JPH07201683A - 電解コンデンサの包装方法 - Google Patents
電解コンデンサの包装方法Info
- Publication number
- JPH07201683A JPH07201683A JP6001246A JP124694A JPH07201683A JP H07201683 A JPH07201683 A JP H07201683A JP 6001246 A JP6001246 A JP 6001246A JP 124694 A JP124694 A JP 124694A JP H07201683 A JPH07201683 A JP H07201683A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic capacitor
- packaging
- terminals
- electrolytic
- resin container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電解コンデンサに電荷が蓄積されていても常
に電解コンデンサの端子間を放電状態に包装し、かつ整
列配置包装をすることにより自動供給を可能にできる電
解コンデンサの包装方法を提供することを目的とする。 【構成】 電解コンデンサを収納する複数個の収納用凹
部を有する樹脂製容器の該凹部の少なくとも底部に導電
層を形成し、該凹部に電解コンデンサの封口板面を挿入
し、電解コンデンサの端子と導電層とを接触させること
を特徴とする電解コンデンサの包装方法。
に電解コンデンサの端子間を放電状態に包装し、かつ整
列配置包装をすることにより自動供給を可能にできる電
解コンデンサの包装方法を提供することを目的とする。 【構成】 電解コンデンサを収納する複数個の収納用凹
部を有する樹脂製容器の該凹部の少なくとも底部に導電
層を形成し、該凹部に電解コンデンサの封口板面を挿入
し、電解コンデンサの端子と導電層とを接触させること
を特徴とする電解コンデンサの包装方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電解コンデンサに蓄電
されている電荷を放電するに適切な電解コンデンサの包
装方法に関するものである。
されている電荷を放電するに適切な電解コンデンサの包
装方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から電解コンデンサ特に端子（リー
ドを除く）同一方向形の大形の電解コンデンサでは、輸
送上のケースの打こん、又端子曲がりを防止するため図
４のように縦仕切り板と横仕切り板により中仕切り部材
を構成した枠内部に円柱状の電解コンデンサを収納する
ようにしていた包装箱が特開平４−１２８１２６号公報
で明らかである。
ドを除く）同一方向形の大形の電解コンデンサでは、輸
送上のケースの打こん、又端子曲がりを防止するため図
４のように縦仕切り板と横仕切り板により中仕切り部材
を構成した枠内部に円柱状の電解コンデンサを収納する
ようにしていた包装箱が特開平４−１２８１２６号公報
で明らかである。
【０００３】ところが、図４の中仕切り部材は、軽量で
なければいけない。又、落下等に対する外部衝撃に対す
る強度の向上を図るため、特開平４−１２８１２６号公
報のように、仕切り板の改良が図られ、電解コンデンサ
の損傷、破損、防止をしている。
なければいけない。又、落下等に対する外部衝撃に対す
る強度の向上を図るため、特開平４−１２８１２６号公
報のように、仕切り板の改良が図られ、電解コンデンサ
の損傷、破損、防止をしている。
【０００４】しかしながら、一般に電解コンデンサは、
その特性を安定させるため、製造過程において電解コン
デンサの電極端子間に所定の電圧を印加するエージング
工程を経る方法を実施し、蓄積されている電荷を放電し
ているが、電解コンデンサは比較的静電容量が大きいた
め、エージングした後の放電が完全に終了していない場
合は、残留電荷が蓄積されているため、整列収納させた
包装箱から電解コンデンサを取り出し使用するとき、取
り扱い時に端子間に触れると感電を受けたり、又、他の
部品を破損させたりする。特に人が端子間に接触しての
感電ショックは安全衛生上重大な問題を生じることがあ
る。
その特性を安定させるため、製造過程において電解コン
デンサの電極端子間に所定の電圧を印加するエージング
工程を経る方法を実施し、蓄積されている電荷を放電し
ているが、電解コンデンサは比較的静電容量が大きいた
め、エージングした後の放電が完全に終了していない場
合は、残留電荷が蓄積されているため、整列収納させた
包装箱から電解コンデンサを取り出し使用するとき、取
り扱い時に端子間に触れると感電を受けたり、又、他の
部品を破損させたりする。特に人が端子間に接触しての
感電ショックは安全衛生上重大な問題を生じることがあ
る。
【０００５】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、電解コンデンサに蓄積されている電荷を完全に放
電させるために常に電解コンデンサの端子間を放電状態
に包装し、かつ複数個の電解コンデンサを整列包装して
いるので、プリント基板への自動実装も可能に行える電
解コンデンサの包装方法を提供することを目的とする。
ので、電解コンデンサに蓄積されている電荷を完全に放
電させるために常に電解コンデンサの端子間を放電状態
に包装し、かつ複数個の電解コンデンサを整列包装して
いるので、プリント基板への自動実装も可能に行える電
解コンデンサの包装方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明はコンデンサ素子を内蔵した金属ケースの
開口部に端子を備えた封口板を封着してなる電解コンデ
ンサを収納する複数個の収納用凹部を有する樹脂製容器
の該凹部の少なくとも底部に導電性塗料を塗って構成
し、この導電性塗料を塗った面に電解コンデンサの封口
板面を挿入し、端子が接するよう収納することを特徴と
する電解コンデンサの包装方法である。
めに、本発明はコンデンサ素子を内蔵した金属ケースの
開口部に端子を備えた封口板を封着してなる電解コンデ
ンサを収納する複数個の収納用凹部を有する樹脂製容器
の該凹部の少なくとも底部に導電性塗料を塗って構成
し、この導電性塗料を塗った面に電解コンデンサの封口
板面を挿入し、端子が接するよう収納することを特徴と
する電解コンデンサの包装方法である。
【０００７】
【作用】上記の構成によれば、電解コンデンサは、複数
個の収納用凹部を有する樹脂製容器に整列収納が容易に
なり、又、取り出しの自動化が容易になる。さらに樹脂
製容器の凹部の少なくとも底部に導電性塗料を塗って導
電性を有するように構成しているので、電解コンデンサ
の封口板面を該容器の凹部に挿入することにより、端子
が凹部底面の導電性塗料と接触し、端子間を短絡させ、
感電を防止することができるようにしたものである。
個の収納用凹部を有する樹脂製容器に整列収納が容易に
なり、又、取り出しの自動化が容易になる。さらに樹脂
製容器の凹部の少なくとも底部に導電性塗料を塗って導
電性を有するように構成しているので、電解コンデンサ
の封口板面を該容器の凹部に挿入することにより、端子
が凹部底面の導電性塗料と接触し、端子間を短絡させ、
感電を防止することができるようにしたものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図１は、樹脂製容器の平面図で、１は樹脂
製容器、２は整列収納凹部を示し、図２は図１の一部拡
大断面図で、３は収納凹部の側面、４は収納凹部の底
面、５は導電層である。
に説明する。図１は、樹脂製容器の平面図で、１は樹脂
製容器、２は整列収納凹部を示し、図２は図１の一部拡
大断面図で、３は収納凹部の側面、４は収納凹部の底
面、５は導電層である。
【０００９】図３は、図２に電解コンデンサを収納した
状態の断面図でエポキシ、ポリスチレン等の成形用樹脂
により、電解コンデンサ６の直径に応じて、複数個の電
解コンデンサ６が収納可能な収納凹部２を一体に形成
し、該凹部２に導電性塗料を塗布し乾燥させ、導電層５
を形成して電解コンデンサ収納用樹脂製容器１を構成
し、該容器１の整列収納凹部２、収納凹部の底面４にコ
ンデンサ素子を内蔵した金属ケースの開口部に金属製の
陽極端子と陰極端子を備えた封口板を封着してなる電解
コンデンサの両端子が接触するように収納する。さらに
該容器に複数の電解コンデンサを全て凹部に収納したの
ち、該容器をダンボール箱に収納して積み重ね包装が可
能となる。
状態の断面図でエポキシ、ポリスチレン等の成形用樹脂
により、電解コンデンサ６の直径に応じて、複数個の電
解コンデンサ６が収納可能な収納凹部２を一体に形成
し、該凹部２に導電性塗料を塗布し乾燥させ、導電層５
を形成して電解コンデンサ収納用樹脂製容器１を構成
し、該容器１の整列収納凹部２、収納凹部の底面４にコ
ンデンサ素子を内蔵した金属ケースの開口部に金属製の
陽極端子と陰極端子を備えた封口板を封着してなる電解
コンデンサの両端子が接触するように収納する。さらに
該容器に複数の電解コンデンサを全て凹部に収納したの
ち、該容器をダンボール箱に収納して積み重ね包装が可
能となる。
【００１０】このようにダンボール箱に容器を収納し包
装することにより電解コンデンサの陽極端子と陰極端子
は導電層と接触し、短絡が確実となり蓄積された電荷が
放電し、感電等を防止することができる。
装することにより電解コンデンサの陽極端子と陰極端子
は導電層と接触し、短絡が確実となり蓄積された電荷が
放電し、感電等を防止することができる。
【００１１】なお、導電層は端子接触を容易にするた
め、弾力性を有する層を形成することが理想である。従
って、容器底部の材質に弾力性を有するものを使用して
もよい。又、図面において電解コンデンサの端子形状を
くの字形を備えたものについて説明したが、形状は他の
ものでもよく、容易に曲がらないものに適用できる。
め、弾力性を有する層を形成することが理想である。従
って、容器底部の材質に弾力性を有するものを使用して
もよい。又、図面において電解コンデンサの端子形状を
くの字形を備えたものについて説明したが、形状は他の
ものでもよく、容易に曲がらないものに適用できる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、本発明の電解コンデンサ
の包装方法では、樹脂製容器の複数個の収納凹部に導電
性塗料を塗って、該導電性塗料層に電解コンデンサの端
子部を接触するように収納するようになるので、電解コ
ンデンサによる感電、部品破損等を防止することができ
ると共に収納凹部を整列配置しているので自動化を図る
上で極めて有効となる。
の包装方法では、樹脂製容器の複数個の収納凹部に導電
性塗料を塗って、該導電性塗料層に電解コンデンサの端
子部を接触するように収納するようになるので、電解コ
ンデンサによる感電、部品破損等を防止することができ
ると共に収納凹部を整列配置しているので自動化を図る
上で極めて有効となる。
【図１】本発明の一実施例の樹脂製容器の平面図
【図２】図１の一部拡大断面図
【図３】図２の樹脂製容器に電解コンデンサを収納した
状態の断面図
状態の断面図
【図４】従来例における包装方法の中仕切り部材の斜視
図
図
１ 樹脂製容器 ２ 整列収納凹部 ３ 収納凹部の側面 ４ 収納凹部の底面 ５ 導電層 ６ 電解コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項１】 コンデンサ素子を内蔵した金属ケースの
開口部に端子を備えた封口板を封着してなる電解コンデ
ンサを収納する複数個の収納凹部を有する樹脂製容器の
該凹部の少なくとも底部に導電性塗料を塗って構成し、
この導電性塗料を塗った面に電解コンデンサの封口板面
を挿入し、端子が接するよう収納することを特徴とする
電解コンデンサの包装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001246A JPH07201683A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 電解コンデンサの包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001246A JPH07201683A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 電解コンデンサの包装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07201683A true JPH07201683A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11496098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6001246A Pending JPH07201683A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 電解コンデンサの包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07201683A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003020095A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Nippon Chemicon Corp | 電子部品の搬送用トレー |
| CN109703817A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-05-03 | 泉州台商投资区大千机械科技有限公司 | 一种具有矫正电容方向装置的电解电容编带机 |
| CN115123682A (zh) * | 2022-07-19 | 2022-09-30 | 南通江海电容器股份有限公司 | 一种电容器的包装装置 |
-
1994
- 1994-01-11 JP JP6001246A patent/JPH07201683A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003020095A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Nippon Chemicon Corp | 電子部品の搬送用トレー |
| CN109703817A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-05-03 | 泉州台商投资区大千机械科技有限公司 | 一种具有矫正电容方向装置的电解电容编带机 |
| CN115123682A (zh) * | 2022-07-19 | 2022-09-30 | 南通江海电容器股份有限公司 | 一种电容器的包装装置 |
| CN115123682B (zh) * | 2022-07-19 | 2023-09-05 | 南通江海电容器股份有限公司 | 一种电容器的包装装置 |
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