JPH0720738U - 壁掛け兼用電話機 - Google Patents

壁掛け兼用電話機

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Publication number
JPH0720738U
JPH0720738U JP5598393U JP5598393U JPH0720738U JP H0720738 U JPH0720738 U JP H0720738U JP 5598393 U JP5598393 U JP 5598393U JP 5598393 U JP5598393 U JP 5598393U JP H0720738 U JPH0720738 U JP H0720738U
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JP
Japan
Prior art keywords
wall
cover
stand
telephone
closed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5598393U
Other languages
English (en)
Inventor
豊 中山
智之 立木
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP5598393U priority Critical patent/JPH0720738U/ja
Publication of JPH0720738U publication Critical patent/JPH0720738U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でコストアップの防止を図る。 【構成】 1は壁掛け兼用電話機で、アッパーケース2
とロアーケース3とで構成され、ロアーケース3の底面
部に開閉自在なスタンド19が設けられている。そし
て、ロアーケース3の底面部でスタンド19に閉塞され
る部位にカバー収納凹部30が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、卓上だけでなく壁掛けの使用も可能とする壁掛け兼用電話機に関す る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の壁掛け兼用電話機においては、壁掛け時に筐体からハンドセ ットが落下しないように、ハンドセットの受話部の下部に係合凹部を設け、一方 、筐体側のハンドセット受話部を載置する受話凹嵌部の下部には、係合凹部が係 合するハンガーが着脱自在に取り付けられる取付孔が形成されている。そして、 卓上で使用する場合には、取付孔を閉塞するためにカバーが着脱自在に取り付け られている。
【0003】 図2ないし図4は従来の壁掛け兼用電話機を示すものである。これらの図に基 づいて従来の壁掛け兼用電話機を説明する。全体を符号1で示す壁掛け兼用電話 機は、アッパーケース2とロアーケース3とで構成され、アッパーケース2の前 面にはダイヤル釦4が配設されるとともに、ハンドセットを載置する受話凹嵌部 5と送話凹嵌部6とが形成されている。受話凹嵌部5の下部には、取付孔7が設 けられており、この取付孔7にはカバー8あるいはハンガー9が着脱自在に取り 付けられている。
【0004】 10はハンドセットで、受話部11と送話部12とを有しており、受話部11 下部には、係合凹部13が設けられている。ロアーケース3の底面部には、滑り 止め用凸部15、機ひものモジュラージャックが嵌合する嵌合孔16、ハンドセ ット10のカールコートのモジュラージャックが嵌合する嵌合孔17および後述 する壁掛けブラケット26が着脱自在に取り付けられる取付孔18が設けられて いる。
【0005】 19は平面視コの字状を呈するスタンドで、支持軸19aを中心として所定角 度の範囲を開閉自在に支持され、通常はロアーケース3内に収納されるように閉 じられている。20はカバー押え専用ホルダー部であって、ロアーケース3から 一体に筐体内に突出し折り返された先端に対向する爪部22を有する弾性係合片 21と、爪部22間にあってロアーケース3に一体に形成され爪部22とともに カバー8を弾性保持する突当部23と、弾性係合片21間に形成された穴24と で構成されている。
【0006】 このような構成において、電話機1をデスク25等の卓上で使用する場合には 、図3(a)に示すように取付孔7には、この取付孔7から筐体内に塵や埃が侵 入するのを防止するためのカバー8が取り付けられている。卓上で使用する場合 において、アッパーケース2の前面部の傾斜が不足してダイヤル釦4等の操作が しずらい場合には、同図(b)に示すように、スタンド19を開き、アッパーケ ース2の前面部の傾斜の勾配を変えることができる。
【0007】 次に、壁掛けで使用する場合には、カバー8を取付孔7から外し、その代わり にハンガー9を取り付ける。外したカバー8はカバー押え専用ホルダー部20の 爪部22と突当部23とで挟持するようにしてロアーケース3に保持しておく。 このようにカバー8を保持しておくことにより、再び、卓上で使用する場合には 、ハンガー9を取付孔7から取り外した代わりに、すぐにカバー8を取付孔7に 取り付けることができるものである。
【0008】 ハンガー9を取付孔7に取り付けたあと、壁27に壁掛けブラケット26を固 定し、このブラケット26の爪部(図示せず)を取付孔18に嵌合させて、図4 に示すようにアッパーケース2の前面部がほぼ垂直状態となるように電話機1を 壁27に取り付ける。受話凹嵌部5に嵌入されたハンドセット10の受話部11 の係合凹部13がハンガー9に係合して、ハンドセット10の落下を防止してい る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の壁掛け兼用電話機においては、カバー8を収納 保持するための専用ホルダー部20を設けるために、弾性係合片21を形成し、 先端に爪部22等を設けるために、構造が複雑となり、このため金型が高価とな るとともに、金型の抜き孔として不要な孔24が形成されるため、この穴24か ら塵、埃あるいはごきぶり等が侵入して電話機1内の電子回路に悪影響を及ぼす といった問題が発生していた。また、専用ホルダー部20を設けずに、カバー8 を電話機1と別に管理すると、取り外したカバー8を紛失し易く、壁掛けよりも 使用頻度の高い卓上での使用において、取付孔7が開いたままの状態となって上 記と同様に電子回路に悪影響を及ぼしかねないといった問題が発生する。
【0010】 したがって、本考案は上記した従来の問題に鑑みてなされたものであり、その 目的とするところは、簡単な構成でコストアップせずに取り外したカバーを電話 機本体に保管するようにした壁掛け兼用電話機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る壁掛け兼用電話機は、ハンドセット の受話部を載置する受話凹嵌部に壁掛け時にハンドセットが懸架されるハンガー が着脱自在に取り付けられ、卓上使用時には、カバーが着脱自在に取り付けられ る取付孔を有する壁掛け兼用電話機であって、筐体の底面に開閉自在のスタンド を設けるとともに、このスタンドによって閉塞されるカバー収納凹部を設けたも のである。
【0012】
【作用】
本考案によれば、壁掛け時不要となり、電話機の底面部に閉じられるスタンド により、カバーが収納される。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る壁掛け 兼用電話機を示し、(a)は一部破断側面図、(b)は底面図である。これらの 図において、従来技術と同一の構成については同一の符号を付し詳細な説明は省 略する。本考案の特徴とするところは、ロアーケース3の底面部でスタンド19 が閉じられる部位にカバー収納凹部30を設けた点にある。
【0014】 このようなカバー収納凹部30を設けたことにより、電話機1を壁掛けで使用 する際取り外したカバー8は、収納凹部30に収納する。そして、壁掛け時には 不要となり、ロアーケース3の底面部に閉じられるスタンド19により収納凹部 30は閉塞されて、カバー8は収納凹部30からの脱落を防止されるので、カバ ー8は電話機1本体に保管されることとなり、再び、卓上で使用する際には、す ぐに対応可能となる。
【0015】 このように、卓上時使用するスタンド19を利用し、収納凹部30の構造は簡 易であり、金型が高価とならないため、コストアップを防止できて廉価となる。 また、収納凹部30から塵や埃が筐体内に侵入することもなく、このため、電話 機1内の電子回路に悪影響を及ぼすこともない。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る壁掛け兼用電話機は、ハンドセットの受話部 を載置する受話凹嵌部に壁掛け時にハンドセットが懸架されるハンガーが着脱自 在に取り付けられ、卓上使用時には、カバーが着脱自在に取り付けられる取付孔 を有し、筐体の底面に開閉自在のスタンドを設けるとともに、このスタンドによ って閉塞されるカバー収納凹部を設けて、壁掛け時に取付孔から取り外したカバ ーをカバー収納凹部に収納して、スタンドによりカバー収納凹部からの脱落を防 止するようにしたので、カバーを電話機本体に保管できるとともに、部品点数を 増やすことがなく、収納凹部の構造も簡易となるため、金型が高価とならずに、 コストアップを防止できて廉価となる。また、卓上使用時にカバー収納凹部から 塵や埃が筐体内に侵入することもなく、このため、電話機内の電子回路に悪影響 を及ぼすこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る壁掛け兼用電話機を示し、(a)
は壁掛け状態の一部破断側面図、(b)は底面図であ
る。
【図2】従来の壁掛け兼用電話機を示し、(a)は平面
図、(b)は底面図、(c)は(b)のC−C線断面図
である。
【図3】従来の壁掛け兼用電話機の卓上使用時の側面図
を示し、(a)は通常状態を示し、(b)はスタンドを
使用した状態を示す。
【図4】従来の壁掛け兼用電話機の壁掛の使用状態を示
す一部破断側面図である。
【符号の説明】
7 取付孔 8 カバー 9 ハンガー 19 スタンド 30 カバー収納凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドセットの受話部を載置する受話凹
    嵌部に壁掛け時にハンドセットが懸架されるハンガーが
    着脱自在に取り付けられ、卓上使用時には、カバーが着
    脱自在に取り付けられる取付孔を有する壁掛け兼用電話
    機において、筐体の底面に開閉自在のスタンドを設ける
    とともに、このスタンドによって閉塞されるカバー収納
    凹部を設けたことを特徴とする壁掛け兼用電話機。
JP5598393U 1993-09-24 1993-09-24 壁掛け兼用電話機 Pending JPH0720738U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5598393U JPH0720738U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 壁掛け兼用電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5598393U JPH0720738U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 壁掛け兼用電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720738U true JPH0720738U (ja) 1995-04-11

Family

ID=13014324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5598393U Pending JPH0720738U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 壁掛け兼用電話機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0720738U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150002565U (ko) * 2013-12-23 2015-07-01 에릭슨엘지엔터프라이즈 주식회사 통신용 단말기
JP2016025632A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 アイホン株式会社 呼出ボタン装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150002565U (ko) * 2013-12-23 2015-07-01 에릭슨엘지엔터프라이즈 주식회사 통신용 단말기
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