取
り付けられたレーザーダイオード17がマウントされ
る。
【0026】何れの場合にも、ビームスプリッタ14と
光源であるレーザーダイオード15または17が、半導
体基板10上に一体的に構成される。従って、このレー
ザーダイオード15,17とビームスプリッタ14との
間隔が、非常に短く設定され、従って光学系全体が小型
に構成されると共に、光路長が短くなり、損失が低減さ
れることになる。
【0027】図6乃至図10は、本発明による半導体ビ
ームスプリッタの製造方法の第二の実施例を工程順に示
している。図6において、GaAs等から成る半導体基
板20の(100)面である表面に対して、N−AlG
aAs層21,活性層22,P−AlGaAs層23を
順次にエピタキシャル成長させる。
【0028】その後、図7に示すように、RIE法等に
よるエッチング処理を行なうことにより、半導体レーザ
ーの共振器端面24を形成する。
【0029】続いて、図8に示すように、半導体レーザ
ーの共振器端面24に、誘電多層保護膜25を形成する
ことにより、半導体基板20上に半導体レーザー26が
構成される。
【0030】次に、図9に示すように、光源として使用
される半導体レーザーの波長より大きいバンドギャップ
を有する材料、例えば、半導体レーザーの発光波長が7
80nmの場合には、このエネルギー以上のバンドギャ
ップを有する、Al0.35Ga0.65As(Eg=1.83
eV)を、常圧MOCVD法または減圧MOCVD法等
によりエピタキシャル成長させる。これにより、この半
導体基板20上には、半導体レーザー26の側縁から4
5度の角度をなすように延びる結晶面を有する半導体結
晶27が自然に形成されることになる。
【0031】続いて、図10に示すように、上記のよう
に形成された半導体結晶27の表面に対して、所望の分
光比を得るために、誘電多層膜28がコーティングされ
ると共に、半導体レーザー26の上部に電極29が形成
される。
【0032】かくして、半導体基板20上に、半導体レ
ーザー26及び半導体ビームスプリッタ30が一体的に
形成されることになる。
【0033】この場合、半導体ビームスプリッタ30
は、その斜面が、(110)結晶面及び(1−10)結
晶面により形成されることになる。これにより、この斜
面は、半導体基板10の(100)である表面に対し
て、半導体の結晶レベルのオーダーの精度で、正確に4
5度に形成されると共に、分光角度は、結晶軸の方向、
即ち[001]方向で決定されることになる。
【0034】従って、小型でかつ高精度のビームスプリ
ッタが、容易にかつ低コストで得られることとなる。さ
らに、半導体レーザー26及び半導体ビームスプリッタ
30が互いに極近傍にて一体的に形成されているので、
光学系全体が小型化されると共に、光路長が短くされ、
さらに半導体レーザー26のマウント精度が、高度な技
術を要することなく、容易に向上されることになる。
【0035】図11は、本発明による半導体ビームスプ
リッタの他の実施例を示している。即ち、図11におい
て、前以て、N−GaAs基板40上にP+をドーピン
グすることにより、光検出素子として、フォトダイオー
ド41が形成されている。このようなフォトダイオード
41を備えた半導体基板40の表面に、例えば図1乃至
図4に示すように、このフォトダイオード41の受光部
以外の部分をSiO2 等でマスクし、その上から半導体
材料をエピタキシャル成長させることにより、山形の半
導体結晶を形成し、その斜面に誘電多層膜をコーティン
グすることにより、ビームスプリッタ42が形成されて
いる。
【0036】さらに、このビームスプリッタ42の近接
して、半導体基板40上のレーザーマウント部に電極を
形成し、その上に半導体レーザーであるレーザーダイオ
ード43がマウントされる。
【0037】このような構成の半導体ビームスプリッタ
42によれば、レーザーダイオード43から出射したレ
ーザー光は、この半導体ビームスプリッタ42の左側の
斜面にて、大部分が反射されると共に、ごく一部がこの
半導体ビームスプリッタ42内に進入して、右側の斜面
の内側で反射する。これにより、半導体基板40表面に
形成されたフォトダイオード41受光部に入射すること
になる。かくして、このフォトダイオード41出力信号
に基づいて、このレーザーダイオード43の出力をモニ
タすることが可能であり、この出力信号を図示しない制
御回路に送出することにより、このレーザーダイオード
43の出力を一定に保持することが可能となる。
【0038】図12は、本発明による半導体ビームスプ
リッタのさらに他の実施例を示している。この実施例に
おいては、半導体基板50上にて、複数の[001]方
向に延びる半導体ビームスプリッタ51,52が形成さ
れている。これにより、半導体基板50上で近接してマ
ウントされたレーザーダイオード53から出射したレー
ザー光は、各半導体ビームスプリッタ51,52の斜面
51a,52aで、上方に反射されることになる。従っ
て、一つのレーザーダイオード53からのレーザー光か
ら、二本の上方に向かう光ビームが得られることにな
る。
【0039】このように、以上の実施例では、半導体ビ
ームスプリッタは、半導体基板上にて、一方向に延びる
マスクにより、選択結晶成長された、半導体結晶により
形成されるので、この半導体結晶の斜面は、半導体の結
晶レベルのオーダーの精度で、半導体基板の表面に対し
て正確に45度の角度をなすように形成される。
【0040】従って、小型化されることになると共に、
高度な技術を要することなく、容易に精度が向上される
こことになる。かくして、低コストでかつ高精度のビー
ムスプリッタが得られることになる。これにより、ビー
ムスプリッタ内の光路長が大幅に短縮されるので、光量
損失が低減されると共に、本ビームスプリッタを組み込
むべき各種光学系が、全体として小型に構成されること
になる。
【0041】また、半導体ビームスプリッタが形成され
る半導体基板上にて、この半導体ビームスプリッタに近
接して、レーザーダイオード等の半導体レーザーがマウ
ントされている場合には、この半導体レーザーと半導体
ビームスプリッタとの間隔が極めて微小となり得るの
で、より一層光学系が小型化されることになる。そし
て、半導体レーザーと半導体ビームスプリッタが、半導
体基板に対して一体的に構成されることから、これらの
相互の取付精度が向上される。
【0042】さらに、半導体基板上に、光検出素子が形
成されており、その上から、半導体ビームスプリッタが
形成されている場合には、半導体レーザーの出力をモニ
タするための光検出素子が、このビームスプリッタと一
体に形成されるので、光検出素子を含む光学系全体が小
型に構成される。
【0043】尚、上述した実施例においては、光学ピッ
クアップの光源に隣接して配設されるビームスプリッタ
の場合について説明したが、これに限らず、分割光学系
を備える各種光学系において、本発明による半導体ビー
ムスプリッタを適用し得ることは明らかである。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
学的な精度が高く、しかも小型に構成されるようにし
た、半導体ビームスプリッタ及びその製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体ビームスプリッタの製造方
法の第一の実施例における半導体基板上にマスクを形成
した状態を示す概略断面図である。
【図2】図1の半導体基板上にマスクの上から半導体結
晶を形成した状態を示す概略断面図である。
【図3】図2の半導体結晶の表面に誘電多層膜を形成し
た半導体ビームスプリッタを示す概略断面図である。
【図4】図3の半導体ビームスプリッタに近接して半導
体基板上に直接にレーザーダイオードをマウントした構
成を示す概略断面図である。
【図5】図3の半導体ビームスプリッタに近接して半導
体基板上にSi台座を介してレーザーダイオードをマウ
ントした構成を示す概略断面図である。
【図6】本発明による半導体ビームスプリッタの製造方
法の第二の実施例における半導体基板上にレーザーダイ
オードを構成する薄膜を形成した状態を示す概略断面図
である。
【図7】図6の薄膜に対して共振器端面を形成した状態
を示す概略断面図である。
【図8】図7の共振器端面に誘電多層膜を形成したレー
ザーダイオードを示す概略断面図である。
【図9】図8の半導体基板上にレーザーダイオードの上
から半導体結晶を形成した状態を示す概略断面図であ
る。
【図10】図9の半導体結晶の表面に誘電多層膜を形成
しかつレーザーダイオードの表面に電極を形成した状態
を示す概略断面図である。
【図11】本発明による半導体ビームスプリッタの光検
出素子を一体に組み込んだ他の実施例を示す概略断面図
である。
【図12】本発明による半導体ビームスプリッタのさら
に他の実施例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 11 マスク 12 半導体結晶 13 誘電多層膜 14 半導体ビームスプリッタ 15 レーザーダイオード 16 Si台座 17 レーザーダイオード 20 半導体基板 21 N−AlGaAs層21 22 活性層22 23 P−AlGaAs層 24 共振器端面 25 誘電多層膜 26 半導体レーザー 27 半導体結晶 28 誘電多層膜 29 電極 30 半導体ビームスプリッタ 40 半導体基板 41 フォトダイオード 42 半導体ビームスプリッタ 43 レーザーダイオード 50 半導体基板 51 半導体ビームスプリッタ 52 半導体ビームスプリッタ 53 レーザーダイオード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にて一方向にマスキング
    し、 その上から光源として使用される半導体レーザーの波長
    より大きいバンドギャップを有する材料を結晶成長させ
    ることにより、上記マスク方向に延びる半導体結晶を形
    成し、 この半導体結晶の斜面に対して、誘電多層膜をコーティ
    ングして、この斜面を半透過面としたことを特徴とする
    半導体ビームスプリッタの製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にて、一方向のマスクによ
    り選択結晶成長された、光源として使用される半導体レ
    ーザーの波長より大きいバンドギャップを有する材料か
    ら成る、上記マスク方向に延びる山形の半導体結晶と、 この山形の半導体結晶の斜面にコーティングされた誘電
    多層膜と、 から構成されていることを特徴とする半導体ビームスプ
    リッタ。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板上にて、上記山形の半導
    体結晶に近接して、半導体レーザーが形成されているこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の半導体ビームスプリ
    ッタ。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板上に、光検出素子が形成
    されており、その上から、上記山形の半導体結晶が形成
    されていることを特徴とする、請求項2に記載の半導体
    ビームスプリッタ。
  5. 【請求項5】 半導体基板の表面である(100)面
    に、[001]方向に延びるマスクにより、エピタキシ
    ャル成長された、光源として使用される半導体レーザー
    の波長より大きいバンドギャップを有する材料から成
    る、上記マスク方向に延びる山形の半導体結晶と、 この山形の半導体結晶の基板(100)面に対して45
    度の角度をなす(110)及び(1−10)の結晶面に
    コーティングされた誘電多層膜と、 から構成されていることを特徴とする半導体ビームスプ
    リッタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393215B1 (ko) * 2001-02-13 2003-07-31 삼성전자주식회사 플레이트형 빔스프리터 및 그 제조방법 및 이를 채용한광픽업장치
US7432517B2 (en) 2004-11-19 2008-10-07 Asml Netherlands B.V. Pulse modifier, lithographic apparatus, and device manufacturing method

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