JPH0719154A - 潮の干満による海面のレベルの変化と浮力の原理を利用した電力発電 - Google Patents
潮の干満による海面のレベルの変化と浮力の原理を利用した電力発電Info
- Publication number
- JPH0719154A JPH0719154A JP19374191A JP19374191A JPH0719154A JP H0719154 A JPH0719154 A JP H0719154A JP 19374191 A JP19374191 A JP 19374191A JP 19374191 A JP19374191 A JP 19374191A JP H0719154 A JPH0719154 A JP H0719154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- container
- water
- buoyancy
- electric power
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- Pending
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- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水面のレベルの上昇につれて、水面に浮かぶ
軽量の容器に働く浮力の作用を利用しながら、互いにサ
イズが異なり、かつ互いにシャフト上で固定されている
滑車またはギアのペア群を次々に連動させることによ
り、シャフトの回転速度を早めながら発電機を回転させ
てゆき発電を行う。 【構成】 図１において軽量の容器Ａを水面に浮かべ、
ワイヤロープの一端をこの容器に固定し、さらにこのワ
イヤロープの一端を水床面に据えられた滑車Ｂを通して
滑車Ｃ１に巻き付ける。水位の上昇につれて容器Ａに浮
力が働き、これにともなって、滑車Ｃ１に巻き付けられ
たワイヤロープは滑車Ｃ１を引っ張り、回転させる。そ
こでシャフト上で互いに固定され、かつ互いにサイズの
異なるペアの滑車群Ｃ１−Ｃ２、Ｄ１−Ｄ２、−−−ｎ
がベルトを通して次々に連動して回転してゆくが、これ
によって滑車の回転速度は後にゆくほど早められてゆ
き、こうして発電機ＦのシャフトＧが回転し、発電機Ｆ
が作動して、発電が行われる仕組みになっている。
軽量の容器に働く浮力の作用を利用しながら、互いにサ
イズが異なり、かつ互いにシャフト上で固定されている
滑車またはギアのペア群を次々に連動させることによ
り、シャフトの回転速度を早めながら発電機を回転させ
てゆき発電を行う。 【構成】 図１において軽量の容器Ａを水面に浮かべ、
ワイヤロープの一端をこの容器に固定し、さらにこのワ
イヤロープの一端を水床面に据えられた滑車Ｂを通して
滑車Ｃ１に巻き付ける。水位の上昇につれて容器Ａに浮
力が働き、これにともなって、滑車Ｃ１に巻き付けられ
たワイヤロープは滑車Ｃ１を引っ張り、回転させる。そ
こでシャフト上で互いに固定され、かつ互いにサイズの
異なるペアの滑車群Ｃ１−Ｃ２、Ｄ１−Ｄ２、−−−ｎ
がベルトを通して次々に連動して回転してゆくが、これ
によって滑車の回転速度は後にゆくほど早められてゆ
き、こうして発電機ＦのシャフトＧが回転し、発電機Ｆ
が作動して、発電が行われる仕組みになっている。
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は以下の三つの基本的特性を利用することによ
り発電を行うものである： １）潮の干満等による海水面のレベルの変化を利用す
る。例えば干潮から満潮に向かうにつれて海水の量は増
加する。この増加する海水の重力を利用して発電を行
う。
り発電を行うものである： １）潮の干満等による海水面のレベルの変化を利用す
る。例えば干潮から満潮に向かうにつれて海水の量は増
加する。この増加する海水の重力を利用して発電を行
う。
２）その為に浮力の原理を利用する。すなわち水の中に
物を入れると、その物の体積に相当する量の水が排除さ
れる。軽量の容器が海面に浮かんでいる場合、潮が干潮
から満潮に向かう時に海面とともに容器は上に押し上げ
られる。この力を利用する。もっとも、潮の変化による
海面のレベルが変化する量は一定時間あたり比較的少な
く、したがってそのままの状態では増加した海水の重力
を利用して得られる運動量は限られている。そこで次の
方法によりその運動量を増幅する。
物を入れると、その物の体積に相当する量の水が排除さ
れる。軽量の容器が海面に浮かんでいる場合、潮が干潮
から満潮に向かう時に海面とともに容器は上に押し上げ
られる。この力を利用する。もっとも、潮の変化による
海面のレベルが変化する量は一定時間あたり比較的少な
く、したがってそのままの状態では増加した海水の重力
を利用して得られる運動量は限られている。そこで次の
方法によりその運動量を増幅する。
３）直径の異なる二つの滑車をベルトでつないで回転さ
せると、大きい滑車の回転する速度に比べて小さい滑車
では早い回転速度が得られる。
せると、大きい滑車の回転する速度に比べて小さい滑車
では早い回転速度が得られる。
以上の三つの条件を利用して次の発電に関する発明を行
った：図１に示した様に、軽い、中が空洞になった、水
に浮かんでいる容器Ａにワイヤロープが固定されてい
る。このワイヤロープは海床に据えられたコンクリート
・ブロックに固定された滑車Ｂを通って、小さな滑車Ｃ
１に巻かれた状態でつながっている。 さらに小さな滑
車Ｃ１と大きな滑車Ｃ２とは一体構造となって互いに固
定されている。次に大きな滑車Ｃ２と小さな滑車Ｄ１に
ついては、Ｃ２の回転がベルトを介してＤ１に伝わる仕
組みになっている。Ｃ２はＤ１に比べてその直径が大き
い為に、Ｃ１と一体構造になったＣ２からベルトを通し
てＣ１の回転の動きがＤ１に伝わる時には、Ｃ１の回転
速度より早い回転速度がＤ１において得られる。これと
同じ原理で、Ｃ１の回転速度はＤ１、Ｄ２を通してＥ１
において一層加速されることになる。これと同じ原理に
より、滑車の代わりに互いに直径の異なる歯車を噛み合
わせることにより回転速度を早める方法を用いることも
できる。さて軽量の、中が空洞になった容器Ａが水面に
浮かんでいるが、干潮から満潮に向かうにつれて、容器
Ａは水面とともに上にあがってゆく。この時に容器Ａは
ワイヤロープに固定されていて、ワイヤロープはさらに
滑車Ｂを通して小さい滑車Ｃ１に張りつめた状態で巻か
れている為に、小滑車Ｃ１は容器Ａが海面とともに上昇
するにつれて徐々に回転してゆく。小滑車Ｃ１の回転速
度は比較的遅いが、これはＣ２、Ｄ１、Ｄ２、Ｅ１、Ｅ
２．．．ｎとしだいに加速されてゆき、最後の滑車ｎに
おいては相当早い回転速度が得られる。さて最後の滑車
ｎは発電機ＦのシャフトＧに固定され連結している。こ
の様な仕組みによって、干潮から満潮に向かうにつれて
容器Ａが海面の上昇とともに上にあがってゆくことによ
り、各滑車は回転し、最後の滑車ｎのシャフトＧから発
電機ＦのシャフトＧにＣ１からの回転の動きが加速され
て伝わり、こうして発電機Ｆが回転することにより発電
が行われる。なお満潮から干潮になった時にワイヤロー
プを、Ｃ１を逆に回転させ、もとの位置に戻すことによ
り、再び最初の張りつめた状態にしておき、こうして再
び干潮から満潮に向けて上述の方法により発電が行われ
るようにする。
った：図１に示した様に、軽い、中が空洞になった、水
に浮かんでいる容器Ａにワイヤロープが固定されてい
る。このワイヤロープは海床に据えられたコンクリート
・ブロックに固定された滑車Ｂを通って、小さな滑車Ｃ
１に巻かれた状態でつながっている。 さらに小さな滑
車Ｃ１と大きな滑車Ｃ２とは一体構造となって互いに固
定されている。次に大きな滑車Ｃ２と小さな滑車Ｄ１に
ついては、Ｃ２の回転がベルトを介してＤ１に伝わる仕
組みになっている。Ｃ２はＤ１に比べてその直径が大き
い為に、Ｃ１と一体構造になったＣ２からベルトを通し
てＣ１の回転の動きがＤ１に伝わる時には、Ｃ１の回転
速度より早い回転速度がＤ１において得られる。これと
同じ原理で、Ｃ１の回転速度はＤ１、Ｄ２を通してＥ１
において一層加速されることになる。これと同じ原理に
より、滑車の代わりに互いに直径の異なる歯車を噛み合
わせることにより回転速度を早める方法を用いることも
できる。さて軽量の、中が空洞になった容器Ａが水面に
浮かんでいるが、干潮から満潮に向かうにつれて、容器
Ａは水面とともに上にあがってゆく。この時に容器Ａは
ワイヤロープに固定されていて、ワイヤロープはさらに
滑車Ｂを通して小さい滑車Ｃ１に張りつめた状態で巻か
れている為に、小滑車Ｃ１は容器Ａが海面とともに上昇
するにつれて徐々に回転してゆく。小滑車Ｃ１の回転速
度は比較的遅いが、これはＣ２、Ｄ１、Ｄ２、Ｅ１、Ｅ
２．．．ｎとしだいに加速されてゆき、最後の滑車ｎに
おいては相当早い回転速度が得られる。さて最後の滑車
ｎは発電機ＦのシャフトＧに固定され連結している。こ
の様な仕組みによって、干潮から満潮に向かうにつれて
容器Ａが海面の上昇とともに上にあがってゆくことによ
り、各滑車は回転し、最後の滑車ｎのシャフトＧから発
電機ＦのシャフトＧにＣ１からの回転の動きが加速され
て伝わり、こうして発電機Ｆが回転することにより発電
が行われる。なお満潮から干潮になった時にワイヤロー
プを、Ｃ１を逆に回転させ、もとの位置に戻すことによ
り、再び最初の張りつめた状態にしておき、こうして再
び干潮から満潮に向けて上述の方法により発電が行われ
るようにする。
【図１】これは水面のレベルの上昇にともなって生じる
浮力の作用を利用しながら、互いにシャフト上で固定さ
れ、互いにサイズの異なる滑車またはギアのペア群を連
動して回転させることにより、その回転速度を早めてゆ
き、こうして発電機を回転作動させて発電を行うシステ
ムの図面である。
浮力の作用を利用しながら、互いにシャフト上で固定さ
れ、互いにサイズの異なる滑車またはギアのペア群を連
動して回転させることにより、その回転速度を早めてゆ
き、こうして発電機を回転作動させて発電を行うシステ
ムの図面である。
Ａ 水に浮かぶ、ごく軽量の容器 Ｂ 滑車 Ｃ１ その一端が容器Ａに固定され、かつ滑車Ｂを通る
ワイヤロープのもう一方の端が巻き付けられている、比
較的サイズの小さい滑車 Ｃ２ Ｃ１の滑車と同一のシャフト上で固定された、Ｃ
１よりもサイズの大きい滑車 Ｄ１ ベルトによりＣ２からの回転力を受ける、比較的
サイズの小さい滑車 Ｄ２ Ｄ１の滑車と同一のシャフト上で固定された、Ｄ
１よりもサイズの大きい滑車 Ｅ１ ベルトによりＤ２からの回転力を受ける、比較的
サイズの小さい滑車 Ｅ２ Ｅ１の滑車と同一のシャフト上で固定された、Ｅ
１よりもサイズの大きい滑車 ｎ ベルトにより、前の滑車からの回転力を受ける、
発電機のシャフト上に固定された、比較的サイズの小さ
い滑車 Ｆ 発電機 Ｇ 滑車ｎが固定された、発電機のシャフト
ワイヤロープのもう一方の端が巻き付けられている、比
較的サイズの小さい滑車 Ｃ２ Ｃ１の滑車と同一のシャフト上で固定された、Ｃ
１よりもサイズの大きい滑車 Ｄ１ ベルトによりＣ２からの回転力を受ける、比較的
サイズの小さい滑車 Ｄ２ Ｄ１の滑車と同一のシャフト上で固定された、Ｄ
１よりもサイズの大きい滑車 Ｅ１ ベルトによりＤ２からの回転力を受ける、比較的
サイズの小さい滑車 Ｅ２ Ｅ１の滑車と同一のシャフト上で固定された、Ｅ
１よりもサイズの大きい滑車 ｎ ベルトにより、前の滑車からの回転力を受ける、
発電機のシャフト上に固定された、比較的サイズの小さ
い滑車 Ｆ 発電機 Ｇ 滑車ｎが固定された、発電機のシャフト
Claims (1)
- 本発明は図１で軽量容器Ａを水面に浮かべ、水位上昇に
よる浮力を利用して、容器Ａに固定され、かつ滑車Ｂを
通って滑車Ｃ１に巻き付けられたワイヤロープを介し
て、それぞれ固定され、かつ互いにサイズの異なるペア
の滑車群Ｃ１−Ｃ２、Ｄ１−Ｄ２、−−ｎを次々にベル
トを介して連動させてゆくことにより、その回転速度を
早めながら、最後に発電機Ｆを作動させて発電を行うも
のである。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19374191A JPH0719154A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 潮の干満による海面のレベルの変化と浮力の原理を利用した電力発電 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19374191A JPH0719154A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 潮の干満による海面のレベルの変化と浮力の原理を利用した電力発電 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719154A true JPH0719154A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16313040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19374191A Pending JPH0719154A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 潮の干満による海面のレベルの変化と浮力の原理を利用した電力発電 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719154A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7498685B2 (en) | 2005-11-09 | 2009-03-03 | Timothy John Emmanuel Turner | Electrical generator |
| JP2009127439A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Dai Electronics:Kk | 潮汐エネルギ利用負荷駆動方法及び装置 |
| US10902835B2 (en) | 2017-02-16 | 2021-01-26 | Fujifilm Corporation | Soundproof structure |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53460A (en) * | 1976-06-22 | 1978-01-06 | Danfoss As | Compression refrigeration machine |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP19374191A patent/JPH0719154A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53460A (en) * | 1976-06-22 | 1978-01-06 | Danfoss As | Compression refrigeration machine |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7498685B2 (en) | 2005-11-09 | 2009-03-03 | Timothy John Emmanuel Turner | Electrical generator |
| JP2009127439A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Dai Electronics:Kk | 潮汐エネルギ利用負荷駆動方法及び装置 |
| US10902835B2 (en) | 2017-02-16 | 2021-01-26 | Fujifilm Corporation | Soundproof structure |
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