JPH07204982A - ノズルの方向制御装置 - Google Patents

ノズルの方向制御装置

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JPH07204982A
JPH07204982A JP2320694A JP2320694A JPH07204982A JP H07204982 A JPH07204982 A JP H07204982A JP 2320694 A JP2320694 A JP 2320694A JP 2320694 A JP2320694 A JP 2320694A JP H07204982 A JPH07204982 A JP H07204982A
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JP
Japan
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tool
nozzle
touch sensor
spindle
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP2320694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Ukai
久 鵜飼
Toshiyuki Suzuki
鈴木敏之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enshu Ltd
Original Assignee
Enshu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各切削工具長の変化にノズル方向を自動調節
出来るようにしたクーラントノズルの制御装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 主軸3に装着される工具長の先端に向けてク
ーラント液を噴射すべく、工具交換毎にノズル方向を調
節するものにおいて、主軸3の外周固定部にノズル11
と工具長のタツチセンサ12とを対面状に配置すると共
に、この両者を主軸から遠く離れた任意位置に装備する
一つの駆動源Mによる動力伝導部材13により結合して
対称的に首振り旋回するようになし、加工終了信号によ
り上記ノズルと工具長のタツチセンサとを工具方向から
回避する他、工具交換終了信号により上記ノズルと工具
長のタツチセンサとを工具方向へ旋回接近させ、タツチ
センサが工具先端に触れた旋回位置にてノズルの旋回を
停止させるノズルの方向制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の切削工具先
端にクーラントを正確に噴射するためのクーラントノズ
ルの制御技術に関し、各切削工具長の変化にノズル方向
を自動調節出来るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械の切削工具先端にクーラ
ントを正確に噴射するためのクーラントノズルの方向制
御技術は、工具交換装置の交換指令による工具番号から
得られる工具長により、そのノズル方向が決定されるこ
とから行われる。即ち、NC加工プログラム中の工具番
号に対応してノズルの方向を決定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記NC加工プログラ
ム中の工具番号に対応してノズルの方向を決定するもの
では、NC加工プログラム中の工具番号を抽出し、これ
に基づいてノズルの方向を決定する制御を行わなければ
ならないから、制御系が複雑になるし、ノズルの方向決
定の確認作業も手間と時間を要する。本発明は、前記従
来の問題点に鑑み、これを解消することを目的とし、各
切削工具長の変化に対応してノズル方向を自動調節出来
るようにしたクーラントノズルの制御装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、主軸に装着さ
れる工具長の先端に向けてクーラント液を噴射すべく、
工具交換毎にノズル方向を調節するものにおいて、主軸
の外周固定部にノズルと工具長のタツチセンサとを対面
状に配置すると共に、この両者を主軸から遠く離れた任
意位置に装備する一つの駆動源による動力伝導部材によ
り結合して対称的に首振り旋回するようになし、加工終
了信号により上記ノズルと工具長のタツチセンサとを工
具方向から回避する他、工具交換終了信号により上記ノ
ズルと工具長のタツチセンサとを工具方向へ旋回接近さ
せ、タツチセンサが工具先端に触れた旋回位置にてノズ
ルの旋回を停止させることを特徴とするノズルの方向制
御装置である。
【0005】
【作用】本発明によると、工具交換終了信号により動力
伝導部材の駆動源を作動し、上記ノズルと工具長検出用
のタツチセンサとを工具方向へ同期して旋回接近させ
る。これで、ノズルとタツチセンサとは、対称姿勢で次
第に工具先端側へ向いて行き、タツチセンサが工具先端
に触れた旋回位置にて動力伝導部材の駆動源を停止す
る。しかして、ノズル方向が工具の先端に合せられた位
置をなし、工具交換に伴い工具長を測定しながらその方
向にノズルが自動的に向けられる。そして、動力伝導部
材の駆動源は、主軸部から遠く離れた適宜な位置に配置
されているから、主軸部の空間を狭めることが無く、ワ
ークの加工性を阻害しない。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例にて説明する。図1
乃至3は本発明のクーラントノズルの方向制御装置を説
明している。
【0007】先ず、図1において、工作機械の主軸頭1
には、その下端小径部2に続く先端に主軸3を備え、こ
の主軸に工具交換装置10により各種の工具4が交換装
着される。新しい工具4に交換された主軸頭1は、テー
ブル6上のワーク7に対して接近し、この工具4にて加
工を始めるとき、下端小径部2に備えるノズル11によ
りクーラント液を工具4の先端に向けて噴射する。上記
ノズル11の向きは、工具4の交換毎に新しい工具4の
先端に向けて姿勢制御される。
【0008】本発明のノズル方向制御手段は、主軸3の
下端小径部2である外周固定部にノズル11と工具長の
タツチセンサ12とを対面状に配置している。この両者
11,12は、同一の駆動源14(M)による動力伝導
部材13により結合して対称的に首振り旋回するように
なしている。
【0009】即ち、その詳細構成は、図2に示すように
なっている。先ず、同一の駆動源14(M)は、減速機
付きモータを採用しており、主軸頭1の頂部等の任意位
置に配置されている。この動力伝導部材13は、主軸の
下端小径部2である外周固定部に配置され、ヘリカル歯
山を外周に持つリングギヤ13Aを主体とし、上記減速
機付きモータMとフレキシブルワイヤFWの先端に備え
る駆動ギヤ15と噛合している。これで、リングギヤ1
3Aは、モータの正転逆転により両方向へ旋回する。そ
して、主軸3を挟んでノズル11と工具長のタツチセン
サ12とを対面状に配置し、各々はリングギヤ13Aに
噛合するヘリカルギヤ11A,12Aと一体の支軸11
B,12Bの先端に保持されている。しかして、モータ
の正転逆転によりノズル11と工具長のタツチセンサ1
2とは、工具を挟んで対称的に矢印のように旋回開閉す
る。また、タツチセンサ12の本体12Cは、支軸12
Bに介在したロータリーアクチュエータRAの旋回軸1
6に付設されている。
【0010】上記ロータリーアクチュエータRAは、A
TC終了後のNC装置20から発信される測定用信号
(M85)により制御器C2が働いてタツチセンサ12
の向きを回避した2点鎖線方向からノズル11と同方向
の下向きに急速旋回する。尚、この測定用信号(M8
5)により制御器C1も働いてモータMを正転し、両者
11,12を工具4の先端方向へ旋回する。更に、上記
ロータリーアクチュエータRAは、タツチセンサ12か
ら発信する工具先端感知信号を受ける制御器C2を働か
せて再度2点鎖線方向へ回避する。尚、この工具先端感
知信号は、制御器C1にも働いてノズルを工具先端に向
けてモータMを停止させるほか、測定完了信号としてN
C装置20のFINに送る。これで、ワークの加工が始
まる。また、上記制御器C1は、NC装置20からの加
工終了信号により制御器C1を働かせモータMを逆転
し、上記タツチセンサを工具方向から回避する。これ
で、工具交換可能な状態とし、この後の、工具交換終了
信号(測定用信号(M85))により制御器C1,C2
を働いてモータMを正転し、両者11,12を工具4の
先端方向へ再度旋回するように、シーケンス・プログラ
ムされている。
【0011】本発明のノズルの方向制御装置の構成は上
記の如くであり、以下のように作用する。図3の作用説
明図を中心にしてその動作を説明する。「加工中」は、
ノズル11の方向を工具4の先端に向け、クーラント液
を噴射している。NC装置20から「加工終了信号」が
制御器C1に発せられると、モータMを逆転し、ノズル
11を主軸3と同一方向へ回避した位置で停止する。こ
の状態にて、主軸頭1は、工具交換位置へ移動し、「A
TC動作」を行う。
【0012】「ATC終了」は、「MコードのM85;
測定用信号」としてNC装置20から各制御器C1,C
2に発せられる。これで、制御器C2は、ロータリーア
クチュエータRAを働かしてタツチセンサ12の向きを
回避した2点鎖線方向からノズル11と同方向の下向き
に急速旋回する。そして、測定用信号(M85)により
制御器C1も働いてモータMを正転し、両者11,12
を工具4の先端方向へ旋回する。両者11,12の旋回
動作で、タツチセンサ12が工具4の先端に触れると、
センサ本体12Cが「ON信号」を発する。
【0013】上記センサ本体12Cの「ON信号」を受
ける制御器C1は、モータMを急停止し、ノズルを工具
先端に向ける。また、センサ本体12Cの「ON信号」
を受ける制御器C2は、ロータリーアクチュエータRA
を働かしてタツチセンサ12の向きを2点鎖線方向へ回
避する。更に、センサ本体12Cの「ON信号」を受け
るNC装置20は、「測定終了信号」として「FIN」
に入力する。これで、NC装置20はワークに対する
「加工へ」主軸頭1を移動させ、ワーク加工に入る。上
記「加工終了」で、再度上記するように、NC装置20
から「加工終了信号」が制御器C1に発せられ、ノズル
11を主軸と同一方向に回避する。以下同様の作用を繰
り返す。
【0014】本発明は、上記各実施例に限定されること
なく、発明の要旨内での設計変更が更に可能であること
勿論である。
【0015】
【効果】本発明によると、主軸に装着される工具長の先
端に向けてクーラント液を噴射すべく、工具交換毎にノ
ズル方向を調節するものにおいて、主軸の外周固定部に
ノズルと工具長のタツチセンサとを対面状に配置すると
共に、この両者を主軸から遠く離れた任意位置に装備す
る一つの駆動源による動力伝導部材により結合して対称
的に首振り旋回するようになし、加工終了信号により上
記ノズルと工具長のタツチセンサとを工具方向から回避
する他、工具交換終了信号により上記ノズルと工具長の
タツチセンサとを工具方向へ旋回接近させるから、各切
削工具長の変化に対応してノズル方向を自動調節出来る
ようにしたクーラントノズルの制御技術を提供できる効
果がある。そして、動力伝導部材の駆動源は、主軸部か
ら遠く離れた適宜な位置に配置されているから、主軸部
の空間を狭めることが無く、ワークの加工性を阻害しな
い効果がある。
【0016】即ち、従来のようにNC加工プログラム中
の工具番号を抽出し、これに基づいてノズルの方向を決
定する制御を行う必要が無いから、制御系を簡単にし
て、ノズルの方向決定の確認作業も必要でない効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ノズルの制御装置を示す主軸部の正面図
である。
【図2】本発明ノズルの制御装置を示すシステム全体の
斜視図である。
【図3】本発明ノズルの制御装置を示す作用図である。
【図4】本発明ノズルの制御装置を示す主軸部の平面図
である。
【符号の説明】
1 主軸頭 2 下端小径部 3 主軸 4 工具 7 ワーク 10 工具交換装置 11 ノズル 12 タッチセンサ 12C タッチセンサの本体 13 動力伝導部材 M モータ 13A リングギヤ 11A,12A ヘリカルギヤ C1,C2 制御器 20 NC装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸に装着される工具長の先端に向けて
    クーラント液を噴射すべく、工具交換毎にノズル方向を
    調節するものにおいて、主軸の外周固定部にノズルと工
    具長のタツチセンサとを対面状に配置すると共に、この
    両者を主軸から遠く離れた任意位置に装備する一つの駆
    動源による動力伝導部材により結合して対称的に首振り
    旋回するようになし、加工終了信号により上記ノズルと
    工具長のタツチセンサとを工具方向から回避する他、工
    具交換終了信号により上記ノズルと工具長のタツチセン
    サとを工具方向へ旋回接近させ、タツチセンサが工具先
    端に触れた旋回位置にてノズルの旋回を停止させること
    を特徴とするノズルの方向制御装置。
JP2320694A 1994-01-25 1994-01-25 ノズルの方向制御装置 Pending JPH07204982A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2320694A JPH07204982A (ja) 1994-01-25 1994-01-25 ノズルの方向制御装置

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JPH07204982A true JPH07204982A (ja) 1995-08-08

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ID=12104201

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JP (1) JPH07204982A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014213428A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 ブラザー工業株式会社 ワーク支持装置及び工作機械
CN110328555A (zh) * 2019-06-25 2019-10-15 泉州台商投资区大千机械科技有限公司 一种采用轴速变量原理的盘类立式多主轴数控车床

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JP2014213428A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 ブラザー工業株式会社 ワーク支持装置及び工作機械
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