JPH0719326B2 - 回転ヘツド型記録または再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型記録または再生装置

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JPH0719326B2
JPH0719326B2 JP60034779A JP3477985A JPH0719326B2 JP H0719326 B2 JPH0719326 B2 JP H0719326B2 JP 60034779 A JP60034779 A JP 60034779A JP 3477985 A JP3477985 A JP 3477985A JP H0719326 B2 JPH0719326 B2 JP H0719326B2
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宏爾 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は回ヘツド型記録または再生装置に関し、特にテ
ープ状記録媒体の長手方向の対し、斜め方向にトレース
する回転ヘツドによって該ヘッドのトーレス方向に異な
る位置に配設された複数の領域の各領域毎にオーデイオ
信号またはビデオ信号を記録し、再生する回転ヘツド型
記録または再生装置に関する。
〈従来技術の説明〉 近年磁気記録の分野では、高密度記録が追求されてお
り、ビデオテープレコーダ(VTR)においてもテープの
走行速度を低下させ、更に高密度な磁気記録を行う様に
なっている。そのため従来の様に固定ヘッドを用いてオ
ーデイオ信号を記録していたのでは、相対速度が大きく
とれず再生音質が劣化してしまうものである。そこでそ
の1つの解決方法として回転ヘツドで形成するトラツク
の長さを従来より長くして、その延長部分に時間軸圧縮
したオーデイオ信号を順次記録する方法がある。
例えば回転2ヘツドヘリカルスキヤンタイプのVTRにお
いては、従来回転シリンダに磁気テープを180゜以上巻
付けていたのであるが、回転シリンダに(180+θ)゜
以上巻付け、余分に巻付けた部分にPCM化され時間軸圧
縮されたオーデイオ信号を記録するVTRが考案されてい
る。第2図はこのようなVTRのテープ走行系を示す図、
第3図は第2図に示すVTRによる磁気テープ上の記録軌
跡を示す図である。図において1は磁気テープ、2は回
転シリンダ、3,4はシリンダ2に位相差180゜で取付けら
れた互いに異なるアジマス角を有するヘツド、5はテー
プ1上に形成されたトラツクのビデオ領域部分、6は同
じくオーデイオ領域部分である。ビデオ領域5は回転シ
リンダ2の180゜分でヘツド3,4がテープをトレースした
部分、オーデイオ領域6は回転シリンダ2のθ゜分でヘ
ツド3,4がテープをトレースした部分である。また第3
図中f1〜f4は周知の4周波方式により、各トラツクに重
畳されているトラツキング用パイロツト信号の周波数を
示し、その周波数の関係は(f2−f1=f3−f4≒fHで、f4
−f2≒2fHとなっている。但しfHはビデオ信号の水平走
査周波数を示す。
この様にしてオーデイオ領域にPCM化して時間軸圧縮し
たオーデイオ信号を再生した場合の音質はかなり高くア
ナログ信号を記録再生するオーデイオ専用器の音質に勝
るとも劣らないものである。
一方、上述の劣きVTRにおいてビデオ領域5に対しても
別のオーデイオ信号を記録しようという提案がなされて
いる。即ち、例えばθ=36とした時、180゜分回転ヘツ
ドが回転すれば6の如きオーデイオ領域が他に5つ設け
られる。そして夫々の領域に独立に時間軸圧縮したオー
デイオ信号を記録すれば計6チヤンネルのオーデイオ信
号を記録可能なオーデイオ専用テープレコーダが得られ
るというものである。
以下、このテープレコーダについて簡単に説明してお
く。第4図は上述のテープレコーダのテープ走行系を示
す図、第5図はこのテープレコーダによるテープ上の記
録軌跡を示す図である。尚、第2図,第3図と付番は共
用する。
第5図において、CH1〜CH6は夫々ヘッド3またはヘツド
4が第3図においてAからB,BからC,CからD,DからE,Eか
らF,FからGをトレースしている期間にオーデイオ信号
が記録される領域である。各領域には夫々別々にオーデ
イオ信号を記録することが可能であり、夫々所謂アジマ
ス重ね書きが行われるが、各領域CH1〜CH6のトラツクは
同一直線上にある必要はない。また各領域には夫々トラ
ツキング制御用のパイロツト信号が記録されるが、各領
域毎に所定のローテーション(f1→f2→f3→f4)で記録
されているものとし、これも領域間に相関性はない。
またCH1〜CH3に示す領域は第3図においてテープ1が所
定の速度で矢印7に示す方向に走行している時記録再生
され、CH4〜CH6に示す領域は同じく矢印9に示す方向に
走行している時記録再生される。従って第5図に示す如
く、CH1〜CH3に示す領域の各トラツクの傾きと、CH4〜C
H6に示す領域の各トラツクの傾きとは若干異なる。但
し、この時相対速度の差については、ヘツド3,4の回転
によるものに比べ、テープ1の走行によるものは極めて
小さいため問題とならないものとする。
第6図は上述の如きテープレコーダの記録再生のタイム
チャートである。図中(a)はシリンダ2の回転に同期
して発生される位相検出パルス(以下PG)で、1/60秒に
“ハイレベル”(H)“ローレベル(L)”を繰り返す
30Hzの矩形波である。また、(b)はPG(a)と逆極性
のPGである。ここでPG(a)はヘツド3が第4図のBか
らGまで回転する間H、PG(b)はヘツド4が同じくB
からGまで回転する間Hであるものとする。
第6図(c)はPG(a)より得たデータ読み込み用パル
スで、ビデオ信号の1フイールド分(1/60秒)に対応す
る期間のオーデイオ信号を1フイールドおきにオーデイ
オ信号をサンプリングするためのものである。第6図
(d)はサンプリングされた1フイールド分のオーデイ
オデータをRAM等を用いて誤り訂正用冗長コード等を付
加したり、配列を変えたりするための信号処理期間をH
で示す。第6図(e)はデータ記録の期間を示し、上述
の信号処理で得られた記録用データをテープ1に記録す
るタイミングを示す。
例えば第6図を用いて時間的に信号の流れを追うと、t1
〜t3の期間(ヘツド3がB〜Gに移動中)サンプリング
されたデータは、t3〜t5(ヘツド3がG〜A)で信号処
理が施され、t5〜t6(ヘツド3がA〜B)の期間で記録
される。即ちヘツド3によって第5図のCH1の領域に記
録される。一方PG(b)がHの期間にサンプリングされ
たデータは同様のタイミングで信号処理され、ヘツド4
によってCH1の領域に記録される。
PG(a)を所定位相(ここでは1領域分の36゜)位相し
たPGを第6図(f)に示す。以下PG(f)及び不図示の
これと逆特性のPGによってオーデイオ信号を記録する場
合について説明する。第6図t2〜t4にサンプリングされ
たデータは、t4〜t6の間第6図(g)に示す信号に従っ
て信号処理され、t6〜t7の期間第5図(h)に示す信号
に従って記録される。即ちヘッド3によって、該ヘツド
3がB〜Cをトレースする期間、第5図のCH2に示す領
域に記録される。同期にt4〜t7の期間にサンプリングさ
れたデータはヘツド4によってCH2に示す領域に記録さ
れる。
次にCH2に示す領域に記録された信号を再生する動作に
ついて説明する。
ヘツド3によるテープ1からのデータの読取は第6図
(h)に示す信号に従いt6〜t7(t1〜t2も同様)に行わ
れ、第6図(i)に示す信号に従いt7〜t8(t2〜t3)に
記録時とは逆の信号処理が行われる。即ちこの期間で誤
り訂正等を行い、更に第6図(j)に示す信号に従いt8
〜t9(t3〜t6)で再生オーデイオ信号が出力される。も
ちろんヘツド4による再生動作は上述の動作と180゜の
位相差をもって行われ、これで連続した再生オーデイオ
信号が得られる。
また他の領域CH3〜CH6についても、PG(a)をn×36゜
分移送し、これに基づいて上述の記録再生動作を行えば
よいことは云うまでもなく、またこれはテープの走行方
向には依存しない。
この様に多チヤンネルのオーデイオ専用器としてVTRを
利用することができる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述の如き装置においては極めて長時間のオーデイオ信
号の記録も可能となるが、反面記録状況を把握しておか
ないと、誤操作を犯す可能性が高い。即ち、各チヤンネ
ル毎にオーデイオ信号の記録済部分、未記録部分が存在
する上に、CH2〜CH6にはビデオ信号が記録されているこ
ともあり、更にはビデオ信号の消し残りの部分が存在す
ることもあるため記録状況を正確に判別することが困難
である。
しかも、この様な記録媒体にビデオ信号を誤って記録し
てしまうと、CH2〜CH5までの全てのオーデイオ信号を消
去してしまうことになる。またビデオ信号が記録されて
いる媒体にCH2〜CH5の1チヤンネルでもオーデイオ信号
を記録してしまうと、今度はビデオ信号そのものが無効
になってしまう。
本発明は上述の如き背景に鑑み、全ての領域の記録状況
が素早く把握でき、極めて使い勝手の良い回転ヘツド型
記録または再生装置を提供することをを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明においては上述の問題点に鑑み回転ヘッドの出力
信号中のビデオ信号の有無を検出する第1の検出手段
と、回転ヘッドの出力信号中のオーデイオ信号の有無を
検出する第2の検出手段と、複数の領域に対応したタイ
ミングで前記第1の検出手段及び第2の検出手段の検出
手段を夫々抽出し、各領域について、ビデオ信号が記録
されているかオーデイオ信号が記録されているか未記録
状態であるかを判別する判別手段とを設けた。
〈作 用〉 上述の判別手段の出力を用いることにより、各領域のオ
ーデイオ信号及びビデオ信号の記録状況の判別が素早く
行える様になった。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例としてのテープレコーダの概
略構成を示す図である。第1図中第2図〜第5図と同様
の構成要素については同一番号を付す。
回転シリンダ2の回転検出器11より得られるPGはシリン
ダモータ制御回路15に供給され、シリンダ2を所定の回
転速度かつ所定の回転位相で回転させる。12はキヤプス
タン13のフライホイール14の回転検出器であり、該回転
検出器12の出力はキヤプスタンモータ制御回路25に供給
され、記録時にはキヤプスタン13が所定の回転速度とな
る様制御する。
一方、上述のPGはウインドウパルス発生回路16に供給さ
れる。第7図はウインドウパルス及びゲートパルスのPG
に対する位相関係を説明するためのタイミングチヤート
である。
第7図(a)はPGであり、ヘツド3が第4図におけるB
点からG点を移動中はハイレベルとなる。第7図(b)
〜(g)は夫々各領域CH1〜CH6の記録再生タイミングを
示すウインドウパルスである。尚、第7図において実線
はヘツド3についてのもの、点線はヘツド4についての
ものである。
操作部18をマニユアル操作することにより、記録、再生
等の動作モード、記録再生の対象となる領域が指定され
る。このデータはシステムコントローラ27に供給され、
装置各部を制御する。領域指定回路19は領域指定データ
をゲートパルス発生回路17に供給し、所望のゲートパル
スを得る。尚、操作部18にてビデオ信号の記録または再
生を差例するとシステムコントローラ27の出力により、
領域指定回路19は自動的にCH1を指定する。
ゲート回路20の制御用ゲートパルスは、領域指定データ
に基づいて、ヘツド3,ヘツド4夫々について、前述のウ
インドウパルス(第7図(b)〜(g))に示すが択一
的に選択供給される。今、第5図CH2に示す領域が指定
されているとすればゲート回路20は第7図(c)に示す
ウインドウパルスによって制御される。
記録時、端子21iより入力されたアナログオーデイオ信
号はPCMオーデイオ信号処理回路22に供給され、該回路2
2でウインドウパルス(c)に係る前述のタイミングで
サンプリングされ、デイジタルデータとされて後、前述
の信号処理が施される。こうして得た記録用オーデイオ
データはパイロツト信号発生回路23より1フイールド毎
にf1→f2→f3→f4のローテーションで発生されるトラツ
キング用パイロツト信号と加算器24で加算される。加算
器24の出力はゲート回路20で前述の如く適宜ゲートさ
れ、ヘツド3,4によって領域CH2に書込まれてゆく。
再生時はヘツド3,4の再生信号が同じくウインドウパル
ス(c)によりゲート回路20を介してローパルフイルタ
(LPE)25及びPCMオーデイオ回路22に供給される。PCM
オーデイオ回路22においては記録とは逆に誤り訂正、時
間軸伸長、デイジタル−アナログ変換等の信号処理が行
われ、再生アナログオーデイオ信号を端子210より出力
する。
ATF回路26は周知の4周波方式によるトラツキングエラ
ー信号を得るための回路で、再生されたトラツキング用
パイロツト信号とパイロツト信号発生回路23により記録
時と同一のローテーシヨンで発生されたパイロツト信号
とを利用するのは周知の通りである。但し、この場合、
領域指定回路19で指定されている領域についてトラツキ
ングをとるのであるから、ヘツド3、4が指定領域をト
レースしている期間内においてトラツキングエラー信号
をサンプルホールドする構成とせねばならない。尚、ビ
デオ信号も同時に記録再生する際は従来通りの方法でト
ラツキングエラー信号を得る。
こうして得られたトラツキングエラー信号はモータ制御
回路15に供給され、再生時のテープLの走行をキヤプス
タン13を介して制御し、トラツキング制御を行う。
以下、ビデオ信号の記録再生が指令されている際のビデ
オ信号の記録再生について説明する。端子28iより入力
されたビデオ信号はビデオ信号処理回路29で周知の信号
処理を施され、加算器31でトラツキング用パイロツト信
号と加算されて後ゲート回路30を介して記録される。ゲ
ート回路30はPGによって制御され、ビデオ信号はヘツド
3,4にて順次連続的に記録される。ヘツド3,4より再生さ
れたビデオ信号はゲート回路30で連続信号とされてビデ
オ信号処理回路29へ入力される。ビデオ信号処理回路29
では再生ビデオ信号が元の信号形態に戻される。これと
同時に再生パイロツト信号はATF回路26に供給されトラ
ツキングエラー信号を得る。このトラツキングエラー信
号は連続信号となるのでサンプルホールドの必要はな
く、LPFを介してキヤプスタンモータ制御回路へ供給さ
れる。
35は本発明における弁別手段を構成する記録状態判別回
路であり、該回路35はヘツド3の再生出力を用いて各領
域にオーデイオ信号が記録されているか、ビデオ信号が
記録されているか、更には未記録であるかを弁別してい
る。
以下この記録状態判別回路について詳細に説明する。第
8図は記録状態判別回路の具体的回路構成の一例を示す
図である。
40はヘツド3の再生出力信号が供給される端子で、この
信号はLPF42及びBPF41へ供給される。BPF41は記録ビデ
オ信号の色副搬送成分(fsc)を分離するためのもの
で、分離された色副搬送波は検波回路43で検波されて
後、比較回路45で予め定められた電圧(Vth2)と比較さ
れる。従って比較回路45の出力はビデオ信号が記録され
ている部分をヘツド3がトレースした際ハイレベル
(H)となる。
一方、42はヘツド3の再生出力信号中のRF信号成分を全
て分離するためのLPFであり、同様に分離されたRF信号
は検波回路44で検波されて後、比較回路46でVth1と比較
される。これに伴い、比較回路46の出力はビデオ信号ま
たはオーデイオ信号が記録されている部分をヘツド3が
トレースした際ハイレベルとなる。比較回路45の出力は
インバータ47を介してアンドゲート48へ供給され、比較
回路46の出力との論理積がとられる。この結果、アンド
ゲート48の出力はヘツド3がオーデイオ信号が記録され
ている部分をヘツド3がトレースした際Hとなる。
即ち図中Aで示す信号はヘツド3がオーデイオ信号を再
生している時H,Vで示す信号はヘツド3がビデオ信号を
再生している時Hとなる。これらのオーデイオ信号及び
ビデオ信号がどの領域より再生されているかは前述のウ
インドウパルスを用いて弁別可能である。
CH1〜CH6に対応するウインドウパルスはアンドゲート51
〜56に供給されており、ある領域より再生オーデイオ信
号が得られた場合、その領域に対応するアンドゲートが
回転ヘツド3が一回転する毎に一度Hを出力する。他方
CH2〜CH6に対応するウインドウパルスはアンドゲート62
〜66に供給されており、同様にある領域より再生ビデオ
信号が得られた場合、その領域に対応するアンドゲート
が回転ヘツドが一回転する毎に一度Hを出力する。ここ
でCH1にはビデオ信号の記録再生は行われないものと仮
定している。
モノマルチ(MM)71〜76及び82〜86は各アンドゲート51
〜56,62〜66の出力信号を保持するためのもので、Hの
保持期間はヘツド3の回転周期以上で再トリガ可能なも
のとする。従ってCH1〜CH6の内オーデイオ信号が記録さ
れている領域は第8図中CH1〜CH6に示す端子がHになる
ことにより判別できる。またCH2〜CH6の内ビデオ信号が
記録されている領域はMM82〜86の出力を見れば判別でき
るが、ビデオ信号はCH2〜CH6の全てに記録されていて始
めて有効となるのであるから、これらMM82〜86の出力の
論理積によって有効なビデオ信号が記録されているか否
かが判別できる。即ちアンドゲート49の出力がHの時有
効なビデオ信号が記録されていることになる。
第8図のCH1〜CH6及びVIDEOに示す出力は第1図の表示
器36に供給される。第9図はこの表示器36の具体例を示
す図である。第9図において50は表示板、91〜96は第8
図のCH1〜CH6に示した出力がHであることを表示する表
示素子、97は第8図のVIDEOに示した出力がHであるこ
とを表示する表示素子である。
この様な各領域の記録状況判別が行われない時、この表
示器は所謂デイジタルレベルメータの働きをする。即ち
再生オーデイオ信号レベルに基づき91〜96の表示素子を
駆動しようというものである。このレベルメータについ
ては周知であるので詳しい説明は省略する。
尚、表示素子91〜96がレベルメータとして用いられる場
合は表示素子57が点灯し、オーデイオ信号の記録状態を
示す場合は表示素子58が点灯する。
上述の如き装置によれば、6つの領域夫々についてオー
デイオ信号が記録されているか、ビデオ信号が記録され
ているか、更には未記録かの判別を素早く行える。ま
た、これに従った表示を行うことでユーザーにとっては
極めて使い勝手が良くなる。また好適な実施態様として
示した様にこの記録状況判別表示とレベルメータ表示と
を同一の表示素子を用いて行えば、表示部も複雑化、装
置の大型化等も生じない。
第10図及び弟11図は記録状態判別回路の構成の一部変更
例を示す図である。第10図及び第11図の例ではPCMオー
デイオ信号には前述のf1〜f4のトラツキング用パイロツ
ト信号(TPS)以外に他の周波数f5を有するパイロツト
信号を記録することを前提としている。42′はf5成分を
分離するBPF、41′はTPS(f1〜f4)を分離するBPFであ
る。検波回路43′,44′、比較回路45′,46′は、第8図
に43,44,45,46で示すものと同様の動作を行い、Vth3,Vt
h4は夫々比較回路46′,45′における比較レベルであ
る。
これに伴い比較回路46′からはヘツド3がオーデイオ信
号を再生している時Hが出力され、比較回路45′からは
ヘツド3がオーデイオ信号またはビデオ信号を再生して
いる時Hが出力される。また比較回路46′の出力はイン
バータ47′を介してアンドゲート48′に導かれ、アンド
ゲート48′の出力はヘツド3がビデオ信号を再生してい
る時Hとなる。この様にして第8図におけるA及びVと
同じ信号を得ている。
第11図において第8図もしくは第10図と同様の構成要素
については同一番号を付してある。ここで比較回路45か
らは前述のV、比較回路46′からは前述のAと同じ信号
が得られることについては、説明を要しないであろう。
従って第10図もしくは第11図に示す構成においても前述
と同様の効果が得られるのは云うまでもない。
尚、上述実施例においてはビデオ信号が有効な形で記録
されている時のみ表示を行い、ユーザーの便宜を図って
いるが、各領域毎の表示としても同様の効果は得られる
であろう。
また、表示を行わず、記録を禁止させる等の動作を行わ
しめる様に構成することも可能である。
〈発明の効果〉 以上説明した様に、本発明によればテープ状記録媒体の
長手方向に対し斜めにトレースする回転ヘッドのトレー
ス方向について互いに異なる位置に配設された複数の領
域の夫々についてオーデイオ信号及びビデオ信号の記録
状況が判断できるため、極めて使い勝手の良い回転ヘツ
ド型記録または再生装置を得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのテープレコーダの概
略構成を示す図、 第2図は従来よりVTRのテープ走行系を示す図、 第3図は第2図に示すVTRによる磁気テープ上の記録軌
跡を示す図、 第4図は多チヤンネルテープレコーダのテープ走行系を
示す図、 第5図は第4図に示すテープレコーダによる磁気テープ
上の記録軌跡を示す図、 第6図は第4図に示すテープレコーダの記録再生のタイ
ムチヤート、 第7図はウインドウパルスのPGに対する位相関係を説明
するためのタイミングチヤート、 第8図は第1図における記録状態判別回路の一具体例を
示す図、 第9図は第1図における表示器の一具体例を示す図、 第10図及び第11図は夫々第8図の記録状態判別回路の構
成の一部変更例を示す図である。 1は記録媒体としての磁気テープ、3,4は夫々回転ヘツ
ド、16はタイミング信号としてのウインドウパルス発生
回路、22はPCMオーデイオ信号処理回路、29はデオ信号
処理回路、35は弁別手段を構成する記録状態判別回路、
36は表示器、CH1〜CH6は夫々長手方向に延在する領域で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 宏爾 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 長沢 健一 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−221854(JP,A) 実開 昭58−35117(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状記録媒体の長手方向に対して斜め
    方向にトレースしつつ信号の記録再生を行う回転ヘッド
    を備え、 該回転ヘッドのトレース方向について互いに異なる位置
    に配設された複数の領域中の何れかの領域に対して選択
    的に、ビデオ信号もしくはオーディオ信号を記録し、再
    生する回転ヘッド型記録または再生装置であって、 前記回転ヘッドの出力信号中のビデオ信号の有無を検出
    する第1の検出手段と、 前記回転ヘッドの出力信号中のオーディオ信号の有無を
    検出する第2の検出手段と、 前記複数の領域に対応したタイミングで前記第1の検出
    手段及び第2の検出手段の検出出力を夫々抽出し、各領
    域について、ビデオ信号が記録されているかオーデイオ
    信号が記録されているか未記録状態であるかを判別する
    判別手段と、 を具える回転ヘッド型記録または再生装置。
JP60034779A 1985-02-22 1985-02-22 回転ヘツド型記録または再生装置 Expired - Lifetime JPH0719326B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5835117U (ja) * 1981-08-28 1983-03-07 ソニー株式会社 ビデオ信号記録装置
JPS59221854A (ja) * 1983-05-30 1984-12-13 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置

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JPS61194602A (ja) 1986-08-29

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