JPH07196105A - 自動倉庫のスライドフォークの位置検知装置 - Google Patents

自動倉庫のスライドフォークの位置検知装置

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JPH07196105A
JPH07196105A JP35353693A JP35353693A JPH07196105A JP H07196105 A JPH07196105 A JP H07196105A JP 35353693 A JP35353693 A JP 35353693A JP 35353693 A JP35353693 A JP 35353693A JP H07196105 A JPH07196105 A JP H07196105A
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JP
Japan
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slide fork
detectors
bracket
detected piece
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP35353693A
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English (en)
Inventor
Kouji Sugimoto
浩自 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない数の検知器でスライドフォークの位置
を検知する。 【構成】 スタッカークレーン13の昇降台16に前後
摺動自在に設けられた中間摺動体の左又は右側部若しく
は中間摺動体に前後摺動自在に設けられたスライドフォ
ーク17の左又は右側部に突設されたブラケット20
と、ブラケット20に前後方向に並ぶようにして設けら
れた2つの検知器21と、物品収納棚3及び昇降台16
に設けられた被検知片27とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動倉庫のスライドフ
ォークの位置検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動倉庫のスライドフォ
ークの位置検知装置として以下の如きものは知られてい
る。即ち、スタッカークレーンの昇降台に設けられたベ
ースと、このベースに前後摺動自在に設けられたミドル
(中間摺動体)と、このミドルに前後摺動自在に設けら
れたスライドフォークと、ミドル作動装置と、前記ミド
ルの動きに連動してスライドフォークをミドルと同方向
に摺動させる連動機構と、前記ベースの上面に左右方向
にずれて設けられた4つのリミットスイッチと、前記ミ
ドルに各リミットスイッチに対応して設けられた、リミ
ットスイッチを作動するドッグ(カム)とを有してお
り、スライドフォークの位置(具体的にはミドルの位
置)、即ち、スライドフォークが前に突出しているか、
後に突出しているか、又は中央に位置しているか等を、
4つのリミットスイッチの「ON」、「OFF」の状態
によって、検知して、スライドフォークの摺動・停止を
制御するようにしたものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の位置検知装置には以下の
如き欠点があった。リミットスイッチがベースに設けら
れ、ドッグ(カム)がミドルに設けられていたため、即
ち、ベースとミドルとの狭い空間にリミットスイッチ及
びドッグ(カム)が納められていたため、それらの保守
・点検が行ないにくいという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、スタッカークレーンの昇降台に前後摺動自在に設け
られた中間摺動体の左又は右側部若しくは中間摺動体に
前後摺動自在に設けられたスライドフォークの左又は右
側部に突設されたブラケットと、ブラケットに前後方向
に並ぶようにして設けられた少なくとも2つの検知器
と、物品収納棚及び昇降台に設けられた被検知片とを有
するものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。少なくとも2つの検知器と物品収納棚及び昇降台
に設けられた被検知片との協働によって、スライドフォ
ークの位置を検知することが出来る。検知器が左右側方
に露出したブラケットに設けられているので、検知器の
保守・点検も行ないやすい。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側を、右と
は同図右側をいう。
【0007】スタッカークレーン通路10をあけるよう
にして前後一対のラック装置1が床面に立設されてい
る。前記ラック装置1は、所定間隔で左右に並ぶ前側の
多数の支柱2と、これら前側の支柱2の後方にそれとの
間に所定間隔をあけて並ぶ後側の支柱2と、これら前後
の支柱2に高さ方向に所定間隔で設けられた多数の物品
支承部材4とを有しており、支柱2を介することなく対
向する左右一対の物品支承部材4によって物品収納棚3
が構成されている。左右一対の物品支承部材4間は、後
述のスライドフォーク17の上下方向の移動を許容する
フォーク通過間隙5となされている。前記前後のラック
装置1の物品収納棚3の出し入れ口6は相互に対向して
いる。
【0008】前記ラック装置1の左側方には搬送方向を
左右方向に向けた入出庫ローラーコンベア8が設けられ
ている。この入出庫ローラーコンベア8のラック装置1
側には公知の物品昇降機(図示略)が設けられている。
この物品昇降機は、入出庫ローラーコンベア8のローラ
ー下方の公知の昇降装置によって昇降自在な昇降台と、
この昇降台に立設されていて、入出庫ローラーコンベア
8のローラー間に位置する一対の支承枠とを有してい
る。この物品昇降機は、支承枠によって物品Wを持ち上
げることによって、入出庫ローラーコンベア8の搬送面
と物品Wの下面との間にフォーク挿入間隙を形成した
り、上昇した位置の支承枠によってスライドフォーク1
7から物品Wを受け取り、その後、下降することによっ
て入出庫ローラーコンベア8に物品Wを降ろす作用をな
すものである。
【0009】前記スタッカークレーン通路10に上下一
対のガイドレール11が長手方向を左右方向に向けるよ
うにして配され、これらガイドレール11にスタッカー
クレーン13が左右動自在に案内されるようになされて
おり、このスタッカークレーン13は、走行台車14
と、この走行台車14に設けられたマスト15に昇降自
在となされた昇降台16と、この昇降台16に公知の進
退機構によって前後方向に水平摺動自在に設けられたス
ライドフォーク17とを有している。前記公知の摺動機
構は、昇降台16に設けられたベースと、このベースに
摺動自在となされると共にスライドフォーク17が摺動
自在に載せられた中間摺動体(ミドル)とを有してお
り、ベースに対して中間摺動体が動くとそれと連動して
スライドフォーク17が中間摺動体に対して同方向に同
量動くように構成されたものである。前記スライドフォ
ーク17は、公知のごとく、物品Wの下方への突出・昇
降台16の上昇による物品Wの持ち上げ・昇降台16側
への退入という動作を行なって物品Wを昇降台16に引
き込み、前記と逆の動作によって物品収納棚3等に物品
Wを降ろすことが出来る。
【0010】前記スライドフォーク17の左右側に水平
張り出し状の前後方向に長いブラケット20が設けら
れ、一方のブラケット20に、前後方向に並ぶようにし
て、且つ、スライドフォーク17の上面より突出しない
ようにして、前後2つの検知器21が取り付けられてい
る。これら検知器21は、被検知片通過間隙22を有す
るU字状の本体23と、前記被検知片通過間隙22を挾
んで相互に対向する投光器24及び受光器25とを有し
ている。前記検知器21の被検知片通過間隙22に嵌ま
り込むような位置において、物品支承部材4の下面に前
記前後の検知器21の投光器24の間隔より長い前後長
さを有する被検知片27が設けられている。前記昇降台
16に、スライドフォーク17の上面より低い位置に位
置する水平部28aを有するブラケット28が設けら
れ、このブラケット28の水平部28aの、ブラケット
20に対向する部分下面に、被検知片通過間隙22に嵌
まり込むようにして被検知片27が設けられている。こ
の被検知片27も前後の検知器21の投光器24の間隔
より長い前後長さを有している。なお、物品Wの授受の
際における、昇降台16の上下動を許容出来るように、
また、その際において被検知片27が投光器24から外
れることがないように、被検知片27の高さ・被検知片
通過間隙22の高さ・投光器24及び受光器25の高さ
位置が調節されている。
【0011】前記2つの検知器21と物品支承部材4及
び昇降台16に設けられた被検知片27との協働によっ
て、図5のタイミングチャートの如き作動制御をスライ
ドフォーク17に行なわせることが出来る。即ち、スラ
イドフォーク17が前後方向の中央に(昇降台16の真
上に)位置している時は、前後の検知器21の投光器2
4の光は昇降台16の被検知片27によって遮断されて
いる。その状態で、スライドフォーク17が前方に突出
する信号が発せられると、スライドフォーク17は始め
は高速で後において低速で前方に突出する。その過程
で、前側の検知器21の投光器24の光が物品支承部材
4の被検知片27によって遮断され、次いで後側の検知
器21の投光器24の光が物品支承部材4の被検知片2
7によって遮断される。そのようにして両投光器24の
光が遮断された後(図5のa点参照)、タイマーを所定
短時間作動させその時間経過後、スライドフォーク17
を停止させる。このようにしてスライドフォーク17を
所定位置で停止させることが出来る(図5のイの線参
照)。上記の突出した状態からスライドフォーク17の
退入の信号が発せられると、スライドフォーク17は始
めは高速で後において低速で後方に退入する。その過程
で、後側の検知器21の投光器24の光が昇降台16の
被検知片27によって遮断され、次いで前側の検知器2
1の投光器24の光が昇降台16の被検知片27によっ
て遮断される。そのようにして両投光器24の光が遮断
された後(図5のb点参照)、タイマーを所定短時間作
動させその時間経過後、スライドフォーク17を停止さ
せる。このようのしてスライドフォーク17を前後方向
の中央で停止させることが出来る(図5のロの線参
照)。後方に突出する際及び後方から退入する際も、前
記と同様の作動が行なわれる(図5のハの線及びニの線
参照)。図において、c点及びd点がタイマー作動開始
点である。このように、この実施例にあっては、スライ
ドフォーク17を停止するために必要な位置検知を2つ
の検知器21のみで行なうことが出来る。
【0012】図6には、ラック装置1に、スタッカーク
レーン通路10側の物品収納棚3と、スタッカークレー
ン通路10から遠い方の物品収納棚3との奥行き方向に
2つの物品収納棚3を設けた変形例が示されている。両
物品収納棚3の物品支承部材4に被検知片27が設けら
れる。この変形例において、スタッカークレーン通路1
0から遠い方の物品収納棚3との間で物品Wの授受を行
なう際において、スライドフォーク17を突出させると
きは、スタッカークレーン通路10側の物品収納棚3の
被検知片27を前後の検知器21が通過した後に減速を
行なうように、その減速の後両検知器21の投光器24
の光が被検知片27によって遮断された後にタイマーを
作動させるようにし、他方、昇降台16側に退入させる
ときは、スタッカークレーン通路10側の物品収納棚3
の被検知片27を前後の検知器21が通過した後に減速
を行なうように、その減速の後両検知器21の投光器2
4の光が昇降台16の被検知片27によって遮断された
後にタイマーを作動させるようにすればよい。
【0013】なお、スライドフォーク17の中間摺動体
(ミドル)にブラケット20を設け、このブラケット2
0に検知器21を取り付けるようにしても良い。また、
何らかのトラブルでスライドフォーク17が非常停止し
た際の復旧時等において、スライドフォーク17の位置
をより正確に検知するため、スライドフォーク17が昇
降台16の中央に位置していることを検知する検知器を
追加してもよい。
【0014】
【実施例の利点】前記実施例は以下の如き利点を有して
いる。検知器20が被検知片27と非接触であるので故
障が少ない。
【0015】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。 少なくとも2つの検知器と物品収納棚及び昇降台に設
けられた被検知片との協働によって、スライドフォーク
の位置を検知することが出来る。 検知器が左右側方に露出したブラケットに設けられて
いるので、検知器の保守・点検も行ないやすい。 従来装置において、ラック装置に、昇降台側の物品収
納棚と、昇降台から遠い方の物品収納棚との奥行き方向
に2つの物品収納棚を設けて、スライドフォークの突出
量を、棚に対応させて2段にするようにした場合、いわ
ゆるダブルリーチ式とする場合、更に2個のリミットス
イッチを必要とするものであったが、この発明では、変
形例で示す如く、昇降台から遠い方の物品収納棚に被検
知片を設けるだけでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す一部省略の簡略平面図
である。
【図2】図1のA部分拡大図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】スライドフォークの作動のタイミングチャート
である。
【図6】変形例を示す要部側断面図である。
【符号の説明】
13 スタッカークレーン 16 昇降台 17 スライドフォーク 20 ブラケット 21 検知器 27 被検知片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカークレーンの昇降台に前後摺動
    自在に設けられた中間摺動体の左又は右側部若しくは中
    間摺動体に前後摺動自在に設けられたスライドフォーク
    の左又は右側部に突設されたブラケットと、ブラケット
    に前後方向に並ぶようにして設けられた少なくとも2つ
    の検知器と、物品収納棚及び昇降台に設けられた被検知
    片とを有する自動倉庫のスライドフォークの位置検知装
    置。
JP35353693A 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫のスライドフォークの位置検知装置 Pending JPH07196105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35353693A JPH07196105A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫のスライドフォークの位置検知装置

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JP35353693A JPH07196105A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫のスライドフォークの位置検知装置

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JPH07196105A true JPH07196105A (ja) 1995-08-01

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ID=18431504

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JP35353693A Pending JPH07196105A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫のスライドフォークの位置検知装置

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JP (1) JPH07196105A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074613A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Murata Mach Ltd 移載システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074613A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Murata Mach Ltd 移載システム
TWI382950B (zh) * 2006-09-25 2013-01-21 Murata Machinery Ltd Transfer system

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