JPH06129893A - 振動測定装置 - Google Patents
振動測定装置Info
- Publication number
- JPH06129893A JPH06129893A JP30453292A JP30453292A JPH06129893A JP H06129893 A JPH06129893 A JP H06129893A JP 30453292 A JP30453292 A JP 30453292A JP 30453292 A JP30453292 A JP 30453292A JP H06129893 A JPH06129893 A JP H06129893A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- measured
- detector
- memory
- standard
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定物の種類に応じて判定基準を適宜選択
することにより、１台の装置で各種機器や弁類の振動作
動状態を判定することができる振動測定装置を得るこ
と。 【構成】 検出器１の先端に振動検出棒４を取り付け
る。検出器１と演算器２をケ―ブル３で接続する。演算
器２にメモリカ―ド１２を着脱自在に配置する。メモリ
カ―ド１２に被測定物の良否に応じた振動の判定基準を
記憶させておく。演算器２内で、検出器１での検出値と
メモリカ―ド１２内の判定基準とにより、被測定物の作
動の良否を判定する。
することにより、１台の装置で各種機器や弁類の振動作
動状態を判定することができる振動測定装置を得るこ
と。 【構成】 検出器１の先端に振動検出棒４を取り付け
る。検出器１と演算器２をケ―ブル３で接続する。演算
器２にメモリカ―ド１２を着脱自在に配置する。メモリ
カ―ド１２に被測定物の良否に応じた振動の判定基準を
記憶させておく。演算器２内で、検出器１での検出値と
メモリカ―ド１２内の判定基準とにより、被測定物の作
動の良否を判定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンプレッサ―やタ―ビ
ンやポンプ、あるいは、ベアリングや歯車等の各種回転
機械、及び、内部を流体が通過する弁やスチ―ムトラッ
プ等の作動に伴う振動を検出して、作動の良否を確認す
るときに用いる振動測定装置に関し、特に、振動判定基
準を被測定物によって適宜取り替えることのできるもの
に関する。
ンやポンプ、あるいは、ベアリングや歯車等の各種回転
機械、及び、内部を流体が通過する弁やスチ―ムトラッ
プ等の作動に伴う振動を検出して、作動の良否を確認す
るときに用いる振動測定装置に関し、特に、振動判定基
準を被測定物によって適宜取り替えることのできるもの
に関する。
【０００２】工場やプラントにおける生産現場において
は多種多用の回転機械や弁が数多く取り付けられてお
り、これらの機械や弁は、最少の消費エネルギ―で最大
の生産量を得ると共に最高の生産品質を維持するため
に、絶えず又は定期的にその作動状況がチェックされて
いる。
は多種多用の回転機械や弁が数多く取り付けられてお
り、これらの機械や弁は、最少の消費エネルギ―で最大
の生産量を得ると共に最高の生産品質を維持するため
に、絶えず又は定期的にその作動状況がチェックされて
いる。
【０００３】
【従来の技術】従来の振動測定装置としては、例えば、
特開昭６３−１９５４９８号公報に示されたものがあ
る。これは、振動センサ―を内蔵した検出器と、予め測
定しておいた弁等の各構造ごとの振動レベルと蒸気漏洩
量の関係から被検出物の作動の良否を判定する演算装置
とから成るものであり、個々の被測定物の良否基準から
作動の良否を判定するものである。
特開昭６３−１９５４９８号公報に示されたものがあ
る。これは、振動センサ―を内蔵した検出器と、予め測
定しておいた弁等の各構造ごとの振動レベルと蒸気漏洩
量の関係から被検出物の作動の良否を判定する演算装置
とから成るものであり、個々の被測定物の良否基準から
作動の良否を判定するものである。
【０００４】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来のもので
は、被測定物の良否基準を予め測定し記憶しておくもの
であるが、記憶できる被測定物の数は限られたものとな
り、多種多用の被測定物を１つの測定装置で測定するこ
とができなくなってしまう問題があった。被測定物は多
種にわたると共に、途中で別種のものに取り替えられた
り、新たな回転機械や弁が取り付けられたりするケ―ス
もあり、実際の測定に際しては数多くの判定基準を記憶
しておかなければならないのであるが、記憶できる容量
もおのずと限定されるためである。
は、被測定物の良否基準を予め測定し記憶しておくもの
であるが、記憶できる被測定物の数は限られたものとな
り、多種多用の被測定物を１つの測定装置で測定するこ
とができなくなってしまう問題があった。被測定物は多
種にわたると共に、途中で別種のものに取り替えられた
り、新たな回転機械や弁が取り付けられたりするケ―ス
もあり、実際の測定に際しては数多くの判定基準を記憶
しておかなければならないのであるが、記憶できる容量
もおのずと限定されるためである。
【０００５】従って本発明の技術的課題は、被測定物に
応じて判定基準を適宜交換することができるようにする
ことによって、１台の測定装置で多種多用の機器の振動
測定ができるようにすることである。
応じて判定基準を適宜交換することができるようにする
ことによって、１台の測定装置で多種多用の機器の振動
測定ができるようにすることである。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】上記の技術的課題を解決す
るために講じた本発明の技術的手段は、振動センサ―を
端部に取り付けた検出器と、該検出器で検出した振動信
号を表示又は記憶する演算器とから成り、該演算器に振
動レベルによって被測定物が正常か異常かの判定をする
ための判定基準を記憶する記憶手段を着脱自在に設け
て、該記憶手段の判定基準と上記検出器で検出した振動
信号から被測定物の作動の良否を判定する作動判定部を
設けたものである。
るために講じた本発明の技術的手段は、振動センサ―を
端部に取り付けた検出器と、該検出器で検出した振動信
号を表示又は記憶する演算器とから成り、該演算器に振
動レベルによって被測定物が正常か異常かの判定をする
ための判定基準を記憶する記憶手段を着脱自在に設け
て、該記憶手段の判定基準と上記検出器で検出した振動
信号から被測定物の作動の良否を判定する作動判定部を
設けたものである。
【０００７】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
判定基準を記憶する記憶手段を演算器に対して着脱自在
に設けたことにより、被測定物の種類に応じて、必要と
する判定基準を記憶した記憶手段を選定して演算器に取
り付けることによって、多種多用の被測定物を１台の測
定装置で測定することができる。記憶手段としては、Ｒ
ＯＭやＲＡＭ等のメモリ、ＩＣカ―ドや磁気カ―ド、あ
るいは、フロッピ―ディスクやコンパクトディスク等を
適宜採用することができる。
判定基準を記憶する記憶手段を演算器に対して着脱自在
に設けたことにより、被測定物の種類に応じて、必要と
する判定基準を記憶した記憶手段を選定して演算器に取
り付けることによって、多種多用の被測定物を１台の測
定装置で測定することができる。記憶手段としては、Ｒ
ＯＭやＲＡＭ等のメモリ、ＩＣカ―ドや磁気カ―ド、あ
るいは、フロッピ―ディスクやコンパクトディスク等を
適宜採用することができる。
【０００８】
【実施例】本発明の具体例を示す実施例を説明する。本
実施例においては振動と共に温度も測定することのでき
る装置の例を示す。検出器１と演算器２、両者を接続す
るケ―ブル３と、記憶手段としてのメモリカ―ド１２で
振動測定装置を構成する。
実施例においては振動と共に温度も測定することのでき
る装置の例を示す。検出器１と演算器２、両者を接続す
るケ―ブル３と、記憶手段としてのメモリカ―ド１２で
振動測定装置を構成する。
【０００９】検出器１の中心先端に振動センサ―として
の振動検出棒４を設けると共に、図示しない被測定物の
表面温度も測定するための温度センサ―としての熱電対
５を振動検出棒４の周囲に配置する。振動検出棒４は図
示しない検出器１内の圧電素子と接続して振動信号を電
気信号に変換する。また、熱電対５も図示しない増幅部
と接続する。振動信号や温度信号を直接表示する表示部
６を検出器１のほぼ中央部に設ける。表示部６は後述す
る演算器２と切り離して単独で検出器１を測定のために
使用する場合にのみ用いるものである。検出器１の右端
にコネクタ７を取り付けてケ―ブル３を介して演算器２
のコネクタ８と連結可能にする。
の振動検出棒４を設けると共に、図示しない被測定物の
表面温度も測定するための温度センサ―としての熱電対
５を振動検出棒４の周囲に配置する。振動検出棒４は図
示しない検出器１内の圧電素子と接続して振動信号を電
気信号に変換する。また、熱電対５も図示しない増幅部
と接続する。振動信号や温度信号を直接表示する表示部
６を検出器１のほぼ中央部に設ける。表示部６は後述す
る演算器２と切り離して単独で検出器１を測定のために
使用する場合にのみ用いるものである。検出器１の右端
にコネクタ７を取り付けてケ―ブル３を介して演算器２
のコネクタ８と連結可能にする。
【００１０】演算器２は、図示はしていないが検出器１
からの信号のＡ／Ｄ変換器、各種被測定物の振動あるい
は温度の良否判定基準をメモリカ―ド１２と別個に記憶
する記憶部、メモリカ―ド１２に記憶した判定基準を読
み出すメモリ読出部、検出器１からの信号とメモリカ―
ド１２内の判定基準あるいは上記記憶部のデ―タとを比
較して作動の良否を判定する作動判定部等を内蔵し、作
動判定結果を表示する表示部９を設ける。メモリカ―ド
１２は複数枚あり、図示はしていないが演算器２の側部
に形成したカ―ド挿入口から挿入したり取り外したりす
る。図１に示す状態はメモリカ―ド１２を取り出した状
態である。また演算器２には、各種被測定物の種類に応
じた測定のための種々条件を随時入力することのできる
入力キ―類１０を設ける。演算器２には図示はしていな
いが検出器１での検出デ―タを更にコンピュ―タ等によ
って記憶したり解析したり演算するために接続する接続
部を設けることもできる。
からの信号のＡ／Ｄ変換器、各種被測定物の振動あるい
は温度の良否判定基準をメモリカ―ド１２と別個に記憶
する記憶部、メモリカ―ド１２に記憶した判定基準を読
み出すメモリ読出部、検出器１からの信号とメモリカ―
ド１２内の判定基準あるいは上記記憶部のデ―タとを比
較して作動の良否を判定する作動判定部等を内蔵し、作
動判定結果を表示する表示部９を設ける。メモリカ―ド
１２は複数枚あり、図示はしていないが演算器２の側部
に形成したカ―ド挿入口から挿入したり取り外したりす
る。図１に示す状態はメモリカ―ド１２を取り出した状
態である。また演算器２には、各種被測定物の種類に応
じた測定のための種々条件を随時入力することのできる
入力キ―類１０を設ける。演算器２には図示はしていな
いが検出器１での検出デ―タを更にコンピュ―タ等によ
って記憶したり解析したり演算するために接続する接続
部を設けることもできる。
【００１１】被測定物の作動状態を測定する場合、検出
器１の振動検出棒４と熱電対５を同時に図示しない被測
定対象物の表面に押し当てる。被測定対象物の振動と温
度信号は増幅され変換されて演算器２に伝達され、演算
器２内でメモリカ―ド１２に記憶していた被測定物の判
定基準と比較され作動判定部で作動の良否が判定され
る。作動判定結果あるいは検出器１での検出信号は表示
部９に数字で表示されたりグラフ表示される。
器１の振動検出棒４と熱電対５を同時に図示しない被測
定対象物の表面に押し当てる。被測定対象物の振動と温
度信号は増幅され変換されて演算器２に伝達され、演算
器２内でメモリカ―ド１２に記憶していた被測定物の判
定基準と比較され作動判定部で作動の良否が判定され
る。作動判定結果あるいは検出器１での検出信号は表示
部９に数字で表示されたりグラフ表示される。
【００１２】本実施例においては、メモリカ―ド１２に
判定基準のみを記憶する例を示したが、メモリカ―ド１
２に検出器１で検出したデ―タを記憶させて、別途設け
たコンピュ―タ等によって更に経時変化や総合的な作動
解析を行なうこともできる。又、こうしたコンピュ―タ
でメモリカ―ド１２に必要な判定基準を選択して記憶さ
せたり、あるいは不要な基準を消去したりすることもで
きる。
判定基準のみを記憶する例を示したが、メモリカ―ド１
２に検出器１で検出したデ―タを記憶させて、別途設け
たコンピュ―タ等によって更に経時変化や総合的な作動
解析を行なうこともできる。又、こうしたコンピュ―タ
でメモリカ―ド１２に必要な判定基準を選択して記憶さ
せたり、あるいは不要な基準を消去したりすることもで
きる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本発明によれば、判定基準を記憶した記憶手
段を、被測定物の種類に応じて適宜選択して演算器に取
り付けることにより、多種多用の被測定物を１台の装置
で測定することができる。
記のように本発明によれば、判定基準を記憶した記憶手
段を、被測定物の種類に応じて適宜選択して演算器に取
り付けることにより、多種多用の被測定物を１台の装置
で測定することができる。
【図１】本発明の振動測定装置の実施例を示す構成図で
ある。
ある。
１ 検出器 ２ 演算器 ３ ケ―ブル ４ 振動検出棒 ５ 熱電対 ９ 表示部 １２ メモリカ―ド
Claims (1)
- 【請求項１】 振動センサ―を端部に取り付けた検出器
と、該検出器で検出した振動信号を表示又は記憶する演
算器とから成り、該演算器に振動レベルによって被測定
物が正常か異常かの判定をするための判定基準を記憶す
る記憶手段を着脱自在に設けて、該記憶手段の判定基準
と上記検出器で検出した振動信号から被測定物の作動の
良否を判定する作動判定部を設けた振動測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30453292A JPH06129893A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 振動測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30453292A JPH06129893A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 振動測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129893A true JPH06129893A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17934142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30453292A Pending JPH06129893A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 振動測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06129893A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001013002A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Omron Corp | 振動検出装置 |
| JP2022096786A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 株式会社ミヤワキ | スチームトラップ管理システム及び診断装置 |
| JP2022098168A (ja) * | 2020-12-21 | 2022-07-01 | 株式会社ミヤワキ | 診断装置 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30453292A patent/JPH06129893A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001013002A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Omron Corp | 振動検出装置 |
| JP2022096786A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 株式会社ミヤワキ | スチームトラップ管理システム及び診断装置 |
| JP2022098168A (ja) * | 2020-12-21 | 2022-07-01 | 株式会社ミヤワキ | 診断装置 |
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