JPH07185827A - ターンテーブルを備えた溶接装置 - Google Patents

ターンテーブルを備えた溶接装置

Info

Publication number
JPH07185827A
JPH07185827A JP5348105A JP34810593A JPH07185827A JP H07185827 A JPH07185827 A JP H07185827A JP 5348105 A JP5348105 A JP 5348105A JP 34810593 A JP34810593 A JP 34810593A JP H07185827 A JPH07185827 A JP H07185827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gun
welding
turntable
work
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5348105A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Aoyama
康則 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5348105A priority Critical patent/JPH07185827A/ja
Publication of JPH07185827A publication Critical patent/JPH07185827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体サイドパネル等のワークの溶接を行う装
置において、溶接するクランプガンがターンテーブル上
の直接給電しがたい箇所に設けられていても、給電が確
実に行えるようにする。 【構成】 ターンテーブル1にクランプガン4と第1コ
ンタクト電極13とを設けてこれらを給電ケーブル15
で接続し、ロボット装置18に取り付けたスタッドガン
19を第1コンタクト電極13に接触させたときに、溶
接用電源回路23→スタッドガン19→第1コンタクト
電極13→給電ケーブル15→クランプガン4→ワーク
W→クランプガン固定電極→導電ケーブル17→導電体
16→第2コンタクト電極20→溶接用電源回路23に
わたる通電回路が形成されて、クランプガン4に電源が
投入されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターンテーブルを備え
た溶接装置に関し、詳しくはターンテーブル上にセット
されたワークをクランプガンによって溶接する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば実開昭59−44680号公報
には、自動車の車体サイドパネルを姿勢変更するととも
に溶接する装置として、移動台に複数の溶接ガンを取り
付け、溶接部位に応じた溶接ガンを選択したときに、そ
の溶接ガンの給電用接続端子に移動台側の給電端子が接
続されて給電が行われるようにした技術が開示されてい
る。このような装置によれば、溶接ガンへの選択自動給
電が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の車体
サイドパネルのようなワークの溶接の場合、ターンテー
ブルを設けて、該ターンテーブルにワークをセットした
のち、溶接位置へターンテーブルを回転させ、ロボット
装置や該ターンテーブル上に装備したクランプガンによ
って溶接することが考えられる。しかし、ターンテーブ
ルにクランプガンを設けると、ワークが溶接位置にきた
ときにターンテーブル外からこのクランプガンへ給電す
るための機構が必要となるが、ターンテーブルは回転す
るものであるから、ワークの溶接部位によってはこの溶
接部位の近傍箇所に配置される該クランプガンへの給電
が構造上困難になる場合が生じ、そのため溶接部位に制
限が加わる不具合がある。
【0004】そこで本発明は、ターンテーブル上にクラ
ンプガンが設けられているものにおいて、溶接部位に関
係なく給電が行える溶接装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ター
ンテーブル上にセットされたワークを溶接する装置であ
って、上記ターンテーブルがワークをセットする位置
と、該ワークに対して溶接を施す位置とにわたって回転
可能とされると共に、このターンテーブル上に、クラン
プガンと、上記ワークを挟んでクランプガンに対応して
位置するクランプガン固定電極と、上記クランプガンに
給電ケーブルで接続された第1のコンタクト電極とが設
けられ、かつターンテーブル外に、該ターンテーブルが
溶接位置に回転したときに上記クランプガン固定電極と
電気接続される第2のコンタクト電極と、上記第1コン
タクト電極にスタッドガンを押し当てるロボット装置と
が設けられて、上記スタッドガンと第2コンタクト電極
とが溶接用電源回路に接続されていることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、ワークをセットしたのち
ターンテーブルを溶接位置に回転させれば、ターンテー
ブル側のクランプガン固定電極と、ターンテーブル外の
第2コンタクト電極とが電気接続されるので、ロボット
装置によってスタッドガンをターンテーブル側の第1コ
ンタクト電極に押し当てれば、溶接用電源回路→スタッ
ドガン→第1コンタクト電極→給電ケーブル→クランプ
ガン→ワーク→クランプガン固定電極→第2コンタクト
電極→電源回路に至る通電回路が形成されることになっ
てクランプガンに対する電源投入が行える。このため、
第1コンタクト電極にケーブル接続されているクランプ
ガンがターンテーブル上のどの箇所にあっても確実に給
電できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0008】図1は溶接ステースョンに設けられたター
ンテーブル1を示し、該ターンテーブル1は回転駆動手
段2に支持されて回転可能とされ、ワークセット位置X
1側においてターンテーブル1上のワーク支持部材3に
車体サイドパネル等のワークWがセットされ、その後に
溶接位置X2側にむけて回転され、この溶接位置X2側
においてワークWに対する溶接がなされる。
【0009】その場合、上記のターンテーブル1にはワ
ークWの所定部位に対する溶接を行うためのクランプガ
ン4が装備される。このクランプガン4は図2および図
3に示すように回動アーム5に取り付けられ、かつこの
回動アーム5が上記ワーク支持部材3の側面に設けたブ
ラケット6に支軸7を介して上下回動可能に取り付けら
れると共に、この回動アーム5とターンテーブル1の上
面とにわたってエアシリンダ8が介装されることによ
り、このエアシリンダ8の伸縮によって上記回動が行わ
れる。そして、エアシリンダ8の伸長によって回動アー
ム5が図3のように持ち上げられたときにクランプガン
4がワークWの所定部位をクランプして該ワークWと、
ワークWに重ねた取り付け部材Zとの溶接を施すように
なされている。そのため、ワーク支持部材3にはクラン
プガン4に対応してクランプガン固定電極9が設けられ
る。
【0010】なお、ワーク支持部材3にセットされるワ
ークWおよび取り付け部材Zには図3に示すように、複
数箇所に位置決め用穴10が形成されていて、該ワーク
W等がワーク支持部材3にセットされた状態では、ワー
ク支持部材3に設けたエアシリンダ11によって位置決
めピン12が突き出されて位置決め用穴10に係合し、
ワークW等の位置決めがなされる。
【0011】また、上記ターンテーブル1にはクランプ
ガン4の近傍位置で、かつセットされているワークWと
干渉しない位置に第1コンタクト電極13が取り付け台
14を介して取り付けられ、この第1コンタクト電極1
3と上記のクランプガン4とが給電ケーブル15で接続
される。
【0012】さらに、上記ワーク支持部材3には、一端
16Aがターンテーブル1の側面部に露出する導電板
(銅版)16が設けられ、この導電板16と上記のクラ
ンプガン固定電極9とが導電ケーブル17によって接続
される。
【0013】一方、前記溶接位置X2にはターンテーブ
ル1の側部にロボット装置18が設けられ、このロボッ
ト装置18におけるロボットアーム18Aの先端にスタ
ッドガン19が取り付けられると共に、上記の導電板1
6の一端16Aに対応して第2コンタクト電極20が架
台21(図1参照)に取り付けて配置され、かつこの第
2コンタクト電極20がエアシリンダ22によってター
ンテーブル1に対し進退移動するようになされている。
そして、この第2コンタクト電極20と上記スタッドガ
ン19とが溶接用電源回路23に接続されると共に、こ
の溶接用電源回路23の制御とロボット装置18の制御
とを行うコントローラ24が設けられる。
【0014】この溶接装置によれば、ワーク支持部材3
にワークWおよび取り付け部材Zをセットしたのちター
ンテーブル1を回転させて溶接位置X2側にワークWを
旋回移動させた状態から、エアシリンダ22を伸長させ
て第2コンタクト電極20を導電板16の一端16Aに
接触させ、かつエアシリンダ8を伸長させてクランプガ
ン4をワークWおよび取り付け部材Zの重ね部分に当て
つけ、このクランプガン4とクランプガン固定電極9と
によってワークW等をクランプした状態から、ロボット
装置18を作動させてスタッドガン18を第1コンタク
ト電極13に上方から接触させれば、溶接用電源回路2
3→スタッドガン18→第1コンタクト電極13→給電
ケーブル15→クランプガン4→ワークW→クランプガ
ン固定電極9→導電ケーブル17→導電体16→第2コ
ンタクト電極20→溶接用電源回路23に至る通電回路
が形成されることになって、クランプガン4に電源が投
入されてワークWと取り付け部材Zとの溶接が行える。
【0015】このように、クランプガン4とは別個に設
けた第1コンタクト電極13に溶接用電源回路23につ
ながるスタッドガン19を接触させ、第1コンタクト電
極13から給電ケーブル15を介してクランプガン4に
給電するようにしているから、ロボット装置18による
スタッドカン19を当てつけやすい位置に第1コンタク
ト電極13を設けて給電が行えるようになり、たとえロ
ボット装置18から直接給電することが困難な位置にク
ランプガン4を設けていても給電ができることになる。
【0016】なお、上記ではクランプガン4によってワ
ークWと取り付け部材Zとを溶接しているが、このクラ
ンプガン4による溶接を行わず、図1に示すチェンジガ
ン(コンタクトガン)25をスタッドガン19に代えて
ロボットアーム18Aに取り付け、このチェンジガン2
5によりワークWに溶接を施す場合は、コントローラ2
4はこのチェンジガン25とこれに対応するチェンジガ
ン固定電極26とを溶接用電源回路23に接続して上記
の溶接を行う。また、上記コントローラ24にはセンサ
27等によってターンテーブル1の回転姿勢が入力され
るようになされている。
【0017】
【発明の効果】以上の記載によって明かなように、本発
明によれば、ワークをセットしたターンテーブルを溶接
位置に回転させることにより、ターンテーブル側のクラ
ンプガン電極と、ターンテーブル外の第2コンタクト電
極とが電気接続されるので、ロボット装置によってスタ
ッドガンをターンテーブル側の第1コンタクト電極に押
し当てれば、このスタッドガンがコンタクトガンの働き
をすることになって、溶接用電源回路→スタッドガン→
第1コンタクト電極→給電ケーブル→クランプガン→ワ
ーク→クランプガン固定電極→第2コンタクト電極→電
源回路に至る通電回路が形成され、クランプガンに対す
る電源投入が行える。このため、第1コンタクト電極に
ケーブル接続されているクランプガンがターンテーブル
上のどの箇所にあっても確実に給電でき、このクランプ
ガンの任意の位置への配置可能によりワークの溶接部位
に対する制限をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる溶接装置の概略側
面図である。
【図2】 上記溶接装置におけるターンテーブルの平
面図である。
【図3】 図2の要部拡大側面図である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 4 クランプガン 9 クランプガン固定電極 13 第1コンタクト電極 15 給電ケーブル 18 ロボット装置 19 スタッドガン 20 第2コンタクト電極 23 溶接用電源回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブル上にセットされたワーク
    を溶接する装置であって、上記ターンテーブルがワーク
    をセットする位置と、該ワークに対して溶接を施す位置
    とにわたって回転可能とされると共に、このターンテー
    ブル上に、クランプガンと、上記ワークを挟んでクラン
    プガンに対応して位置するクランプガン固定電極と、上
    記クランプガンに給電ケーブルで接続された第1のコン
    タクト電極とが設けられ、かつターンテーブル外に、該
    ターンテーブルが溶接位置に回転したときに上記クラン
    プガン固定電極と電気接続される第2のコンタクト電極
    と、上記第1コンタクト電極にスタッドガンを押し当て
    るロボット装置とが設けられて、上記スタッドガンと第
    2コンタクト電極とが溶接用電源回路に接続されている
    ことを特徴とするターンテーブルを備えた溶接装置。
JP5348105A 1993-12-24 1993-12-24 ターンテーブルを備えた溶接装置 Pending JPH07185827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348105A JPH07185827A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 ターンテーブルを備えた溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348105A JPH07185827A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 ターンテーブルを備えた溶接装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07185827A true JPH07185827A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18394775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5348105A Pending JPH07185827A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 ターンテーブルを備えた溶接装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07185827A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524535A (ja) * 2011-08-05 2014-09-22 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ケーシングフランジ孔の抵抗溶接補修方法
KR101487920B1 (ko) * 2013-07-30 2015-02-05 한국프라스틱공업협동조합연합회 맨홀 용융 접합장치
US9162325B2 (en) 2012-09-25 2015-10-20 Keylex Corporation Welding apparatus
CN110064818A (zh) * 2019-05-21 2019-07-30 武汉东焊汽车装备有限公司 一种汽车排气管双层焊接设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524535A (ja) * 2011-08-05 2014-09-22 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ケーシングフランジ孔の抵抗溶接補修方法
US9162325B2 (en) 2012-09-25 2015-10-20 Keylex Corporation Welding apparatus
KR101487920B1 (ko) * 2013-07-30 2015-02-05 한국프라스틱공업협동조합연합회 맨홀 용융 접합장치
CN110064818A (zh) * 2019-05-21 2019-07-30 武汉东焊汽车装备有限公司 一种汽车排气管双层焊接设备
CN110064818B (zh) * 2019-05-21 2021-09-10 武汉东焊汽车装备有限公司 一种汽车排气管双层焊接设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4538047A (en) Method of controlling robotic automatic welding apparatus
JPH07185827A (ja) ターンテーブルを備えた溶接装置
US6621036B2 (en) Programmable pogo welding apparatus and method
JP2009090353A (ja) スタッド溶接装置
US6429397B1 (en) Programmable pogo welding apparatus and method
JPH0947880A (ja) 溶接装置
US4652718A (en) Workpiece feeding apparatus in seam welding machine
JPH06226457A (ja) 溶接装置
JP2882244B2 (ja) 溶接装置
JP2708434B2 (ja) 車体組付方法および装置
JP3419318B2 (ja) 自動加工装置
JP2001151175A (ja) 車両ボディの組み立て治具装置
JP2000254784A (ja) 溶接用ロボット
JPH0527268Y2 (ja)
JP3716789B2 (ja) クランプ装置
JPH0438951Y2 (ja)
KR100488697B1 (ko) 너트 용접용 클램핑 장치
JP3085345B2 (ja) 抵抗溶接装置
KR100418786B1 (ko) 차량 용접 라인의 용접 전원 공급장치
JPH09285872A (ja) スポット溶接方法およびその装置
JPH071189A (ja) 溶接用回転治具
JP3852190B2 (ja) 手打ち溶接ガン給電式スポット溶接装置
JPH08281447A (ja) 電動式複数ガンの切換システム
JP2000102877A (ja) スポット溶接装置
JP3134680B2 (ja) 組付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040113