JPH07200201A - プリンタサーバ装置 - Google Patents

プリンタサーバ装置

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JPH07200201A
JPH07200201A JP5337251A JP33725193A JPH07200201A JP H07200201 A JPH07200201 A JP H07200201A JP 5337251 A JP5337251 A JP 5337251A JP 33725193 A JP33725193 A JP 33725193A JP H07200201 A JPH07200201 A JP H07200201A
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JP
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server device
command
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JP5337251A
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Inventor
Hiroaki Domoto
広明 堂本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリンタサーバ装置5は、クライアント側の
ホストマシン1〜4からのプリントデータをプリンタP
1 〜Prn に出力する。ホストマシン1はネットワー
クファイルシステムに対応し、ホストマシン2はファイ
ル転送プロトコルに対応している。ホストマシン3はリ
モートプリントコマンドをサポートし、ホストマシン4
はリモートシェルコマンドをサポートしている。プリン
タ登録テーブル12は、プリントデータを加工するフィ
ルタプログラムF1 〜Fn と出力ポートPt1 〜Ptn
との組合せを登録している。プリンタサーバ装置5は、
各ホストマシン1〜4から転送されたプリントデータを
プリンタ登録テーブル12を参照して、指定されたフィ
ルタプログラムF1 〜Fn と出力ポートPt1 〜Ptn
とのうちいずれか一組を通じて出力させる。 【効果】 異機種間での印刷装置の共有化を図り、プリ
ンタサーバ装置の処理機能を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クライアント側のホス
トマシンから転送されたプリントデータを印刷装置に印
刷出力させるプリンタサーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、分散して配置されたホ
ストコンピュータや端末装置等の情報処理装置、プリン
タやプロッタ等の印刷装置、その他の周辺装置を相互に
接続するネットワークを構築することによって、これら
の装置や情報の有効利用が図られるようになっている。
通常、上記のネットワークに接続される各種の装置は、
処理能力や用途に応じて最適な規格のプロトコルに設定
されている。したがって、ネットワークを構築するに
は、印刷装置や周辺装置の使用状況を管理する必要があ
る。また、装置をネットワークに接続するには、各装置
により異なるプロトコルをネットワークのプロトコルに
整合させるサーバが用いられる。
【0003】図4に示すネットワークシステムでは、イ
ーサネットケーブル51を通じてデータ転送が行なわれ
る。イーサネットケーブル51には、クライアント側に
トランシーバ52が装着され、サーバ側にトランシーバ
53が装着されている。また、トランシーバ52には、
トランシーバケーブル54を介してクライアント側のホ
ストマシンであるクライアントマシン55が接続されて
いる。一方、トランシーバ53には、トランシーバケー
ブル56を介してプリンタサーバ装置57が接続されて
いる。さらに、このプリンタサーバ装置57には、それ
ぞれプリンタケーブル58・59を介して2台のプリン
タ60・61が接続されている。
【0004】上記のように構成されるネットワークにお
いて、プリンタサーバ装置57には、クライアントマシ
ン55からイーサネットケーブル51を通じて転送され
てきたプリントデータが一時的に蓄えられる。そして、
そのプリントデータは、クライアントマシン55にて指
定されたプリンタ60またはプリンタ61により印字出
力される。このように、プリンタサーバ装置57を用い
ることにより、クライアントが複数のプリンタ60・6
1をネットワーク上で他のホストマシンと共用すること
ができる。
【0005】続いて、クライアントマシン55からプリ
ンタサーバ装置57にプリントデータを転送する場合、
以下のような手順で処理が行なわれる。
【0006】図5に示すように、まず、クライアントマ
シン55では、プリントデータが、lpr(リモートプ
リント)プログラム62によりlpd(リモートプリン
トデーモン)プログラム63に送出される。すると、プ
リントデータは、lpdプログラム63によりプリンタ
サーバ装置57に送出され、プリンタサーバ装置57の
lpd(リモートプリントデーモン)プログラム64に
より例えばプリンタ60に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のプリ
ンタサーバ装置57では、lprプログラム62および
lpdプログラム63のリモートプリントコマンドをサ
ポートしているクライアントマシン55からのみプリン
トデータを受け取ることができる。このため、プリンタ
サーバ装置57は、リモートプリントコマンドをサポー
トしていないホストマシンからプリントデータを受け取
ることができない。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、リモートプリントコマンドをサポートして
いないホストマシンからでもプリントデータの受け取り
が可能なプリンタサーバ装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタサーバ
装置は、プリンタサーバ装置は、TCP/IPを用いて
プリントデータの転送を行なうローカルエリアネットワ
ークを介してクライアント側のホストマシンと接続さ
れ、そのホストマシンから転送されたプリントデータを
印刷装置に出力させるプリンタサーバ装置において、上
記の課題を解決するために、以下の手段を講じているこ
とを特徴としている。
【0010】すなわち、上記のプリンタサーバ装置は、
プリントデータを印刷出力に適した形態に加工する加工
手段と、印刷装置と同数設けられて加工手段からのプリ
ントデータを印刷装置に出力する出力ポートと、加工手
段と出力ポートとの組合せを登録名に対応付けて登録す
る登録手段と、階層ディレクトリにより管理されるファ
イルの最上位層を上記のホストマシンのうちネットワー
クファイルシステムに対応した第1ホストマシンのディ
レクトリと結合させて上記の組合せをファイルとして取
り扱えるようにする結合手段と、結合手段によりディレ
クトリ結合がなされているとき上記の組合せに第1ホス
トマシンにて書き込まれたプリントデータをその組合せ
の加工手段および出力ポートを通じて印刷装置に出力さ
せる第1制御手段と、上記のホストマシンのうちファイ
ル転送プロトコルに対応した第2ホストマシンからのリ
モートログインを受入れるとともに上記の登録名をファ
イル名として第2ホストマシンに開示する開示手段と、
開示手段により開示された登録名に基づいて第2ホスト
マシンによりプリントデータの出力が指定された登録名
の組合せをファイルとしてこれに第2ホストマシンにて
書き込まれたプリントデータをその組合せの加工手段お
よび出力ポートを通じて印刷装置に出力させる第2制御
手段と、上記のホストマシンのうちリモートプリントコ
マンドを実行してプリントデータの転送を行なう第3ホ
ストマシンから上記の登録名を指定して転送されてきた
プリントデータをその登録名の組合せの加工手段および
出力ポートを通じて印刷装置に出力させる第3制御手段
と、上記のホストマシンのうちリモートシェルコマンド
を実行してプリントデータの転送を行なう第4ホストマ
シンにてリモートシェルコマンドが実行されることによ
りリモートプリントコマンドを起動するコマンド起動手
段と、コマンド起動手段により起動されたリモートプリ
ントコマンドを実行することにより指定された登録名の
組合せの加工手段および出力ポートを通じて印刷装置に
出力させる第4制御手段とを備えている。
【0011】
【作用】第1ホストマシンが印刷装置を利用する場合、
上記のように構成されるプリンタサーバ装置では、結合
手段により、プリンタサーバ装置におけるディレクトリ
の最上位層が第1ホストマシンのディレクトリに結合さ
れる。これにより、第1ホストマシン側では、登録手段
に登録されている組合せがファイルと同等に取り扱うこ
とができるようになる。
【0012】したがって、プリントデータを出力する目
的の印刷装置に応じた組合せ(ファイル)に第1ホスト
マシンにてプリントデータが書き込まれることにより、
プリンタサーバ装置にプリントデータが転送される。す
ると、第1制御手段により、ファイルに書き込まれたプ
リントデータが、指定された組合せの加工手段および出
力ポートを通じて印刷装置に出力される。
【0013】第2ホストマシンが印刷装置を利用する場
合、プリンタサーバ装置では、開示手段により、第2ホ
ストマシンからのリモートログインが受け入れられる。
このとき、プリンタサーバのファイル名が第2ホストマ
シンに開示される。また、併せて登録名も他のファイル
名と同様に開示される。これにより、第2ホストマシン
側では、開示されたファイル名からプリントデータを出
力すべき登録名を選択できるようになる。
【0014】したがって、第2ホストマシンにて指定さ
れた登録名の組合せ(ファイル)にプリントデータが書
き込まれることにより、プリンタサーバ装置にプリント
データが転送される。すると、第2制御手段により、フ
ァイルに書き込まれたプリントデータが、指定された登
録名の組合せの加工手段および出力ポートを通じて印刷
装置に出力される。
【0015】第3ホストマシンが印刷装置を利用する場
合、第3ホストマシンにてリモートプリントコマンドが
実行されることにより、登録名を指定してプリントデー
タがプリンタサーバ装置に転送される。プリンタサーバ
装置では、プリントデータが、第3制御手段により、上
記の登録名の組合せの加工プログラムおよび出力ポート
を通じて印刷装置に出力される。
【0016】第4ホストマシンが印刷装置を利用する場
合、第4ホストマシンにてリモートシェルコマンドが実
行されると、プリンタサーバ装置では、コマンド起動手
段によりリモートプリントコマンドが起動される。第4
制御手段により、そのリモートプリントコマンドが実行
されることで、プリントデータが、第4ホストマシンか
ら登録名を指定して転送され、その登録名の組合せの加
工手段および出力ポートを通じて印刷装置に出力され
る。
【0017】このように、上記のプリンタサーバ装置で
は、加工手段と出力ポートとの組合せに対応させて、第
1ないし第4ホストマシンからのプリントデータを受け
入れて印刷装置に出力するようになっている。それゆ
え、異なる機能を有する第1ないし第4ホストマシンに
対して、ローカルエリアネットワーク上での印刷装置の
共用を可能にすることができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図3に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施例に係るネットワークシステムは、
図1に示すように、クライアント側のホストマシンとし
てのホストマシン1〜4と、プリンタサーバ装置5と、
ローカルエリアネットワークとしてのイーサネット6と
を備えている。ホストマシン1〜4からのプリントデー
タは、イーサネット6を通じてプリンタサーバ装置5に
転送されるようになっている。
【0020】第1ホストマシンとしてのホストマシン1
は、UNIXマシンであり、TCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol)アプリケーシ
ョンの1つであるネットワークファイルシステム(NF
S)を利用してプリントデータの転送を行なうために、
nfs(ネットワークファイルシステム)クライアント
7を搭載している。nfsクライアント7は、プリンタ
サーバ装置5において階層ディレクトリにて管理される
ファイルのルートファイルシステム(最上位層)を、ネ
ットワークファイルシステムによりホストマシン1のデ
ィレクトリに結合(マウント)させるとともに、プリン
タサーバ装置5のファイルにデータを書き込む機能を実
現するプログラムである。
【0021】第2ホストマシンとしてのホストマシン2
は、UNIXマシンであり、TCP/IP系のファイル
転送プロトコルを利用してプリントデータの転送を行な
うために、ftp(ファイル転送プロトコル)クライア
ント8を搭載している。ftpクライアント8は、プリ
ンタサーバ装置5にリモートログインするとともに、プ
リンタサーバ装置5のファイルにデータを書き込む機能
を実現するプログラムである。
【0022】第3ホストマシンとしてのホストマシン3
は、UNIXマシンであり、TCP/IPによる通信に
て利用可能なリモートプリント機能によるプリントデー
タの転送を行なうために、lpr(リモートプリント)
プログラム9と、lpd(リモートプリントデーモン)
プログラム10とを搭載している。lprプログラム9
は、プリントデータを転送先(プリンタ)を指定してl
pdプログラム10に受け渡すプログラムである。lp
dプログラム10は、受け取ったプリントデータをプリ
ンタサーバ装置5に転送するプログラムである。
【0023】第4ホストマシンとしてのホストマシン4
は、UNIXマシンであり、TCP/IPによる通信に
て利用可能なリモートシェル機能によるプリントデータ
の転送を行なうために、rsh(リモートシェル)プロ
グラム11を備えている。rshプログラム11は、リ
モートシェルコマンドを実行してプリントデータをプリ
ンタサーバ装置5に転送するプログラムである。
【0024】ホストマシン1〜4は、図2に示すように
概ね共通する構成からなっており、詳しくは、CPU2
1、ROM22、RAM23、ハードディスク装置2
4、フロッピディスク装置25、インタフェース26〜
29および通信インタフェース30を備えている。
【0025】CPU21は、ROM22に格納されてい
る上記のnfsクライアント7、ftpクライアント
8、lprプログラム9、lpdプログラム10、rs
hプログラム11等のプログラムおよびRAM23にロ
ードされたプログラムを実行するようになっている。ま
た、CPU21は、インタフェース26を通じてフロッ
ピディスク装置24に対しデータおよびプログラムの読
み書きを行なうとともに、インタフェース27を通じて
フロッピディスク装置25に対しデータおよびプログラ
ムの読み書きを行なうようになっている。また、CPU
21は、インタフェース28を通じて外部に設けられる
キーボード31の操作内容を読み取り、インタフェース
29を介して外部に設けられる表示装置32に表示を行
なわせるようになっている。さらに、CPU21は、通
信インタフェース30を通じてイーサネット6との通信
制御を行なうようになっている。
【0026】プリンタサーバ装置5は、図1に示すよう
に、出力ポートPt1 〜Ptn を備え、フィルタプログ
ラムF1 〜Fn 、プリンタ登録テーブル12、nfsd
(ネットワークファイルシステムデーモン)プログラム
13、ftpd(ファイル転送プロトコルデーモン)プ
ログラム14、lpd(リモートプリントデーモン)プ
ログラム15、rshd(リモートシェルデーモン)プ
ログラム16およびlpr(リモートプリント)プログ
ラム17を搭載している。プリンタサーバ装置5は、専
用の装置として構成される以外に、一般的なパーソナル
コンピュータにより構成されてもよい。
【0027】加工手段としてのフィルタプログラムF1
〜Fn は、プリントデータを印字出力に適した形態に加
工するプログラムである。フィルタプログラムF1 〜F
n は、必ずしもプリンタPr1 〜Prn と同数設けられ
る必要はなく、また、同じものを複数備えていてもよ
い。例えば、フィルタプログラムF2 の代わりにフィル
タプログラムF1 が2つ設けられる場合もある。
【0028】出力ポートPt1 〜Ptn は、それぞれ印
刷装置としての複数のプリンタPr1 〜Prn に接続さ
れており、フィルタプログラムF1 〜Fn から与えられ
たプリントデータをプリンタPr1 〜Prn に出力する
ようになっている。フィルタプログラムF1 〜Fn から
出力ポートPt1 〜Ptn へのプリントデータの出力
は、図示するように1対1の関係以外に、例えばフィル
タF1 から出力ポートPt2 というように任意に選択で
きる。また、印刷装置としては、プリンタPr1〜Pr
n 以外にプロッタ等の装置を設置してもよい。
【0029】プリンタ登録テーブル12は、フィルタプ
ログラムF1 〜Fn (フィルタ番号)と出力ポートPt
1 〜Ptn (ポート番号)との組合せを、表1に示すよ
うに、それぞれに異なるプリンタ名という登録名を付与
して16通り登録するようになっており、登録手段とし
て機能している。
【0030】
【表1】
【0031】nfsdプログラム13は、前記のnfs
クライアント7によりマウントコマンドが実行される
と、プリンタサーバ装置5のルートファイルシステム
を、ホストマシン1のディレクトリにマウントさせるよ
うになっており、結合手段としての機能を有している。
また、nfsdプログラム13は、ルートファイルシス
テムがマウントされた状態でホストマシン1からプリン
タサーバ装置5のファイルにプリントデータが書き込ま
れると、プリンタ登録テーブル12を参照しながら、ホ
ストマシン1により指定された登録名のフィルタプログ
ラムF1 〜Fn および出力ポートPt1 〜Ptn に印字
出力の処理を行なわせるようになっており、第1制御手
段としての機能を併せて有している。
【0032】ftpdプログラム14は、前記のftp
クライアント8によりホストマシン2にリモートログイ
ンされると、プリンタサーバ装置5のファイル名をホス
トマシン2に開示するとともに登録名もファイル名とし
て開示するようになっており、開示手段としての機能を
有している。また、ftpdプログラム14は、リモー
トログインされた状態で登録名で表される組合せをファ
イルとしてこれにホストマシン2からプリントデータが
書き込まれると、フィルタプログラムF1 〜Fn および
出力ポートPt1 〜Ptn に印字出力の処理を行なわせ
るようになっており、第2制御手段としての機能を併せ
て有している。
【0033】lpdプログラム15は、前記のlpdプ
ログラム10により転送されたプリントデータを受け取
ると、lprプログラム9で指定された登録名のフィル
タプログラムF1 〜Fn および出力ポートPt1 〜Pt
n に印字出力の処理を行なわせるようになっており、第
3制御手段としての機能を有している。
【0034】rshdプログラム16は、前記のrsh
プログラム11によりリモートシェルコマンドが実行さ
れることによりリモートプリントコマンドを起動するよ
うになっており、コマンド起動手段としての機能を有し
ている。一方、lprプログラム17は、rshdプロ
グラム16により起動されたリモートプリントコマンド
を実行することにより、rshdプログラム16で指定
された登録名のフィルタプログラムF1 〜Fn および出
力ポートPt1 〜Ptn に印字出力の処理を行なわせる
ようになっており、第4制御手段としての機能を有して
いる。
【0035】プリンタサーバ装置5は、図3に示すよう
に、CPU41、ROM42、RAM43、インタフェ
ース44および通信インタフェース45を備えている。
【0036】CPU41は、ROM42に格納されてい
る上記のフィルタプログラムF1 〜Fn 、nfsdプロ
グラム13、ftpdプログラム14、lpdプログラ
ム15、rshdプログラム16およびlprプログラ
ム17等のプログラムを実行するようになっている。ま
た、CPU41は、インタフェース44を介してプリン
タPr1 〜Prn にプリントデータを出力するととも
に、通信インタフェース45を介してイーサネット6と
の間で通信制御を行なうようになっている。RAM43
は、前記のプリンタ登録テーブル12やプリントデータ
の記憶およびフィルタプログラムF1 〜Fn によるプリ
ントデータ加工のワーキングエリアとして用いられる。
【0037】上記のように構成されるネットワークシス
テムにおいて、ホストマシン1〜4がプリンタPr1
Prn を利用する際の動作を説明する。
【0038】ホストマシン1において、nfsクライア
ント7によりマウントコマンドが実行されると、nfs
dプログラム13によりプリンタサーバ装置5のルート
ファイルシステムがホストマシン1のディレクトリにマ
ウントされる。この状態では、ホストマシン1にてプリ
ンタサーバ装置5のファイルがホストマシン1のファイ
ルと同様に扱うことができる。また、nfsクライアン
ト7により、プリンタ登録テーブル12に登録されてい
る組合せがプリンタ名というファイル名のファイルとし
て扱えるようになる。
【0039】ホストマシン1からプリントデータを転送
する場合、nfsクライアント7によるファイルの書き
込みコマンドの実行でプリンタ名の目的のファイルにプ
リントデータが書き込まれる。これにより、プリントデ
ータがイーサネット6を通じてプリンタサーバ装置5に
転送される。すると、プリンタサーバ装置5では、nf
sdプログラム13が、書き込まれたファイルに基づい
てプリンタ登録テーブル12を参照しながら、転送され
てきたプリントデータの印字処理をファイルプログラム
1 〜Fn および出力ポートPt1 〜Ptn に行なわせ
る。このとき、プリントデータは、ファイルプログラム
1 〜Fn のうち指定されたプリンタ名に応じたものに
より加工され、さらに出力ポートPt1 〜Ptn のうち
指定されたポートからプリンタPr1 〜Prn の目的と
する1つに出力される。
【0040】ホストマシン2からプリントデータを転送
する場合、プリンタサーバ装置5では、ftpdプログ
ラム14が常に動作しており、ftpクライアント8に
よるリモートログインが受け入れられる。この状態で、
ftpクライアント8によりls(ファイル名開示)コ
マンドが実行されると、ftpdプログラム14により
プリンタサーバ装置5のファイル名の一覧がホストマシ
ン2に対し開示される。このとき、プリンタ登録テーブ
ル12のプリンタ名もファイル名として開示される。
【0041】そして、プリントデータは、ftpクライ
アント8によりputコマンドが実行されることにより
プリンタサーバ装置5に転送され、ホストマシン2側で
指定されたプリント名のファイルに書き込まれる。する
と、プリンタサーバ装置5では、ftpdプログラム1
4が、書き込まれたファイルに基づいてプリンタ登録テ
ーブル12を参照しながら、プリントデータの印字処理
をファイルプログラムF1 〜Fn および出力ポートPt
1 〜Ptn に行なわせる。
【0042】ホストマシン3からプリントデータを転送
する場合、ホストマシン3では、プリントデータがlp
rプログラム9によりlpdプログラム10に送出され
る。そのプリントデータは、lpdプログラム10によ
りプリンタサーバ装置5に転送される。プリンタサーバ
装置5では、lpdプログラム15が、プリントデータ
を受け取ると、ホストマシン3側で指定されたプリンタ
名に基づいてプリンタ登録テーブル12を参照しなが
ら、プリントデータの印字処理をファイルプログラムF
1 〜Fn および出力ポートPt1 〜Ptn に行なわせ
る。
【0043】ホストマシン4からプリントデータを転送
する場合、ホストマシン4にてrshプログラム11に
よりリモートシェルコマンドが実行されると、プリンタ
サーバ装置5では、rshdプログラム16によりリモ
ートプリントコマンドが起動される。そして、lprプ
ログラム17は、リモートプリントコマンドを実行する
ことにより、リモートシェルコマンド実行時にホストマ
シン4側で指定されたプリンタ名に基づいてプリンタ登
録テーブル12を参照しながら、プリントデータの印字
処理をファイルプログラムF1 〜Fn および出力ポート
Pt1 〜Ptnに行なわせる。
【0044】なお、プリンタサーバ装置5では、プリン
トデータがホストマシン1〜4から同時に同じプリンタ
に対して出力される場合に、データが混在しないよう
に、排他制御が行なわれている。具体的には、1つの出
力ポートは1台のホストマシンからのみデータを受け入
れるように制御されている。そして、あるホストマシン
からのデータ出力が終了すれば、次のホストマシンから
のデータ出力が可能になる。
【0045】以上述べたように、本実施例のプリンタサ
ーバ装置5によれば、4種類の異なる機能を有するホス
トマシン1〜4からプリントデータを受け入れて印字処
理を行なうことができる。したがって、上記のような異
なる機能を有するホストマシン1〜4が、プリンタPr
1 〜Prn を共用することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明のプリンタサーバ装置は、以上の
ように、プリントデータを印刷出力に適した形態に加工
する加工手段と、印刷装置と同数設けられて加工手段か
らのプリントデータを印刷装置に出力する出力ポート
と、加工手段と出力ポートとの組合せを登録名に対応付
けて登録する登録手段と、階層ディレクトリにより管理
されるファイルの最上位層をネットワークファイルシス
テムに対応したクライアント側の第1ホストマシンのデ
ィレクトリと結合させて上記の組合せをファイルとして
取り扱えるようにする結合手段と、結合手段によりディ
レクトリ結合がなされているとき上記の組合せに第1ホ
ストマシンにて書き込まれたプリントデータをその組合
せの加工手段および出力ポートを通じて印刷装置に出力
させる第1制御手段と、ファイル転送プロトコルに対応
したクライアント側の第2ホストマシンからのリモート
ログインを受入れるとともに上記の登録名をファイル名
として第2ホストマシンに開示する開示手段と、開示手
段により開示された登録名に基づいて第2ホストマシン
によりプリントデータの出力が指定された登録名の組合
せをファイルとしてこれに第2ホストマシンにて書き込
まれたプリントデータをその組合せの加工手段および出
力ポートを通じて印刷装置に出力させる第2制御手段
と、リモートプリントコマンドを実行してプリントデー
タの転送を行なうクライアント側の第3ホストマシンか
ら上記の登録名を指定して転送されてきたプリントデー
タをその登録名の組合せの加工手段および出力ポートを
通じて印刷装置に出力させる第3制御手段と、リモート
シェルコマンドを実行してプリントデータの転送を行な
うクライアント側の第4ホストマシンにてリモートシェ
ルコマンドが実行されることによりリモートプリントコ
マンドを起動するコマンド起動手段と、コマンド起動手
段により起動されたリモートプリントコマンドを実行す
ることにより指定された登録名の組合せの加工手段およ
び出力ポートを通じて印刷装置に出力させる第4制御手
段とを備えている構成である。
【0047】これにより、第1ないし第4ホストマシン
からのプリントデータは、プリンタサーバ装置に受け入
れられると加工手段と出力ポートとの組合せに対応した
印刷装置に出力される。それゆえ、異なる機能を有する
第1ないし第4ホストマシンが同じ印刷装置をローカル
エリアネットワーク上で共用することができる。したが
って、リモートプリントコマンドをサポートしているホ
ストマシンはもとより、ネットワークファイルシステム
やファイル転送プロトコルに対応したホストマシンおよ
びリモートシェルコマンドをサポートしているホストマ
シンでも同一の印刷装置を使用することが可能になる。
【0048】それゆえ、異機種間での印刷装置の共有化
を図り、ネットワークシステムにおけるプリンタサーバ
装置の処理機能を向上させることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るネットワークシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のネットワークシステムにおけるクライア
ント側のホストマシンの構成を示すブロック図である。
【図3】図1のネットワークシステムにおけるプリンタ
サーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】プリンタサーバ装置が接続された従来のネット
ワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4のネットワークシステムにおけるクライア
ントマシンおよびプリンタサーバ装置にて印刷処理を実
行するプログラムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
6 イーサネット(ローカルエリアネットワ
ーク) 12 プリンタ登録テーブル(登録手段) 13 nfsdプログラム(結合手段、第1
制御手段) 14 ftpdプログラム(開示手段、第2
制御手段) 15 lpdプログラム(第3制御手段) 16 rshdプログラム(コマンド起動手
段) 17 lprプログラム(第4制御手段) Pr1 〜Prn プリンタ(印刷手段) F1 〜Fn フィルタプログラム(加工手段) Pt1 〜Ptn 出力ポート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TCP/IPを用いてプリントデータの転
    送を行なうローカルエリアネットワークを介してクライ
    アント側のホストマシンと接続され、そのホストマシン
    から転送されたプリントデータを印刷装置に出力させる
    プリンタサーバ装置において、 プリントデータを印刷出力に適した形態に加工する加工
    手段と、 印刷装置と同数設けられて加工手段からのプリントデー
    タを印刷装置に出力する出力ポートと、 加工手段と出力ポートとの組合せを登録名に対応付けて
    登録する登録手段と、 階層ディレクトリにより管理されるファイルの最上位層
    を上記のホストマシンのうちネットワークファイルシス
    テムに対応した第1ホストマシンのディレクトリと結合
    させて上記の組合せをファイルとして取り扱えるように
    する結合手段と、 結合手段によりディレクトリ結合がなされているとき上
    記の組合せに第1ホストマシンにて書き込まれたプリン
    トデータをその組合せの加工手段および出力ポートを通
    じて印刷装置に出力させる第1制御手段と、 上記のホストマシンのうちファイル転送プロトコルに対
    応した第2ホストマシンからのリモートログインを受入
    れるとともに上記の登録名をファイル名として第2ホス
    トマシンに開示する開示手段と、 開示手段により開示された登録名に基づいて第2ホスト
    マシンによりプリントデータの出力が指定された登録名
    の組合せをファイルとしてこれに第2ホストマシンにて
    書き込まれたプリントデータをその組合せの加工手段お
    よび出力ポートを通じて印刷装置に出力させる第2制御
    手段と、 上記のホストマシンのうちリモートプリントコマンドを
    実行してプリントデータの転送を行なう第3ホストマシ
    ンから上記の登録名を指定して転送されてきたプリント
    データをその登録名の組合せの加工手段および出力ポー
    トを通じて印刷装置に出力させる第3制御手段と、 上記のホストマシンのうちリモートシェルコマンドを実
    行してプリントデータの転送を行なう第4ホストマシン
    にてリモートシェルコマンドが実行されることによりリ
    モートプリントコマンドを起動するコマンド起動手段
    と、 コマンド起動手段により起動されたリモートプリントコ
    マンドを実行することにより指定された登録名の組合せ
    の加工手段および出力ポートを通じて印刷装置に出力さ
    せる第4制御手段とを備えていることを特徴とするプリ
    ンタサーバ装置。
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