JPH072017U - 成形型 - Google Patents

成形型

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JPH072017U
JPH072017U JP3142093U JP3142093U JPH072017U JP H072017 U JPH072017 U JP H072017U JP 3142093 U JP3142093 U JP 3142093U JP 3142093 U JP3142093 U JP 3142093U JP H072017 U JPH072017 U JP H072017U
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metal fitting
mold
recess
magnet
hole
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JP3142093U
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Inventor
神田新吾
Original Assignee
エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一体成形される金具の装着を容易にし、か
つ、成形品の離型性が良好な成形型を提供する。 【構成】 上型1、中型2、下型3でキャビティ6を形
成する。上型1に、凹所4と、これに連通する挿通孔4
aを形成する。挿通孔4aに、マグネット7を上下動自
在に挿通する。マグネット7は、上型1に接離自在な固
定プレート9に固着する。固定プレート9は、第1スプ
リング11で下方に付勢されるとともに、第2スプリン
グ12で上方に付勢された突き上げピン10に接離可能
である。マグネット7は、型締め時に固定プレート9が
突き上げピン10で突き上げられて凹所4内に没入す
る。型開き時には、突き上げピン10が固定プレート9
から離間し、第1スプリング11の付勢力でマグネット
7が凹所4から突出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は成形型に関し、特に、ゴム状弾性材よりなる生地を金具と一体に成 形することで所定形状の成形品を得ることができる成形型に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】
従来、例えば図4に示してあるような成形品を成形するには、図5に示すよう な成形型が用いられていた。 すなわち、図5に示す成形型は、協働してキャビティ26を形成する上型21 と下型23とを具え、キャビティ26に、一体成形される第1金具36および第 2金具37を配置したのち、両金具36、37間に生地38aを配置して型締め を行うものである。上型21には、第2金具37を受け入れる段部25および孔 28が形成され、この上型21に、段部25および孔28に第2金具37を受け 入れた状態で吸着して保持するマグネット27を配設する。下型23には、第1 金具36を収容可能な大きさを有する凹所24を形成してある。
【0003】 図5において、上型21と下型23とは互いに当接・離間が可能となっていて 、この上型21と下型23とを合致して組み合わせることにより、両型21、2 3間にキャビティ26が形成されるようにしてある。そして、このキャビティ2 6内に、一体成形される第1金具36と第2金具37とが所定位置に配置される ようにしてある。
【0004】 上型21には、第2金具37を受け入れる段部25および孔28が形成される 。ここでは、第2金具37は、円板状をなす座金部37aと、この座金部37a の一方の端面中央部に突出するボルト部37bとが一体に形成されたものが用い られる。このため、段部25は、第2金具37の座金部37aを受け入れるよう に上型21の下端面に円状に形成されることで、その座金部37aの端面が係止 可能となっている。また、孔28は、段部25の中央部に形成されて第2金具3 7のボルト部37bを挿入可能となっている。
【0005】 また、上型21の内部にはマグネット27が配設される。このマグネット27 は、孔28を閉塞するように配設されるもので、第2金具37のボルト部37b が孔28に挿入されると、このボルト部37bがマグネット27に当接または近 接するようにしてある。これにより、第2金具37は、孔28に挿入されたボル ト部37bがマグネット27に吸着されることで、上型21の所定箇所に位置決 めされた状態で保持されることとなる。
【0006】 下型23には、上型21の段部25および孔28に対応する部位に、第1金具 36を収容可能な大きさで上方に開口する凹所24が形成される。ここでは、第 1金具36は、貫通しない雌ねじ部36aを有するナットが用いられる。そして 、この第1金具36は、その雌ねじ部36aの開口部を下型23の凹所24の底 面に接触させた状態で、当該凹所24に収容されるようにしてある。
【0007】 そして、この上型21と下型23とを組み合わせて合致することで、下型23 の凹所24と、上型21の段部25および孔28とでキャビティ26を形成する ようにしてある。このとき、下型23の凹所24は、その開口部が第2金具37 の座金部37aで閉塞されるようにしてあって、この凹所24と座金部37aと で密閉された空所内に生地38aが充填されることとなる。
【0008】 この成形型は、上記のように構成したことにより、キャビティ26内の所定位 置に第1金具36と第2金具37とを配置したのち、生地38aを載置した上で 型締めを行うと、第1金具36と第2金具37とがゴム状弾性体(ゴム部38) と一体となって成形されるようになっている。
【0009】 まず、下型23の凹所24に、雌ねじ部36aを下方に向けた状態で第1金具 36を配置する。上型21には、その孔28にボルト部37bを挿入した状態で 、かつ、段部25に座金部37aを当接・係止した状態で第2金具37を配置す る。そして、下型23の凹所24に対応する部位に生地38aを載置した上で、 上型21と下型23とを組み合わせることで、生地38aを第1金具36と第2 金具37との間に配置し、図示しないプレス機で型締めを行う。
【0010】 すると、型締め力によって、生地38aが、上型21と下型23とで圧力を受 けて変形することで、上型21の凹所24内に生地38aが充填されて、第1金 具36と第2金具37との間に生地38aを満たすこととなる。そして、生地3 8aは、その状態でキャビティ26内で加硫がなされ、これにより、生地38a が第1金具36および第2金具37と一体となって成形される。この結果、図4 に示すような、第1金具36と第2金具37との間にゴム部38が介在した状態 で成形品が得られることとなる。
【0011】 しかしながら、このような従来の成形型にあっては、第2金具37に所謂生地 廻りが生じる恐れがあった。
【0012】 すなわち、第2金具37を受け入れる段部25が比較的大きく形成されている ために、上型21と下型23とを組み合わせた際には、段部25の内周側面と座 金部37aの外周側面との間に隙間が形成されるようになっていて、型締め時に 、この隙間に生地38aが廻り込んでしまうことがあった。
【0013】 つまり、上型21の段部25は、第2金具37の座金部37aの端面よりも大 きな面積で形成されているために、段部25の内周側面と座金部37aの外周側 面との間に環状の隙間が形成された状態となっている。また、型締めをした際に は、第2金具37が下型23の凹所24を閉塞して密閉するようにしてあるが、 型締めの途中では、第2金具37の座金部37aが凹所24を完全に閉塞してい ない状態となっている。したがって、型締め時には、生地38aは、第2金具3 7の座金部37aの端面と、凹所24の開口部周縁部との間の隙間を伝って、座 金部37aの外周側面と段部25の内周側面との間の隙間へ漏れ出し、所謂生地 廻りが生じることになる。
【0014】 この結果、第2金具37の座金部37aの外周側面にゴム状弾性体が付着した 状態で成形品が得られることとなり、この付着ゴムの除去作業に手間がかかると いう問題があった。
【0015】 そこで、この第2金具37の座金部37aに生地廻りが生じないようにするた めに、図6に示すように、所謂3枚割り型構造にした成形型が考え出されている 。 すなわち、図6に示す成形型は、協働してキャビティ46を形成する上型41 と中型42と下型43とを具え、キャビティ46に、一体成形される第1金具5 6および第2金具57を装着・配置したのち、両金具56、57間に生地を充填 して型締めを行うものである。上型41には、第1金具56を収容可能な大きさ を有する凹所44が形成され、この上型41に、凹所44に収容された第1金具 56を吸着して保持するマグネット47を配設する。中型42には、第2金具5 7を当接状態で受け入れる段部45を形成してある。
【0016】 図6において、上型41と中型42と下型43とは互いに当接・離間が可能と なっていて、この各型41、42、43を順次合致して組み合わせることにより 、各型41、42、43間にキャビティ46を形成するようにしてある。そして 、このキャビティ46内に、一体成形される第1金具56と第2金具57とが所 定位置に装着・配置されるようにしてある。
【0017】 上型41には、第1金具56を収容可能な大きさで下方に開口する凹所44が 形成される。ここでは、第1金具56は、貫通しない雌ねじ部56aを有するナ ットが用いられる。そして、この第1金具56は、その雌ねじ部56aの開口部 を上型41の凹所44の底面に接触させた状態で、当該凹所44に収容されるよ うにしてある。
【0018】 また、上型41の内部にはマグネット47が配設される。このマグネット47 は、その一方の磁極側端面を凹所44の底部中央部においてその底面と一致させ た状態で配設される。これにより、第1金具56が凹所44に収容されると、第 1金具56は、その雌ねじ部56aの開口部側の端面がマグネット47に吸着さ れた状態で装着・保持されることとなる。
【0019】 下型43には、上型41の凹所44に対応する部位に、第2金具57を保持す る孔48が形成される。ここでは、第2金具57は、円板状をなす座金部57a と、この座金部57aの一方の端面中央部に突出するボルト部57bとが一体に 形成されたものが用いられる。このとき、下型43の孔48は、第2金具57の ボルト部57bを挿入可能であるとともに、座金部57aを挿入不能な大きさで 形成される。そして、この孔48にボルト部57bを挿入することで、第2金具 57は、座金部57aが孔48の開口部周縁部に当接・係止し、所定箇所に位置 決めされた状態で保持されることとなる。
【0020】 中型42は、上型41の凹所44に対応する部位に孔42aを有するとともに 、この孔42aの下方開口部に第2金具57の座金部57aを受け入れる段部4 5を形成してある。そして、この中型42が上型41と下型43との間に介在す るように各型41、42、43を組み合わせて合致することで型閉めがなされ、 このとき、上型41の凹所44と中型42の孔42aと下型43の孔48とでキ ャビティ46を形成するようにしてある。
【0021】 また、中型42の段部45は、第2金具57の座金部57aを受け入れるよう に環状に形成されることで、その座金部57aの周縁部を当接・係止可能となっ ている。そして、第2金具57は、そのボルト部57bを下型43の孔48に挿 入して位置決めをしたのち、下型43に中型42を合致することで、第2金具5 7の座金部57aが中型42の段部45に当接することとなる。このため、型閉 め時には、中型42の孔42aの下方開口部が第2金具57の座金部57aで閉 塞され、これにより、上型41の凹所44および中型42の孔42aで形成され る空所が密閉されるようにしてある。
【0022】 この成形型は、上記のように構成したことにより、キャビティ46内の所定位 置に第1金具56と第2金具57とを装着・配置したのち、キャビティ46内に おいて第1金具56と第2金具57とで形成される空所内に生地を充填した上で 型締めを行うと、第1金具56と第2金具57とがゴム状弾性体と一体となって 成形されるようになっている。
【0023】 まず、下型43の孔48に第2金具57のボルト部57bを挿入し、これによ り、第2金具57を所定の位置に配置する。また、上型41の凹所44には、雌 ねじ部56aを上方に向けた状態で第1金具56が収容され、これにより、第1 金具56が所定の位置に装着・配置される。
【0024】 この場合、上型41の凹所44は複数箇所に形成されていて、この各凹所44 にそれぞれ第1金具56を配置する必要がある。このため、第1金具56を上型 41に装着・配置するには、図7に示すような整列治具59が使用される。この 整列治具59は、盤状をなすとともに、上型41の各凹所44に対応する箇所に 貫通孔59aが形成され、この貫通孔59aの上方開口部には上方に拡径するテ ーパ面が形成されている。
【0025】 そして、この整列治具59を用いて複数の第1金具56を整列させるには、ま ず、整列治具59の上面に多数の第1金具56を拡散状態で載置したのち、その 状態でバイブレータ等により振動を与える。これにより、第1金具56は、整列 治具59の上面で移動し、貫通孔59aの部位で反転しまたはそのまま落ち込む ことで、雌ねじ部56aが上方に向いた状態で各貫通孔59aにそれぞれ位置さ れる。この場合、第1金具56の雌ねじ部56aの開口部側には外方へ張り出す ように形成されたフランジ部が形成されていて、このフランジ部が貫通孔59a のテーパ面に係止するようになっている。
【0026】 このとき、第1金具56を良好に整列させるには、整列治具59の貫通孔59 aの上方開口部の内径を第1金具56のフランジ部の外径よりも大きく形成し、 隙間gを形成するようにしておく。また、整列治具59の貫通孔59aの内径は 、第1金具56の外径よりも大きく形成し、隙間hを形成するようにしておく。
【0027】 そして、整列治具59の各貫通孔59aにそれぞれ第1金具56を整列させた のち、各第1金具56が凹所44に対応するように、整列治具59を上型41の 下端面に配置する。これにより、第1金具56は、上型41に設けられたマグネ ット47に吸着されることで、雌ねじ部56aが上方に向いた状態で凹所44内 に装着・配置されることとなる。
【0028】 一方、下型43上には中型42が合致される。このとき、下型43の所定位置 に配置した第2金具57は、その座金部57aの周縁部が中型42と下型43と で挟持されることとなり、これにより、座金部57aが中型42の段部45に当 接することで、中型42の孔42aの下方開口部が閉塞されることとなる。
【0029】 次いで、中型42上に上型41を合致して型閉めを行う。この際、上型41に 保持された第1金具56と、下型43に保持された第2金具57との間には空所 が形成され、この空所内に生地を充填し、その状態で図示しないプレス機により 型閉めを行う。すると、生地が第1金具56および第2金具57と一体となって 成形される。この結果、第1金具56と第2金具57との間にゴム状弾性体が介 在した状態で成形品が得られることとなる。
【0030】 そして、この場合、型閉め時に、第2金具57が、その周縁部を中型42の段 部45に当接することで、第1金具56と第2金具57との間に形成される空所 を密閉することになるので、生地を充填した際に、第2金具57の座金部57a の外周側面に所謂生地廻りが生じないようになっている。
【0031】 しかしながら、このような従来の成形型にあっては、第1金具56を上型41 に好適に装着することができないことがあった。
【0032】 すなわち、第1金具56を整列させる整列治具59は、その貫通孔59aと第 1金具56との間の隙間g、hを大きくとってあるので、第1金具56の整列状 態があまり精度の良くないものであった。
【0033】 つまり、整列治具59の貫通孔59aと、第1金具56との隙間g、hを大き くとると、第1金具56をマグネット47に吸着させるために整列治具59を上 型41の下端面に配置した場合に、上型41の凹所44と第1金具56との軸線 がずれてしまうことがある(図8中のずれi)。このため、図8に示すように、 整列治具59上の第1金具56を上型41の凹所44に対応させても、第1金具 56のフランジ部が上型41の凹所44の開口部周縁部に引っ掛かるために、第 1金具56を凹所44内に装着・配置することができないことがあった。
【0034】 そこで、第1金具56の上型41への装着・配置を容易にするために、図9に 示すように、図6中の型割り面fをjの位置に変更することで上型41の凹所4 4を無くして、第1金具56を直接マグネット47に吸着させるようにし、中型 42の孔42aを、上型41の凹所44の深さ分だけ長くしたものが考えられて いる。
【0035】 しかしながら、この図9に示す成形型にあっては、生地を充填する際に、第1 金具56が中型42の孔42a内に落下することがあった。
【0036】 すなわち、第1金具56と第2金具57との間に生地を注入する際に、この生 地の流れが第1金具56に直接当たることとなるので、この生地の流れによって 、第1金具56がマグネット47から離脱して中型42の孔42a内に落下し、 成形不良を起こすことがあった。
【0037】 また、図6および図9に示す成形型にあっては、中型42の孔42a内に生地 を充填して成形するようにしてあるので、加硫時に、生地が上型41や中型42 に付着しやすく、したがって、成形品の離型が困難なものであった。さらに、上 型41と中型42との間に生地が付着することで上型41と中型42とが密着し 、型開きがスムーズにならないこともあった。 したがって、上記のような問題点があるために、図6、図8および図9に示し たような成形型は実用的でなく、製品化されていないのが現状である。
【0038】 この考案は上記の問題点を解消し、一体成形される金具の型への装着を容易に するとともに、成形品の離型を容易にすることができる成形型を提供することを 目的とする。
【0039】
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記の問題点を解決するために、協働してキャビティを形成する上 型、中型、下型を具え、前記キャビティに一体成形される金具を装着・配置した のち、前記キャビティに生地を充填して成形する成形型であって、前記上型に、 前記金具を収容可能な大きさを有して下方に開口する凹所と、上下方向に貫通し て前記凹所と連通する挿通孔と、前記金具を吸着可能であるとともに、前記挿通 孔に挿通状態で配設され、かつ、付勢部材の付勢力によって、作動位置と不作動 位置との間を移動可能なマグネットとを設け、前記マグネットは、作動位置の時 に先端に吸着した前記金具を、不作動位置になる時に前記凹所内に導き入れると いう構成を有しているものである。
【0040】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、一体成形される金具の上型への 装着性を向上させることができるようになっている。 すなわち、付勢部材で付勢されて作動位置と不作動位置との間を移動可能とな っているマグネットは、常態にあっては、作動位置で凹所から突出した状態とな っている。このため、金具を装着する際には、金具を上型の下端面に配置するこ とで、マグネットの磁力を良好に作用させて金具の吸着を容易にすることができ る。また、型締め時には、金具を吸着したマグネットが不作動位置まで凹所内に 没入することで、金具が凹所内に収容されることとなるので、金具の上型に対す る装着性を向上させることができるようになっている。
【0041】 また、マグネットが不作動位置から作動位置に移動する際に、付勢部材の付勢 力によってマグネットの先端を凹所から突出動作させるようにしたことで、成形 品は、型開き時に、金具がマグネットに吸着した状態で凹所から突き出されるよ うになるために、取り出しが容易になり、離型性が向上することとなる。 しかも、この場合、マグネットの突出動作によって、成形品を凹所から突き出 すと同時に、上型と、この当接相手型との間を離間するように作用するために、 型開き作業を容易にすることができるようになっている。
【0042】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例を説明する。 図1は、この考案による成形型の一実施例を示す図である。 すなわち、図1に示す成形型は、協働してキャビティ6を形成する上型1と中 型2と下型3とを具え、キャビティ6に、一体成形される第1金具16および第 2金具17を装着・配置したのち、両金具16、17間に生地を充填して型締め を行うものである。上型1には、第1金具16を収容可能な大きさを有して下方 に開口する凹所4と、上下方向に貫通して凹所4と連通する挿通孔4aと、第1 スプリング11および第2スプリング12に付勢されて挿通孔4aに上下動可能 に挿通されるマグネット7とが設けられる。このマグネット7は、凹所4に収容 された第1金具16を吸着して保持する。中型2には、第2金具17を当接状態 で受け入れる段部5を形成してある。
【0043】 図1において、上型1と中型2と下型3とは互いに当接・離間が可能となって いて、この各型1、2、3を順次合致して組み合わせることにより、各型1、2 、3間にキャビティ6を形成するようにしてある。そして、このキャビティ6内 に、一体成形される第1金具16と第2金具17とが所定位置に装着・配置され るようにしてある。
【0044】 上型1には、第1金具16を収容可能な大きさで下方に開口する凹所4が複数 形成される。ここでは、第1金具16は、貫通しない雌ねじ部16aを有すると ともに、その雌ねじ部16aの開口部側には外方へ張り出すフランジ部が形成さ れたナットが用いられる。そして、この第1金具16は、その雌ねじ部16aの 開口部を上型1の凹所4の底面に接触させた状態で、当該凹所4に収容可能とな っている。
【0045】 この上型1には、その各凹所4の底面中央部を貫通する挿通孔4aが形成され ていて、これにより、各凹所4を上方に開口させている。この各挿通孔4aには 、それぞれ円柱状をなすマグネット7が上下動自在な状態で挿通される。この場 合、図2に示すように、マグネット7の外周面と挿通孔4aの内周面との対向面 間には隙間bを形成してある。
【0046】 このマグネット7は、その下方の磁極側端面の中央部に、尖頭状をなす凸部7 aが形成されている。この凸部7aは、第1金具16の雌ねじ部16aに挿入可 能な大きさを有していて、雌ねじ部16aの内周面と凸部7aの外周面との対向 面間には、隙間aを形成してある。また、凸部7aは、その高さが雌ねじ部16 aの深さよりも小さく形成され、凸部7aを雌ねじ部16aに挿入した際には、 第1金具16の雌ねじ部16a開口部側の端面が、マグネット7の環状下端面7 bに当接するようにしてある。
【0047】 そして、このマグネット7の凸部7aに第1金具16の雌ねじ部16aを挿入 すると、磁力の作用によって、第1金具16が、その雌ねじ部16aの開口部を 上方に向けた状態でマグネット7に吸着され、その状態で保持するようにしてあ る。
【0048】 この場合、隙間aと隙間bとの合計が、第1金具16の最大外径の部位(フラ ンジ部)と、上型1の凹所4の内周面との対向面間の距離cよりも小さくなるよ うに設定してあって、これにより、第1金具16が凹所4に挿入・装着可能とな っている。
【0049】 各マグネット7は、その上端部が、上型1の上面に接離可能に配設される固定 プレート9に固着される。また、上型1の上方には、固定プレート9から所定間 隔eだけ離間した状態で当該上型1と一体に取り付けられている押え部材13が 設けられる。そして、この押え部材13と固定プレート9との間に、付勢部材で ある第1スプリング11が配設される。
【0050】 この第1スプリング11は、所謂圧縮コイルばねであって、固定プレート9を 下方へ付勢し、この付勢力によって、常態にあっては、固定プレート9を上型1 の上端面に当接させるようにしてある。図2にマグネット7が作動位置にあると きの状態を示すように、このとき、作動位置では、固定プレート9に固着された マグネット7は、その環状下端面7bが、上型1の下端面よりも若干量dだけ下 方に突出するようにしてある。
【0051】 下型3には、上型1の凹所4に対応する部位に、第2金具17を保持する孔8 が形成される。ここでは、第2金具17は、円板状をなす座金部17aと、この 座金部17aの一方の端面中央部に突出するボルト部17bとが一体に形成され たものが用いられる。このとき、下型3の孔8は、第2金具17のボルト部17 bを挿入可能であるとともに、座金部17aを挿入不能な大きさで形成される。 そして、この孔8にボルト部17bを挿入することで、第2金具17は、座金部 17aが孔8の開口部周縁部に当接・係止し、所定箇所に位置決めされた状態で 保持されることとなる。
【0052】 中型2は、上型1の凹所4に対応する部位に孔2aを有するとともに、この孔 2aの下方開口部に第2金具17の座金部17aを受け入れる段部5を形成して ある。そして、この中型2が上型1と下型3との間に介在するように各型1、2 、3が組み合わされて合致することで型閉めがなされ、このとき、上型1の凹所 4と中型2の孔2aと下型3の孔8とでキャビティ6を形成するようにしてある 。
【0053】 また、中型2の段部5は、第2金具17の座金部17aを受け入れるように環 状に形成されることで、その座金部17aの周縁部を当接・係止可能となってい る。そして、第2金具17は、そのボルト部17bを下型3の孔8に挿入して位 置決めをしたのち、下型3に中型2を合致することで、第2金具17の座金部1 7aが中型2の段部5に当接することとなる。このため、型閉め時には、中型2 の孔2aの下方開口部が第2金具17の座金部17aで閉塞され、これにより、 上型1の凹所4および中型2の孔2aが形成される空所が密閉されるようにして ある。
【0054】 下型3には、固定プレート9と接離可能な突き上げピン10を設ける。この突 き上げピン10は、成形型の外部において、第1スプリング11よりも強い付勢 力を有する付勢部材である第2スプリング12を介して設けられる。この第2ス プリング12は、所謂圧縮コイルばねであって、その下端部が下型3に取り付け られるとともに、上端部が突き上げピン10に固着されていて、これにより、突 き上げピン10が、第2スプリング12の付勢力で上方に付勢されている。この とき、固定プレート9の一部が成形型の外方に延出するように形成されていて、 この延出部に、突き上げピン10の上端部が係合可能となっている。
【0055】 このため、固定プレート9は、第1スプリング11と第2スプリング12とで 付勢されることで、固定プレート9と押え部材13との間の距離eの範囲で上下 動を可能としている。これにより、固定プレート9に固着されたマグネット7は 、固定プレート9の上下動に応じて挿通孔4aから出没し、凸部7aが、上型1 の凹所4の開口部と底部との間を往復移動可能となっている。なお、この場合、 マグネット7は、その環状下端面7bが凹所4の底面よりも上方へ移動しないよ うに上限点(不作動位置)設定してある。このため、マグネット7は、作動位置 と不作動位置との間を移動可能となっている。
【0056】 上記の成形型は、図3に示すように、上型1が固定盤14に固定され、また、 下型3がプレス機の昇降自在なプレス盤15に固定される。そして、下型3に中 型2を合致した状態でプレス盤15を上昇させることで、各型1、2、3の型締 めがなされるようにしてある。したがって、プレス盤15が上昇した際には、第 2スプリング12の付勢力によって突き上げピン10が固定プレート9を突き上 げ、また、プレス盤15が下降した際には、突き上げピン10が固定プレート9 から離間するとともに、第1スプリング11の付勢力によって固定プレート9が 上型1の上端面に当接するようにしてある。
【0057】 次に、上記のものの作用を説明する。 この成形型は、上記のように構成したことにより、キャビティ6内の所定位置 に第1金具16と第2金具17とを装着・配置したのち、キャビティ6内におい て第1金具16と第2金具17とで形成される空所内に生地を充填した上で型締 めを行うと、第1金具16と第2金具17とがゴム状弾性体と一体となって成形 される。これにより、図4に示したようなものと同様の成形品を得ることができ るようになっている。
【0058】 まず、下型3の孔8に第2金具17のボルト部17bを挿入し、これにより、 第2金具17を所定の位置に配置する。また、上型1の凹所4には、雌ねじ部1 6aを上方に向けた状態で第1金具16が収容され、これにより、第1金具16 が所定の位置に装着・配置される。
【0059】 この場合、上型1の各凹所4にそれぞれ第1金具16を配置する必要があるの で、第1金具16を上型1に装着・配置するには、図7に示したような整列治具 59が使用される。この整列治具59は、盤状をなすとともに、上型1の各凹所 4に対応する箇所に貫通孔59aが形成され、この貫通孔59aの上方開口部に は上方に拡径するテーパ面が形成されている。
【0060】 そして、この整列治具59を用いて複数の第1金具16を整列させるには、ま ず、整列治具59の上面に多数の第1金具16を拡散状態で載置したのち、その 状態でバイブレータ等により振動を与える。これにより、第1金具16は、整列 治具59の上面で移動し、貫通孔59aの部位で反転しまたはそのまま落ち込む ことで、雌ねじ部16aが上方に向いた状態で各貫通孔59aにそれぞれ位置さ れ、第1金具16のフランジ部が貫通孔59aのテーパ面に係止するようになっ ている。
【0061】 そして、整列治具59の各貫通孔59aにそれぞれ第1金具16を整列させた のち、この各第1金具16が凹所4に対応するように、整列治具59を上型1の 下端面に配置する。これにより、第1金具16は、上型1に設けられたマグネッ ト7に吸着されることで、雌ねじ部16aが上方に向いた状態で保持されること となる。
【0062】 このとき、固定プレート9は、常態にあっては、第1スプリング11の付勢力 で上型1の上端面に当接した状態となっているので、固定プレート9に固着され ているマグネット7は、その凸部7aが上型1の下端面よりも下方へ突出した状 態(作動位置)となっている。したがって、第1金具16がマグネット7に吸着 される際には、雌ねじ部16aにマグネット7の凸部7aが挿入されることとな るので、第1金具16は、凸部7aにより所定状態に位置決めされることとなる 。
【0063】 一方、下型3上には中型2が合致される。このとき、下型3の所定位置に配置 した第2金具17は、その座金部17aの周縁部が中型2と下型3とで挟持され ることとなり、これにより、座金部17aが中型2の段部5に当接することで、 中型2の孔2aの下方開口部が閉塞されることとなる。
【0064】 次いで、プレス盤15を上昇させることで、下型3と組み合わせた中型2と、 固定盤14に固定された上型1とを合致して型閉めを行うと、突き上げピン10 が第2スプリング12の付勢力によって固定プレート9を突き上げる。このため 、固定プレート9は、第1スプリング11の付勢力に抗して上動し、これに伴っ て、固定プレート9に固着されたマグネット7が、これに吸着している第1金具 16と一体に上動して不作動位置まで凹所4内に没入し、これにより、第1金具 16が上型1への装着を完了することとなる。
【0065】 この際、上型1の凹所4内に装着された第1金具16と、下型3に保持された 第2金具17との間には空所が形成され、この空所内に生地を充填し、その状態 でプレス盤15により型閉めを行う。すると、生地が第1金具16および第2金 具17と一体となって成形される。この結果、第1金具16と第2金具17との 間にゴム状弾性体が介在した状態で成形品が得られることとなる。
【0066】 そして、成形後に、プレス盤15を下動させて型開きを行うと、プレス盤15 の下動に伴って、上型1と中型2とが互いに離間するとともに、下型3に設けら れた突き上げピン10が固定プレート9から離間するようになる。すると、固定 プレート9は、第1スプリング11の付勢力によって下動して上型1の上端面に 当接するようになる。これに伴って、固定プレート9に固着されたマグネット7 が作動位置まで下動して凹所4から突出するようになるので、第1金具16を一 体成形した成形品が、マグネット7の突出動作によって凹所4から離型されるよ うになっている。
【0067】 上記の場合、型閉め時に、第2金具17が、その周縁部を中型2の段部5に当 接することで、第1金具16と第2金具17との間に形成される空所を密閉する ことになるので、生地を充填した際に、第2金具17の座金部17aの外周面に 所謂生地廻りが生じないようになっている。
【0068】 そして、上記の成形型にあっては、第1金具16を上型1に好適に装着するこ とができるようになっている。
【0069】 すなわち、第1金具16を吸着するマグネット7が、第1スプリング11およ び第2スプリング12の付勢力で凹所4に対して出没自在に設けられ、このマグ ネット7の下端部が、常態時に作動位置にあるときに、上型1の下端面よりも下 方に突出するようにしてあることにより、第1金具16の吸着を容易に、かつ確 実にすることができるようになっている。
【0070】 つまり、マグネット7の下端部が、常態時に、上型1の下端面よりも下方に突 出するようにしてあることで、第1金具16を所定状態に配列してある整列治具 59を、第1金具16を上型1に装着するために上型1の下方に配置した際に、 第1金具16とマグネット7との間の距離を小さくすることができる。このため 、マグネット7は、その磁力を第1金具16に良好に作用させることができるの で、簡単に第1金具16を吸着させることができるようになっている。
【0071】 このとき、マグネット7の下端部には、第1金具16を位置決めする凸部7a を形成してあるので、第1金具16をマグネット7に吸着した際には、必然的に 、第1金具16が所定状態で保持されることとなる。これにより、型閉め時にマ グネット7を凹所4内に没入させた際には、第1金具16が凹所4の開口部周縁 部に引っ掛かることなくスムーズに凹所4内に収容されるようになっている。
【0072】 また、上記の成形型にあっては、成形品の離型を容易にすることができるよう になっている。
【0073】 すなわち、第1スプリング11および第2スプリング12を設け、これらの付 勢力でマグネット7を作動位置と不作動位置との間で移動可能とすることで、凹 所4からの出没を可能としている。これによって、型開き時に、マグネット7が 凹所4から突出するようになることで、この突出動作によって成形品を下方へ突 き出すようになっている。
【0074】 つまり、型締め時に、第2スプリング12の付勢力で付勢された突き上げピン 10で固定プレート9が突き上げられて、マグネット7が凹所4内に没入した状 態(不作動位置)となっていたものが、型開き時には、第1スプリング11の付 勢力で固定プレート9が押し下げられて、マグネット7が凹所4から突出する( 作動位置)ようになっている。
【0075】 したがって、キャビティ6内で成形された成形品は、型開き時にマグネット7 が作動位置まで下方に突出動作することで、第1金具16がマグネット7に吸着 した状態で凹所4から突き出されることとなる。この結果、上記の成形型は、マ グネット7が所謂エジェクタピンの役割を担うこととなるため、成形後に型開き をすることで、自動的に成形品の離型がされることとなる。
【0076】 また、この場合、型開き時にマグネット7が作動位置まで下方に突出動作する ことで、型締め時に当接していた上型1と中型2とを引き離す作用をするため、 成形時に上型1と中型2との間に生地が入り込んで両型1、2間が密着するよう になっても、型開き時にはこれを離間させるようになる。
【0077】 上記の結果、上型1、中型2、下型3の所謂3枚割型構造により、第2金具1 7の座金部17aの外周面に生地廻りを防止した上での良好な成形型を実用的に 製品化することができることとなる。
【0078】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、上型の凹所に、付勢部材の付勢力により作動 位置と不作動位置との間を移動可能にしたマグネットを設けたことにより、マグ ネットは、作動位置にあるときには凹所から突出した状態となるようにし、また 不作動位置にあるときには凹所内に没入するようにしてあるので、一体成形され る金具をマグネットに簡単に吸着させることができるとともに、その吸着させた 金具を凹所内にスムーズに導き入れて収容することができ、金具の上型への装着 を容易にすることができる。
【0079】 また、成形後に型開きをした際にマグネットが不作動位置から作動位置まで突 出動作をすることで、成形品は、その金具がマグネットに吸着した状態で凹所か ら突き出されることとなるので、成形品の離型性を向上させることができる。 さらに、この場合、型開き時にマグネットが突出動作をすることで、上型と、 これに当接する相手型(中型)との間を離間することができるので、型開きを良 好に行うことができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による成形型の一実施例を示す図であ
る。
【図2】図1における要部を示す図であって、マグネッ
トが作動位置にある状態(実線)を示す図である。
【図3】成形型が固定盤およびプレス盤に取り付けられ
た状態を示す図である。
【図4】成形品を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【図6】他の従来例を示す図である。
【図7】整列治具を示す図である。
【図8】従来の不具合を説明する図である。
【図9】さらに他の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1、21、41……上型 2、42……中型 2a、8、28、42a、48……孔 3、23、43……下型 4、24、44……凹所 4a……挿通孔 5、25、45……段部 6、26、46……キャビティ 7、27、47……マグネット 7a……凸部 7b……環状下端面 9……固定プレート 10……突き上げピン 11、12……スプリング(付勢部材) 13……押え部材 14……固定盤 15……プレス盤 16、17、36、37、56、57……金具 16a、36a、56a……雌ねじ部 17a、37a、57a……座金部 17b、37b、57b……ボルト部 38……ゴム部 38a……生地 59……整列治具 59a……貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 協働してキャビティ(6)を形成する上
    型(1)、中型(2)、下型(3)を具え、前記キャビ
    ティ(6)に一体成形される金具(16、17)を装着
    ・配置したのち、前記キャビティ(6)に生地を充填し
    て成形する成形型であって、前記上型(1)に、前記金
    具(16)を収容可能な大きさを有して下方に開口する
    凹所(4)と、上下方向に貫通して前記凹所(4)と連
    通する挿通孔(4a)と、前記金具(16)を吸着可能
    であるとともに、前記挿通孔(4a)に挿通状態で配設
    され、かつ、付勢部材(11、12)の付勢力によっ
    て、作動位置と不作動位置との間を移動可能なマグネッ
    ト(7)とを設け、前記マグネット(7)は、作動位置
    の時に先端に吸着した前記金具(16)を、不作動位置
    になる時に前記凹所(4)内に導き入れることを特徴と
    する成形型。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114872346A (zh) * 2022-04-29 2022-08-09 常州市新创智能科技有限公司 一种框架式分段热压预成型模具

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