JPH07178508A - 金型開閉装置 - Google Patents

金型開閉装置

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Publication number
JPH07178508A
JPH07178508A JP32812893A JP32812893A JPH07178508A JP H07178508 A JPH07178508 A JP H07178508A JP 32812893 A JP32812893 A JP 32812893A JP 32812893 A JP32812893 A JP 32812893A JP H07178508 A JPH07178508 A JP H07178508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
cylinder
movable
opening
dies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32812893A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Shibata
幸宏 柴田
Ryuichi Masuda
隆一 升田
Takayuki Baba
隆之 馬場
Yasushi Yamamoto
恭嗣 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP32812893A priority Critical patent/JPH07178508A/ja
Publication of JPH07178508A publication Critical patent/JPH07178508A/ja
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 型開き時に離型用シリンダに作用する荷重を
支えるための剛性の高い専用部材を不要として設備の小
型化を図る。 【構成】 離型用シリンダ20の作動により、固定金型
10に対して可動金型12を開閉させる形式の金型開閉
装置において、前記離型用シリンダ20は前記可動金型
12の上部において複数個配置されているとともに、各
離型用シリンダ20はその軸線方向に加わる荷重が固定
金型10で受けられるようにそれぞれ支持されている。
また各離型用シリンダ20の作動ロッド22は支持体2
8によって共に結合され、この支持体28と前記可動金
型12とが連結部材30によって連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定金型と可動金型と
からなる主として鋳造用金型の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の金型開閉装置が例えば実開昭6
3−116139号公報に開示されている。この公報の
技術では、固定金型(下型)に対して可動金型(上型)
を開閉させるための離型用シリンダがこの可動金型の上
方に配置され、その作動ロッドの先端部が可動金型の上
面中央部に結合されている。そしてこのシリンダは、固
定金型が載置されている金型プレート(基板)上に組付
けられた支持枠によって支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術におい
て、型開き時に前記離型用シリンダに加わる荷重(離型
反力)は前記支持枠で支えらる。このため、支持枠には
充分な剛性が要求されることとなり、この剛性を確保す
るために支持枠が大型となり、延いては金型開閉装置そ
のそものが大型となる。本発明の技術的課題は、つぎの
目的を達成することである。型開き時に離型用シリンダ
に作用する荷重を固定金型で支えることにより、高い剛
性を確保するためのシリンダ支持部材を不要として設備
の小型化を図る。また前記離型用シリンダに、型開き後
の可動金型から成形品を押し離すためのアクチュエータ
としての機能も兼ねさせることにより、装置の小型化な
らびにコストの低減を図る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の金型開閉装置はつぎのように構成されてい
る。 (1)離型用シリンダの作動により、固定金型に対して
可動金型を開閉させる形式の金型開閉装置において、前
記離型用シリンダは前記可動金型の上部において複数個
配置されているとともに、各離型用シリンダはその軸線
方向に加わる荷重が固定金型で受けられるようにそれぞ
れ支持されている。また各離型用シリンダの作動ロッド
は支持体によって共に結合され、この支持体と前記可動
金型とが連結部材によって連結されている。 (2)また前記(1)の構成において、前記可動金型が
そのキャビティにはり付いている成形品の押し離し可能
な押出しピンを備え、この可動金型の上方には前記押出
しピンと接触可能に対向したプレートが前記の各離型用
シリンダによって支持されている。
【0005】
【作用】前記(1)の構成によれば、前記の各離型用シ
リンダによって可動金型を開閉させる際に、それぞれの
離型用シリンダに加わる荷重(離型反力)は前記固定金
型で受けられる。つまりこの荷重は固定金型のもつ剛性
を利用して支えられることとなり、この剛性を確保する
ための専用部材が不要となる。また前記(2)の構成に
おいては、型開き後に前記離型用シリンダによって可動
金型をさらに型開き方向(上方向)へ移動させると、前
記の押出しピンがプレートに接触して押される。このと
きの押出しピンの動きにより、可動金型のキャビティに
はり付いている成形品が可動金型から押し離される。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。図1は型閉めされた状態の金型開閉装置を表し
た部分断面図であり、図2は型開き状態での金型開閉装
置を表した部分断面図である。これらの図面で示されて
いるように、金型は固定金型(下型)10と可動金型
(上型)12とからなり、これらによって所定形状の成
形品16を鋳造するキャビティ14が構成されている。
また可動金型12には、その上面から下面に貫通させた
複数本の押出しピン18が設けられている。これらの各
押出しピン18の先端面は前記キャビティ14の一部に
位置しており、図2に示す型開き状態において各押出し
ピン18が押されると可動金型12のキャビティ14に
はり付いている成形品16が押し離されることとなる。
【0007】さて本実施例の金型開閉装置は、型開き後
の可動金型12を固定金型10の位置から成形品16の
取り出し位置まで移送できるタイプである。そこで可動
金型12の上方には、移送機構(図示外)に結合された
プレート形状の支持体28が配置されており、この支持
体28の下面中央に固定された連結棒31の下端部と可
動金型12の上面中央に固定された連結板32とが一体
的に結合されている。つまり支持体28と可動金型12
とは、前記連結棒31及び連結板32からなる連結部材
30によって連結されている。
【0008】前記支持体28と可動金型12との間に
は、この可動金型12に対して開閉動作(昇降動作)を
与えるための複数個の離型用シリンダ20(油圧シリン
ダ)が配置されており、各離型用シリンダ20における
作動ロッド22の先端部は支持体28の下面にそれぞれ
結合されている。また各離型用シリンダ20の下端部に
はプレート24が結合され、さらにこのプレート24を
介して離型用シリンダ20と同数のデッドストッパー2
6が結合されている。これらのデッドストッパー26は
離型用シリンダ20と同軸線上に配置されており、それ
ぞれの下端部は可動金型12の貫通孔12aにそれぞれ
挿通されている。なお図1の型閉め状態においては、各
デッドストッパー26の下端面が固定金型10の上面に
当たっており、これによって各離型用シリンダ20に加
わる軸線方向の荷重は固定金型10で受けられることと
なる。
【0009】前記プレート24は可動金型12の上方に
おいて前記の各押出しピン18と接触可能に対向してい
る。そしてこのプレート24は前記離型用シリンダ20
のチューブ側に支持されているのであり、これと相対的
な動きをする前記連結棒31はプレート24の中央部を
互いに干渉しないように貫通している。
【0010】つづいて前記のように構成された金型開閉
装置の作用について説明する。まず図1の状態から型開
きを行うには、前記の各離型用シリンダ20における作
動ロッド22を突出動作させることにより、前記支持体
28及び連結部材30(連結棒31及び連結板32)を
通じて可動金型12が上昇する。このとき、各離型用シ
リンダ20に作用する軸方向の荷重(離型反力)は、前
記の各デッドストッパー26を通じて固定金型10で受
けもたれる。したがってこの型開きは、固定金型10の
もつ高い剛性によって離型反力が支えられた状態で安定
して行われる。なお成形品16は固定金型10と可動金
型12との離脱抵抗の違いなどにより、可動金型12に
はり付いた状態でこの可動金型12と共に上昇する。
【0011】このようにして可動金型12を上昇させ、
前記押出しピン18がプレート24の下面に軽く接触し
た時点で各離型用シリンダ20における作動ロッド22
の突出動作を止める。これが図2の状態であって、この
まま固定金型10を除く可動金型12の側の部材を成形
品16の取り出し位置まで移送する。そこで各離型用シ
リンダ20の作動ロッド22を再び突出動作させること
により、可動金型12と前記プレート24とが相対的に
接近して前記の各押出しピン18が押し下げられる。こ
れによって前記成形品16が可動金型12から押し離さ
れ、その取り出し箇所に落下する。以上によって型開き
から成形品16の取り出しまでの一連の作業を終える。
その後は可動金型12の側の部材を固定金型10の位置
に戻し、再び図1の型閉め状態にして鋳造作業を行う。
【0012】
【発明の効果】本発明は、固定金型が本来もっている剛
性を利用することにより、型開き時に離型用シリンダに
作用する荷重を支えるための専用部材を不要として設備
の小型化を図ることができる。また型開き後の可動金型
から成形品を押し離すための機能も前記離型用シリンダ
にもたせ、これによって装置をさらに小型にできるとと
もに製作コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】型閉め状態の金型開閉装置を表した部分断面図
である。
【図2】型開き状態の金型開閉装置を表した部分断面図
である。
【符号の説明】
10 固定金型 12 可動金型 14 キャビティ 16 成形品 18 押出しピン 20 離型用シリンダ 22 作動ロッド 24 プレート 28 支持体 30 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 隆之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山本 恭嗣 愛知県刈谷市朝日町二丁目一番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型用シリンダの作動により、固定金型
    に対して可動金型を開閉させる形式の金型開閉装置にお
    いて、 前記離型用シリンダは前記可動金型の上部において複数
    個配置されているとともに、各離型用シリンダはその軸
    線方向に加わる荷重が固定金型で受けられるようにそれ
    ぞれ支持され、また各離型用シリンダの作動ロッドは支
    持体によって共に結合され、この支持体と前記可動金型
    とが連結部材によって連結されていることを特徴とした
    金型開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記可動金型はそのキャビティにはり付
    いている成形品の押し離し可能な押出しピンを備えてい
    るとともに、この可動金型の上方には前記押出しピンと
    接触可能に対向したプレートが前記の各離型用シリンダ
    によって支持されていることを特徴とした請求項1記載
    の金型開閉装置。
JP32812893A 1993-12-24 1993-12-24 金型開閉装置 Pending JPH07178508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32812893A JPH07178508A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 金型開閉装置

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JP32812893A JPH07178508A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 金型開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07178508A true JPH07178508A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18206806

Family Applications (1)

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JP32812893A Pending JPH07178508A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 金型開閉装置

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JP (1) JPH07178508A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061488A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Toshiba Mach Co Ltd 成形機
CN112454828A (zh) * 2020-10-04 2021-03-09 宫庆标 一种注塑模具顶出装置

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