JPH0719872A - 測量機の回転駆動装置 - Google Patents

測量機の回転駆動装置

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JPH0719872A
JPH0719872A JP18444893A JP18444893A JPH0719872A JP H0719872 A JPH0719872 A JP H0719872A JP 18444893 A JP18444893 A JP 18444893A JP 18444893 A JP18444893 A JP 18444893A JP H0719872 A JPH0719872 A JP H0719872A
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JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
slide substrate
driven
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP18444893A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kimura
明夫 木村
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
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Priority to US08/266,030 priority patent/US5475930A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】測量機の回転駆動装置の位置決め精度の向上を
図る。 【構成】可動部の軸部4に従動ギア17を設けると共に
該軸部にスライド基板15を前記軸部の軸心に対して直
交する方向に揺動可能に設け、該スライド基板に少なく
とも前記従動ギアに噛合する他のギア20を設け、該他
のギアをモータ8により駆動可能とすると共に前記他の
ギアが従動ギアに噛合する方向に前記スライド基板を付
勢し、従動ギア間に所要の噛合力を付与することでバッ
クラッシュを抑止し、高精度の位置決めを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測量機の回転駆動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】測量機に備付けられている望遠鏡視準方
向を調整する為、測量機には望遠鏡を含む可動部を回転
させる為の回転駆動装置を具備している。
【0003】近年ではサーボモータにより可動部を駆動
する回転駆動装置が普及しており、図5、図6は従来の
測量機の回転駆動装置を示している。
【0004】図中、1は望遠鏡等が設けられた可動部で
あり、2は該可動部1を回転自在に支承する托架部であ
り、該托架部2内に回転駆動装置3が収納されている。
【0005】前記可動部1の両端には軸部4、軸部5が
設けられ、該一方の軸部4に回転駆動装置3が連結さ
れ、前記軸部5には可動部1の回転角を検出するエンコ
ーダ6が設けられている。
【0006】前記回転駆動装置3を説明する。
【0007】前記托架部2に支持台7を介して前記可動
部1の回転軸心と平行にモータ8が設けられ、該モータ
8の出力軸に駆動ギア9が嵌着されている。前記托架部
2に遊動軸10が回転自在に設けられ、該遊動軸10に
は大径減速ギア11、小径減速ギア12が固着され、前
記大径減速ギア11が前記駆動ギア9に噛合している。
前記軸部4には前記小径減速ギア12より大径の従動ギ
ア13が嵌着され、該従動ギア13は前記小径減速ギア
12に噛合し、前記駆動ギア9の回転が前記大径減速ギ
ア11、小径減速ギア12、従動ギア13を介して減速
され、前記可動部1に伝達される様になっている。
【0008】而して、前記モータ8の駆動により前記可
動部1を所要角度回転させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した様に、測量機
の回転駆動装置は、モータ8の回転をギア列を介して前
記可動部1に伝達している。モータ8の回転を正確に可
動部1に伝達し、高精度の位置決めをするには、前記ギ
ア列の各ギア間のバックラッシュはできるだけ少ないほ
うがよいが、実際の歯車ではピッチ誤差、歯形誤差、歯
溝の振れ、歯筋方向誤差は歯車製作上避けられず、ギア
を円滑に回転する為にはある程度のギア間バックラッシ
ュは許容しなければならない。従って、従来の測量機の
回転駆動装置では可動部1の位置決め精度を高めるにも
限界があった。
【0010】本発明は斯かる実情に鑑み、モータと可動
部間のギア列のバックラッシュをなくし、可動部の位置
決め精度の向上を図るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、可動部の軸部
に従動ギアを設けると共に該軸部にスライド基板を前記
軸部の軸心に対して直交する方向に揺動可能に設け、該
スライド基板に少なくとも前記従動ギアに噛合する他の
ギアを設け、該他のギアをモータにより駆動可能とする
と共に前記他のギアが従動ギアに噛合する方向に前記ス
ライド基板を付勢したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】他のギアが従動ギアに対して揺動可能に支持さ
れ、従動ギア間に所要の噛合力が付与されることでバッ
クラッシュが抑止され、高精度の位置決めが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0014】図1、図2に於いて、図5、図6中で示し
たものと同様の構成には同符号を付し、その説明を省略
する。
【0015】可動部1の軸部4にスライド基板15を遊
嵌し、軸部4に固着した1対のフランジ16で前記スラ
イド基板15を挾持し、該スライド基板15が軸部4の
軸心に対して直角方向にスライド可能とし、更に前記フ
ランジ16はスライド基板15のスライド方向のガイド
機能を有し、スライド基板15のフラツキを抑制する。
又、該軸部4に従動ギアとしてウォームホイール17を
固着する。
【0016】前記スライド基板15に軸支持ブロック1
8を固着し、該軸支持ブロック18に従動軸19を回転
自在に設け、該従動軸19にウォーム20を形成し、該
ウォーム20を前記ウォームホイール17に噛合する。
前記従動軸19の一端を前記軸支持ブロック18より突
出させ、突出端に従動プーリ21を固着する。モータ8
を前記ウォームホイール17に関し前記軸支持ブロック
18とは反対側に配置し、前記スライド基板15に取付
ける。前記モータ8の出力軸に駆動プーリ22を嵌着
し、該駆動プーリ22と前記従動プーリ21にはベルト
23を掛回す。
【0017】前記軸支持ブロック18の従動プーリ21
とは反対側にピボット軸24を固着する。該ピボット軸
24は前記従動軸19と同心であり、図3に示す様に球
面部25及び該球面部25より更に延出し先端にフラン
ジを有するスプリングガイド26を有する。前記托架部
2の内壁、前記ピボット軸24に対峙する位置にピボッ
ト座27を設ける。該ピボット座27に前記球面部25
が当接する円錐凹面28を形成すると共に前記スプリン
グガイド26が遊挿するスプリング保持孔29を穿設す
る。
【0018】該スプリング保持孔29にスプリング30
を嵌装し、該スプリング30によりピボット軸24を図
3中右方、前記球面部25を円錐凹面28に押接する方
向に付勢する。而して、前記スライド基板15は前記球
面部25の中心を中心として揺動可能に支持され、前記
ウォームホイール17を除き、前記スライド基板15に
設けられたモータ8、軸支持ブロック18等の駆動部は
一体に揺動する。
【0019】前記スライド基板15の下端に舌片31を
形成し、該舌片31に揺動ピン32を立設し、又前記托
架部2に固定ピン33を該揺動ピン32に対峙させ立設
し、該固定ピン33と前記揺動ピン32間にバックラッ
シュ抑止バネ34を掛渡す。該バックラッシュ抑止バネ
34によりスライド基板15を、図2中反時計方向、即
ち前記ウォーム20を前記ウォームホイール17に押圧
する方向に付勢する。
【0020】以下、作動について説明する。
【0021】上記した様に、前記スライド基板15は前
記球面部25を中心に揺動可能であり、又前記バックラ
ッシュ抑止バネ34により前記スライド基板15は反時
計方向に付勢されているので、前記ウォーム20と前記
ウォームホイール17間には所要の噛合力が付与されて
いる。
【0022】前記モータ8を駆動し、前記駆動プーリ2
2を回転すると前記ベルト23、従動プーリ21を介し
てウォーム20が回転され、該ウォーム20、前記ウォ
ームホイール17間で減速されて該ウォームホイール1
7が回転され、更に軸部4を介して前記可動部1が回転
される。該ウォームホイール17と前記ウォーム20間
には所要の噛合力が付与されているので、ウォームホイ
ール17とウォーム20間のバックラッシュが抑止さ
れ、高精度の位置決めが達成される。
【0023】尚、前記スプリング30により球面部25
は所要の力で円錐凹面28に押付けられているので、ピ
ボット軸24とピボット座27間にもバックラッシュは
ない。又、ピボット座27を軸支時ブロック18に取付
け、ピボット軸24を托架部2に設けてもよい。
【0024】又、前記スライド基板15を揺動可能に支
持する機構は種々考えられ、他の例を図4で示す。
【0025】前記托架部2に枢支ブロック35を固着
し、該枢支ブロック35に揺動軸36を介して前記軸支
持ブロック18を枢着する。前記揺動軸36は前記ウォ
ームホイール17の回転軸心と平行な軸心を有し、前記
スライド基板15は前記揺動軸36を中心に揺動可能に
支持される。而して、前記バックラッシュ抑止バネ34
によりスライド基板15を反時計方向に付勢すれば、前
記ウォームホイール17、ウォーム20間にはバックラ
ッシュを抑止する噛合力が付与される。
【0026】尚、バックラッシュ抑止バネ34は前記ウ
ォームホイール17、ウォーム20間に噛合力を付与す
るものであればよく、取付け位置、種類等適宜変更が可
能であり、前記球面部25が嵌合する凹部は球面であっ
てもよい。更に、本実施例では動力伝達手段としてベル
ト、ウォームギアを用いたが従来例の様に平歯車を用い
ることも可能であることは言う迄もなく、更に本実施例
では、望遠鏡を含む可動部について記したが、水平回転
をする托架部についても同様に実施できることも勿論で
ある。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、回転伝
達部のバックラッシュを除去し得、高精度の位置決めを
可能とすると共に常時適正な噛合力を付与することがで
きるので、加工誤差により円滑な回転伝達ができないと
いう不具合も解消するという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す立断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB部拡大図である。
【図4】他の実施例を示す図1のA矢視図相当図であ
る。
【図5】従来例を示す立断面図である。
【図6】図5のC矢視図である。
【符号の説明】
1 可動部 3 回転駆動装置 4 軸部 8 モータ 15 スライド基板 17 ウォームホイール 20 ウォーム 24 ピボット軸 27 ピボット座 30 スプリング 34 バックラッシュ抑止バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部の軸部に従動ギアを設けると共に
    該軸部にスライド基板を前記軸部の軸心に対して直交す
    る方向に揺動可能に設け、該スライド基板に少なくとも
    前記従動ギアに噛合する他のギアを設け、該他のギアを
    モータにより駆動可能とすると共に前記他のギアが従動
    ギアに噛合する方向に前記スライド基板を付勢したこと
    を特徴とする測量機の回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 スライド基板、固定部のいずれか一方に
    球面部を有するピボット軸を設け、スライド基板、固定
    部のいずれか他方に前記球面部が嵌合する凹部を有する
    ピボット座を設け、前記球面部を凹部に押圧するスプリ
    ングを設けた請求項1の測量機の回転駆動装置。
  3. 【請求項3】 可動部の軸部と平行な揺動軸を介してス
    ライド基板を揺動可能に支持した請求項1の測量機の回
    転駆動装置。
JP18444893A 1993-06-29 1993-06-29 測量機の回転駆動装置 Pending JPH0719872A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18444893A JPH0719872A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 測量機の回転駆動装置
US08/266,030 US5475930A (en) 1993-06-29 1994-06-27 Rotating and driving system for survey instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18444893A JPH0719872A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 測量機の回転駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719872A true JPH0719872A (ja) 1995-01-20

Family

ID=16153330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18444893A Pending JPH0719872A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 測量機の回転駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719872A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064622A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Nikon-Trimble Co Ltd 測量機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064622A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Nikon-Trimble Co Ltd 測量機

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