JPH07180523A - 内燃機関の潤滑装置 - Google Patents

内燃機関の潤滑装置

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Publication number
JPH07180523A
JPH07180523A JP6272603A JP27260394A JPH07180523A JP H07180523 A JPH07180523 A JP H07180523A JP 6272603 A JP6272603 A JP 6272603A JP 27260394 A JP27260394 A JP 27260394A JP H07180523 A JPH07180523 A JP H07180523A
Authority
JP
Japan
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oil
lubricating oil
passage
lubricating
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP6272603A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sugizaki
聡 杉崎
Yutaka Tazaki
豊 田崎
Kenji Ushijima
研史 牛嶋
Hiroshi Kobayakawa
弘 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07180523A publication Critical patent/JPH07180523A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖機性能向上と平衡油温低減とを両立させ
る。 【構成】 潤滑油ポンプ21からの潤滑油をシリンダヘ
ッド31の冷却水内もしくはその近傍を通ってシリンダ
ヘッド31の動弁系各部に導く油通路33,34,35
を形成し、この油通路33,34,35から余剰潤滑油
を潤滑油ポンプ21の吸込み側に循環可能な循環通路4
6を形成し、この循環通路46に循環油量を制御する弁
手段47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の潤滑装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の潤滑装置は、図23のように
潤滑油ポンプ1によってオイルパン2から吸い上げら
れ、吐出された潤滑油が、オイルフィルタ3を通り、各
ギャラリ4,5からクランク軸系、シリンダヘッド6に
配置される動弁系等に送られる。
【0003】クランク軸系に送られた潤滑油は、メイン
ベアリング、軸内部のオイル孔からコンロッドベアリン
グ等に供給され、これらを潤滑した油はオイルパン2に
落とされる。
【0004】ヘッドギャラリ5の潤滑油は、吸気バルブ
7、排気バルブ8のハイドロリックラッシュアジャスタ
(HLA)9、カムジャーナル、およびオイルチューブ
10からカムノーズ等に供給され、これらを作動、潤滑
した油は、シリンダヘッド6のアッパデッキ11に集め
られ、シリンダヘッド6からシリンダブロック12を貫
通する油落とし穴13を通ってオイルパン2へ戻され
る。ヘッドギャラリ5の入口にはオリフィス14が介装
される。
【0005】なお、潤滑油はタイミングチェーン等に供
給されるほか、シリンダ部等に設けられたオイルジェッ
トからピストン摺動側に噴出される(社団法人自動車技
術会1990年12月1日発行 自動車技術ハンドブッ
ク 第1分冊 第53頁等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような潤滑油は、
冷間時のように油温が低いときは、フリクションを低減
するために早く昇温させるのが望ましい。
【0007】従来の場合、シリンダヘッド6の動弁系に
供給された潤滑油は、アッパデッキ11表面を流れ、油
落とし穴13からオイルパン2へ戻される際に、シリン
ダヘッド6内の冷却水とで熱交換が行われるものの、層
流状態の流れのため、冷却水を利用した効率の良い熱交
換は得られない。
【0008】一方、近年暖機促進のため、エンジン内の
冷却水量を減少させる傾向にあり、その分潤滑油の平衡
油温が高まってしまう傾向がある。
【0009】V型エンジンのように、油落とし穴13が
特にエキゾースト側に設けられるものでは、油温が高く
なりやすい。
【0010】したがって、冷却水との熱交換が良くない
と、潤滑性能が低下することになり、また暖機性能に影
響する。
【0011】この発明は、暖機時の潤滑油の速やかな昇
温と、定常時の平衡油温の低下とを両立でき、実用性に
優れた潤滑装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、潤滑
油ポンプからの潤滑油をシリンダヘッドの冷却水内もし
くはその近傍を通ってシリンダヘッドの動弁系各部に導
くヘッド側油通路を形成し、このヘッド側油通路から余
剰潤滑油を潤滑油ポンプの吸込み側に循環可能な循環通
路を形成し、この循環通路に循環油量を制御する弁手段
を設ける。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、弁手段の下流にて循環通路に、オイルジェットから
ピストン摺動側に潤滑油を噴出するオイルジェット潤滑
通路を接続する。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、ヘッド側油通路は各気筒間に気筒列方向と直角方向
に冷却水内を通過する通路部を有する。
【0015】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、潤滑油ポンプからの潤滑油をクランク軸系に導くメ
イン側油通路に流量を制御する制御手段を設ける。
【0016】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、制御手段をエンジンフロントカバーに内蔵すると共
に、オイルフィルタの取付フランジをエンジンフロント
カバーに形成する。
【0017】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、潤滑油ポンプからオイルフィルタ、制御手段への油
路をエンジンフロントカバーに形成する。
【0018】請求項7の発明は、請求項4の発明におい
て、制御手段をオイルパンまたはそのラダーフレームに
内蔵すると共に、オイルフィルタの取付フランジをオイ
ルパンまたはそのラダーフレームに形成する。
【0019】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、少なくともオイルフィルタと制御手段とを結ぶ油路
をオイルパンまたはそのラダーフレームに形成する。
【0020】
【作用】請求項1の発明では、潤滑油ポンプからの潤滑
油が、シリンダヘッドの冷却水内もしくはその近傍に形
成されたヘッド側油通路を通ることによって、シリンダ
ヘッドの冷却水とで効率良く熱交換が行われる。
【0021】この場合、ヘッド側油通路を通る潤滑油は
シリンダヘッドの動弁系各部に導かれると共に、余剰潤
滑油はヘッド側油通路を通りながら弁手段を設けた循環
通路によってポンプ側に戻される。
【0022】このため、冷機時のように油温が低いとき
は、シリンダヘッドの冷却水温の上昇に伴って潤滑油が
速やかに昇温され、一方油温が高くなってくると、シリ
ンダヘッドの冷却水による冷却によって適正な平衡油温
に維持される。
【0023】請求項2の発明では、弁手段の下流にて循
環通路に、ピストン摺動側に潤滑油を噴出するためのオ
イルジェット潤滑通路を接続すると、弁手段が循環通路
を閉じることで、オイルジェットの噴射が停止されるた
め、別個のオイルジェット用の制御弁を設ける必要はな
い。
【0024】請求項3の発明では、ヘッド側油通路が各
気筒間に気筒列方向と直角方向に冷却水内を通過するよ
うに形成すると、シリンダヘッドの冷却水流路の断面積
の変化が少なくなり、冷却水のスムーズな流れが得られ
る。
【0025】請求項4の発明では、潤滑油ポンプからの
潤滑油をクランク軸系に導くメイン側油通路に流量を制
御する制御手段を設けると、エンジンの回転に応じてク
ランク軸系に要求量の潤滑油を供給できる一方、潤滑油
ポンプの吐出量がそれほど多くないエンジンの低回転時
からヘッド側油通路に所定量の潤滑油を供給可能にな
る。
【0026】請求項5の発明では、制御手段をエンジン
フロントカバーに内蔵すると共に、オイルフィルタの取
付フランジをエンジンフロントカバーに形成することに
より、潤滑油ポンプ、オイルフィルタ、制御手段および
油路の接続が容易になり、構造が簡素化する。
【0027】この場合、請求項6の発明のように、潤滑
油ポンプからオイルフィルタ、制御手段への油路をエン
ジンフロントカバーに形成することで、エンジンフロン
ト側の構造がより簡素化する。
【0028】請求項7の発明では、制御手段をオイルパ
ンまたはそのラダーフレームに内蔵すると共に、オイル
フィルタの取付フランジをオイルパンまたはそのラダー
フレームに形成することにより、制御手段ならびにオイ
ルフィルタの取付けが容易になる。
【0029】この場合、請求項8の発明のように、少な
くともオイルフィルタと制御手段とを結ぶ油路をオイル
パンまたはそのラダーフレームに形成することで、構造
がより簡素化する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0031】図1は送油系統図で、20はオイルパン、
21は潤滑油ポンプである。エンジンフロント側に設置
された潤滑油ポンプ21の吐出側の通路22には、オイ
ルフィルタ23の下流にメインギャラリ24と、シリン
ダヘッド側のヘッドギャラリ25とが接続される。
【0032】メインギャラリ24と吐出側通路22との
間には、流量の制御手段としてオリフィス26とチェッ
ク弁27とが介装される。クランク軸(図示しない)に
平行にメインギャラリ24が延設され、それぞれ所定の
位置にクランク軸のメインベアリング、メインジャーナ
ル28につながる供給路29が設けられる。各供給路2
9に通じる導孔30がクランク軸内に設けられ、コンロ
ッドベアリング側に開口される。
【0033】ヘッドギャラリ25には、図2、図3のよ
うにエンジンフロント側からシリンダヘッド31の冷却
水流路32内を通ってエンジンリア側まで延設される通
路33と、通路33に続いてエンジンリア側からシリン
ダヘッド31の冷却水流路32の近傍を通ってエンジン
フロント側まで延設される2つの通路34,35とが形
成される。
【0034】通路33は、吸気側の位置にてシリンダヘ
ッド31の冷却水流路32にパイプを配設すること等に
よって形成され、通路34,35は、ポート36,37
の上側を通る所定の位置にてシリンダヘッド31に孔を
開けること等によって形成される。
【0035】これらの通路34,35に、各気筒間の位
置に動弁系のカムジャーナル38、カムノーズ側のオイ
ルチューブ39、および吸気バルブ40、排気バルブ4
1のハイドロリックラッシュアジャスタ(HLA)42
に潤滑油を供給する供給路43がそれぞれ形成される。
【0036】通路34,35は各供給路39の下方にて
連通され、連通部44はそれぞれ各気筒間にて気筒列方
向と直角方向に冷却水流路32を横切るように形成され
る。この場合、シリンダヘッド31の鋳造時に円柱状部
を形成しておき、これに孔を開けること等で形成する。
なお、孔加工端に埋栓45が施される。
【0037】これらの通路34,35の下流側はエンジ
ンフロント側にて合流され、循環通路46に接続され
る。通路34,35の合流直後の位置にて循環通路46
に循環油量を制御する弁手段としてチェック弁47が介
装され、循環通路46の下流端は潤滑油ポンプ21の吸
込み側に接続される。
【0038】チェック弁47の下流の循環通路46にオ
リフィス48が介装され、オリフィス48とチェック弁
47との間にオイルジェット通路49が分岐形成され
る。気筒列方向に延設されたオイルジェット通路49の
それぞれ所定の位置にピストン摺動側に向かうオイルジ
ェット50が設けられる。
【0039】なお、循環通路46はオイルパン20に開
口する潤滑油ポンプ21の吸込み通路51の途中に接続
されるが、その吸込み通路51の開口付近でオイルパン
20に開放させても良い。
【0040】このような構成のため、潤滑油ポンプ21
より吐出された潤滑油は、通路22、オイルフィルタ2
3を通ってメインギャラリ24、ヘッドギャラリ25に
送られる。
【0041】この場合、エンジンの回転が低く、潤滑油
ポンプ21の吐出量がそれほど多くないときは、メイン
ギャラリ24に潤滑油がオリフィス26等を介して供給
され、ヘッドギャラリ25に大部分の潤滑油が供給され
る。エンジンの回転が上昇して、潤滑油ポンプ21の吐
出量が増えてくると、チェック弁27が開かれ、メイン
ギャラリ24に供給される潤滑油が増量される。
【0042】メインギャラリ24の潤滑油は、供給路2
9を通ってクランク軸のメインベアリング、メインジャ
ーナル28に、およびクランク軸内の導孔30を通って
コンロッドベアリング等に供給され、各部を潤滑した
後、オイルパン20に戻される。
【0043】一方、ヘッドギャラリ25の潤滑油は、エ
ンジンフロント側からシリンダヘッド31の冷却水流路
32内に形成された通路33を通って、エンジンリア側
に送られると共に、エンジンリア側からエンジンフロン
ト側に向きを変えて、シリンダヘッド31の冷却水流路
32の近傍を通る通路34,35に導かれる。
【0044】この通路34,35に導かれた潤滑油は、
それぞれ所定位置の供給路43を介して、動弁系のハイ
ドロリックラッシュアジャスタ42、カムジャーナル3
8に、およびカムチューブ39からカムノーズに供給さ
れ、余剰分の潤滑油は、通路34,35の下流のチェッ
ク弁47によって循環通路46に送られる。
【0045】なお、動弁系を作動、潤滑した後の潤滑油
は、アッパデッキから油落とし穴を経てオイルパン2に
戻される。
【0046】即ち、ヘッドギャラリ25に送られた潤滑
油は、シリンダヘッド31の冷却水内ならびにその近傍
に形成された通路33,34,35を通ることによっ
て、シリンダヘッド31の冷却水と十分に熱交換が行わ
れると共に、この場合エンジンの低回転時からヘッドギ
ャラリ25に所定量の潤滑油が供給され、エンジンの回
転が上昇してくると、余剰分の潤滑油を含めてヘッドギ
ャラリ25に供給される潤滑油量が増加される。このた
め、冷却水との的確な熱交換が得られる。
【0047】これにより、潤滑油温が低いときは、シリ
ンダヘッド31の冷却水温の上昇に伴って潤滑油が速や
かに昇温され、したがって暖機時のフリクションが大幅
に改善され、良好な暖機性能が確保される。
【0048】この一方、潤滑油温が高いときは、シリン
ダヘッド31の冷却水によって的確に冷却され、したが
って潤滑油温が高くなり過ぎることはなく、エンジン内
の冷却水量を減少させた構造のものあるいはV型エンジ
ンの場合にも、適正な平衡油温に維持される。
【0049】チェック弁47によって循環通路46に送
られた潤滑油は、下流のオリフィス48により所定の圧
力に保たれて、オイルジェット通路49に分配され、そ
れぞれ所定位置のオイルジェット50から各ピストン摺
動側に噴出される。
【0050】オイルジェット50は常開構造のため、潤
滑油ポンプ21が停止するエンジン停止時に、シリンダ
ヘッド31の通路34,35等の潤滑油がオイルジェッ
ト50から抜けてしまい、抜けた分、エンジン始動時に
潤滑油の供給が遅れることになり、このためオイルジェ
ット毎に逆止弁等が必要であるが、この場合循環通路4
6のチェック弁47によって潤滑油の抜けが防止され
る。
【0051】また、シリンダヘッド31の通路34,3
5の間には連通部44が設けられ、この連通部44は各
気筒間にて気筒列方向と直角方向に冷却水内を通るよう
に形成されている。このため、冷却水との熱交換がより
的確に行われると共に、冷却水流路32の流路断面積の
変化が少なくなり、冷却水が滞流を起こすことなく流路
32をスムーズに流れるようになる。したがって、シリ
ンダヘッド31の均一な冷却が行え、燃焼の改善にも寄
与する。
【0052】このように、冷却水量を減少させたエンジ
ン、V型エンジン等に対応可能であり、平衡油温の低減
により、各軸受のコンパクト化、潤滑油ポンプ21の小
型化、動弁系の摩耗低減、潤滑油の劣化防止が図れる。
【0053】図4は本発明の他の実施例を示すもので、
循環通路46の前記チェック弁の代わりに電磁弁55を
設け、これをコントロールユニット56によって制御す
るようにしている。
【0054】この場合、コントロールユニット56にエ
ンジンの回転数、潤滑油ポンプ21の吐出圧、潤滑油温
等の検出信号を入力し、これら基に電磁弁55の開度制
御を行えば、潤滑油量を細かく制御でき、運転状態に合
った適正な潤滑を行えると共に、暖機時にヘッドギャラ
リ25への潤滑油量を増やして、潤滑油をより速やかに
昇温することができる。
【0055】図5〜図8はメインギャラリ24の入口部
に制御バルブ(制御手段)を設ける際の取付、構造の例
を示す。これは、オイルジェット通路をヘッドギャラリ
25、メインギャラリ24に独立に設けたものである。
【0056】制御バルブ67は、図7のようにパイプ状
のボディ68内に弁体70が摺動自由に収装され、スプ
リング71によってボディ68前端側に付勢されてい
る。弁体70の円周部には所定の位置に周溝72が形成
され、前端部にはその周溝72につながる導孔73が開
口されている。ボディ68の前端には入口孔74が形成
され、前端側の側面には直交方向の2カ所にそれぞれ前
端から所定の位置に出口孔75,76が形成されてい
る。
【0057】シリンダブロック60に形成されるメイン
ギャラリ24の入口部には、図6、図8のようにクラン
クケース内壁(スカート部内壁)61側からバルブ孔7
7が形成される。バルブ孔77の前方のスカート部62
外壁には、オイルフィルタ23を取付けるための取付面
80が形成され、潤滑油ポンプ21の吐出側通路22に
つながるオイルフィルタ23の入口流路81と、バルブ
孔77につながるオイルフィルタ23の出口流路82と
が開設される。出口流路82の途中にはヘッドギャラリ
25が分岐され、バルブ孔77の前端部にはメインギャ
ラリ24と直交方向に設けられた導孔83を介してオイ
ルジェット通路66が接続される。
【0058】このバルブ孔77に制御バルブ67が、ボ
ディ68の出口孔76をメインギャラリ24に、出口孔
75をオイルジェット通路66の導孔83に合わせて挿
入、設置される。制御バルブ67の取付基部84には位
置決め用の突起85が設けられる。
【0059】潤滑油ポンプ21より吐出されたオイル
は、入口流路81、オイルフィルタ23、出口流路82
を通り、ヘッドギャラリ25および制御バルブ67側に
送られるが、エンジンの回転が低く、潤滑油ポンプ21
の吐出量がそれほど多くないときは、制御バルブ67の
弁体70がほぼ初期位置に保たれて、導孔73、周溝7
2のみによりメインギャラリ24が開通され、このため
オイルは大部分がヘッドギャラリ25に送られ、一部が
メインギャラリ24に送られる。
【0060】エンジンの回転が上昇して潤滑油ポンプ2
1の吐出量が増えてくると、制御バルブ67の弁体70
が後退してオイルジェット通路66が開かれ、オイルジ
ェット通路66にもオイルが送られる。
【0061】さらにエンジンの回転が上昇してくると、
制御バルブ67の弁体70の後退によってメインギャラ
リ24が開かれ、メインギャラリ24に送られるオイル
が増加される。
【0062】したがって、エンジンの低回転時からヘッ
ドギャラリ25に所定量のオイルが供給され、エンジン
の回転の上昇に伴ってメインギャラリ24、オイルジェ
ット通路66に必要量のオイルが供給される。
【0063】このようにすれば、制御バルブ67、オイ
ルフィルタ23の取付けが容易になり、流路の接続、構
造が簡素化する。
【0064】図9〜図12は制御バルブ(制御手段)、
オイルフィルタ23をエンジンフロントカバー87に配
設した例である。図9、図10はフロントカバー87の
表側と切欠き断面を、図11、図12はフロントカバー
87の裏側と部分断面を示す。
【0065】フロントカバー87の略中央下部に潤滑油
ポンプ21が配置され、その周囲下部側に吸込みポート
88が、その周囲斜め上部側に吐出ポート90が形成さ
れている。
【0066】吸込みポート88につながる孔91にパイ
プ92が接続され、パイプ92の先端に取付けたストレ
ーナ93がオイルパン20に設置される。
【0067】吐出ポート90の流れ方向前方には、傾斜
面に形成されたフロントカバー87の側部にオイルフィ
ルタ23を取付けるためのフランジ部94が形成されて
いる。吐出ポート90につながる入口流路95と、これ
に平行な出口流路96とがフランジ部94に開口され、
このフランジ部94にオイルフィルタ23が取付けられ
る。
【0068】出口流路96は、吐出ポート90、潤滑油
ポンプ21の上部側を緩やかな曲路でフロントカバー8
7の反対側まで延設され、その下流側に制御バルブ86
が設けられている。
【0069】制御バルブ86は、フロントカバー87の
側部からバルブ孔97が空けられて、弁体98と弁体9
8を前端側に付勢するスプリング100が収装される。
バルブ孔97の前端部の側面には、常時開かれる小ポー
ト101と、弁体98の後退に応じて開かれるポート1
02とが形成され、これらはメインギャラリ24との連
結ポート103と接続される。
【0070】出口流路96の途中には、ヘッドギャラリ
25との連結ポート104と接続される分岐流路105
が形成されている。
【0071】制御バルブ86の下方にはヘッドギャラリ
25の下流につながる循環通路46の戻りポート(リリ
ーフポート)107が形成され、戻りポート107はリ
リーフバルブ(弁手段)108を介して潤滑油ポンプ2
1の吸込みポート88と接続される。
【0072】リリーフバルブ108は、フロントカバー
87の下部からバルブ孔110が空けられて、弁体11
1と弁体111を前端側に付勢するスプリング112が
収装されて形成される。
【0073】潤滑油ポンプ21の吐出ポート90と吸込
みポート88の間に、吐出圧が異常に高くなったときに
開放する安全弁113が設けられている。
【0074】なお、図13に示すように、制御バルブ8
6は潤滑油ポンプ21の吐出圧が規定値Aになるとポー
ト102を開き始めて、規定値Bにてポート102を全
開するように、リリーフバルブ108は潤滑油ポンプ2
1の吐出圧が規定値Dになると戻りポート107を潤滑
油ポンプ21の吸込みポート88に開通し始めるように
設定される。
【0075】潤滑油ポンプ21より吐出されたオイル
は、入口流路95、オイルフィルタ23、出口流路96
を通り、分岐流路105、連結ポート104を介してヘ
ッドギャラリ25に、および出口流路96下流の制御バ
ルブ86、連結ポート103を介してメインギャラリ2
4に送られる。
【0076】エンジンの回転が低く、潤滑油ポンプ21
の吐出量がそれほど多くないときは(吐出圧が規定値A
以下)、制御バルブ86の小ポート101のみにより連
結ポート103が開通され、このためオイルは大部分が
ヘッドギャラリ25に送られ、一部がメインギャラリ2
4に送られる。
【0077】エンジンの回転が上昇して、潤滑油ポンプ
21の吐出量が増え吐出圧が規定値A以上になると、制
御バルブ86のポート102が開かれ、メインギャラリ
24に送られるオイルが増加される。
【0078】そして、さらにエンジンの回転が上昇し
て、潤滑油ポンプ21の吐出量が増え吐出圧が規定値D
以上になると、ヘッドギャラリ25下流につながる循環
通路46につながる戻りポート107のリリーフバルブ
108が開かれ、循環通路46から戻りポート107を
介してリリーフオイルが潤滑油ポンプ21の吸込み側に
戻される。
【0079】これによって、エンジン低回転時からヘッ
ドギャラリ25に所定量のオイルが供給され、エンジン
の回転の上昇に伴ってメインギャラリ24に必要量のオ
イルが供給されると共に、エンジンの回転が高いときほ
ど多量のオイルがヘッドギャラリ25に流される。
【0080】このようにすれば、潤滑油ポンプ21、オ
イルフィルタ23、制御バルブ86等の設置および各流
路の構成、接続が容易になり、エンジンフロント側の構
造を簡素化できる。
【0081】図14〜図22は制御バルブ(制御手
段)、オイルフィルタ23をオイルパン20のラダーフ
レーム115に配設した例である。図14は配置構成を
示し、図15〜図18はフロントカバー部分を、図19
〜図22はラダーフレーム部分を示す。
【0082】フロントカバー116の略中央下部に潤滑
油ポンプ21が配置され、その周囲斜め下部側に吸込み
ポート117が、その周囲斜め上部側に吐出ポート11
8が形成される。
【0083】吸込みポート117につながる孔120に
パイプ121が接続され、パイプ121の先端に取付け
たストレーナ122がオイルパン20に設置される。
【0084】吐出ポート118につながる流路123
は、フロントカバー116の側部からシリンダブロック
下部に取付けられるオイルパン20のアルミ合金等から
なるラダーフレーム115側に延設され、ラダーフレー
ム115の側部にオイルフィルタ23を取付けるための
フランジ部124が設けられる。
【0085】ラダーフレーム115には、前記流路12
3に接続されるオイルフィルタ23の入口流路125
と、出口流路126とが形成され、オイルフィルタ23
と反対側まで延設された出口流路126の下流側が、ヘ
ッド側流路127とメイン側流路128とに分岐され
る。
【0086】ラダーフレーム115の側部からヘッド側
流路127とメイン側流路128とを貫通して制御バル
ブ114のバルブ孔130が空けられ、バルブ孔130
にスプリング131と、スプリング131によってメイ
ン側流路128の閉じ方向に付勢される弁体132とが
収装され、弁体132のストッパを兼ねる取付栓133
が固定される。取付栓133の軸部には、ヘッド側流路
127を遮断しないよう穴134が形成される。弁体1
32の先端部は小径に形成され、メイン側流路128の
最小流路面積が設定されると共に、その段差および弁体
132の先端に受けるオイルの圧力によって開動され
る。
【0087】ヘッド側流路127の下流ならびにメイン
側流路128の下流は、それぞれフロントカバー116
の側部に形成された案内路135,136に接続され
る。案内路135はシリンダヘッド31のヘッドギャラ
リ25に接続され、案内路136は連結ポート137等
を介してシリンダブロックのメインギャラリ24に接続
される。
【0088】案内路136に近傍には、ヘッドギャラリ
25の下流につながる循環通路46の戻りポート140
(図14では位置をずらしてある)が形成され、戻りポ
ート140はリリーフバルブ141を介して潤滑油ポン
プ21の吸込みポート117と接続される。リリーフバ
ルブ141は、フロントカバー116の下部からバルブ
孔142が空けられて形成される。
【0089】潤滑油ポンプ21の吐出ポート118と吸
込みポート117の間に、吐出圧が異常に高くなったと
きに開放する安全弁143が設けられる。
【0090】なお、前図13のように、制御バルブ11
4は潤滑油ポンプ21の吐出圧が規定値Aになるとメイ
ン側流路128を開き始めて、規定値Bにてメイン側流
路128を全開するように、リリーフバルブ141は潤
滑油ポンプ21の吐出圧が規定値Dになると戻りポート
140を潤滑油ポンプ21の吸込みポート117に開通
し始めるように設定される。
【0091】このようにすれば、エンジンフロント側の
構造を簡素化できると共に、加工性の良いアルミ合金等
のラダーフレーム115のため、オイルフィルタ23、
制御バルブ114等の設置およびこれらの接続をより容
易に行え、高い製作性を確保できる。
【0092】なお、オイルフィルタ23、制御バルブ1
14ならびにこれらの接続流路をオイルパン20のフレ
ームに設置ならびに形成することもできる。
【0093】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
潤滑油ポンプからの潤滑油をシリンダヘッドの冷却水内
もしくはその近傍を通ってシリンダヘッドの動弁系各部
に導くヘッド側油通路を形成し、このヘッド側油通路か
ら余剰潤滑油を潤滑油ポンプの吸込み側に循環可能な循
環通路を形成し、この循環通路に循環油量を制御する弁
手段を設けたので、暖機性能の向上と平衡油温の低減と
を両立させることができ、冷却水量を減少させたエンジ
ン、V型エンジン等に十分に対応できる。
【0094】請求項2の発明によれば、前記弁手段の下
流にて循環通路に、オイルジェットからピストン摺動側
に潤滑油を噴出するオイルジェット潤滑通路を接続する
ことで、オイルジェットに別個の制御弁等を設ける必要
がなくなり、構成の簡素化が図れる。
【0095】請求項3の発明によれば、前記ヘッド側油
通路に各気筒間に気筒列方向と直角方向に冷却水内を通
過する通路部を設けることで、冷却水流路の冷却水が滞
流を起こすことなくスムーズに流れ、シリンダヘッドの
均一な冷却が行える。
【0096】請求項4の発明によれば、メイン側油通路
に流量の制御手段を設けることで、クランク軸系に要求
量の潤滑油を供給しつつ、エンジンの低回転時からシリ
ンダヘッド側に所定量の潤滑油を供給でき、冷却水との
熱交換を的確に行える。
【0097】請求項5の発明によれば、前記制御手段を
エンジンフロントカバーに内蔵すると共に、エンジンフ
ロントカバーにオイルフィルタの取付フランジを形成す
るので、潤滑油ポンプ、オイルフィルタ、制御手段の設
置および油路の接続が容易になり、構造が簡素化する。
【0098】請求項6の発明によれば、この場合潤滑油
ポンプからオイルフィルタ、制御手段への油路をエンジ
ンフロントカバーに形成することで、構造がより簡素化
する。
【0099】請求項7の発明によれば、前記制御手段を
オイルパンまたはそのラダーフレームに内蔵すると共
に、オイルフィルタの取付フランジをオイルパンまたは
そのラダーフレームに形成するので、制御手段ならびに
オイルフィルタの取付けが容易になる。
【0100】請求項8の発明によれば、この場合少なく
ともオイルフィルタと制御手段とを結ぶ油路をオイルパ
ンまたはそのラダーフレームに形成することで、構造が
より簡素化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の送油系統図である。
【図2】シリンダヘッドの気筒間の断面図である。
【図3】シリンダヘッドの燃焼室を通る断面図である。
【図4】他の実施例の送油系統図である。
【図5】他の実施例の配置構成図である。
【図6】制御バルブの取付図である。
【図7】制御バルブの斜視図である。
【図8】制御バルブの断面図である。
【図9】他の実施例のフロントカバーの正面図である。
【図10】その一部切欠き断面図である。
【図11】フロントカバーの裏面図である。
【図12】その部分断面図である。
【図13】各バルブの動作特性図である。
【図14】他の実施例の配置構成図である。
【図15】フロントカバーの裏面図である。
【図16】そのポンプカバー部分の正面図である。
【図17】図15のA−A線断面図である。
【図18】図16のB−B線断面図である。
【図19】ラダーフレームの正面図である。
【図20】その部分断面図である。
【図21】その部分側面図である。
【図22】その部分側面図である。
【図23】従来例の潤滑系統図である。
【符号の説明】
20 オイルパン 21 潤滑油ポンプ 23 オイルフィルタ 24 メインギャラリ 25 ヘッドギャラリ 26 オリフィス 27 チェック弁 31 シリンダヘッド 32 冷却水流路 33,34,35 通路 38 カムジャーナル 39 オイルチューブ 42 ハイドロリックラッシュアジャスタ 43 供給路 44 連通部 46 循環通路 47 チェック弁 48 オリフィス 49 オイルジェット通路 50 オイルジェット 55 電磁弁 56 コントロールユニット 66 オイルジェット通路 67 制御バルブ 77 バルブ孔 86 制御バルブ 87 フロントカバー 88 吸込みポート 90 吐出ポート 94 フランジ部 95 入口流路 96 出口流路 97 バルブ孔 98 弁体 100 スプリング 101 小ポート 102 ポート 105 分岐流路 107 戻りポート 108 リリーフバルブ 110 バルブ孔 111 弁体 112 スプリング 114 制御バルブ 115 ラダーフレーム 116 フロントカバー 117 吸込みポート 118 吐出ポート 123 流路 124 フランジ部 125 入口流路 126 出口流路 127 ヘッド側流路 128 メイン側流路 130 バルブ孔 131 スプリング 132 弁体 135,136 案内路 140 戻りポート 141 リリーフバルブ 142 バルブ孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01M 11/03 E F01P 3/20 G F02F 7/00 301 F (72)発明者 小早川 弘 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油ポンプからの潤滑油をシリンダヘ
    ッドの冷却水内もしくはその近傍を通ってシリンダヘッ
    ドの動弁系各部に導くヘッド側油通路を形成し、このヘ
    ッド側油通路から余剰潤滑油を潤滑油ポンプの吸込み側
    に循環可能な循環通路を形成し、この循環通路に循環油
    量を制御する弁手段を設けたことを特徴とする内燃機関
    の潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記弁手段の下流にて循環通路に、オイ
    ルジェットからピストン摺動側に潤滑油を噴出するオイ
    ルジェット潤滑通路を接続したことを特徴とする請求項
    1に記載の内燃機関の潤滑装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド側油通路は各気筒間に気筒列
    方向と直角方向に冷却水内を通過する通路部を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の潤滑装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の内燃機関の潤滑装置におい
    て、潤滑油ポンプからの潤滑油をクランク軸系に導くメ
    イン側油通路に流量を制御する制御手段を設けたことを
    特徴とする内燃機関の潤滑装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段をエンジンフロントカバー
    に内蔵すると共に、オイルフィルタの取付フランジをエ
    ンジンフロントカバーに形成したことを特徴とする請求
    項4に記載の内燃機関の潤滑装置。
  6. 【請求項6】 潤滑油ポンプからオイルフィルタ、制御
    手段への油路をエンジンフロントカバーに形成したこと
    を特徴とする請求項5に記載の内燃機関の潤滑装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段をオイルパンまたはそのラ
    ダーフレームに内蔵すると共に、オイルフィルタの取付
    フランジをオイルパンまたはそのラダーフレームに形成
    したことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の潤滑
    装置。
  8. 【請求項8】 少なくともオイルフィルタと制御手段と
    を結ぶ油路をオイルパンまたはそのラダーフレームに形
    成したことを特徴とする請求項7に記載の内燃機関の潤
    滑装置。
JP6272603A 1993-11-10 1994-11-07 内燃機関の潤滑装置 Pending JPH07180523A (ja)

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JP28140293 1993-11-10
JP5-281402 1993-11-10

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