JPH0719642U - 車両用緩衝装置 - Google Patents

車両用緩衝装置

Info

Publication number
JPH0719642U
JPH0719642U JP4908393U JP4908393U JPH0719642U JP H0719642 U JPH0719642 U JP H0719642U JP 4908393 U JP4908393 U JP 4908393U JP 4908393 U JP4908393 U JP 4908393U JP H0719642 U JPH0719642 U JP H0719642U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
piston
housing
damping force
shock absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4908393U
Other languages
English (en)
Inventor
保 山浦
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユニシアジェックス filed Critical 株式会社ユニシアジェックス
Priority to JP4908393U priority Critical patent/JPH0719642U/ja
Publication of JPH0719642U publication Critical patent/JPH0719642U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 減衰力を滑らかに変化させ得る減衰力可変型
の車両用緩衝装置を提供する。 【構成】 ダンパシリンダ11内を主流体室12, 13
に仕切るピストン14と一体に設けられたハウジング2
7と、このハウジング27内に摺動自在に嵌合されて当
該ハウジング27内を二つの副流体室34, 38に仕切
るスプール32,33と、一方の副流体室34と一方の
主流体室12とを連通する連通路35〜37と、他方の
副流体室38と前記主流体室13とを連通する連通路3
9と、スプール32, 33とハウジング27との間に介
装されて当該スプール32, 33を中立位置に保持する
と共に該スプール32, 33の変位量の増大に伴ってば
ね定数が増大する非線形のばね特性を有するばね部材4
0, 41とを具える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、減衰力を滑らかに変化させ得る減衰力可変型の車両用緩衝装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車体と車輪との間に組み付けられる懸架装置の一部を構成するダン パ(以下、これを緩衝装置と呼称する)は、不整路面による衝撃や車体の振動を 緩和して乗員の乗り心地を向上させる他、積み荷を保護したりあるいはタイヤの 接地性を高めて操縦安定性を確保するためのものであり、内部に油等の流体が充 填されたダンパシリンダと、このダンパシリンダ内を摺動するピストンが固定さ れたピストンロッドとを有する筒形のものが一般的である。
【0003】 通常、このような緩衝装置においては、ピストンにて仕切られたダンパシリン ダ内の二つの流体室の間で、車輪の上下動に伴って流体がピストンに形成された オリフィス通路を介して行き来するが、この時のオリフィス通路を流れる流体の 抵抗により、車輪の上下動に伴う振動を減衰するようになっている。
【0004】 また、このような緩衝装置において、ピストンの上下動に対して慣性運動する フリーピストンをピストンロッドに組み込み、このフリーピストンの慣性運動を 利用してダンパシリンダ内の二つの流体室の間での流体の移動を上述したピスト ンとは独立に調整することにより、ピストンの移動量に対する減衰力の変化割合 を適宜変えるようにした減衰力可変型のものが、例えば特公昭47−37759 号公報や特公昭44−29008号公報等で提案されている。
【0005】 上述した特公昭47−37759号公報に開示された緩衝装置の場合、復元ば ねのばね力に抗して遊動ピストンがストッパに当接するまでの間は、小さな減衰 力が発生し、遊動ピストンがストッパに当接した時点から大きな減衰力が発生す るようになっている。
【0006】 また、特公昭44−29008号公報に開示された緩衝装置の場合、弁ばねの ばね力に抗してストロークするスリーブバルブに形成した連通孔が、ロックナッ トに形成した連通孔と連通状態にある間は、小さな減衰力が発生し、このスリー ブバルブの連通孔とロックナットの連通孔とが非連通状態に移行した段階で、大 きな減衰力が発生するようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
特公昭47−37759号公報に開示された従来の減衰力可変型の緩衝装置に おいては、復元ばねのばね力が遊動ピストンに付勢されているだけのため、ピス トンおよび遊動ピストンの変位量と減衰力との関係を二点鎖線で表す図3に示す ように、小さな減衰力が発生する状態と、大きな減衰力が発生する状態との切り 替わりが唐突に起こってしまう。この結果、車両の乗り心地が悪化することに加 え、この減衰力の切り替わりが車両の操舵中に発生すると、車両の挙動が不安定 となり、運転者が操舵に対して違和感を招く虞があった。
【0008】 この点、特公昭44−29008号公報に開示された従来の減衰力可変型の緩 衝装置は、スリーブバルブの移動に伴い、このスリーブバルブに形成した連通孔 と、ロックナットに形成した連通孔との位置ずれが発生し、これらの通路が絞ら れた状態となるため、スリーブバルブの移動に対する拘束力が発生し、ピストン およびスリーブバルブの変位量と減衰力との関係を破線で表す図3に示すように 、減衰力の変化が上述した特公昭47−37759号公報のものよりも多少滑ら かに行われる利点がある。しかし、実際問題として、連通孔の形状等に起因して スリーブバルブの変位量の増大に対する拘束力の滑らかな増大は殆ど期待できず 、先の例と同様に、小さな減衰力が発生する状態と、大きな減衰力が発生する状 態との切り替わりが比較的急激に起こってしまう。この結果、車両の乗り心地が 悪化することに加え、この減衰力の切り替わりが車両の操舵中に発生すると、車 両の挙動が不安定となり、運転者が操舵に対して違和感を招く虞があった。
【0009】 しかも上述した従来の緩衝装置は、緩衝装置が伸びる方向に対してのみ減衰力 が変わる構造となっており、緩衝装置が縮む方向には減衰力が全く変わらないも のであった。
【0010】
【考案の目的】
本考案の目的は、減衰力を滑らかに変化させ得る減衰力可変型の車両用緩衝装 置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案による車両用緩衝装置は、内部に緩衝用の流体が充填されたダンパシリ ンダと、このダンパシリンダの一端部を摺動自在に貫通して一端側が当該ダンパ シリンダ内に位置するピストンロッドと、このピストンロッドの一端側に一体的 に固定され、かつ前記ダンパシリンダ内に摺動自在に嵌合されて当該ダンパシリ ンダ内を二つの主流体室に仕切るピストンと、このピストンに形成されて前記二 つの主流体室に連通する通路と、この通路に設けられて当該通路内の前記流体の 流れを制限する減衰力発生手段とを有する車両用緩衝装置において、前記ピスト ンロッドの一端側に一体に設けられたハウジングと、このハウジング内に摺動自 在に嵌合されて当該ハウジング内を二つの副流体室に仕切るカップ状をなすスプ ールと、一方の前記副流体室と一方の前記主流体室とを連通する連通路と、他方 の前記副流体室と他方の前記主流体室とを連通する連通路と、前記スプールと前 記ハウジングとの間に介装されて当該スプールを中立位置に保持すると共に該ス プールの変位量の増大に伴ってばね定数が増大する非線形のばね特性を有するば ね部材とを具えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
本考案によると、ピストンが一方の主流体室側に移動すると、その慣性力によ ってスプールがばね部材のばね力に抗して他方の副流体室側に変位する。このス プールの変位量の増大に伴い、非線形のばね特性を有するばね部材によってスプ ールの変位に対する抵抗が次第に増大してスプールの移動速度が遅くなる。次い で、ピストンによって仕切られた二つの主流体室に連通する通路に設けられた減 衰力発生手段が作用し、一方の主流体室から通路を介して他方の主流体室へと流 れる流体の流れが制限される結果、減衰力が小さな状態から大きな状態へ滑らか に移行する。
【0013】 同様に、ピストンが他方の主流体室側に移動すると、その慣性力によってスプ ールがばね部材のばね力に抗して一方の副流体室側に変位する。このスプールの 変位量の増大に伴い、非線形のばね特性を有するばね部材によってスプールの変 位に対する抵抗が次第に増大してスプールの移動速度が遅くなる。次いで、ピス トンによって仕切られた二つの主流体室に連通する通路に設けられた減衰力発生 手段が作用し、一方の主流体室から通路を介して他方の主流体室へと流れる流体 の流れが制限される結果、減衰力が小さな状態から大きな状態へ滑らかに移行す る。
【0014】
【実施例】
本考案による車両用緩衝装置の一実施例の主要部の破断構造を図1に示す。す なわち、図示しない車軸を支持する図示しない揺れ腕等と図示しない車体フレー ムとの間に介装されて揺れ腕等を車軸と共に車体フレームから釣り下げた状態で 支持する本実施例の緩衝装置は、ダンパシリンダ11の下端部が図示しないブラ ケットを介して上述した揺れ腕等に固定されており、このダンパシリンダ11に は作動油等の緩衝用の流体が充填された内部を上部室12と下部室13とに仕切 るピストン14が摺動自在に収納されている。また、ダンパシリンダ11の上端 部には、ピストンロッド15を摺動自在に保持する図示しない環状のロッドガイ ドが取り付けられ、これらロッドガイドとピストン14とでピストンロッド15 をダンパシリンダ11に対して同軸状に保持している。
【0015】 上端部が図示しない車体側に連結されるピストンロッド15の下端部には、上 側から順にストッパ16, カラー17, 上部リード弁18, ピストン14, 下部 リード弁19, 補助リード弁20, カラー21が嵌め込まれ、これらはピストン ロッド15の下端にねじ込まれたナット22により、このピストンロッド15に 対して一体的に嵌着された状態となっている。また、上述したピストン14には 、上部リード弁18を介して上部室12と下部室13とを連通し得るオリフィス 通路23と、下部リード弁19および補助リード弁20を介して上部室12と下 部室13とを連通し得るオリフィス通路24とが形成されている。
【0016】 つまり、路面の凹凸に追従してダンパシリンダ11に対し相対的に大きく上下 動するピストン14の移動速度が比較的遅い領域では、オリフィス通路23, 2 4がリード弁18〜20にてそれぞれ塞がれた状態となっているため、ピストン 14の移動速度の増加割合に対して減衰力の増加割合が大きな傾向を有する。し かし、ダンパシリンダ11に対するピストン14の相対的な上下移動速度が予め 設定された値を越えると、これらリード弁19〜20が弾性変形してオリフィス 通路23, 24を開くため、ピストン14の移動速度の増加割合に対して減衰力 の増加割合が小さな傾向となり、従来から周知の一般的な緩衝装置としての特性 が得られる。
【0017】 一方、前記ナット22の下端には、上部封板25と下部封板26とを上下両端 部に嵌合したスプールハウジング27の上端部が一体的に接合されており、この スプールハウジング27の内側に一体的に嵌着された上下一対の筒状をなすスペ ーサ28, 29の間には、環状をなすばね受け30の外周縁部が保持されている 。つまり、上部封板25とばね受け30との間に上部スペーサ28が介装され、 下部封板26とばね受け30との間に下部スペーサ29が介装された状態となっ ている。ばね受け30を摺動自在に貫通するスプール軸31の上下両端部には、 スペーサ28, 29に対して摺動自在に嵌合する上下一対のスプール32, 33 がそれぞれ一体的に取り付けられている。また、上部スプール32と上部封板2 5との間に形成される上部ダンパ室34には、ピストンロッド15に穿設した連 通路35, 36および上部封板25の中央部に穿設したオリフィス37を介して 上部室12が連通状態となっている。同様に、下部スプール33と下部封板26 との間に形成される下部ダンパ室38には、下部封板26の中央部に穿設したオ リフィス39を介して下部室13が連通状態となっている。
【0018】 前記上部スプール32とばね受け30との間には、合成ゴムや合成樹脂等にて 形成された環状をなすゴム状弾性体40が介装されており、同様に、下部スプー ル33とばね受け30との間にも、合成ゴムや合成樹脂等にて形成された環状を なすゴム状弾性体41が介装されている。スプール32, 33を中立状態に保持 するこれらゴム状弾性体40, 41の圧縮変形量とこれらのばね定数との関係を 表す図2に示すように、これらゴム状弾性体40, 41は、圧縮変形量の増大に 伴ってばね定数が二次曲線的に急激に増大する非線形のばね特性を有しており、 しかもこれらのばね定数は上述したリード弁18〜20のばね定数よりも小さく 設定されている。従って、リード弁18〜20の弾性変形を伴わない領域におい て、上部スプール32および下部スプール32が図示しない車輪の小さな上下動 に対応してスプールハウジング27内を上下に慣性運動するようになっている。
【0019】 従って、路面の微小な凹凸に追従してダンパシリンダ11に対し相対的にピス トン14がピストンロッド15と共に短いストロークで上下動すると、これに対 してスプール32, 33が慣性によってスプールハウジング27内を逆に上下動 する。
【0020】 例えば、ダンパシリンダ11に対してピストン14が上昇する過程では、スプ ール32, 33がゴム状弾性体41のばね力に抗してスプールハウジング27内 を下降し、上部室12側の作動流体の一部を連通路35, 36およびオリフィス 37を介して上部ダンパ室34内に導き入れる一方、下部ダンパ室38内の作動 流体をオリフィス39から下部室13側へ押し出し、この時にオリフィス37, 39を通過する作動流体の抵抗およびゴム状弾性体41の圧縮抵抗に応じた減衰 力が発生する。このゴム状弾性体41の圧縮抵抗力は、スプール32, 33の下 降量の増大に伴って急激に増大し、スプール32, 33の下降が次第に拘束され る結果、この時のピストン14およびスプール32, 33の変位量と減衰力との 関係を表す図3の実線で示すように、滑らかな減衰力の変化を得ることができる 。
【0021】 同様に、ダンパシリンダ11に対してピストン14が下降する過程では、スプ ール32, 33がゴム状弾性体40のばね力に抗してスプールハウジング27内 を上昇し、下部室13側の作動流体の一部がオリフィス39を介して下部ダンパ 室38内に導き入れる一方、上部ダンパ室34内の作動流体がオリフィス37か ら連通路36, 35を通って上部室12側へ押し出し、この時にオリフィス37 , 39を通過する作動流体の抵抗およびゴム状弾性体40の圧縮抵抗に応じた減 衰力が発生する。このゴム状弾性体40の圧縮抵抗力は、スプール32, 33の 上昇量の増大に伴って急激に増大し、スプール32, 33の上昇が次第に拘束さ れる結果、先の場合と同様に、図3の実線で示す如き滑らかな減衰力の変化を得 ることができる。
【0022】 なお、スプール32, 33のストロークエンドを越えたピストン14の移動に 対しては、上述したリード弁18〜20が作用して高減衰力が得られる状態とな る。
【0023】 このように、本考案におけるばね部材として機能するゴム状弾性体40, 41 は、スプールハウジング27に対するスプール32, 33の上下方向の相対移動 量が、図1に示す中立状態から増大するに伴い、これらスプール32, 33の移 動に対する抵抗力が急激に増大するような特性を有していさえすれば、上述した ゴム状弾性体40, 41に限らず、内部に流体を充填したゴム状弾性体や、不等 ピッチコイルばね、あるいは線径やコイル径が変化するコイルばね等を採用する ことも可能である。
【0024】 例えば、図4に示す如きスプールハウジング27の部分の他の一実施例の断面 構造を採用することもできる。すなわち、上部封板25と下部封板26とを上下 両端部に嵌合したスプールハウジング27の内側に一体的に嵌着された内筒42 の上下両端は、上部封板25および下部封板26にそれぞれ当接した状態となっ ている。この内筒42には、当該内筒42内を上部ダンパ室34と下部ダンパ室 38とに仕切るカップ形断面のスプール43が摺動自在に嵌合されている。上部 ダンパ室34には、下端側ほど線径が細くなったテーパコイルばね44が収納さ れ、下部ダンパ室38には下端側ほどコイル径が大きくなった円錐コイルばね4 5が収納され、これらコイルばね44, 45は何れも図2に示す如き非線形のば ね特性を有するものである。なお、図1に示した先の実施例と同一機能の部材に は、これと同一符号を記してある。
【0025】 これにより、路面の凹凸に追従したダンパシリンダ11とピストン14との相 対的な上下動に対し、先の実施例と同様に図3の実線に示す如き減衰力の滑らか な変化を得ることができる。また、本実施例では、コイルばね44, 45をダン パ室34, 38にそれぞれ収納し、単一のスプール43等を採用しているため、 先の実施例よりも部品点数を少なくすることができる上、スプールハウジング2 7をより短くすることが可能となる。
【0026】
【考案の効果】
本考案の車両用緩衝装置によると、ピストンと一体のハウジング内にスプール を組み込み、このスプールとハウジングとの間にスプールの変位量の増大に伴っ てばね定数が増大する非線形のばね特性を有するばね部材を介装したので、慣性 によってスプールがそのストロークエンドに近付くに連れ、スプールの移動に対 する拘束力が漸増する結果、スプールの移動に伴って減衰力が滑らかに変化する こととなり、好ましい特性の緩衝装置を実現することができる。
【0027】 また、緩衝装置の圧縮時に慣性によってスプールが移動するようにしたので、 緩衝装置の圧縮動作の際にも減衰力を漸次変化させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による車両用緩衝装置の一実施例の主要
部を抽出した破断図である。
【図2】図1に示した本実施例におけるゴム状弾性体の
変位量とばね定数との関係を模式的に表すグラフであ
る。
【図3】図1に示した本実施例におけるスプールの変位
量と減衰力との関係、ならびに従来の減衰力可変型の車
両用緩衝装置におけるフリーピストンの変位量と減衰力
との関係をそれぞれ模式的に表すグラフである。
【図4】本考案による車両用緩衝装置の他の一実施例の
主要部を抽出した破断図である。
【符号の説明】
11 ダンパシリンダ 12 上部室 13 下部室 14 ピストン 15 ピストンロッド 16 ストッパ 17 カラー 18 上部リード弁 19 下部リード弁 20 補助リード弁 21 カラー 22 ナット 23, 24 オリフィス通路 25 上部封板 26 下部封板 27 スプールハウジング 28 上部スペーサ 29 下部スペーサ 30 ばね受け 31 スプール軸 32 上部スプール 33 下部スプール 34 上部ダンパ室 35, 36 連通路 37 オリフィス 38 下部ダンパ室 39 オリフィス 40, 41 ゴム状弾性体 42 内筒 43 スプール 44 テーパコイルばね 45 円錐コイルばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に緩衝用の流体が充填されたダンパ
    シリンダと、 このダンパシリンダの一端部を摺動自在に貫通して一端
    側が当該ダンパシリンダ内に位置するピストンロッド
    と、 このピストンロッドの一端側に一体的に固定され、かつ
    前記ダンパシリンダ内に摺動自在に嵌合されて当該ダン
    パシリンダ内を二つの主流体室に仕切るピストンと、 このピストンに形成されて前記二つの主流体室に連通す
    る通路と、 この通路に設けられて当該通路内の前記流体の流れを制
    限する減衰力発生手段とを有する車両用緩衝装置におい
    て、 前記ピストンロッドの一端側に一体に設けられたハウジ
    ングと、 このハウジング内に摺動自在に嵌合されて当該ハウジン
    グ内を二つの副流体室に仕切るカップ状をなすスプール
    と、 一方の前記副流体室と一方の前記主流体室とを連通する
    連通路と、 他方の前記副流体室と他方の前記主流体室とを連通する
    連通路と、 前記スプールと前記ハウジングとの間に介装されて当該
    スプールを中立位置に保持すると共に該スプールの変位
    量の増大に伴ってばね定数が増大する非線形のばね特性
    を有するばね部材とを具えたことを特徴とする車両用緩
    衝装置。
JP4908393U 1993-09-09 1993-09-09 車両用緩衝装置 Pending JPH0719642U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4908393U JPH0719642U (ja) 1993-09-09 1993-09-09 車両用緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4908393U JPH0719642U (ja) 1993-09-09 1993-09-09 車両用緩衝装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719642U true JPH0719642U (ja) 1995-04-07

Family

ID=12821206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4908393U Pending JPH0719642U (ja) 1993-09-09 1993-09-09 車両用緩衝装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719642U (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4726049B2 (ja) * 2005-06-06 2011-07-20 カヤバ工業株式会社 緩衝装置
JP2011202800A (ja) * 2010-03-02 2011-10-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
JP2011220491A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Kyb Co Ltd 緩衝装置
JP2012137168A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
JP2012137167A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
JP2012140987A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
WO2012102125A1 (ja) * 2011-01-26 2012-08-02 カヤバ工業株式会社 車両用緩衝器
JP2012154406A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Kyb Co Ltd 車両用緩衝器
JP2012154405A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Kyb Co Ltd 車両用緩衝器
JP2013050177A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
JP2013113306A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Kyb Co Ltd 緩衝装置
JP2013113307A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Kyb Co Ltd 緩衝装置
US8833532B2 (en) 2011-08-31 2014-09-16 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Shock absorber
WO2014157041A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 カヤバ工業株式会社 緩衝装置
JP2015083881A (ja) * 2015-02-04 2015-04-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 緩衝器
WO2018098173A1 (en) * 2016-11-28 2018-05-31 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Frequency dependent damper
DE102011012730B4 (de) * 2010-03-02 2021-04-29 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Stoßdämpfer

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4726049B2 (ja) * 2005-06-06 2011-07-20 カヤバ工業株式会社 緩衝装置
JP2011202800A (ja) * 2010-03-02 2011-10-13 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
DE102011012730B4 (de) * 2010-03-02 2021-04-29 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Stoßdämpfer
JP2011220491A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Kyb Co Ltd 緩衝装置
JP2012137168A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
JP2012137167A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
JP2012140987A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
JP2012154405A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Kyb Co Ltd 車両用緩衝器
JP2012154406A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Kyb Co Ltd 車両用緩衝器
WO2012102125A1 (ja) * 2011-01-26 2012-08-02 カヤバ工業株式会社 車両用緩衝器
JP2013050177A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Hitachi Automotive Systems Ltd 緩衝器
US8833532B2 (en) 2011-08-31 2014-09-16 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Shock absorber
JP2013113306A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Kyb Co Ltd 緩衝装置
JP2013113307A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Kyb Co Ltd 緩衝装置
WO2014157041A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 カヤバ工業株式会社 緩衝装置
CN105190083A (zh) * 2013-03-27 2015-12-23 萱场工业株式会社 缓冲装置
JP2015083881A (ja) * 2015-02-04 2015-04-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 緩衝器
WO2018098173A1 (en) * 2016-11-28 2018-05-31 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Frequency dependent damper
CN109983249A (zh) * 2016-11-28 2019-07-05 天纳克汽车经营有限公司 频率相关阻尼器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6290035B1 (en) Acceleration sensitive damping for automotive dampers
EP1664578B1 (en) Stroke dependent bypass
JPH0719642U (ja) 車両用緩衝装置
US6220409B1 (en) Stroke dependent bypass
JP3182657B2 (ja) 圧行程よりも伸行程でより大きな剛性を使用し、ある剛性から別の剛性への変化を平滑化する手段を有する懸架方法及びサスペンション装置
CN111971485B (zh) 具有内部液压止动件的阻尼器
US6695102B1 (en) Magnetorheological twin-tube damping device
US20060219506A1 (en) Shock absorber including supplemental friction generating device
JPS597856B2 (ja) 車両用油圧緩衝装置
US5368141A (en) Displacement sensitive valve mechanism
US6206152B1 (en) Vibration damper with variable damping force
JPH0719643U (ja) 車両用緩衝装置
US20060219505A1 (en) Shock absorber including supplemental friction generating device
WO2022133748A1 (zh) 一种减震器
JPS597057B2 (ja) 車輛用油圧緩衝装置
US3001610A (en) Oil damper
JPS5926817B2 (ja) 車輛用緩衝器
EP4170195A1 (en) Telescopic passive damper
JPH0665637U (ja) 車両用緩衝装置
EP0177790A2 (en) Air suspension
US20230018887A1 (en) Telescopic passive damper
JP2004028167A (ja) 油圧緩衝器
KR20080030748A (ko) 감쇠력 가변형 쇽업소버
JPH06221361A (ja) 油圧緩衝器
KR20230114459A (ko) 쇼크 업소버