JPH0720534U - 表示部付きカード型経時温度記録計 - Google Patents

表示部付きカード型経時温度記録計

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Publication number
JPH0720534U
JPH0720534U JP5778993U JP5778993U JPH0720534U JP H0720534 U JPH0720534 U JP H0720534U JP 5778993 U JP5778993 U JP 5778993U JP 5778993 U JP5778993 U JP 5778993U JP H0720534 U JPH0720534 U JP H0720534U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
time
measurement
recording
card
Prior art date
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Pending
Application number
JP5778993U
Other languages
English (en)
Inventor
宏 打田
Original Assignee
宏 打田
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Filing date
Publication date
Application filed by 宏 打田 filed Critical 宏 打田
Priority to JP5778993U priority Critical patent/JPH0720534U/ja
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度の時間的な変化を手軽に計測、記録、再
生表示する温度記録計で生鮮食品や冷凍食品などの定
温、低温流通や物流中の環境、包装材料内や住環境、作
業環境の管理、改善のためにトラックの中や包装材料内
の狭い場所の温度把握が簡便に行える温度記録計であ
る。計測時には計測開始日時、計測間隔時間を入力し、
計測する場所に本機器を設置する。データは本機器内に
蓄えられる。収録終了後に使用者がヰーを操作しデータ
を読み取る。また、温度と時間の積算も演算され結果が
表示されるカード型の温度記録計を提供する。 【構成】 温度を計測する温度センサー(1)を組み込
んだカード型の小さな箱に温度、日時、計測設定を表示
する表示部(2)と計測する設定を入力する操作部
(3)を持ち、箱の中には経時温度計測と温度記録およ
び積算温度時間を収録管理演算するプログラムを有する
マイクロコンピュータ部(4)を持つ表示部付きカード
型経時温度記録計。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、温度の時間的な変化を手軽に計測、記録、再生表示する温度記録 計で生鮮食品や冷凍食品などの定温流通、物流中の環境、包装材料内や住環境、 作業環境の管理、改善のための狭い場所の温度把握が簡便に行える温度記録計に 関するものである。さらに積算温度時間を演算することにより温度履歴と時間の 蓄積が及ぼす影響が明確に知る事ができる。
【0002】
【従来の技術】
従来、温度の経時変化を調べるために各種温度センサーとパーソナルコンピュ ーターを利用して計測、記録していた。また、センサーを接続するデーター収録 機や温度計と一体となった収録機もあり、いずれも収録後に専門知識を有する技 術者がパーソナルコンピューターや集計装置と接続して温度データを取り出して いた。しかし、温度と時間の積算を演算する装置はなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。 (イ)温度センサーとパーソナルコンピューターを利用して計測、記録していた 方法では装置が大きくなり、輸送中のトラックなどの中では利用できなかった。 (ロ)センサーを接続する小型データー収録機器では常にセンサーの接続が不完 全であったり、断線する危険性があった。 (ハ)接続部分があるために湿度や水分に弱く機器を痛めるため使用が限定され ていた。 (ニ)温度計と一体となった収録機器でも収録後にパーソナルコンピューターと 通信用ケーブルを使用して接続し、所定のプログラムで温度データを取り出す必 要があった。 (ホ)いずれの方法でも操作が難しく、データを取りだすのに専門的な技術の習 得が必要であり、誰でも扱える機器ではないため、利用範囲が狭かった。 (ヘ)また、温度と時間の積算は品物の痛み具合を評価する有効な方法であるが 、いままで積算温度を求める場合は改めて記録された温度と時間のデータから演 算をやり直すしかなかった。 本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
温度を計測する温度センサー(1)を組み込んだカード型の小さな箱に温度 、日時、計測設定を表示する表示部(2)と計測する設定を入力する操作部(3 )を持つ。箱の中には経時温度計測と温度記録および積算温度時間を収録管理演 算するプログラムを有するマイクロコンピュータ部(4)を持つ。 本考案は、以上のような構成からなる表示部付き小型経時温度記録計である。
【0005】
【作用】
使用者が計測する時に必要な計測開始日時、計測間隔時間を表示部(2)で確 認しながら操作部(3)よりマイクロコンピュータ部(4)に入力する。 計測に必要な場所に本機器を設置する。設定された計測開始日時、計測間隔時間 で温度センサー(1)で捉えられたデータはマイクロコンピュータ部(4)に蓄 えられる。収録終了後に使用者が必要な出力開始日時、間隔時間を表示部(2) で確認しながら操作部(3)よりマイクロコンピュータ部(4)に入力する。 以後、矢印キーを操作しながら表示部(2)に示される時刻、温度データを読み 取る。また、試験開始以後の温度と時間の積算を行いたいときも表示部(2)で 確認しながら操作部(3)よりマイクロコンピュータ部(4)に入力し、演算さ れた結果が表示部(2)に示される。
【0006】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。 (イ)温度を計測する温度センサー(1)を組み込んだカード型の小さな箱に温 度、日時、計測設定を表示する表示部(2)と計測する設定を入力する操作部( 3)を持つ。箱の中には経時温度計測と温度記録および積算温度時間を収録管理 演算するプログラムを有するマイクロコンピュータ部(4)を持つ。 (ロ)本考案は以上の構造を持ち、これを使用するときは使用者が計測に必要な 計測開始日時、計測間隔時間を表示部(2)で確認しながら操作部(3)よりマ イクロコンピュータ部(4)に入力する。次に計測に必要な場所や梱包の中に本 機器を設置する。設定された計測開始日時、計測間隔時間で温度センサー(1) で捉えられたデータはマイクロコンピュータ部(4)に蓄えられる。 (ハ)収録終了後に使用者が必要な出力開始日時、間隔時間を表示部(2)で確 認しながら操作部(3)よりマイクロコンピュータ部(4)に入力する。 以後、矢印キーを操作しながら表示部(2)に示される時刻、温度データを読み 取る。 (ニ)収録終了後に使用者が必要な出力開始日時、間隔時間を表示部(2)で確 認しながら操作部(3)よりマイクロコンピュータ部(4)に入力する。 以後、矢印キーを操作しながら表示部(2)に示される時刻、温度データを読み 取る。また、試験開始以後の温度と時間の積算を行いたいときも表示部(2)で 確認しながら操作部(3)よりマイクロコンピュータ部(4)に入力し、演算さ れた結果が表示部(2)に示される。 (ホ)この考案は、温度の時間的な変化を手軽に計測、記録、再生表示する温度 記録計で生鮮食品や冷凍食品などの定温、低温流通や物流中の環境、包装材料内 や住環境、作業環境の管理、改善のためにトラックの中や包装材料内の狭い場所 の温度把握が簡便に行える温度記録計である。 (ヘ)従来のように各種温度センサーとパーソナルコンピューターを利用して計 測、記録する方法では装置が大きくなる、またはセンサーの接続が心配されたり 、湿気や水分に弱い。また所定の機器やプログラムで温度データを取り出す必要 があるため、操作が難しく専門的な技術の習得が必要であり、誰でも扱える機器 ではないため、利用範囲が狭かった。 (ト)本考案は単独で使用が可能であり、操作が簡単で表示部を持つために使用 現場で誰にでも利用が可能である。また、従来の計測装置や温度計測プログラム にはなかった温度と時間の積を積算する機能で温度履歴の蓄積が対象品目の品質 など及ぼす影響を計測することができる。 (チ)生鮮食品では品質維持、管理には温度管理が重要である。特に、野菜、果 物、花き等ではさらに積算温度時間の考え方が有効であり、品質を維持するため の貯蔵、保管、輸送の管理などに利用できる。積算温度と青果物の品質の相関は 高く、申請者は農業機械学会関東支部大会(平成4年8月27日)でブロッコリ ーの品質と積算温度の高い相関を報告したが、ホウレンソウなど他の野菜でも高 い相関を示している。
【0007】
【考案の効果】
(イ)温度センサーとデータ収録装置が小さく一体化したので輸送中の小さな梱 包の中でも計測が出来る。 (ロ)センサーとデータ収録部を一体化したためセンサーの接続が完全となり、 断線する危険性がなくなった。 (ハ)センサーとデータ収録部を一体化したため、耐湿気や耐水性能を持つこと ができ、利用環境が広がる。 (ニ)収録後は単独で温度データを取り出すことができ、パーソナルコンピュー ター、通信用ケーブル、所定のプログラムを使用する必要がない。 (ホ)操作が簡単で、データーを取りだすのに専門的な技術の習得が不必要であ り、誰でも扱える機器で、広い範囲で多くの人の利用が可能となる。 (ヘ)温度と時間の積算を演算する場合は改めて温度と時間のデータから演算を やり直す必要はなく、温度履歴の蓄積が対象品目の品質などに及ぼす影響を計測 することができる。 (ホ)単純な構造であるため安価に提供することができる。 (ト)本考案は単独で使用が可能であり、操作が簡単で表示部を持つために使用 現場で誰にでも利用が可能である。また、従来の計測装置や温度計測プログラム にはなかった温度と時間の積を積算する機能で温度履歴の蓄積が対象品目の品質 など及ぼす影響を調べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【符号の説明】
1 温度センサー 2 表示部 3 操作部 4 マイクロコンピュータ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度を計測する温度センサー(1)を組み
    込んだカード型の小さな箱に温度、日時、計測設定を表
    示する表示部(2)と計測する設定を入力する操作部
    (3)と経時温度計測と温度記録および積算温度時間を
    収録管理演算するプログラムを有するマイクロコンピュ
    ータ部(4)を持つ表示部付きカード型経時温度記録計
JP5778993U 1993-09-21 1993-09-21 表示部付きカード型経時温度記録計 Pending JPH0720534U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5778993U JPH0720534U (ja) 1993-09-21 1993-09-21 表示部付きカード型経時温度記録計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5778993U JPH0720534U (ja) 1993-09-21 1993-09-21 表示部付きカード型経時温度記録計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720534U true JPH0720534U (ja) 1995-04-11

Family

ID=13065659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5778993U Pending JPH0720534U (ja) 1993-09-21 1993-09-21 表示部付きカード型経時温度記録計

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JP (1) JPH0720534U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009528629A (ja) * 2006-02-28 2009-08-06 パクセンス インコーポレイテッド 環境検出
JP2015182821A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 三菱重工業株式会社 物品温度の指標を定める方法、温度センサ、空気調和機、配送車両、および倉庫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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