JPH07193944A - 電気配線用具の取付構造 - Google Patents

電気配線用具の取付構造

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JPH07193944A
JPH07193944A JP5336384A JP33638493A JPH07193944A JP H07193944 A JPH07193944 A JP H07193944A JP 5336384 A JP5336384 A JP 5336384A JP 33638493 A JP33638493 A JP 33638493A JP H07193944 A JPH07193944 A JP H07193944A
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JP
Japan
Prior art keywords
bracket
mounting
insertion portion
wiring tool
electric
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Pending
Application number
JP5336384A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Sugiura
智宏 杉浦
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業性を向上することが出来ると共に、
取付強度を向上することが出来る電気配線用具の取付構
造を提供する。 【構成】 本発明に係る電気配線用具の取付構造は、固
定部13からブラケット15を突設し、このブラケット
15が挿入される挿入部29を接続箱本体27内に設
け、挿入部29に挿入されたブラケット15を挿入部2
9内に凹凸係合させることで正規取付位置に接続箱本体
27を位置決める手段を設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱等の電気配
線用具を車体に取り付けるための電気配線用具の取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平1−143230号公報
に記載のものに類似の電気接続箱1を示す。この電気接
続箱1は、ヒューズやリレー等の電気部品を収容する収
容部が設けられた接続箱本体3から取付足部5、5が突
設されている。この取付足部5、5には、取付孔7、7
がそれぞれ形成されており、図示しないボルトとナット
により車体の接合面に締結されることにより、電気接続
箱1が車体に取り付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
気接続箱1を車体に取り付ける場合、取付足部5の取付
孔7を車体の接合面に設けた貫通孔と位置合わせをしな
がら行うので、手間がかかり非常に作業性が悪い。
【0004】また、ボルトとナットの締結力を上げすぎ
ると、取付足部は割れて破損し易く、取付強度が弱かっ
た。
【0005】そこで、本発明は、取付作業性を向上する
ことが出来ると共に、取付強度を向上することが出来る
電気配線用具の取付構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、正規取付位置で固定部に締結さ
れる取付足部が配線用具本体に設けられた電気配線用具
の取付構造において、固定部からブラケットを突設し、
このブラケットが挿入される挿入部を配線用具本体内に
設け、挿入部に挿入されたブラケットを挿入部内に凹凸
係合させることで正規取付位置に前記配線用具本体を位
置決める手段を設けたことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、位置決めの手段が挿入部の内壁に設けられ
た凸部と、ブラケットに設けられて凸部が挿入係合され
る係合孔とからなることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、固定部から突設され
たブラケットを配線用具本体の挿入部に挿入した後に、
この挿入部内に凹凸係合させる。ブラケットを挿入部に
凹凸係合させると、配線用具本体が正規取付位置に位置
決めされる。そして取付足部を固定部に締結することに
より配線用具本体が固定部に固定される。
【0009】請求項2の発明によれば、固定部から突設
されたブラケットを配線用具本体の挿入部に挿入した後
に、挿入部に設けられた凸部をブラケットの係合孔に挿
入し、係合させる。凸部を係合孔に挿入すると、配線用
具本体が正規取付位置に位置決めされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る電気配線用具の取付構造
の実施例について説明する。図1は、電気配線用具とし
ての電気接続箱11と、固定部13に設けられたブラケ
ット15を示す。
【0011】車体の固定部13には、ブラケット15が
突設されている。このブラケット15の先端部には、円
形の係合孔17が形成されている。また、ブラケット1
5の近傍に配置されたパネル19には、係合孔17と略
同径の貫通孔21が設けられている。
【0012】一方、電気接続箱11は、接続箱本体27
と、この接続箱本体27の外周から突設された取付足部
23とからなる。接続箱本体27は、図示しないヒュー
ズやリレー等の電気部品が装着されると共に、ブスバー
等により分岐回路が形成されている。また、取付足部2
3には取付孔25が形成されている。さらに、本実施例
の電気接続箱11には、接続箱本体27に挿入部29が
形成されている。この挿入部29は、接続箱本体27の
内方に凹んでおり、一面(図1において下面側)が開口
されている。また、挿入部29の内壁の一面29aから
は対向壁面29bに向けて円錐状の凸部31が突設され
ている。凸部31の頂部から対向壁面29bまでの間
は、ブラケット15の厚みより長く、固定部13のブラ
ケット15が挿入される挿入空間となっている。この挿
入空間内に挿入されたブラケット15の係合孔17に、
前記凸部31が挿入されることにより、接続箱本体27
が固定部13の正規な位置に位置決めされる。
【0013】次に、電気接続箱11を固定部13に取り
付けるには、図2(a)に示すように、接続箱本体27
を固定部13に位置させた後に、図2(b)に示すよう
に、ブラケット15を挿入部29の挿入空間内へ挿入す
る。次に、図2(c)に示すように、貫通孔21と取付
孔25とが連通するように接続箱本体27を矢印の方向
へ移動させる。これにより、ブラケット15の係合孔1
7に凸部31が挿入・係合する。そして、取付孔25と
貫通孔21とにボルトを挿通しナットを螺合して締め付
けることにより、電気接続箱11を固定部13に取り付
けることが出来る。
【0014】本実施例によれば、ブラケット15を挿入
部29に挿入した後に、凸部31を係合孔17に挿入す
るだけで位置合わせを容易に行うことが出来るので、作
業性が向上する。
【0015】また、ボルト及びナットを用いて締結する
部分が少なくなったので、これによっても作業性が向上
する。
【0016】さらに、本実施例によれば、接続箱本体1
1の内側に挿入部29を設けて、この挿入部29にブラ
ケット15を挿入して、凹凸係合させることにより、取
付強度を向上することが出来る。
【0017】また、凸部31が、先端に向けて次第に縮
径された円錐状に形成されているので、ブラケット15
の係合孔17と凸部31が多少ずれていても、接続箱本
体11を移動させるだけで、係合孔17の中心部に凸部
31を挿入・係合させることが出来、作業性を向上する
ことが出来る。
【0018】なお、上記実施例では、挿入部の内壁に凸
部を設け、ブラケットに係合孔17を設けた例を示した
が、挿入部の内壁に係合孔を形成し、ブラケットに凸部
を設けて、挿入部29に凹凸係合させても良い。また、
凸部や係合孔を設けることなく、挿入部29の内壁にブ
ラケット15の先端部が嵌合する嵌合部を設けて、ブラ
ケット15を挿入部内に凹凸係合させるようにしても良
い。
【0019】次に他の例について説明する。図3は、前
述した電気接続箱11の裏面側の挿入部29を示す。前
述した実施例では、挿入部29は、一方のみ開口されて
いるが、図4に示す例は、3方向すなわち、ブラケット
15が挿入される方向、ブラケット15の幅方向の両側
が開口されている。
【0020】また、本実施例では、ブラケット15を取
付ける部分が接続箱本体内に設けられているので、取付
強度を向上することが出来る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、固定部から突設されたブラケットが挿入される挿
入部を配線用具本体内に設け、前記挿入部に挿入された
ブラケットを挿入部内に凹凸係合させることで前記正規
取付位置に前記配線用具本体を位置決める手段を設けた
ことにより、取付作業性が向上することが出来ると共
に、取付強度が向上する。
【0022】請求項2の発明によれば、位置決めの手段
を挿入部の内壁に設けられた凸部と、ブラケットに設け
た係合孔とで構成したので、配線用具本体を移動させる
だけで、凸部を係合孔に挿入することが出来、取付作業
性を向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気配線用具の取付構造が適用さ
れた電気接続箱と、この電気接続箱が取り付けられる固
定部を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る電気配線用具の取付構造による電
気接続箱の固定部への取付手順を示し、(a)は電気接
続箱を固定部の近傍に配置した状態を示す説明図、
(b)は挿入部にブラケットを挿入した状態を示す説明
図、(c)は電気接続箱を固定部に固定した状態を示す
説明図である。
【図3】本発明に係る電気配線用具の取付構造が適用さ
れた電気接続箱の挿入部とブラケットの関係を示す斜視
図である。
【図4】他の例の電気接続箱の挿入部とブラケットの関
係を示す斜視図である。
【図5】従来の取付構造により取り付けられる電気接続
箱を示す平面図である。
【図6】従来の取付構造により取り付けられる電気接続
箱を示す側面図である。
【符号の説明】
11 電気接続箱 13 固定部 15 ブラケット 17 係合孔 27 接続箱本体 29 挿入部 31 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規取付位置で固定部に締結される取付
    足部が配線用具本体に設けられた電気配線用具の取付構
    造において、前記固定部からブラケットを突設し、この
    ブラケットが挿入される挿入部を前記配線用具本体内に
    設け、前記挿入部に挿入されたブラケットを挿入部内に
    凹凸係合させることで前記正規取付位置に前記配線用具
    本体を位置決める手段を設けたことを特徴とする電気配
    線用具の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記位置
    決めの手段が前記挿入部の内壁に設けられた凸部と、前
    記ブラケットに設けられて前記凸部が挿入係合される係
    合孔とからなることを特徴とする電気配線用具の取付構
    造。
JP5336384A 1993-12-28 1993-12-28 電気配線用具の取付構造 Pending JPH07193944A (ja)

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