JPH07203794A - 動物飼育設備 - Google Patents

動物飼育設備

Info

Publication number
JPH07203794A
JPH07203794A JP40294A JP40294A JPH07203794A JP H07203794 A JPH07203794 A JP H07203794A JP 40294 A JP40294 A JP 40294A JP 40294 A JP40294 A JP 40294A JP H07203794 A JPH07203794 A JP H07203794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
air
breeding room
animal breeding
animal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP40294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3108266B2 (ja
Inventor
Masami Suzuki
正身 鈴木
Kenichi Uchiyama
憲一 内山
Masaharu Iwamiya
正治 岩宮
Hajime Yoshino
一 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Netsu Kogyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Toyo Netsu Kogyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Netsu Kogyo Kaisha Ltd filed Critical Toyo Netsu Kogyo Kaisha Ltd
Priority to JP06000402A priority Critical patent/JP3108266B2/ja
Publication of JPH07203794A publication Critical patent/JPH07203794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108266B2 publication Critical patent/JP3108266B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動物飼育設備において、人間と飼育動物間の
コンタミネーションを防止する。 【構成】 動物飼育設備1は動物飼育室2とラック3と
を有し、空調機13により飼育室用給気ダクト14を介
して動物飼育室2に空気を送り、飼育室用排気ダクト1
9より飼育室2内空気を排出する。空調機13からの空
気はまた、ラック用給気ダクト15を介してラック3に
送られ、ラック用排気ダクト21より排出される。飼育
室内に独立した2つの空気流れを作るため、飼育室内の
空気とラック内空気が混入することはなくコンタミネー
ションがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばラットやマウス
のような実験動物を飼育する施設に関し、特に動物飼育
者や研究者などが飼育などの作業をする空間(これを、
飼育室と呼ぶ)に、飼育動物を収容する複数のケージを
装着したラックを設置するようにした動物飼育設備に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、動物飼育設備の空調は、飼育動
物に対し、その飼育目的に適した飼育環境を維持すると
ともに、飼育者や研究者にとっても快適でかつ衛生的な
環境であることが望まれている。しかしながら、現状で
は飼育者や研究者の約20%が何らかの動物アレルギー
症状に悩まされているという報告もあり、必ずしも快適
な環境下で作業が行なわれているとは言えない。この原
因としては、従来の動物飼育設備が、飼育者が作業をす
る飼育室内に、飼育動物を収容するケージをそのまま設
置するような、いわゆるオープンラックタイプの飼育法
を採用しているために、ケージの粉塵や飼育動物から発
生する細菌、臭気などが室内に拡散して、人体に悪影響
を及ぼすためと考えられている。
【0003】このような問題に対処するため、ラック内
の空気が飼育室内に流出しないように動物飼育設備内の
空気の流れを飼育室からラックへ向かうようにした、い
わゆる一方向流れ方式による動物飼育設備構造が考えら
れている。
【0004】この一方向流れ飼育方式は、例えばファン
などによってラック内の空気を吸引することによりラッ
ク内部と飼育室内部に圧力差を生じさせ、この圧力差に
より飼育室側からラック内に空気が流れるようにしたも
のであって、その吸引形式によって、内装材を用いて
ラックの後方に各ケージと連通する排気チャンバを施工
する壁チャンバ方式、天井より飼育室を二分する壁を
垂れ下げ、その壁で仕切られた一方の室内にラックを配
置して排気チャンバとするタレ壁方式、およびラック
(又は、裏側にチャンバを持つラック)に直接、排気ダ
クトを接続するラックチャンバ方式などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
の壁チャンバ方式においては、スペース効率の点からみ
ると、内装材によりチャンバを施工するため、チャンバ
内に施工スペースが必要となり、またチャンバ内の点
検、清掃、消毒のため人が入るスペースが必要となりス
ペース効率が悪い。メンテナンス性の点からみると、排
気チャンバやフィルタの清掃、点検、消毒を作業員がチ
ャンバ内で行うため作業がしづらい。この場合、消毒等
が不十分であると動物の雑菌が別の動物に感染するとい
う動物から動物へのコンタミネーションが問題となる。
また、施工性の点からみると、内装材によりチャンバを
施工するため、チャンバの気密シールやラックと四方枠
との気密シールが難しくなり、また建築工事との調整や
取り合いが容易でなくなる。さらに、この壁チャンバ方
式では飼育ユニットの交換が簡単にできないという不便
さもある。
【0006】前記のタレ壁方式においては、スペース
効率の点では前記壁チャンバ方式と同様にチャンバ内の
点検、清掃、消毒のために作業員が入るスペースが必要
となり、スペース効率が悪い。また、施工性やメンテナ
ンス性の点についても前記壁チャンバ方式と同様に難点
や不便さがある。
【0007】一方、のラックチャンバ方式についてみ
ると、施工性の点では前記、の方式に比べ改良され
ているが、ラック背面にチャンバを形成した構成の場合
には、チャンバの大きさによってはチャンバ内の清掃や
消毒のために作業員が内部に入らなければならず前述の
、の方式と同様の不便さがある。この点ラック背面
に排気ダクトを一体的に設けた構成の場合にはメンテナ
ンス性も改良されている。
【0008】しかしながら、このようなラックチャンバ
方式を含めて従来の圧力差による一方向流れ飼育方式
は、飼育室に給気口を設け飼育室内に供給された空調給
気をラックの開口部を通して飼育動物を収容する各ケー
ジ内に導入する構成である。したがって、動物側から人
間側に対する臭気や雑菌等によるコンタミネーションは
抑制されるが、人間側から動物側に対する雑菌等のコン
タミネーションを防ぐことができず、特に無菌動物の飼
育研究等を行っている場合にはこれが大きな問題とな
る。
【0009】また、従来の飼育方式では、多大なラック
ユニット内抵抗に打ち勝ってラック全体を負圧に導き外
側の飼育室の空気をラック内に吸引しこれを排気しなけ
ればならず、吸引源としてのファンに多大な負担がか
る。また、ファンによる吸引作動を補助するために、例
えばラックにブースターファンなどを設置する場合、そ
の作動に伴って室内の騒音レベルが上昇し、飼育環境を
損なう恐れがある。
【0010】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みなさ
れたものであって、飼育室内における人間側と飼育動物
側との間で空気流通を遮断し人間と飼育動物間のコンタ
ミネーションを完全に防止した動物飼育設備であって、
しかも排気動力等の軽減が図られ、空調環境を良好に維
持しさらに効率良く給排気を行ってエネルギーの節約が
可能な動物飼育設備の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による動物飼育設備は、動物飼育室内に飼育
動物を収容する複数のケージを備えたラックを設置し、
前記動物飼育室および前記ラックのそれぞれ内部に空気
供給するものであって、動物飼育室およびラックの各々
に対し別個に空気を供給する給気手段を設け、前記動物
飼育室内におけるこの動物飼育室からラックへおよびそ
の逆の空気流通を遮断したことを特徴としている。
【0012】好ましくは、上記動物飼育設備において、
前記給気手段は、空調された空気を動物飼育室およびラ
ックに供給する空調機と、前記空調機からの給気を動物
飼育室およびラックにそれぞれ導く飼育室用給気ダクト
およびラック用給気ダクトとを有し、動物飼育室内の空
気を外部に排出する飼育室用排気ダクトと、ラック内の
空気を外部に排出するラック用排気ダクトとを備えてい
る。
【0013】更に、好ましくは、前記給気手段は、動物
飼育室への給気ダクトに設けられ空気を浄化する飼育室
用フィルタ手段と、ラックへの給気ダクトに設けられ空
気を浄化するラック用フィルタ手段とを有する。
【0014】これらの飼育室用フィルタ手段およびラッ
ク用フィルタ手段は、好ましくはHEPAフィルタによ
り構成される。
【0015】また、好ましくは、前記空調機は、動物飼
育室およびラックに対応してそれぞれ別個に設けられ、
動物飼育室の空気の一部を飼育室用空調機に導く還気ダ
クトを有する。
【0016】
【作用】給気手段は、動物飼育室およびラックの各々に
別個に空調された空気を供給し、また排気手段によっ
て、動物飼育室およびラック内の空気を外部に排出す
る。これにより、給気手段→動物飼育室→排気手段とい
う1つの空気流れ(人間側の空気流通系統)と、給気手
段→ラック(ケージ)→排気手段という空気流れ(動物
側の空気流通系統)とからなる二系統の独立した空気流
れ(飼育室内における分離独立した空気流通系統)が形
成される。
【0017】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1〜図5は、本発明の各実施例としての動物
飼育設備の概略構成をそれぞれ示している。尚、これら
の図に関し、各実施例に共通の構成要素は同一番号を付
すこととする。
【0018】図1に示す第1実施例において、動物飼育
設備(全体を番号1で示す)を構成する動物飼育室2の
内部には飼育動物(図示せず)を収容するラック3が設
置されている。動物飼育室2(以下、飼育室と呼ぶ)
は、ここで動物の飼育者又は研究者が動物飼育作業やこ
れに伴った研究などを行うための場所であって、一般の
建造物同様、建造物用壁材4、床材5、天井材6などに
よって形成される。ラック3の内部は、パーテション7
(仕切り材)によって上下方向に複数段に気密的に分離
され、各段にケージ収納スペース8が形成される。各段
のスペース8には飼育動物を収容するためのケージ9が
飼育室側に対してスライドして出し入れ可能に収納され
ている。なお、通常の飼育時においてはラック内部と飼
育室2とはラック前面に設けた扉(図示しない)等によ
り遮断されている。
【0019】ラック3内には、上下方向の各段のケージ
9に空気を供給するための縦ダクト10が設けられてい
る。ケージ9は、図示するラック3において、横方向
(図面に垂直な方向)にも複数設置されている。このた
めラック3内には横方向に配置された各段の複数のケー
ジ9に空気を導くための横ダクト11が設けられる。各
横ダクト11は、その端部において前記縦ダクト10に
接続されている。横ダクト11から各段のケージ9への
空気吹き出し口には、空気中の塵や埃などをトラップす
るHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Ai
r Filter)12がそれぞれ設けられる。
【0020】本実施例によれば、飼育室2およびラック
3へ給気するための手段として、1台の空調機13が設
けられる。この空調機13は、フィルタや熱交換コイル
やファンなどによって構成され、その作動によって新鮮
外気を屋外より取り込むものであって、取り込まれた空
気は、その一部は飼育室用給気ダクト14を介して飼育
室2に供給され、残りはラック用給気ダクト15を介し
てラック3に供給される。したがって、双方のダクト1
4、15共、その一端は空調機13に接続され、他端
は、飼育室用給気ダクト14の場合、HEPAフィルタ
16を介して天井材6に設けた吹出口(図示せず)より
室内に開口する。
【0021】ラック用給気ダクト15の場合にはラック
3の縦ダクト10に接続され、給気は縦ダクト10から
横ダクト11に分岐し、HEPAフィルタ12を介して
各ケージ9に供給される。なお、本実施例では飼育室用
給気ダクト14およびラック用給気ダクト15とも、そ
の途中には、給気の温度を作業や飼育に適正な状態に保
つための再熱ヒータ17、18が取り付けられている。
また、図では空調機13に2つのダクト14、15が接
続されているが、一本のダクトを接続し、途中から二手
に分岐するようにしても良い。
【0022】一方、飼育室2からの排気経路に関して
は、飼育室2内の空気のみを取り込んで排出するための
飼育室用排気ダクト19が、例えば天井材6などに設置
された吸込グリルに接続される。これに対し、ラック3
からの排気については、ラック3の裏面(壁側)に、各
段に連通するようにして1つの排気ダクトまたは排気チ
ャンバ20が取り付けられる。この排気ダクトまたは排
気チャンバ20は同様に天井などに設置されるラック用
排気ダクト21に接続され、各排気ダクト19、21か
らの排気は途中で合流して、排気ファン22によって外
部に排出される。また、本実施例では排気ダクトまたは
排気チャンバ20とラック3の各段の各ケージ9との連
通部分に、ケージ9内の飼育動物の毛などをトラップし
て外部に排出させないため除毛フィルタ23が取り付け
られる。この除毛フィルタ23は、その捕集効率の低
下、および目詰まりによる静圧損失の増加に伴ってフィ
ルタ部分(図示せず)のみを交換できるように構成され
ている。
【0023】このように、本発明の第1実施例によれ
ば、空調機13および飼育室用給気ダクト14からなる
給気手段を介して動物飼育室2に空気を送り込み、飼育
室用排気ダクト19および排気ファン22からなる排気
手段を介して飼育室2から空気を排出し、一方空調機1
3およびラック用給気ダクト15からなる給気手段を介
してラック3に空気を送り込み、排気ダクトまたは排気
チャンバ20、ラック用排気ダクト21および排気ファ
ン22からなる排気手段を介してラック3から空気を排
出している。このように、動物飼育設備1内に人間用と
飼育動物用の独立した2つの空気流れを作るため、排気
ダクト19、21の下流側を除いては飼育室内空気とラ
ック内空気が混入することはなく、従って飼育室2とラ
ック3との間のコンタミネーション(相互汚染)が確実
に防止される。さらに、人間側の給気系統および動物側
の給気系統のそれぞれに再熱コイルを取付けることがで
きるため、それぞれに対し最適な空調環境の調整ができ
良好な環境維持が図られる。なお、上記実施例では空調
機13は全外気型を図面上に例示したが、飼育室2内の
空気の一部を空調機13に戻す型式であってもよい。
【0024】以下、第1実施例以外の実施例を説明する
が、各実施例に共通してそのベースとなる基本的概念
は、互いに独立した空気流れの中に飼育室2とラック3
をそれぞれ配置するといったものであり、第1実施例の
基本的概念と何ら変わることはない。
【0025】図2に本発明の第2実施例を示す。この実
施例は、第1実施例におけるラック側HEPAフィルタ
12を1つにまとめ、ラック用給気ダクト15の端部に
設置したものであって、第1実施例に比較してHEPA
フィルタ12の数が少ない分だけ、ラック3の構造をシ
ンプル化することができる。その他の構成および作用効
果は第1実施例と全く同一である。
【0026】図3に本発明の第3実施例を示す。先の実
施例が1つの空調機13からの給気を二手に分岐させた
のに対し、この実施例によれば、動物飼育室専用の空調
機13aとラック専用の空調機13bが設けられる。本
実施例では完全に独立した給気系であるために、ラック
3のみの運転が可能となり、飼育室2に人間がいない時
間(例えば、深夜)などは飼育室側空調を停止して無駄
な動力を省きエネルギーを節約することが可能である。
更に、本実施例では飼育室2の空調に関連して、飼育室
内空気の一部を飼育室用空調機13aに導く還気ダクト
24が設けられる。これは、室内空気をそのまま排出す
るのではなく、その一部をリターンエアとして用いるこ
とにより、排熱を有効利用して省エネルギーを図るもの
である。その他の構成および作用効果は前記第1実施例
と同様であり、飼育室2内にはHEPAフィルタ16を
介して給気され、各ラック9にはHEPAフィルタ12
を介して給気される。
【0027】図4に本発明の第4実施例を示す。この実
施例は、第2実施例と同様に、第3実施例におけるラッ
ク側HEPAフィルタ12を1つにまとめ、ラック用給
気ダクト15の端部に設置したものである。その他の構
成は第3実施例と全く同一である。
【0028】以上、本発明による動物飼育設備の各実施
例を説明してきたが、本発明は図示した実施例のみに限
定されるものではなく、動物飼育室およびラックの各々
に空気供給し、給気手段→動物飼育室→排気手段という
1つの空気流れと、給気手段→ラック(ケージ)→排気
手段というもう1つの空気流れを構成するものであれ
ば、いかなる形式の給気手段や排気手段でも良い。ま
た、ラックの構造に関しても、図示した構造に限定され
るものではなく、例えば図5に示すように、横ダクト1
1の幅を広げ、ラック内各段の天井面に形成された吹き
出し口24を介して下方に空気が吹き出すようにしても
良い(第5実施例)。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空調された空気が供給される動物飼育室において、この
動物飼育室に設置された動物収容ラックに対しラック専
用の空気供給手段を備え、飼育室とは別系統としてラッ
ク対し別個に空気供給してこれをラック背面に一体的に
設けた排気ダクトまたは排気チャンバを介して外部に排
出するようにしたため、人間と飼育動物間の相互コンタ
ミネーションが完全に防止される。
【0030】また、別系統の各々の給気ダクト上に再熱
コイルを設けることにより、各々の系統に対しそれぞれ
最適な空調制御が可能となり良好な環境維持が図られ
る。
【0031】さらに、別系統の各々に対し空調機を設け
ることにより、一方の系統を運転し他方の系統の運転を
停止することが可能となり、人間が室内にいないときあ
るいは動物がいないとき等の一方の系統が空調不要時の
場合におけるエネルギー節約が図られる。
【0032】この場合、飼育室(人間側の作業空間)の
空気を空調機に再循環させる構成を用いれば、さらにエ
ネルギーの節約が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による動物飼育設備の概略
構成図である。
【図2】本発明の第2実施例による動物飼育設備の概略
構成図である。
【図3】本発明の第3実施例による動物飼育設備の概略
構成図である。
【図4】本発明の第4実施例による動物飼育設備の概略
構成図である。
【図5】本発明の第5実施例による動物飼育設備の概略
構成図である。
【符号の説明】
1…動物飼育設備 2…動物飼育室 3…ラック 9…ケージ 12、16…HEPAフィルタ 13、13a、13b…空調機 14…飼育室用給気ダクト 15…ラック用給気ダクト 19…飼育室用排気ダクト 20…排気チャンバ 21…ラック用排気ダクト 22…ファン 23…除毛フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 一 東京都中央区京橋2丁目5番12号 東洋熱 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間が動物飼育作業を行う動物飼育室内
    に、飼育動物を収容する複数のケージを有するラックを
    設置した動物飼育設備において、 前記動物飼育室およびラックの各々に対し別個に空気を
    供給する給気手段を設け、動物飼育室からラックへおよ
    びその逆の空気流通を遮断したことを特徴とする動物飼
    育設備。
  2. 【請求項2】 前記給気手段は、空調された空気を動物
    飼育室およびラックに供給する空調機と、前記空調機か
    らの給気を動物飼育室およびラックにそれぞれ導く飼育
    室用給気ダクトおよびラック用給気ダクトとを有し、動
    物飼育室内の空気を外部に排出する飼育室用排気ダクト
    と、ラック内の空気を外部に排出するラック用排気ダク
    トとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の動物飼
    育設備。
  3. 【請求項3】 前記給気手段は、動物飼育室への給気ダ
    クトに設けられ空気を浄化する飼育室用フィルタ手段
    と、ラックへの給気ダクトに設けられ空気を浄化するラ
    ック用フィルタ手段とを有することを特徴とする請求項
    2に記載の動物飼育設備。
  4. 【請求項4】 前記飼育室用フィルタ手段およびラック
    用フィルタ手段は、HEPAフィルタからなることを特
    徴とする請求項3に記載の動物飼育装置。
  5. 【請求項5】 前記空調機は、動物飼育室およびラック
    に対応してそれぞれ別個に設けられ、動物飼育室の空気
    の一部を飼育室用空調機に導く還気ダクトを有すること
    を特徴とする請求項1、2、3、または4に記載の動物
    飼育設備。
JP06000402A 1994-01-07 1994-01-07 動物飼育設備 Expired - Lifetime JP3108266B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06000402A JP3108266B2 (ja) 1994-01-07 1994-01-07 動物飼育設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06000402A JP3108266B2 (ja) 1994-01-07 1994-01-07 動物飼育設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07203794A true JPH07203794A (ja) 1995-08-08
JP3108266B2 JP3108266B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=11472814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06000402A Expired - Lifetime JP3108266B2 (ja) 1994-01-07 1994-01-07 動物飼育設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3108266B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006267098A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Meiji Milk Prod Co Ltd 呼気採取システム
KR100791929B1 (ko) * 2006-10-30 2008-01-04 삼성전자주식회사 공기조화시스템
JP2011081528A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調システム
CN103704145A (zh) * 2013-12-11 2014-04-09 李学杰 动物圈舍用通风控温***
WO2019116744A1 (ja) * 2017-12-12 2019-06-20 ウシオ電機株式会社 生物収容器
KR20220065158A (ko) * 2020-11-12 2022-05-20 (주) 대상키우미시스템 콘테이너형 밀폐식 육계사육 시스템

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101480848B1 (ko) * 2014-08-25 2015-01-13 박천귀 냉,난방수단을 이용한 개별 환기 사육장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006267098A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Meiji Milk Prod Co Ltd 呼気採取システム
KR100791929B1 (ko) * 2006-10-30 2008-01-04 삼성전자주식회사 공기조화시스템
JP2011081528A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調システム
CN103704145A (zh) * 2013-12-11 2014-04-09 李学杰 动物圈舍用通风控温***
WO2019116744A1 (ja) * 2017-12-12 2019-06-20 ウシオ電機株式会社 生物収容器
KR20220065158A (ko) * 2020-11-12 2022-05-20 (주) 대상키우미시스템 콘테이너형 밀폐식 육계사육 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP3108266B2 (ja) 2000-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SK80996A3 (en) Cleaning device with filters and ultraviolet radiation source
JP7496140B2 (ja) 換気空調システム
EP1701102A2 (en) Ventilating system
KR101400831B1 (ko) 연속식 에어샤워부스
JPH08242718A (ja) 動物飼育室用空調装置
JP3108266B2 (ja) 動物飼育設備
JP5057294B2 (ja) 動物飼育室
JP3410389B2 (ja) クリーンルーム
JP2010094138A (ja) 動物飼育室の制御装置及びその方法
JP3911248B2 (ja) 動物飼育施設
JPH0132557Y2 (ja)
JP2567123Y2 (ja) 動物飼育室の棚板兼用給気ダクト装置
JPH08261531A (ja) クリーンルームシステム
JP2003180183A (ja) 実験用小動物飼育室の空調システム
JPH0579286B2 (ja)
JPH0466034A (ja) 動物飼育装置
KR20040019412A (ko) 이유기의 가축 사육을 위한 축사
JP5606716B2 (ja) 実験動物用飼育ケージ換気システム
KR20130003329A (ko) 에어커텐을 구비한 냄새차단 개별환기 실험동물 사육장치
JP3005096B2 (ja) 動物ケージ収容ラック
JP2010094137A (ja) 殺菌装置付き動物飼育室用作業台
JPH06257789A (ja) 動物飼育システム
JP7174901B2 (ja) 換気空調システム
JPH08228623A (ja) 動物飼育ラック
JPH11211181A (ja) 換気装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070908

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term