JPH07178468A - 折曲げ機のバックストップ装置 - Google Patents

折曲げ機のバックストップ装置

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JPH07178468A
JPH07178468A JP32379193A JP32379193A JPH07178468A JP H07178468 A JPH07178468 A JP H07178468A JP 32379193 A JP32379193 A JP 32379193A JP 32379193 A JP32379193 A JP 32379193A JP H07178468 A JPH07178468 A JP H07178468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
abutting
backstop
tip
abutting member
Prior art date
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Pending
Application number
JP32379193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kojima
浩之 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH07178468A publication Critical patent/JPH07178468A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの形状や大きさなどに合った突き当て
部材の交換を容易にする。 【構成】 折曲げ加工すべきワーク5の先端を突き当て
ることにより折曲げ位置を位置決めする折曲げ機のバッ
クストップ装置において、バックストップ本体7の先端
部に、ワーク5の形状や大きさなどに応じて選択した突
き当て部材11をロック機構10を介して着脱自在に取
付けたもので、ワーク5の形状や大きさなどに合った突
き当て部材11と容易に交換することができるため、作
業能率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板状のワークを折曲げ
加工する折曲げ機のバックストップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プレスブレーキのような折曲げ機に
は、ワークの先端を突き当てることにより折曲げ位置を
位置決めするバックストップ装置が設けられている。ま
た従来のバックストップ装置には例えば実開平3−31
016号公報のように、突き当て部材に対して突き当て
パッドが調整ねじにより調整できるようにしたものや、
実公平2−44885号公報のように突き当て補助部材
が出没自在に形成されているもの、もしくは実開平3−
51912号公報のように、アクチュエータによりバッ
クストップが上下方向へ回動自在となったものが提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のバッ
クストップ装置では、バックストップ本体に対してワー
ク突き当て部が固着具などの手段で取付けられているた
め、ワーク先端形状に応じてワーク突き当て部を交換す
る場合、その都度固着具などを取外して交換しなければ
ならず、交換に多くの時間を要して作業能率が悪い不具
合があった。また予めワーク突き当て部の形状を変えた
バックストップ本体を複数種類用意して、ワークの形状
が変る毎にバックストップ本体を交換する方法もある
が、この方法ではバックストップ本体ごと交換するた
め、コストがかかる不具合があった。この発明はかかる
従来の不具合を改善するためになされたもので、ワーク
突き当て部の交換が容易な折曲げ機のバックストップ装
置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、折曲げ加工すべきワークの先端を突き当
てることにより折曲げ位置を位置決めする折曲げ機のバ
ックストップ装置において、バックストップ本体の先端
部に、ワークの形状や大きさなどに応じて選択した突き
当て部材をロック機構を介して着脱自在に取付けたもの
である。
【0005】
【作 用】上記構成によりワークに合った突き当て部
材の交換が短時間で容易に行えると共に、ワークの位置
決めがワークに合った突き当て部材により精度よく行え
る。
【0006】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1は折曲げ機を示すもので、この図で1は折
曲げ機本体、2は折曲げ機本体1の上部に上下動自在に
設けられたラムを示す。上記ラム2の下部には上型3が
取付けられていて、この上型3と、上記折曲げ機本体1
のテーブル1a上に固定された下型4の間で、板状のワ
ーク5を折曲げ加工できるようになっている。
【0007】また図2は上記ワーク5の先端を突き当て
ることにより折曲げ位置を位置決めするバックストップ
装置で、前後及び上下方向へ移動自在な横杆6に複数の
バックストップ本体7が間隔調整自在に取付けられてい
る。上記各バックストップ本体7は基端部がピン8によ
り枢着されていて、このピン8を中心に上方向へ回動自
在となっていると共に、調整自在なストッパ9により水
平位置に保持されている。
【0008】一方上記バックストップ本体7の先端にロ
ック機構10を介して突き当て部材11が着脱自在に取
付けられている。上記ロック機構10は図5に示すよう
にバックストップ本体7の端面に植設された複数のロッ
クピン10aを有しており、各ロックピン10aの基端
部は上ねじ12により固定されていると共に、ロックピ
ン10aの先端には、小径な首部10b側にテーパ面1
0cを有する頭部10dが形成されていて、これら頭部
10dを突き当て部材11側のピン孔11aに挿入する
ようになっている。突き当て部材11側のピン孔11a
近傍には、圧縮ばね10eによりピン孔11a側へ付勢
された球体10fが設けられていて、ピン孔11aにロ
ックピン10aの頭部10dを挿入することにより、球
体10fがテーパ面10cに圧接されて、バックストッ
プ本体7に対して突き当て部材11が係止されるように
なっている。
【0009】また上記突き当て部材11はアタッチメン
ト化されていて、曲げ加工すべきワーク5の先端形状や
脚長に応じて例えば図6ないし図11に示すものが予め
用意されている。
【0010】図6の(イ)に示す突き当て部材11は標
準的なもので、突き当て面11bにワーク5の先端を図
6の(ロ)に示すように突き当て折り曲げ位置を位置決
めするようになっている。
【0011】図7の(イ)に示す突き当て部材11は、
ワーク5の先端から折曲げ位置までの長さ(脚長)が長
いワーク5を位置決めする際使用する突き当て部材11
で、突き当て面11bの下側にワーク5の先端を下方よ
り支持する受け11cが形成されている。これによって
脚長の長いワーク5を図7の(ロ)に示すように突き当
て面11bに突き当てる際、ワーク5の先端が下方撓む
ことがないため、位置決めが容易かつ正確に行える。
【0012】図8の(イ)に示す突き当て部材11は薄
物、小物で脚長の短いワーク5を位置決めするもので、
突き当て部材11の先端が薄厚となっていることから、
図8の(ロ)に示すように突き当て位置が一定となるた
め、精度よく突き当てることができる。
【0013】図9の(イ)に示す突き当て部材11は、
突き当て面11bに複数の凹部11dが形成されたもの
で、タレットパンチプレスによる追抜き加工で加工され
たワーク5やミクロジョイント加工されたワーク5のよ
うに先端に図9の(ロ)に示すような突起5aを有する
ワーク5を位置決めするもので、突起5aのピッチに合
せて凹部11dが形成されている。
【0014】図10の(イ)に示す突き当て部材11
は、ワーク5の先端に図10の(ロ)に示すような大き
な突出部5bがある場合、これを避けてワーク5を位置
決めする場合に使用するもので、先端部が幅狭となって
いて、左右一対で比較的大きなワーク5の位置決めを行
うようになっている。
【0015】図11の(イ)に示す突き当て部材11
は、標準的な突き当て部材11の側面にサイドストッパ
11eを突設したもので、図11の(ロ)に示すように
箱曲げされたワーク5の左右方向の位置合せを行う際、
このサイドストッパ11eにワーク5の側縁を当接する
ことにより、左右の位置合せが容易に行えるようになっ
ている。
【0016】次に作用を説明すると、ワーク5の折曲げ
加工に当って、ワーク5の形状や大きさなどに応じて図
6ないし図11に示す突き当て部材11から目的とする
突き当て部材11を選択し、選択した突き当て部材11
のピン孔11aをバックストッパ本体7側のロックピン
10aに挿入する。これによってバックストップ本体7
に対して突き当て部材11が取付けられていると共に、
テーパ面10cに圧接された球体10fの作用により突
き当て部材11の端面がバックストップ本体7の端面に
押し付けられるため、精度よく取付けることができる。
【0017】突き当て部材11の取付けが完了したら、
曲げ加工すべきワーク5の先端を突き当て部材11の突
き当て面11bに突き当てて折曲げ位置を位置決めする
もので、予めワーク5に適した突き当て部材11を取付
けているので、折曲げ位置の位置決めが容易かつ精度よ
く行えるようになる。
【0018】なお上記実施例ではロック機構10を、テ
ーパ面10cを有するロックピン10aと、圧縮ばね1
0eによりテーパ面10cに圧接された球体10fによ
り構成したが、バックストップ本体7に対して突き当て
部材11が精度よく取付けられるものであれば上記構成
に限定されるものでないことは勿論である。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ワーク
や形状や大きさなどに応じて選択した突き当て部材をロ
ック機構によりバックストップ本体へ着脱自在に取付け
るようにしたことから、従来の固着具を外して交換する
ものに比べて交換作業が短時間で容易に行えるため、作
業能率が大変よい。また突き当て部材のみを交換するた
め、バックストップ本体全体を交換する場合に比べて経
済的であると共に、保管するためのスペースも少なくて
よいため、省スペース化が図れる。さらにワークの形状
や大きさなどに合った突き当て部材にワークの先端を突
き当てて位置決めを行うことから、位置決め作業が容易
かつ精度よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になるバックストップ装置
が設けられた折曲げ機の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】この発明の一実施例になるバックストップ装置
の平面図である。
【図4】この発明の一実施例になるバックストップ装置
の側面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図6】(イ)及び(ロ)は突き当て部材及びその使用
状態を示す説明図である。
【図7】(イ)及び(ロ)は突き当て部材及びその使用
状態を示す説明図である。
【図8】(イ)及び(ロ)は突き当て部材及びその使用
状態を示す説明図である。
【図9】(イ)及び(ロ)は突き当て部材及びその使用
状態を示す説明図である。
【図10】(イ)及び(ロ)は突き当て部材及びその使
用状態を示す説明図である。
【図11】(イ)及び(ロ)は突き当て部材及びその使
用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
5…ワーク、7…バックストップ本体、10…ロック機
構、10a…ロックピン、10c…テーパ面、10e…
圧縮ばね、10f…球体、11…突き当て部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲げ加工すべきワーク5の先端を突き
    当てることにより折曲げ位置を位置決めする折曲げ機の
    バックストップ装置において、バックストップ本体7の
    先端部に、ワーク5の形状や大きさなどに応じて選択し
    た突き当て部材11をロック機構10を介して着脱自在
    に取付けてなる折曲げ機のバックストップ装置。
  2. 【請求項2】 ロック機構10を先端側にテーパ面を有
    するロックピン10aと、圧縮ばね10eにより上記テ
    ーパ面10cに圧接された球体10fより構成してなる
    請求項1記載のバックストップ装置。
JP32379193A 1993-12-22 1993-12-22 折曲げ機のバックストップ装置 Pending JPH07178468A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32379193A JPH07178468A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 折曲げ機のバックストップ装置

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JP32379193A JPH07178468A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 折曲げ機のバックストップ装置

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JPH07178468A true JPH07178468A (ja) 1995-07-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069242A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Amada Co Ltd プレスブレーキ
IT201600105762A1 (it) * 2016-10-20 2018-04-20 Argesystems Srl Migliorata pressa piegatrice e metodo relativo
CN110102611A (zh) * 2019-05-13 2019-08-09 扬州市顺腾不锈钢照明器材有限公司 一种节省工作时间的钢板折边装置
CN116921513A (zh) * 2023-09-14 2023-10-24 广州市德晟机械有限公司 一种自动化吊耳折弯机

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