JPH07194265A - 栽培養液供給装置 - Google Patents
栽培養液供給装置Info
- Publication number
- JPH07194265A JPH07194265A JP5353683A JP35368393A JPH07194265A JP H07194265 A JPH07194265 A JP H07194265A JP 5353683 A JP5353683 A JP 5353683A JP 35368393 A JP35368393 A JP 35368393A JP H07194265 A JPH07194265 A JP H07194265A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nutrient solution
- plant cultivation
- tank
- nutrient
- cultivation
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
- Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の植物栽培床に養液を均一に供給する栽
培養液供給装置を提供する。 【構成】 養液を植物栽培床に供給するための複数の自
動弁を有する養液供給タンクを植物栽培床の上部に設
け、この植物栽培床の下部には養液回収タンクを設け、
養液回収タンクから上記の養液供給タンクへ養液を供給
するためのポンプを設けて栽培養液供給装置とし、養液
供給タンクに少なくとも１回の供給に必要な量の養液を
貯留した状態で複数の自動弁を同時に開にすることによ
り、各自動弁において養液供給タンク内の養液を同一の
流速で通過させて植物栽培床に供給する。
培養液供給装置を提供する。 【構成】 養液を植物栽培床に供給するための複数の自
動弁を有する養液供給タンクを植物栽培床の上部に設
け、この植物栽培床の下部には養液回収タンクを設け、
養液回収タンクから上記の養液供給タンクへ養液を供給
するためのポンプを設けて栽培養液供給装置とし、養液
供給タンクに少なくとも１回の供給に必要な量の養液を
貯留した状態で複数の自動弁を同時に開にすることによ
り、各自動弁において養液供給タンク内の養液を同一の
流速で通過させて植物栽培床に供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は野菜等の植物を水耕栽培
する装置に係り、特に栽培養液供給装置に関する。
する装置に係り、特に栽培養液供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】人工的な環境のもとで野菜等の植物を水
耕栽培するには、植物に養液を定期的に供給する必要が
ある。水耕栽培における従来の養液供給は、複数の植物
栽培床の下部に養液貯蔵タンクを設け、この養液貯蔵タ
ンクから植物栽培床の上部に設けられた主配管へポンプ
で養液を供給し、主配管から各植物栽培床へ養液を分岐
して供給するのが一般的である。
耕栽培するには、植物に養液を定期的に供給する必要が
ある。水耕栽培における従来の養液供給は、複数の植物
栽培床の下部に養液貯蔵タンクを設け、この養液貯蔵タ
ンクから植物栽培床の上部に設けられた主配管へポンプ
で養液を供給し、主配管から各植物栽培床へ養液を分岐
して供給するのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような養液供給では、主配管内での養液に流速があるた
め、各分岐管への養液の流量が均一になりにくく、複数
の植物栽培床に均一に養液を供給することが困難である
という問題があった。
ような養液供給では、主配管内での養液に流速があるた
め、各分岐管への養液の流量が均一になりにくく、複数
の植物栽培床に均一に養液を供給することが困難である
という問題があった。
【０００４】本発明は上述のような実情に鑑みてなされ
たものであり、複数の植物栽培床に養液を均一に供給す
る栽培養液供給装置を提供することを目的とする。
たものであり、複数の植物栽培床に養液を均一に供給す
る栽培養液供給装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は複数個設けられた植物栽培床に養液
を間欠的に流下させて供給するための装置であって、前
記植物栽培床の上部に設けられた養液供給タンクと、該
養液供給タンクに設けられ養液を前記植物栽培床に供給
する複数の自動弁と、前記植物栽培床の下部に設けられ
た養液回収タンクと、該養液回収タンクから前記養液供
給タンクへ養液を供給するポンプとを備えるような構成
とした。
るために、本発明は複数個設けられた植物栽培床に養液
を間欠的に流下させて供給するための装置であって、前
記植物栽培床の上部に設けられた養液供給タンクと、該
養液供給タンクに設けられ養液を前記植物栽培床に供給
する複数の自動弁と、前記植物栽培床の下部に設けられ
た養液回収タンクと、該養液回収タンクから前記養液供
給タンクへ養液を供給するポンプとを備えるような構成
とした。
【０００６】
【作用】養液供給タンクは少なくとも１回の供給に必要
な量の養液を貯留し、この状態で複数の自動弁を同時に
開にすることにより、養液供給タンク内の養液は、各自
動弁を同一の流速で通過して植物栽培床に向かって流下
する。
な量の養液を貯留し、この状態で複数の自動弁を同時に
開にすることにより、養液供給タンク内の養液は、各自
動弁を同一の流速で通過して植物栽培床に向かって流下
する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【０００８】図１は本発明の栽培養液供給装置の一例を
示す概略構成図である。図１において、栽培養液供給装
置１は、複数の植物栽培床２と、この植物栽培床２の上
方に配設されている養液供給タンク３と、この養液供給
タンク３の下部に接続され養液を植物栽培床２に供給す
るための複数の自動弁４と、植物栽培床２の下方に配設
されている養液回収タンク５と、この養液回収タンク５
から養液供給タンク３へ養液を供給するポンプ６とを備
えている。
示す概略構成図である。図１において、栽培養液供給装
置１は、複数の植物栽培床２と、この植物栽培床２の上
方に配設されている養液供給タンク３と、この養液供給
タンク３の下部に接続され養液を植物栽培床２に供給す
るための複数の自動弁４と、植物栽培床２の下方に配設
されている養液回収タンク５と、この養液回収タンク５
から養液供給タンク３へ養液を供給するポンプ６とを備
えている。
【０００９】養液供給タンク３は、少なくとも１回の供
給に必要な量の養液を貯留し得る容量を有するものであ
ればよく、形状、寸法は特に制限はないが、各自動弁４
に対する養液の液位を等しくするために、養液供給タン
ク３の底部を水平に保持することが好ましい。
給に必要な量の養液を貯留し得る容量を有するものであ
ればよく、形状、寸法は特に制限はないが、各自動弁４
に対する養液の液位を等しくするために、養液供給タン
ク３の底部を水平に保持することが好ましい。
【００１０】自動弁４は供給配管１１を介して養液供給
タンク３の下部に接続され、この自動弁４からは、供給
配管１２が植物栽培床２まで配設されている。このよう
な自動弁４は、電磁弁等の公知の開閉弁を使用すること
ができる。また、これらの自動弁４には制御装置８が接
続され、この制御装置８によって自動弁４は所定の時間
毎に開状態にされ、養液供給タンク３内の養液を間欠的
に植物栽培床２に供給する。この場合、制御装置８は、
養液供給タンク３内の養液量が所定量に達していること
を液面センサ等によって検出でき、かつ、所定の時間が
経過した場合にのみ自動弁４を開状態とする。
タンク３の下部に接続され、この自動弁４からは、供給
配管１２が植物栽培床２まで配設されている。このよう
な自動弁４は、電磁弁等の公知の開閉弁を使用すること
ができる。また、これらの自動弁４には制御装置８が接
続され、この制御装置８によって自動弁４は所定の時間
毎に開状態にされ、養液供給タンク３内の養液を間欠的
に植物栽培床２に供給する。この場合、制御装置８は、
養液供給タンク３内の養液量が所定量に達していること
を液面センサ等によって検出でき、かつ、所定の時間が
経過した場合にのみ自動弁４を開状態とする。
【００１１】本発明の栽培養液供給装置１に使用する植
物栽培床２としては、特に制限はなく、従来公知の種々
の植物栽培床を含めいずれのものであってもよい。この
植物栽培床２には、供給された養液を養液回収タンク５
に送るための回収配管１３が接続されている。
物栽培床２としては、特に制限はなく、従来公知の種々
の植物栽培床を含めいずれのものであってもよい。この
植物栽培床２には、供給された養液を養液回収タンク５
に送るための回収配管１３が接続されている。
【００１２】養液回収タンク５は、各植物栽培床２から
回収した養液をポンプ６に導くものであり、少なくとも
１回の供給において供給された養液を貯留し得る容量を
有するものであればよく、形状、寸法は特に制限はな
い。
回収した養液をポンプ６に導くものであり、少なくとも
１回の供給において供給された養液を貯留し得る容量を
有するものであればよく、形状、寸法は特に制限はな
い。
【００１３】ポンプ６は、従来公知の液送ポンプを使用
することができ、このポンプ６と養液供給タンク３とは
配管７により接続されている。ポンプ６による養液供給
タンク３への養液の供給は、所定量の養液を常時送り続
けるような供給方法、養液供給タンク３内の養液量を液
面センサ等で検出しながら、所定量の養液が貯留される
まで供給する方法等、いずれのものであってもよい。
することができ、このポンプ６と養液供給タンク３とは
配管７により接続されている。ポンプ６による養液供給
タンク３への養液の供給は、所定量の養液を常時送り続
けるような供給方法、養液供給タンク３内の養液量を液
面センサ等で検出しながら、所定量の養液が貯留される
まで供給する方法等、いずれのものであってもよい。
【００１４】上述のような栽培養液供給装置１では、養
液供給タンク３に少なくとも１回の供給に必要な量の養
液が貯留された状態で、制御装置８により複数の自動弁
４が同時に開状態にされる。このとき、各自動弁４での
養液の液位は等しいため、養液供給タンク３内の養液は
各自動弁４を同一の流速で通過し、その後、各供給配管
１２を介して植物栽培床２に流下するので、各植物栽培
床２に均一に養液を供給することが可能となる。そし
て、各植物栽培床２に供給された養液は、回収配管１３
を介して養液回収タンク５に回収され、その後、ポンプ
６により配管７を介して養液供給タンク３に供給され
る。
液供給タンク３に少なくとも１回の供給に必要な量の養
液が貯留された状態で、制御装置８により複数の自動弁
４が同時に開状態にされる。このとき、各自動弁４での
養液の液位は等しいため、養液供給タンク３内の養液は
各自動弁４を同一の流速で通過し、その後、各供給配管
１２を介して植物栽培床２に流下するので、各植物栽培
床２に均一に養液を供給することが可能となる。そし
て、各植物栽培床２に供給された養液は、回収配管１３
を介して養液回収タンク５に回収され、その後、ポンプ
６により配管７を介して養液供給タンク３に供給され
る。
【００１５】図２は本発明の栽培養液供給装置を組み込
んだ植物栽培装置の一例を示す正面図である。図２にお
いて、植物栽培装置２１は、相互に接続し一体化されて
いる複数の角形筒状の匡体２２、匡体２４および匡体２
６を備えている。
んだ植物栽培装置の一例を示す正面図である。図２にお
いて、植物栽培装置２１は、相互に接続し一体化されて
いる複数の角形筒状の匡体２２、匡体２４および匡体２
６を備えている。
【００１６】各匡体２２、２４、２６の前面には、図示
されていな開閉式の扉が設けられており、この扉を開け
ることにより、後述する植物栽培パネルの出し入れ口が
形成される。また、扉を閉めることにより、匡体２２、
２４、２６の内部は外部雰囲気と環境遮断される。
されていな開閉式の扉が設けられており、この扉を開け
ることにより、後述する植物栽培パネルの出し入れ口が
形成される。また、扉を閉めることにより、匡体２２、
２４、２６の内部は外部雰囲気と環境遮断される。
【００１７】また、各匡体２２、２４、２６の内部に
は、それぞれ植物栽培床としての植物栽培パネル３１
と、植物栽培パネル３１の上方に配設され、植物栽培パ
ネル３１に養液を供給するための養液供給タンク３２
と、この養液供給タンク３２に接続された供給配管４１
に設けられた自動弁３３と、植物栽培パネル３１に植え
付けられている植物Ｐに光を照射するための照明装置と
しての蛍光灯３４と、養液回収タンク３５と、空調機３
８とが収納されている。さらに、匡体２２のみにポンプ
３６、自動弁制御装置３９が設けられている。
は、それぞれ植物栽培床としての植物栽培パネル３１
と、植物栽培パネル３１の上方に配設され、植物栽培パ
ネル３１に養液を供給するための養液供給タンク３２
と、この養液供給タンク３２に接続された供給配管４１
に設けられた自動弁３３と、植物栽培パネル３１に植え
付けられている植物Ｐに光を照射するための照明装置と
しての蛍光灯３４と、養液回収タンク３５と、空調機３
８とが収納されている。さらに、匡体２２のみにポンプ
３６、自動弁制御装置３９が設けられている。
【００１８】各匡体に設けられた養液供給タンク３２の
うち、匡体２２に配設されている養液供給タンク３２の
一方の端部は、ポンプ３６に接続されている配管３７に
接続され、他方（左側）の端部は開口端部とされてい
る。また、匡体２４に配設されている養液供給タンク３
２は、その両側が開口端部とされ、さらに、匡体２６に
配設されている養液供給タンク３２は、その右側の端部
が開口端部とされ、他方の端部は閉塞端部とされてい
る。
うち、匡体２２に配設されている養液供給タンク３２の
一方の端部は、ポンプ３６に接続されている配管３７に
接続され、他方（左側）の端部は開口端部とされてい
る。また、匡体２４に配設されている養液供給タンク３
２は、その両側が開口端部とされ、さらに、匡体２６に
配設されている養液供給タンク３２は、その右側の端部
が開口端部とされ、他方の端部は閉塞端部とされてい
る。
【００１９】また、養液回収タンク３５のうち、匡体２
２に配設されている養液回収タンク３５は、一方の端部
においてポンプ３６に接続され、他方（左側）の端部が
開口端部とされている。また、匡体２４に配設されてい
る養液回収タンク３５は、その両側が開口端部とされ、
さらに、匡体２６に配設されている養液回収タンク３５
は、その右側が開口端部とされ、他方の端部は閉塞端部
とされている。
２に配設されている養液回収タンク３５は、一方の端部
においてポンプ３６に接続され、他方（左側）の端部が
開口端部とされている。また、匡体２４に配設されてい
る養液回収タンク３５は、その両側が開口端部とされ、
さらに、匡体２６に配設されている養液回収タンク３５
は、その右側が開口端部とされ、他方の端部は閉塞端部
とされている。
【００２０】上述のような各匡体２２、２４、２６のう
ち、匡体２４はその左右の両面に開口部が形成されてい
る。これに対して、匡体２２は左面のみに開口部が形成
され、匡体２６は右面のみに開口部が形成されている。
そして、匡体２２の開口部と匡体２４の右側の開口部に
おいて、匡体２２と匡体２４とが接続され、匡体２６の
開口部と匡体２４の左側の開口部において、匡体２６と
匡体２４とが接続されている。この各匡体の接続におい
ては、匡体相互間の接続の他に、養液供給タンク３２相
互の接続、養液回収タンク３５相互の接続、および電気
配線の接続が行われる。
ち、匡体２４はその左右の両面に開口部が形成されてい
る。これに対して、匡体２２は左面のみに開口部が形成
され、匡体２６は右面のみに開口部が形成されている。
そして、匡体２２の開口部と匡体２４の右側の開口部に
おいて、匡体２２と匡体２４とが接続され、匡体２６の
開口部と匡体２４の左側の開口部において、匡体２６と
匡体２４とが接続されている。この各匡体の接続におい
ては、匡体相互間の接続の他に、養液供給タンク３２相
互の接続、養液回収タンク３５相互の接続、および電気
配線の接続が行われる。
【００２１】このように各匡体２２、２４、２６が接続
一体化された植物栽培装置２１では、各匡体に収納され
ている養液供給タンク３２も一体化されて１つの養液供
給タンクとしての機能を有し、また、各匡体に収納され
ている養液回収タンク３５も一体化されて１つの養液回
収タンクとしての機能を有している。
一体化された植物栽培装置２１では、各匡体に収納され
ている養液供給タンク３２も一体化されて１つの養液供
給タンクとしての機能を有し、また、各匡体に収納され
ている養液回収タンク３５も一体化されて１つの養液回
収タンクとしての機能を有している。
【００２２】上述の植物栽培装置２１において、植物栽
培パネル３１は支持部材（図示せず）により各匡体内に
出入可能に載置される。そして、養液供給タンク３２に
少なくとも１回の供給に必要な量の養液が貯留された状
態で、自動弁制御装置３９により複数の自動弁３３が同
時に開状態とされる。このとき、各自動弁３３での養液
の液位は等しいため、養液供給タンク３２内の養液は各
自動弁３３を同一の流速で通過し、供給配管４１を介し
て植物栽培パネル３１に流下するので、各植物栽培パネ
ル３１に均一な量の養液を供給することが可能となる。
培パネル３１は支持部材（図示せず）により各匡体内に
出入可能に載置される。そして、養液供給タンク３２に
少なくとも１回の供給に必要な量の養液が貯留された状
態で、自動弁制御装置３９により複数の自動弁３３が同
時に開状態とされる。このとき、各自動弁３３での養液
の液位は等しいため、養液供給タンク３２内の養液は各
自動弁３３を同一の流速で通過し、供給配管４１を介し
て植物栽培パネル３１に流下するので、各植物栽培パネ
ル３１に均一な量の養液を供給することが可能となる。
【００２３】各植物栽培パネル３１に供給された養液
は、植物栽培パネル３１内を流れた後、回収配管４２に
導かれ、養液回収タンク３５に回収される。すなわち、
植物栽培装置２１を構成する各匡体は、養液が養液供給
タンク３２から各植物栽培パネル３１を経由して養液回
収タンク３５に流下するような構造である。また、流下
方式により養液回収タンク３５に回収された養液は、匡
体２２内に設置されているポンプ３６に送られ、このポ
ンプ３６により配管３７を介して養液供給タンク３２に
循環され、その後、流下による養液供給に供される。こ
のように、植物栽培装置２１は、本発明の栽培養液供給
装置が組み込まれた構成とされている。
は、植物栽培パネル３１内を流れた後、回収配管４２に
導かれ、養液回収タンク３５に回収される。すなわち、
植物栽培装置２１を構成する各匡体は、養液が養液供給
タンク３２から各植物栽培パネル３１を経由して養液回
収タンク３５に流下するような構造である。また、流下
方式により養液回収タンク３５に回収された養液は、匡
体２２内に設置されているポンプ３６に送られ、このポ
ンプ３６により配管３７を介して養液供給タンク３２に
循環され、その後、流下による養液供給に供される。こ
のように、植物栽培装置２１は、本発明の栽培養液供給
装置が組み込まれた構成とされている。
【００２４】蛍光灯３４は、最下段の植物栽培パネル３
１を除く各植物栽培パネルの下面、および最上段の植物
載置パネル３１の上方に支持部材（図示せず）により載
置された保持パネル３４ａの下面に配設されている。蛍
光灯３４の配設数、配設箇所は特に制限がなく、適宜設
定することができる。
１を除く各植物栽培パネルの下面、および最上段の植物
載置パネル３１の上方に支持部材（図示せず）により載
置された保持パネル３４ａの下面に配設されている。蛍
光灯３４の配設数、配設箇所は特に制限がなく、適宜設
定することができる。
【００２５】空調機３８は、匡体内部の環境を植物の育
成に最適な状態とするためのものである。このような空
調機３８としては、公知の空調装置を用いることができ
る。図示例では、各匡体に１個の空調機が設けられてい
るが、例えば、匡体２２にのみ空調機を設け、この空調
機に接続可能な空調ダクトを他の匡体に配設してもよ
い。
成に最適な状態とするためのものである。このような空
調機３８としては、公知の空調装置を用いることができ
る。図示例では、各匡体に１個の空調機が設けられてい
るが、例えば、匡体２２にのみ空調機を設け、この空調
機に接続可能な空調ダクトを他の匡体に配設してもよ
い。
【００２６】尚、上述の実施例は本発明の一態様であ
り、これに限定されるものでないことは勿論である。例
えば、養液供給タンク内の液面が所定の水位に達したこ
とを電気的あるいは機械的に検知して開状態となり得る
自動弁を使用する場合は、上記の制御装置８、３９を使
用しなくてもよい。
り、これに限定されるものでないことは勿論である。例
えば、養液供給タンク内の液面が所定の水位に達したこ
とを電気的あるいは機械的に検知して開状態となり得る
自動弁を使用する場合は、上記の制御装置８、３９を使
用しなくてもよい。
【００２７】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば複
数の自動弁を備えた養液供給タンクが植物栽培床の上部
に設けられ、また、植物栽培床の下部には養液回収タン
クが設けられ、さらに、この養液回収タンクから養液供
給タンクへ養液を供給するポンプが設けられ、１回の供
給に必要な量の養液を養液供給タンクに貯留し、複数の
自動弁を同時に開にすると、各自動弁での養液の液位は
等しいため、養液供給タンク内の養液は各自動弁を同一
の流速で通過して植物栽培床に向かって流下するので、
各植物栽培床に均一な量の養液を供給することが可能と
なる。
数の自動弁を備えた養液供給タンクが植物栽培床の上部
に設けられ、また、植物栽培床の下部には養液回収タン
クが設けられ、さらに、この養液回収タンクから養液供
給タンクへ養液を供給するポンプが設けられ、１回の供
給に必要な量の養液を養液供給タンクに貯留し、複数の
自動弁を同時に開にすると、各自動弁での養液の液位は
等しいため、養液供給タンク内の養液は各自動弁を同一
の流速で通過して植物栽培床に向かって流下するので、
各植物栽培床に均一な量の養液を供給することが可能と
なる。
【図１】本発明の栽培養液供給装置の一例を示す概略構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の栽培養液供給装置を組み込んだ植物栽
培装置の一例を示す正面図である。
培装置の一例を示す正面図である。
１…栽培養液供給装置 ２…植物栽培床 ３…養液供給タンク ４…自動弁 ５…養液回収タンク ６…ポンプ ２１…植物栽培装置 ２２，２４，２６…匡体 ３１…植物栽培パネル ３２…養液供給タンク ３３…自動弁 ３５…養液回収タンク ３６…ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 9318−2Ｂ Ｈ
Claims (1)
- 【請求項１】 複数個設けられた植物栽培床に養液を間
欠的に流下させて供給するための装置であって、 前記植物栽培床の上部に設けられた養液供給タンクと、
該養液供給タンクに設けられ、養液を前記植物栽培床に
供給する複数の自動弁と、前記植物栽培床の下部に設け
られた養液回収タンクと、該養液回収タンクから前記養
液供給タンクへ養液を供給するポンプとを備えることを
特徴とする栽培養液供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5353683A JPH07194265A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 栽培養液供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5353683A JPH07194265A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 栽培養液供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07194265A true JPH07194265A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18432513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5353683A Pending JPH07194265A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 栽培養液供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07194265A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004147607A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Fukuda Corp | 緑化装置及び緑化方法 |
| CN103651091A (zh) * | 2013-12-28 | 2014-03-26 | 何庆富 | 全自动灌溉润孔栽培种植*** |
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| CN114980731A (zh) * | 2019-10-16 | 2022-08-30 | 发明实验室有限公司 | 一种生长***和装置 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP5353683A patent/JPH07194265A/ja active Pending
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