JPH07196129A - ボトル姿勢修正装置 - Google Patents

ボトル姿勢修正装置

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JPH07196129A
JPH07196129A JP139194A JP139194A JPH07196129A JP H07196129 A JPH07196129 A JP H07196129A JP 139194 A JP139194 A JP 139194A JP 139194 A JP139194 A JP 139194A JP H07196129 A JPH07196129 A JP H07196129A
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JP
Japan
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bottle
stopper
rotation guide
light emitting
guide
Prior art date
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Application number
JP139194A
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English (en)
Inventor
Takeshi Miyahara
猛 宮原
Yoshihisa Nagasawa
好久 長澤
Naoji Nishizaki
直司 西崎
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Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送されてきた空ボトルの姿勢が逆向きになっ
ていることを検出して、自動的に空ボトルの姿勢を修正
するボトル姿勢修正装置を提供する。 【構成】ボトルは、ガイドレール14にガイドされて回
転ガイド内23に入り込む。回転ガイド23には、常時
においてその底部の内部にストッパ27が進入してい
る。従って、ボトルはストッパにより停止させられる。
この状態で、ホトセンサP1,P2がボトルの向きを検
知する。制御手段は、この検知結果に応じて、ボトルの
向きが正しい場合にはストッパシリンダ25を起動して
ストッパ27を回転ガイド23内から退避させる。よっ
て、ボトルはそのままの姿勢で回転ガイド23を通過す
る。また、ボトルの向きが逆さの場合にはハイロータ2
1を起動して回転ガイド23を回転させる。よって、ボ
トルは正しい姿勢に修正されて回転ガイド23から出て
いく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収容部等から液体充填
部等に向けて空ボトルを自動的に搬送するためのボトル
搬送路の途中において、ボトルの姿勢を反転する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば化粧品の製造工程では、その最終
段階において、空ボトルに液体化粧料を充填する工程を
行う。この充填の工程を行う際には、その開口を上向き
にして、空のボトルを液体化粧料注入装置の化粧料注入
口の下にまで搬送する必要がある。この空ボトルは、多
数の空ボトルを収容するボトル収容部から自動的に一つ
づつ取り出されて、スターホイール,ベルトコンベア等
の搬送装置によって、液体化粧料注入装置の所まで搬送
される。
【0003】この場合、空ボトルがガラス製で比較的大
きいボトルである場合には、破損を防ぐために、取扱い
に慎重を要する必要がある。従って、空ボトル収容部内
においても、全ての空ボトルがその開口を上に向けた整
頓された状態で収納されており、その姿勢を維持したま
ま搬送されるのが一般的である。
【0004】これに対して、空ボトルが合成樹脂製で比
較的小さいボトルである場合には、破損の心配がないた
めに、多少手荒に扱う事が許される。従って、整頓の手
間を省くために、空ボトルは不規則な状態で空ボトル収
納部内に収納されるようになっている。このように各々
任意の姿勢で空ボトル収容部に収容されている空ボトル
を、その開口が上に向いた状態にして液体化粧料充填装
置に供給するために、従来一般に、デクスタが空ボトル
収容部に備え付けられている。
【0005】このデクスタは、空ボトル収容部内の空ボ
トルの姿勢を一定向きに揃えて、容器シュートに送り出
す装置である。ここで容器シュートとは、真空装置の吸
引力によって空ボトルを移動させるチューブのことであ
る。
【0006】但し、デクスタが空ボトルの姿勢を揃える
ことのできる確率は、約98%程度でしかない。よっ
て、残りの2%の確率で、空ボトルが逆さの姿勢のまま
液体化粧料充填装置に供給される可能性がある。この様
な逆さの姿勢のまま空ボトルを搬送すると、液体化粧料
充填装置をはじめ下流側の装置(例えば、自動キャップ
装着装置)を破損する恐れがある。
【0007】そこで、従来より、図7に示すようなボト
ル姿勢の検知装置100が用いられている。この検知装
置100は、容器シュート101からスターホイル10
2へ空ボトルを受け渡す部分に配置されている。即ち、
容器シュート101から搬送されてきた空ボトルBは、
スライド移動面103上に落下し、スターホイル102
の星型の腕によってスライド移動面103上を滑りなが
ら移動するようになっている。そして、この容器シュー
ト101から落下した空ボトルBが着地する部分におい
て、スライド移動面103が透明となっており、その下
方にホトセンサ104が設置されているのである。
【0008】このホトセンサ104は反射型のもので、
発光ダイオードとホトダイオードとが並列されている構
造を有している。そして、ホトセンサ104の発受光面
近くに反射面としての空ボトルBの表面がある場合に
は、その表面で反射された発光ダイオードからの光をホ
トダイオードが検出するので、空ボトルBの存在を検知
することができるのである。
【0009】従って、空ボトルBが正しい姿勢(即ち、
その開口Baを上向きにした姿勢)でスライド移動面1
03上に落下した時には、ホトセンサ104のすぐ近く
に反射面としての底面Bbが存在することになるので、
ホトセンサ104は空ボトルBの存在を検出することが
できる(図7(a)参照)。一方、空ボトルBが逆さ向
きの姿勢(即ち、その開口Baを下向きにした姿勢)で
スライド移動面103上に落下した時には、ホトセンサ
104からの光は開口Baを通り抜けてしまい、しか
も、底面Bbはホトセンサ104から離れた位置に存在
しているので、ホトセンサ104は空ボトルBの存在を
検出することができない(図7(b)参照)。
【0010】よって、ホトセンサ104によって空ボト
ルBが検出できたときは空ボトルBが正しい姿勢である
と論理付け、空ボトルが検出できなかったときは空ボト
ルBが逆向きの姿勢であると論理付ければ、ホトセンサ
104の出力によって空ボトルの姿勢が検知できるよう
になるのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のボトル姿勢の検知装置100は、単純に空ボト
ルの姿勢を検知するだけである。また、仮にできたとし
ても、空ボトルBが逆向きであることの検出結果に応じ
て、自動充填装置全体の動作を停止するだけである。即
ち、従来のボトル姿勢の検知装置100では、逆さにな
った空ボトルBの姿勢を修正することまではできない。
従って、自動充填装置全体の動作を停止した後に、この
逆さになっている空ボトルを取り出して、自動充填装置
全体の動作を再開しなければならない。また、上述した
通りデクスタによって空ボトルBの姿勢を揃えることの
失敗率は2%もあり、これは全く改善されていない。よ
って、空ボトルBを50個供給する毎に1回の割合で、
上記動作停止及び空ボトルBの取り出しを行わなければ
ならなかった。従って、作業効率を非常に悪くしている
という問題があった。
【0012】また、従来のボトル姿勢の検知装置100
では、ホトセンサ104による空ボトルBの検知は空ボ
トルBの表面における光の反射を利用していた。しかし
ながら、空ボトルBの表面における反射率次第に依り反
射光のレベルは変動するので、反射光の有無を区別する
しきい値の設定が困難であるという問題があった。
【0013】即ち、表面の色が反射率の低い色(例えば
黒)である空ボトルBを用いる場合には、底面Bbの外
表面からの反射光を検出するために(正しい姿勢の検
知)、しきい値を低く設定する必要がある。一方、反射
率の高い色(例えば白)の空ボトルBを用いる場合に
は、底面Bbの内表面からの反射光を検出しないように
(逆の姿勢の検知)、しきい値を高く設定する必要があ
る。
【0014】従って、これら種々の色を有する空ボトル
Bに対して共通にこの検知装置100を用いるために
は、精密なしきい値設定が必要になるという問題があ
る。しかも、測定する空ボトルBの組合せによっては適
切なしきい値設定が不可能となる場合もある。このよう
な場合には、空ボトルBの姿勢が正常であっても、自動
充填装置全体の動作が停止してしまう問題も生じてい
た。
【0015】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
もので、搬送されてきた空ボトルの姿勢が逆向きになっ
ていることを検出して自動的に空ボトルの姿勢を修正す
るボトル姿勢修正装置を提供することを課題とし、更
に、正確なボトル姿勢の検知ができるボトル姿勢修正装
置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるボトル姿勢
修正装置は、前記課題を解決するため、端部に開口を有
するボトルをその軸方向と同一方向に搬送する搬送路
と、前記搬送路により搬送されてきた前記ボトルを軸方
向のみに移動可能に保持する倒立回転可能な回転ガイド
と、この回転ガイドを倒立回転させるガイド駆動手段
と、前記回転ガイドの底部に挿脱自在に設けられるとと
もに前記回転ガイド内に挿入された常時の状態では前記
ボトルの通過を阻止するストッパと、このストッパを前
記ガイドの底部に挿脱させるストッパ駆動手段と、前記
ガイド内における前記ボトルの向きを検知するボトル向
き検知手段と、前記ボトル向き検知手段が前記ボトルが
正しい向きを向いていることを検知した場合には前記ス
トッパ駆動手段により前記ストッパを前記ガイドから退
避させ、前記ボトル向き検知手段が前記ボトルが逆さの
向きを向いていることを検知した場合には前記ガイド駆
動手段により前記ガイドを回転させて倒立させる制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明は、以下に示すように、様々な形態
で実施可能である。先ず、このボトル姿勢修正装置は、
ボトルに内容物を充填する自動充填装置に用いても良い
し、ボトルにラベルを貼り付ける装置に用いても良い
し、ボトルに印字を行う装置に用いても良い。なお、こ
の内容物とは、液体でも良いし、粒状物でも良いし、顆
粒状物でも良いし、粉状物でも良い。
【0018】このボトル姿勢修正装置はボトルの天地を
修正するものなので、ボトルの天地以外の姿勢は搬送路
までの段階で修正されていることが望ましい。従って、
ここで用いるボトルは、縦長の外形を有していることが
望ましい。また、ボトル向き検知手段でその向きを検知
するために、ボトルの形状は上下非対称でなければなら
ない。但し、その形状の非対称は、ボトルの外観のシル
エットに現れても良いし、ボトルの上端部にのみ開口が
空いているということに現れても良い。
【0019】搬送路は、空気圧によってボトルを搬送す
るチューブであっても良いし、ベルトコンベアであって
も良いし、単にボトルを滑らすだけの樋であってもよ
い。なお、ここで言う搬送路は、ボトルを回転ガイドに
案内するガイドとしての機能を有していれば十分なの
で、その長さが僅かであっても構わない。
【0020】回転ガイドは筒状の形状を有したものであ
っても良いし、多数のレールを組み合わせた素通しの形
状を有したものであっても良い。要は、ボトルをその軸
方向のみに移動自在とするとともに、側方への飛び出し
を防止できる形状で有ればよい。
【0021】ガイド駆動手段は、サーボモータ,ステッ
プモータ,ロータリーソレノイドのような電磁駆動源で
あっても良いし、エアアクチュエータのような駆動源で
あっても良い。また、回転力をそのまま発生する駆動手
段であっても良いし、直線的な駆動力を発生する駆動源
とこの駆動力を回転力に変換するギア,リンク機構のよ
うな駆動力変換手段を用いても良い。
【0022】ストッパは、板状のものでも良いし、棒状
のものでも良いし、絞り機構を用いたシャッタであって
も良い。要は、回転ガイドの内部に進入してボトルの通
過を阻止できると共に、そこから外部に退避してボトル
の通過を許容できるものであればよい。なお、このスト
ッパの進入退避は、直線運動によっても良いし、回転運
動によっても良い。特に回転運動の場合は、径方向に回
転するようにしても良いし、それと直交する方向に回転
するようにしても良い。
【0023】また、ストッパの回転ガイドに対する進退
位置は、正常状態における回転ガイドの底部近傍であっ
ても良いし、回転ガイドの中央部分であっても良い。回
転ガイドの底部近傍とした場合には、回転ガイドの長さ
を短くして、装置全体を小型にすることができる。ま
た、回転ガイドの中央部分とした場合には、一旦倒立回
転させた後で、元に戻す反転をすることなく、そのまま
次のボトルの姿勢検出及び姿勢修正を行うことができ
る。
【0024】ストッパ駆動手段は、回転駆動源でも良い
し、直線運動駆動源でも良い。また、その駆動力発生原
理は、電磁力によっても良いし、エア圧によっても良
い。ボトル向き検知手段は、ホトセンサのような光電セ
ンサによって検知するものであっても良いし、マイクロ
スイッチのような機械センサによって検知するものであ
っても良い。特に、前者の場合には、その光路をボトル
が遮っているか否かを検知するセンサとすることができ
る。この場合、受光素子と発光素子とを、それらの発光
面と受光面とを並べて配置するとともにボトルを挟んだ
反対側に反射鏡を配置すようにしてもよいし、ボトルを
挟んだ反対側に発光素子と受光素子とを各々配置するよ
うにしても良い。ボトル向き検知手段を光電センサによ
って構成すれば、機械センサの場合のようなボトルとの
間の摩擦が生じることがないので、ボトルを傷付けるこ
とがなく、また、ボトルの摺動を制限することがないた
めに検知精度が向上する。ボトル向き検知手段としてそ
の光路をボトルが遮っているか否かを検知する光電セン
サとすれば、ボトル表面における反射光の有無を検出す
る場合に比してボトルの有無に対する検出光量の変化量
が大きくなり、しかも、その検出光量の変化はボトル表
面の色(反射率)に依存しなくなる。よって、検知精度
がより向上する。発光面と受光面とを並べて配置した受
光素子と発光素子と、それらとはボトルを挟んだ反対側
に配置した反射鏡とからボトル向き検知手段を構成すれ
ば、発光素子と受光素子とを1つのユニットとして構成
することができる。なお、この様に発光素子と受光素子
とを並べて配置する場合には、その光路がボトルの中心
位置から側方に偏位した位置を通るように、各素子を配
置することが効果的である。このようにすれば、ボトル
表面における反射光がノイズとして直接受光素子に入射
してしまうことを防止することができる。
【0025】また、前記ストッパに、ボトルが逆さにな
った姿勢で回転ガイド内に入ってきたときにこのボトル
の開口に進入するピンを植設することができる。この場
合に、ピンの先端よりも基端側位置であってピンにボト
ルの開口がはまったときにボトルの一部が存在する位置
に、光電センサの光路を通すようにしても良い。そのよ
うにすれば、この光電センサの出力を検知することによ
り、ボトルが逆さになっていることを検知することが出
来る。但し、これだけでは、ボトルがない状態とボトル
が正常な姿勢で存在している状態とを区別することがで
きない。そこで、ピンの先端よりもさらに先の位置にそ
の光路が通る他の光電センサを、更に配置するようにし
ても良い。
【0026】なお、ボトルのシルエットが上下非対称で
あれば、そのボトルがストッパによって停止されている
状態において、ボトルの姿勢が正しいときはボトルの一
部が存在するがボトルの姿勢が逆さのときはボトルの一
部も存在しない空間が必然的に生じる。従って、この空
間をその光路が通るように光電センサを設置するように
しても良い。なお、ピンは、ストッパが回転ガイドの中
央部分に進退する様に構成した場合には、ストッパの上
下両面に植設しても良い。
【0027】制御手段は、ボトル向き検知手段の出力に
応答してプログラムに従って処理を行う処理装置から構
成しても良いし、論理回路等のハードで構成しても良
い。また、機械的な部品を用いて駆動するようにしても
良い。
【0028】また、制御手段によって、回転ガイドを倒
立回転させた後において、回転ガイドを更に回転させて
元の回転位置に復帰させても良いし、回転ガイドを反転
させて元の回転位置に復帰させても良い。さらに、スト
ッパの進退位置が回転ガイドの中央部分である場合に
は、元の回転位置に復帰させなくても良い。
【0029】
【作用】搬送路を通って搬送されたボトルは、この搬送
路にガイドされて回転ガイド内に入り込む。回転ガイド
には、常時においてその底部の内部にストッパが進入し
ているので、ボトルは一旦ストッパにより停止される。
この状態で、ボトル向き検知手段がボトルの向きを検知
する。制御手段は、この検知結果に応じて、ボトルの向
きが正しい場合にはストッパ駆動手段を起動してストッ
パを回転ガイド内から退避させる。よって、ボトルはそ
のままの姿勢で回転ガイドを通過する。また、ボトルの
向きが逆さの場合にはガイド駆動手段を起動して回転ガ
イドを倒立回転させる。よって、ボトルは正しい姿勢に
修正されて回転ガイドから出ていく。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ
説明する。図1は、本実施例によるボトル姿勢修正装置
4が組み込まれた自動充填装置の全体構成を示す概略図
である。
【0031】自動充填装置は、空ボトルBの搬送経路の
上流側より、空ボトル収容部1と、この空ボトル収容部
に接して設けられているデクスタ2と、このデクスタ2
に接続されている搬送路としての上部容器シュート3
と、この上部容器シュート3の出口の下に設置されたボ
トル姿勢修正装置4と、このボトル姿勢修正装置4の下
に設けられた下部容器シュート5と、この下部容器シュ
ート5の下に設けられたスターホイル6と、スターホイ
ル6の下から横方向に伸びたベルトコンベア7と、この
ベルトコンベアの下流側部分の上方に設けられた液体化
粧料注入装置8とから構成される。
【0032】空ボトル収容部1はその上側が空いた桶状
の形状をしており、その内部に多数の空ボトルBを収容
している。空ボトル収容部1内の空ボトルBの数が少な
くなる都度、例えば段ボール箱に詰められた空ボトルB
のストックが空ボトル収容部1内にまとめて放り込まれ
るので、空ボトル収容部1内において空ボトルBの姿勢
は無秩序となっている。
【0033】ここで、本実施例において用いられるボト
ルBの形状を、図2に基づいて説明する。このボトルB
の胴体Bcは略円筒状の形状を有しており、その下端が
底面Bbにより閉じられている。また胴体Bcの上端は
急にすぼまっており、胴体Bcの外径よりも小径なキャ
ップ装着部Bdが胴体Bcと同軸に設けられている。こ
のキャップ装着部Bdの外周面には図示せぬキャップを
嵌着するための円周突起が形成されており、その内周に
は胴体Bc内部に連通する開口Baが形成されている。
【0034】図1に戻り、デクスタ2は、空ボトル収容
部1内の空ボトルBを、姿勢を揃えつつ、一つ々々取り
出して上部容器シュート3に送り出す機能を有してい
る。なお、デクスタ2の構成自体は本発明に対して直接
影響を及ぼさないので、図1ではその具体的構成の開示
を省略している。
【0035】上部容器シュート3は、ボトルBの外径よ
りもわずかに大きな内径を有するチューブであり、図示
を省略したが、その下流側には真空装置が接続されてい
る。そのため、デクスタ2によって送り込まれた空ボト
ルBは、この図示せぬ真空装置によって吸引されて、下
流側(ボトル姿勢修正装置4側)に強制的に送り出され
る。なお、図1では、姿勢が逆になっている空ボトルを
B’として示した。また、上部容器シュート3の下流端
には、シャッタ9が設置されている。このシャッタ9
は、所定のタイミングで空ボトルBを一つづつボトル姿
勢修正装置4に渡す(落とす)ための装置である。
【0036】この上部容器シュート3の下流端直下に
は、搬送されてきた空ボトルの姿勢を検知してその姿勢
を修正するボトル姿勢修正装置4が設置されている。下
部容器シュート5は、ボトル姿勢修正装置4を通過した
ボトルBをスターホイル6の所までガイドするチューブ
である。
【0037】スターホイル6は、スライド移動面10上
に回転自在に設置されている。また、このスターホイル
6は、複数の放射状の突起部を有した略星型の平面形状
をしている。そして、この突出部と突出部との間の凹部
に空ボトルBを挟みこんで、ボトルBをスライド移動面
10上で水平方向にスライド移動させるようになってい
る。なお、図示は省略しているが、空ボトルBがスター
ホイル6の凹部から不用意に出てしまわぬように、吃立
壁状のガイド壁が設けられている。また、スライド移動
面10はスターホイル6の回転下流側で途切れており、
そこから先では、ボトルBはベルトコンベア7上に乗り
上げるようになっている。
【0038】このベルトコンベア7は、スターホイール
6下から水平方向に伸びており、ここに乗り上げた空ボ
トルBをスターホイル6から離脱させて、液体化粧料注
入装置8の下まで搬送する機能を有している。なお、上
述した図示せぬガイド壁がベルトコンベア7の上部にま
で伸延していないことは、言うまでもない。
【0039】液体化粧料注入装置8は、ベルトコンベア
7によって搬送されてきた空ボトルBに、所定量の液体
化粧料を自動的に注入する装置である。なお、図示はせ
ぬが、この後の工程では、ボトルBにキャップが嵌着さ
れ、ラベルが貼られ、製造年月日等の印字がなされる。
【0040】次に、ボトル姿勢修正装置4の具体的構成
を、図3乃至図6を用いて説明する。この図3は図1と
同方向からボトル姿勢修正装置4を見た図であり、図4
は図3における矢示III方向からボトル姿勢修正装置4
を見た図である。従って、両図面における上下方向は、
重力方向に対する上下方向と一致する。
【0041】図4から明らかなように、このボトル姿勢
修正装置4は、固定壁11上に設置されている。即ち、
固定壁11上にベースフレーム12が固定されており、
このベースフレーム12の表裏面に、各部材が固着され
ているのである。
【0042】先ず、ベースフレーム12の表面(図3の
右側の面を言う。以下同じ。)の上部には、スペーサ1
3を介して断面コ字型のガイドレール14が、鉛直方向
に沿って固定されている。このスペーサ13と固定壁1
1との間には逆L字状のステー15が掛け渡されてお
り、ガイドレール14の解放側を塞ぐ様に矩形板状のガ
ードレール16を保持している。このガイドレール14
とガードレール16とにより、空ボトルBの搬送路が形
成される。即ち、ガイドレール14とガードレール16
とにより規定される空間により、空ボトルBが側方に飛
び出さないようにしつつ、この空ボトルBを回転ガイド
23に落とし込むのである。なお、図4に示す通り、ガ
イドレール14とガードレール16とは、固定壁11か
ら浮き上がった状態で固定されている。そして、これら
ガイドレール14とガードレール16の位置は、上部容
器シュート3の下流端の真下になるように調整されてい
る。
【0043】同様にして、ベースフレーム12の表面の
下部には、スペーサ17を介して断面コ字型のガイドレ
ール18が、鉛直方向に沿って固定されている。このス
ペーサ17と固定壁11との間には逆L字状のステー1
9が掛け渡されており、ガイドレール18の解放側を塞
ぐ様に矩形板状のガードレール20を保持している。こ
のガイドレール18とガードレール20とにより、空ボ
トルBの搬送路が形成される。なお、図4に示す通り、
ガイドレール18とガードレール20とは、固定壁11
から浮き上がった状態で固定されている。そして、これ
らガイドレール18とガードレール20位置は、ガイド
レール14とガードレール16の真下になるように調整
されている。
【0044】ベースフレーム12の裏側(図3における
左側を言う。以下同じ。)には、ガイド駆動手段として
の箱型のハイロータ部21が固着されている。なお、図
4に示すように、このハイロータ部21は固定壁11に
も接触して固定されている。このハイロータ部21は、
一種のロータリーソレノイドであり、入力する圧空エア
の状態に応じて、その回転軸22を180°づつ往復駆
動する。この回転軸22は、ベースフレーム12を貫通
して、その表面側に突出している。
【0045】この回転軸22の先端には、断面が正方形
である筒状の回転ガイド23が固着されている。この回
転ガイド23は、回転軸22が停止している正常時の状
態(図3,4に示す状態)において、ガイドレール14
とガードレール16によって構成される搬送路の真下に
なるように位置調整されている。また、ハイロータ部2
1によって回転軸22が図3,4に示す状態から180
°回転させられて停止した状態(図6(f)に示す状
態)において、ガイドレール18とガードレール20に
よって構成される搬送路の真上になるように位置調整さ
れている。従って、回転軸22と回転ガイド23とは、
回転軸22の中心軸が回転ガイド23の中心軸の中間点
において直交するような位置関係で固着されているので
ある。なお、回転ガイド23の内面形状は、空ボトルB
をガタ無く通過させることができるサイズとなってい
る。
【0046】回転ガイド23の回転軸22が固着されて
いるのとは反対側の面には、板状のシリンダー保持フレ
ーム24が固定されている。図3に示す状態におけるシ
リンダー保持フレーム24の下面には、エアシリンダで
あるストッパ駆動手段としてのストッパシリンダ25が
固定されている。このストッパシリンダ25は、これに
供給される圧空エアの状態に従って、ロッド26を進退
させる装置である。
【0047】このロッド26の先端には、回転ガイド2
3の形状に沿ってその端面に延びる略L字状のストッパ
27が取り付けられている。このストッパ27の先端に
は、回転ガイド23の内部に向いたピン28が植設され
ている。このストッパ27及びピン28は、ロッド26
が完全にストッパシリンダ25から突出した状態(図3
に示す状態)では、回転ガイド23内に侵入するが、ロ
ッド26が完全にストッパシリンダ25に引き込まれた
状態(図6(c)に示す状態)では、回転ガイド23の
外に退避する。従って、このストッパ27及びピン28
の移動に干渉しないように、回転ガイド23のストッパ
27及びピン28の移動軌跡に交わる部分は切り欠かれ
ている。
【0048】なお、ロッド26が完全にストッパシリン
ダ25から突出した状態(図3に示す状態)において
は、ピン28の軸は回転ガイド23の軸と同軸になる。
しかも、このピン28の外径は、空ボトルBの開口Ba
の内径よりも僅かに小さい。従って、空ボトルBを逆さ
にして回転ガイド23内に落とし込むと、ピン28が空
ボトルBの開口Ba内に挿入された状態になって、空ボ
トルBが停止する。
【0049】図3に示すように、ハイロータ21の正面
には、L字状のホトセンサ保持アーム29の竿部29a
が固定されている。この竿部23aの先端には、回転ガ
イド23の正面と平行に、板状のホトセンサ保持プレー
ト29bが取り付けられている。このホトセンサ保持プ
レート29bには、上下方向に沿って長円形のスリット
が形成されている。このスリット内には、ボトル向き検
知手段としての二つのホトセンサP1,P2が、高さ位
置を各々異にして取り付けられている。これらホトセン
サP1,P2は、逆さ方向に位置調整可能に取り付けら
れている。
【0050】ホトセンサP1,P2の構造は、従来例に
おいて説明した反射型のものと同じく、発光ダイオード
とホトダイオードが並置された構造である。即ち、発光
ダイオードの発光面とホトダイオードの受光面とが、共
に、回転ガイド23を介して固定壁11に対向してい
る。さらに詳しく述べると、発光ダイオードの光軸が、
回転ガイド23の中心軸から側方にオフセットした位置
を通って、固定壁11に対して垂直に当たっている。
【0051】なお、図3に示した正常状態において、発
光ダイオードの光軸が干渉する部分近傍において、回転
ガイド23は切り欠かれている。従って、正常状態にお
いて、発光ダイオードから出射された光は、回転ガイド
23を透過する。
【0052】また、発光ダイオードの光軸が固定壁11
に当たる部分には、反射鏡Mが取り付けられている。従
って、回転ガイド23内に空ボトルBがなければ、この
反射鏡Mでの正反射によって、発光ダイオードから出射
された光は、確実にホトセンサPに戻って、ホトダイオ
ードに入射する。
【0053】また、上述した通り、発光ダイオードの光
軸は回転ガイド23中心軸からオフセットした所を通っ
ている。従って、発光ダイオードの光軸上に空ボトルB
が存在していると、発光ダイオードの光軸は空ボトルB
の外表面に対して斜めに交わることになる。よって、発
光ダイオードから出射された光は、斜め方向に反射さ
れ、ホトセンサP1,P2に戻ることはない。
【0054】なお、図6(b),(d)に示すように、
上側のホトセンサP1は、ピン28の先端よりも上方に
配置されている。また、下側のホトセンサP2は、ピン
28の側方であって、しかも、空ボトルBの開口Baに
ピン28がはまった状態においてキャップ装着部8dに
発光ダイオードの光軸が干渉する位置に、配置されてい
る。従って、空ボトルBが正しい姿勢で回転ガイド23
内に進入した時には、上側のホトセンサP1の光路のみ
が空ボトルBにより遮光される。また、空ボトルBが逆
の姿勢で回転ガイド23内に進入した時には、両ホトセ
ンサP1,P2の光路が空ボトルBにより遮光される。
【0055】次に、ホトセンサP1,P2で検知した信
号に基づいてストッパシリンダ21及びハイロータ25
を駆動するための制御手段としての電気回路の構成を、
図5に基づいて説明する。図5において、上側のホトセ
ンサP1は、発光ダイオードLED1及びホトダイオー
ドPD1から構成されている。また、下側のホトセンサ
P2は、発光ダイオードLED2及びホトダイオードP
D2から構成されている。
【0056】両発光ダイオードLED1,2は、常時電
源電圧VCCに接続されているので、常に光を出射して
いる。また、両ホトダイオードPD1,2は、プルアッ
プ抵抗Rを介して、電源電圧VCCに接続されている。
従って、発光ダイオードLED1,2からの光がホトダ
イオードPD1,2で受光されたときには、ホトダイオ
ードPD1,2とプルアップ抵抗Rとの間の電位はアー
ス電位(L)に落ちる。これに対して、発光ダイオード
LED1,2からの光が空ボトルBにより遮光されホト
ダイオードPD1,2によって受光されないときには、
ホトダイオードPD1,2とプルアップ抵抗Rとの間の
電位は電源電位(H)に引き上げられる。ホトダイオー
ドPD1とプルアップ抵抗Rとの間の電位は、両AND
回路32,33にそのまま入力されている。ホトダイオ
ードPD2とプルアップ抵抗Rとの間の電位は、インバ
ータ32で反転されて第1のAND回路32に入力され
るとともに、第2のAND回路33にそのまま入力され
る。
【0057】シーケンス回路30は、シャッタ9の開閉
のタイミング,即ち、回転ガイド23に空ボトルBが入
り込むタイミングに同期したタイミングで、Hのパルス
を出力する。このパルスも、両AND回路32,33に
そのまま入力されている。
【0058】第1のAND回路32の出力は、第1ドラ
イバ34に入力されている。この第1ドライバ34は、
AND回路32からのH信号を受信すると起動する。即
ち、ロッド26を引き込み、一瞬停止し、再度ロッド2
6を突出させるように、ストッパーシリンダ21に圧空
エアを供給する。
【0059】また、第2のAND回路33の出力は、第
2ドライバ35に入力されている。この第2ドライバ3
5は、AND回路33からのH信号を受信すると起動す
る。即ち、回転軸22を180゜回転させ、一瞬停止
し、逆に回転軸22を180゜反転させるように、ハイ
ロータ25に圧空エアを供給する。
【0060】次に、本実施例によるボトル姿勢修正装置
4の動作を、図6を参照して説明する。回転ガイド23
内に空ボトルBが入り込んでいない図6(a)の状態で
は、両ホトセンサP1,P2共に、空きボトルBによっ
て遮光されていない。従って、両AND回路32,33
共に、出力はLである。よって、ストッパシリンダ21
もハイロータ25も、動かない。
【0061】回転ガイド23内に空ボトルBが正常な姿
勢で入り込んだときには、図6(b)に示すように、空
きボトルBの底面Bbがピン28に当接した状態で、空
きボトルBが停止する。この状態では、上側のホトセン
サP1のみが空きボトルBによって遮光される。従っ
て、第1のAND回路32のみ出力がHになり、第1ド
ライバ34が起動される。よって、図6(c)に示すよ
うに、ストッパシリンダ21により、ピン28が回転ガ
イド23外に退避させられるので、空きボトルBがその
ままの姿勢で下に落ちる。その後で、ストッパシリンダ
21により、ストッパピン28が復帰する(図6(a)
参照)。
【0062】回転ガイド23内に空ボトルBが逆さの姿
勢で入り込んだときには、図6(d)に示すように、空
きボトルBの開口Baにピン28がはまり込んだ状態
で、空きボトルBが停止する。この状態では、両ホトセ
ンサP1,P2共に空きボトルBによって遮光される。
従って、第2のAND回路33のみ出力がHになり、第
2ドライバ35が起動される。よって、ハイロータ25
により回転ガイド23が回転させられ、図6(e)に示
すように横を向き、ついに図6(f)に示すように18
0゜回転して逆さまになる。そのため、回転ガイド23
内に入っている空きボトルBも180゜回転するので、
空きボトルBの姿勢は正しく修正される。そして、空き
ボトルBは、その修正された姿勢で下に落ちる。その後
で、ハイロータ25により、回転ガイド23が180゜
反転し、元の状態に復帰する(図6(a)参照)。な
お、図6(c),(e),及び(f)の状態では、シー
ケンス回路30がパルスを出力していないので、両AN
D回路32,33の出力がHになることはない。従っ
て、ストッパーシリンダ21及びハイロータ25が不規
則な動作をする事がない。
【0063】以上のように、本実施例では、反射鏡Mを
用いてホトセンサを透過型として使用するとともに、そ
の光軸と空ボトルBの表面とが斜めに交わるようにした
ので、空きボトルBの色に左右されず、正確な検知が可
能になる。
【0064】しかも、空きボトルBの開口Baに進入す
るピン28を設けたので、空きボトルBの姿勢によって
空きボトルBが停止する位置に差異が生じる。この差異
は、ピン28を長くすることによって、大きくとること
ができる。従って、空きボトルBの姿勢の相違を、明確
に検知する事ができる。なお、空きボトルのシルエット
の形状が上下非対称であれば、ピン28を設けなくとも
姿勢の相違を検出する事は可能である。
【0065】そして、空きボトルB姿勢の検知結果に応
じて、自動的に回転ガイド23を回転させるようにして
いる。よって、装置全体を停止させなくても、空きボト
ルBの姿勢を自動的に修正することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明のボトル姿勢修正装置によれば、
搬送されてきた空ボトルの姿勢が逆向きになっているこ
とを検出して、自動的に空ボトルの姿勢を修正する事が
できる。また、発光素子と受光素子とからボトル向き検
知手段を構成し、発光素子から受光素子までの光路途中
にボトルが進入すると受光素子への発光素子からの光の
入射が遮られることによりボトルの存在が検知されるよ
うに構成すれば、ボトルの表面の反射率に左右されない
ボトル姿勢の検知が可能となる。さらに、ストッパがガ
イド内に進入した状態において前記ガイドの中心軸と一
致するストッパ上の位置にボトルの開口部に進入可能な
ピンを植接するとともに、ピンの先端よりも基端側の位
置であって、かつ、ピンがボトルの開口部内に進入した
状態において前記ボトルの一部が存在する位置に、前記
光路を通すようにすれば、より明確にボトルの姿勢の区
別(検知)をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるボトル姿勢修正装置が
用いられている自動充填装置の概略を示す概略図
【図2】図1の自動充填装置において液体化粧料が充填
されるボトルの斜視図
【図3】本発明の一実施例によるボトル姿勢修正装置の
正面図
【図4】図3における矢示IIIから見た状態を示す側視
【図5】図3のボトル姿勢修正装置において用いられる
制御装置の回路図
【図6】本発明の一実施例によるボトル姿勢修正装置の
動作を示す説明図。
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
14 ガイドレール 16 ガードレール 21 ハイロータ 23 回転ガイド 25 ストッパーシリンダ 27 ストッパ 28 ピン 32 AND回路 33 AND回路 34 第1ドライバ 35 第2ドライバ B ボトル P ホトセンサ M ミラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部に開口を有するボトルをその軸方向と
    同一方向に搬送する搬送路と、 前記搬送路により搬送されてきた前記ボトルを軸方向の
    みに移動可能に保持する倒立回転可能な回転ガイドと、 この回転ガイドを倒立回転させるガイド駆動手段と、 前記回転ガイドに進退自在に設けられるとともに前記ガ
    イド内に挿入された常時の状態では前記ボトルの通過を
    阻止するストッパと、 このストッパを前記回転ガイド内に進退させるストッパ
    駆動手段と、 前記回転ガイド内における前記ボトルの向きを検知する
    ボトル向き検知手段と、 前記ボトル向き検知手段が前記ボトルが正しい向きを向
    いていることを検知した場合には前記ストッパ駆動手段
    により前記ストッパを前記回転ガイドから退避させ、前
    記ボトル向き検知手段が前記ボトルが正しい向きを向い
    ていないことを検知した場合には前記ガイド駆動手段に
    より前記ガイドを回転させて倒立させる制御手段とを備
    えたことを特徴とするボトル姿勢修正装置。
  2. 【請求項2】前記ボトル向き検知手段は、第1の発光素
    子と第1の受光素子とを有し、この発光素子から受光素
    子までの光路途中に前記ボトルが進入してくると前記受
    光素子への前記発光素子からの光の入射が遮られること
    により前記ボトルの存在が検知されることを特徴とする
    請求項1記載のボトル姿勢修正装置。
  3. 【請求項3】前記第1の発光素子と前記第1の受光素子
    とは、その発光面と受光面とを同じ向きに向けて並置さ
    れているとともに、前記回転ガイド手段を挟んだ反対側
    に反射鏡が設けられ、前記第1の発光素子で出射された
    光は前記反射鏡で反射されて前記第1の受光素子に入射
    することを特徴とする請求項2記載のボトル姿勢修正装
    置。
  4. 【請求項4】前記第1の発光素子の光路は、前記回転ガ
    イド手段の中心軸から側方に偏位した部分を通ることを
    特徴とする請求項2記載のボトル姿勢修正装置。
  5. 【請求項5】前記ストッパには、そのストッパが前記回
    転ガイド内に進入した状態において前記回転ガイドの中
    心軸と一致する位置に、前記ボトルの開口部に進入可能
    なピンが植設され、 前記ピンの先端よりも基端側の高さ位置で、かつ、ピン
    が前記ボトルの開口部内に進入した状態において前記ボ
    トルの一部が存在する位置に、前記光路が通っていると
    ともに、 前記ボトル向き検出手段が、前記光路が遮られたときに
    は、前記ボトルが正しい向きを向いていないと検出する
    ことを特徴とする請求項4記載のボトル姿勢修正装置。
  6. 【請求項6】前記ピンの先端よりも更に先の高さ位置に
    おいてその光路が通過する第2の発光素子と第2の受光
    素子の組合せを更に設け、 前記ボトル向き検出手段は、当該他の発光素子と受光素
    子の光路が遮られるとともに前記第1の発光素子と前記
    第1の受光素子の光路が遮られないときには、前記ボト
    ルが正しい向きを向いていると検出することを特徴とす
    る請求項5記載のボトル姿勢修正装置。
JP139194A 1994-01-11 1994-01-11 ボトル姿勢修正装置 Pending JPH07196129A (ja)

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