JPH07206045A - クッション - Google Patents

クッション

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JPH07206045A
JPH07206045A JP6022035A JP2203594A JPH07206045A JP H07206045 A JPH07206045 A JP H07206045A JP 6022035 A JP6022035 A JP 6022035A JP 2203594 A JP2203594 A JP 2203594A JP H07206045 A JPH07206045 A JP H07206045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
air
cushion
belt
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP6022035A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Hoshino
文夫 星野
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持運びが簡単で、使用時には空気を封入して
用いると共に、運搬物に巻付けして、楽に担げるように
したクッションの提供を目的とする。 【構成】 二重に形成した帯状の軟質シートに、互いに
連接した複数の空気溜りと、この空気溜りに空気の封入
と排出とを行うための出入口とを有する帯状本体を形成
した。この帯状本体の一端には、この一端部を棒体に係
止する第1係止体を、帯状本体の両端には、この帯状本
体を運搬物に係止する第2係止体とを配設することでク
ッションとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肩に担いで物を運搬す
る際に、運搬物に巻付けておくことにより、肩が痛くな
らないように改善したクッションに関する。
【0002】
【従来の技術】肩に品物を担いで運搬する従来例とし
て、写真機などを取付けする三脚を例に説明する。近年
写真撮影やバードウオッチング等の愛好家が増えこれら
を趣味としている人は、写真機や望遠鏡を持って山野を
歩くことが多い。これらの装置を安定した状態で使用す
るために、一般的には三脚が用いられる。趣味が高じる
と共に、これらの装置も本格化して大型のものを使用す
るだけでなく、種類も多く目的に応じて使い分けること
もある。これらの装置は、一般に専用のケースに収納さ
れており、自宅を出発する時はそのままの状態である
が、目的地に到着してからは、いつでも使用できるよう
に準備しておく必要がある。例えば、小型の写真機や双
眼鏡などは首にかけて搬送できるが、大型のものは三脚
に取付けした状態であり、いつでも使用できるように肩
に乗せ担いで持ち歩き、とっさの場合に対応できるよう
に配慮して運搬していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】肩に物を乗せた運搬を
常時行う仕事ならば、厚手の布などを用意して肩に当て
ることも考えるが、趣味の世界ではそのような配慮もな
く、特に薄着の季節では重い三脚が肩にこたえる。ま
た、担いだ時は軽く感じても、長距離や山野での歩行
は、時間と共に重く感じて荷物の運搬が苦痛となった。
本発明は、このような不具合を解消するためになされた
ものであり、持運びの容易な空気入りのクッションを、
搬送物に巻き付けて担げるようにしたクッションの提供
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、本発明は次のような構成としている。二重に形成
した帯状の軟質シートに、空気の流通を阻止する複数の
溶着帯によって、互いに区分された空気溜りを有する帯
状本体を形成した。この帯状本体の空気溜りには、空気
の封入と排出とを行う出入口を設けた。更に、帯状本体
の一端には、この一端部を棒体に係止する第1係止体
を、また、帯状本体の両端には、この帯状本体を運搬物
に係止する第2係止体とを配設して、これらの第1、第
2係止体とからなる係止手段を帯状本体に設けることで
クッションとした。
【0005】
【作用】出入口から空気を封入した帯状本体は、空気の
流通を阻止する溶着帯によって、複数の空気入りの室に
分断される。この分断された溶着帯で空気溜りを折曲し
て、運搬物に巻き付けすることができる。また、第1係
止体では運搬物の一部に取付けて、クッションの一端を
係止すると共に、空気入りの帯状本体を運搬物の周囲に
巻き付けした後、第2係止体を用いてクッションを固着
する。運搬物には、この空気入りのクッションが、肩に
当接するように取付けして、肩に担いで運搬するもので
ある。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。図1は本発明のクッションを示す一部破断斜視
図、図2は図1で示す帯状本体の一部平面図、図3は図
2で示す空気溜りに空気を封入した状態のAーA断面
図、図4は図1で示す係止手段を裏面側から見て示す一
部破断平面図である。図1で示すように本発明のクッシ
ョン10は、軟質シートを重ねてその周囲を接合し、空
気の出入口18を有する帯状本体12と、この帯状本体
の両端に設けた係止手段20とからなる。この帯状本体
12と係止手段20とについて、図2乃至図4を参照し
て、更に詳細に説明する。
【0007】帯状本体12は図2で示すように、長方形
の軟質ビニールシートを重ねて袋状に形成したものであ
る。帯状本体の長手方向と直交する方向には、重ねたビ
ニールシート同士を溶着させた複数個の溶着帯14を、
互いに離間させて配設している。この溶着帯14は、出
入口18より封入する空気の流通を阻止するものであ
り、複数の溶着帯14の間が封入した空気の滞留する空
気室となる。換言すれば、この複数の溶着帯14によっ
て、帯状本体12内を分割した空気溜り16を形成した
ものであり、この分解によって溶着帯14の位置で帯状
本体12を折曲し、運搬物に巻き付け可能としたもので
ある。この溶着帯14は、その中央部の幅を広く逆に両
端部を狭くすると共に、帯状本体12の幅よりも短く設
定することで、溶着帯14の両端部より、隣接した空気
溜り16に空気を送るための通風路を形成している。よ
って、これらの通風路により各空気溜り16は、互いに
空気の流通を可能な状態に設定されている。また、溶着
体14の中央部の幅を広く設定したことにより、空気溜
り16に空気が封入されると、図3で示すように中央部
よりも両端側が高くなるように膨らませることができる
ものである。すなわち、図2で示す溶着帯14の形状に
よって、帯状本体12の幅方向の両面は、中央部を凹ま
せた湾曲面17に設定している。空気溜り16の一部に
設けた出入口18は、一般の市販品に使用されているも
のであり、説明は省略する。
【0008】係止手段20は図4で示すように、帯状本
体12の一端に配設した第1係止体22と、帯状本体の
両端に配設した第2係止体24とからなる。これらの係
止体は、押圧により接合する一対の圧接布を、互いに離
間して対向配置したものであり、一般の市販品を用いて
いる。第1係止体22は、帯状本体12の一端側で、空
気の封入が不可能な状態に設定する溶着帯A26を介し
て設けた区分に配設している。図4ではこの区分内の各
角部に二対の係止片を配置し、図中の上側同士及び下側
同士が押圧により、互いに接合するように設定してい
る。よって、互いに接合する一対の係止片間に運搬物の
一部を置き、二対の係止片を互いに接合して係止するこ
とによって、帯状本体12を運搬物に取付けすることが
できる。第2係止体24は、帯状本体12の両端に配設
されるもので、第1係止体と同様に、押圧により接合可
能な一対の係止片よりなる。この一対の係止片のうち一
方は、第1係止体22を取付けした裏面側の中央部に、
点線で示す如く配設する。この係止片は図4で示すよう
に、帯状に細長く設定することで、接合位置をその範囲
内で変えられるように配慮している。このような細長い
係止片に係止する他方の係止片は、帯状本体12の他端
側に設けられている。この係止片は、帯状本体12から
の空気の流通が、不可能な状態に設定する溶着帯B27
を介して設けた舌片状の区分体で、第1係止体22を設
けた面と同一面に配設している。すなわち、第2係止体
24を形成する一対の係止片は、互いに異なる表裏面
で、帯状本体12の両端に配設している。この第2係止
体24は、帯状本体12を運搬物の周囲に巻き付けした
のち、押圧によって接合させるクッション10の取付用
である。
【0009】このように構成したクッション10の使用
例について、図5乃至図7を参照して説明する。図5は
本発明のクッションに空気を封入した状態を示す一部破
断斜視図、図6は図5の使用例で三脚の一部に第1係止
体を係止させた状態を示す使用説明図、図7は同じく三
脚にクッションを巻き付けした状態を示す説明図であ
る。クッション10に設けた出入口18から空気を封入
して、図5で示すように帯状本体12の空気溜り16を
膨脹させる。このような状態に設定したクッション10
の使用例として、三脚を運搬する場合について説明す
る。図6で示すように脚が伸縮する三脚30は、脚を縮
めた状態に設定すると共に、そのうちの一本の脚に帯状
本体12の一端に設けた係止手段20を利用して取付け
する。すなわち、空気の封入が不可能な部分に設けた第
1係止体を内側にして1本の脚に巻廻し、第1係止体同
士を押圧しながら互いに接合して取付けする。これが図
6に示す状態である。更に、図6の状態から帯状本体1
2を、三脚30の全周に巻廻しすると共に、帯状本体1
2の両端に設けた第2係止体24同士を接合し、両者を
押圧することによってクッション10の取付けが完了す
る。これが図7で示す状態である。
【0010】このように設定した三脚30とクッション
10は、クッションの部分が肩に当接するようにして三
脚を担ぎ運搬する。クッション10は、帯状本体に設け
た空気溜り16が、肩に当接して緩衝効果を発揮するだ
けでなく、空気溜り16の中央部が凹むように湾曲させ
たから、肩に対する馴染みも良く、安定した状態で担ぐ
ことができるものである。図6及び図7で示す他に、三
脚にカメラ等を装着した状態で運ぶことも可能である。
このクッション10は三脚だけでなく、第2係止体24
のみを接合させて、径の大きな物品例えば御輿のような
ものを担ぐ場合にも使用できる。また、物の運搬ではな
く写真撮影の際に、片膝をついたり座ったりしたりする
ための敷物としても使用できるものである。このクッシ
ョンは、運搬物によってその形状や大きさ等を、適宜変
えられるものであり、係止手段に用いる圧接布なども、
各種の係止体を利用できることはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
接した複数の空気溜りを有する帯状本体を、運搬物に巻
き付けできるようにしたことにより、多くの効果を得る
ことができた。すなわち、このクッションによれば三脚
などを担いで運搬しても、肩を痛めることがないばかり
でなく、敷物としても使用できる効果がある。このクッ
ションは空気を封入して使用するものであるから、不使
用時は空気を抜き小さく折畳んで持運びができるもので
あり、邪魔になることもない。三脚を使用する時は、第
2係止体を外し、第1係止体でクッションの一端を係止
したまま使用することができる。また、この状態で空気
を抜いて帯状本体を巻廻すと、三脚とクッションとが一
体化した状態で、ケースに三脚を収容しておくことも可
能であり、次回の使用に便利である。このクッション
は、空気溜りを湾曲させただけでなく、空気の封入程度
を変えることにより、肩にぴったり合せることができる
から、荷物を安定した状態で運搬することができるなど
多くの効果を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクッションを示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】図1で示す帯状本体の一部平面図である。
【図3】図2で示す空気溜りに空気を封入した状態のA
−A断面図である。
【図4】図1で示す係止手段を裏面側から見て示す一部
破断平面図である。
【図5】図1のクッションに空気を封入した状態を示す
一部破断斜視図である。
【図6】図5の使用例で三脚の一部に第1係止体を係止
させた状態を示す使用説明図である。
【図7】図5の使用例で三脚にクッションを巻き付けし
た状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 クッション 12 帯状本体 14 溶着帯 16 空気溜り 18 出入口 20 係止手段 22 第1係止体 24 第2係止体 30 三脚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質シートを重ねてその周囲を接合し、
    その中間部で空気の流通を阻止すると共に、互いに離間
    して配設した複数の溶着帯によって区分された空気溜り
    を有する帯状本体と、 この帯状本体に設けた空気溜りに設けられ、この空気溜
    りに空気の封入と排出とを行う出入口と、 前記帯状本体の一端側に設けられ、互いに係止可能な状
    態で離間して配設した一対の第1係止体と、この第1係
    止体を設けた裏面側と前記帯状本体の他端側とで係止す
    る一対の第2係止体とを有する係止手段とからなること
    を特徴とするクッション。
JP6022035A 1994-01-21 1994-01-21 クッション Pending JPH07206045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6022035A JPH07206045A (ja) 1994-01-21 1994-01-21 クッション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6022035A JPH07206045A (ja) 1994-01-21 1994-01-21 クッション

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07206045A true JPH07206045A (ja) 1995-08-08

Family

ID=12071710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6022035A Pending JPH07206045A (ja) 1994-01-21 1994-01-21 クッション

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07206045A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193954A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 事務機器部材及び事務機器用品用の気体バッグ式包材並びに包装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193954A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 事務機器部材及び事務機器用品用の気体バッグ式包材並びに包装方法

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