JPH07181171A - 超音波探傷装置 - Google Patents
超音波探傷装置Info
- Publication number
- JPH07181171A JPH07181171A JP5327083A JP32708393A JPH07181171A JP H07181171 A JPH07181171 A JP H07181171A JP 5327083 A JP5327083 A JP 5327083A JP 32708393 A JP32708393 A JP 32708393A JP H07181171 A JPH07181171 A JP H07181171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- arm
- ultrasonic
- pipe
- flaw detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小型、軽量でその取付け取外しが容易であるこ
とは勿論のこと、特にシフト又は伸縮アーム等の特殊な
装置を用いることなく構成簡単にして直管、エルボ溶接
部等の探傷が行える超音波探傷装置を提供する。 【構成】駆動装置本体の周回リングに設けられているア
ーム上に、アームに沿って配管の長手方向に移動する一
つの探触子移動部を設けるとともに、この探触子移動部
に、配管の長手方向に探触子保持アームを設け、そして
この探触子移動部に第一の超音波探触子を、探触子保持
アーム先端に第二の超音波探触子を設けた。
とは勿論のこと、特にシフト又は伸縮アーム等の特殊な
装置を用いることなく構成簡単にして直管、エルボ溶接
部等の探傷が行える超音波探傷装置を提供する。 【構成】駆動装置本体の周回リングに設けられているア
ーム上に、アームに沿って配管の長手方向に移動する一
つの探触子移動部を設けるとともに、この探触子移動部
に、配管の長手方向に探触子保持アームを設け、そして
この探触子移動部に第一の超音波探触子を、探触子保持
アーム先端に第二の超音波探触子を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は超音波探傷装置に係り、
特に、例えば原子力発電所の一次冷却系配管の溶接部の
遠隔自動超音波探傷を行うに好適な配管用超音波探傷装
置に関するものである。
特に、例えば原子力発電所の一次冷却系配管の溶接部の
遠隔自動超音波探傷を行うに好適な配管用超音波探傷装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来一般に採用されているこの種超音波
探傷装置は、配管の表面に周方向に周回リング案内部を
設置し、そしてこの軌道上に軌道に沿って走行する駆動
装置本体を設け、この駆動装置本体から配管の長手方向
にアームを伸ばし、このアームに沿って超音波探触子を
走査して超音波探傷を行うようにしているのが普通であ
る。
探傷装置は、配管の表面に周方向に周回リング案内部を
設置し、そしてこの軌道上に軌道に沿って走行する駆動
装置本体を設け、この駆動装置本体から配管の長手方向
にアームを伸ばし、このアームに沿って超音波探触子を
走査して超音波探傷を行うようにしているのが普通であ
る。
【０００３】すなわち図１２および図１３は、その配管
用超音波探傷装置の概要を示したもので、１は溶接部２
を有する配管（直管）であり、この配管の周囲には縦型
で周方向に伸びた軌道３が設置され、この軌道３上をガ
イドローラ８、９を介して駆動装置本体４が走行する。
すなわち駆動装置本体４は周方向にのみ走行することに
なる。
用超音波探傷装置の概要を示したもので、１は溶接部２
を有する配管（直管）であり、この配管の周囲には縦型
で周方向に伸びた軌道３が設置され、この軌道３上をガ
イドローラ８、９を介して駆動装置本体４が走行する。
すなわち駆動装置本体４は周方向にのみ走行することに
なる。
【０００４】さらにこの駆動装置本体４には配管１の長
手方向に伸びるアーム５およびボールねじ６が設けられ
ており、このアーム５をガイドとしてボールねじ６の回
転により超音波探触子７が管の長手方向に走行する。
手方向に伸びるアーム５およびボールねじ６が設けられ
ており、このアーム５をガイドとしてボールねじ６の回
転により超音波探触子７が管の長手方向に走行する。
【０００５】すなわち超音波探触子７は、駆動装置本体
４の走行により周方向の移動がなされ、またアーム５に
沿って長手方向の移動がなされるように形成されてい
る。この両者の移動により、超音波探触子７は溶接部２
全域を走査して超音波探傷試験を行う。
４の走行により周方向の移動がなされ、またアーム５に
沿って長手方向の移動がなされるように形成されてい
る。この両者の移動により、超音波探触子７は溶接部２
全域を走査して超音波探傷試験を行う。
【０００６】なお、これら超音波探傷装置に関連するも
のとしては特開昭６１−１４０８５７号公報が挙げられ
る。
のとしては特開昭６１−１４０８５７号公報が挙げられ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このように形成されて
いる超音波探傷装置は、縦型軌道であることから、駆動
装置の高さを低くするためには有効なものである。
いる超音波探傷装置は、縦型軌道であることから、駆動
装置の高さを低くするためには有効なものである。
【０００８】しかしながら、例えば原子力発電所の一次
冷却系配管の溶接部の超音波探傷を行う場合などには、
その周囲、すなわち配管の周囲には他の配管や構造物等
が近接して配置されていることが多く、また配管自体も
湾曲している場合もあり、このような場合には、配管の
長手方向に伸びているアーム５が邪魔になり、周回リン
グ案内部を取付け直す必要が生じたり、またシフト又は
伸縮アーム等の特殊な装置を準備する必要が生じ、この
ような配管の超音波探傷作業においては、能率が低下し
てしまう嫌いがあった。
冷却系配管の溶接部の超音波探傷を行う場合などには、
その周囲、すなわち配管の周囲には他の配管や構造物等
が近接して配置されていることが多く、また配管自体も
湾曲している場合もあり、このような場合には、配管の
長手方向に伸びているアーム５が邪魔になり、周回リン
グ案内部を取付け直す必要が生じたり、またシフト又は
伸縮アーム等の特殊な装置を準備する必要が生じ、この
ような配管の超音波探傷作業においては、能率が低下し
てしまう嫌いがあった。
【０００９】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、小型、軽量でその取付け取外しが
容易であることは勿論のこと、特にシフト又は伸縮装置
を用いることなく構成簡単にして直管、エルボ溶接部等
の探傷が行えるようになしたこの種超音波探傷装置を提
供するにある。
目的とするところは、小型、軽量でその取付け取外しが
容易であることは勿論のこと、特にシフト又は伸縮装置
を用いることなく構成簡単にして直管、エルボ溶接部等
の探傷が行えるようになしたこの種超音波探傷装置を提
供するにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、駆動
装置本体の周回リングに設けられているアーム上に、ア
ームに沿って配管の長手方向に移動する一つの探触子移
動部を設けるとともに、この探触子移動部に、配管の長
手方向に探触子保持アームを設け、そしてこの探触子移
動部に第一の超音波探触子を、探触子保持アーム先端に
第二の超音波探触子を設けるようになし所期の目的を達
成するようにしたものである。
装置本体の周回リングに設けられているアーム上に、ア
ームに沿って配管の長手方向に移動する一つの探触子移
動部を設けるとともに、この探触子移動部に、配管の長
手方向に探触子保持アームを設け、そしてこの探触子移
動部に第一の超音波探触子を、探触子保持アーム先端に
第二の超音波探触子を設けるようになし所期の目的を達
成するようにしたものである。
【００１１】
【作用】すなわちこのように形成された超音波探傷装置
であると、一つの探触子移動部に、配管の長手方向に探
触子保持アームが設けられ、かつこの探触子移動部と探
触子保持アームの夫々に第一および第二の超音波探触子
が設けられているので、探触子保持アームの先端はアー
ム先端より配管の長手方向に突出するまで走査が可能で
あり、この突出長さ分アームは短く形成され、すなわち
アームの長さが溶接部の片側探傷分までの長さでよくな
るので、反対側の走査に必要な分だけ短くすることが可
能となり、配管にエルボ等の湾曲部があってもそのアー
ムが邪魔されることなく、またアームが短長となる分、
周回リングにかかる負荷は軽減され、小形な駆動装置で
良く、したがって片側軌道で超音波探触子は溶接部全域
を走査できることは勿論のこと、特にシフト又は伸縮ア
ーム等の特殊な装置を用いることなく構成簡単、かつ小
型にして直管、エルボ溶接部等の探傷が行えるのであ
る。
であると、一つの探触子移動部に、配管の長手方向に探
触子保持アームが設けられ、かつこの探触子移動部と探
触子保持アームの夫々に第一および第二の超音波探触子
が設けられているので、探触子保持アームの先端はアー
ム先端より配管の長手方向に突出するまで走査が可能で
あり、この突出長さ分アームは短く形成され、すなわち
アームの長さが溶接部の片側探傷分までの長さでよくな
るので、反対側の走査に必要な分だけ短くすることが可
能となり、配管にエルボ等の湾曲部があってもそのアー
ムが邪魔されることなく、またアームが短長となる分、
周回リングにかかる負荷は軽減され、小形な駆動装置で
良く、したがって片側軌道で超音波探触子は溶接部全域
を走査できることは勿論のこと、特にシフト又は伸縮ア
ーム等の特殊な装置を用いることなく構成簡単、かつ小
型にして直管、エルボ溶接部等の探傷が行えるのであ
る。
【００１２】
【実施例】以下図示した実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。図１から図３にはその超音波探傷装置が示
されている。なお、前述した従来例と同一部品には同一
符号を附したのでその詳細な説明は省略する。
に説明する。図１から図３にはその超音波探傷装置が示
されている。なお、前述した従来例と同一部品には同一
符号を附したのでその詳細な説明は省略する。
【００１３】２０は周回リング案内部で、その軌道は配
管の周方向に於いて径方向に立てて取り付けられてい
る。２１は周回リング案内部取付部で、ねじにより締め
付けることにより周回リング案内部２０を配管の直配管
１側に取り付けられる。２２は周回リング駆動用モータ
で、周回リング案内部２０に取り付けられている。
管の周方向に於いて径方向に立てて取り付けられてい
る。２１は周回リング案内部取付部で、ねじにより締め
付けることにより周回リング案内部２０を配管の直配管
１側に取り付けられる。２２は周回リング駆動用モータ
で、周回リング案内部２０に取り付けられている。
【００１４】２３はエンコーダで、周方向の位置信号を
出力する。２４は周回リング、２５、２６は周回リング
支持用ローラ、２７は周回リング駆動用ピニオン、２８
は周回リング２４に設けられた周回リング駆動用ラック
である。
出力する。２４は周回リング、２５、２６は周回リング
支持用ローラ、２７は周回リング駆動用ピニオン、２８
は周回リング２４に設けられた周回リング駆動用ラック
である。
【００１５】周回リング２４は周回リング支持用ローラ
２５および２６で支持され、周回リング駆動用ピニオン
２７とラック２８により駆動される。
２５および２６で支持され、周回リング駆動用ピニオン
２７とラック２８により駆動される。
【００１６】周回リング２４にはアーム５、ボールねじ
６、ボールねじ駆動用モータ２９、探触子位置検出用エ
ンコーダ３０が取り付けられる。アーム５には探触子移
動部３１が取り付けられており、探触子移動部３１はボ
ールねじ６により駆動される。
６、ボールねじ駆動用モータ２９、探触子位置検出用エ
ンコーダ３０が取り付けられる。アーム５には探触子移
動部３１が取り付けられており、探触子移動部３１はボ
ールねじ６により駆動される。
【００１７】探触子移動部３１にはエアシリンダ３２、
第１の探触子取付部３３、超音波探触子７、第２の探触
子取付部３４、エアシリンダ３５、探触子保持アーム３
６、超音波探触子３７が取り付けられている。
第１の探触子取付部３３、超音波探触子７、第２の探触
子取付部３４、エアシリンダ３５、探触子保持アーム３
６、超音波探触子３７が取り付けられている。
【００１８】なお、ここで重要なことは、超音波探触子
７と超音波探触子３７とは、一つの探触子移動部に対し
て配管の長手方向に探触子保持アーム３６を介して保持
されていると云うことである。
７と超音波探触子３７とは、一つの探触子移動部に対し
て配管の長手方向に探触子保持アーム３６を介して保持
されていると云うことである。
【００１９】このように形成された超音波探傷装置であ
ると、探触子保持アーム３６の一方側はアーム先端より
配管の長手方向に突出するまで走査が可能であり、この
突出長さ分アーム５は短くなり、配管にエルボ等の湾曲
部があっても邪魔にならないのである。
ると、探触子保持アーム３６の一方側はアーム先端より
配管の長手方向に突出するまで走査が可能であり、この
突出長さ分アーム５は短くなり、配管にエルボ等の湾曲
部があっても邪魔にならないのである。
【００２０】またアームが短くなる分、周回リング２４
にかかる負荷は軽減され、小形な駆動装置で良く、さら
にまたこの実施例によれば、周回リング駆動用モータ２
２を配管上に固定して、可動部の軽量化を図り、更にア
ームの短縮化を図っているので、周回リング２４にかか
る負荷を大幅に軽減できることから位置精度等の信頼性
を損なわずに一層の小形化ができ、さらに狭いところの
超音波探傷試験が可能となるのである。
にかかる負荷は軽減され、小形な駆動装置で良く、さら
にまたこの実施例によれば、周回リング駆動用モータ２
２を配管上に固定して、可動部の軽量化を図り、更にア
ームの短縮化を図っているので、周回リング２４にかか
る負荷を大幅に軽減できることから位置精度等の信頼性
を損なわずに一層の小形化ができ、さらに狭いところの
超音波探傷試験が可能となるのである。
【００２１】なお、このように形成されている超音波探
傷装置での超音波探傷は、従来同様次のように行われ
る。すなわち超音波探触子７は一方の片側走査範囲Ａ〜
Ｃの間において走査され、溶接部２に対して３８で示す
ような超音波ビームを送信する。一方、超音波探触子３
７は他方の片側走査範囲Ｄ〜Ｂの間において走査され、
溶接部２に対して３９で示すような超音波ビームを送信
する。なお、この場合超音波ビーム３８および３９はそ
れぞれＡ点およびＤ点において送信した状態を示してい
る。
傷装置での超音波探傷は、従来同様次のように行われ
る。すなわち超音波探触子７は一方の片側走査範囲Ａ〜
Ｃの間において走査され、溶接部２に対して３８で示す
ような超音波ビームを送信する。一方、超音波探触子３
７は他方の片側走査範囲Ｄ〜Ｂの間において走査され、
溶接部２に対して３９で示すような超音波ビームを送信
する。なお、この場合超音波ビーム３８および３９はそ
れぞれＡ点およびＤ点において送信した状態を示してい
る。
【００２２】図４および図５は本発明の他の実施例を示
すもので、アーム５が交換できるようにしたものであ
る。すなわち４０はアーム取付治具で、アーム５、ボー
ルねじ６、ボールねじ駆動用モータ２９が取り付けら
れ、周回リング２４に対し着脱可能にされている。着脱
は４１のねじにより行う。勿論この場合も、探触子は探
触子保持アーム３６を介して保持されていることは云う
までもない。この構成であると、前述した効果を達成す
ることは勿論のこと、さらに、最適のアームを取り付け
ることが可能であり、さらに狭い部分での超音波探傷試
験を行うことができる。
すもので、アーム５が交換できるようにしたものであ
る。すなわち４０はアーム取付治具で、アーム５、ボー
ルねじ６、ボールねじ駆動用モータ２９が取り付けら
れ、周回リング２４に対し着脱可能にされている。着脱
は４１のねじにより行う。勿論この場合も、探触子は探
触子保持アーム３６を介して保持されていることは云う
までもない。この構成であると、前述した効果を達成す
ることは勿論のこと、さらに、最適のアームを取り付け
ることが可能であり、さらに狭い部分での超音波探傷試
験を行うことができる。
【００２３】図６および図７は、さらに他の実施例を示
したもので、この場合には、探触子保持アーム３６を着
脱可能としたもので、図６は探触子移動部３１にエアシ
リンダ３２、第１の探触子取付部３３、超音波探触子７
を取り付けた場合で、図７は探触子移動部３１に第２の
探触子取付部３４、エアシリンダ３５、探触子保持アー
ム３６、超音波探触子３７を取り付けた場合である。
したもので、この場合には、探触子保持アーム３６を着
脱可能としたもので、図６は探触子移動部３１にエアシ
リンダ３２、第１の探触子取付部３３、超音波探触子７
を取り付けた場合で、図７は探触子移動部３１に第２の
探触子取付部３４、エアシリンダ３５、探触子保持アー
ム３６、超音波探触子３７を取り付けた場合である。
【００２４】このように、第１、２の探触子取付部３
３、３４を個々に取り付けることも可能である。なお、
この場合注意しなければならないことは、探触子２側の
探触子保持アームはアーム５より突出するように形成す
ることである。
３、３４を個々に取り付けることも可能である。なお、
この場合注意しなければならないことは、探触子２側の
探触子保持アームはアーム５より突出するように形成す
ることである。
【００２５】また図８、図９は本発明の配管用超音波探
傷装置の応用例を示すもので、３は縦型軌道、４は駆動
装置本体、８、９は駆動装置本体４を縦型軌道３に取り
付けるためのガイドローラ、５０は縦型軌道３に設けら
れた駆動用ラックで、ピニオン２７と噛み合い駆動装置
本体４を駆動する。
傷装置の応用例を示すもので、３は縦型軌道、４は駆動
装置本体、８、９は駆動装置本体４を縦型軌道３に取り
付けるためのガイドローラ、５０は縦型軌道３に設けら
れた駆動用ラックで、ピニオン２７と噛み合い駆動装置
本体４を駆動する。
【００２６】図１０もまた本発明の配管用超音波探傷装
置の応用例を示したもので、軌道の形状を変えたもので
ある。図中６０が軌道、６１は駆動装置本体である。
置の応用例を示したもので、軌道の形状を変えたもので
ある。図中６０が軌道、６１は駆動装置本体である。
【００２７】図１１には更に他の一例が示されている。
この場合は、第２の探触子取付部を探触子押付部により
押し付けるようにしたもので、７０は探触子押付部、７
１は探触子押付部７０の回転中心である。この場合は探
触子押付部７０を例えばエアシリンダ、ばね等により配
配管１の表面に探触子３７を押し付けるように作用す
る。
この場合は、第２の探触子取付部を探触子押付部により
押し付けるようにしたもので、７０は探触子押付部、７
１は探触子押付部７０の回転中心である。この場合は探
触子押付部７０を例えばエアシリンダ、ばね等により配
配管１の表面に探触子３７を押し付けるように作用す
る。
【００２８】以上説明してきたように本発明の実施例に
よれば次の効果がある。すなわち、１）周回リングにか
かる負荷を軽減できるため、駆動装置の高さを低くで
き、狭いところの超音波探傷試験が可能となる。２）ア
ームの長さを溶接部の駆動装置側を探傷する長さに短く
することができるので小形化可能である。
よれば次の効果がある。すなわち、１）周回リングにか
かる負荷を軽減できるため、駆動装置の高さを低くで
き、狭いところの超音波探傷試験が可能となる。２）ア
ームの長さを溶接部の駆動装置側を探傷する長さに短く
することができるので小形化可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、たとえ配管にエルボ等の湾曲部があっても邪魔にな
らず、またアームが短長となる分、周回リングにかかる
負荷は軽減され、小形な駆動装置で良く、したがって片
側軌道で超音波探触子は溶接部全域を走査できることは
勿論のこと、特にシフト又は伸縮アーム等の特殊な装置
を用いることなく構成簡単、かつ小型にして直管、エル
ボ溶接部等の探傷が行える。
ば、たとえ配管にエルボ等の湾曲部があっても邪魔にな
らず、またアームが短長となる分、周回リングにかかる
負荷は軽減され、小形な駆動装置で良く、したがって片
側軌道で超音波探触子は溶接部全域を走査できることは
勿論のこと、特にシフト又は伸縮アーム等の特殊な装置
を用いることなく構成簡単、かつ小型にして直管、エル
ボ溶接部等の探傷が行える。
【図１】本発明の超音波探傷装置の一実施例を示す縦断
側面図である。
側面図である。
【図２】本発明の超音波探傷装置の一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図３】本発明の超音波探傷装置の一実施例を示す正面
図である。
図である。
【図４】本発明の超音波探傷装置の他の実施例を示す縦
断側面図である。
断側面図である。
【図５】本発明の超音波探傷装置の他の実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図６】本発明の超音波探傷装置の他の実施例を示すも
のにして探触子取付部の縦断側面図である。
のにして探触子取付部の縦断側面図である。
【図７】本発明の超音波探傷装置の他の実施例を示すも
のにして探触子取付部の縦断側面図である。
のにして探触子取付部の縦断側面図である。
【図８】本発明の超音波探傷装置のさらに他の実施例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図９】本発明の超音波探傷装置のさらに他の実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図１０】本発明の超音波探傷装置のさらに他の実施例
を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
【図１１】本発明の超音波探傷装置のさらに他の実施例
を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
【図１２】従来の超音波探傷装置の要部を示す縦断側面
図である。
図である。
【図１３】従来の超音波探傷装置の側面図である。
５…アーム、７…超音波探触子、２０…周回リング案内
部、２４…周回リング、３１…探触子移動部、３３…第
１の探触子取付部、３４…第２の探触子取付部、７０…
探触子押付部。
部、２４…周回リング、３１…探触子移動部、３３…第
１の探触子取付部、３４…第２の探触子取付部、７０…
探触子押付部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 喜美雄 茨城県日立市大みか町三丁目８番１号 茨 城情報サービス株式会社内
Claims (8)
- 【請求項１】 配管の外表面に着脱自在に取り付けられ
る周回リング案内部と、 該周回リング案内部に沿って移動し、かつ配管の長手方
向にのびたアームを有する周回リングと、 前記アーム上に、アームに沿って移動する探触子移動部
と、 該探触子移動部に設けられた第一の超音波探触子と、 同じく探触子移動部に設けられた探触子保持アームと、
該探触子保持アームに設けられた第二の超音波探触子か
ら構成され、 前記第一および第二の超音波探触子を配管の長手方向に
所定の間隔をおいて保持させるようにしたことを特徴と
する超音波探傷装置。 - 【請求項２】 前記探触子保持アームの代わりに探触子
押しつけ部を設け、探触子を配管表面に押圧するように
してなる請求項１記載の超音波探傷装置。 - 【請求項３】 前記探触子押しつけ部を弾性体にて形成
してなる請求項２記載の超音波探傷装置。 - 【請求項４】 前記第一及び第二の超音波探触子を搭載
したアームを、前記周回リングに着脱自在に形成してな
る請求項１、２若しくは３記載の超音波探傷装置。 - 【請求項５】 配管の溶接部近傍の表面に敷設される軌
道と、 該軌道に沿って走行する駆動装置本体と、 該駆動装置本体に取り付けられ、かつ配管の長手方向に
のびたアームと、 該アームに沿って移動する探触子移動部と、 該探触子移動部に取り付けられた超音波探触子と、を備
えた超音波探傷装置において、 前記配管溶接部の前記駆動装置側を探傷する第一の探触
子と反駆動装置側を探傷する第二の探触子とが、探触子
保持アーム又は探触子押しつけ部先端に夫々保持され、
かつ前記第二の探触子が、探触子移動部の最高移動時前
記アームの先端より突出するように形成するようにした
ことを特徴とする超音波探傷装置。 - 【請求項６】 配管の表面に敷設される縦型軌道と、 該縦型軌道の側面に沿って走行する周回リングと、 該周回リングを駆動する駆動装置と、 前記周回リングに取り付けられ、かつ配管の長手方向に
のびたアームと、 該アームに沿って移動する探触子移動部と、 該探触子移動部に取り付けられた超音波探触子と、を備
えた超音波探傷装置において、 前記周回リングを駆動する駆動装置を、前記軌道側に固
定保持させるとともに、前記配管溶接部の前記駆動装置
側を探傷する第一の探触子と反駆動装置側を探傷する第
二の探触子とが、探触子保持アーム又は探触子押しつけ
部先端に夫々保持され、かつ前記第二の探触子を最高移
動状態で前記アームの先端より突出するように形成した
ことを特徴とする超音波探傷装置。 - 【請求項７】 配管の外表面に着脱自在に取り付けられ
る周回リング案内部と、 該周回リング案内部上を移動し、かつ配管の長手方向に
のびたアームを有する周回リングと、 前記アーム上をアームに沿って移動し、溶接部を探傷す
る第一および第二の超音波探触子と、を備えた超音波探
傷装置において、 前記アーム上に、アームに沿って移動する一つの探触子
移動部を設け、かつ該探触子移動部に、配管の長手方向
に分かれた二股の探触子保持アームを設けるとともに、 該探触子保持アームの一方側先端に前記第一の超音波探
触子を、また他方側先端に前記第二の超音波探触子を保
持させるようにしたことを特徴とする超音波探傷装置。 - 【請求項８】 配管の外表面に着脱自在に取り付けられ
る周回リング案内部と、 該周回リング案内部上を移動し、かつ配管の長手方向に
のびたアームを有する周回リングと、 前記アーム上をアームに沿って移動し、溶接部を探傷す
る第一および第二の超音波探触子と、を備えた超音波探
傷装置において、 前記アーム上に、アームに沿って移動する一つの探触子
移動部を設けるとともに、 該探触子移動部に、前記アームの先端側方向にのびる探
触子保持アームと、最短距離で配管の表面にのびる探触
子保持アームとを設け、 該探触子保持アームの夫々のアーム先端に、前記第一お
よび第二の超音波探触子を夫々保持させるようにしたこ
とを特徴とする超音波探傷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5327083A JPH07181171A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 超音波探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5327083A JPH07181171A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 超音波探傷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07181171A true JPH07181171A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18195103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5327083A Pending JPH07181171A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 超音波探傷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07181171A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007132667A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Hitachi Eng Co Ltd | 配管溶接部の非破壊検査装置 |
| JP2009236613A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 配管の検査装置及びその検査方法 |
| CN102175773A (zh) * | 2010-12-24 | 2011-09-07 | 中国海洋石油总公司 | 一种用于海洋管道超声导波检测的探头***及其设计方法 |
| CN102565199A (zh) * | 2010-12-23 | 2012-07-11 | 中国石油天然气股份有限公司 | 管道导波检测***柔性探头环 |
| WO2014098068A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 株式会社移動ロボット研究所 | 配管検査ロボット、及び配管の検査方法 |
| CN107024540A (zh) * | 2017-05-15 | 2017-08-08 | 江苏承中和高精度钢管制造有限公司 | 一种新型的用于钢管焊缝强度检测装置 |
| CN110018236A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-07-16 | 浙江大学滨海产业技术研究院 | 一种钢管无损检测设备 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5327083A patent/JPH07181171A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007132667A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Hitachi Eng Co Ltd | 配管溶接部の非破壊検査装置 |
| JP2009236613A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 配管の検査装置及びその検査方法 |
| CN102565199A (zh) * | 2010-12-23 | 2012-07-11 | 中国石油天然气股份有限公司 | 管道导波检测***柔性探头环 |
| CN102175773A (zh) * | 2010-12-24 | 2011-09-07 | 中国海洋石油总公司 | 一种用于海洋管道超声导波检测的探头***及其设计方法 |
| WO2014098068A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 株式会社移動ロボット研究所 | 配管検査ロボット、及び配管の検査方法 |
| US9726569B2 (en) | 2012-12-18 | 2017-08-08 | Mobile Robot Research Co., Ltd. | Piping inspection robot and method of inspecting piping |
| CN107024540A (zh) * | 2017-05-15 | 2017-08-08 | 江苏承中和高精度钢管制造有限公司 | 一种新型的用于钢管焊缝强度检测装置 |
| CN110018236A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-07-16 | 浙江大学滨海产业技术研究院 | 一种钢管无损检测设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7950298B2 (en) | Motorized bracelet assembly for moving sensor modules around a pipe | |
| JPS5920102B2 (ja) | 超音波探傷装置 | |
| CA2723461C (en) | Laser ultrasonic measurement system with movable beam delivery | |
| US5370006A (en) | Piping inspection carriage having axially displaceable sensor | |
| JPH07181171A (ja) | 超音波探傷装置 | |
| JP2603405B2 (ja) | 貫通部の非破壊検査方法及び装置 | |
| CN110836926B (zh) | 一种空气导管电子束焊缝超声检测探头 | |
| CN212255203U (zh) | 焊缝柔性轨道双超声探头扫查装置 | |
| JP4897420B2 (ja) | 超音波探傷装置 | |
| JPH0129261B2 (ja) | ||
| CN113791142B (zh) | 一种轨道交通故障诊断用轨道焊缝检测装置 | |
| JPH09288094A (ja) | 超音波探傷装置 | |
| CN212255204U (zh) | 焊缝柔性宽轨道超声波扫查装置 | |
| CN115097008A (zh) | 一种核聚变堆真空室组对焊缝的在线自动化超声检测装置 | |
| JPS6318136B2 (ja) | ||
| JPH0247318B2 (ja) | ||
| JPS6222841Y2 (ja) | ||
| JPH0798303A (ja) | 超音波自動探傷装置 | |
| GB2012047A (en) | Non-destructive testing of welds | |
| JP3253744B2 (ja) | 配管溶接部探傷装置 | |
| JPS6031053A (ja) | 曲管自動超音波探触子駆動装置 | |
| JP3009977B2 (ja) | 超音波探傷装置 | |
| JPH0574784B2 (ja) | ||
| JPH0552824A (ja) | 縦型管体の超音波検査装置 | |
| JPS58129253A (ja) | 配管の超音波探傷装置 |