JPH07178021A - 掃除機 - Google Patents
掃除機Info
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- JPH07178021A JPH07178021A JP32827993A JP32827993A JPH07178021A JP H07178021 A JPH07178021 A JP H07178021A JP 32827993 A JP32827993 A JP 32827993A JP 32827993 A JP32827993 A JP 32827993A JP H07178021 A JPH07178021 A JP H07178021A
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- Japan
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- motor
- transmission line
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動送風機用のモータと回転ブラシ用のモー
タと交流電源間を接続している給電用の伝送線を利用す
ることによって、電力の供給と信号の伝送とを行うこと
ができる掃除機を提供することを目的としているもので
ある。 【構成】 モータノイズ除去回路４・５によりモータノ
イズを除去した伝送線３中に、信号発生手段８からの信
号に対しては高いインピーダンスを示すインピーダンス
アップ回路６・７を設ける。そして信号発生手段８から
の信号をこの伝送線３で伝送し、制御手段９がこの信号
を受けて目的に応じた信号に加工するようにして、給電
用の伝送線を利用して電力の供給と信号の伝送とを行う
ものである。
タと交流電源間を接続している給電用の伝送線を利用す
ることによって、電力の供給と信号の伝送とを行うこと
ができる掃除機を提供することを目的としているもので
ある。 【構成】 モータノイズ除去回路４・５によりモータノ
イズを除去した伝送線３中に、信号発生手段８からの信
号に対しては高いインピーダンスを示すインピーダンス
アップ回路６・７を設ける。そして信号発生手段８から
の信号をこの伝送線３で伝送し、制御手段９がこの信号
を受けて目的に応じた信号に加工するようにして、給電
用の伝送線を利用して電力の供給と信号の伝送とを行う
ものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電動送風機用のモータと
回転ブラシ用のモータを有する掃除機に関するものであ
る。
回転ブラシ用のモータを有する掃除機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】以下従来の掃除機について、図６に基づ
いて説明する。１は掃除機本体に設けている吸込圧を発
生する電動送風機に使用しているモータである。２は前
記掃除機本体に接続して使用する床ノズルに設けている
回転ブラシを駆動する回転ブラシ用のモータである。商
用交流電源１０と、前記モータ１・回転ブラシ用のモー
タ２間は給電用の伝送線３によって接続されている。２
３は図示していない手元スイッチに設けている制御信号
発生装置で、モータ１を制御する制御信号を発生してい
る。２４は前記制御信号を伝送するための伝送線であ
る。
いて説明する。１は掃除機本体に設けている吸込圧を発
生する電動送風機に使用しているモータである。２は前
記掃除機本体に接続して使用する床ノズルに設けている
回転ブラシを駆動する回転ブラシ用のモータである。商
用交流電源１０と、前記モータ１・回転ブラシ用のモー
タ２間は給電用の伝送線３によって接続されている。２
３は図示していない手元スイッチに設けている制御信号
発生装置で、モータ１を制御する制御信号を発生してい
る。２４は前記制御信号を伝送するための伝送線であ
る。
【０００３】以上の構成の従来の掃除機について、以下
その動作を説明する。回転ブラシ用のモータ２は、商用
交流電源１０の電力を給電する伝送線３から供給されて
回転する。モータ１は、手元スイッチから制御信号を伝
送するための伝送線２４を介して受けた制御信号発生装
置２３が発生する制御信号によって回転駆動される。以
上のように従来の掃除機に於いては、モータ１を駆動す
るための給電用の伝送線３と、回転ブラシ用のモータ２
を駆動用等の制御信号を伝送するための伝送線２４とを
別々に設けているものである。
その動作を説明する。回転ブラシ用のモータ２は、商用
交流電源１０の電力を給電する伝送線３から供給されて
回転する。モータ１は、手元スイッチから制御信号を伝
送するための伝送線２４を介して受けた制御信号発生装
置２３が発生する制御信号によって回転駆動される。以
上のように従来の掃除機に於いては、モータ１を駆動す
るための給電用の伝送線３と、回転ブラシ用のモータ２
を駆動用等の制御信号を伝送するための伝送線２４とを
別々に設けているものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の掃除
機に於いては、給電用の伝送線３と制御信号を伝送する
ための伝送線２４とを別々に設ける必要があるため、こ
れらの配線作業や、配線のための構造部品が増加する等
の課題を有しているものである。
機に於いては、給電用の伝送線３と制御信号を伝送する
ための伝送線２４とを別々に設ける必要があるため、こ
れらの配線作業や、配線のための構造部品が増加する等
の課題を有しているものである。
【０００５】本発明はこのような従来の方法が有してい
る課題を解決しようとするものであり、電動送風機用の
モータと回転ブラシ用のモータと交流電源間を接続して
いる給電用の伝送線を利用することによって、電力の供
給と信号の伝送とを行うことができる掃除機を提供する
ことを目的としているものである。
る課題を解決しようとするものであり、電動送風機用の
モータと回転ブラシ用のモータと交流電源間を接続して
いる給電用の伝送線を利用することによって、電力の供
給と信号の伝送とを行うことができる掃除機を提供する
ことを目的としているものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第一の手段は、吸込圧を発生する電動送風機
用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブラシ用のモ
ータと、商用交流電源と、商用交流電源と電動送風機用
のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続する伝送線と
を備え、前記伝送線に、伝送線インピーダンスを上昇す
るインピーダンスアップ回路と、モータノイズを除去す
るモータノイズ除去回路と、前記電動送風機用のモータ
を制御するための信号を発生する信号発生手段と、信号
発生手段からの信号を受けて前記電動送風機用のモータ
の制御を実行する制御手段を有した掃除機とするもので
ある。
の本発明の第一の手段は、吸込圧を発生する電動送風機
用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブラシ用のモ
ータと、商用交流電源と、商用交流電源と電動送風機用
のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続する伝送線と
を備え、前記伝送線に、伝送線インピーダンスを上昇す
るインピーダンスアップ回路と、モータノイズを除去す
るモータノイズ除去回路と、前記電動送風機用のモータ
を制御するための信号を発生する信号発生手段と、信号
発生手段からの信号を受けて前記電動送風機用のモータ
の制御を実行する制御手段を有した掃除機とするもので
ある。
【０００７】本発明の第二の手段は、吸込圧を発生する
電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブ
ラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と電
動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続す
る伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダン
スを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノイ
ズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除去す
るローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だけを
通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機用の
モータを制御するための信号を発生する制御信号発生装
置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電動送
風機用のモータを制御する制御回路を有した掃除機とす
るものである。
電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブ
ラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と電
動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続す
る伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダン
スを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノイ
ズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除去す
るローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だけを
通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機用の
モータを制御するための信号を発生する制御信号発生装
置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電動送
風機用のモータを制御する制御回路を有した掃除機とす
るものである。
【０００８】本発明の第三の手段は、吸込圧を発生する
電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブ
ラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と電
動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続す
る伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダン
スを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノイ
ズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除去す
るローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だけを
通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機用の
モータを制御するための信号を発生する制御信号発生装
置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電動送
風機用のモータを制御する制御回路を有した掃除機とす
るものである。
電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブ
ラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と電
動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続す
る伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダン
スを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノイ
ズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除去す
るローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だけを
通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機用の
モータを制御するための信号を発生する制御信号発生装
置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電動送
風機用のモータを制御する制御回路を有した掃除機とす
るものである。
【０００９】
【作用】本発明の第一の手段は、モータノイズ除去回路
によりノイズを除去した伝送線中に、信号発生手段から
の信号に対しては高いインピーダンスを示すインピーダ
ンスアップ回路を設けて信号発生手段からの信号をこの
伝送線で伝送し、制御手段がこの信号を受けて目的に応
じた信号に加工するようにして、給電用の伝送線を利用
して電力の供給と信号の伝送とを行うことができる掃除
機として作用するものである。
によりノイズを除去した伝送線中に、信号発生手段から
の信号に対しては高いインピーダンスを示すインピーダ
ンスアップ回路を設けて信号発生手段からの信号をこの
伝送線で伝送し、制御手段がこの信号を受けて目的に応
じた信号に加工するようにして、給電用の伝送線を利用
して電力の供給と信号の伝送とを行うことができる掃除
機として作用するものである。
【００１０】本発明の第二の手段は、ハイカットフィル
タがモータの高周波ノイズを除去し、ローカットフィル
タが商用交流周波数を除去し、電圧レベル検出回路が一
定レベル以下のノイズを除去して、伝送線中の制御信号
のみを取り出すものである。モータ制御回路がこの電圧
レベル検出回路の出力を受けて、電動送風機用のモータ
の回転数を制御するように作用する。
タがモータの高周波ノイズを除去し、ローカットフィル
タが商用交流周波数を除去し、電圧レベル検出回路が一
定レベル以下のノイズを除去して、伝送線中の制御信号
のみを取り出すものである。モータ制御回路がこの電圧
レベル検出回路の出力を受けて、電動送風機用のモータ
の回転数を制御するように作用する。
【００１１】本発明の第三の手段は、商用交流周波数の
電源に重畳した制御信号とハイカットフィルタによって
減衰したモータノイズの重畳した信号から、ローカット
フィルタが作用して交流電源周波数を除去し、更に第二
のローカットフィルタが作用して制御信号発生装置から
のパルス信号の立ち上がり部分のみを通過させた信号と
して、この信号を出力が逆相アンプの入力のモータノイ
ズと打ち消すレベルに設定した逆相アンプによって位相
を逆転して、この信号を加算回路を通して制御信号発生
装置からの制御信号だけとしているものである。この制
御信号をもとにして制御回路が電動送風機用のモータの
回転数を制御するものである。
電源に重畳した制御信号とハイカットフィルタによって
減衰したモータノイズの重畳した信号から、ローカット
フィルタが作用して交流電源周波数を除去し、更に第二
のローカットフィルタが作用して制御信号発生装置から
のパルス信号の立ち上がり部分のみを通過させた信号と
して、この信号を出力が逆相アンプの入力のモータノイ
ズと打ち消すレベルに設定した逆相アンプによって位相
を逆転して、この信号を加算回路を通して制御信号発生
装置からの制御信号だけとしているものである。この制
御信号をもとにして制御回路が電動送風機用のモータの
回転数を制御するものである。
【００１２】
【実施例】以下本発明の第一の手段の実施例の掃除機に
ついて図１に基づいて説明する。図において、１は掃除
機本体内に収容されている吸引力を発生するための電動
送風機に使用しているモータである。２は前記掃除機本
体に接続して使用する床ノズルに設けている回転ブラシ
を駆動する回転ブラシ用のモータである。前記モータ１
・回転ブラシ用のモータ２・商用交流電源１０間は伝送
線３によって接続されている。伝送線３には、前記モー
タ１が発生するモータノイズを除去する第一のモータノ
イズ除去回路４と、回転ブラシ用のモータ２から発生す
るモータノイズを除去する第二のモータノイズ除去回路
５を接続している。また６はモータ１側に設けている第
一のインピーダンスアップ回路で、信号周波数に対して
は高いインピーダンスを示す特性を備えている。７は回
転ブラシ用のモータ２側に設けた第二のインピーダンス
アップ回路で、前記第一のインピーダンスアップ回路６
と同様、信号周波数に対しては高いインピーダンスを示
す特性を有している。８は図示していない手元スイッチ
に設けている信号発生手段で、使用者の指示に応じた信
号を発生するものである。９は信号発生手段８からの信
号を受けてモータ１の回転数の制御を実行する制御手段
である。
ついて図１に基づいて説明する。図において、１は掃除
機本体内に収容されている吸引力を発生するための電動
送風機に使用しているモータである。２は前記掃除機本
体に接続して使用する床ノズルに設けている回転ブラシ
を駆動する回転ブラシ用のモータである。前記モータ１
・回転ブラシ用のモータ２・商用交流電源１０間は伝送
線３によって接続されている。伝送線３には、前記モー
タ１が発生するモータノイズを除去する第一のモータノ
イズ除去回路４と、回転ブラシ用のモータ２から発生す
るモータノイズを除去する第二のモータノイズ除去回路
５を接続している。また６はモータ１側に設けている第
一のインピーダンスアップ回路で、信号周波数に対して
は高いインピーダンスを示す特性を備えている。７は回
転ブラシ用のモータ２側に設けた第二のインピーダンス
アップ回路で、前記第一のインピーダンスアップ回路６
と同様、信号周波数に対しては高いインピーダンスを示
す特性を有している。８は図示していない手元スイッチ
に設けている信号発生手段で、使用者の指示に応じた信
号を発生するものである。９は信号発生手段８からの信
号を受けてモータ１の回転数の制御を実行する制御手段
である。
【００１３】以下本実施例の動作について説明する。モ
ータ１および回転ブラシ用のモータ２が回転すると、モ
ータノイズが発生する。第一のモータノイズ除去回路４
および第二のモータノイズ除去回路５は、それぞれのモ
ータノイズを除去するように作用するため、伝送線３の
第一のモータノイズ除去回路４と第二のモータノイズ除
去回路５との間にはモータノイズは存在しないものであ
る。従ってこの間に他の信号を乗せても、前記モータノ
イズと混在してノイズと信号が判別不可能になるという
事態は生じないものである。しかしこの状態では伝送線
３のインピーダンスが低いため、信号発生手段８からの
信号は低いインピーダンスを負荷にすることとなり大信
号が必要となってくるものである。このような大きな信
号を電源ラインを兼ねている伝送線３に乗せると、電源
に対して大きなノイズ電圧が発生して、他の電子機器に
妨害を与えることとなるものである。そこで本実施例で
は、更に第一のインピーダンスアップ回路６と第二のイ
ンピーダンスアップ回路７を挿入使用しているものであ
る。このため、第一のインピーダンスアップ回路６と第
二のインピーダンスアップ回路７の間は高いインピーダ
ンスを有したものとなっている。このため、微小の交流
信号を送ることが可能となるものである。こうして本実
施例では、伝送線３上の商用交流周波数の電源に微小信
号の正弦波或いはパルスなどの交流信号を重畳している
ものである。制御手段９はこの信号を受けて、制御手段
９に予め定めた基準に従ってこの信号を処理し、使用者
の指示に応じた吸込力を実現するようにモータ１の回転
数を制御するものである。
ータ１および回転ブラシ用のモータ２が回転すると、モ
ータノイズが発生する。第一のモータノイズ除去回路４
および第二のモータノイズ除去回路５は、それぞれのモ
ータノイズを除去するように作用するため、伝送線３の
第一のモータノイズ除去回路４と第二のモータノイズ除
去回路５との間にはモータノイズは存在しないものであ
る。従ってこの間に他の信号を乗せても、前記モータノ
イズと混在してノイズと信号が判別不可能になるという
事態は生じないものである。しかしこの状態では伝送線
３のインピーダンスが低いため、信号発生手段８からの
信号は低いインピーダンスを負荷にすることとなり大信
号が必要となってくるものである。このような大きな信
号を電源ラインを兼ねている伝送線３に乗せると、電源
に対して大きなノイズ電圧が発生して、他の電子機器に
妨害を与えることとなるものである。そこで本実施例で
は、更に第一のインピーダンスアップ回路６と第二のイ
ンピーダンスアップ回路７を挿入使用しているものであ
る。このため、第一のインピーダンスアップ回路６と第
二のインピーダンスアップ回路７の間は高いインピーダ
ンスを有したものとなっている。このため、微小の交流
信号を送ることが可能となるものである。こうして本実
施例では、伝送線３上の商用交流周波数の電源に微小信
号の正弦波或いはパルスなどの交流信号を重畳している
ものである。制御手段９はこの信号を受けて、制御手段
９に予め定めた基準に従ってこの信号を処理し、使用者
の指示に応じた吸込力を実現するようにモータ１の回転
数を制御するものである。
【００１４】以上のようにして本実施例によれば、伝送
線３を使用してモータ１の制御等を実行することができ
るものである。
線３を使用してモータ１の制御等を実行することができ
るものである。
【００１５】次に本発明の第二の手段の実施例の掃除機
について図２に基づいて説明する。図において、１１は
モータ１側に設けた第一のコイルで、前記実施例の第一
のインピーダンスアップ回路を構成しており、信号周波
数に対しては高いインピーダンスを示すものである。１
２は回転ブラシ用のモータ２側に設けている第二のコイ
ルで、前記実施例の第二のインピーダンスアップ回路を
構成しているものである。１３は第一のハイカットフィ
ルタで、前記第一のコイル１１及び第三のコイル１３ａ
及び第一のコンデンサー１３ｂからなっている。１４は
第二のハイカットフィルタで、前記第二のコイル１２及
び第四のコイル１４ａ及び第二のコンデンサー１４ｂか
ら成っている。１５はモータ１の回転数を制御する制御
信号を発生する制御信号発生装置であり、本実施例では
商用交流周波数の一定位相に於いてパルスを発生するパ
ルス発生回路を使用している。１６は商用交流周波数を
除去するローカットフィルタ、１７は一定電圧以上の信
号は通過し、一定電圧以下の信号は遮断する電圧レベル
検出回路である。１８は前記電圧レベル検出回路１７の
出力を受けて動作するモータ制御回路であり、その入力
パルスによってモータ１が有しているトライアックを駆
動するものである。
について図２に基づいて説明する。図において、１１は
モータ１側に設けた第一のコイルで、前記実施例の第一
のインピーダンスアップ回路を構成しており、信号周波
数に対しては高いインピーダンスを示すものである。１
２は回転ブラシ用のモータ２側に設けている第二のコイ
ルで、前記実施例の第二のインピーダンスアップ回路を
構成しているものである。１３は第一のハイカットフィ
ルタで、前記第一のコイル１１及び第三のコイル１３ａ
及び第一のコンデンサー１３ｂからなっている。１４は
第二のハイカットフィルタで、前記第二のコイル１２及
び第四のコイル１４ａ及び第二のコンデンサー１４ｂか
ら成っている。１５はモータ１の回転数を制御する制御
信号を発生する制御信号発生装置であり、本実施例では
商用交流周波数の一定位相に於いてパルスを発生するパ
ルス発生回路を使用している。１６は商用交流周波数を
除去するローカットフィルタ、１７は一定電圧以上の信
号は通過し、一定電圧以下の信号は遮断する電圧レベル
検出回路である。１８は前記電圧レベル検出回路１７の
出力を受けて動作するモータ制御回路であり、その入力
パルスによってモータ１が有しているトライアックを駆
動するものである。
【００１６】以下本実施例の動作について説明する。モ
ータ１が発生するノイズは第一のハイカットフィルタ１
３で、回転ブラシ用のモータ２が発生するノイズは第二
のハイカットフィルタ１４が遮断している。また前記第
一のハイカットフィルタ１３を構成している第一のコイ
ル１１は第一のインピーダンスアップ回路を構成してお
り、第二のハイカットフィルタを構成している第二のコ
イル１２は第二のインピーダンスアップ回路を構成して
いるものである。この第一のコイル１１・第二のコイル
１２によって高周波インピーダンスが高められ、第一の
ハイカットフィルタ１３・第二のハイカットフィルタ１
４によって各モータのノイズが除去されている伝送線３
に、制御信号発生装置１５を構成しているパルス発生回
路がモータ１の回転数を制御する位相パルス信号を発生
する。
ータ１が発生するノイズは第一のハイカットフィルタ１
３で、回転ブラシ用のモータ２が発生するノイズは第二
のハイカットフィルタ１４が遮断している。また前記第
一のハイカットフィルタ１３を構成している第一のコイ
ル１１は第一のインピーダンスアップ回路を構成してお
り、第二のハイカットフィルタを構成している第二のコ
イル１２は第二のインピーダンスアップ回路を構成して
いるものである。この第一のコイル１１・第二のコイル
１２によって高周波インピーダンスが高められ、第一の
ハイカットフィルタ１３・第二のハイカットフィルタ１
４によって各モータのノイズが除去されている伝送線３
に、制御信号発生装置１５を構成しているパルス発生回
路がモータ１の回転数を制御する位相パルス信号を発生
する。
【００１７】図３は伝送線３上に前記制御信号発生装置
１５が発生した信号の状態を示している。ローカットフ
ィルタ１６の入力点であるＡでは、図３（ａ）に示して
いるように、商用周波数の定位相上に乗っているパルス
１５ａと、第一のハイカットフィルタ１３及び第二のハ
イカットフィルタ１４で減衰した後の僅かなモータノイ
ズ１６ａが重畳した波形の信号となっている。
１５が発生した信号の状態を示している。ローカットフ
ィルタ１６の入力点であるＡでは、図３（ａ）に示して
いるように、商用周波数の定位相上に乗っているパルス
１５ａと、第一のハイカットフィルタ１３及び第二のハ
イカットフィルタ１４で減衰した後の僅かなモータノイ
ズ１６ａが重畳した波形の信号となっている。
【００１８】この信号をローカットフィルタ１６を通す
ことによって、図３（ｂ）に示すような商用周波数の交
流信号が除去された波形がローカットフィルタ１６の出
力点Ｂに得られるものである。更にこの信号を電圧レベ
ル検出回路１７を通過させることによって、一定レベル
以下の信号が除去されて図３（ｃ）に示しているような
パルス信号１５ａが、電圧レベル検出回路１７の出力点
Ｃに得られるものである。
ことによって、図３（ｂ）に示すような商用周波数の交
流信号が除去された波形がローカットフィルタ１６の出
力点Ｂに得られるものである。更にこの信号を電圧レベ
ル検出回路１７を通過させることによって、一定レベル
以下の信号が除去されて図３（ｃ）に示しているような
パルス信号１５ａが、電圧レベル検出回路１７の出力点
Ｃに得られるものである。
【００１９】この信号は商用交流電源の一定位相に乗せ
ているパルスであり、モータ制御回路１８はこの信号に
基づいて、一定位相でモータ１が備えているトライアッ
クをオン駆動するものである。こうしてモータ１の回転
数を制御することができるものである。
ているパルスであり、モータ制御回路１８はこの信号に
基づいて、一定位相でモータ１が備えているトライアッ
クをオン駆動するものである。こうしてモータ１の回転
数を制御することができるものである。
【００２０】次に本発明の第三の手段の実施例の掃除機
について図４に基づいて説明する。図において、２１は
第二のローカットフィルタであり、制御信号発生装置１
５が発生したパルスの立ち上がり部分のみを出力するよ
うに作用している。２２は逆相アンプであり、入力を位
相反転すると共にその振幅の絶対値を第二のローカット
フィルタ２１の入力点Ｂと同一にするものである。２３
は第二のローカットフィルタ２２の入力信号と逆相アン
プ２２の出力を足し算する加算回路である。２４は加算
回路２３の出力を基にモータ１の回転数を制御する第二
の制御回路である。
について図４に基づいて説明する。図において、２１は
第二のローカットフィルタであり、制御信号発生装置１
５が発生したパルスの立ち上がり部分のみを出力するよ
うに作用している。２２は逆相アンプであり、入力を位
相反転すると共にその振幅の絶対値を第二のローカット
フィルタ２１の入力点Ｂと同一にするものである。２３
は第二のローカットフィルタ２２の入力信号と逆相アン
プ２２の出力を足し算する加算回路である。２４は加算
回路２３の出力を基にモータ１の回転数を制御する第二
の制御回路である。
【００２１】以下本実施例の動作について説明する。第
二のローカットフィルタ２１の出力点Ｄにおいては、図
５（ａ）に示しているように、ローカットフィルタ２１
の作用によって、モータのパルスの立ち上がり部分を示
す信号２１ａと、減衰したモータの高周波ノイズ１６ａ
とが出力されている。この信号を受けた逆相アンプ２２
は、図５（ｂ）に示しているように、前記図５（ａ）に
示している信号の位相を反転し、且つモータの高周波ノ
イズの振幅の絶対値をＢ点におけるモータノイズの振幅
の絶対値と等しい信号にして点Ｅに出力するものであ
る。この点Ｅの信号と点Ｄの出力とを加算回路２３で加
算すると、その出力点Ｆに於いては図５（ｃ）に示すよ
うに、Ｂ点で得られるパルス信号とほぼ等しいパルス信
号波形２２ａを得ることができるものである。この信号
が第二の制御回路２４に送られて、第二の制御回路２４
はこの信号に基づいてモータ１が有しているトライアッ
クをオン駆動するものである。こうしてモータ１の回転
数を制御することができるものである。
二のローカットフィルタ２１の出力点Ｄにおいては、図
５（ａ）に示しているように、ローカットフィルタ２１
の作用によって、モータのパルスの立ち上がり部分を示
す信号２１ａと、減衰したモータの高周波ノイズ１６ａ
とが出力されている。この信号を受けた逆相アンプ２２
は、図５（ｂ）に示しているように、前記図５（ａ）に
示している信号の位相を反転し、且つモータの高周波ノ
イズの振幅の絶対値をＢ点におけるモータノイズの振幅
の絶対値と等しい信号にして点Ｅに出力するものであ
る。この点Ｅの信号と点Ｄの出力とを加算回路２３で加
算すると、その出力点Ｆに於いては図５（ｃ）に示すよ
うに、Ｂ点で得られるパルス信号とほぼ等しいパルス信
号波形２２ａを得ることができるものである。この信号
が第二の制御回路２４に送られて、第二の制御回路２４
はこの信号に基づいてモータ１が有しているトライアッ
クをオン駆動するものである。こうしてモータ１の回転
数を制御することができるものである。
【００２２】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、吸込圧を発生す
る電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転
ブラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と
電動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続
する伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダ
ンスを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノ
イズを除去するモータノイズ除去回路と、前記電動送風
機用のモータを制御するための信号を発生する信号発生
手段と、信号発生手段からの信号を受けて前記電動送風
機用のモータを制御する制御手段を有した構成として、
電動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータと交流電
源間を接続している給電用の伝送線を利用することによ
って、電力の供給と信号の伝送とを行うことができる掃
除機を実現するものである。
る電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転
ブラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と
電動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続
する伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダ
ンスを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノ
イズを除去するモータノイズ除去回路と、前記電動送風
機用のモータを制御するための信号を発生する信号発生
手段と、信号発生手段からの信号を受けて前記電動送風
機用のモータを制御する制御手段を有した構成として、
電動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータと交流電
源間を接続している給電用の伝送線を利用することによ
って、電力の供給と信号の伝送とを行うことができる掃
除機を実現するものである。
【００２３】本発明の第二の手段は、吸込圧を発生する
電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブ
ラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と電
動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続す
る伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダン
スを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノイ
ズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除去す
るローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だけを
通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機用の
モータを制御するための信号を発生する制御信号発生装
置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電動送
風機用のモータを制御する制御回路を有した構成とし
て、前記第一の手段の具体構成を実現した掃除機とする
ものである。
電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回転ブ
ラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源と電
動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接続す
る伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピーダン
スを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータノイ
ズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除去す
るローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だけを
通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機用の
モータを制御するための信号を発生する制御信号発生装
置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電動送
風機用のモータを制御する制御回路を有した構成とし
て、前記第一の手段の具体構成を実現した掃除機とする
ものである。
【００２４】更に本発明の第三の手段は、吸込圧を発生
する電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回
転ブラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源
と電動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接
続する伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピー
ダンスを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータ
ノイズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除
去するローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だ
けを通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機
用のモータを制御するための信号を発生する制御信号発
生装置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電
動送風機用のモータを制御する制御回路を有した構成と
して、前記第二の手段よりも確実に信号伝達が行える掃
除機とするものである。
する電動送風機用のモータと、回転ブラシを駆動する回
転ブラシ用のモータと、商用交流電源と、商用交流電源
と電動送風機用のモータと回転ブラシ用のモータ間を接
続する伝送線とを備え、前記伝送線に、伝送線インピー
ダンスを上昇するインピーダンスアップ回路と、モータ
ノイズを除去するハイカットフィルタと、交流電源を除
去するローカットフィルタと、一定レベル以上の信号だ
けを通過させる電圧レベル検出回路と、前記電動送風機
用のモータを制御するための信号を発生する制御信号発
生装置と、制御信号発生装置からの信号を受けて前記電
動送風機用のモータを制御する制御回路を有した構成と
して、前記第二の手段よりも確実に信号伝達が行える掃
除機とするものである。
【図１】本発明の掃除機の第一の手段の実施例を示すブ
ロック図
ロック図
【図２】本発明の掃除機の第二の手段の実施例を示すブ
ロック図
ロック図
【図３】同各点に於ける電圧波形を示す波形図
【図４】本発明の掃除機の第三の手段の実施例を示すブ
ロック図
ロック図
【図５】同各点に於ける電圧波形を示す波形図
【図６】従来の掃除機を示すブロック図
１ 電動送風機用のモータ ２ 回転ブラシ用のモータ ３ 伝送線 ４ 第一のモータノイズ除去回路 ５ 第二のモータノイズ除去回路 ６ 第一のインピーダンスアップ回路 ７ 第二のインピーダンスアップ回路 ８ 信号発生手段 ９ 制御手段 １０ 商用交流電源 １１ 第一のコイル １２ 第二のコイル １３ 第一のハイカットフィルタ １４ 第二のハイカットフィルタ １５ 制御信号発生装置 １６ ローカットフィルタ １７ 電圧レベル検出回路 １８ モータ制御回路 ２１ 第二のローカットフィルタ ２２ 逆相アンプ ２３ 加算回路 ２４ 制御回路
Claims (3)
- 【請求項１】 吸込圧を発生する電動送風機用のモータ
と、回転ブラシを駆動する回転ブラシ用のモータと、商
用交流電源と、商用交流電源と電動送風機用のモータと
回転ブラシ用のモータ間を接続する伝送線とを備え、前
記伝送線に、伝送線インピーダンスを上昇するインピー
ダンスアップ回路と、モータノイズを除去するモータノ
イズ除去回路と、前記電動送風機用のモータを制御する
ための信号を発生する信号発生手段と、信号発生手段か
らの信号を受けて前記電動送風機用のモータの制御を実
行する制御手段を有した掃除機。 - 【請求項２】 吸込圧を発生する電動送風機用のモータ
と、回転ブラシを駆動する回転ブラシ用のモータと、商
用交流電源と、商用交流電源と電動送風機用のモータと
回転ブラシ用のモータ間を接続する伝送線とを備え、前
記伝送線に、伝送線インピーダンスを上昇するインピー
ダンスアップ回路と、モータノイズを除去するハイカッ
トフィルタと、交流電源を除去するローカットフィルタ
と、一定レベル以上の信号だけを通過させる電圧レベル
検出回路と、前記電動送風機用のモータを制御するため
の信号を発生する制御信号発生装置と、制御信号発生装
置からの信号を受けて前記電動送風機用のモータを制御
する制御回路を有した掃除機。 - 【請求項３】 吸込圧を発生する電動送風機用のモータ
と、回転ブラシを駆動する回転ブラシ用のモータと、商
用交流電源と、商用交流電源と電動送風機用のモータと
回転ブラシ用のモータ間を接続する伝送線とを備え、前
記伝送線に、伝送線インピーダンスを上昇するインピー
ダンスアップ回路と、モータノイズを除去するハイカッ
トフィルタと、交流電源を除去するローカットフィルタ
と、一定レベル以上の信号だけを通過させる電圧レベル
検出回路と、前記電動送風機用のモータを制御するため
の信号を発生する制御信号発生装置と、制御信号発生装
置からの信号を受けて前記電動送風機用のモータを制御
する制御回路を有した掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32827993A JPH07178021A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32827993A JPH07178021A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178021A true JPH07178021A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18208456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32827993A Pending JPH07178021A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07178021A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008079751A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32827993A patent/JPH07178021A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008079751A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |