JPH07203849A - 製茶蒸熱処理の判定方法 - Google Patents
製茶蒸熱処理の判定方法Info
- Publication number
- JPH07203849A JPH07203849A JP1314794A JP1314794A JPH07203849A JP H07203849 A JPH07203849 A JP H07203849A JP 1314794 A JP1314794 A JP 1314794A JP 1314794 A JP1314794 A JP 1314794A JP H07203849 A JPH07203849 A JP H07203849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tea leaves
- green tea
- sample
- steaming treatment
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸熱処理条件の異る蒸熱処理茶葉の比較判断
を容易にする。 【構成】 蒸熱処理された茶葉の一部を所定量、透明な
容器に移し、所定の力で茶葉を絞り、絞り液と絞られた
後の茶葉とを分離し、透明な容器とともにその蒸熱処理
条件の時のサンプルとする。 【効果】 蒸熱処理条件の違いによるサンプルを比較す
る事で判断が容易になり、最も良い蒸熱処理条件が求め
易くなる。
を容易にする。 【構成】 蒸熱処理された茶葉の一部を所定量、透明な
容器に移し、所定の力で茶葉を絞り、絞り液と絞られた
後の茶葉とを分離し、透明な容器とともにその蒸熱処理
条件の時のサンプルとする。 【効果】 蒸熱処理条件の違いによるサンプルを比較す
る事で判断が容易になり、最も良い蒸熱処理条件が求め
易くなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、荒茶製造工程における
蒸熱方法と蒸熱結果の判定方法に関するものである。
蒸熱方法と蒸熱結果の判定方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、作業員が蒸熱処理され
た茶葉を任意にサンプリングし、手に取り判断し必要に
応じて蒸熱処理条件を変更し、再びその結果を判断する
という作業を所望する蒸熱処理茶葉が得られるまで繰り
返し行っていた。本発明の様に、サンプルを取りそのサ
ンプルで比較する手法は無かった。
た茶葉を任意にサンプリングし、手に取り判断し必要に
応じて蒸熱処理条件を変更し、再びその結果を判断する
という作業を所望する蒸熱処理茶葉が得られるまで繰り
返し行っていた。本発明の様に、サンプルを取りそのサ
ンプルで比較する手法は無かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】作業者が任意に蒸熱処
理された茶葉をサンプリングし、手に取り握った感触、
香、外観の色、又、握り絞った時に出る絞り液の色、味
等で官能的に判断していた。しかしながら任意に依るサ
ンプリングでは手に取る量あるいは、握る力の強弱は個
人差があり、その判断には熟練を要するものであった。
又、サンプリングを数回繰り返すと過去のサンプリング
の判断の印象が薄れ易く成る等の問題を有していた。
理された茶葉をサンプリングし、手に取り握った感触、
香、外観の色、又、握り絞った時に出る絞り液の色、味
等で官能的に判断していた。しかしながら任意に依るサ
ンプリングでは手に取る量あるいは、握る力の強弱は個
人差があり、その判断には熟練を要するものであった。
又、サンプリングを数回繰り返すと過去のサンプリング
の判断の印象が薄れ易く成る等の問題を有していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】製茶用蒸機よりの蒸熱処
理をした茶葉の所定量をサンプリングし、透明な容器に
移し、所定の力でこの茶葉を絞り、この絞り液と絞られ
た後の茶葉が液と分離され、所定の力が除かれたものを
サンプルとし、各回のサンプルを比較した結果により、
最も良いサンプルを得た蒸熱処理条件を採用する方法を
採るものである。
理をした茶葉の所定量をサンプリングし、透明な容器に
移し、所定の力でこの茶葉を絞り、この絞り液と絞られ
た後の茶葉が液と分離され、所定の力が除かれたものを
サンプルとし、各回のサンプルを比較した結果により、
最も良いサンプルを得た蒸熱処理条件を採用する方法を
採るものである。
【０００５】
【作用】蒸熱処理条件の変更あるいは蒸熱状態を確認す
る場合、蒸熱処理された茶葉の所定量をサンプリング
し、透明な容器に移し、所定の力でこの茶葉を絞り、絞
り液と絞った後の茶葉が液と分離した状態で容器ととも
に各サンプルとして，絞った液の色、量、あるいは絞っ
た後の茶葉の色、カサ等を各サンプルで比較して総合的
に判断し、最も良いサンプルを得た蒸熱処理条件を決定
出来る作用がある。
る場合、蒸熱処理された茶葉の所定量をサンプリング
し、透明な容器に移し、所定の力でこの茶葉を絞り、絞
り液と絞った後の茶葉が液と分離した状態で容器ととも
に各サンプルとして，絞った液の色、量、あるいは絞っ
た後の茶葉の色、カサ等を各サンプルで比較して総合的
に判断し、最も良いサンプルを得た蒸熱処理条件を決定
出来る作用がある。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。蒸
熱処理された茶葉は、排出口カバー９より排出される。
排出された茶葉の一部はコンベヤ８のベルト７上に落下
する。コンベヤ８のベルト７の回転方向は通常排出口カ
バー９方向へ回転し、次工程への移送コンベヤ１０へ落
下した茶葉を供給する。サンプリングが必要な場合、コ
ンベヤ８のモータ６が逆転して、ベルト７を透明なサン
プル容器１方向へ回転させ、排出口カバー９から排出さ
れる茶葉の一部を透明なサンプル容器１へ供給する。重
量測定器５の信号に依り、透明なサンプル容器１中に茶
葉が所定量入ればコンベヤ８のモータ６を再び逆転して
ベルト７を排出口カバー９方向へ回転させる。透明なサ
ンプル容器１中の茶葉をエアシリンダ等のアクチュエー
タ３のロッドが伸びて加圧子４に依り茶葉を絞り、絞り
液は透明なサンプル容器１中に設けられた分離器２の下
方へ、絞られた後の茶葉は分離器２の上にと分け１ケの
サンプルとし、各蒸熱処理条件の異なる他のサンプルと
比較し、最も良いサンプルを得た蒸熱処理条件を採用す
る。
熱処理された茶葉は、排出口カバー９より排出される。
排出された茶葉の一部はコンベヤ８のベルト７上に落下
する。コンベヤ８のベルト７の回転方向は通常排出口カ
バー９方向へ回転し、次工程への移送コンベヤ１０へ落
下した茶葉を供給する。サンプリングが必要な場合、コ
ンベヤ８のモータ６が逆転して、ベルト７を透明なサン
プル容器１方向へ回転させ、排出口カバー９から排出さ
れる茶葉の一部を透明なサンプル容器１へ供給する。重
量測定器５の信号に依り、透明なサンプル容器１中に茶
葉が所定量入ればコンベヤ８のモータ６を再び逆転して
ベルト７を排出口カバー９方向へ回転させる。透明なサ
ンプル容器１中の茶葉をエアシリンダ等のアクチュエー
タ３のロッドが伸びて加圧子４に依り茶葉を絞り、絞り
液は透明なサンプル容器１中に設けられた分離器２の下
方へ、絞られた後の茶葉は分離器２の上にと分け１ケの
サンプルとし、各蒸熱処理条件の異なる他のサンプルと
比較し、最も良いサンプルを得た蒸熱処理条件を採用す
る。
【０００７】
【発明の効果】従来は蒸熱処理茶葉をサンプリングし、
作業員が官能的に茶葉の状態を判断していたが、本発明
の方法では熟練者でなくとも容易に最も良い蒸熱処理条
件を求める事が出来、製品の品質が向上する効果があ
る。
作業員が官能的に茶葉の状態を判断していたが、本発明
の方法では熟練者でなくとも容易に最も良い蒸熱処理条
件を求める事が出来、製品の品質が向上する効果があ
る。
【図１】本発明の実施例を示す製茶胴回転型蒸機の排出
口付近の概略図。
口付近の概略図。
１ 透明なサンプル容器 ２ 分離器 ３ エアシリンダ等のアクチュエータ ４ エアシリンダ等のアクチュエータのロッドに設けた
加圧子 ５ 重量計測器 ６ モータ ７ ベルト ８ コンベヤ ９ 排出口カバー １０ 次工程への移送コンベヤ
加圧子 ５ 重量計測器 ６ モータ ７ ベルト ８ コンベヤ ９ 排出口カバー １０ 次工程への移送コンベヤ
Claims (1)
- 【請求項１】 製茶用蒸機において、蒸機の設定条件、
生葉の供給量、蒸気の供給量、蒸気の圧力等の蒸熱処理
条件を変更あるいは蒸熱状態を確認する場合、製茶用蒸
機よりの蒸熱処理をした茶葉の所定量をサンプリング
し、透明な容器に移し、所定の力でこの茶葉を絞り、こ
の絞り液と絞られた後の茶葉が液と分離され、所定の力
が除かれたものをサンプルとし、各回のサンプルと比較
した結果により、最も良いサンプルを得た蒸熱処理条件
を採用することを特徴とする製茶蒸熱処理の判定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1314794A JPH07203849A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 製茶蒸熱処理の判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1314794A JPH07203849A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 製茶蒸熱処理の判定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07203849A true JPH07203849A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11825057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1314794A Pending JPH07203849A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 製茶蒸熱処理の判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07203849A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8088424B2 (en) | 2007-11-05 | 2012-01-03 | Conopco, Inc., | Process for manufacturing tea products |
| US8273395B2 (en) | 2007-11-05 | 2012-09-25 | Conopco, Inc. | Process for manufacturing tea products |
| US9045784B2 (en) | 2010-07-20 | 2015-06-02 | Euglena Co., Ltd. | Method for production of euglena containing wax ester at high content, and method for production of wax ester |
| US9078455B2 (en) | 2010-03-25 | 2015-07-14 | Conopco, Inc. | Process for manufacturing tea products |
-
1994
- 1994-01-11 JP JP1314794A patent/JPH07203849A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8088424B2 (en) | 2007-11-05 | 2012-01-03 | Conopco, Inc., | Process for manufacturing tea products |
| US8273395B2 (en) | 2007-11-05 | 2012-09-25 | Conopco, Inc. | Process for manufacturing tea products |
| US9078455B2 (en) | 2010-03-25 | 2015-07-14 | Conopco, Inc. | Process for manufacturing tea products |
| US9045784B2 (en) | 2010-07-20 | 2015-06-02 | Euglena Co., Ltd. | Method for production of euglena containing wax ester at high content, and method for production of wax ester |
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