JPH071912Y2 - 天井埋込型スピーカの取付構造 - Google Patents

天井埋込型スピーカの取付構造

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JPH071912Y2
JPH071912Y2 JP10417988U JP10417988U JPH071912Y2 JP H071912 Y2 JPH071912 Y2 JP H071912Y2 JP 10417988 U JP10417988 U JP 10417988U JP 10417988 U JP10417988 U JP 10417988U JP H071912 Y2 JPH071912 Y2 JP H071912Y2
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武 丸山
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は天井埋込型スピーカの取付構造に係り、特に取
付用ねじを使用せずに取付可能とした天井埋込型スピー
カの取付構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、広く実施されている天井埋込型スピーカは、スピ
ーカを取付けるグリルと、グリルに取付けるカバーと、
カバーを天井板に取付ける飾り枠とからなっている。
グリルはその下面に音響孔がデザインされており、スピ
ーカとカバーがこれに取付けられる。カバーは主に防災
上の安全のために必要とされている。飾り枠はグリルを
天井板へ固定するための取付金具である。そしてこれら
は次のようにして取付けていた。
即ち、グリルにスピーカをねじ等で取付け、さらにカバ
ーをこれにねじ等で取付る。また両者を取付けたグリル
を予め天井板に取付けてある飾り枠にやはりねじ等で取
付ける。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記従来の取付方法は作業効率が低いこ
と、危険であること等の他にねじの頭部が外部から見え
るので見栄えが良くないという問題点がある。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、グリルお
よび飾り枠の取付等のための取付用ねじ等を使用せずに
取付することのできる天井埋込型スピーカの取付構造を
提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る天井埋込型スピーカの取付構造は、天井板
に取り付けられる飾り枠と、スピーカが取り付けられる
略薄皿状のグリルと、このグリルに取り付けられる有底
筒状のカバーとを備えており、前記カバーを飾り枠に取
り付けることによってスピーカを天井板に取り付ける天
井埋込型スピーカの取付構造である。
前記飾り枠は内周壁に立設された複数個の爪と、内周壁
から内側に向かって突出された飾り枠突条とを有してい
る。
また、前記カバーは、フランジと、このフランジから突
出された複数個のカバー突出片と、前記フランジから突
出された複数個のカバー係止爪とを有している。
さらに、前記グリルの周壁は、内方に向かって折曲され
たスピーカ用折曲部と、カバー用折曲部とを有してい
る。
一方、前記飾り枠は爪を折曲することによって天井板に
開設された取付口に取り付けられる。
また、前記グリルにスピーカを嵌め込んで回転させるこ
とにより、前記スピーカ用折曲部にスピーカのフレーム
の突部を係止させてスピーカをグリルに取り付ける。
さらに、当該グリルにカバーを嵌め込んで回転させるこ
とにより、当該グリルのカバー用折曲部にカバーのカバ
ー突出片を係止させてグリルをカバーに取り付ける。
そして、当該カバーを飾り枠に嵌め込んで前記回転させ
ることにより、当該カバーのカバー係止爪を飾り枠の飾
り枠突条に係止させてカバーを飾り枠に取り付けること
を特徴としている。
〈作用〉 スピーカを取付けたグリルにカバーを嵌め込んで回転さ
せると、グリル係止爪がグリル係止凹部に係止され、グ
リルストッパでカバーの回転が阻止され、グリルにカバ
ーが固定される。一方、予め天井板に開設した取付口に
飾り枠を嵌め込んで天井板に固定しておく。
ついでカバーを取付けたグリルを下方から持ち上げて飾
り枠に嵌め込み、これ回転させる。
これにより、カバーのカバー係止爪が飾り枠のカバー係
止凹部に係止され、カバーストッパでカバーの回転が阻
止され、カバーが飾り枠に固定される。
〈実施例〉 本考案の一実施例を図面を参照しつつ以下に説明する。
第1図は一部を切欠いたカバーの外観斜視図、第2図は
スピーカを取付けた状態を示すグリルの外観斜視図、第
3図はカバーとグリルとの要部拡大図で、同図(a)は
カバーをグリルに固定した後の状態を示す。第4図は飾
り枠の外観斜視図、第5図はカバーを飾り枠に取付ける
状態を示す説明図、第6図はカバーと飾り枠との要部拡
大図で、同図(a)は飾り枠にカバーを嵌め込んだ状態
を示し、同図(b)は飾り枠にカバーを固定した状態を
示す。
本考案の天井埋込型スピーカは、スピーカ10とスピーカ
10を取付けるグリル20と、天井板50に取付ける飾り枠40
と、グリル20に取付けられるカバー30とからなってい
る。
スピーカ10は第2図に示すように、広く実施されている
タイプのもので、11はスピーカ10のフレーム、12はフレ
ームの外周に形成された複数個の突部で、突部12にはグ
リル20への取付孔13が開設されている。
グリル20は上方が開口し、底壁22に音響孔(図示せず)
が開設された略薄皿状に形成されており、その周壁21を
切込んで内方へ折り曲げたカバー用折曲部23が複数個形
成されている。前記カバー用折曲部23には切込線から下
方に向かって突出形成されたグリル係止爪231を有して
いる。そして、グリル係止爪231は、グリル20に嵌め込
んだカバー30を第3図(a)に図示するA矢印方向に回
転させたとき、カバー30に形成したグリル係止凹部321
に係止するようになっている。なお、第2図において
は、カバー用折曲部23に準ずるスピーカ用折曲部24が複
数個形成されており、切込線から下方向に突出形成した
フレームストッパ242とグリル20の円周方向に形成した
長孔243とを有している。そして、フレームストッパ242
は、グリル20に嵌め込んだスピーカ10のフレーム11を回
転させ、長孔243をドライバ等の先端でこじることによ
り前記長孔243を変形せしめて、第2図に示すように、
スピーカ10をグリル20に固定させる。
カバー30は第1図に示すように、防災上の安全性のた
め、フランジ付きの有底円筒体で、このフランジの外周
縁31から外方に突出したカバー突出片32が前記カバー用
折曲部23に対応した位置に形成されている。前記カバー
突出片32の上面にはグリル20のグリル係止爪231を係止
するグリル係止凹部321、グリル係止凹部321に一体に形
成されたグリルストッパ322とを有している。相隣るカ
バー突出片32、32間にフランジ外周縁31から外方へ突出
形成された複数個のカバー係止爪33を有している。
そしてグリル20に嵌め込んだカバー30を第3図(a)の
A矢印方向に回転させたとき、前記グリル係止凹部321
はグリル20のグリル係止爪231と係合する。またグリル
ストッパ322によって回転が阻止され、カバー30はグリ
ル20に固定される。
なおカバー突出片32の一端には回転方向に向かって前下
がりのテーパ323が設けてあり、グリル係止爪231のカバ
ー突出片32上面への乗り移りが円滑にできるように工夫
されている。
また、前記カバー係止爪33は飾り枠40に嵌め込んだグリ
ル20を第5図(a)のD矢印方向に回転させたとき、飾
り枠40に形成したカバー係止凹部441に係止するように
なっている。
なお、前記カバー30の頂面にはブッシュ孔34が開設され
ており、この孔を介してスピーカ入力線14の一端がフレ
ーム11に取付けたターミナル15に接続されている。
飾り枠40は第4図に示すように、フランジ41の内周壁42
から内方に突出する飾り枠突片44がカバー係止爪33と同
数形成されている。
つぎに本考案に係る取付構造を有するスピーカを天井板
に取付ける手順について説明する。
スピーカ10を取付けたグリル20にカバー30を嵌め込
む。
カバー30を第3図(a)のA矢印方向に回転させる
と、グリル20の係止爪231がカバー30の係止凹部321に係
止され、グリルストッパ322によってカバー30の回転が
阻止される。これによってカバー30がグリル20に固定さ
れる。
予め天井板50に飾り枠40を取付けておく。
すなわち、第5図に矢印Bで示すように、爪43を折曲す
ることによって、飾り枠を天井板50の取付口51に取り付
けるのである。なお、第5図では、1つの爪43が折曲さ
れているのみであるが、残りの2つの爪43も同様に折曲
することは勿論である。
カバー30を固定したグリル20を飾り枠40に第5図のC
矢印方向から嵌め込む。
グリル20を下方から捧げ持った状態で、第5図に示す
矢印D方向に回転させる。すると、カバー30のカバー係
止爪33が、飾り枠40の飾り枠突条44に設けられたカバー
係止凹部441に係止される。そして、カバーストッパ442
にカバー係止爪33が当接してグリルの回転が阻止される
(第6図(a)及び(b)参照)。これによって、スピ
ーカ10が天井板50に取り付けられたことになる。
なお前記説明においては、各係止爪および係止凹部の形
状は本実施例に限定されるものではなく、またスピーカ
および飾り枠等の形状も円形のみでなく、楕円形やその
他の形状であってもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案に係る天井埋込型スピーカ
の取付構造は、スピーカを取付けたグリルにカバーを係
止固定させ、その後グリルを飾り枠に嵌め込みねじ無し
でこれらを固定するようになっている。それ故、次のよ
うな効果がある。
天井埋込型スピーカの天井板への取付作業が極めて楽
にできるし、作業時間もかからない。
ねじ等を使用しないので、作業の自動化が可能であ
る。
ねじ等が見えないので、全体として取付けた後の見栄
えがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切欠いたカバーの外観斜視図、第2図は
スピーカを取付けた状態を示すグリルの外観斜視図、第
3図はカバーとグリルとの要部拡大図で、同図(a)は
カバーをグリルに固定した後の状態を示す。第4図は飾
り枠の外観斜視図、第5図はカバーを飾り枠に取付ける
状態を示す説明図、第6図はカバーと飾り枠との要部拡
大図で、同図(a)は飾り枠にカバーを嵌め込んだ状態
を示し、同図(b)は飾り枠にカバーを固定した状態を
示す。 10……スピーカ 20……グリル 23……カバー用折曲部 231……グリル係止爪 30……カバー 31……フランジ外周縁 32……カバー突出片 321……グリル係止凹部 322……グリルストッパ 33……爪 40……飾り枠 43……爪 44……飾り枠突片 441……カバー係止凹部 442……カバーストッパ 50……天井板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井板に取り付けられる飾り枠と、スピー
    カが取り付けられる略薄皿状のグリルと、このグリルに
    取り付けられる有底筒状のカバーとを具備しており、前
    記カバーを飾り枠に取り付けることによってスピーカを
    天井板に取り付ける天井埋込型スピーカの取付構造にお
    いて、 前記飾り枠は内周壁に立設された複数個の爪と、内周壁
    から内側に向かって突出された飾り枠突条とを有し、 前記カバーは、フランジと、このフランジから突出され
    た複数個のカバー突出片と、前記フランジから突出され
    た複数個のカバー係止爪とを有し、 前記グリルの周壁は、内方に向かって折曲されたスピー
    カ用折曲部と、カバー用折曲部とを有しており、 前記飾り枠は爪を折曲することによって天井板に開設さ
    れた取付口に取り付け、 前記グリルにスピーカを嵌め込んで回転させることによ
    り、前記スピーカ用折曲部にスピーカのフレームの突部
    を係止させてスピーカをグリルに取り付け、 当該グリルにカバーを嵌め込んで回転させることによ
    り、当該グリルのカバー用折曲部にカバーのカバー突出
    片を係止させてグリルをカバーに取り付け、 当該カバーを飾り枠に嵌め込んで前記回転させることに
    より、当該カバーのカバー係止片を飾り枠の飾り枠突条
    に係止することでカバーを飾り枠に取り付けることを特
    徴とする天井埋込型スピーカの取付構造。
JP10417988U 1988-08-05 1988-08-05 天井埋込型スピーカの取付構造 Expired - Lifetime JPH071912Y2 (ja)

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JPH0243088U JPH0243088U (ja) 1990-03-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6447193B2 (ja) * 2015-01-30 2019-01-09 ヤマハ株式会社 スピーカユニット
JP6516703B2 (ja) * 2016-06-09 2019-05-22 Toa株式会社 天井スピーカー

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