JPH0718235U - 配管の漏洩計測用器具 - Google Patents

配管の漏洩計測用器具

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JPH0718235U
JPH0718235U JP4931693U JP4931693U JPH0718235U JP H0718235 U JPH0718235 U JP H0718235U JP 4931693 U JP4931693 U JP 4931693U JP 4931693 U JP4931693 U JP 4931693U JP H0718235 U JPH0718235 U JP H0718235U
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JP
Japan
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pipe
probe
leak
welding line
tip
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Pending
Application number
JP4931693U
Other languages
English (en)
Inventor
森  伸一
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管の溶接線に対しプローブの先端を一定の
角度および位置に保持して検査できるようにする。 【構成】 2つの箱3、4は、その開口面を対向させ
て、配管1を挟んでヒンジ7と接合金具8で接合できる
ように構成され、一方の箱3にはプローブ12の先端を
配管1に対し、所定の位置に支持するプローブ挿入用開
口9が設けられ、他方の箱4には外気と連通する連通管
10が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配管の溶接部の漏洩を検出するヘリウムリーク検出装置のプローブ を支持する配管の漏洩計測用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管の溶接線からの漏洩を検査する方法としてヘリウムガスを配管内に充填し 、溶接線の外面にヘリウムリーク検出器のプローブ先端を近づけ、ヘリウムガス の漏洩の有無により溶接線からの漏洩を検査する方法が用いられている。この場 合、プローブ12の先端に図4に示すようにビニール等の囲い16をして、溶接 線に添ってプローブ12を手で持って、その先端を1周することにより漏洩位置 を検出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようにプローブ12を手でもって、その先端を配管1の溶接線に近づける 場合、プローブ12と配管1のなす角度やプローブ12の先端と溶接線との距離 を溶接線の全周にわたって、一定に保持することは難しく、また検査者によって も異なる場合が多く、漏洩の測定誤差の一因となっていた。
【0004】 本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもので、配管の溶接線を囲い、溶接線 に対し、プローブの先端を一定の位置に保持する配管の漏洩計測用器具を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、開口面を対向させて配管を挟んで互いに結合される ことにより該配管を囲む囲壁を構成する2つの框体からなり、該框体のいずれか にヘリウム検出装置のプローブ先端を、前記配管に対し所定の位置に支持する支 持部が設けられ、さらに、前記框体のいずれかに前記配管と離れた位置で外気と 連通する連通管が設けられたものである。
【0006】
【作用】
2つの框体の開口面を対向させて配管を挟んで結合することにより、配管が貫 通する囲壁を構成する。框体の一方には、貫通する配管に対してプローブの先端 が所定の位置となるよう支持する支持部が備えられているので、この支持部にプ ローブを取り付けることにより、プローブ先端は配管と一定の角度および距離と なる。また、連通管により外気と框体内は連通しているので、プロープより吸引 しても框体内はほぼ大気圧となっている。配管の溶接線がプローブの先端位置に くるように配管を框体ではさみ、框体を配管まわりに回転させることにより、プ ローブの先端は溶接線に対し一定の位置を保持した状態で1周する。これにより 常に同一の条件で検査を行うことができる。また、検査対象の溶接線は框体によ って構成される囲壁で囲われており、連通管の外気吸入位置は配管から所定距離 離れているので、他の溶接線からのヘリウムガスの漏れなどの影響を受けないよ うにすることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1は本実施例の配管の漏洩計測用器具の斜視図を示し、図2は横断図を示す 。漏洩計測用器具20は開口面の寸法が同一の2つの箱3、4の開口面の一辺を ヒンジ7で接続して構成される。各箱3、4には開口面を合わせて接合した場合 、配管1を挟んで、開口面が一体に接合されるよう切り込み5が設けられ、切り 込み5は配管1の半分、つまり180°の範囲の配管1が収まるような寸法とな っている。開口面の互いに接触する辺および開口面と配管1が接触する面にはゴ ムシート6等の弾性体を貼付け、2つの箱3、4と配管1とで構成される空間の 気密性を高めるようにしてある。ヒンジ7と反対側の辺には接合金具8が設けら れ、ヒンジ7と共に2つの箱3、4を接合できるように構成されている。
【0008】 一方の箱3には、挟んだ配管1に対し、プローブ12の先端を所定の角度およ び所定の距離に取り付けるプローブ挿入用開口9が設けられている。プローブ1 2にはつば13を設け、プローブ挿入用開口9からつば13まで挿入すれば、プ ローブ12の先端が配管1に対し、所定の角度および所定の距離となる。
【0009】 また、他方の箱4には、頂部に連通管10が設けられている。連通管10の外 気吸入口は挟んだ配管から離し、配管表面近傍の空気を吸入しないような位置と となっている。
【0010】 図3はヘリウムリーク検出装置による配管の溶接線漏洩検査の装置を示す図で ある。配管1の溶接線2が図2で示したプローブ12の先端位置にくるように、 2つの箱3、4に配管1を挟んで接合金具8で接合する。配管1にはボンベ16 よりヘリウムガスを空気と置換しながら充填し、所定の圧力とする。ヘリウムリ ーク検出装置11とプローブ12をホース14で接続する。この状態でリーク検 査を開始する。ヘリウムリーク検出装置11はプローブ12より溶接線2周囲の 気体を吸引し、この中に含まれるヘリウムガスからの漏洩量を表示部15に表示 する。漏洩計測用器具20内はプローブ12から吸引されても連通管10により 外気と連通しているので、外気とほぼ同じ圧力となっている。漏洩計測用器具2 0を配管1のまわりに回転してゆくことにより、漏洩位置を確認することができ る。溶接線2にリークが発生している場合には、漏洩計測用器具20を1回転さ せ、ヘリウム濃度が最大となったプローブ12の先端部に位置する溶接個所が漏 洩位置として検出される。1回転しても漏洩が検出されない場合、その溶接線2 の溶接の健全性が確認される。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案は、溶接線を有する配管を挟んで2つの 框体を接合して溶接線部を囲壁で囲み、配管に対してプローブ先端を一定の角度 および一定の距離で支持するようにしたので、計測誤差の発生を防止することが できる。また検査対象の溶接線を囲んでいるので、他の溶接線からの漏洩の影響 を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】実施例の横断面図である。
【図3】ヘリウムリーク検査装置による配管の溶接線漏
洩検査装置を示す図である。
【図4】配管の溶接線に対する従来のヘリウムリーク検
査の状態を示す図である。
【符号の説明】 1 配管 2 溶接線 3、4 箱(框体) 5 切り込み 6 ゴムシート 7 ヒンジ 8 接合金具 9 プローブ挿入用開口(支持部) 10 連通管 11 ヘリウムリーク検出装置 12 プローブ 13 つば 14 ゴムホース 15 表示部 16 ボンベ 20 漏洩計測用器具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口面を対向させて配管を挟んで互いに
    結合されることにより該配管を囲む囲壁を構成する2つ
    の框体からなり、該框体のいずれかにヘリウム検出装置
    のプローブ先端を、前記配管に対し所定の位置に支持す
    る支持部が設けられ、さらに、前記框体のいずれかに前
    記配管と離れた位置で外気と連通する連通管が設けられ
    ていることを特徴とする配管の漏洩計測用器具。
JP4931693U 1993-09-10 1993-09-10 配管の漏洩計測用器具 Pending JPH0718235U (ja)

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JP4931693U JPH0718235U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 配管の漏洩計測用器具

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JP4931693U JPH0718235U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 配管の漏洩計測用器具

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JPH0718235U true JPH0718235U (ja) 1995-03-31

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ID=12827566

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035622A (ja) * 2001-07-19 2003-02-07 Yamaha Fine Technologies Co Ltd ワークの漏れ検査装置、漏れ検査装置用チャンバおよび漏れ検査方法
CN103471778A (zh) * 2013-09-24 2013-12-25 博益(天津)气动技术研究所有限公司 用于管路连接螺母氦或氢检漏的密封夹具
KR101947309B1 (ko) * 2018-02-01 2019-02-12 박지은 가스쿨러 수정 방법
JP2020063917A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 大陽日酸株式会社 ハンディ型ガス検知器

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