JPH07200692A - 物量把握装置 - Google Patents

物量把握装置

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JPH07200692A
JPH07200692A JP33620893A JP33620893A JPH07200692A JP H07200692 A JPH07200692 A JP H07200692A JP 33620893 A JP33620893 A JP 33620893A JP 33620893 A JP33620893 A JP 33620893A JP H07200692 A JPH07200692 A JP H07200692A
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products
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input
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JP33620893A
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Atsushi Kamiya
厚志 神谷
Hitoshi Kawamura
仁志 川村
Ayumi Muneda
あゆみ 宗田
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Original Assignee
FDK Corp
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、物量を把握する物量把握装置に関
し、設備から信号を取り込んで製品の投入数、良品数、
不良品数をリアルタイムに収集し、集計などして分析・
管理用情報の作成・表示したり、チョコ停を判定して警
報表示したりなどすることを目的とする。 【構成】 条件テーブル23と、条件テーブル23に従
って設備40からの信号を取り込む入力部25と、取り
込んだ信号をもとに製品の良品数、不良品数および良品
数と不良品数の和である投入数を算出する生産量累計・
算出部30とを設けた端末20と、算出された製品の良
品数、不良品数、および投入数をリアルタイムに収集し
て生産状況を表示する実績収集・生産状況表示部7と、
締日時となったときに生産実績表を作成する締処理部9
を設けた管理装置2とを備え、設備40の生産状況をリ
アルタイムに収集して表示および生産実績表を作成する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物量を把握する物量把
握装置に関するものである。製造業において、部品加工
などの生産設備や検査装置から得られる処理数であるい
わゆる物量を、リアルタイムに収集して生産状態の表示
や管理資料の作成などを自動的に行なう装置が望まれて
いる。
【0002】
【従来の技術】従来、生産設備や検査装置などの設備か
ら得られた物量は、下記のようにして管理していた。
【0003】(1) 作業者や工程管理者が、作業別あ
るいは生産機種別に良品数、不良数などの生産実績数を
手作業で日報に記入する。 (2) 週次あるいは月次にて、(1)により作成した
日報をもとに、作業別あるいは機種別の生産月報などを
作成する。
【0004】(3) データ管理をパソコンなどで行な
う場合、個々の専用ソフトを作成し手作業でデータを入
力し、作業別あるいは機種別の生産月報などを集計して
作成する。
【0005】また、(4) 生産設備の生産量の情報を
収集する場合、生産設備に1対1に情報収集装置を設け
たり、複数の生産装置からの信号をOR接続して1つの
情報収集装置で収集していた。
【0006】また、(5) 1日のデータの締時間を決
めてその締時間になったらデータの収集を中断してその
1日のデータの集計を行なうようにしていた。また、
(6) チョコ停は生産設備自身に検出させてパトライ
トを点灯させるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上述した
(1)から(3)に記載したように行っていたために下
記の問題があった。
【0008】・手作業のために、記入ミスや集計ミスな
どが発生すると共に多くの時間が必要になってしまう問
題があった。・作業者による報告のため、作業者は生産
作業と事務処理の両方を行うので、作業に集中できない
問題があった。
【0009】・管理監督者が生産状況を把握するのに時
間がかかってしまい、即応できない問題があった。・デ
ータ処理を自動化するため、個々のケースに応じて装置
やソフトを作成しなければならない問題があった。
【0010】また、上述した(4)に記載したように生
産設備に1対1に情報収集装置を設けたり、あるいは複
数の生産設備からの信号をOR接続して1台の情報収集
装置に入力していたため、前者では生産設備分の多数の
情報収集装置が必要となってしまう問題があり、後者は
いずれの生産設備からの信号かを判別できず、不良要因
の生産設備を把握できないという問題があった。
【0011】また、上述した(5)に記載したように1
日の締時間となったときにデータの収集を行なうため
に、生産設備を一時的に休止させる必要が生じてしまう
と共に生産設備を止めることなく収集および集計ができ
ないという問題があった。更に、締時間を変更する場
合、その変更手順が面倒であると共に、ソフトで実行さ
せていた場合にはその専用のソフトの変更が大変である
という問題もあった。
【0012】また、上述した(6)に記載したようにチ
ョコ停を生産設備自身で検出する機構を持たない場合に
は、チョコ停を検出できないという問題があった。この
ために、生産設備からの生産数量の信号を取り込むと共
に当該信号をもとに簡易な構成でチョコ停を自動検出し
てパトライト点灯することが望まれている。
【0013】本発明は、これらの問題を解決するため、
条件テーブルに従って複数の設備から信号を取り込んで
自動的に製品の投入数、良品数、不良品数をリアルタイ
ムに収集し、集計などして分析・管理用情報の作成・表
示したり、併せて投入数の信号が検出されないときにチ
ョコ停と判定して警報表示したりなどすることを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、物量把握
装置1は、設備40によって生産などされた物量を管理
するものであって、端末20および管理装置2から構成
されるものである。
【0015】端末20は、条件テーブル23の集計条件
に従って設備40から取り込んだ信号をもとに製品の良
品数、不良品数、投入数を収集したり、チョコ停を監視
したりするものであって、入力部25、締処理部31、
チョコ停判定部32などから構成されるものである。
【0016】条件テーブル23は、実績の集計条件5
1、設備40から取り込む信号、およびチョコ停を判定
する時間などの情報を格納するものである。入力部25
は、設備40から信号を取り込むものである。
【0017】生産量累計・算出部30は、入力部25に
よって取り込んだ信号をもとに製品の良品数、不良品
数、および良品数と不良品数の和である投入数を算出す
るものである。
【0018】チョコ停判定部32は、条件テーブル23
によって指定された信号が条件テーブル23に設定され
たチョコ停判定時間を経過しても取り込めなかったとき
にチョコ停と判定するものである。
【0019】管理装置2は、複数の端末20に条件テー
ブル23を通知したり、複数の端末20から製品の良品
数、不良人数、および投入数をリアルタイムに収集して
各種処理を行なうものであって、実績収集・生産状況表
示部7および締処理部9などから構成されるものであ
る。
【0020】
【作用】本発明は、図1に示すように、端末20が管理
装置2から予め受信した実績の集計条件および設備40
から取り込む信号を条件テーブル23に格納し、入力部
25がこの条件テーブル23の集計条件に設定されてい
る信号を設備40から取り込み、生産量累計・算出部3
0がこの取り込んだ信号をもとに製品の良品数、不良品
数、および良品数と不良品数の和である投入数を算出
し、これを管理装置2に送信し、受信した管理装置2の
実績収集・生産状況表示部7が製品の良品数、不良品
数、および投入数をリアルタイムに生産状況として表示
すると共に、締め処理部9が条件テーブル13に設定さ
れた締日時となったときに生産状況をもとに生産実績表
を作成して表示したり、印刷したりするようにしてい
る。
【0021】この際、生産量累計・算出部30が入力部
25によって条件テーブル23に従って設備40から投
入数、良品数および不良品数の少なくとも2つを表す基
本項目の信号を取り込んで良品数、不良品数および投入
数を算出、あるいは/および複数の設備40の全体への
投入数と当該複数の設備40のそれぞれからの良品数あ
るいは不良品数を表す要素把握項目の信号を取り込んで
良品数、不良品数および投入数を算出するようにしてい
る。
【0022】また、リアルタイムに収集した生産状況と
して、月締内の日単位の良品数と不良品数を数字および
/あるいはグラフで表示すると共に、現在の良品数と不
良品数をリアルタイムに数字および/あるいはグラフで
表示するようにしている。
【0023】また、チョコ停判定部32が入力部25に
よって取り込む信号が、条件テーブル23に予め設定さ
れたチョコ停判定時間を経過してもいずれも取り込めな
かったときにチョコ停と判定してチョコ停表示するよう
にしている。
【0024】また、チョコ停と判定された場合に、管理
装置2がモニタ上に当該チョコ停の検出された設備4
0、チョコ停発生の旨、および生産実績を表示するよう
にしている。
【0025】従って、条件テーブル23に予め設定した
集計条件に従って設備40から信号を自動的に収集して
生産状況をリアルタイムに表示したり、生産実績表を集
計して表示・印刷したり、条件テーブル23に設定され
た時間を経過しても設備40から信号を取り込めなかっ
たときにチョコ停と判定したり、することが可能とな
る。
【0026】
【実施例】まず、図1の本発明の全体構成図について詳
細に説明する。図1において、物量把握装置1は、生産
や検査などされた製品の物量を管理するものであって、
複数の端末20および管理装置2から構成されるもので
ある。
【0027】端末20は、設備40の生産状況を管理す
る端末であって、ここでは、入力部25、出力部26、
表示部27、処理部28、タイマ33、データ格納部2
2、および通信制御部21などから構成されるものであ
る。
【0028】入力部25は、設備40からの信号を取り
込むものである。ここでは、条件テーブル23に予め設
定された実績の集計条件に従った信号、例えば・基本項
目:投入数、良品数、不良品数の信号・要素把握項目:
要素1、要素2・・・の信号を取り込むものである。具
体的に言えば、条件テーブル23に設定された設備40
であるプレス機の良品排出信号および不良品排出信号を
取り込むものである。
【0029】出力部26は、各種信号を出力するもので
あって、ここでは、例えば設備40から取り込んだ各種
信号、製品に投入数などの信号を外部カウンタに出力
(生産量を表示)したり、プレス機が生産可能でないチ
ョコ停と判明したときに警報機(パトライト)を点灯す
る信号を出力したりなどするものである。
【0030】表示部27は、端末ID、カウンタ(投入
数、良品数、不良品数)などを表示するものである。処
理部28は、入力部25から取り込んだ設備40からの
信号をもとに各種処理するものであって、情報取得部2
9、生産量累計・算出部30、締処理部31、およびチ
ョコ停判定部32などから構成されるものである。
【0031】情報取得部29は、各種情報を取得するも
のであって、ここでは、入力部25によって設備40か
ら取り込んだ製品の生産情報をリアルタイムに取得した
り、管理装置2から送信されてきた各種情報を取り込む
ものである。
【0032】生産量累計・算出部30は、設備40から
取り込んだ信号をもとに良品数、不良品数、および投入
数の算出するものである。締処理部31は、締日時にお
ける良品数、不良品数、および投入数の累計の処理を行
なうものである。
【0033】チョコ停判定部32は、条件テーブル23
を参照して、指定された信号が設備40から、指定され
たチョコ停判定時間を経過しても検出されないときにチ
ョコ停を判定するものである。
【0034】タイマ33は、現在の日時を計測したり、
所定時間経過したことを計測したりなどするタイマであ
る。データ格納部22は、各種データを格納して保存す
るものであって、ここでは、条件テーブル23および生
産情報テーブル24などを格納して保存するものであ
る。
【0035】条件テーブル23は、設備のチョコ停判定
条件、集計条件などを設定したものであって、ここで
は、後述する図3に示すように、 ・端末ID: ・設備名: ・チョコ停判定時間: ・チョコ停判定信号: ・カウンタ出力信号: ・カウンタリセット信号: ・実績の集計条件: などを管理装置2から通知を受けて格納したものである
(図3を用いて後述する)。
【0036】生産情報テーブル24は、生産情報を格納
したものであって、ここでは、後述する図6に示すよう
に、 ・投入数: ・良品数: などを格納するものである。
【0037】通信制御部21は、LANを経由して管理
装置2との間でデータの授受を行なうものである。管理
装置2は、複数の端末20を統括制御し、全体の物量な
どを管理するものであって、通信制御部15、データ格
納部12、データ処理部3、およびタイマ11などから
構成されるものである。
【0038】通信制御部15は、LANを経由して複数
の端末20との間でデータの授受を行なうものである。
データ格納部12は、データを格納して保存するもので
あって、ここでは、条件テーブル13および計画・実績
テーブル14を格納して保存するものである。
【0039】条件テーブル13は、端末20の全体の条
件、端末20毎の条件を予め設定したものであって、例
えば後述する図3に示すように、 ・全ての端末: ・締時間 ・締日 ・端末20毎: ・端末ID: ・設備名: ・チョコ停判定時間: ・チョコ停判定信号: ・カウンタ出力信号: ・カウンタリセット信号: ・実績の集計条件: などを設定したものである。
【0040】計画・実績テーブル14は、設備40毎の
生産計画、生産実績などを設定したものであって、後述
する図4に示すように、 ・製品名: ・ロットNo: ・予定生産量: ・予定数: ・日毎の実績:投入数、良品数、不良品数 などを設定したものである(図4を用いて後述する)。
【0041】データ処理部3は、各種データ処理を行な
うものであって、ここでは、条件設定部4、初期登録部
5、生産計画部6、実績収集・生産状況表示部7、生産
量累積部8、締処理部9、および報告書作成部10など
から構成されるものである。
【0042】条件設定部4は、条件テーブル13に各種
条件およびその範囲を、オペレータからの指示に対応し
て図3に示すように設定するものである。初期登録部5
は、各種初期登録を行なうものである。
【0043】生産計画部6は、画面上からオペレータに
よって指示された生産計画などを生産実績テーブル14
の予定生産量に設定したりなどするものである。実績収
集・生産状況表示部7は、各端末20から生産量の実績
(良品数、不良品数、投入数)をリアルタイムに収集し
て表示したりなどするものである。
【0044】生産量累積部8は、これら収集したデータ
を累積するものであ。締処理部9は、条件テーブル13
に設定された締日時に従って、日単位、月単位の生産量
(良品数、不良品数、投入数)の締を行い、集計するも
のである。
【0045】報告書作成部10は、締処理部9によって
締処理された日単位、月単位の生産量(良品数、不良品
数、投入数)などをもとに、生産実績表、作業日報、月
報などを作成するものである。ここでは、例えば ・日報: ・生産実績表 ・作業日報 ・進捗管理表 ・ロット別生産実績日報 ・設備別生産実績日報 ・月報: ・ロット別生産実績月報 ・設備別生産実績月報 などを作成する(後述する図7から図16参照)。
【0046】タイマ11は、現在の日時を計測したり、
所定時間経過したことを計測したりなどするタイマであ
る。設備40は、製品を製造したり、製品を検査したり
する設備であって、例えばプレス機である。この設備4
0からここでは、 ・基本項目として、 ・製品の投入数の信号: ・製品の良品数の信号: ・製品の不良品数の信号: ・要素把握項目として、 ・要素1: ・要素2: ・・・・ などの信号を出力し、端末20の入力部25に入力する
ように接続し、製品の投入数、良品数、不良品数をカウ
ントさせる(条件テーブル23の集計条件に従う)。
【0047】次に、図1の構成の動作を順次詳細に説明
する。図2は、本発明の動作説明図を示す。図2におい
て、S1は、初期設定を行なう。これは、右側に記載し
たように、初期設定として、 ・生産計画、立案・登録 ・機器初期設定 する。生産計画、立案・登録は、オペレータが生産計
画、立案した内容を画面上から例えば図4の ・予定生産数:10,000個 ・21日の予定数:500個 ・22日の予定数:500個 などというように入力したことに対応して、計画・実績
テーブル14に登録する。また、機器初期設定は、各種
機器の初期状態を設定する。
【0048】S2は、管理装置2が条件テーブルの内容
を送信する。これは、S1で条件テーブル13に登録し
た内容のうち、各端末20に関係する部分の内容を送信
する。
【0049】S3は、S2で送信されてきた内容を受信
し、各端末20毎の条件テーブル23に格納した保存す
る。例えば図3の(a)および図3の(b)の該当端末
IDの内容を保存する。
【0050】S4は、管理装置2が各端末20に生産指
示する。ここでは、右側に記載したように、例えば ・指示ロット:製品名、ロットNo ・当該ロットの生産累計数 を送信して生産指示する。
【0051】S5は、端末20が設備40であるプレス
機の監視を開始する。S6は、プレス開始する。S7
は、プレス機が生産情報として、 ・良品排出信号(良品数) ・不良品排出信号(不良品数) のいずれかを端末20の入力部25に入力する。
【0052】S8は、端末20がS7で取り込んだ信号
(良品排出信号あるいは不良品排出信号)をもとに、 ・良品数 ・不良品数 ・投入数(ここでは、良品数+不良品数) を算出する。これらS7およびS8は、S3の条件テー
ブル23に保存した例えば図3の(b)の端末ID
“1”の実績の集計条件51に設定された“集計条件
2”に対応する、図3の(c)の集計条件2である、 ・投入数は、取得集計後の良品数+不良品数によって求
める。
【0053】・良品数は、入力端子[良品]より取得
し、集計(積算)。 ・不良品数は、入力端子[不良品]より取得し、集計
(積算)。 に従ってそれぞれ算出する。詳述すれば、 ・プレス機からプレス毎に送出された良品排出信号[良
品]あるいは不良品排出信号[不良品]について、端末
20の入力部25の入力端子[良品]あるいは入力端子
[不良品]のいずれかから取得したかによって、良品数
に+1して集計、あるいは不良品数に+1して集計する
かのいずれかをプレス機によるプレス毎に実行する。そ
して、投入数は、良品数+不良品数として求める。
【0054】S9は、生産情報データを保存する。例え
ば図6の生産情報テーブルに示すように、 ・ロット、日付、投入数 ・ロット、日付、良品数 ・ロット、日付、不良品数 として保存する。
【0055】S10は、 ・設定条件の一致 ・チョコ停検出 を行なう。設定条件の一致は、条件テーブル23に設定
された設定条件(例えば締時間の8時15分、締日時の
20日)に一致したときに、該当処理、ここでは、締処
理(日/月単位の生産数量(投入数、良品数、不良品
数)の累計算出)を行なう。チョコ停検出は、条件テー
ブル23に設定された条件(チョコ停判定時間(例えば
80秒)とチョコ停判定信号(例えば投入数(良品+不
良品))の条件、即ちチョコ停判定時間である80秒を
経過してもチョコ停判定信号である良品数の良品排出信
号あるいは不良品の不良品排出信号のいずれも検出され
ないときにチョコ停を判定する条件)に従いチョコ停を
判定する。このチョコ停と判定した場合には、S11で
パトライト点灯信号をONにしてパトライトを点灯して
チョコ停の旨を作業者に知らせる。
【0056】以上のS6からS11によって、プレス機
がプレス開始したときに、端末20は、条件テーブル2
3に設定されている実績の集計条件51に設定されてい
る、ここでは、例えば図3の(c)の集計条件2に従
い、プレス機からの良品排出信号あるいは不良品排出信
号のいずれかから取り込んだ信号に対応して良品数を+
1あるいは不良品数を+1し、投入数=良品数+不良品
数として算出し、 ロット、日付、投入数 ロット、日付、良品数 ロット、日付、不良品数 のいずれかとして生産情報テーブルに保存する。そし
て、条件テーブル23の設定条件の締日時に一致したと
き(8時15分、20日)に、これらの保存した生産情
報をもとに集計する。また、条件テーブル23に設定条
件のチョコ停判定時間(80秒)およびチョコ停判定信
号(投入数(良品数+不良品数))に一致したときにチ
ョコ停を判定してパトライトを点灯して作業者に製品の
生産停止状態を知らせる。これらにより、条件テーブル
23に設定した条件に従い、締日時に一致したときに締
処理したり、チョコ停判定の条件に一致したときにパト
ライト点灯したりすることが可能となる。
【0057】S12は、管理装置2がリアルタイムにポ
ーリングして端末20から生産情報(良品数、不良品
数、投入数)を収集する。S13は、ロット単位に累計
・保存する。
【0058】S14は、S13でロット単位に累計・保
存した内容をもとに ・日単位の生産推移の算出と表示 ・稼働部分と停止部分の表示 ・生産状況の表示 ・報告書作成(生産実績表、作業日報) を行なう。
【0059】以上のS12からS14によって、管理装
置2は各端末20から収集した情報をもとに、リアルタ
イムに製品の生産推移、設備40の稼働部分と停止部
分、生産実績表、日報などを自動的に算出して表示・印
刷することが可能となる。以下具体例をもとに説明す
る。
【0060】図3は、本発明の条件テーブルと集計条件
例を示す。図3の(a)は、条件テーブル1(全ての端
末に共通の条件)を示す。これは、全ての端末20に共
通の条件を設定したものであって、ここでは、条件名お
よび範囲を図示の下記の 条件名 範囲 ・締時間 8時15分 ・締日 20日 と設定し、各端末20に共通に送信して条件テーブル2
3として保存させるものである。これは、締時間である
毎日の“8時15分”になったときに、日単位の集計を
締めて当該日単位の累計(投入数、良品数、不良品数の
累計)を算出する。同様に、締日である毎月の“20
日”になったときに、月単位の集計を締めて当該月単位
の累計(投入数、良品数、不良品数の累計)を算出す
る。
【0061】図3の(b)は、条件テーブル2(端末毎
の設定条件)を示す。ここで、上段は、端末20毎に条
件を設定したものであって、ここでは、 ・設備ID:1 ・設備名:設備X について、条件名および範囲を図示の下記の 条件名 範囲 ・チョコ停判定時間 80秒 ・チョコ停判定信号 投入数(良品数+不良品数) ・外部カウンタ出力信号 良品数 ・外部カウンタリセット 締時間(8時15分) ・実績の集計条件 集計条件2 ・・・と設定する。ここで、チョコ停判定時間は、チョ
コ停判定信号で指定された信号が当該チョコ停判定時間
である80秒間の間、検出されなかったときにチョコ停
と判定する時間である。チョコ停判定信号は、チョコ停
を判定するために検出する信号であって、ここでは投入
数信号、即ち良品数に対応する良品排出信号および不良
品数に対応する不良品排出信号の両者の信号である。こ
れら両者の信号を80秒以上連続して検出しなかったと
きにチョコ停と判定する。
【0062】また、外部カウンタ出力信号は、図1の出
力部26から外部カウンタに表示する内容であって、こ
こでは、良品数を出力して表示させるものである。外部
カウンタリセットは、外部カウンタを0クリアする信号
であって、ここでは締時間(8時15分)のときに良品
数=0とリセットする。
【0063】また、実績の集計条件51は、製品の実績
を集計する条件であって、ここでは、集計条件2に従っ
て集計する。即ち、集計条件2は、図3の(c)の集計
条件2であって、 ・投入数は、取得集計後の良品数+不良品数によって求
める。
【0064】・良品数は、入力端子[良品]より取得
し、集計(積算) ・不良品数は、入力端子[不良品]より取得し、集計
(積算) を行なう。即ち、良品数は、図1の設備40であるプレ
ス機から入力部25の入力端子[良品]より取得した信
号(良品数信号)を集計する。同様に、不良品数は、図
1の設備40であるプレス機から入力部25の入力端子
[不良品]より取得した信号(不良品数信号)を集計す
る。そして、投入数は、良品数+不良品数として求め
る。このように、条件テーブル23に設定した実績の集
計条件51に従い、良品数、不良品数、および投入数を
集計するので、設備40に対応して集計条件51を任意
に設定するのみで、どのような設備40に対しても製品
の生産毎に出力される信号を取り込み、製品の良品数、
不良品数、および投入数の累計を算出することが可能と
なる。
【0065】図3の(b)の下段は、 ・設備ID:2 ・設備名:検査Y(検査装置Y) について、条件名および範囲を図示の下記の 条件名 範囲 ・チョコ停判定時間 80秒 ・・・ ・実績の集計条件 集計条件3 ・・・ と設定する。実績の集計条件51の“集計条件3”は、
図3の(c)に示すように、・投入数は、入力端子[投
入]より取得し、集計(積算)する。
【0066】・良品数は、要素項目の集計値によって求
める。 ・不良品数は、取得集計後の投入数−良品数によって求
める。 を行なう。即ち、投入数は、設備40である検査装置か
ら入力部25の入力端子[投入]より取得した信号(投
入信号)を集計する。良品数は、図1の設備40である
検査装置からの要素項目の集計値によって求める。不良
品数は、投入数−良品数として集計する。
【0067】図3の(c)は、集計条件51の例を示
す。これは、図3の(b)の条件テーブル2に設定され
た実績の集計条件51の例を示す。ここでは、 ・集計条件1: ・集計条件2: ・集計条件3: を図示のように予め設定する(集計条件2、3は図3の
(b)の説明参照)。
【0068】図4は、本発明の計画・実績テーブル例を
示す。これは、図1の管理装置2内に設けたものであっ
て、図2のS4で、オペレータが指示した生産計画を設
定、およびS13でロット単位に集計した実績を設定し
て保存したものである。ここでは、図示の下記の項目を
保存する。
【0069】 ロット 製品名 ロットNo 予定生産量 指示設備 21日 22日 製品A ロット1 10,000 設備X 予定数:500 予定数:500 実 投入数:500 実 投入数:500 積 良品数:480 積 良品数:500 不良品数:20 不良品数:0 図5は、本発明の条件テーブル例(端末)を示す。これ
は、管理装置2から端末20に送信して条件テーブル2
3に保存した例であって、図示の下記のように保存す
る。
【0070】 条件名 範囲 ・締時間 8時15分 ・締日 20日 ・チョコ停判定時間 80秒 ・チョコ停判定信号 投入数(良品数+不良品数) ・生産指示ロット 製品A ロット1 以上のように、端末20の条件テーブル23に設定する
ことにより、当該条件テーブル23に設定された“条件
名”について“範囲”に一致したときに締処理したり、
チョコ停判定してパトライト点灯したり、製品指示に対
応して製品Aのロット1を生産したりする。
【0071】図6は、本発明の生産情報テーブル例(端
末)を示す。これは、図5の条件名“生産指示ロット”
と範囲“製品A ロット1”をもとに、図2のS8およ
びS9で累計した生産情報データとして保存したテーブ
ルであって、図示の下記のように生産情報データを保存
したものである。
【0072】 インデックス 項目名 属性情報 1 投入数 ロット、日付、本日数、累計数 (製品A、ロット1、930901、0、5490) 2 良品数 ロット、日付、本日数、累計数 (製品A、ロット1、930901、0、5300) 3 不良品数 ロット、日付、本日数、累計数 (製品A、ロット1、930901、0、 190) 図7は、本発明の日単位の生産推移の表示例(その1)
を示す。これは、図2のS14で管理装置2が作成した
生産推移の表示例(その1)である。ここでは、図示の
下記のように、 ・設備名:設備X ・ロット ・製品名:製品A、ロットNo:ロット1 ・予定生産数:10,000個 ・93年9月度 9月1日現在 ・累計投入数:5,800個 ・累計良品数:5,600個 ・累計不良品数: 200個 ・本日投入数: 310個 ・本日良品数: 300個 ・本日不良品数: 10個 と、日単位の良品数と不良品数を棒グラフで表示する。
【0073】ここで、複数の端末20からリアルタイム
に収集した生産情報データをもとに、製品名、ロット毎
に日単位に本日の投入数、本日良品数、本日不良品数
を、過去の数量に対応づけて表示するため、日単位およ
び本日の現時刻迄の生産推移がリアルタイムに判り易く
表示されることとなる。
【0074】図8は、本発明の日単位の生産推移の表示
例(その2)を示す。これは、図7の棒グラムによる日
単位の良品数と不良品数の表示を、日付に対応づけて投
入数、良品数、不良品数を数値でテーブルに判り易く表
示したものである。これにより、数値として投入数、良
品数、不良品数を認識し易くなる。
【0075】図9は、本発明の生産状況の表示例を示
す。これは、図2のS14で管理装置2が作成した生産
状況の表示例である。ここでは、図示の下記のように、 ・設備名:検査Y(検査装置Y) ・ロット ・製品名:製品B、ロットNo:ロット1 ・予定生産数:8,000個 ・93年9月度 9月1日現在 ・累計投入数:3,000個 ・累計良品数:2,990個 ・累計不良品数: 10個 ・本日投入数: 200個 ・本日良品数: 200個 ・本日不良品数: 0個 と、要素項目累計を 要素項目累計 要素項目本日 #1良品数:6 #1良品数:0 #2良品数:0 #2良品数:0 #3良品数:2 #3良品数:0 ・・・ ・・・ のように日単位に要素項目毎に良品数の累計を表示す
る。
【0076】ここで、端末20からリアルタイムに収集
した生産情報データをもとに、製品名、ロット毎に日単
位に本日の要素項目毎の良品数累計、過去の日単位の要
素項目毎の良品数累計を対応づけて表示するため、日単
位および本日の現時刻迄の生産状況がリアルタイムに判
り易く表示されることとなる。
【0077】図10は、本発明の生産実績表例を示す。
これは、図2のS14で管理装置2が作成した生産実績
表例である。ここでは、図示の下記のように、 ・ロット ・製品名:製品A、ロットNo:ロット1 ・予定生産数:10,000個 ・93年9月度 9月1日現在 ・累計投入数:5,800個 ・累計良品数:5,600個 ・累計不良品数: 200個 ・本日投入数: 310個 ・本日良品数: 300個 ・本日不良品数: 10個 と、日単位に過去と本日の ・投入数 ・良品数 ・不良品数 を図示のように表示する。
【0078】ここで、端末20からリアルタイムに収集
した生産情報データをもとに、製品名、ロット毎に日単
位に過去および本日の生産実績(投入数、良品数、不良
品数)を対応づけて表示するため、日単位および本日の
現時刻迄の生産実績がリアルタイムに判り易く表示され
ることとなる。
【0079】図11は、本発明の作業日報例を示す。こ
れは、図2のS14で管理装置2が作成した作業日報例
である。ここでは、図示の下記のように、 ・設備名:設備X ・日付:9月1日 ・ロット 生産高 製品名 ロットNo 投入数 良品数 不良品数 製品A ロット1 310 300 10 製品B ロット1 200 200 0 製品C ロット2 300 300 0 と表示する。
【0080】ここで、端末20からリアルタイムに収集
した生産情報データをもとに、設備、ロット毎に生産高
が自動的に作成されることとなる。図12は、本発明の
ロット別生産実績日報例を示す。これは、図2のS14
で管理装置2が作成したものである。ここでは、端末2
0からリアルタイムに収集した生産情報データをもと
に、 ・ロット:製品名、ロットNo ・本日生産高:予定数、投入数、良品数、不良品数 ・生産高累計:予定生産高、投入数、良品数・・・ について、図示のようにロット別の生産実績の日報を自
動的に作成されることとなる。
【0081】図13は、本発明の設備別生産実績日報例
を示す。これは、図2のS14で管理装置2が作成した
ものである。ここでは、端末20からリアルタイムに収
集した生産情報データをもとに、 ・ロット:製品名、ロットNo ・本日生産高:予定数、投入数、良品数、不良品数 ・生産高累計:予定生産高、投入数、良品数・・・ について、図示のように設備別の生産実績の日報を自動
的に作成されることとなる。
【0082】図14は、本発明の進捗管理表例を示す。
これは、図2のS14で管理装置2が作成したものであ
る。ここでは、端末20からリアルタイムに収集した生
産情報データをもとに、 ・ロット:製品名、ロットNo ・予定生産数: ・指示設備: ・21日:予定数、実績(投入数、良品数、不良品数) ・22日:予定数、実績(投入数、良品数、不良品数) について、図示のようにロット毎の進捗管理表が自動的
に作成されることとなる。
【0083】図15は、本発明のロット別生産実績月報
例を示す。これは、図2のS14で管理装置2が作成し
たものである。ここでは、端末20からリアルタイムに
収集した生産情報データをもとに、 ・ロット:製品名、ロットNo ・予定生産数: ・投入数: ・良品数: ・不良品数 について、図示のように月単位のロット別の生産実績月
報が自動的に作成されることとなる。
【0084】図16は、本発明の設備別生産実績月報例
を示す。これは、図2のS14で管理装置2が作成した
ものである。ここでは、端末20からリアルタイムに収
集した生産情報データをもとに、 ・ロット:製品名、ロットNo ・予定生産数: ・投入数: ・良品数: ・不良品数 について、図示のように設備別の生産実績月報が自動的
に作成されることとなる。
【0085】図17は、本発明の他の動作説明図を示
す。図17において、S21は、初期設定を行なう。こ
れは、下側に記載したように、初期設定として、 ・良品数=集計対象の要素項目の取得値の総和 ・不良数=投入数−良品数 ・要素項目 項目No 名称 集計要否 1 検索装置#1 要 2 検索装置#2 否 3 検索装置#3 要 ・・・・・・・・・・・ の条件を設定する。例えば条件テーブルに 条件名 範囲 ・チョコ停判定時間 80秒 ・チョコ停判定信号 投入数(良品数+不良品
数) ・外部カウンタ出力信号 良品数 ・外部カウンタリセット 締時間(8時15分) ・実績の集計条件 集計条件3(図3の(c)
参照) と設定すると共に、要素項目について上記のように設定
する。
【0086】S22は、S21で送信されてきた条件を
条件テーブル23に保存する。S23は、設備(検査装
置)の監視を開始する。S24は、設備(検査装置)が
生産(検査)を開始する。
【0087】S25は、生産情報として、 ・受入装置排出信号(投入数) ・検査装置#1排出信号(良品数1) ・検査装置#2排出信号(良品数2) ・検査装置#3排出信号(良品数3) ・・・ を出力する。
【0088】S26は、端末20が生産量集計・算出す
る。ここでは、 ・投入数 ・良品数1 ・良品数2 ・・・ ・良品数=良品数1+良品数3+・・・(良品数2は集
計が否) ・不良品数=投入数−良品数 を集計および算出する。
【0089】S27は、生産情報データを保存する。こ
れは、S26で集計および算出した生産情報データを既
述した図6に示すようにして保存する。S28は、締日
時(8時15分)かを判別する。YESの場合には、S
29に進む。NOの場合には、S26を繰り返す。
【0090】S29は、生産情報を新領域に格納するよ
うにポインタを切り替える。例えば図18に示すよう
に、生産情報テーブルにこれから格納する領域を新領域
になるように保存ポインタを8時15分になったときに
点線から実線に切り替える(図18参照)。
【0091】以上によって、条件テーブル23に設定さ
れた条件に従って、端末20が検査装置からの受入装置
排出信号(投入数)、検査装置#1、#2、#3・・・
から排出信号(良品数1、2、3・・・)を取り込み、
投入数、良品数、不良品数を収集および集計し、生産情
報データに登録する。締日時となったときに生産情報デ
ータを格納する領域を指す保存ポインタを切り替えて保
存する。
【0092】S30は、締日時かを判別する。YESの
場合には、ポーリングによってS27で保存した生産情
報データを取り込み、S31で締日時の生産量を取り出
し、該当する日付に格納し、生産実績表(図10参照)
を作成する。そして、S32でこの生産実績表を表示す
る。一方、S30のNOの場合には、待機する。
【0093】以上のS21からS32によって、端末2
0は条件テーブル23に従って、受入装置排出信号をも
とに投入数を算出し、複数の検査装置#1排出信号(良
品数1)を累計して良品数を求め、投入数−良品数から
不良品数を算出、締時間となったときに保存ポインタを
切り替えて生産量を保存すると共に、管理装置2が締日
時となったときに、端末20から生産情報データを取り
込んで集計し、生産実績表を作成して表示することが可
能となる。
【0094】図18は、本発明の生産情報テーブル例を
示す。これは、図17のS27で生産情報を保存したも
のであって、ここでは、 インデックス 項目名 属性情報 1 投入数 ロット、日付、本日数(31
0)、累積数(5800) 2 良品数 ロット、日付、本日数(30
0)、累積数(5600) 3 良品数 ロット、日付、本日数( 1
0)、累積数( 200) と生産情報を保存する。
【0095】図19は、本発明の他の動作説明図を示
す。図19において、S41は、初期設定を行なう。こ
れは、下側に記載したように、初期設定として、 ・締時間:8時15分 ・締日:20日 ・投入数=良品数+不良品数 の条件を設定する。例えば条件テーブルに 条件名 範囲 ・チョコ停判定時間 80秒 ・チョコ停判定信号 投入数(良品数+不良品
数) ・外部カウンタ出力信号 良品数 ・外部カウンタリセット 締時間(8時15分) ・実績の集計条件 集計条件2(図3の(c)
参照) と設定する。
【0096】S42は、S41で送信されてきた条件を
条件テーブル23に保存する。S43は、設備40の監
視を開始する。S44は、設備40が生産を開始する。
【0097】S45は、生産情報として、 ・良品排出信号(良品数) ・不良品排出信号(不良品数) を出力する。
【0098】S46は、端末20が生産量集計・算出す
る。ここでは、 ・良品数 ・不良品数 ・投入数=良品数+不良品数 を集計および算出する。
【0099】S47は、生産情報データを保存する。こ
れは、S46で集計および算出した生産情報データを既
述した図6に示すようにして保存する。S48は、締日
時(8時15分)かを判別する。YESの場合には、S
49に進む。NOの場合には、S46を繰り返す。
【0100】S49は、生産情報を新領域に保存開始す
るようにポインタを切り替える。例えば図18に示すよ
うに、生産情報テーブルにこれから格納する領域を新領
域になるように保存ポインタを8時15分になったとき
に点線から実線に切り替える(図18参照)。
【0101】以上によって、条件テーブル23に設定さ
れた条件に従って、端末20が設備40からの良品排出
信号(良品数)および不良品排出信号(不良品数)を取
り込み、投入数、良品数、不良品数を収集および集計
し、生産情報データに登録する。締日時となったときに
生産情報データを格納する領域を指す保存ポインタを切
り替えて保存する。
【0102】S50は、締日時か判別する。YESの場
合には、ポーリングによってS47で保存した生産情報
データを取り込み、S51で締日時の生産量を取り出
し、S52で該当する日付に格納し、生産実績表(図1
0参照)を作成する。そして、S53でこの生産実績表
を表示する。一方、S50のNOの場合には、待機す
る。
【0103】以上のS41からS53によって、端末2
0は条件テーブル23に従って、良品排出信号(良品
数)および不良品排出信号(不良品数)から良品数、不
良品数、および投入数を求め、締時間となったときに保
存ポインタを切り替えて生産量を保存すると共に、管理
装置2が締日時となったときに、端末20から生産情報
データを取り込んで集計し、生産実績表を作成して表示
することが可能となる。
【0104】図20は、本発明の他の動作説明図を示
す。これは、チョコ停を検出して警報表示するときの動
作説明図である。図20において、S61は、初期設定
を行なう。これは、下側に記載したように、初期設定と
して、 ・チョコ停判定時間:t0(80秒) ・チョコ停判定信号:投入数(投入数=良品数+不良品
数) の条件を設定する。例えば条件テーブルに 条件名 範囲 ・チョコ停判定時間 80秒 ・チョコ停判定信号 投入数(良品数+不良品
数) ・外部カウンタ出力信号 良品数 ・外部カウンタリセット 締時間(8時15分) ・実績の集計条件 集計条件2(図3の(c)
参照) と設定する。
【0105】S62は、S61で送信されてきた条件を
条件テーブル23に保存する。S63は、設備40の監
視を開始する。S64は、設備40が生産を開始する。
【0106】S65は、生産情報として、 ・良品排出信号(良品数) ・不良品排出信号(不良品数) を出力する。
【0107】S66は、端末20が生産量集計・算出す
る。ここでは、 ・良品数 ・不良品数 ・投入数=良品数+不良品数 を集計および算出する。
【0108】S67は、投入数のカウントアップにより
タイマリセットする。S68は、to経過か(80秒経
過か)判別する。YESの場合には、S69でチョコ停
検出と判定し、S70で警報(パトライト)を表示し、
S71で作業者が対処して障害を取り除き、S66に戻
る。一方、S68のNOの場合には、S66に戻る。
【0109】S72は、管理装置2がポーリングによっ
てチョコ停検出か判別する。S73は、S72のポーリ
ングによってチョコ停検出の有か判別する。YESの場
合には、S74でチョコ停検出をモニタ表示する。NO
の場合には、ポーリングしてもチョコ停検出できなかっ
たので、終了する。
【0110】以上によって、条件テーブル23に設定さ
れた条件に従って、端末20が設備40からの良品排出
信号(良品数)および不良品排出信号(不良品数)を取
り込み、投入数、良品数、不良品数を収集および集計
し、この集計した投入数がto時間(ここでは80秒
間)経過しても検出されたなかった場合にチョコ停検出
と判定し、警報(パトライト)を表示して作業者に知ら
せ、作業者が障害を取り除いて生産を再開させると共
に、管理装置2はポーリングによってチョコ停検出を見
つけたときにモニタ上にチョコ停を表示する。これによ
り、端末20の条件テーブル23にチョコ停判定時間お
よびチョコ停判定信号を登録するのみで、設備40自身
にチョコ停検出機構を持たない場合であっても、端末2
0が製品の投入数がt0経過(80秒)してもなかった
ときにチョコ停と検出してパトライト点灯し、作業者に
知らせることが可能となる。
【0111】図21は、本発明の稼働部分と停止部分の
表示例を示す。これは、図20のS69でチョコ停検出
されたときにS74でモニタ表示した例である。 (a) チョコ停状態を示している。これは、条件テー
ブル23、例えば図3の(b)の上段の条件テーブル2
3に設定されている ・チョコ停判定時間:80秒 ・チョコ停判定信号:投入数(良品数+不良品数) に従い、チョコ停と判定された場合(図20のS6
9)、S74でチョコ停の状態をイメージ的に判り易く
表示したものであり、ここでは、 ・チョコ停の発生した設備:設備X ・設備の状態 :チョコ停 ・良品数 :300個 と表示する。
【0112】(b) 稼働状態を示している。これは、
条件テーブル23の設定に従い、稼働状態にあると判定
された場合の状態をイメージ的に判り易く表示したもの
であり、ここでは、 ・稼働状態にある設備:検査Y(検査装置Y) ・設備の状態 :稼働 ・投入数 :200個 と表示する。
【0113】(c) 停止状態を示している。これは、
条件テーブル23の設定に従い、停止状態にあると判定
された場合の状態をイメージ的に判り易く表示したもの
であり、ここでは、 ・停止状態にある設備:設備Z ・設備の状態 :停止 ・投入数 :0個 と表示する。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
条件テーブル23に予め設定した集計条件51に従って
自動的に収集して生産状況をリアルタイムに表示した
り、生産実績表を集計して表示・印刷したり、条件テー
ブル23に設定された時間を経過しても信号を取り込め
なかったときにチョコ停と判定して警報表示したりする
構成を採用しているため、複数の設備であるプレス機や
検査装置の生産状況(投入数、良品数、不良品数)をリ
アルタイムに表示したり、締日時に自動的に締めて日単
位および月単位の生産実績(投入数、良品数、不良品数
の集計結果)を表示したり、チョコ停を自動検出してパ
トライト点灯して作業者に知らせたり、モニタ上に設備
の稼働状態を表示したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の条件テーブルと集計条件例である。
【図4】本発明の計画・実績テーブル例である。
【図5】本発明の条件テーブル例(端末)である。
【図6】本発明の生産情報テーブル例(端末)である。
【図7】本発明の日単位の生産推移の表示例(その1)
である。
【図8】本発明の日単位の生産推移の表示例(その2)
である。
【図9】本発明の生産状況の表示例である。
【図10】本発明の生産実績表例である。
【図11】本発明の作業日報例である。
【図12】本発明のロット別生産実績日報例である。
【図13】本発明の設備別生産実績日報例である。
【図14】本発明の進捗管理表例である。
【図15】本発明のロット別生産実績月報例である。
【図16】本発明の設備別生産実績月報例である。
【図17】本発明の他の動作説明図である。
【図18】本発明の生産情報テーブル例である。
【図19】本発明の他の動作説明図である。
【図20】本発明の他の動作説明図である。
【図21】本発明の稼働部分と停止部分の表示例であ
る。
【符号の説明】
1:物量把握装置 2:管理装置 3:データ処理部 4:条件設定部 5:初期登録部 6:生産計画部 7:実績収集・生産状況表示部 8:生産量累積部 9:締処理部 10:報告書作成部 11:タイマ 12:データ格納部 13:条件テーブル 14:計画・実績テーブル 15:通信制御部 20:端末 21:通信制御部 22:データ格納部 23:条件テーブル 24:生産情報テーブル 25:入力部 26:出力部 27:表示部 28:処理部 29:情報取得部 30:生産量累計・算出部 31:締処理部 32:チョコ停判定部 33:タイマ 40:設備

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物量を把握する物量把握装置において、 管理装置(2)から予め受信して保存した、実績の集計
    条件(51)および設備(40)から取り込む信号を設
    定した条件テーブル(23)と、 この条件テーブル(23)の集計条件(51)に従って
    設備(40)からの信号を取り込む入力部(25)と、 この入力部(25)によって取り込んだ信号をもとに製
    品の良品数、不良品数および良品数と不良品数の和であ
    る投入数を算出する生産量累計・算出部(30)とを設
    けた端末(20)と、 上記算出された製品の良品数、不良品数、および投入数
    をリアルタイムに収集して生産状況を表示する実績収集
    ・生産状況表示部(7)と、 予め条件テーブル(13)に設定した締日時となったと
    きに生産実績表を作成する締処理部(9)を設けた管理
    装置(2)とを備え、 設備(40)の生産状況をリアルタイムに収集して表示
    および生産実績表を作成することを特徴とする物量把握
    装置。
  2. 【請求項2】上記入力部(25)によって上記条件テー
    ブル(23)に従って設備(40)から投入数、良品数
    および不良品数の少なくとも2つを表す基本項目の信号
    を取り込んで良品数、不良品数および投入数を算出、あ
    るいは/および複数の設備(40)の全体への投入数と
    当該複数の設備(40)のそれぞれからの良品数あるい
    は不良品数を表す要素把握項目の信号を取り込んで良品
    数、不良品数および投入数を算出する生産量累計・算出
    部(30)を設けたことを特徴とする請求項1記載の物
    量把握装置。
  3. 【請求項3】上記リアルタイムに収集した生産状況とし
    て、月締内の日単位の良品数と不良品数を数字および/
    あるいはグラフで表示すると共に、現在の良品数と不良
    品数をリアルタイムに数字および/あるいはグラフで表
    示することを特徴とする請求項1および請求項2記載の
    物量把握装置。
  4. 【請求項4】上記入力部(25)によって取り込む信号
    が、上記条件テーブル(23)に予め設定されたチョコ
    停判定時間を経過してもいずれも取り込めなかったとき
    にチョコ停と判定してチョコ停表示するチョコ停判定部
    (32)を備えたことを特徴とする請求項1および請求
    項2記載の物量把握装置。
  5. 【請求項5】上記チョコ停と判定された場合に、上記管
    理装置(2)のモニタ上に当該チョコ停の検出された設
    備(40)、チョコ停発生の旨、および生産実績を表示
    したことを特徴とする請求項4記載の物量把握装置。
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JP2018106581A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 有限会社ミノハラ製作所 業務改善支援システム
KR102438756B1 (ko) * 2021-07-20 2022-08-30 김희수 섬유원단 통합 제조 생산관리시스템

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