JPH0720283B2 - ホ−ムバスシステム用受電装置 - Google Patents
ホ−ムバスシステム用受電装置Info
- Publication number
- JPH0720283B2 JPH0720283B2 JP12624287A JP12624287A JPH0720283B2 JP H0720283 B2 JPH0720283 B2 JP H0720283B2 JP 12624287 A JP12624287 A JP 12624287A JP 12624287 A JP12624287 A JP 12624287A JP H0720283 B2 JPH0720283 B2 JP H0720283B2
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- Japan
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- home bus
- power receiving
- receiving device
- transformer
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ホームバスに重畳された直流電源によりホー
ムバスに接続されている端末または端末内部の一部の回
路を動作させるための受電装置に関するものである。
ムバスに接続されている端末または端末内部の一部の回
路を動作させるための受電装置に関するものである。
従来の技術 従来ホームバスに重畳された直流電源を受電する場合チ
ョークトランスとコンデンサを使って受電していた。
ョークトランスとコンデンサを使って受電していた。
第３図は、従来の受電装置の一実施例である。21はホー
ムバスであり給電装置22により、ホームバス21上に電源
を重畳している。23はチョークコイル23aとコンデンサ2
3bとからなる受電装置であり、ホームバス21上に重畳さ
れた直流電源を受電し、通信端末24が動作するための電
源を供給するものである。通信端末25は外部の電源装置
26から給電されている。
ムバスであり給電装置22により、ホームバス21上に電源
を重畳している。23はチョークコイル23aとコンデンサ2
3bとからなる受電装置であり、ホームバス21上に重畳さ
れた直流電源を受電し、通信端末24が動作するための電
源を供給するものである。通信端末25は外部の電源装置
26から給電されている。
第４図は、従来の実施例第３図のホームバス11に伝送さ
れる通信用のバイポーラ符号の波形ひずみを解析するた
めの等価回路である。31は、通信端末24あるいは25が送
信する場合のバイポーラ符号の信号源Esである。32は、
通信端末24あるいは25の送信時の出力インピーダンスRs
である。バイポーラ符号信号源31と出力インピーダンス
32は直列に接続され、ホームバス21を通じて受電装置23
のチョークコイル23aに接続される。したがってバイポ
ーラ符号信号源31が出力するバイポーラ符号は出力イン
ピーダンス32およびチョークコイル23aのインダクタン
スＬによって微分される。
れる通信用のバイポーラ符号の波形ひずみを解析するた
めの等価回路である。31は、通信端末24あるいは25が送
信する場合のバイポーラ符号の信号源Esである。32は、
通信端末24あるいは25の送信時の出力インピーダンスRs
である。バイポーラ符号信号源31と出力インピーダンス
32は直列に接続され、ホームバス21を通じて受電装置23
のチョークコイル23aに接続される。したがってバイポ
ーラ符号信号源31が出力するバイポーラ符号は出力イン
ピーダンス32およびチョークコイル23aのインダクタン
スＬによって微分される。
第５図はバイポーラ符号信号源31の出力波形の一例であ
る。第６図は、第４図に示す等価回路のチョークコイル
23aの両端、すなわちホームバス上での信号波形の一例
を示すものである。第６図に示すようにホームバス上で
のバイポーラ符号の信号波形は微分された波形となり、
正常に受信するには不都合が生じる。
る。第６図は、第４図に示す等価回路のチョークコイル
23aの両端、すなわちホームバス上での信号波形の一例
を示すものである。第６図に示すようにホームバス上で
のバイポーラ符号の信号波形は微分された波形となり、
正常に受信するには不都合が生じる。
この波形の微分される要因は、第４図の等価回路の出力
インダクタンス32と、チョークコイル23aのインダクタ
ンスＬである。時定数τは次式によって表わされる。
インダクタンス32と、チョークコイル23aのインダクタ
ンスＬである。時定数τは次式によって表わされる。
上式よりRsが小さくＬが大きいほどτは大きくなり、バ
イポーラ符号の微分は小さくなりもとの信号波形に近い
まま伝送されることになる。
イポーラ符号の微分は小さくなりもとの信号波形に近い
まま伝送されることになる。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の受電装置は次のような問題点を持って
いた。
いた。
チョークコイルのインダクタンスは、たとえば、9600bp
sの伝送速度でデューティ50％のバイポーラ符号の場
合、500mH以上の値が必要があり、受電能力すなわち電
流容量と1Aないし2Aにした場合、非常に大きな鉄芯の上
に太い線径の導線を巻く必要があり、チョークコイルの
形状は非常に大きくなる。
sの伝送速度でデューティ50％のバイポーラ符号の場
合、500mH以上の値が必要があり、受電能力すなわち電
流容量と1Aないし2Aにした場合、非常に大きな鉄芯の上
に太い線径の導線を巻く必要があり、チョークコイルの
形状は非常に大きくなる。
問題点を解決するための手段 本発明は、トランスを使って信号電流を検知し、伝送信
号に対してはハイインピーダンスにするものである。
号に対してはハイインピーダンスにするものである。
作用 本発明は上記した構成により、チョークコイルを使用し
た受電装置の形状が大きくなりコストが高くなるという
欠点を改善できる。
た受電装置の形状が大きくなりコストが高くなるという
欠点を改善できる。
実施例 第１図は本発明の受電装置の一実施例である。
１は受電装置であり主としてトランス４と電流制御部３
により構成されている。トランス４の一次巻線4aの一端
はターミナル７を介してホームバス２の一方へ接続され
ており、他端はトランス４の二次巻線4bの一端に接続さ
れ、かつトランジスタ3aのエミッタに接続されている。
５はコンデンサ、６は抵抗であり直列接続されて、トラ
ンス４の二次巻線4bの他端からの信号をトランジスタ3a
のベースに伝えている。９はコンデンサであり、コンデ
ンサ９の正極はトランジスタ3aのコレクタに接続され、
また抵抗3bを介してトランジスタ3aのベースに接続され
ている。コンデンサ９の負極はターミナル８を介してホ
ームバス２の他方へ接続されている。
により構成されている。トランス４の一次巻線4aの一端
はターミナル７を介してホームバス２の一方へ接続され
ており、他端はトランス４の二次巻線4bの一端に接続さ
れ、かつトランジスタ3aのエミッタに接続されている。
５はコンデンサ、６は抵抗であり直列接続されて、トラ
ンス４の二次巻線4bの他端からの信号をトランジスタ3a
のベースに伝えている。９はコンデンサであり、コンデ
ンサ９の正極はトランジスタ3aのコレクタに接続され、
また抵抗3bを介してトランジスタ3aのベースに接続され
ている。コンデンサ９の負極はターミナル８を介してホ
ームバス２の他方へ接続されている。
10は、定電圧回路であり、抵抗11とツェナーダイオード
12およびコンデンサ13により受電装置１がとりだした電
圧を一定にするものである。定電圧回路の出力は、通信
端末などの被給電回路14に電源を供給する。
12およびコンデンサ13により受電装置１がとりだした電
圧を一定にするものである。定電圧回路の出力は、通信
端末などの被給電回路14に電源を供給する。
次に動作について説明する。第２図は第１図に示す実施
例の動作説明図である。第２図においてホームバス２上
に（Ａ）のようなバイポーラ信号が重畳されると、正極
性パルスの時は信号電流がターミナル７を通じて受電装
置１側へ流れ込もうとする。バイポーラ符号の正極性パ
ルスの信号電流が、トランス４の一次巻線4aを矢印15の
方向に流れると二次巻線4bに矢印16の電気誘導による電
流が流れる。矢印16の誘導電流はトランジスタ3aのベー
ス電流を減少させるため第２図（Ｂ）の１に示すように
トランジスタ3aのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが上昇
する。従ってトランス４の一次巻線4aに流れ込もうとし
ていたバイポーラ符号の正極性パルスの信号電流は追い
返される形となる。
例の動作説明図である。第２図においてホームバス２上
に（Ａ）のようなバイポーラ信号が重畳されると、正極
性パルスの時は信号電流がターミナル７を通じて受電装
置１側へ流れ込もうとする。バイポーラ符号の正極性パ
ルスの信号電流が、トランス４の一次巻線4aを矢印15の
方向に流れると二次巻線4bに矢印16の電気誘導による電
流が流れる。矢印16の誘導電流はトランジスタ3aのベー
ス電流を減少させるため第２図（Ｂ）の１に示すように
トランジスタ3aのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが上昇
する。従ってトランス４の一次巻線4aに流れ込もうとし
ていたバイポーラ符号の正極性パルスの信号電流は追い
返される形となる。
次にバイポーラ符号が負極性パルスのときも同様に信号
電流がトランス４の一次巻線4aを矢印15と逆方向に流れ
ると二次巻線4bに矢印16の逆方向に磁気誘導による電流
が流れる。この誘導電流は、トランジスタ3aのベース電
流を増加させるため第２図（Ｂ）の２に示すように、ト
ランジスタ3aのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが減少す
る。従ってトランス４の一次巻線4aから流れ出ようとし
ていた負極性パルスの信号電流は引き戻される形とな
る。
電流がトランス４の一次巻線4aを矢印15と逆方向に流れ
ると二次巻線4bに矢印16の逆方向に磁気誘導による電流
が流れる。この誘導電流は、トランジスタ3aのベース電
流を増加させるため第２図（Ｂ）の２に示すように、ト
ランジスタ3aのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが減少す
る。従ってトランス４の一次巻線4aから流れ出ようとし
ていた負極性パルスの信号電流は引き戻される形とな
る。
以上のように正極性パルスの信号電流も負極性パルスの
信号電流もトランス４の一次巻線4a内を流れることはな
く、ホームバス２からみた本受電装置のバイポーラ符号
に対するインピーダンスは無限大に近くなり、ホームバ
ス２上のバイポーラ符号の波形への影響は小さくなる。
信号電流もトランス４の一次巻線4a内を流れることはな
く、ホームバス２からみた本受電装置のバイポーラ符号
に対するインピーダンスは無限大に近くなり、ホームバ
ス２上のバイポーラ符号の波形への影響は小さくなる。
発明の効果 以上のように本受電回路に必要なトランスは従来例のよ
うにインダクタンスを500mHのような大きな値にする必
要はなく一次巻線と二次巻線との磁気的な結合さえ十分
であれば1mH以下でも十分である。
うにインダクタンスを500mHのような大きな値にする必
要はなく一次巻線と二次巻線との磁気的な結合さえ十分
であれば1mH以下でも十分である。
よって本発明によればトランスの巻線の巻数は非常に少
ないもので良く形状も非常に小さなものでホームバスに
影響を与えることなく受電できる。
ないもので良く形状も非常に小さなものでホームバスに
影響を与えることなく受電できる。
第１図は本発明の一実施例のホームバスシステム用受電
装置を用いたホームバスシステム構成図、第２図は同装
置の動作波形図、第３図は従来の受電装置を用いたホー
ムバスシステム構成図、第４図は従来例の受電装置によ
る波形解析のための等価回路図、第５図はバイポーラ符
号の説明図、第６図は波形ひずみの説明図である。 １……受電装置、２……ホームバス、３……電流制御
部、４……トランス、5,9,13……コンデンサ、3a,6,11
……抵抗、7,8……ターミナル、10……定電圧回路、12
……ツェナーダイオード、14……被給電回路。
装置を用いたホームバスシステム構成図、第２図は同装
置の動作波形図、第３図は従来の受電装置を用いたホー
ムバスシステム構成図、第４図は従来例の受電装置によ
る波形解析のための等価回路図、第５図はバイポーラ符
号の説明図、第６図は波形ひずみの説明図である。 １……受電装置、２……ホームバス、３……電流制御
部、４……トランス、5,9,13……コンデンサ、3a,6,11
……抵抗、7,8……ターミナル、10……定電圧回路、12
……ツェナーダイオード、14……被給電回路。
Claims (1)
- 【請求項１】直流電圧をホームバスに重畳し、ホームバ
スに接続された端末にホームバスから給電するホームバ
スシステムにおいて、複数の巻線を持つトランスと、前
記トランスの一次巻線と直列に接続され、負荷に供給す
る直流電流を制御する電流制御素子とを備えてなり、前
記トランスの二次巻線の出力信号により前記電流制御部
を流れる電流を制御することを特徴とするホームバスシ
ステム用受電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12624287A JPH0720283B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | ホ−ムバスシステム用受電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12624287A JPH0720283B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | ホ−ムバスシステム用受電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63290490A JPS63290490A (ja) | 1988-11-28 |
| JPH0720283B2 true JPH0720283B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=14930312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12624287A Expired - Fee Related JPH0720283B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | ホ−ムバスシステム用受電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720283B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4959713A (en) * | 1989-10-10 | 1990-09-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Home automation system |
| DK2802100T3 (en) * | 2013-05-10 | 2016-06-20 | Friwo Gerätebau Gmbh | Improved drosselkredsløb bus line rectifier and comprising the same |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP12624287A patent/JPH0720283B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63290490A (ja) | 1988-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |