JPH0718728A - マンホールポンプの運転方法 - Google Patents

マンホールポンプの運転方法

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JPH0718728A
JPH0718728A JP16451593A JP16451593A JPH0718728A JP H0718728 A JPH0718728 A JP H0718728A JP 16451593 A JP16451593 A JP 16451593A JP 16451593 A JP16451593 A JP 16451593A JP H0718728 A JPH0718728 A JP H0718728A
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JP
Japan
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water level
manhole
manhole pump
pump
signal
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Pending
Application number
JP16451593A
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English (en)
Inventor
Kimiyoshi Hashimoto
公美 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水面およびその付近に浮遊しているスカムや
底部2に沈降しているヘドロなどの異物を汚水とともに
スムーズに排出して、悪臭を解消し、水位検出手段11
の正常作動によりマンホールポンプ10を適正に運転さ
せるとともに、マンホールポンプ10の詰まりによる故
障を防止する。 【構成】 マンホール本体部1内の水位がマンホールポ
ンプ10の運転開始水位HWLまで上昇した状態を水位
検出手段11によって検出し、運転開始水位HWLを検
出した信号に基づいて、マンホールポンプ10に起動信
号を出力して起動させるとともに、排水管8に介設した
電動弁(締切運転手段)13を閉じて締切運転を行い、
所定時間経過後に電動弁13開いて揚水運転するように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホールポンプの運
転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、筒状のマンホール本
体部1の上部開口1Aのみを地表に露出させた状態で底
部2に載置し、該底部2によってマンホール本体部1の
下端を水密に閉塞するとともに、マンホール本体部1の
周壁を貫通して下水流入管3を接続する。一方、底部2
の中央部上面に設置した吐出曲管4、この吐出曲管4の
出口に上方にのびて接続された揚水管5、揚水管5の上
端に接続された逆止弁6、逆止弁6の出口に接続された
ヘッダー管7およびマンホール本体部1の周壁を貫通し
てヘッダー管7に接続された排水管8などによって吐出
系9を構成し、この吐出系9の最上流部、つまり吐出曲
管4にマンホールポンプ10の吐出管10Aを着脱可能
に接続したマンホールポンプユニットにおいては、一般
に、マンホール本体部1内の水位が運転開始水位HWL
まで上昇したならば、この状態をフロート式水位計によ
って構成されている水位検出手段11によって検出し、
この運転開始水位信号を制御手段12に入力し、入力さ
れた運転開始水位信号に基づいて制御手段12からマン
ホールポンプ10に起動信号を出力して起動させるとと
もに、マンホール本体部1内の水位が運転停止水位LW
Lまで低下したならば、この状態を水位検出手段11に
よって検出し、この運転停止水位信号を制御手段12に
入力し、入力された運転停止水位信号に基づいて制御手
段12からマンホールポンプ10に停止信号を出力し
て、マンホールポンプ10を停止させるよに運転を制御
している。
【0003】しかし、このような従来の運転方法では、
マンホールポンプ10の付近の水面に浮遊しているスカ
ムや、吸込口10A直下およびその付近の底部2に沈降
堆積しているヘドロなどの異物は汚水とともに吸込んで
排出できるけれども、マンホールポンプ10から離れた
位置に浮遊しているスカムや、吸込口10A直下から離
れた底部2に沈降しているヘドロなどの異物は、汚水と
ともに吸込んで排出ですることはできない。そのため
に、残存したスカムやヘドロなどの異物が経時により多
量に堆積し、悪臭を放って不快感を与えるばかりか、フ
ロート式水位計12の動作不良を招いて、マンホールポ
ンプ10の適正な運転を妨げる弊害が発生する。また、
多量に堆積したスカムやヘドロなどの異物が急激に吸込
口10Bから吸込まれると、マンホールポンプ10に詰
まりを生じて故障が発生する原因になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ポンプから離れた位置に浮遊しているスカムや、
吸込口直下から離れた底部に沈降しているヘドロなどの
異物が残存して経時により多量に堆積し、悪臭を放って
不快感を与えるばかりか、水位計の動作不良を招いて、
マンホールポンプの適正な運転を妨げたり、急激に吸込
まれてマンホールポンプに詰まりを生じ故障が発生する
原因になるなどの点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、マンホール本
体部の内部に設置されているマンホールポンプが水位検
出手段から出力されるマンホール本体部内の水位信号に
基づいて運転を制御されるマンホールポンプの運転方法
において、マンホール本体部内の水位がマンホールポン
プの運転開始水位まで上昇した状態を前記水位検出手段
によって検出し、検出した運転開始水位信号に基づいて
マンホールポンプに起動信号を出力するとともに、マン
ホールポンプの吐出系に介設してある締切運転手段を締
切って締切運転を行い、所定時間経過後に締切運転手段
の締切りを解いて揚水運転するとを特徴とし、水面およ
びその付近に浮遊しているスカムや底部に沈降している
ヘドロなどの異物を汚水とともにスムーズに排出して、
悪臭を解消し、水位検出手段の正常作動によりマンホー
ルポンプを適正に運転させるとともに、マンホールポン
プの詰まりによる故障を防止する目的を達成した。
【0006】
【作用】本発明によれば、マンホール本体部内の水位が
マンホールポンプの運転開始水位まで上昇すると、この
状態は水位検出手段によって検出され、検出した運転開
始水位信号に基づいてマンホールポンプに起動信号が出
力される。同時に、マンホールポンプの吐出系に介設し
てある締切運転手段に締切信号が出力されて締切運転手
段を締切る。これにより、マンホールポンプは締切運転
される。マンホールポンプの締切運転が継続されること
で、マンホール本体部内の水面およびその付近に浮遊し
ているスカムや、底部に沈降しているヘドロなどの全て
の異物が汚水とともに強制攪拌され、これらの異物は汚
水中にほぼ均等に混合される。所定時間経過後に締切運
転手段の締切りを解いて揚水運転に切換えることで、汚
水中にほぼ均等に混合している異物を汚水とともに吸込
んでスムーズに排出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例を示す縦断正面図であ
る。なお、前記図2の従来例と同一もしくは相当部分に
は、同一符号を付して説明する。図1において、マンホ
ールポンプユニットは、筒状のマンホール本体部1の上
部開口1Aのみを地表に露出させた状態で底部2に載置
し、該底部2によってマンホール本体部1の下端を水密
に閉塞するとともに、マンホール本体部1の周壁を貫通
して下水流入管3を接続し、インバート2の中央部上面
に吐出曲管4を設置して、この吐出曲管4にマンホール
ポンプ10の吐出管10Aを着脱可能に接続し、吐出曲
管4の出口には上方にのびる揚水管5を接続し、この揚
水管5の上端は逆止弁6を介して吐出ヘッダー管7に接
続し、吐出ヘッダー管7にマンホール本体部1の周壁を
貫通して排水管8を接続した構造になっており、吐出曲
管4、揚水管5、逆止弁6、ヘッダー管7および排水管
8などによって吐出系9を構成している。
【0008】一方、排水管8には、たとえば電動弁によ
ってなる締切運転手段13が介設されており、フロート
式水位計によってなる水位検出手段11によって検出さ
れた水位検出信号は、タイマー12Aを備えている制御
手段12に入力され、水位検出信号に基づいて制御手段
12からマンホールポンプ10および締切運転手段13
に制御信号が出力されるように構成されている。
【0009】このような構成であれば、マンホール本体
部1内の水位がマンホールポンプ10の運転開始水位H
WLまで上昇すると、この状態は水位検出手段11によ
って検出され、運転開始水位信号が制御手段12に入力
される。制御手段12ではタイマー12Aが励起される
とともに、マンホールポンプ10に運転開始信号を出力
してマンホールポンプ10を起動させ、締切運転手段1
3に締切信号を出力して締切運転手段13を締切る(電
動弁を閉じる)。これにより、マンホールポンプ10は
締切運転される。タイマー12Aの励起が解除されるま
での間、マンホールポンプ10の締切運転を継続するこ
とで、マンホール本体部1内の水面HWLおよびその付
近に浮遊しているスカムや、底部2に沈降しているヘド
ロなどの全ての異物が汚水とともに強制攪拌され、これ
らの異物は汚水中にほぼ均等に混合される。
【0010】タイマー12Aの励起が解除されることに
より、制御手段12から締切運転手段13に締切解除信
号が出力され、締切運転手段13の締切りが解かれる
(電動弁を開く)。その結果、マンホールポンプ10は
揚水運転に切換えられ、汚水中にほぼ均等に混合してい
る前記の異物を汚水とともにスムーズに排出することが
できる。
【0011】したがって、従来のように、マンホールポ
ンプ10から離れた位置に浮遊しているスカムや、吸込
口10B直下から離れた底部2に沈降しているヘドロな
どの異物が残存して経時により多量に堆積することはな
い。そのために、悪臭を解消し、水位検出手段11を正
常に作動させてマンホールポンプ10を水位に応じて適
正に運転させることができるとともに、多量に堆積した
スカムやヘドロなどの異物が急激に吸込口10Bから吸
込まれなくなるので、マンホールポンプ10の詰まりに
よる故障を確実に防止することができる。
【0012】マンホールポンプ10の揚水運転継続によ
り、マンホール本体部1内の水位がマンホールポンプ1
0の運転停止水位LWLまで低下すると、この状態は水
位検出手段11によって検出され、運転停止水位信号が
制御手段12に入力される。制御手段12は、入力され
た運転停止水位信号に基づいてマンホールポンプ10に
停止信号を出力して、マンホールポンプ10を停止させ
る。
【0013】前記実施例では、排水管8に締切運転手段
13を介設した構成で説明しているが、揚水管5もしく
はヘッダー管7の中から選択したいずれかに締切運転手
段13を介設してもよい。また、締切運転手段13を電
動弁に代えて電磁弁によって構成してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、マンホ
ールポンプの起動初期の段階において所定時間締切運転
を継続し、マンホール本体部内の水面およびその付近に
浮遊しているスカムや、底部に沈降しているヘドロなど
の全ての異物を汚水とともに強制攪拌して、これらの異
物を汚水中にほぼ均等に混合したのち、締切運転手段の
締切りを解いて揚水運転に切換えることで、汚水中にほ
ぼ均等に混合している異物を汚水とともにスムーズに排
出するようにしているので、従来のように、マンホール
ポンプから離れた位置に浮遊しているスカムや、吸込口
直下から離れた底部に沈降しているヘドロなどの異物が
残存して経時により多量に堆積することはない。そのた
めに、悪臭を解消し、水位検出手段を正常に作動させて
マンホールポンプを水位に応じて適正に運転させること
ができるとともに、多量に堆積したスカムやヘドロなど
の異物が急激に吸込口から吸込まれなくなるので、マン
ホールポンプの詰まりによる故障を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 マンホール本体部 9 吐出系 10 マンホールポンプ 11 水位検出手段 13 電動弁(締切運転手段) HWL 運転開始水位

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール本体部の内部に設置されてい
    るマンホールポンプが水位検出手段から出力されるマン
    ホール本体部内の水位信号に基づいて運転を制御される
    マンホールポンプの運転方法において、マンホール本体
    部内の水位がマンホールポンプの運転開始水位まで上昇
    した状態を前記水位検出手段によって検出し、検出した
    運転開始水位信号に基づいてマンホールポンプに起動信
    号を出力するとともに、マンホールポンプの吐出系に介
    設してある締切運転手段を締切って締切運転を行い、所
    定時間経過後に締切運転手段の締切りを解いて揚水運転
    することを特徴とするマンホールポンプの運転方法。
JP16451593A 1993-07-02 1993-07-02 マンホールポンプの運転方法 Pending JPH0718728A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034977A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Torishima Pump Mfg Co Ltd マンホールポンプ機場の撹拌装置とマンホールポンプの起動、停止方法
JP2006057567A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Kubota Corp ポンプシステム
CN100378277C (zh) * 2003-01-31 2008-04-02 因特迈迪克尔有限责任公司 用于有效处理转移池中污水的方法
CN104265615A (zh) * 2014-09-22 2015-01-07 海澄环保科技(上海)有限公司 一体式预制成品泵站

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