JPH07192494A - 集積回路のメモリテスト回路 - Google Patents

集積回路のメモリテスト回路

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JPH07192494A
JPH07192494A JP5331885A JP33188593A JPH07192494A JP H07192494 A JPH07192494 A JP H07192494A JP 5331885 A JP5331885 A JP 5331885A JP 33188593 A JP33188593 A JP 33188593A JP H07192494 A JPH07192494 A JP H07192494A
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JP
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memory
test
data
input
memory test
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JP5331885A
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Akihisa Oka
晶久 岡
Kazutaka Obara
一剛 小原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路チップ内に複数のメモリ回路ブロッ
クを備える場合、そのメモリテスト用データ出力バスの
配線によるチップ面積増加を抑える。 【構成】 第1、2、3のメモリ回路ブロック100、
110、120の出力に3ステートバッファ108、1
18、128の入力を接続し、その各バッファの出力を
テスト用データ出力バス134に共通に接続する。各メ
モリ回路ブロックのメモリテストを行う場合は、テスト
すべきメモリにデータを書き込んだ後、そのメモリ回路
ブロックに繋がる3ステートバッファのみを”ON”した
状態でアドレスを与えることにより、メモリからデータ
を読み出して共通メモリテスト用データ出力バス134
に出力し、その出力データと、書き込んだデータとを外
部で比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路チップ内のメ
モリをテストするメモリテスト回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の集積回路チップ内のメモリ
テスト回路の構成概略を示す。ここでは、集積回路内に
3つのメモリ回路ブロックが存在する場合について説明
する。図3において、500、510、520は各々第
1、2、3、のメモリ回路ブロック、502、512、
522は各々、前記第1、2、3のメモリ回路ブロック
500、510、520のデータ入力datain1 、2 、3
に対して、通常動作時のノーマル入力データndatain1、
2 、3 と、メモリテスト時のテスト入力データtdatain
との何れか一方を選択切り替えして入力するセレクタで
ある。
【0003】また、504、514、524は各々前記
第1、2、3のメモリ回路ブロック500、510、5
20のアドレス入力addressin1、2 、3 に対して、通常
動作時のノーマル入力アドレスnaddressin1 、2 、3
と、メモリテスト時のテスト入力アドレスtaddressinと
の何れか一方を選択切り替えして入力するセレクタ、5
06、516、526は、各々前記第1、2、3のメモ
リ回路ブロック500、510、520のライトイネー
ブル入力we1 、2 、3 に対して、通常動作時のノーマル
ライトイネーブル入力nwe1、2 、3 と、メモリテスト時
のテストライトイネーブル入力twe1、2 、3 との何れか
一方を選択切り替えして入力するセレクタである。
【0004】更に、530はメモリテスト時のテスト入
力アドレスtaddressinの信号を伝送するメモリテスト用
アドレス入力バス、532はメモリテスト時のテスト入
力データtdatain の信号を伝送するメモリテスト用デー
タ入力バス、534は第1のメモリ回路ブロック500
のデータ出力dataout1からの通常動作時のノーマル出力
データndataout1 より分岐したメモリテスト出力データ
tdataout1 の信号を伝送するメモリテスト用データ出力
バス、536は第2のメモリ回路ブロック510のデー
タ出力dataout2からの通常動作時のノーマル出力データ
ndataout2 より分岐したメモリテスト出力データtdatao
ut2 の信号を伝送するメモリテスト用データ出力バス、
538は第3のメモリ回路ブロック520のデータ出力
dataout3からの通常動作時のノーマル出力データndatao
ut3 より分岐したメモリテスト出力データtdataout3 の
信号を伝送するメモリテスト用データ出力バスである。
【0005】前記第1、2、3のメモリ回路ブロック5
00、510、520に対しては、各々、データ入力da
tain1 、2 、3 にデータを、アドレス入力addressin1、
2 、3 にアドレスを与えておき、ライトイネーブル入力
we1 、2 、3 をロウレベル(以後”L”とする)からハ
イレベル(以後”H”とする)とすることにより、指定
したアドレスのメモリへの書き込みを行う。また、ライ
トイネーブル入力 we1 、2 、3 を”L”にした状態で
アドレス入力addressin1、2 、3 にアドレスを与えるこ
とにより、指定したアドレスのメモリ内のデータをデー
タ出力 dataout1、2 、3 に出力させる。
【0006】通常動作時においては、各セレクタ50
2、504、506、512、514、516、52
2、524、526を用いて、第1、2、3のメモリ回
路ブロック500、510、520のアドレス入力addr
essin1、2 、3 にノーマル入力アドレスnaddressin1 、
2 、3 を、データ入力datain1 、2 、3 にノーマル入力
データndatain1、2 、3 を、ライトイネーブル入力we1
、2 、3 にノーマルライトイネーブル入力nwe1、2 、3
を各々入力するよう制御して、メモリへのデータの書
き込み、又はメモリからのデータの読み出しを行う。
【0007】メモリテスト時においては、各セレクタ5
02、504、506、512、514、516、52
2、524、526により第1、2、3のメモリ回路ブ
ロック500、510、520のアドレス入力addressi
n1、2 、3 にテスト入力アドレスtaddressinを、データ
入力datain1 、2 、3 にテスト入力データtdatain を、
ライトイネーブル入力we1 、2 、3 にテストライトイネ
ーブル入力twe1、2 、3 を各々入力するよう制御する。
例えば、第1のメモリ回路ブロック500のテストを行
う場合は、テスト入力アドレスtaddressinとテスト入力
データtdatain とを与えておき、第1のメモリ回路ブロ
ック500のテストライトイネーブル入力twe1を”L”
から”H”とすることにより、第1のメモリ回路ブロッ
ク500への書き込みを行い、その後、全てのテストラ
イトイネーブル入力twe1、2 、3 を”L”とした後、テ
スト入力アドレスtaddressinを与え、第1のメモリ回路
ブロック500のメモリテスト用データ出力バス534
に出力されるメモリテスト出力データtdataout1 と、先
に入力したテスト入力データtdatain とを比較して、メ
モリテストを行っていた。同様に、テスト入力アドレス
taddressinとテスト入力データtdatain とを与えてお
き、第2のメモリ回路ブロック510のテストを行う場
合は、テストライトイネーブル入力twe2のみを”L”か
ら”H”に、第3のメモリ回路ブロック520のテスト
を行う場合は、テストライトイネーブル入力twe3のみ
を”L”から”H”に対して、メモリへのデータ書き込
みを行い、その後、全てのテストライトイネーブル入力
twe1、2 、3 を”L”とした後、テスト入力アドレスta
ddressinを与え、第2又は第3のメモリ回路ブロック5
10、520のメモリテスト用データ出力バス536又
は538に出力されるメモリテスト出力データtdataout
2 又はtdataout3 と、先に入力したテスト入力データtd
atain とを比較して、メモリテストを行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようなメモリテスト回路では、各メモリから数多く
のメモリテスト用出力データバス配線がチップ上を走っ
ており、通常動作時には必要のないこれらの配線のため
にチップ面積が増加してしまうという課題があった。例
えば、仮に、集積回路チップ内に10個のメモリ回路ブ
ロックが存在し、全てのメモリテスト用データ出力バス
幅が16ビットであり、配線1本当たり3ミクロンの幅
が必要であるとすると、メモリテスト用のデータ出力バ
ス配線は480ミクロン(=16×10×3)もの幅に
渡って占めることになる。
【0009】また、通常動作時にも、これらのテスト用
出力データの配線の負荷容量を駆動しなければならず、
不必要な電力を消費する欠点があった。
【0010】本発明はこのような課題を解消して、チッ
プ面積の増加を抑えることができ、しかも低消費電力で
動作する,集積回路チップに対するメモリテスト回路を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を解決す
るために、本発明では、1つのメモリテスト用出力バス
を複数のメモリ回路ブロックで共用できる構成を採用す
る。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明の集積回路
のメモリテスト回路は、集積回路が有する複数個のメモ
リ回路ブロックの機能をテストする回路であって、前記
各メモリ回路に対応して設けられ、対応するメモリ回路
のデータ出力を入力とする3ステートバッファと、前記
各3ステートバッファの出力が接続されるメモリテスト
用共通出力バスとを設ける構成とする。
【0013】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の発明のメモリテスト用共通出力バスを特定し
て、メモリテスト用共通出力バスを、各メモリ回路ブロ
ックにテストデータを入力するためのメモリテスト用共
通入力バスによって兼用する構成とする。
【0014】
【作用】上記した構成により、請求項1記載の発明の集
積回路のメモリテスト回路では、複数個のメモリ回路ブ
ロックのうち、テストしようとする回路ブロックに対応
する3ステートバッファをONして、そのメモリ回路ブ
ロックの出力のみをメモリテスト用共通出力バスに接続
することを、順次、各メモリ回路ブロックついて行う。
【0015】ここに、メモリテスト用共通出力バスは、
複数個のメモリ回路ブロックで共用されているので、メ
モリテスト用出力バスの配線本数が減少して、チップ面
積の増大が抑えられる。また、通常動作時には、全ての
3ステートバッファをOFFして、メモリテスト用共通
出力バスを全てのメモリ回路ブロックから電気的に切離
すことができるので、通常動作時での駆動すべき負荷容
量を軽減することができ、低消費電力で動作する集積回
路を提供することができる。
【0016】特に、請求項2記載の発明の集積回路のメ
モリテスト回路では、メモリテスト用共通出力バスがメ
モリテスト用共通入力バスによって兼用されているの
で、メモリテスト用出力バスとして専用のバス配線が不
要となって、より一層にチップ面積の増大を抑えること
ができる。
【0017】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の第1の実施例のメモリ
テスト回路の構成について、図面を参照しながら説明す
る。
【0018】図1に本発明の第1の実施例のメモリテス
ト回路の概略構成図を示す。
【0019】図1において、100、110、120は
各々バス幅nビットのデータ出力dataout1, 2,3 を有す
る第1、2、3のメモリ回路ブロック、130はメモリ
テスト時のテスト入力アドレスtaddressinの信号を伝送
するメモリテスト用アドレス入力バス、132はメモリ
テスト時のテスト入力データtdatain の信号を伝送する
メモリテスト用データ入力バス、134はメモリテスト
時のテスト出力データtdataoutの信号を伝送するメモリ
テスト用データ出力バスである。
【0020】また、102、112、122は各々第
1、2、3のメモリ回路ブロック100、110、12
0のデータ入力datain1 、2 、3 に対して、通常動作時
のノーマル入力データndatain1、2 、3 と、メモリテス
ト時のテスト入力データtdatain との何れか一方を選択
切り替えして入力するセレクタ、104、114、12
4は各々第1、2、3のメモリ回路ブロック100、1
10、120のアドレス入力addressin1、2 、3 に対し
て、通常動作時のノーマル入力アドレスnaddressin1 、
2 、3 と、メモリテスト時のテスト入力アドレスtaddre
ssinとの何れか一方を選択切り替えして入力するセレク
タ、106、116、126は各々第1、2、3のメモ
リ回路ブロック100、110、120のライトイネー
ブル入力we1 、2 、3 に対して、通常動作時のノーマル
ライトイネーブル入力nwe1、2 、3 と、メモリテスト時
のテストライトイネーブル入力twe1、2 、3との何れか
一方を選択切り替えして入力するセレクタである。
【0021】そして、本発明の特徴として、108、1
18、128は、バス幅nビットに対応してn×m(m
=3)個備えられる3ステートバッファであって、これ
等3ステートバッファは、各々、第1、2、3のメモリ
回路ブロック100、110、120のデータ出力data
out1、2 、3 からの通常動作時のノーマル出力データnd
ataout1 、2 、3 より分岐したデータを入力とすると共
に、メモリテスト用制御信号toe1、2 、3 により制御さ
れる。
【0022】また、134はバス幅nビットのメモリテ
スト用データ出力バスであって、前記メモリテスト用デ
ータ出力バス134には、前記各3ステートバッファが
接続されて、各3ステートバッファからのメモリテスト
出力データtdataoutが出力される。
【0023】ここで、第1、2、3、のメモリ回路ブロ
ック100、110、120のデータ入力datain1 、2
、3 、データ出力dataout1、2 、3 及びアドレス入力a
ddressin1、2 、3 の各々のビット幅は同じであると仮
定する。
【0024】前記第1、2、3のメモリ回路ブロック1
00、110、120については、各々、データ入力da
tain1 、2 、3 にデータを、アドレス入力addressin1、
2 、3 にアドレスを与えておき、ライトイネーブル入力
we1 、2 、3 を”L”から”H”とすることにより、指
定したアドレスのメモリへの書き込みを行う。また、ラ
イトイネーブル入力we1 、2 、3 を”L”としておき、
アドレス入力addressin1、2 、3 にアドレスを与えるこ
とにより、指定したアドレスのメモリ内のデータをデー
タ出力dataout1、2 、3 に出力する。
【0025】通常動作時においては、各セレクタ10
2、104、106、112、114、116、12
2、124、126を用いて、第1、2、3のメモリ回
路ブロック100、110、120のデータ入力datain
1 、2 、3 にノーマル入力データndatain1、2 、3 を、
アドレス入力addressin1、2 、3 にノーマル入力アドレ
スnaddressin1 、2 、3 を、ライトイネーブル入力we1
、2 、3 にノーマルライトイネーブル入力nwe1、2 、3
を各々入力するよう制御すると共に、3ステートバッ
ファ108、118、128の出力がハイインピーダン
ス状態となるようそれ等の制御信号toe1、2 、3 を”
L”としておいて、メモリへのデータの書き込み、又は
メモリからのデータの読み出しを行う。
【0026】メモリテスト時においては、各セレクタ1
02、104、106、112、114、116、12
2、124、126を用いて、第1、2、3のメモリ回
路ブロック100、110、120のデータ入力datain
1 、2 、3 にテスト入力データtdatain を、アドレス入
力addressin1、2 、3 にテスト入力アドレスtaddressin
を、ライトイネーブル入力we1 、2 、3 にテストライト
イネーブル入力twe1、2 、3 を各々入力するよう制御す
る。
【0027】即ち、第1のメモリ回路ブロック100の
テストを行う場合は、先ず、3ステートバッファ10
8、118、128の制御信号toe1、2 、3 を”L”と
して、それ等の出力をハイインピーダンス状態としてお
く。次に、メモリテスト用アドレス入力バス130より
テスト入力アドレスtaddressinを、メモリテスト用デー
タ入力バス132よりテスト入力データtdatain を各々
与えておき、第1のメモリ回路ブロック100のテスト
ライトイネーブル入力twe1を”L”から”H”とするこ
とにより、第1のメモリ回路ブロック100への書き込
みを行い、その後全てのテストライトイネーブル入力tw
e1、2 、3 を”L”とし、3ステートバッファ108の
制御信号toe1を”H”とし、テスト入力アドレスtaddre
ssinを与えて、メモリテスト用データ出力バス134に
第1のメモリ回路ブロック100より出力されるメモリ
テスト出力データtdataoutと、テスト入力データtdatai
n とを比較して、メモリテストを行う。
【0028】同様に、第2のメモリ回路ブロック110
のテストを行う場合には、3ステートバッファ108、
118、128の制御信号toe1、2 、3 を”L”とし
て、それ等の出力をハイインピーダンス状態とし、テス
ト入力アドレスtaddressinとテスト入力データtdatain
とを与えておき、第2のメモリ回路ブロック110のテ
ストライトイネーブル入力twe2のみを”L”から”H”
とすることにより、第2のメモリ回路ブロック110へ
の書き込みを行い、その後、全てのテストライトイネー
ブル入力twe1、2 、3 を”L”とし、3ステートバッフ
ァ118の制御信号toe2を”H”とし、テスト入力アド
レスtaddressinを与えて、第2のメモリ回路ブロック1
10よりメモリテスト用データ出力バス134に出力さ
れるメモリテスト出力データtdataoutと、テスト入力デ
ータtdatain とを比較して、メモリテストを行う。
【0029】また、同様に第3のメモリ回路ブロック1
20のテストを行う場合には、3ステートバッファ10
8、118、128の制御信号toe1、2 、3 を”L”と
して、それ等の出力をハイインピーダンス状態とし、テ
スト入力アドレスtaddressinとテスト入力データtdatai
n とを与えておき、第3のメモリ回路ブロック120の
テストライトイネーブル入力twe3のみを”L”から”
H”とすることにより、第3のメモリ回路ブロック12
0への書き込みを行い、その後、全てのテストライトイ
ネーブル入力twe1、2 、3 を”L”とし、3ステートバ
ッファ128の制御信号toe3を”H”とし、テスト入力
アドレスtaddressinを与え、第3のメモリ回路ブロック
120よりメモリテスト用データ出力バス134に出力
されるメモリテスト出力データtdataoutとテスト入力デ
ータtdatain とを比較して、メモリテストを行う。
【0030】ここで、仮に、集積回路チップ内に10個
のメモリ回路ブロックがあり、全てのメモリテスト用デ
ータ出力バス幅が16ビットであり、配線1本当たり3
ミクロンの幅が必要であるとすると、従来メモリテスト
用のデータ出力バス配線は480ミクロン(=16×1
0×3)もの幅を占めていたが、これが48ミクロン
(=16×1×3)と非常に小さくなる。
【0031】以上説明したように、本発明の第1の実施
例によれば、3ステートバッファを制御して、集積回路
チップ内の複数のメモリのメモリテスト用データ出力バ
スを全てのメモリに対して共通に用いたので、メモリテ
スト用データ出力バス配線によるチップ面積増加を抑え
ることができる。また、通常動作時には、これ等のメモ
リテスト用データ出力バス配線の負荷容量を駆動する必
要がないので、低消費電力で動作することができる。
【0032】尚、本実施例では、集積回路チップ内のメ
モリ回路ブロックの数を3つとしたが、その個数は限定
されず、幾つであってもよい。また、第1、2、3、の
メモリ回路ブロックのデータ入力datain1 、2 、3 、デ
ータ出力dataout1、2 、3 、及びアドレス入力addressi
n1、2 、3 の各々のビット幅は同じであるとしたが、各
々のビット幅が異なる場合には、テスト用共通バスtdat
ain 、tdataout、taddressinをそれ等のうちの最大のビ
ット幅に設定し、最大のビット幅より少ないビット幅の
メモリのdatain、dataout 、addressin には、それ等の
ビット幅分だけテスト用共通バスに接続すればよい。ま
た、各メモリ回路ブロックをシングルポートとしたが、
マルチポートの場合についても、各ポートを独立に制御
できるので、同様にメモリ回路ブロックのテストを行え
ばよい。
【0033】(第2の実施例)以下、本発明の第2の実
施例のメモリテスト回路の構成について、図面を参照し
ながら説明する。
【0034】図2に本発明の第2の実施例のメモリテス
ト回路の概略構成図を示す。
【0035】図2において、232はメモリテスト時の
テスト入力又はテスト出力データtdataio の信号を伝送
するメモリテスト用データ入出力バス、202、212
である。
【0036】また、202、212、222は各々第
1、2、3のメモリ回路ブロック100、110、12
0のデータ入力datain1 、2 、3 に対して、通常動作時
のノーマル入力データndatain1、2 、3 と、メモリテス
ト時のメモリテスト用データ入出力バス232に載せた
メモリテスト入力データtdataio との何れか一方を選択
切り替えして入力するセレクタである。
【0037】更に、208、218、228は3ステー
トバッファであって、前記第1、2、3のメモリ回路ブ
ロック100、110、120のデータ出力dataout1、
2 、3 からの通常動作時のノーマル出力データndataout
1 、2 、3 より分岐したデータを入力とすると共に、メ
モリテスト用制御信号toe1、2 、3 により制御され、メ
モリテスト出力データtdataio をメモリテスト用データ
入出力バス232に出力するものである。また、240
はメモリテスト用データ入出力バス232に接続した入
出力バッファである。
【0038】ここで、第1、2、3、のメモリ回路ブロ
ック100、110、120のデータ入力datain1 、2
、3 、データ出力dataout1、2 、3 及びアドレス入力a
ddressin1、2 、3 の各々のビット幅は同じであるとす
る。
【0039】前記第1の実施例でも示したように、第
1、2、3のメモリ回路ブロック100、110、12
0においては、各々、データ入力datain1 、2 、3 にデ
ータを、アドレス入力addressin1、2 、3 にアドレスを
与えておき、ライトイネーブル入力we1 、2 、3 を”
L”から”H”とすることにより、指定したアドレスの
メモリへの書き込みを行う。また、ライトイネーブル入
力we1 、2 、3 を”L”としておき、アドレス入力addr
essin1、2 、3 にアドレスを与えることにより、指定し
たアドレスのメモリ内のデータをデータ出力dataout1、
2 、3 に出力する。
【0040】通常動作時においては、各セレクタ20
2、104、106、212、114、116、22
2、124、126を用いて、第1、2、3のメモリ回
路ブロック100、110、120のデータ入力datain
1 、2 、3 にノーマル入力データndatain1、2 、3 を、
アドレス入力addressin1、2 、3 にノーマル入力アドレ
スnaddressin1 、2 、3 を、ライトイネーブル入力we1
、2 、3 にノーマルライトイネーブル入力nwe1、2 、3
を各々入力するよう制御すると共に、3ステートバッ
ファ208、218、228の出力がハイインピーダン
ス状態となるようそれらの制御信号toe1、2 、3 を”
L”としておいて、メモリへのデータの書き込み、又は
メモリからのデータの読み出しを行う。
【0041】メモリテスト時においては、各セレクタ2
02、104、106、212、114、116、22
2、124、126を用いて、第1、2、3のメモリ回
路ブロック100、110、120のデータ入力datain
1 、2 、3 にテスト入力データtdataio を、アドレス入
力addressin1、2 、3 にテスト入力アドレスtaddressin
を、ライトイネーブル入力we1 、2 、3 にテストライト
イネーブル入力twe1、2 、3 を各々入力するよう制御す
る。
【0042】即ち、第1のメモリ回路ブロック100の
テストを行う場合は、先ず、3ステートバッファ20
8、218、228の制御信号toe1、2 、3 を”L”と
して、それ等の出力をハイインピーダンス状態としてお
く。次に、メモリテスト用アドレス入力バス130より
テスト入力アドレスtaddressinを、メモリテスト用デー
タ入出力バス232よりテスト入力データtdataio を各
々与えておき、第1のメモリ回路ブロック100のテス
トライトイネーブル入力twe1を”L”から”H”とする
ことにより、第1のメモリ回路ブロック100への書き
込みを行い、その後、全てのテストライトイネーブル入
力twe1、2 、3 を”L”とし、3ステートバッファ20
8の制御信号toe1を”H”とし、テスト入力アドレスta
ddressinを与えて、第1のメモリ回路ブロック100よ
りメモリテスト用データ入出力バス232に出力される
メモリテスト出力データtdataio と、そのアドレスのメ
モリに書き込んだテスト入力データとを比較して、メモ
リテストを行う。
【0043】同様に、第2のメモリ回路ブロック110
のテストを行う場合には、3ステートバッファ208、
218、228の制御信号toe1、2 、3 を”L”とし
て、それ等の出力をハイインピーダンス状態とし、テス
ト入力アドレスtaddressinとテスト入力データtdataio
とを与えておき、第2のメモリ回路ブロック110のテ
ストライトイネーブル入力twe2のみを”L”から”H”
とすることにより、第2のメモリ回路ブロック110へ
の書き込みを行い、その後、全てのテストライトイネー
ブル入力twe1、2 、3 を”L”とし、3ステートバッフ
ァ218の制御信号toe2を”H”とし、テスト入力アド
レスtaddressinを与えて、第2のメモリ回路ブロック1
10よりメモリテスト用データ入出力バス232に出力
されるメモリテスト出力データtdataio と、そのアドレ
スのメモリに書き込んだテスト入力データとを比較し
て、メモリテストを行う。
【0044】また、同様に第3のメモリ回路ブロック1
20のテストを行う場合には、3ステートバッファ20
8、218、228の制御信号toe1、2 、3 を”L”と
して、それ等の出力をハイインピーダンス状態とし、テ
スト入力アドレスtaddressinとテスト入力データtdatai
o とを与えておき、第3のメモリ回路ブロック120の
テストライトイネーブル入力twe3のみを”L”から”
H”とすることにより、第3のメモリ回路ブロック12
0への書き込みを行い、その後、全てのテストライトイ
ネーブル入力twe1、2 、3 を”L”とし、3ステートバ
ッファ228の制御信号toe3を”H”とし、テスト入力
アドレスtaddressinを与えて、第3のメモリ回路ブロッ
ク120よりメモリテスト用データ入出力バス232に
出力されるメモリテスト出力データtdataio と、そのア
ドレスのメモリに書き込んだテスト入力データとを比較
して、メモリテストを行う。
【0045】ここで、仮に、集積回路チップ内に10個
のメモリ回路ブロックがあり、全てのメモリテスト用デ
ータ出力バス幅が16ビットであり、配線1本当たり3
ミクロンの幅が必要であるとすると、従来メモリテスト
用のデータ出力バス配線は480ミクロン(=16×1
0×3)もの幅を占めていたが、メモリテスト用データ
入力バスとメモリテスト用データ出力バスとを共通化し
たので、これが全く不必要になる。
【0046】以上説明したように、本発明の第2の実施
例によれば、3ステートバッファを制御し、集積回路チ
ップ内の複数のメモリのメモリテスト用データ入力バス
とメモリテスト用データ出力バスとを共通化して、全て
のメモリに対して共通に用いたので、メモリテスト用デ
ータ出力バス配線を不要にでき、メモリテストのための
配線によるチップ面積増加を非常に小さくすることがで
きる。また、通常動作時にこれ等のメモリテスト用デー
タ出力バス配線の負荷容量を駆動する必要がなく、低消
費電力で動作することが可能である。
【0047】尚、本実施例では、集積回路チップ内のメ
モリ回路ブロックの数を3つとしたが、幾つであっても
よい。また、第1、2、3、のメモリ回路ブロックのデ
ータ入力datain1 、2 、3 、データ出力dataout1、2 、
3 、及びアドレス入力addressin1、2 、3 の各々のビッ
ト幅は同じであるとしたが、各々のビット幅が異なる場
合は、テスト用共通バスtdatain 、tdataout、taddress
inをそれ等のうちの最大のビット幅とし、最大のビット
幅より少ないビット幅のメモリのdatain、dataout 、ad
dressin には、それ等のビット幅分だけテスト用共通バ
スに接続すればよい。また、メモリ回路ブロックをシン
グルポートとしたが、マルチポートの場合についても、
各ポートを独立に制御できるので、同様にメモリ回路ブ
ロックのテストを行えばよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明では、集積回路チップ内の複数のメモリ回
路ブロックに対して、メモリテスト用データ出力バスを
共通に用いたので、メモリテスト用データ出力バス配線
によるチップ面積増加を有効に抑えることができると共
に、通常動作時には、これ等のメモリテスト用データ出
力バスを複数個のメモリ回路ブロックから電気的に切離
すことができて、メモリテスト用データ出力バス配線の
負荷容量を駆動する必要がなく、低消費電力で動作させ
ることができる効果を奏する。
【0049】特に、請求項2記載の発明では、メモリテ
スト用データ出力バスをメモリテスト用データ入力バス
によって兼用したので、メモリテスト用データ出力バス
専用のバス配線を不要にでき、より一層に、メモリテス
トのための配線によるチップ面積増加を小さくすること
ができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のメモリテスト回路の概
略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例のメモリテスト回路の概
略構成図である。
【図3】従来のメモリテスト回路の概略構成図である。
【符号の説明】
100 第1のメモリ回路ブロック 110 第2のメモリ回路ブロック 120 第3のメモリ回路ブロック 102、104、106 112、114、116 122、124、126 セレクタ 108、118、128 3ステートバッファ 130 メモリテスト用アドレス入
力バス 132 メモリテスト用データ入力
バス 134 メモリテスト用データ出力
バス 202、212、222 セレクタ 208、218、228 3ステートバッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路が有する複数個のメモリ回路ブ
    ロックの機能をテストするメモリテスト回路であって、
    前記各メモリ回路に対応して設けられ、対応するメモリ
    回路のデータ出力を入力とする3ステートバッファと、
    前記各3ステートバッファの出力が接続されるメモリテ
    スト用共通出力バスとを備えたことを特徴とする集積回
    路のメモリテスト回路。
  2. 【請求項2】 メモリテスト用共通出力バスは、各メモ
    リ回路ブロックにテストデータを入力するためのメモリ
    テスト用共通入力バスによって兼用されることを特徴と
    する請求項1記載の集積回路のメモリテスト回路。
  3. 【請求項3】 メモリ回路ブロックは、バス幅nビット
    のデータ出力を有するm個の回路より成り、3ステート
    バッファはn×m個備えられ、メモリテスト用共通出力
    バスはバス幅nビットであることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の集積回路のメモリテスト回路。
  4. 【請求項4】 複数個のメモリ回路ブロックは、データ
    出力の最大バス幅がnビットのメモリ回路ブロックと、
    バス幅が前記最大バス幅より小さいバス幅li(li<n )
    ビットのメモリ回路ブロックとから成り、メモリテスト
    用共通出力バスは前記バス幅nビットであり、前記バス
    幅がli(li<n )ビットのメモリ回路ブロックに対応す
    る3ステートバッファは、前記nビットのメモリテスト
    用共通出力バス[n-1:0] のうち、最下位ビットからli-1
    ビット[li-1:0]に接続されることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の集積回路のメモリテスト回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6558734B2 (en) * 2001-02-09 2003-05-06 Medtronic, Inc. Methods for modifying surfaces of articles

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US6558734B2 (en) * 2001-02-09 2003-05-06 Medtronic, Inc. Methods for modifying surfaces of articles

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